JP2016220915A - 脈波検出装置、脈波検出方法、脈波検出システム、及び、プログラム - Google Patents

脈波検出装置、脈波検出方法、脈波検出システム、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】生体を撮影する撮影装置の光量が不足したときでも、生体の画像から脈波を検出する精度を向上させる。
【解決手段】脈波検出装置1において、生体領域抽出部15は、撮影装置により撮影された生体の画像に含まれる生体領域を抽出する。割合判定部16は、生体領域内の総画素に対する輝度値が所定値以上の画素の画素割合が所定の閾値以上か否かを判定する。光量調節部17は、画素割合が閾値未満であるときに、撮影装置による生体の撮影時の光量を調節して、画素割合を閾値以上に変化させる。代表値算出部18は、生体領域内で輝度値が所定値以上の画素の輝度値に基づいて、生体領域の輝度値の代表値を算出する。脈波検出部19は、輝度値の代表値に基づいて、生体の脈波を検出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮影装置により撮影された生体の脈波を検出する脈波検出装置、脈波検出方法、脈波検出システム、及び、プログラムに関する。
生体の脈波は、心臓の拍動に伴う血管の拍動(脈拍)の変化を表す波であり、血管の容積(体積)や血圧の変化を示す。この脈波は、生体の心電波形に代わるバイタル信号として利用されており、生体の状態を正確に把握するため、正確に検出することが求められている。脈波の検出に関し、例えば、指又は耳たぶ等の皮膚血管(末梢血管)の膨張・収縮を皮膚表面から光学的、電気的、又は、機械的にとらえることで、容積脈波が検出される。また、RGBカメラのイメージセンサにより、人の顔や指先を撮影した画像が取得されて、これら生体の画像に基づいて、容積脈波が検出される。具体的には、血管中のヘモグロビンの吸収ピークは、画像のG(Green)成分の信号帯域(G信号待機:500〜600nm)にあるため、G信号帯域の時系列変化を求めることで、容積脈波が検出される。
この生体の脈波に関し、従来、カメラにより撮影された画像の生体領域を複数のブロックに分割し、ブロック毎に算出した画素値の代表値に基づいて、生体の脈波を検出する脈波検出装置が知られている(特許文献1参照)。
ところが、特許文献1に記載された従来の脈波検出装置では、カメラの光量が不足したときに、S/N比の低い画像から、生体の脈波が検出される。この場合には、生体の脈波の検出精度に影響が生じて、脈波の検出精度が低下する虞がある。
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、生体を撮影する撮影装置の光量が不足したときでも、生体の画像から脈波を検出する精度を向上させることである。
本発明は、撮影装置により撮影された生体の画像に含まれる生体領域を抽出する抽出手段と、前記生体領域内の総画素に対する輝度値が所定値以上の画素の画素割合が所定の閾値以上か否かを判定する割合判定手段と、前記画素割合が前記閾値未満であるときに、前記撮影装置による前記生体の撮影時の光量を調節して、前記画素割合を前記閾値以上に変化させる光量調節手段と、前記生体領域内で前記輝度値が所定値以上の画素の輝度値に基づいて、前記生体領域の輝度値の代表値を算出する代表値算出手段と、前記代表値に基づいて、前記生体の脈波を検出する検出手段と、を備えた脈波検出装置である。
本発明によれば、生体を撮影する撮影装置の光量が不足したときでも、生体の画像から脈波を検出する精度を向上させることができる。
本実施形態の脈波検出装置を示す概略構成図である。 本実施形態の脈波検出装置の機能ブロック図である。 本実施形態の脈波検出装置による生体領域の抽出について説明するための図である。 本実施形態の脈波検出装置におけるカメラの光量の調節について説明するための図である。 本実施形態の脈波検出装置におけるカメラの光量の調節について説明するための図である。 本実施形態の脈波検出装置における生体の脈波の検出について説明するための図である。 本実施形態の脈波検出装置による生体の脈波の検出手順を示すフローチャートである。 本実施形態の脈波検出装置による輝度値の代表値の算出手順を示すフローチャートである。 本実施形態の脈波検出装置により検出される脈波について説明するための図である。
本発明の脈波検出装置、脈波検出方法、脈波検出システム、及び、プログラムの一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の脈波検出装置及び脈波検出方法は、生体を撮影した画像を用いて、生体の脈波を検出する。脈波検出装置は、コンピュータを備えた情報処理装置(例えば、スマートフォン)からなり、生体である人の画像を取得して、人の脈波を検出する。また、脈波検出装置と脈波検出方法により、生体の脈波として、例えば、生体の容積脈波が検出される。
図1は、本実施形態の脈波検出装置1を示す概略構成図である。
図示のように、脈波検出装置1は、バス2により接続されたスピーカ3、ディスプレイ4、通信部5、操作部6、カメラ7、CPU(Central Processing Unit)8、ROM(Read Only Memory)9、RAM(Random Access Memory)10、及び、HDD(Hard Disk Drive)11を備えている。ディスプレイ4は、脈波検出装置1による脈波の検出結果(例えば、脈波、脈波に関するデータ)、及び、脈波検出装置1の操作に用いられる操作画面を表示する。通信部5は、外部装置と有線又は無線で通信する通信手段である。操作部6は、ユーザによる脈波検出装置1の操作に使用され、ユーザは、操作部6により、脈波の検出に関する各種の設定及びデータを入力する。
カメラ7は、生体の画像を撮影する撮影装置(撮影手段)の一例であり、生体である人の所定部を撮影する。ここでは、カメラ7は、CCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサを有するデジタルカメラであり、生体のカラー画像を所定時間間隔で順次撮影する。また、カメラ7は、少なくとも画像のR(Red)成分、G(Green)成分、B(Blue)成分の受光素子を有する。カメラ7の画像における画素の位置(画素位置)は、2つの整数m、nからなる座標(m、n)で表され、各画素位置(m、n)の画素の輝度値は、f(m、n)で表される。カメラ7により、成分毎の輝度の階調値に応じて、各画素の成分毎の輝度値f(m、n)が取得される。
CPU8は、各種の情報処理(演算処理)を実行して脈波検出装置1を制御する制御手段であり、脈波の検出処理を実行する。ROM9は、CPU8により実行されるプログラム等を記憶し、RAM10は、CPU8による情報処理に必要なデータを一時的に記憶する。HDD11は、脈波検出装置1の記憶装置(記憶手段)であり、例えば、脈波の検出処理に関する各種の設定、条件、データを記憶する。また、HDD11は、カメラ7により順次撮影される生体の画像、脈波の検出結果、脈波情報、及び、脈波検出プログラム12を記憶する。
脈波検出装置1は、CPU8により脈波検出プログラム12を実行することで得られる機能実現手段として、以下説明する複数の手段を備えている。CPU8は、脈波検出プログラム12をHDD11から読み出して、RAM10に展開する。これにより、脈波検出プログラム12が脈波検出プロセス13として機能する。また、CPU8は、脈波を検出するための複数の手段として機能し、カメラ7から取得した生体の画像とHDD11から取得したデータに基づいて、脈波の検出処理を実行する。
図2は、本実施形態の脈波検出装置1の機能ブロック図である。
図示のように、脈波検出装置1は、画像取得部14と、生体領域抽出部15と、割合判定部16と、光量調節部17と、代表値算出部18と、脈波検出部19を備えている。画像取得部14は、カメラ7により撮影された生体の画像を取得する取得手段であり、カメラ7から、生体の所定部の撮影画像を取得する。ここでは、カメラ7は、生体の画像として人の顔を撮影するとともに、静止した人の顔を所定時間間隔で連続して、かつ、それぞれ同じ状態で撮影する。画像取得部14は、生体の画像として人の顔の画像(画像データ)を順次取得する。
生体領域抽出部15は、生体の画像に含まれる所定の生体領域を抽出する抽出手段である。生体領域は、画像内における生体の脈波を検出する脈波検出領域(ROI:Region Of Interest)であり、画像の生体が位置する部分内の所定領域である。生体領域抽出部15は、画像取得部14により取得された生体の画像に基づいて、生体領域を検出して、画像毎に生体領域を抽出する。
図3は、本実施形態の脈波検出装置1による生体領域の抽出について説明するための図であり、生体である人の顔の画像20を示している。
図示のように、まず、生体領域抽出部15は、生体が撮影された画像20(図3A参照)に基づいて、画像20の顔の領域(顔領域21)を検出する。その際、生体領域抽出部15は、画像処理により人の顔を検出する顔検出処理(顔検出アルゴリズム)により、画像20に撮影された人の顔を認識して、画像20の顔領域21を検出する。例えば、Haar−like特徴を用いた顔検出処理では、顔の部分的な特徴を白黒の矩形領域と矩形領域の配置とで表し、顔を構成する目、鼻、及び、口の特徴点を抽出して、顔領域21を検出する。このような周知の顔検出処理により、生体領域抽出部15は、人の顔が撮影された画像20の顔領域21を検出する。
続いて(図3B参照)、生体領域抽出部15は、顔領域21から、脈波の検出精度に影響を与える部分(目、眉、輪郭等)を削除して、画像20に含まれる生体領域22を抽出する。例えば、目の位置は、周知の目検出処理(目検出アルゴリズム)により検出され、眉の位置は、目の位置に対する眉の相対位置に基づいて検出される。また、顔の輪郭は、周知の輪郭検出処理(輪郭検出アルゴリズム)により検出され、例えば、画素の輝度値の変化、又は、隣接する画素の輝度値の差に基づいて検出される。このようにして、生体領域抽出部15は、脈波を検出可能な画像20の領域を検出して、画像20から生体領域22を抽出する。
割合判定部16(図2参照)は、生体領域22内の画素に関する割合(画素割合)が所定の閾値以上か否かを判定する判定手段である。画素割合は、画像20の生体領域22内で所定の脈波検出条件を満たす画素の割合であり、具体的には、生体領域22内の総画素(総画素数)に対する、輝度値(ここでは、G成分の輝度値)が所定値以上の画素(画素数)の割合である。輝度値の判定に用いる所定値は、脈波の検出に使用可能な輝度値の下限値(下限輝度値)であり、割合判定部16は、所定値として所定の下限輝度値を取得する。割合判定部16は、生体領域22内の総画素数と輝度値が所定値以上の画素数に基づいて画素割合を算出する。また、割合判定部16は、画素割合と閾値とを比較し、比較結果に基づいて、画素割合が閾値以上か否かを判定する。画素割合の閾値には、例えば、生体の脈波を検出可能な画素割合の下限値(下限割合)が設定される。
光量調節部17は、カメラ7の光量を調節する調節手段であり、カメラ7を制御して、撮影時のカメラ7が受光する光量を調節する。ここでは、光量調節部17は、カメラ7の絞りを制御して変更し、撮影時のカメラ7の絞りを調節することで、光量を制御する。割合判定部16により画素割合が所定の閾値未満であると判定されたときに、光量調節部17が、カメラ7による生体の撮影時の光量を調節して、カメラ7の光量を確保し、画素割合を閾値以上に変化させる。これにより、画素割合が閾値以上になり、脈波の検出に使用可能な輝度値の画素の数が確保される。
図4、図5は、本実施形態の脈波検出装置1におけるカメラ7の光量の調節について説明するための図である。図4Aは、光量の調節前の生体の画像20であり、図4Bは、光量の調節前の生体領域22内における輝度値のヒストグラムである。図5Aは、光量の調節後の生体の画像20であり、図5Bは、光量の調節後の生体領域22内における輝度値のヒストグラムである。図4B、図5Bに示すヒストグラムにおいて、横軸のvalは画素の輝度値であり、縦軸のP(val)は各輝度値の発生頻度(各輝度値の画素の数)である。例えば、8ビットの画素では、輝度値は0〜255である。
図示のように、生体の画像20に基づいて作成された輝度値のヒストグラムから、輝度値の分布が把握される。図4Aに示す画像20では、全ての輝度値が所定値(Th)未満であり(図4B参照)、割合判定部16により、画素割合が閾値未満であると判定される。この場合には、光量調節部17は、画素割合が閾値以上になるように、カメラ7の絞りを変更して、カメラ7の光量を調節する。その結果、図5Aに示す光量の調節後の画像20では、輝度値の分布が、光量の調節前の分布から輝度値が大きくなる方向に変化し(図5B参照)、画素割合が、閾値以上に変化する。その際、光量調節部17は、次の条件式(数1)の条件を満たすように、カメラ7のレンズの絞りを変更して調節する。
Figure 2016220915
条件式(数1)において、valは、画像20の生体領域22内の画素の輝度値であり、P(val)は、各輝度値(val)の発生頻度である。また、Pixは、生体領域22内の総画素数であり、Thは、輝度値の判定に用いる所定値(下限輝度値)である。Xは、画素割合の閾値であり、0より大きく1未満の数(0<X<1)である。ThとXは、予め設定されてHDD11に記憶される。
代表値算出部18(図2参照)は、生体領域22の輝度値の代表値を算出する算出手段であり、画像20の生体領域22内で輝度値が所定値以上である画素の輝度値に基づいて、生体領域22の画素の輝度値の代表値を算出する。輝度値の代表値は、生体領域22内に位置する画素の輝度値を代表する値であり、生体領域22の全体としての輝度値を表す。割合判定部16により画素割合が所定の閾値以上であると判定されたときに、代表値は、代表値算出部18により、所定の代表値の算出式に基づいて算出される。その際、代表値算出部18は、生体領域22内における所定値以上の画素の輝度値を取得し、取得した輝度値を用いて代表値を算出する。
Figure 2016220915
算出式(数2)は、代表値の算出式の一例である。(数2)において、gは、生体領域22の輝度値の代表値であり、Wは、生体領域22に含まれる画素の画素位置群を示す。輝度値の代表値は、Wに含まれる画素位置(m、n)についての{y(m、n)/cnt}の総和である。f(m、n)は、画素位置(m、n)の画素の輝度値であり、Thは、輝度値の判定に用いる所定値(下限輝度値)である。Maxは、カメラ7の最大輝度値であり、例えば、8ビットの画素では255である。cntは、輝度値がMax未満かつTh以上の画素(Max>f(m、n)≧Th)の数である。(Max>f(m、n)≧Th)の条件に伴い、代表値の算出に用いる輝度値(f(m、n))から、脈波の情報を含まないとみなされるカメラ7の最大輝度値(Max)が除かれる。
算出式(数2)により、代表値算出部18は、生体領域22の全画素のうちの輝度値が所定値(下限輝度値)以上の画素の輝度値に基づいて、生体領域22の輝度値の代表値を算出する。その際、代表値算出部18は、輝度値が所定値以上の画素の輝度値からカメラ7の最大輝度値を除いた画素の輝度値に基づいて、代表値を算出する。脈波検出部19は、脈波の検出手段であり、算出された輝度値の代表値に基づいて、生体の脈波を検出する。
図6は、本実施形態の脈波検出装置1における生体の脈波の検出について説明するための図である。図6において、tは時間である。
図示のように、代表値算出部18は、カメラ7により順次撮影された生体の画像20(図6A参照)に基づいて、生体領域22の輝度値の代表値を順次算出する。脈波検出部19は、生体の画像20に基づく輝度値の代表値を順次取得して、代表値を順次蓄積し、蓄積された複数の代表値に基づいて、生体の脈波を検出する。
ここで、血管中のヘモグロビンによる光の吸収ピークは、画像20のG成分に対応しており、生体の脈波は、画像20に含まれる生体領域22の画素のG成分の変化(ヘモグロビン量の変動)から検出される。そのため、本実施形態の脈波検出装置1では、以上説明した脈波の検出処理を、生体領域22の画素のG成分の輝度値に基づいて実行する。割合判定部16、光量調節部17、代表値算出部18、及び、脈波検出部19は、G成分の輝度値を対象として、それぞれの処理等を実行する。例えば、画素割合は、生体領域22内の総画素に対するG成分の輝度値が所定値以上の画素の割合であり、代表値算出部18は、生体領域22の画素のG成分の輝度値に基づいて、生体領域22のG成分の輝度値の代表値を算出する。
脈波検出部19は、G成分の輝度値の代表値を順次蓄積して、代表値の蓄積時間が所定時間に達したか否かを判定し、代表値を所定時間にわたって蓄積する。図6Bは、代表値の時系列データを示すグラフであり、時間の経過に伴う代表値の変化を示している。脈波検出部19は、フーリエ変換により、代表値の時系列データを周波数データに変換する。図6Cは、フーリエ変換された周波数データを示すグラフであり、代表値の変化に関する周波数の分布を示している。脈波検出部19は、バンドパスフィルタにより、フーリエ変換された周波数データから脈波の周波数データを選別して、脈波の検出に用いる周波数データを取得する。
バンドパスフィルタは、所定の周波数帯域(バンドパス帯域K)の周波数のみ通し、他の周波数帯域の周波数を周波数データから取り除く。ここでは、バンドパス帯域Kは、脈波の周波数帯域(例えば、0.75Hz〜3.3Hz)である。続いて、脈波検出部19は、逆フーリエ変換により、バンドパスフィルタを通った周波数データを代表値の時系列データに変換する。図6Dは、逆フーリエ変換された代表値の時系列データであり、生体の脈波を示している。これにより、脈波検出部19は、生体の脈波を検出して、脈波、及び、脈波の時系列データを取得する。脈波検出装置1は、以上説明した各部(各手段)14〜19(図2参照)により、所定の手順で、脈波の検出処理を実行する。
図7は、本実施形態の脈波検出装置1による生体の脈波の検出手順を示すフローチャートである。
図示のように、生体の脈波の検出処理を開始したときに、画像取得部14により、カメラ7により撮影された生体(ここでは、人の顔)の画像20を取得する(S101)。続いて、生体領域抽出部15により、取得した画像20から顔領域21を検出し、カメラ7により撮影された生体の画像20に含まれる生体領域22を抽出する(S102)。次に、代表値算出部18により、生体領域22の画像20に基づいて、生体領域22内の輝度値の代表値を算出する(S103)。
図8は、本実施形態の脈波検出装置1による輝度値の代表値の算出手順を示すフローチャートである。
図示のように、代表値の算出手順では、割合判定部16により、画像20の生体領域22内の輝度値(G成分の輝度値)を判定して(S201)、生体領域22内の輝度値が所定範囲であるか否かを判定する(S202)。具体的には、まず、割合判定部16は、生体領域22内の総画素に対する輝度値が所定値以上の画素の画素割合を算出し、画素割合が所定の閾値以上か否かを判定する。その結果、画素割合が所定の閾値未満であると判定されたときに、割合判定部16は、生体領域22内の輝度値が所定範囲でないと判定する(S202、No)。この場合には、光量調節部17により、カメラ7による生体の撮影時の光量を調節して、画素割合を閾値以上に変化させる。
光量調節部17は、画素割合が閾値以上になるように、カメラ7の絞りを変更して、カメラ7の絞りにより光量を増加させる(S203)。その後、光量を調節したカメラ7により、生体の画像20を取得する(図7のS101)。これに対し、画素割合が閾値以上であると判定されたときには、割合判定部16は、生体領域22内の輝度値が所定範囲であると判定する(S202、Yes)。この場合には、代表値算出部18により、所定範囲の輝度値を用いて、輝度値の代表値を算出する(S204)。代表値算出部18は、生体領域22内で輝度値が所定値以上の画素の輝度値に基づいて、生体領域22の輝度値の代表値を算出する。
続いて(図7参照)、脈波検出部19により、輝度値の代表値を所定時間にわたって蓄積したか否かを判定する(S104)。その結果、代表値を所定時間にわたって蓄積していないと判定されたときには(S104、No)、次の画像20を取得して、次の画像20に基づいて、生体領域22の輝度値の代表値を算出する。この代表値の算出処理(S101〜S103)を所定時間にわたって繰り返し行うことで、脈波検出部19は、輝度値の代表値を所定時間間隔で取得して、輝度値の代表値を順次蓄積する。
代表値を所定時間にわたって蓄積したと判定されたときには(S104、Yes)、脈波検出部19は、蓄積された代表値に基づいて、生体の脈波を検出する。その際、脈波検出部19は、G成分の輝度値の代表値の時系列データにバンドパスフィルタを施して、脈波を検出する(S105)。具体的には、脈波検出部19により、G成分の輝度値の代表値の時系列データをフーリエ変換し、フーリエ変換により取得された周波数データにバンドパスフィルタを施す。これにより、脈波検出部19は、脈波の検出に用いる周波数データを取得し、取得した周波数データを逆フーリエ変換して、脈波を検出する。検出された脈波は、例えば、自律神経の活性度の算出に用いられる。
図9は、本実施形態の脈波検出装置1により検出される脈波について説明するための図である。
図示のように、カメラ7により順次撮影された生体の画像20(図9A、図9B参照)に基づいて、画像20の生体領域22の輝度値(G成分の輝度値)の代表値が順次算出される。また、蓄積された複数の代表値に基づいて、生体の脈波S、R(図9C参照)が検出される。その際、画素割合が閾値未満のときには(図9A参照)、光量調節部17により、カメラ7による生体の撮影時の光量を調節して、画素割合を閾値以上に変化させる(図9B参照)。これにより、光量の調節後の脈波Sでは、光量の調節前の脈波Rに比べて、S/N比が高くなり、脈波Sが正確に検出される。
以上説明したように、本実施形態の脈波検出装置1及び脈波検出装置1における脈波検出方法では、生体を撮影するカメラ7の光量が不足したときでも、生体の画像20から脈波を検出する精度を向上させることができる。また、脈波の情報を含まないカメラ7の最大輝度値を代表値の算出に用いる輝度値から除くため、S/N比を向上させて、脈波の検出精度をより高くすることができる。カメラ7の光量を調節することで、脈波の情報を含む十分な数の輝度値を確保して、脈波の検出精度を確実に向上させることができる。カメラ7の絞りを変更して光量を調節するときには、信号処理による増幅を行う必要がなく、脈波の検出に対する信頼性の高い輝度値を取得することができる。
なお、カメラ7の光量は、カメラ7の絞りを変更する手段以外の手段(例えば、カメラ7の露光時間を変更する手段、又は、イメージセンサのゲインを変更する手段)により、調節するようにしてもよい。カメラ7の露光時間を長くし、或いは、イメージセンサのゲインを上げることで、カメラ7の光量が増加する。また、カメラ7により、人の顔以外の脈波を検出可能な部分を撮影して、生体の脈波を検出してもよい。
カメラ7により撮影された生体の画像20をHDD11(又は、他の記憶媒体)に記憶して、画像取得部14により、HDD11から画像20を取得するようにしてもよい。この場合には、脈波検出装置1にカメラ7を設けなくてもよい。ネットワーク等の通信手段を介して、脈波検出装置1の外部装置から画像20を取得してもよい。カメラ7は、脈波検出装置1に予め搭載された撮影装置(例えば、インカメラ、アウトカメラ)であってもよく、外部接続端子を介して接続された撮影装置(例えば、デジタルカメラ、Webカメラ)であってもよい。
本発明は、脈波検出装置1のコンピュータを、以上説明した脈波検出装置1の各手段として機能させるためのプログラムとして実現することができる。また、本発明は、脈波検出装置1における脈波検出方法の各工程を、脈波検出装置1のコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現することもできる。
これら脈波検出プログラムは、HDD11、又は、ROM9に記憶させてもよく、脈波検出装置1から取り外し可能な記憶媒体に記憶してもよい。取り外し可能な記憶媒体は、例えば、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、又は、ICカードである。脈波検出装置1は、取り外し可能な記憶媒体から脈波検出プログラムを取得して実行する。また、脈波検出プログラムは、ネットワーク(公衆回線、インターネット、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク等)により脈波検出装置1に接続される外部装置(パーソナルコンピュータ、サーバー等)に記憶するようにしてもよい。この場合には、脈波検出装置1は、外部装置から脈波検出プログラムを取得して実行する。
脈波検出装置1は、脈波の検出処理を実行可能な各種の情報処理装置(例えば、スマートフォン、携帯電話、携帯端末、パーソナルコンピュータ、情報処理端末、タブレット)により実現することができる。情報処理装置は、カメラ7により撮影された生体の画像20を取得する。また、本発明は、撮影装置であるカメラ7と情報処理装置を備えた脈波検出システムとして実現することもできる。脈波検出システムの情報処理装置は、例えば、サーバーであり、脈波検出装置1と同様の構成(カメラ7を除く)を備え、脈波検出装置1と同様の脈波の検出処理を実行する。ただし、この脈波検出システムの構成は一例であり、脈波検出システムの構成として、用途や目的に応じた様々なカメラ7と情報処理装置のそれぞれの構成例があることは言うまでもない。
1・・・脈波検出装置、2・・・バス、3・・・スピーカ、4・・・ディスプレイ、5・・・通信部、6・・・操作部、7・・・カメラ、8・・・CPU、9・・・ROM、10・・・RAM、11・・・HDD、12・・・脈波検出プログラム、13・・・脈波検出プロセス、14・・・画像取得部、15・・・生体領域抽出部、16・・・割合判定部、17・・・光量調節部、18・・・代表値算出部、19・・・脈波検出部、20・・・画像、21・・・顔領域、22・・・生体領域。
特開2014−198202号公報

Claims (7)

  1. 撮影装置により撮影された生体の画像に含まれる生体領域を抽出する抽出手段と、
    前記生体領域内の総画素に対する輝度値が所定値以上の画素の画素割合が所定の閾値以上か否かを判定する割合判定手段と、
    前記画素割合が前記閾値未満であるときに、前記撮影装置による前記生体の撮影時の光量を調節して、前記画素割合を前記閾値以上に変化させる光量調節手段と、
    前記生体領域内で前記輝度値が所定値以上の画素の輝度値に基づいて、前記生体領域の輝度値の代表値を算出する代表値算出手段と、
    前記代表値に基づいて、前記生体の脈波を検出する検出手段と、
    を備えた脈波検出装置。
  2. 請求項1に記載された脈波検出装置において、
    前記代表値算出手段は、前記輝度値が所定値以上の画素の輝度値から前記撮影装置の最大輝度値を除いた輝度値に基づいて、前記代表値を算出する脈波検出装置。
  3. 請求項1又は2に記載された脈波検出装置において、
    前記光量調節手段は、前記撮影装置の絞りを変更して、前記光量を調節する脈波検出装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載された脈波検出装置において、
    前記検出手段は、前記代表値を順次蓄積する蓄積手段を有し、蓄積された前記代表値に基づいて、前記生体の脈波を検出する脈波検出装置。
  5. 脈波検出装置のコンピュータを、撮影装置により撮影された生体の画像に含まれる生体領域を抽出する抽出手段、前記生体領域内の総画素に対する輝度値が所定値以上の画素の画素割合が所定の閾値以上か否かを判定する割合判定手段、前記画素割合が前記閾値未満であるときに、前記撮影装置による前記生体の撮影時の光量を調節して、前記画素割合を前記閾値以上に変化させる光量調節手段、前記生体領域内で前記輝度値が所定値以上の画素の輝度値に基づいて、前記生体領域の輝度値の代表値を算出する代表値算出手段、及び、前記代表値に基づいて、前記生体の脈波を検出する検出手段として機能させるためのプログラム。
  6. 撮影装置により撮影された生体の画像に含まれる生体領域を抽出する工程と、
    前記生体領域内の総画素に対する輝度値が所定値以上の画素の画素割合が所定の閾値以上か否かを判定する工程と、
    前記画素割合が前記閾値未満であるときに、前記撮影装置による前記生体の撮影時の光量を調節して、前記画素割合を前記閾値以上に変化させる工程と、
    前記生体領域内で前記輝度値が所定値以上の画素の輝度値に基づいて、前記生体領域の輝度値の代表値を算出する工程と、
    前記代表値に基づいて、前記生体の脈波を検出する工程と、
    を有する脈波検出方法。
  7. 撮影装置と情報処理装置を備えた脈波検出システムであって、
    撮影装置により撮影された生体の画像に含まれる生体領域を抽出する抽出手段と、
    前記生体領域内の総画素に対する輝度値が所定値以上の画素の画素割合が所定の閾値以上か否かを判定する割合判定手段と、
    前記画素割合が前記閾値未満であるときに、前記撮影装置による前記生体の撮影時の光量を調節して、前記画素割合を前記閾値以上に変化させる光量調節手段と、
    前記生体領域内で前記輝度値が所定値以上の画素の輝度値に基づいて、前記生体領域の輝度値の代表値を算出する代表値算出手段と、
    前記代表値に基づいて、前記生体の脈波を検出する検出手段と、
    を備えた脈波検出システム。
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