JP2016220440A - 磁力回転装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率の向上と装置の小型化の双方の課題を解決することが可能な磁力回転装置を提供する。【解決手段】磁力回転装置10は、固定子12と回転体14を備える。固定子12のフレーム23に複数の電磁石17が固定されている。電磁石17のコア30は、シャフト37の軸方向に延びる胴部28と、胴部28からシャフト37へ延びる2つの脚部29とを有している。脚部29は、シャフト37の軸方向に長く周方向に短い直方体形状に形成されており、胴部28は、シャフト37の径方向に短く周方向に長い直方体形状に形成されている。胴部28の断面積及びそれぞれの脚部29の断面積は同じとなっている。【選択図】図5

Description

本発明は、2つの磁極を有する電磁石が設けられた固定子と、上記電磁石の磁極に対して同極性又は異極性の磁極が対向するように界磁体が設けられた回転子と、を具備し、上記電磁石が上記界磁体に作用することによって上記回転子を回転させる磁力回転装置に関する。
永久磁石(界磁体)が配置された回転体(回転子)と、この回転体の永久磁石の磁極に対して反発方向の磁力を生じさせる電磁石とを備えた磁力回転装置が広く知られている(特許文献1及び2参照)。特許文献1及び2に記載の磁力回転装置は、一つの回転軸を中心に回転可能なように設けられた2枚の円盤状の回転体と、各回転体に取り付けられた永久磁石と、各回転体の永久磁石それぞれに向けて磁界を発生する電磁石とを備えている。回転体が回転することによって電磁石に最接近する位置に永久磁石が到達すると、電磁石が通電されて電磁石に磁束が発生する。これにより、電磁石と永久磁石との間に反発力が発生する。この力が回転体を回転させる方向に作用することによって回転体に対して回転トルクが発生し、回転体の回転軸から所望の回転力が得られる。
ここで、上記磁力回転装置に用いられる一般的な電磁石100を図8に示す。図8は、従来の磁力回転装置に用いられている電磁石100を示す模式図であり、(A)は電磁石100の正面図であり、(B)は、電磁石100の底面図である。この電磁石100は、一方側に磁極106,107(N極及びS極)が配置されるように形成された所謂C型のコア(鉄心)101と、コア101の2つの脚部102それぞれに設けられたコイル104とを備えている。コア101は、図示しない支持プレートによって支持されている。なお、磁極106,107の脚部102の断面形状は一辺の長さがm[cm]の正方形である。
特開2006−187080号公報 特許第3713327号公報
磁力回転装置の駆動トルクを高める方法としては、例えば、図7に示されるように2つの電磁石100を回転軸の軸方向に並べるように設け、各電磁石100の磁極106,107に対応する永久磁石を配置する構成が考えられる。2つの電磁石100は合計4つの磁極を有する。これら4つの磁極が、各磁極に対向するように配置された永久磁石に作用することによって、1つの電磁石100の構成に比べて大きな駆動トルクを得ることができる。しかしながら、2つの電磁石100を軸方向に並設する構成では、軸方向に装置が大型化するという問題がある。
一方、磁力回転装置の駆動トルクを高める他の方法としては、電磁石100のコイル104の巻数を増やすことにより電磁石100の起磁力を大きくすることが考えられる。しかしながら、コイル104の巻数を増やせば電磁石100の起磁力が大きくなるが、コイル104の巻き厚が大きくなって電線が長くなり、電気抵抗が増加して、磁力回転装置の効率が悪くなる。しかも、コイル104の巻数が増えると、コイル104の外径が大きくなり、装置が大型化するという問題がある。また、磁力回転装置の駆動トルクを高める別の方法として、コア101の断面積を大きくして磁気抵抗を低下させることにより相対的に電磁石100の磁極の強さを大きくすることが考えられる。しかしながら、従来の電磁石100において、磁極面形状が正方形のコア101を大きくすれば、磁力回転装置の回転軸の軸方向、及び回転軸に直交する方向(回転軸の径方向)に装置が大型化するという問題がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、効率の向上と装置の小型化の双方の課題を解決することが可能な磁力回転装置を提供することにある。
(1) 本発明は、2つの磁極を有する電磁石が設けられた固定子と、上記電磁石の磁極に対して同極性又は異極性の磁極が対向するように界磁体が設けられた回転子と、を具備し、上記電磁石が上記界磁体に作用することによって上記回転子を回転させる磁力回転装置として構成されている。上記電磁石は、上記回転子の回転軸方向に沿って延びる胴部、及び該胴部から上記回転子の回転中心へ向かう方向へ延びる2つの脚部を有するコアと、上記脚部それぞれに設けられたコイルと、を備えている。上記胴部は上記回転子の径方向よりも上記回転子の周方向に長尺な形状に形成されており、上記脚部は上記周方向よりも上記回転子の回転軸方向に長尺な形状に形成されている。
このように構成されているため、コイルに流す電流値及びコイルの巻数を変えなくても、コアの胴部及び脚部の断面積を大きくすることによって、磁気抵抗を低下させるとともに、磁極における磁束を増加させることができる。その結果、磁極に作用する磁力が増加して、磁力回転装置の効率が向上する。また、胴部が上記径方向よりも上記周方向に長尺な形状に形成されているため、磁力回転装置が上記径方向に大型化しない。また、従来の電磁石を上記回転子の回転軸方向に2つ並設した従来の構成(図7参照)と比べて上記回転軸方向にコンパクトでありながら、従来の構成と同等の磁束を発生させることができる。
(2) 上記胴部において磁路に直交する断面積は、上記脚部において磁路に直交する断面積と略同じであることが好ましい。上記胴部の断面積と上記脚部の断面積とが同じである場合は、コアのいずれの部分の断面をとっても面積が同じになる。これにより、電磁石の磁路のどの部分でも磁束密度が一定となるため、磁気飽和が生じ難くなる。その結果、コアの磁路における磁気抵抗が小さくなる。なお、上記胴部が上記周方向に長尺な形状に形成され、上記脚部が上記回転軸方向に長尺な形状に形成された構成において、上記胴部の断面積と上記脚部の断面積とを同じにすれば、自ずと上記胴部が上記径方向に扁平な形状となるから、上記胴部の中心から上記脚部の磁極面までの距離が短くなり、その分、コアの磁路長も短くなって、コアにおける磁気抵抗が小さくなる。また、上記胴部の断面積が上記脚部の断面積よりも小さい場合は、胴部における磁気飽和などの影響を受けて、胴部の磁気抵抗が脚部の磁気抵抗よりも大きくなり、電磁石で発生する磁束が減少するため、上記胴部の断面積は上記脚部の断面積よりも大きいことが好ましい。
(3) 上記界磁体は、上記電磁石の一方の磁極に対向するように設けられた第1永久磁石と、上記電磁石の他方の磁極に対向するように設けられた第2永久磁石とから構成されている。この場合、上記電磁石に対向する上記第1永久磁石の磁極面とは反対側の磁極面と上記電磁石に対向する上記第2永久磁石の磁極面とは反対側の磁極面とを連結する磁性体が設けられている。
例えば、本発明の磁力回転装置の電磁石が、上記脚部の上記径方向の長さが従来のと同じで、上記脚部の上記回転軸方向の長さが従来よりも長くなっている構成である場合、従来の電磁石と同じ巻き量のコイルを取り付けるとすると、本発明の磁力回転装置の電磁石の磁路長は従来の電磁石の磁路長よりも上記回転軸方向に長くなる。この場合、磁気抵抗は磁路長に比例するため、磁路長の増加分が影響して、本発明の電磁石の磁路における磁気抵抗が従来の構成よりも大きくなる。一方、上述のように、上記界磁体が第1永久磁石と第2永久磁石とによって構成されている場合は、それぞれの永久磁石間を上記磁性体で連結することにより、例えば、第1永久磁石の磁極面を通ってその裏面へ貫いた磁束は、磁気抵抗の大きい空間を通ることなく、磁気抵抗の小さい上記磁性体を通って第2永久磁石に到達することができる。このように上記磁性体を設けることにより、電磁石の磁路長が増加したことによる磁束の減少が補われて、電磁石と永久磁石との間に形成される磁路における磁束の減少を防止することができる。
(4) 上記脚部は、上記胴部において上記周方向の中央から上記回転子の回転中心へ向かう方向へ延出しており、上記胴部は上記周方向へ突出する第1庇部を有している。
これにより、コイルの端部を第1庇部で保護することができる。また、第1庇部からの漏れ磁束が磁極に戻りやすくなるため、電磁石における磁束が増加し、その結果、磁力回転装置の効率を向上させることができる。
(5) 上記第1庇部の突出寸法は、上記脚部に設けられた上記コイルの厚み寸法と略同じであることが好ましい。この構成であれば、第1庇部から外側へコイルがはみ出さなくなる。
(6) 上記胴部は、該胴部における上記回転軸方向の両端それぞれから上記回転軸方向へ突出する第2庇部を有し、該第2庇部の突出寸法は、上記第1庇部と同じ突出寸法である。この構成であれば、上記回転中心方向の外側へコイルがはみ出さなくなる。また、第2庇部からの漏れ磁束が磁極に戻りやすくなるため、電磁石における磁束が増加し、その結果、磁力回転装置の効率を向上させることができる。
(7) 上記コアは、上記胴部における上記径方向の長さ及び上記脚部における上記周方向の長さが共に同じ寸法Wであり、上記胴部における上記周方向の長さ及び上記脚部における上記回転軸方向の長さが共に同じ寸法Wであり、W=kW(ただし、k>1)となるように形成されていることが好ましい。
(8) また、上記電磁石は、上記周方向に沿って複数設けられていることが好ましい。
本発明の磁力回転装置によれば、コイルの巻回数を増やすことなく、また、装置を上記径方向に大型化することなく、高い効率を維持したまま駆動トルクを増大させることが可能になる。
図1は、本発明の実施形態に係る磁力回転装置10の概略構成を模式的に示す斜視図である。 図2は、磁力回転装置10の概略構成を模式的に示す平面図である。 図3は、電磁石17の構成を示す模式図であり、図2における切断線III−IIIの模式断面図である。 図4は、電磁石17の構成を示す模式図であり、図2における切断線IV−IVの模式断面図である。 図5は、電磁石17及びコア30の構成を模式的に示す斜視図である。 図6は、電磁石17及びコア30の構成の変形例を模式的に示す斜視図である。 図7は、従来の磁力回転装置に用いられている従来の電磁石100の構成を示す模式図である。 図8は、従来の磁力回転装置における電磁石100の配置例を示す模式図である。断面図である。
以下、適宜図面を参照して本発明の一実施形態に係る磁力回転装置10について説明する。
[磁力回転装置10の概略]
図1及び図2に示されるように、磁力回転装置10は、主として、複数の電磁石17(本発明の電磁石の一例)を有する固定子12(本発明の固定子の一例)と、複数の永久磁石19(本発明の界磁体の一例)を有する回転体14(本発明の回転子の一例)と、磁力回転装置10を制御する制御装置21(図2参照)とを備えている。電磁石17は、2つの磁極34(34A,34B)を有する。制御装置21は、後述の位置検出センサ46(図2参照)からの信号に基づいて位置検出円板45の回転角度を算出し、永久磁石19が電磁石17の磁極34に最も接近したタイミングでコイル32に電流を一時的に供給する。なお、図1では、位置検出円板45及び位置検出センサ46の表示が省略されている。このように構成された磁力回転装置10では、電磁石17の磁極34の磁界と永久磁石19の磁界とが相互に作用することにより磁気反発力(磁極34の磁荷と永久磁石19の磁荷との磁気反発力)が生じる。そして、この磁気反発力が回転体14の回転方向へ作用することによって、回転体14が回転する。なお、磁力回転装置10は、駆動電流が供給されることによって電動機(モータ)として動作し、外力が供給されて回転体14が回転されることによって発電機として動作する。以下、磁力回転装置10の各構成要素について詳細に説明する。
[回転体14]
図2に示されるように、回転体14は、回転軸の一例であるシャフト37と、シャフト37が中心を貫通する2つの支持円盤39(39A,39B)とを備えている。それぞれの支持円盤39は同形同大に形成されており、これらはシャフト37に固定されている。それぞれの支持円盤39A,39Bは、シャフト37の一方端(図2において上方向の端部)から順番に配列されており、スペーサ41を介して所定間隔を隔てて、互いに平行を維持した状態でシャフト37に固定されている。シャフト37は、後述する一対の側板25(25A,25B)によって回転可能に支持されており、これにより、回転体14は、シャフト37を中心に回転可能となる。なお、各支持円盤39の間隔は、電磁石17の各磁極34の間隔や永久磁石19の間隔によって決定される。
図3に示されるように、各支持円盤39の外縁部には複数の永久磁石19が取り付けられている。それぞれの支持円盤39には4個の永久磁石19が取り付けられている。4個の永久磁石19は、支持円盤39の一方の面(片面)のみに配置されている。全ての支持円盤39において、4個の永久磁石19は、シャフト37の円周に沿う周方向(本発明の周方向に相当)に沿って等ピッチに配置されている。具体的には、永久磁石19は、シャフト37を中心にして支持円盤39を周方向に4分割した角度間隔α(=90°)で取り付けられている。
また、図3に示されるように、永久磁石19は、各支持円盤39の各面において、周方向に4分割した角度間隔α(=90°)に対して40〜70%の割合の角度βを占めるように配置されている。つまり、角度間隔αが90°の場合は、角度βが36°〜63°になるように永久磁石19が配置される。図3では、角度βが36°のときの状態が示されている。なお、シャフト37の周方向に隣接する永久磁石19同士による減磁を考慮すると、角度間隔αに対して永久磁石19の占める割合、つまり角度間隔αにおける角度βの割合を70%以下にすることが好ましい。
なお、本実施形態では、本発明の回転子の一例として、2つの支持円盤39それぞれに永久磁石19が取り付けられた回転体14を例示するが、本発明の回転子はこのような構成に限られない。例えば、両端に回転軸を有する円柱体又は筒状体を備え、その外周面に回転軸の周方向に沿って4個の永久磁石が取り付けられ、更にこの4個の永久磁石19からなる永久磁石群が上記回転軸の軸方向に所定間隔を隔てて2つ設けられた構成の回転体(回転子)であってもかまわない。また、この実施形態では、シャフト37の周方向に4個の永久磁石19が配置されているが、永久磁石19の配置数は4個以上でも4個未満でも良く、6個でも5個でも3個でもよく、少なくとも1個の永久磁石19が設けられていればよい。ただし、支持円盤39に永久磁石19が1個だけ取り付けられた構成の場合は、回転体14の重量バランスを保つべく、シャフト37を挟んで反対側に同質量のバランサーを設ける必要がある。
永久磁石19は、表面及び裏面に磁極が形成された概ね長方形の平板状のものである。この永久磁石19は、その一方の側端部が支持円盤39の外周縁において数mm程度埋め込まれることにより支持円盤39に固定されている。
また、各永久磁石19は、図3に示されるように、支持円盤39の中心Oから永久磁石19の重心を結ぶ直線L1と、永久磁石19の磁極方向すなわち永久磁石19の表面及び裏面を貫く法線方向を示す直線L2とが交わる角度γが、30°以上60°以下となるように配置されている。
永久磁石19は、N極又はS極のいずれかが支持円盤39の外方へ向けられた状態で支持円盤39の外縁部に取り付けられている。本実施形態では、図4に示されるように、支持円盤39Aでは、S極が支持円盤39又は回転体14の径方向(本発明の径方向に相当)の外側の方(外方)へ向けられた状態で永久磁石19が取り付けられている。また、支持円盤39Bでは、N極がシャフト37の径方向の外側の方(外方)へ向けられた状態で永久磁石19が取り付けられている。このように永久磁石19が取り付けられているため、回転体14が所定の回転角度まで回転して、永久磁石19が電磁石17の磁極34に最接近すると、永久磁石19の磁極は、同じ極性の電磁石17の磁極34に対向する状態となる(図3及び図4参照)。
また、図1及び図4に示されるように、各支持円盤39A,39Bに設けられた永久磁石19は、シャフト37の軸方向(本発明の回転軸方向に相当)に並んで配置されている。回転体14が所定の回転角度になると、図4に示されるように、上記軸方向に並設された永久磁石19A,19Bのうち、永久磁石19AのS極が電磁石17の磁極34A(S極)に対向し、永久磁石19BのN極が電磁石17の磁極34B(N極)に対向する。このように配置された永久磁石19A,19Bは、本発明の第1永久磁石及び第2永久磁石の一例である。永久磁石19A,19Bは、鉄などの強磁性体で構成された継鉄43(本発明の磁性体の一例)によって連結されている。具体的には、図1及び図4に示されるように、各永久磁石19A,19Bの裏面側に継鉄43が設けられている。継鉄43の一方端は支持円盤39Aに埋め込まれることによって支持円盤39Aに支持されている。また、継鉄43は支持円盤39Bに形成された図示しない貫通孔を上記軸方向に挿通されて、永久磁石19Bの裏面まで延びている。このように配置された継鉄43に各永久磁石19A,19Bの裏面が結合している。これにより、永久磁石19A及び永久磁石19Bが、継鉄43によって連結されている。なお、本実施形態では、4つの継鉄43が支持円盤39A,39Bに支持されており、一つの継鉄43に、支持円盤39Aが有する一つの永久磁石19と、支持円盤39Bが有する一つの永久磁石19とが結合されている。
[固定子12]
図1及び図2に示されるように、固定子12は、回転体14の外側に設けられている。言い換えると、回転体14が固定子12の内側に設けられている。つまり、本実施形態の磁力回転装置10は、所謂インナーロータタイプの回転装置である。なお、本発明は、インナーロータタイプのものに限られず、アウターロータタイプのものやフラットロータタイプのものにも適用可能である。
固定子12は、フレーム23と、フレーム23に保持された電磁石17とを備えている。フレーム23は、支持円盤39A及び支持円盤39Bそれぞれの更に外側に設けられた互いに平行な一対の側板25(25A,25B)と、一対の側板25間に架け渡されて側板25同士を上記軸方向に固定する4つの支持プレート31とを有する。シャフト37は、各側板25それぞれの中央に形成された軸孔(不図示)にベアリング(不図示)を介して支持されており、これにより、回転体14が回転可能となる。
フレーム23には、全部で4個の電磁石17が取り付けられている。後述するように、電磁石17は、側板25間に架け渡された4つの支持プレート31に固定されている。なお、本実施形態では、本発明の固定子の一例として、フレーム23に4個の電磁石17が取り付けられた固定子12を例示するが、本発明の固定子はこのような構成に限られず、少なくとも1つの電磁石17がフレーム23に設けられていればよい。
図2に示されるように、側板25Bの内側には、位置検出円板45が設けられている。位置検出円板45は各支持円盤39と同軸で回転可能なように、シャフト37に固定されている。位置検出円板45は、例えば透明なプラスチック板であり、周縁の所定部位に遮光テープ等が貼り付けられている。また、フレーム23には、フォトインタラプタ等の位置検出センサ46が設けられている。位置検出センサ46は、発光素子と受光素子とを備えており、位置検出円板45の周縁に検出光を照射するように配置されている。この位置検出センサ46によって、回転体14の永久磁石19の回転位置が制御装置21に通知される。制御装置21は、この回転位置に基づいて電磁石17のコイル32に通電する。
[電磁石17]
図2に示されるように、シャフト37の軸方向に沿って2つの磁極34が一列に並ぶように4つ電磁石17が配置されている。本実施形態では、4つの支持プレート31のそれぞれに1つの電磁石17が固定されている。支持プレート31は、樹脂や非磁性金属などで形成された厚みのある長尺状の板状部材であり、その長手方向の両端は、一対の側板25それぞれにネジ等の連結具によって固定されている。また、支持プレート31は、電磁石17の胴部28側を覆うカバーの役割も担っている。図3に示されるように、4つの電磁石17は、シャフト37の周方向に角度間隔90°のピッチで等間隔に取り付けられている。なお、各電磁石17は、配置位置が異なる以外は全て同じ構成である。
図4に示されるように、電磁石17は、コア30(本発明のコアの一例)を有する。コア30は強磁性体で構成されており、本実施形態では、板状のケイ素鋼板が複数枚重ね合わされたものが用いられている。各ケイ素鋼板には、通電時に渦電流が発生し難いように絶縁塗料が塗布されている。コア30は、一方の側面(図4に示される面)から見た形状がアルファベットのC字形状、U字形状、又は片仮名のコの字状に形成されたものであり、C型コア又はU型コアとも称されている。また、コア30は、後述するように、他の側面から見た形状がアルファベットのT字形状に形成されている(図5参照)。
このコア30は、シャフト37の軸方向に沿って真っ直ぐに延びる胴部28と、その胴部28の両方の端部28A,28Bそれぞれからシャフト37に直交する径方向へ向けて延びる2つの脚部29A,29B(以下、脚部29A,29Bを総称して脚部29とも称する。)とから構成されている。
コア30の各脚部29のそれぞれには、電線が巻回されてなるコイル32(本発明のコイルの一例)が設けられている。各脚部29には、同じ巻回数(ターン数)のコイル32が設けられている。コイル32の外周面には、図示しない絶縁テープが巻き付けられている。したがって、コイル32の外周面は、電線の絶縁塗料及び絶縁テープによって、外部と絶縁状態が保たれている。このコイル32が通電されると、コア30の一方側の端面(脚部29Aの端面)にS極34Aが現れ、コア30の他方側の端面(脚部29Bの端面)にN極34Bが現れる。
図5に示されるように、コア30の胴部28は、シャフト37の軸方向(矢印73参照)に沿って延びる直方体形状に形成されている。胴部28は、シャフト37の径方向(矢印71参照)のサイズW(以下、単に「サイズW」と略称する。)よりもシャフト37の周方向(矢印72参照)のサイズW(以下、単に「サイズW」と略称する。)の方が長尺となる形状に形成されている。具体的には、胴部28のサイズWが、サイズWの2倍となるように形成されている。例えば、胴部28の上記サイズWをm[cm]とした場合に、上記サイズWは2W(=2m[cm])である。つまり、胴部28の上記サイズWと上記サイズWは、W=2W(=2m)の関係を満たしている。なお、図5において、シャフト37の径方向は矢印71で示す方向に一致し、シャフト37の周方向は矢印72で示す方向に一致し、シャフト37の軸方向は矢印73で示す方向に一致しており、以下においても同様とする。
また、それぞれの脚部29は、胴部28においてシャフト37の周方向の中央からシャフト37の径方向へ真っ直ぐに延びており、該径方向に長い直方体形状に形成されている。脚部29は、シャフト37の周方向のサイズW(以下、単に「サイズW」と略称する。)よりもシャフト37の軸方向のサイズW(以下、単に「サイズW」と略称する。)の方が長尺となる形状に形成されている。具体的には、脚部29の上記サイズWが、上記サイズWの2倍となるように形成されている。例えば、脚部29の上記サイズWをm[cm]とした場合に、上記サイズWは2W(=2m[cm])である。つまり、脚部29の上記サイズWと上記サイズWは、W=2W(=2m)の関係を満たしている。なお、胴部28における上記軸方向のサイズ、及び脚部29における上記径方向のサイズは、脚部29に設けられるコイル32の巻厚などによって任意に決定される。
本実施形態では、上述したように、胴部28の上記サイズWと脚部29の上記サイズWとが同じ寸法m[cm]であり、胴部28の上記サイズWと脚部29の上記サイズWとが同じ寸法2m[cm]であり、また、胴部28と脚部29はいずれも直方体形状であるため、胴部28の断面の面積と脚部29の断面の面積とは同じである。
コア30の胴部28及び2つの脚部29が上述のように構成されているため、図5に示されるように、コア30の胴部28は、脚部29からシャフト37の周方向へ庇状に突出する2つの庇状部51(本発明の第1庇部の一例)を有する。図5(B)に示されるように、庇状部51の突出長さは、脚部29に設けられたコイル32の厚みと概ね同じ長さとなっており、したがって、コイル32は、その側面が庇状部51から周方向の外側へはみ出すことなく、脚部29に設けられている。
[実施形態の作用・効果]
上述したように、磁力回転装置10においては、電磁石17のコア30の胴部28が上記サイズWよりも上記サイズWの方が長尺となる形状に形成されており、また、2つの脚部29それぞれが上記サイズWよりも上記サイズWの方が長尺となる形状に形成されている。そのため、脚部の一辺がm[cm]の正方形状である従来の電磁石100(図7及び図8参照)を用いた従来の磁力回転装置に比べて、コア30の断面積を大きくして磁気抵抗を低下させることにより、コイル32に流す電流値及びコイルの巻回数を変えなくても、電磁石17の磁極の強さを大きくすることができる。その結果、磁力回転装置10の効率が向上する。また、胴部28がシャフト37の径方向に扁平な形状に形成されているため、上記径方向に大型化させることなく高効率の磁力回転装置10を実現することができる。また、従来の電磁石100を複数用いて回転トルクを高める従来方法に比べて、コイルの巻量を減らすことができる。
また、胴部28の断面積と脚部29の断面積とが同じであり、胴部28がシャフト37の径方向に扁平な形状に形成されているから、胴部28の中心から脚部29の磁極34の磁極面までの距離が短くなり、その分、コア30の中心を通る磁路の長さ(磁路長)も短くなって、コア30における磁気抵抗が小さくなる。
なお、脚部29の上記サイズWよりも上記サイズWの方が長尺となる形状に形成されているため、電磁石17のコイル32を従来の電磁石100(図7及び図8参照)のコイル104と同じ巻回数にした場合、電磁石17の磁極間の間隔49(図5(B)参照)が従来の電磁石100の磁極間の間隔109(図8参照)よりも長くなる。これにより、電磁石17の磁路長の総和は、従来の電磁石100の磁路長の総和よりも長くなり、特に、空間を通る磁路の長さ(以下「空間磁路長」という。)が従来構成よりも長くなる。空間磁路長が長くなると、空間磁路長の増加分の影響によって、電磁石17の磁気抵抗が従来の電磁石100の磁気抵抗よりも大きくなる。しかしながら、上述したように永久磁石19A及び永久磁石19Bが継鉄43によって連結されているため、永久磁石19Bの磁極面を通ってその裏面に貫いた磁束は、磁気抵抗の大きい空間を通ることなく、磁気抵抗の小さい継鉄43を通って永久磁石19Aに到達する。これにより、電磁石17において磁路長が増加したことによる磁束の減少が補われて、電磁石17と永久磁石19との間に形成される磁路における磁束の減少を防止することができる。
また、上述のように永久磁石19の裏面に継鉄43が設けられているため、シャフト37やシャフト37を支持しているベアリングに永久磁石19の裏面からでる磁束が影響し難くなる。このため、シャフト37やベアリングが磁化されなくなり、磁化による鉄粉の付着が防止される。また、継鉄43が設けられていない構成では、磁束の影響によってシャフト37に電圧が発生し、シャフト37の両端の電位差によって電流が生じる場合がある。この場合、上記ベアリングに付着した鉄粉と発生した電流とによって、ベアリング付近でアーク放電が生じ、上記ベアリングが故障することになる。しかしながら、本実施形態では、永久磁石19の裏面に継鉄43が設けられているため、アーク放電が生じなくなり、アーク放電による上記ベアリングの故障を防止することができる。
また、胴部28がシャフト37の径方向に扁平な形状となっているため、例えば図4に示されるようにシャフト37の周方向に複数(本実施形態では4つ)の電磁石17を設けても、シャフト37から最も遠い位置に胴部28が配置されるので、隣接する電磁石17同士が干渉し難くなる。上述の実施形態では、電磁石17を4つだけ設けた例を示したが、例えば、シャフト37の周方向に多数の電磁石17を設けた場合に、隣接する電磁石17間で干渉させずにより多くの電磁石17を配置することができる。特に、三相の磁力回転装置のように、シャフト37の周方向に密に電磁石17が配置された構成では、周方向に隣り合う脚部29のコイル32が近接することになる。このような構成において本発明が適用されることにより、同じ出力の磁力回転装置同士を比較した場合は、脚部29が周方向に扁平な形状であるため、隣接する脚部29のコイル32同士の間隔に余裕を持たせることができる。また、胴部28が径方向に扁平な形状であるため、装置が径方向に大型化しない。また、脚部29のコイル32間に余裕ができた分だけ脚部29を周方向にサイズアップすることにより、従来の磁力回転装置と径方向のサイズが同じでありながら、磁力回転装置の駆動トルクを増大させることができる。
また、図7に示されるように、一辺の長さがm[cm]の正方形の脚部102を有する従来の電磁石100が2つ並べられた構成と比較すると、両者の電磁石の断面積が同じでありながら、従来の電磁石100では、2つの電磁石100の脚部102の外周の総合計が16m[cm]であるのに対して、上述の電磁石17の脚部29の外周の総合計が12m[cm]である。そのため、コイルの巻き回数が同じであれば、上述の電磁石17を用いたほうがコイルの巻量を4分の3に減らすことができる。これにより、コイルにおける銅損が低下する。なお、上述の実施形態では、脚部29の上記サイズWをm[cm]とし、脚部29の上記サイズWを2W(=2m[cm])としたが、これらのサイズは、磁力回転装置10に求められる出力に応じて適宜決定することができる。例えば、脚部29の上記サイズWをm[cm]とした場合に、脚部29の上記サイズWを3W(=3m[cm])とすることも可能であり、このように構成することにより、更に大きな出力を得ることができる。もちろん、脚部29の上記サイズWを0.5m[cm]とした場合に、脚部29の上記サイズWを2W(=1.0m[cm])又は3W(=1.5m[cm])とすることも可能である。つまり、脚部29のサイズWとサイズWとの間に、W=kW(但し、k>1)の関係を有するものであればよい。また、上述の実施形態では、胴部28の上記サイズWをm[cm]とし、胴部28の上記サイズWを2W(=2m[cm])としたが、脚部29の例と同様に、胴部28の上記サイズWをm[cm]とした場合に、胴部28の上記サイズW2を3W(=3m[cm])とすることも可能である。もちろん、胴部28のサイズWとサイズWとの間に、W=kW(但し、k>1)の関係を有するものであればよい。
また、胴部28の断面積と脚部29の断面積とが同じであるため、コア30のいずれの部分の断面をとっても面積が同じになる。これにより、電磁石17の磁路のどの部分でも磁束密度が一定となるため、安定した起磁力を発生させることができる。なお、上述の実施形態では、胴部28の断面積と脚部29の断面積とが同じ例について説明したが、胴部28の断面積が脚部29の断面積よりも大きければ十分である。仮に、胴部28の断面積が脚部29の断面積よりも小さい場合は、胴部28の磁気抵抗が脚部29の磁気抵抗よりも大きくなり、電磁石17の起磁力を低下させることになるため、胴部28の断面積は脚部29の断面積よりも大きいことが好ましい。
また、コア30の胴部28に庇状部51が設けられているため、庇状部51からコア30に磁束が戻りやすくなり、漏れ磁束が増える。これにより、電磁石17における磁束が増加して起磁力が増えるため、磁力回転装置10の効率を向上させることができる。また、庇状部51の突出長さが、脚部29に設けられたコイル32の厚みと概ね同じ長さになっているため、コイル32の側面が庇状部51から周方向の外側へはみ出すことがない。なお、上述の実施形態では、シャフト37の周方向に突出した庇状部51を例示したが、例えば、図7に示されるように、庇状部51に加えて、胴部28の両端部28A,28Bそれぞれからシャフト37の軸方向へ突出する庇状部52(本発明の第2庇部の一例)を有する構成であってもよい。この構成であれば、庇状部52からコア30に磁束が戻りやすくなって漏れ磁束が増えるだけでなく、上記軸方向の外側へコイル32の側面がはみ出さなくなる。
なお、上述の実施形態では、電磁石17の磁極34に対して同極性の永久磁石19を対向するように配置させる構成を例示したが、電磁石17の磁極34に対して異極性の永久磁石19を対向するように配置させることにより、回転体14に駆動トルクを生じさせるようにした磁力回転装置に対しても本発明は適用可能である。
10・・・磁力回転装置
12・・・固定子
14・・・回転体
17・・・電磁石
19・・・永久磁石
28・・・胴部
29・・・脚部
30・・・コア
32・・・コイル
34・・・磁極
37・・・シャフト
51,52・・・庇状部

Claims (8)

  1. 2つの磁極を有する電磁石が設けられた固定子と、
    上記電磁石の磁極に対して同極性又は異極性の磁極が対向するように界磁体が設けられた回転子と、を具備し、
    上記電磁石が上記界磁体に作用することによって上記回転子を回転させる磁力回転装置であって、
    上記電磁石は、
    上記回転子の回転軸方向に沿って延びる胴部、及び該胴部から上記回転子の回転中心へ向かう方向へ延びる2つの脚部を有するコアと、
    上記脚部それぞれに設けられたコイルと、を備え、
    上記胴部は上記回転子の径方向よりも上記回転子の周方向に長尺な形状に形成されており、上記脚部は上記周方向よりも上記回転子の回転軸方向に長尺な形状に形成されている磁力回転装置。
  2. 上記胴部において磁路に直交する断面積は、上記脚部において磁路に直交する断面積と略同じである請求項1に記載の磁力回転装置。
  3. 上記界磁体は、上記電磁石の一方の磁極に対向するように設けられた第1永久磁石と、上記電磁石の他方の磁極に対向するように設けられた第2永久磁石とからなり、
    上記電磁石に対向する上記第1永久磁石の磁極面とは反対側の磁極面と上記電磁石に対向する上記第2永久磁石の磁極面とは反対側の磁極面とを連結する磁性体が設けられている請求項1又は2に記載の磁力回転装置。
  4. 上記脚部は、上記胴部において上記周方向の中央から上記回転子の回転中心へ向かう方向へ延出しており、上記胴部は上記周方向へ突出する第1庇部を有している請求項1から3のいずれかに記載の磁力回転装置。
  5. 上記第1庇部の突出寸法は、上記脚部に設けられた上記コイルの厚み寸法と略同じである請求項4に記載の磁力回転装置。
  6. 上記胴部は、該胴部における上記回転軸方向の両端それぞれから上記回転軸方向へ突出する第2庇部を有し、該第2庇部の突出寸法は、上記第1庇部と同じである請求項4又は5のいずれかに記載の磁力回転装置。
  7. 上記コアは、上記胴部における上記径方向の長さ及び上記脚部における上記周方向の長さが共に同じ寸法Wであり、上記胴部における上記周方向の長さ及び上記脚部における上記回転軸方向の長さが共に同じ寸法Wであり、W=kW(ただし、k>1)となるように形成されている請求項1から6のいずれかに記載の磁力回転装置。
  8. 上記電磁石は、上記周方向に沿って複数設けられている請求項1から7のいずれかに記載の磁力回転装置。
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