JP2016220097A - 表示装置、及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な操作で複数のファイルを選択できる表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置は、表示部20と、制御部と、タッチパネルとを備える。表示部20は、表示面20Aを有する。制御部は、表示面20Aに第1選択領域AS1を割り当てる。タッチパネルは、表示面20Aへの接触点の位置を検出する。第1選択領域AS1は、複数のファイルのそれぞれに対応する複数の第2選択領域AS2を含む。タッチパネルが第1選択領域AS1内で所定時間以上停止した接触点P20を検出した後、制御部は、複数の第2選択領域AS2のうち接触点が通過した第2選択領域AS2に対応するファイルを選択する。
【選択図】図3

Description

本発明は、表示装置、及び画像形成装置に関する。
特許文献1に開示されたデジタル映像再生装置は、サムネイル(ファイル)の一覧を表示するサムネイル表示部、及び選択ボタンを備える。デジタル映像再生装置では、選択ボタンが所定の時間より長く押下された場合、複数のサムネイルを連続して選択することができる。
特開2012−230570号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたデジタル映像再生装置では、ユーザーは、選択ボタンを所定の時間より長く押下した後、カーソルボタンを押下して複数のサムネイルを選択していく。従って、ユーザーは、サムネイルを選択する度にカーソルボタンを押下するため、連続してサムネイルを選択する操作が煩雑である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、簡易な操作で複数のファイルを選択できる表示装置及び画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明の第1の観点によれば、表示装置は、表示部と、制御部と、検出部とを備える。表示部は、表示面を有する。制御部は、前記表示面に第1選択領域を割り当てる。検出部は、前記表示面への接触点の位置を検出する。前記第1選択領域は、複数のファイルのそれぞれに対応する複数の第2選択領域を含む。前記検出部が前記第1選択領域内で所定時間以上停止した接触点を検出した後、前記制御部は、前記複数の第2選択領域のうち前記接触点が通過した前記第2選択領域に対応する前記ファイルを選択する。
本発明の第2の観点によれば、画像形成装置は、本発明の第1の観点による表示装置と、画像形成部とを備える。画像形成部は、選択された前記ファイルに基づいてシートに画像を形成する。
本発明によれば、簡易な操作で複数のファイルを選択できる。
本発明の実施形態1に係る表示装置を示す図である。 本発明の実施形態1に係る表示装置が備える表示部を示す図である。 本発明の実施形態1に係る表示装置が実行する連続選択制御を示す図である。 本発明の実施形態1に係る表示装置が実行する連続選択制御を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る画像形成装置を説明するための模式的断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
(実施形態1)
図1及び図2を参照して、本発明の実施形態1に係る表示装置1について説明する。図1は、表示装置1を示す。表示装置1は、制御部10と、表示部20と、検出部としてのタッチパネル30とを備える。
図2は、表示装置1が備える表示部20を示す。表示部20は、画像を表示する。表示部20は、例えば、液晶ディスプレーである。表示部20は、表示面20Aを有する。X軸は、表示部20の表示面20Aの短辺と平行であり、Y軸は、表示部20の表示面20Aの長辺と平行である。
制御部10は、表示部20の表示面20Aに2つの第1選択領域AS1及び2つの識別子表示領域ANを割り当てる。2つの第1選択領域AS1及び2つの識別子表示領域ANのそれぞれは、表示面20Aの長辺における一方端から他方端までに延びるように割り当てられている。また、第1選択領域AS1及び識別子表示領域ANは、表示面20Aの短辺に沿って交互に割り当てられている。つまり、識別子表示領域ANは、第1選択領域AS1に隣接するように表示面20Aに割り当てられる。なお、図2では、説明の便宜上、2つの第1選択領域AS1及び2つの識別子表示領域ANのそれぞれを破線で示すが、実際には破線は存在しない。
第1選択領域AS1は、複数のファイルのそれぞれに対応する複数の第2選択領域AS2を含む。複数のファイルは、例えば、表示装置1が備える記憶部(不図示)から取得される。複数のファイルは、例えば、データファイル、画像ファイル、又は音声ファイルである。なお、複数のファイルは、外部装置から取得されてもよい。表示部20のうち、第2選択領域AS2に対応する領域には、例えば、チェックボックスが表示される。すなわち、第2選択領域AS2に表示される複数のチェックボックスのそれぞれは、複数のファイルに対応する。
本実施形態において、第1選択領域AS1には、表示面20Aの左上から表示面20Aの左下に向かう順序で8個の第2選択領域AS2が配置される。表示面20Aの左下に配置された第2選択領域AS2の次に、表示面20Aの右上に第2選択領域AS2が配置される。そして、表示面20Aの右上から表示面20Aの右下に向かう順序で8個の第2選択領域AS2が配置される。ユーザーは、複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応する複数のファイルの順序を設定できる。例えば、ユーザーは、複数のファイルのそれぞれのファイル名の順に、複数のファイルのそれぞれを複数の第2選択領域AS2に対応させる。
制御部10は、表示部20のうち、識別子表示領域ANに対応する領域には、例えば、複数の第2選択領域AS2のそれぞれに隣り合うように、複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応する複数のファイルの識別子が表示させる。本実施形態において、複数のファイルの識別子はファイル名である。具体的には、図2に示す表示面20Aの左上に割り当てられる第2選択領域AS2は、ファイル17に対応している。ファイル17のファイル名は、「ファイル17」である。従って、識別子表示領域ANのうち、ファイル17に対応する第2選択領域AS2に隣り合う領域に対応する表示部20の領域には、ファイル17のファイル名が表示されている。なお、複数のファイルの識別子は、サムネイル又はアイコン等でもよい。
タッチパネル30は、表示部20の表示面20Aへの接触点の位置を検出する。また、タッチパネル30は、表示部20の表示面20Aへの接触点の接触時間を測定する。本明細書では、例えば、ユーザーは一本の指でタッチパネル30を操作する。
制御部10は、通常選択モード及び連続選択モードを有する。通常選択モードにおいて、ユーザーは、複数のファイルを1つずつ選択する。一方、連続選択モードにおいて、ユーザーは、複数のファイルを連続して選択する。表示部20は、選択されたモードが表示されるモード表示枠21を含む。ユーザーは、モード表示枠21を視認することで現在選択されているモードを確認できる。以下、通常選択モード及び連続選択モードの詳細について説明する。
まず、図2を参照して通常選択モードの詳細について説明する。通常選択モードにおいて、タッチパネル30が複数の第2選択領域AS2のいずれかの位置で接触点を検出すると、制御部10は、接触点が検出された位置の第2選択領域AS2に対応するファイルを選択する。具体的には、図2に示すように、タッチパネル30がファイル29に対応する第2選択領域AS2内の位置P10で接触点を検出すると、制御部10は、ファイル29を選択する。ユーザーは、通常選択モードにおいて、複数のファイルを選択する場合、表示面20Aのうち、選択する複数のファイルのそれぞれに対応する複数の第2選択領域AS2内を順次接触する。
制御部10は、選択したファイルに対応するチェックボックスが目立つように表示部20に表示させる。例えば、図2に示すように、制御部10は、表示部20に、選択したファイルに対応するチェックボックス内にチェックマークを表示させる。ユーザーは、チェックマークを視認することによって、複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応する複数のファイルのうち、いずれのファイルが選択されているかを確認できる。なお、いずれのファイルが選択されているかをユーザーに確認させるために、制御部10は、チェックボックスの色を変更してもよいし、選択されたファイルに対応する識別子を網掛けしてもよい。ユーザーは、選択したファイルを解除する場合、例えば、選択されたファイルに対応する第2選択領域AS2内を接触する。
また、通常選択モードにおいて、制御部10は、表示部20の表示面20A内、すなわち接触点の第1選択領域AS1内又は識別子表示領域AN内での移動に応じて、複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応する複数のファイルを変更する。具体的には、制御部10は、表示面20A内で移動する接触点の移動ベクトルのY軸に沿った成分(以下、本明細書においてY成分という)に応じて、複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応する複数のファイルを変更する。
例えば、移動ベクトルのY成分が閾値以上である接触点が表示面20A内で検出される場合、制御部10は、検出された接触点の移動ベクトルのY成分の方向に基づいて、複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応する複数のファイルを変更する。接触点の移動ベクトルのY成分が閾値以上であり、Y軸の正方向を向いていれば、複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応している複数のファイルは、ユーザーが設定した複数のファイルの順序において末尾に近いファイルに変更される。一方、移動ベクトルのY成分が閾値以上であり、Y軸の負方向を向いていれば、複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応している複数のファイルは、ユーザーが設定した複数のファイルの順序において先頭に近いファイルに変更される。
以下、具体例を挙げて説明する。本具体例において、接触点の移動ベクトルのY成分の閾値を0.2インチとし、第1選択領域AS1には、16個の第2選択領域AS2が含まれる。16個の第2選択領域AS2のそれぞれは、ファイル17〜ファイル32に対応する。表示装置1の記憶部には、ファイル1〜ファイル48が記憶されている。ユーザーは、ファイル1〜ファイル48のそれぞれのファイル名の順に、ファイル1〜ファイル48のそれぞれを複数の第2選択領域AS2に対応させる。
まず、タッチパネル30は、移動ベクトルのY成分が0.2インチ以上であり、Y軸の正の方向を向いている接触点を表示面20A内で検出する。すると、制御部10は、複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応するファイル17〜ファイル32を、ユーザーが設定した複数のファイルの順序において末尾に近いファイル33〜ファイル48に変更する。また、制御部10は、識別子表示領域ANのうち複数の第2選択領域AS2のそれぞれに隣り合う領域に対応するように、ファイル33〜ファイル48のそれぞれの識別子としてのファイル名を表示部20に表示させる。
一方、タッチパネル30は、移動ベクトルのY成分が0.2インチ以上であり、Y軸の負の方向を向いている接触点を表示面20A内で検出する。すると、制御部10は、複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応するファイル17〜ファイル32を、ユーザーが設定した複数のファイルの順序において先頭に近いファイル1〜ファイル16に変更する。また、制御部10は、識別子表示領域ANのうち複数の第2選択領域AS2のそれぞれに隣り合う領域に対応するように、ファイル1〜ファイル16のそれぞれの識別子としてのファイル名を表示部20に表示させる。
次に、図3を参照して連続選択モードの詳細について説明する。図3は、連続選択モードにおいて、表示装置1が実行する連続選択制御を示す。連続選択制御とは、ユーザーが表示面20Aをなぞることによって複数のファイルを連続して選択する制御のことである。なお、図3では、図2と同様に、説明の便宜上、2つの第1選択領域AS1及び2つの識別子表示領域ANのそれぞれを破線で示すが、実際には破線は存在しない。タッチパネル30が第1選択領域AS1内で所定時間以上停止した接触点が検出することに応じて、制御部10は、通常選択モードから連続選択モードに切り替える。ユーザーは、所定時間を任意に設定できる。例えば、所定時間が2秒に設定される場合、タッチパネル30が第1選択領域AS1内で2秒以上停止した接触点を検出することに応じて、制御部10は、通常選択モードから連続選択モードに切り替える。
連続選択モードでは、制御部10は、複数の第2選択領域AS2のうち接触点が通過した第2選択領域AS2に対応するファイルを選択する。例えば、図3に示すように、タッチパネル30が矢印A1のように位置P20から位置P30に移動する接触点を検出する。すなわち、タッチパネル30は、ファイル18〜ファイル23のそれぞれに対応する第2選択領域AS2を通過して移動する接触点を検出する。従って、制御部10は、ファイル18〜ファイル23を選択すると共に、ファイル18〜ファイル23のそれぞれに対応するチェックボックスを目立たせる。本実施形態では、ファイル18〜ファイル23のそれぞれに対応するチェックボックス内にチェックマークが表示される。
制御部10は、連続選択モードにおいて、表示面20Aのうち識別子表示領域AN内での接触点の移動に応じて、通常選択モードと同様に複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応する複数のファイルを変更する。一方、制御部10は、連続選択モードにおいて、表示面20Aのうち第1選択領域AS1内で移動する接触点が検出されると、複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応する複数のファイルを維持させる。すなわち、連続選択モードにおいて、ユーザーが表示面20Aの第1選択領域AS1内をなぞっても複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応する複数のファイルは変更されず、識別子表示領域ANに対応する領域に表示される複数の識別子も変更されない。従って、連続選択モードにおいて、ユーザーが第1選択領域AS1内をなぞる場合、表示部20の表示内容は変更されない。
制御部10は、タッチパネル30が第1選択領域AS1内で所定時間以上停止した接触点を検出することに応じて、連続選択モードから通常選択モードに切り替える。なお、制御部10は、選択されたモードが表示されるモード表示枠21が接触されることに応じて、連続選択モードから通常選択モードに切り替えてもよい。連続選択モードにおいて、ユーザーが第1選択領域AS1内をなぞった後に、表示面20Aへの接触を離した場合、連続選択モードが維持されてもよいし、通常選択モードに切り替えられてもよい。
図1〜図4を参照して、表示装置1が実行する連続選択制御方法について説明する。図4は、連続選択制御方法を示すフローチャートである。連続選択制御方法は、ステップS10〜ステップS60を実行することによって、複数のファイルを連続して選択する。具体的には以下の通りである。まず、制御部10は、通常選択モードを選択している。
ステップS10において、タッチパネル30が、第1選択領域AS1内で接触点を検出する。ステップS20において、制御部10は、検出された接触点の位置が、第2選択領域AS2内であるか否かを判定する。ステップS20において肯定的判定(YES)がされた場合、処理は、ステップS30に進む。ステップS30において、制御部10は、検出された接触点が位置する第2選択領域AS2に対応するファイルを選択する。ステップS20において否定的判定(NO)がされた場合、処理は、ステップS40に進む。
ステップS40において、制御部10は、タッチパネル30が検出した接触点の停止する時間、すなわち、接触点の表示面20Aとの接触時間が所定時間を超えたか否かを判定する。ステップS40において否定的判定(NO)がされた場合、処理は、ステップS10に戻る。すなわち、検出された接触点の表示面20Aとの接触時間が所定時間を超えなければ、通常選択モードが維持される。ステップS40において肯定的判定(YES)がされた場合、処理は、ステップS50に進む。ステップS50において、制御部10は、通常選択モードから連続選択モードに切り替える。
ステップS60において、制御部10は、タッチパネル30に検出された接触点が通過した第2選択領域AS2に対応するファイルを選択していく。すなわち、ユーザーは、表示面20Aに表示されるチェックボックスをなぞることで、複数のファイルを連続して選択する。
以上、図1〜図4を参照して説明したように、実施形態1によれば、第1選択領域AS1で所定時間以上停止した接触点が検出されると、通常選択モードから連続選択モードに変更される。従って、ユーザーは、表示部20の表示面20Aをタッチするだけで、モードを連続選択モードに切り替えることができる。その結果、ユーザーは、簡易な操作でファイルを連続選択モードに移行できる。
また、実施形態1によれば、第1選択領域AS1内で所定時間以上停止した接触点が検出された後、すなわち連続選択モードにおいて、制御部10は、接触点が通過した第2選択領域AS2に対応するファイルが選択される。従って、ユーザーは、表示面20A上で指を動かして複数のファイルを選択できる。その結果、ユーザーは、簡易な操作で複数のファイルを選択できる。
さらに、実施形態1によれば、連続選択モードにおいて、第1選択領域AS1内で移動する接触点に応じて複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応する複数のファイルが維持される。従って、ユーザーは、連続選択モードにおいて、複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応する複数のファイルを維持させつつ、表示面20A上で指を動かして複数のファイルを選択できる。その結果、ユーザーは、さらに簡易な操作で複数のファイルを選択できる。
次に、図1及び図2を参照して実施形態1の第1の変形例について説明する。タッチパネル30が、複数の第2選択領域AS2のうち、所定の第2選択領域AS2内で接触点を検出することに応じて、制御部10は、複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応する複数のファイルを変更する。
例えば、所定の第2選択領域AS2は、表示面20Aの右下に割り当てられた第2選択領域AS2である。表示面20Aの右下に割り当てられた第2選択領域AS2は、複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応する複数のファイルのうち、ユーザーが設定した複数のファイルの順序において末尾に近いファイルに対応する。この場合、タッチパネル30が表示面20Aの右下に割り当てられた第2選択領域AS2内で接触点を検出することに応じて、制御部10は、複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応している複数のファイルを変更する。複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応している複数のファイルは、例えば、ユーザーが設定した複数のファイルの順序において末尾に近いファイルに変更される。
第1の変形例によれば、所定の第2選択領域AS2内で接触点が検出されること、すなわち、所定の第2選択領域AS2内に対応するファイルが選択されることに応じて、複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応するファイルが変更される。例えば、複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応する複数のファイルのうち、ユーザーが設定した複数のファイルの順序において末尾に近いファイルが選択されることに応じて、複数の第2選択領域AS2に対応する複数のファイルが変更される。従って、ユーザーは、表示面20Aを接触することで、複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応する複数のファイルを変更できる。つまり、ユーザーは、表示面20Aを接触することで、表示部20に表示される複数のファイルを他の複数のファイルに変更できる。その結果、ユーザーは、簡易な操作で、複数のファイルを選択できる。
次に、図1及び図2を参照して実施形態1の第2の変形例について説明する。タッチパネル30が、複数の第2選択領域AS2のうち所定の数の第2選択領域AS2を通過する接触点を検出することに応じて、制御部10は、第1選択領域AS1に含まれる複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応する全てのファイルを選択する。ユーザーは、所定の数を任意に設定できる。所定の数は、例えば、第1選択領域AS1に含まれる全ての第2選択領域AS2の個数の50%である。この場合、タッチパネル30が複数の第2選択領域AS2の50%以上の第2選択領域AS2を通過する接触点を検出することに応じて、制御部10は、第1選択領域AS1に含まれる第2選択領域AS2のそれぞれに対応する全てのファイルを選択する。具体的には、第1選択領域AS1に第2選択領域AS2が18個含まれる場合、所定の数は9個である。従って、タッチパネル30が9個以上の第2選択領域AS2を通過する接触点を検出することに応じて、18個の第2選択領域AS2のそれぞれに対応する全てのファイルが選択される。
第2の変形例によれば、複数の第2選択領域AS2のうち、接触点の所定の数の第2選択領域AS2の通過が検出されること、すなわち、所定の数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応するファイルが選択されることに応じて、第1選択領域AS1に含まれる全ての第2選択領域AS2のそれぞれに対応するファイルが選択される。従って、ユーザーは、表示面20Aの一部をなぞることで、第1選択領域AS1に含まれる全ての第2選択領域AS2のそれぞれに対応する複数のファイルを選択できる。その結果、ユーザーは、簡易な操作で複数のファイルを選択できる。
次に、図1及び図3を参照して実施形態1の第3の変形例について説明する。第3の変形例において、複数の第2選択領域AS2のそれぞれは、ファイル17〜ファイル32に対応している。連続選択モードにおいて、タッチパネル30が第1選択領域AS1を通過して、第1選択領域AS1外、すなわち識別子表示領域ANに移動する接触点を検出すると、制御部10は、複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応する複数のファイルを変更する。すなわち、連続選択モードにおいて、ユーザーが表示面20Aの第1選択領域AS1内をなぞり、さらに識別子表示領域ANをなぞると、複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応するファイルが変更される。複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応しているファイル17〜ファイル32は、例えば、ユーザーが設定した複数のファイルの順序において末尾に近いファイル33〜ファイル48に変更される。
第3の変形例によれば、連続選択モードにおいて、ユーザーが第1選択領域AS1内をなぞり、さらに識別子表示領域ANをなぞることによって、複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応するファイルが変更される。複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応している複数のファイルは、例えば、ユーザーが設定した複数のファイルの順序において末尾に近いファイルに変更される。従って、ユーザーは、第1選択領域AS1をなぞり、さらに識別子表示領域ANをなぞることで、複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応する複数のファイルを変更できる。その結果、ユーザーは、簡易な操作で、複数のファイルを選択できる。
(実施形態2)
図5を参照して、本発明の実施形態2に係る画像形成装置2について説明する。図5は、画像形成装置2を示す。画像形成装置2は、例えば、複写機、プリンター、ファクシミリ、又は複合機である。複合機は、例えば、複写機、プリンター、及びファクシミリのうち少なくとも2つの機器を備える。
画像形成装置2は、制御部10と、原稿搬送部100と、画像読取部110と、収納部120と、搬送部130と、画像形成部140と、定着部150と、排出部160と、複数のファイルを記憶する記憶部170とを備える。シートTは、シート搬送方向に沿って画像形成装置2の内部を搬送される。
制御部10は、実施形態1に係る制御部10として機能し、表示部20は、実施形態1に係る表示部20として機能し、タッチパネル30は、実施形態1に係るタッチパネル30として機能する。従って、画像形成装置2に備えられる制御部10、表示部20、及びタッチパネル30は、実施形態1に係る表示装置1を構成する。
原稿搬送部100は、画像読取部110に向けて原稿を搬送する。画像読取部110は、原稿の画像を読み取って画像データを生成する。収納部120はシートTを収納する。収納部120は、カセット121及び手差しトレイ123を含む。カセット121はシートTを積載する。シートTは、カセット121又は手差しトレイ123から搬送部130に送り出される。シートTは、例えば、普通紙、コピー紙、再生紙、薄紙、厚紙、光沢紙、又はOHP(Overhead Projector)シートである。
搬送部130は、画像形成部140にシートTを搬送する。画像形成部140は、感光体ドラム141、帯電部142、露光部143、現像部144、転写部145、クリーニング部146、及び除電部147を含み、シートTに画像を形成(印刷)する。
画像の転写されたシートTは定着部150に向けて搬送される。定着部150は、シートTを加熱及び加圧して、シートTに画像を定着させる。画像が定着されたシートTは排出部160に向けて搬送される。排出部160はシートTを排出する。
記憶部170は、主記憶装置(例えば、半導体メモリー)及び補助記憶装置(例えば、ハードディスクドライブ)を含む。
制御部10は、画像形成装置2の各要素を制御する。具体的には、制御部10が、記憶部170に格納されたコンピュータープログラムを実行することにより、表示部20、原稿搬送部100、画像読取部110、収納部120、搬送部130、画像形成部140、及び定着部150を制御する。制御部10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。
以上、図5を参照して説明したように、実施形態2によれば、画像形成装置2は、実施形態1に係る表示装置1として機能する。従って、実施形態1と同様に、複数のファイルを連続して選択できる。その他、実施形態1と同様の効果を得ることができる。
以上、図面(図1〜図5)を参照しながら本発明の実施形態について説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(3))。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)図2及び図3を参照して説明したように、2つの第1選択領域AS1及び2つの識別子表示領域ANのそれぞれは、表示面20Aの長辺における一方端から他方端までに延びるように割り当てられた。ただし、2つの第1選択領域AS1及び2つの識別子表示領域ANのそれぞれは、表示面20Aの短辺における一方端から他方端までに延びるように割り当てられてもよい。
(2)図2及び図3を参照して説明したように、表示部20に含まれるモード表示枠21によって、選択されているモードをユーザーに確認させた。ただし、制御部10が表示部20に表示される内容、例えば表示部20に表示される背景色を選択されているモードに応じて変更させることで、選択されているモードをユーザーに確認させてもよい。
(3)接触点の移動ベクトルのY成分に基づいて、複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応する複数のファイルが変更された。ただし、接触点の移動ベクトルのX成分に基づいて、複数の第2選択領域AS2のそれぞれに対応する複数のファイルを変更させてもよい。
本発明は、表示装置及び画像形成装置に関するものであり、産業上の利用可能性を有する
1 表示装置
2 画像形成装置
10 制御部
20 表示部
20A 表示面
30 タッチパネル(検出部)
AS1 第1選択領域
AS2 第2選択領域
AN 識別子表示領域
T シート

Claims (7)

  1. 表示面を有する表示部と、
    前記表示面に第1選択領域を割り当てる制御部と、
    前記表示面への接触点の位置を検出する検出部と
    を備え、
    前記第1選択領域は、複数のファイルのそれぞれに対応する複数の第2選択領域を含み、
    前記検出部が前記第1選択領域内で所定時間以上停止した前記接触点を検出した後、前記制御部は、前記複数の第2選択領域のうち前記接触点が通過した第2選択領域に対応する前記ファイルを選択する、表示装置。
  2. 前記制御部は、
    前記接触点の前記第1選択領域内での移動に応じて、前記複数の第2選択領域のそれぞれに対応する前記複数のファイルを変更し、
    前記第1選択領域内で前記所定時間以上停止した前記接触点が検出された後には、前記第1選択領域内で移動する前記接触点が検出されると、前記複数の第2選択領域のそれぞれに対応する前記複数のファイルを維持させる、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記制御部は、前記第1選択領域に隣接するように前記表示面に識別子表示領域を割り当て、
    前記制御部は、前記表示部のうち前記識別子表示領域に対応する領域には、前記複数の第2選択領域のそれぞれに対応する領域に隣り合うように、前記複数の第2選択領域のそれぞれに対応する前記複数のファイルの識別子を表示させる、請求項1または請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記検出部が前記複数の第2選択領域のうち所定の第2選択領域内で前記接触点を検出することに応じて、前記制御部は、前記複数の第2選択領域のそれぞれに対応する前記複数のファイルを変更する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記検出部が前記複数の第2選択領域のうち所定の数の第2選択領域を通過する前記接触点を検出することに応じて、前記制御部は、前記第1選択領域に含まれる前記複数の第2選択領域の全てに対応する前記複数のファイルを選択する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 前記検出部が前記第1選択領域内で所定時間以上停止した前記接触点を検出した後、前記第1選択領域を通過して前記第1選択領域外へ移動する前記接触点を検出すると、前記制御部は、前記複数の第2選択領域のそれぞれに対応する前記複数のファイルを変更する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の表示装置と、
    選択された前記ファイルに基づいてシートに画像を形成する画像形成部と
    を備える、画像形成装置。
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