JP2016219605A - 電子装置、投影装置及び電子装置の製造方法 - Google Patents
電子装置、投影装置及び電子装置の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016219605A JP2016219605A JP2015103186A JP2015103186A JP2016219605A JP 2016219605 A JP2016219605 A JP 2016219605A JP 2015103186 A JP2015103186 A JP 2015103186A JP 2015103186 A JP2015103186 A JP 2015103186A JP 2016219605 A JP2016219605 A JP 2016219605A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- display element
- heat transfer
- heat dissipation
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B21/00—Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
- G03B21/14—Details
- G03B21/16—Cooling; Preventing overheating
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/12—Picture reproducers
- H04N9/31—Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
- H04N9/3141—Constructional details thereof
- H04N9/3144—Cooling systems
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K13/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Planar Illumination Modules (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
【課題】電子部品に対する粉塵の付着が低減された電子装置を提供する。
【解決手段】ヒートシンク190は、複数の放熱フィン191と、突起状の熱伝達部192が設けられる。そして、熱伝達部192は、基板320の開口部321に挿入される。また、表示素子51は、表示素子51の放熱面が開口部321に位置するように、ソケット52を介して基板320に接続される。ソケット52は、基板320と間隙Sを有して電気接続される。熱伝達部192と表示素子51の放熱面との間及び熱伝達部192の外周とソケット52の内周との間には熱伝導性部材370が設けられる。そして、熱伝導性部材370の端部371は、間隙Sよりもヒートシンク190側に位置される。
【選択図】 図4
【解決手段】ヒートシンク190は、複数の放熱フィン191と、突起状の熱伝達部192が設けられる。そして、熱伝達部192は、基板320の開口部321に挿入される。また、表示素子51は、表示素子51の放熱面が開口部321に位置するように、ソケット52を介して基板320に接続される。ソケット52は、基板320と間隙Sを有して電気接続される。熱伝達部192と表示素子51の放熱面との間及び熱伝達部192の外周とソケット52の内周との間には熱伝導性部材370が設けられる。そして、熱伝導性部材370の端部371は、間隙Sよりもヒートシンク190側に位置される。
【選択図】 図4
Description
本発明は、電子装置及び電子装置の製造方法に関する。
電子装置が組み込まれた機器としては、パーソナルコンピュータの画面やビデオ画像、さらにメモリカード等に記憶されている画像データによる画像等をスクリーンに投影する投影装置が挙げられる。
特許文献1に開示される投影装置は、赤色発光ダイオードからなる赤色光源装置や、青色光源装置ともされる複数の青色レーザダイオードからなる励起光照射装置等の電子装置が設けられている。この励起光照射装置からの励起光が蛍光ホイールに照射されて、緑色の蛍光光が蛍光ホイールから発光される。そして、赤色、緑色、青色の各色光源光は、DMDとされる表示素子が組み込まれた電子装置に照射されて、投影側光学系を介してスクリーン上にカラー画像が投影される。
また、赤色発光ダイオードや青色レーザダイオード、DMDとされる表示素子等の電子部品は、投影装置の駆動により発熱する。従って、これらの電子部品を備える電子装置には、それぞれの電子部品を冷却するためのヒートシンクが設けられている。
電子部品は、一般に粉塵が付着すると所定の性能を発揮することができなくなる場合がある。例えば、投影装置における赤色発光ダイオードや青色レーザダイオード等の半導体発光素子に粉塵が付着すると輝度が低下する恐れがある。また、DMD等の表示素子に粉塵が付着すると、画素の欠損や色ムラ等により画質が低下する恐れがある。しかしながら、このような発熱を伴う電子部品を支持する部材の接続面等を密閉構造とすることは難しい。
本発明の目的は、電子部品への粉塵の付着を低減することのできる電子装置と、この電子装置の製造方法と、この電子装置を備える投影装置を提供する。
本発明の電子装置は、突起状の熱伝達部を有する放熱装置と、一方面側に前記放熱装置が配置され、前記放熱装置の前記熱伝達部が挿入される開口部が形成される基板と、前記基板の前記開口部に放熱面が位置するよう前記基板の他方面側に配置され、前記基板と間隙を有して配置された枠状の接続部を介して接続される電子部品と、前記放熱装置の前記熱伝達部と前記電子部品の前記放熱面との間及び前記放熱装置の前記熱伝達部の外周と前記接続部の内周との間に設けられる熱伝導性部材と、を有し、前記熱伝導性部材の端部は、前記接続部と前記基板との間の前記間隙よりも前記放熱装置側に位置されることを特徴とする。
本発明の投影装置は、前記電子部品は表示素子とされる上述の電子装置と、赤色光源装置と、緑色光源装置と、青色光源装置からなる光源装置と、前記光源装置からの光を前記表示素子に導光する光源側光学系と、前記表示素子から出射された画像を投影する投影側光学系と、前記光源装置や前記表示素子を制御する投影装置制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の電子装置の製造方法は、開口部を有する基板と、前記基板と間隙を有して配置された枠状の接続部を介して接続される電子部品の放熱面と、を対応させて配置固定する工程と、前記電子部品の前記放熱面に、所定の厚みを有するシート状の熱伝導性部材を載置する工程と、放熱部と該放熱部に熱を伝達させる突起状の熱伝達部を有する放熱装置の前記熱伝達部を前記開口部に挿入して、前記熱伝導性部材の端部が前記接続部と前記基板との間の前記間隙よりも前記放熱装置側に位置されるよう前記熱伝導性部材を塑性変形させる工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、電子部品に対する粉塵の付着を低減した電子装置と、この電子装置を製造する方法及びこの電子装置を備える投影装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。図1は、投影装置10の外観斜視図である。なお、本実施形態において、投影装置10における左右とは投影方向に対しての左右方向を示し、前後とは投影装置10のスクリーン側方向及び光線束の進行方向に対しての前後方向を示す。
そして、投影装置10の筐体は、図1に示すように、略直方体形状であって、正面パネル12、背面パネル13、右側パネル14及び左側パネル15からなる側面パネルと、上面パネル11と下面パネル16とにより形成されている。投影装置10は、正面パネル12の左側方に投影部を有する。さらに、正面パネル12には、複数の吸排気孔17が設けられている。そして、投影装置10は、図示しないが、リモートコントローラからの制御信号を受信するIr受信部を備えている。
また、上面パネル11にはキー/インジケータ部37が設けられる。このキー/インジケータ部37には、電源スイッチキーや電源のオン又はオフを報知するパワーインジケータ、投影のオン、オフを切りかえる投影スイッチキー、光源装置や表示素子又は制御回路等が過熱したときに報知をする過熱インジケータ等のキーやインジケータが配置されている。
さらに、背面パネル13には、図示しないUSB端子やアナログRGB映像信号が入力される映像信号入力用のD−SUB端子、S端子、RCA端子、音声出力端子等を設ける入出力コネクタ部及び電源アダプタプラグ等の各種端子が設けられている。また、背面パネル13には、複数の吸気孔が形成されている。
次に、投影装置10の投影装置制御部について図2の機能ブロック図を用いて述べる。投影装置制御部は、制御部38、入出力インターフェース22、画像変換部23、表示エンコーダ24、表示駆動部26等から構成される。
この制御部38は、投影装置10内の各回路の動作制御を司るものであって、CPU、各種セッティング等の動作プログラムを固定的に記憶したROM及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成されている。
そして、この投影装置制御部により、入出力コネクタ部21から入力された各種規格の画像信号は、入出力インターフェース22、システムバス(SB)を介して画像変換部23で表示に適した所定のフォーマットの画像信号に統一するように変換された後、表示エンコーダ24に出力される。
また、表示エンコーダ24は、入力された画像信号をビデオRAM25に展開記憶させた上でこのビデオRAM25の記憶内容からビデオ信号を生成して表示駆動部26に出力する。
表示駆動部26は、表示素子制御手段として機能するものであり、表示エンコーダ24から出力された画像信号に対応して適宜フレームレートで空間的光変調素子(SOM)である表示素子51を駆動するものである。そして、この投影装置10は、光源装置60から出射された光線束を、光源側光学系を介して表示素子51に照射することにより、表示素子51の反射光で光像(画像光)を形成し、投影側光学系を介して図示しないスクリーンに画像を投影表示する。なお、この投影側光学系の可動レンズ群235は、レンズモータ45によりズーム調整やフォーカス調整のための駆動が行われる。
また、画像圧縮/伸長部31は、画像信号の輝度信号及び色差信号をADCT及びハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮して着脱自在な記録媒体とされるメモリカード32に順次書き込む記録処理を行う。
さらに、画像圧縮/伸長部31は、再生モード時にメモリカード32に記録された画像データを読み出し、一連の動画を構成する個々の画像データを1フレーム単位で伸長し、この画像データを、画像変換部23を介して表示エンコーダ24に出力し、メモリカード32に記憶された画像データに基づいて動画等の表示を可能とする処理を行う。
そして、筐体の上面パネル11に設けられるメインキー及びインジケータ等により構成されるキー/インジケータ部37の操作信号は、直接に制御部38に送出され、リモートコントローラからのキー操作信号は、Ir受信部35で受信され、Ir処理部36で復調されたコード信号が制御部38に出力される。
なお、制御部38にはシステムバス(SB)を介して音声処理部47が接続されている。この音声処理部47は、PCM音源等の音源回路を備えており、投影モード及び再生モード時には音声データをアナログ化し、スピーカ48を駆動して拡声放音させる。
また、制御部38は、光源制御手段としての光源制御回路41を制御しており、この光源制御回路41は、画像生成時に要求される所定波長帯域の光が光源装置60から出射されるように、光源装置60の赤色、緑色及び青色の波長帯域光を発光させる個別の制御を行う。
さらに、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43に光源装置60等に設けた複数の温度センサによる温度検出を行わせ、この温度検出の結果から冷却ファンの回転速度を制御させている。また、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43にタイマー等により投影装置本体の電源オフ後も冷却ファンの回転を持続させる、あるいは、温度センサによる温度検出の結果によっては投影装置10本体の電源をオフにする等の制御も行う。
次に、この投影装置10の内部構造について図3に基づいて述べる。図3は、投影装置10の内部構造を示す平面模式図である。投影装置10は、左側パネル15の近傍に制御回路基板241を備えている。この制御回路基板241は、電源回路ブロックや光源制御ブロック等を備えてなる。制御回路基板241の右側パネル14側には、DMDとされる表示素子51や、この表示素子51を冷却する放熱装置とされるヒートシンク190を備える電子装置である表示素子装置300が配置される。また、投影装置10は、投影装置10筐体の前方右寄りに光源装置60を備えている。さらに、投影装置10は、光源装置60と背面パネル13との間に、光源側光学系170が配置される。投影装置10の左側パネル15側には、投影側光学系220が配置されている。
光源装置60は、青色波長帯域光の光源とされるとともに励起光源ともされる励起光照射装置70と、赤色波長帯域光の光源とされる赤色光源装置120と、緑色波長帯域光の光源とされる緑色光源装置80と、を備える。緑色光源装置80は、励起光照射装置70と、蛍光板装置100とにより構成される。そして、光源装置60には、赤、緑、青の各色波長帯域光を導光し、出射する導光光学系140が配置されている。導光光学系140は、各色光源装置から出射される各色波長帯域光をライトトンネル175の入射口に集光する。
励起光照射装置70は、投影装置10の筐体における前側略中央部分の正面パネル12の近傍に配置される。そして、励起光照射装置70は、右側パネル14及び左側パネル15と光軸が平行になるよう配置された複数の半導体発光素子である青色レーザダイオード71が設けられる。青色レーザダイオード71の正面パネル12側には、ヒートシンク81が設けられる。なお、本実施形態においては、励起光照射装置70には、2行4列の合計8個の青色レーザダイオード71が配置される。
また、各青色レーザダイオード71の光軸上には、各青色レーザダイオード71からの各出射光の指向性を高めるように各々平行光に変換する複数のコリメータレンズ73が配置されている。
赤色光源装置120は、赤色光源装置120が出射する赤色波長帯域光の光軸が、励起光照射装置70から出射されて第一反射ミラー141で反射される青色波長帯域光及び蛍光板101から出射される緑色波長帯域光の光軸と交差するように励起光照射装置70の右側に並設されている。赤色光源装置120は、青色レーザダイオード71と光軸が平行となるように配置された赤色光源121と、赤色光源121からの出射光を集光する集光レンズ群125と、を備える。この赤色光源121は、赤色波長帯域の光を発する半導体発光素子である赤色発光ダイオードである。
また、赤色光源装置120は、赤色光源121の正面パネル12側に配置されるヒートシンク130を備える。一方、励起光照射装置70の左側には冷却ファン261が配置されている。この冷却ファン261からの冷却風は、励起光照射装置70のヒートシンク81及び赤色光源装置120のヒートシンク130に送風され、それぞれのヒートシンク81,130により青色レーザダイオード71及び赤色光源121がそれぞれ冷却される。
緑色光源装置80を構成する蛍光板装置100は、励起光照射装置70から出射されて第一反射ミラー141で反射される励起光の光路上であって、右側パネル14の近傍に配置される。蛍光板装置100は、右側パネル14と平行となるように、つまり、励起光照射装置70からの出射光の光軸と平行となるように配置された蛍光ホイールとされる蛍光板101と、この蛍光板101を回転駆動するモータ110と、励起光照射装置70から出射され、第一反射ミラー141により反射された励起光の光線束を蛍光板101に集光するとともに蛍光板101から左側パネル15方向に出射される光線束を集光する集光レンズ群111と、蛍光板101を透過又は拡散透過される光線束を集光する集光レンズ115と、を備える。なお、モータ110の右側パネル14側には冷却ファン262が配置されており、この冷却ファン262によって蛍光板装置100等が冷却される。
蛍光板101は、励起光照射装置70から集光レンズ群111を介した出射光を励起光として受けて緑色波長帯域の蛍光光を出射する蛍光発光領域と、励起光照射装置70からの出射光である励起光を透過又は拡散透過させる領域と、が周方向に連続して設けられている。
蛍光板101の基材は銅やアルミニウム等から成る金属基材であって、この基材の励起光照射装置70側の表面には、環状の溝を形成し、この溝の底部が銀蒸着等によってミラー加工されており、このミラー加工された表面に緑色蛍光体の層が敷設されている。さらに、励起光が透過又は拡散透過する領域のうち、透過する領域とされる場合には、基材の切抜き透光部に透光性を有する透明基材が嵌入される。拡散透過する領域とされる場合には、表面をサンドブラスト等で微細凹凸を形成した透明基材が嵌入される。
蛍光板101の蛍光体層は、励起光照射装置70からの励起光としての青色波長帯域光が蛍光板101の緑色蛍光体層に照射されると、緑色蛍光体層における緑色蛍光体が励起され、緑色蛍光体から全方位に緑色波長帯域光を出射する。蛍光発光された光線束は、左側パネル15側へ出射され、集光レンズ群111に入射する。一方、蛍光板101における入射光が透過又は拡散透過する領域に入射された励起光照射装置70からの青色波長帯域光は、蛍光板101を透過又は拡散透過し、蛍光板101の背面側(換言すれば、右側パネル14側)に配置された集光レンズ115に入射する。
そして、導光光学系140は、赤色、緑色、青色波長帯域の光線束を集光させる集光レンズや、各色波長帯域の光線束の光軸を変換して同一の光軸とさせる反射ミラー、ダイクロイックミラー等からなる。具体的には、導光光学系140は、第一反射ミラー141,集光レンズ151,拡散板152,第一ダイクロイックミラー142,第二反射ミラー143,集光レンズ146,第三反射ミラー149,集光レンズ147,集光レンズ145,第二ダイクロイックミラー148からなる。
第一反射ミラー141は、励起光照射装置70の背面パネル13側に配置される。この第一反射ミラー141は、励起光照射装置70から出射される青色波長帯域光の光軸を右側パネル14方向に90度変換する。
集光レンズ151は、第一反射ミラー141の右側パネル14側に配置される。拡散板152は、集光レンズ151の右側パネル14側に配置される。第一反射ミラー141により反射された励起光は、集光レンズ151により集光されて、拡散板152により拡散される。
拡散板152を拡散透過する青色波長帯域光及び蛍光板101から出射される緑色波長帯域光と、赤色光源装置120から出射される赤色波長帯域光とが交差する位置に、青色及び赤色波長帯域光を透過させ、緑色波長帯域光を反射してこの緑色波長帯域光の光軸を背面パネル13方向に90度変換する第一ダイクロイックミラー142が配置されている。
また、蛍光板101を透過又は拡散透過した青色波長帯域光の光軸上、つまり、集光レンズ115と右側パネル14との間には、青色波長帯域光を反射してこの青色光の光軸を背面パネル13方向に90度変換する第二反射ミラー143が配置されている。第二反射ミラー143の背面パネル13側には、集光レンズ146が配置され、さらにこの集光レンズ146の背面パネル13側には、第三反射ミラー149が配置されている。第三反射ミラー149の左側パネル15側には、集光レンズ147が配置されている。第三反射ミラー149は、第二反射ミラー143により反射されて集光レンズ146を介して入射される青色波長帯域光の光軸を左側パネル15側に90度変換する。
また、第一ダイクロイックミラー142の背面パネル13側には、集光レンズ145が配置されている。さらに、集光レンズ145の背面パネル13側であって、集光レンズ147の左側パネル15側には、第二ダイクロイックミラー148が配置されている。第二ダイクロイックミラー148は、赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光を反射して左側パネル15側に90度光軸を変換し、集光レンズ147を介して入射される青色波長帯域光を透過させる。
第一ダイクロイックミラー142を透過した赤色波長帯域光の光軸と、この赤色波長帯域光の光軸と一致するように第一ダイクロイックミラー142により反射された緑色波長帯域光の光軸は、集光レンズ145に入射する。そして、集光レンズ145を透過した赤色及び緑色波長帯域光は、第二ダイクロイックミラー148により反射され、光源側光学系170の集光レンズ173を介してライトトンネル175の入射口に集光される。一方、集光レンズ147を透過した青色波長帯域光は、第二ダイクロイックミラー148を透過して、集光レンズ173を介してライトトンネル175の入射口に集光される。
光源側光学系170は、集光レンズ173,ライトトンネル175,集光レンズ178,集光レンズ179,照射ミラー185、コンデンサレンズ195により構成されている。なお、コンデンサレンズ195は、コンデンサレンズ195の背面パネル13側に配置される表示素子51から出射された画像光を固定レンズ群225及び可動レンズ群235に向けて出射するので、投影側光学系220の一部ともされている。
ライトトンネル175と第二ダイクロイックミラー148の間には、ライトトンネル175の入射口に光源光を集光する集光レンズ173が配置されている。よって、赤色波長帯域光、緑色波長帯域光及び青色波長帯域光は、集光レンズ173により集光され、ライトトンネル175に入射される。ライトトンネル175に入射された光線束は、ライトトンネル175により均一な強度分布の光線束とされる。
ライトトンネル175の左側パネル15側の光軸上には、集光レンズ178,179が配置される。ライトトンネル175から出射された光線束は、集光レンズ178,179を介して照射ミラー185に照射され、照射ミラー185によりコンデンサレンズ195を介して表示素子51に所定の角度で照射される。DMDとされる表示素子51は、背面パネル13側にヒートシンク190が設けられ、このヒートシンク190により表示素子51は冷却される。そして、表示素子装置300には、保持部材310により、表示素子51、ヒートシンク190や、コンデンサレンズ195、集光レンズ179、照射ミラー185及び投影側光学系220等の光学部品が保持されている。
光源側光学系170により表示素子51の画像形成面に照射された光源光である光線束は、表示素子51の画像形成面で反射され、投影光として投影側光学系220を介してスクリーンに投影される。ここで、投影側光学系220は、コンデンサレンズ195、可動レンズ群235、固定レンズ群225により構成されている。可動レンズ群235は、レンズモータにより移動可能に形成される。そして、可動レンズ群235及び固定レンズ群225は、固定鏡筒に内蔵される。よって、可動レンズ群235を備える固定鏡筒は、可変焦点型レンズとされ、ズーム調節やフォーカス調節が可能に形成される。
このように投影装置10を構成することで、蛍光板101を回転させるとともに励起光照射装置70及び赤色光源装置120から異なるタイミングで光を出射すると、赤色、緑色及び青色の各波長帯域光が導光光学系140を介して集光レンズ173及びライトトンネル175に順次入射され、さらに光源側光学系170を介して表示素子51に入射されるため、投影装置10の表示素子51であるDMDがデータに応じて各色の光を時分割表示することにより、スクリーンにカラー画像を投影することができる。
次に、電子装置である表示素子装置300について説明する。図4に示すように、表示素子装置300には、電子部品である表示素子51と、放熱装置とされるヒートシンク190、コンデンサレンズ195、集光レンズ179、照射ミラー185、投影側光学系220が保持部材310により一体的に保持されている。なお、図4では、保持部材310が表示素子51及びヒートシンク190を保持する部分のみを断面図で示している。
保持部材310の中央には、光路空間312が形成されている。この光路空間312には、コンデンサレンズ195が保持されている。一方、保持部材310の後端面には、基板320が設けられている。そして、基板320の中央には、左右方向に長い長矩形形状とされる開口部321が形成されている(図5参照)。基板320の一方面側である図3における背面パネル13側(すなわち背面側)には、ヒートシンク190が配置されている。基板320の開口部321における他方面側である図3における正面パネル12側(すなわち正面側)には、表示素子51が配置されている。表示素子51は、正面にマイクロミラーが配置され、背面は放熱面とされている。
表示素子51は、コンデンサレンズ195の背面側における光路空間312に形成される正面視枠状の段部314に、表示素子51の正面側の縁部とされる当接面が当接される。表示素子51の背面側の縁部には、正面視枠状に形成される表示素子51用のソケット52が接続されている。ソケット52は、基板320の開口部321の正面側の縁部に配置される。ソケット52の背面には、接続端子52aが突出されている。この接続端子52aが基板320と電気的に接続されている。従って、この接続端子52aの長さ分により、ソケット52の背面は基板320の正面側の面と所定の間隙Sだけ離間して配置されている。このようにして、ソケット52は、表示素子51が基板320と電気的に接続されるための電子部品の接続部とされている。
そして、段部314と基板320との間における表示素子51及びソケット52の外周には、枠状のラバークッション53が設けられている。このラバークッション53は、ソケット52の外周側から間隙Sに入り込む粉塵の侵入が防止されている。
基板320の背面側には、アルミニウム等を含むスペーサ330が設けられている。そして、スペーサ330の背面側には、板金部材340が設けられている。この板金部材340と、スペーサ330及び基板320には、それぞれのボルト用の孔部にボルト350が挿通される。そして、保持部材310に形成される左右2箇所の雌ねじ部316に2つのボルト350が螺合する。従って、板金部材340と、スペーサ330及び基板320は、保持部材310に固定される。そして、スペーサ330及び板金部材340の中央部には、基板320の開口部321と同一形状の開口部331,341がそれぞれ形成されている。
一方、放熱装置とされるヒートシンク190は、背面に放熱部とされる複数の放熱フィン191が形成されている。放熱フィン191は、図4においては、手前から奥側に向かう方向に複数配置されている。従って、放熱フィン191間に形成される複数の溝191a(図9参照)は、図4の左右方向に形成される。
ヒートシンク190の正面側には、突起状の熱伝達部192が形成されている。熱伝達部192は、図5で示されるように、正面視における断面が長矩形形状とされる。図4に示すように、熱伝達部192は、開口部321,331,341に挿入可能な所定の大きさに形成されている。一方、複数の放熱フィン191は、図4の左右方向を長手方向として形成される。従って、ヒートシンク190は、押し出し成形で形成することができる。
また、板金部材340には、左右それぞれに板バネ部342が形成されている。各板バネ部342には、それぞれ雌ねじ部343が形成されている。そして、ヒートシンク190の左右2箇所のボルト孔193には、それぞれボルト360が挿通される。このボルト360は、板バネ部342の雌ねじ部343と螺合する。これにより、ヒートシンク190は、板金部材340に対して固定されるとともに、付勢手段とされる板バネ部342の付勢力により正面側の表示素子51に向けて付勢される。
また、ボルト360の先端部は、スペーサ330の孔部332内に位置される。これにより、ボルト360の先端と基板320の背面との干渉が防止される。
図4及び図5にも示されるように、ヒートシンク190の熱伝達部192の外周と接続部とされるソケット52の内周との間と、熱伝達部192の先端面と表示素子51の背面との間には、熱伝導性パテ等の熱伝導性部材370が設けられている。そして、熱伝達部192とソケット52の内周との間における熱伝導性部材370の端部371は、基板320とソケット52との間の間隙Sよりも一方面側(すなわちヒートシンク190側)に位置される。本実施形態においては、熱伝導性部材370の端部371は、スペーサ330の開口部331の内周面の一部にまで達している。すなわち、熱伝達部192の外周と基板320の開口部321の内周との間の間隙は熱伝導性部材370によって封止されている。
熱伝導性部材370は、熱伝導性、難燃性、電気絶縁性を有し、主にシリコンからなる硬度の低い粘土状の材料である。従って、熱伝導性部材370は、低い荷重で容易に塑性変形させることができるとともに、密着性も高い。従って、ヒートシンク190の熱伝達部192の外周とソケット52の内周との間及び熱伝達部192の先端面と表示素子51の背面との間は、熱伝導性部材370を介して密着されている。
このように形成される表示素子装置300の表示素子51は、投影装置10が駆動されると発熱する。すると、表示素子51により発生した熱は、表示素子51の裏面側の放熱面から熱伝導性部材370を介して熱伝達部192に伝達される。そして、熱伝達部192に伝達された熱は、ヒートシンク190の複数の放熱フィン191により放熱される。
投影装置10の起動中は、冷却ファン261,262(図3参照)により外部空気が取り込まれ、投影装置10の内部を流通し、排気される。このとき、通常の使用環境であっても、投影装置10に取り込まれる外部空気には粉塵が混入されている。そして、表示素子51の正面側の縁部の当接面と段部314の背面が当接される当接部は、シーリングされていない。しかしながら、ラバークッション53により、外部空気の粉塵は、表示素子51の外周から、表示素子51と段部314とが当接する当接部を介して、表示素子51の正面側の複数のマイクロミラーに付着してしまうことはない。
さらに、熱伝導性部材370により、ソケット52と基板320とで形成される間隙Sは密閉されている。ここで、仮に開口部321から粉塵が間隙Sに侵入したとすると、この粉塵は、ソケット52及び表示素子51の外周から表示素子51と段部314とが当接する当接部を介して、表示素子51の正面側の複数のマイクロミラーに付着してしまう。しかしながら、熱伝導性部材370により間隙Sが密閉されている。従って、開口部321から間隙Sへの粉塵の侵入が防止されている。
なお、表示素子51及びソケット52は、表示素子51の発熱により微小に変形されている。従って、表示素子51及びソケット52の外周と、ラバークッション53とは密着されていない。よって、ラバークッション53がソケット52の外周側から間隙Sを覆う位置に配置されていても、間隙Sからの粉塵の侵入は防ぎ難い。
また、保持部材310は表示素子51に比べて十分大きいので、保持部材310は、表示素子51の発熱による変形はほとんどない。従って、ラバークッション53と保持部材310及び基板320は密着されて、ラバークッション53の外側からの粉塵の侵入は防止されている。
次に、図6及び図7により、表示素子装置300の製造方法について説明する。この製造方法は、開口部321を有する基板320と、基板320と間隙を有して配置された枠状の接続部であるソケット52を介して接続される電子部品である表示素子51の放熱面と、を対応させて配置固定する工程と、表示素子51の放熱面に、所定の厚みを有するシート状の熱伝導性部材370を載置する工程と、突起状の熱伝達部192を有する放熱装置190の熱伝達部192を開口部321に挿入して、熱伝導性部材370の端部がソケット52と基板320との間の間隙Sよりも放熱装置190側に位置されるよう熱伝導性部材370を塑性変形させる工程と、を含む
具体的には、以下の通りである。先ず、保持部材310の段部314に表示素子51を載置する。このとき、表示素子51は、背面側の放熱面がヒートシンク190側になるよう段部314に載置する。そして、表示素子51の外周にラバークッション53を配置する。次に、基板320の開口部321の正面側の縁部にソケット52が接続された基板320を、ソケット52に表示素子51が接続されるように、保持部材310の後端に配置する。その後、スペーサ330を基板320の背面側に配置し、板金部材340をスペーサ330の背面側に配置する。そして、図6に示すように、ボルト350を保持部材310の雌ねじ部316に螺合させて、板金部材340、スペーサ330及び基板320を保持部材310に固定する。
次に、シート状に形成された熱伝導性部材370を表示素子51の放熱面に載置する。例えば、厚さが約2.0mmの熱伝導性部材370を表示素子51の放熱面に載置した後、ヒートシンク190の熱伝達部192を基板320、スペーサ330、板金部材340の開口部321,331,341に挿入して、熱伝達部192の先端面と熱伝導性部材370とを当接させる。そして、ヒートシンク190のボルト孔193にボルト360を挿通させて、ボルト360と、板金部材340の板バネ部342における雌ねじ部343とを螺合させる。
ボルト360を締め込むと、ヒートシンク190は、板バネ部342により正面側に向けて付勢されつつ正面側に移動される。すると、熱伝達部192により熱伝導性部材370に荷重が加えられて、熱伝導性部材370は塑性変形される。熱伝導性部材370の塑性変形により、熱伝達部192の先端面と表示素子51の放熱面との間の熱伝導性部材370は押し潰されて薄くなり、その分、図7に示すように、熱伝達部192の外周とソケット52の内周との間に熱伝導性部材370が充填され始める。そして、さらにボルト360を締め込むことにより、熱伝達部192の外周とソケット52の内周との間と、熱伝達部192の先端面と表示素子51の放熱面との間に熱伝導性部材370が配置される。ボルト360の締め込み作業は、図4に示すように、熱伝導性部材370の端部371が、ソケット52と基板320とで形成される間隙Sよりもヒートシンク190側に位置されるまで行われる。
なお、上記の製造方法では、表示素子51を保持部材310に載置して、基板320等を保持部材310に配置して固定した後に熱伝導性部材370を表示素子51の放熱面に載置したが、基板320を保持部材310に配置する前に、ソケット52に表示素子51を接続しておけば、表示素子51の放熱面に熱伝導性部材370を載置した後、基板320等を保持部材310に配置して固定するようにしても良い。
また、ヒートシンク190の熱伝達部192は、間隙Sが確実に密閉されるように、熱伝導性部材370の硬度や表示素子51の放熱面の大きさ等により種々の形状とすることができる。ここで、図8(a)〜(c)は、熱伝達部192A,192B,192Cについて、図4における左右の側面方向から見た断面図である。例えば、図8(a)に示す熱伝達部192Aは、基端側(すなわち放熱フィン191側)に向けて広がるよう傾斜する台形形状として形成される。そして、熱伝達部192Aは、この台形形状が長手方向(すなわち図4の左右方向)に連続して形成されている。
また、図8(b)に示す熱伝達部192Bは、断面視において大きさの異なる長矩形形状が二段に重なるようにして形成される。具体的には、基端側の長矩形部の長辺の方が、突端側の長矩形部の長辺よりも長くなるよう形成されている。この熱伝達部192Bにおいても、二段の長矩形形状が長手方向に連続して形成されている。
図8(c)に示す熱伝達部192Cは、断面視において鈍角状の先端部が形成される。この熱伝達部192Cにおいても、鈍角状の先端部を有する断面が長手方向に連続して形成されている。
さらに、図9には、熱伝達部192Dを有するヒートシンク190が示されている。熱伝達部192Dの先端面は、側面視において波形形状とされている。そして、熱伝達部192Dは、この側面視波形形状が長手方向に連続して形成されている。さらに、複数の放熱フィン191により形成される溝191aの方向と、熱伝達部192Dにおける側面視波形形状の谷線L(または尾根線)の方向は一致している。これにより、熱伝達部192Dを有するヒートシンク190も、押し出し成形により形成することができる。
上記の通り、熱伝達部192A〜192Dは、図8(a)〜(c)及び図9に示す側面視の断面形状が連続して形成される。さらに、前述の実施例における熱伝達部192も側面視の断面形状が連続して形成される。そして、複数の放熱フィン191により形成される溝191aの方向は、熱伝達部192,192A〜192Dの側面視の断面形状が連続して形成される方向(すなわち図4の左右方向)と同じとされている。従って、熱伝達部192,192A〜192Dを備えるヒートシンク190は、押し出し成形により形成することができる。
なお、熱伝達部192A〜192Dを備えるヒートシンク190を押し出し成形により形成した場合には、熱伝達部192A〜192Dの長手方向における不要部分は切削加工により切除される。
また、熱伝達部192A〜192Dは、いずれにおいても、図5で示される熱伝達部192と同様に、正面視における断面が長矩形形状とされる。
このようにして、電子装置である表示素子装置300を構成したが、本発明は他の電子部品を備える他の電子装置とすることもできる。例えば、発光ダイオードやレーザダイオード等の半導体発光素子を備える電子装置とすることもできる。この場合、電子部品の放熱面の形状に合わせて、熱伝達部を円柱状等の他の形状とすることもできる。
また、ヒートシンク190を正面側に付勢する付勢手段として、本実施形態においては板金部材340に板バネ部342を形成したが、これに限られず、ボルト360に巻回されるコイルバネ等とすることもできる。
以上、本発明の実施形態によれば、放熱装置とされるヒートシンク190の熱伝達部192,192A〜192Dが基板320の開口部321に挿入される。一方、電子部品とされる表示素子51は、開口部321に放熱面が位置するよう接続部とされるソケット52と接続される。そして、ソケット52は、基板と間隙Sを有して電気接続される。さらに、熱伝達部192,192A〜192Dと放熱面との間及び熱伝達部192,192A〜192Dの外周とソケット52の内周との間には熱伝導性部材370が設けられる。熱伝導性部材370の端部は、ソケット52と基板320との間の間隙Sよりもヒートシンク190側に位置される。
これにより、開口部321から間隙Sに粉塵が流入することが防止される。従って、表示素子51の表面に粉塵が付着することが低減されるので、電子部品である表示素子51は所定の性能を継続的に発揮することができる。
また、熱伝達部192,192A〜192Dは、正面視における断面が長矩形とされる。これにより、長矩形とされる電子部品、例えば本実施例における表示素子51に合わせて、熱伝導性部材370を熱伝達部192,192A〜192Dの先端面やその外周に配置することができる。
また、ヒートシンク190の放熱部は複数の放熱フィン191により形成される。一方、熱伝達部192,192A〜192Dは、側面視における断面形状が長手方向に連続して形成される。そして、熱伝達部192,192A〜192Dの長手方向と複数の放熱フィン191により形成される溝191aの方向とは同じとされる。これにより、突起状の熱伝達部192,192A〜192Dを備えるヒートシンク190について、押し出し成形して、効率よく製造することができる。
また、熱伝達部192Dは、側面視波形形状とされる場合には、熱伝達部192の先端面の表面積が増大するので、熱伝達部192Dは、効率よく表示素子51の放熱面からの熱を放熱フィン191に伝達させることができる。また、種々の熱伝達部192,192A〜Dを選択することができる。
また、ヒートシンク190は、付勢手段とされる板バネ部342により表示素子51側に付勢されている。これにより、熱伝達部192,192A〜192Dの先端面を、表示素子51の放熱面に確実に密着させることができるので、さらに表示素子51の冷却効率を高めることができる。
また、付勢手段とされる板バネ部342は、ヒートシンク190に挿通されるボルト360が螺合する雌ねじ部343が設けられる。これにより、ヒートシンク190を取り付ける際のボルト360の締め付けトルクの管理が容易となるとともに、簡単な構造の板金部材340によりヒートシンク190を付勢することができる。
また、熱伝導性部材370は、熱伝達部192,192A〜192Dにより、シート状の熱伝導性部材370が塑性変形されてなる。これにより、熱伝導性部材370を確実に、熱伝導性部材370の接触部位(間隙Sや熱伝達部192,192A〜192Dの外周等)に密着させることができる。
また、投影装置10は、電子装置とされる表示素子装置300と、赤色、緑色及び青色の各光源装置を備える光源装置60と、光源側光学系170と、投影側光学系220と、投影装置制御部とを備える。これにより、投影装置10における表示素子51において粉塵の付着が低減されるので、粉塵の付着による画質の劣化を低減させることができる投影装置10を提供することができる。
また、表示素子装置300の製造方法は、基板320に接続されるソケット52に表示素子51を接続させ、表示素子51の放熱面にシート状の熱伝導性部材を載置し、熱伝達部192,192A〜192Dにより熱伝導性部材370を塑性変形させる。これにより、ヒートシンク190の保持部材310に対する組み付けと、熱伝導性部材370の塑性変形を同時に行うことができるので、効率よく表示素子装置300を製造することができる。
なお、本実施形態において、熱伝導性部材370は、表示素子51の放熱面にシート状の熱伝導性部パテ等の熱伝導性部材を載置し、熱伝達部192,192A〜192Dにより塑性変形させるものとしたが、これに限らない。予め上面に開口部が形成された箱状の熱伝導性部材であってもよい。
また、以上説明した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]突起状の熱伝達部を有する放熱装置と、
一方面側に前記放熱装置が配置され、前記放熱装置の前記熱伝達部が挿入される開口部が形成される基板と、
前記基板の前記開口部に放熱面が位置するよう前記基板の他方面側に配置され、前記基板と間隙を有して配置された枠状の接続部を介して接続される電子部品と、
前記放熱装置の前記熱伝達部と前記電子部品の前記放熱面との間及び前記放熱装置の前記熱伝達部の外周と前記接続部の内周との間に設けられる熱伝導性部材と、
を有し、
前記熱伝導性部材の端部は、前記接続部と前記基板との間の前記間隙よりも前記放熱装置側に位置されることを特徴とする電子装置。
[2]前記熱伝達部の外周と前記基板の内周との間の間隙は前記熱伝導性部材によって封止されており、
前記放熱装置は放熱部を有し、前記放熱装置の前記熱伝達部は、前記放熱部に熱を伝達し、
前記熱伝達部は、正面視における断面が矩形形状とされることを特徴とする前記[1]に記載の電子装置。
[3]前記放熱部は、複数の放熱フィンにより形成され、
前記熱伝達部は、側面視における断面が連続して形成され、
前記熱伝達部の側面視における断面が連続して形成される方向は、複数の前記放熱フィンにより形成される溝の方向と同じとされることを特徴とする前記[2]に記載の電子装置。
[4]前記熱伝達部は、前記基端側に向けて広がるよう傾斜する台形形状、断面視において大きさの異なる長矩形形状が二段に重なるような形状、断面視において鈍角状の先端部が形成された形状、または先端面が側面視波形形状の何れかの形状とされることを特徴とする前記[1]乃至前記[3]の何れか記載の電子装置。
[5]前記放熱装置は、付勢手段により前記電子部品側に向けて付勢されることを特徴とする前記[1]乃至前記[4]の何れか記載の電子装置。
[6]前記付勢手段は、前記放熱装置をボルトにより固定する雌ねじ部を有する板バネであることを特徴とする前記[5]に記載の電子装置。
[7]前記熱伝導性部材は、前記熱伝達部によりシート状の前記熱伝導性部材を塑性変形させて形成されることを特徴とする前記[1]乃至前記[6]の何れか記載の電子装置。
[8]前記電子部品は表示素子を含み、前記放熱装置はヒートシンクを含むことを特徴とする前記[1]乃至前記[7]の何れか記載の電子装置。
[9]前記電子部品は表示素子とされる前記[1]乃至前記[8]の何れか記載の電子装置と、
赤色光源装置と、緑色光源装置と、青色光源装置からなる光源装置と、
前記光源装置からの光を前記表示素子に導光する光源側光学系と、
前記表示素子から出射された画像を投影する投影側光学系と、
前記光源装置や前記表示素子を制御する投影装置制御部と、
を備えることを特徴とする投影装置。
[10]開口部を有する基板と、前記基板と間隙を有して配置された枠状の接続部を介して接続される電子部品の放熱面と、を対応させて配置固定する工程と、
前記電子部品の前記放熱面に、所定の厚みを有するシート状の熱伝導性部材を載置する工程と、
放熱部と該放熱部に熱を伝達させる突起状の熱伝達部を有する放熱装置の前記熱伝達部を前記開口部に挿入して、前記熱伝導性部材の端部が前記接続部と前記基板との間の前記間隙よりも前記放熱装置側に位置されるよう前記熱伝導性部材を塑性変形させる工程と、
を含むことを特徴とする電子装置の製造方法。
[1]突起状の熱伝達部を有する放熱装置と、
一方面側に前記放熱装置が配置され、前記放熱装置の前記熱伝達部が挿入される開口部が形成される基板と、
前記基板の前記開口部に放熱面が位置するよう前記基板の他方面側に配置され、前記基板と間隙を有して配置された枠状の接続部を介して接続される電子部品と、
前記放熱装置の前記熱伝達部と前記電子部品の前記放熱面との間及び前記放熱装置の前記熱伝達部の外周と前記接続部の内周との間に設けられる熱伝導性部材と、
を有し、
前記熱伝導性部材の端部は、前記接続部と前記基板との間の前記間隙よりも前記放熱装置側に位置されることを特徴とする電子装置。
[2]前記熱伝達部の外周と前記基板の内周との間の間隙は前記熱伝導性部材によって封止されており、
前記放熱装置は放熱部を有し、前記放熱装置の前記熱伝達部は、前記放熱部に熱を伝達し、
前記熱伝達部は、正面視における断面が矩形形状とされることを特徴とする前記[1]に記載の電子装置。
[3]前記放熱部は、複数の放熱フィンにより形成され、
前記熱伝達部は、側面視における断面が連続して形成され、
前記熱伝達部の側面視における断面が連続して形成される方向は、複数の前記放熱フィンにより形成される溝の方向と同じとされることを特徴とする前記[2]に記載の電子装置。
[4]前記熱伝達部は、前記基端側に向けて広がるよう傾斜する台形形状、断面視において大きさの異なる長矩形形状が二段に重なるような形状、断面視において鈍角状の先端部が形成された形状、または先端面が側面視波形形状の何れかの形状とされることを特徴とする前記[1]乃至前記[3]の何れか記載の電子装置。
[5]前記放熱装置は、付勢手段により前記電子部品側に向けて付勢されることを特徴とする前記[1]乃至前記[4]の何れか記載の電子装置。
[6]前記付勢手段は、前記放熱装置をボルトにより固定する雌ねじ部を有する板バネであることを特徴とする前記[5]に記載の電子装置。
[7]前記熱伝導性部材は、前記熱伝達部によりシート状の前記熱伝導性部材を塑性変形させて形成されることを特徴とする前記[1]乃至前記[6]の何れか記載の電子装置。
[8]前記電子部品は表示素子を含み、前記放熱装置はヒートシンクを含むことを特徴とする前記[1]乃至前記[7]の何れか記載の電子装置。
[9]前記電子部品は表示素子とされる前記[1]乃至前記[8]の何れか記載の電子装置と、
赤色光源装置と、緑色光源装置と、青色光源装置からなる光源装置と、
前記光源装置からの光を前記表示素子に導光する光源側光学系と、
前記表示素子から出射された画像を投影する投影側光学系と、
前記光源装置や前記表示素子を制御する投影装置制御部と、
を備えることを特徴とする投影装置。
[10]開口部を有する基板と、前記基板と間隙を有して配置された枠状の接続部を介して接続される電子部品の放熱面と、を対応させて配置固定する工程と、
前記電子部品の前記放熱面に、所定の厚みを有するシート状の熱伝導性部材を載置する工程と、
放熱部と該放熱部に熱を伝達させる突起状の熱伝達部を有する放熱装置の前記熱伝達部を前記開口部に挿入して、前記熱伝導性部材の端部が前記接続部と前記基板との間の前記間隙よりも前記放熱装置側に位置されるよう前記熱伝導性部材を塑性変形させる工程と、
を含むことを特徴とする電子装置の製造方法。
10 投影装置 11 上面パネル
12 正面パネル 13 背面パネル
14 右側パネル 15 左側パネル
16 下面パネル 17 吸排気孔
21 入出力コネクタ部 22 入出力インターフェース
23 画像変換部 24 表示エンコーダ
25 ビデオRAM 26 表示駆動部
31 画像圧縮/伸長部 32 メモリカード
35 Ir受信部 36 Ir処理部
37 キー/インジケータ部 38 制御部
41 光源制御回路 43 冷却ファン駆動制御回路
45 レンズモータ 47 音声処理部
48 スピーカ
51 表示素子 52 ソケット
52a 接続端子 53 ラバークッション
60 光源装置 70 励起光照射装置
71 青色レーザダイオード 73 コリメータレンズ
80 緑色光源装置 81 ヒートシンク
100 蛍光板装置
101 蛍光板 110 モータ
111 集光レンズ群 115 集光レンズ
120 赤色光源装置 121 赤色光源
125 集光レンズ群 130 ヒートシンク
140 導光光学系 141 第一反射ミラー
142 第一ダイクロイックミラー 143 第二反射ミラー
145 集光レンズ 146 集光レンズ
147 集光レンズ 148 第二ダイクロイックミラー
149 第三反射ミラー 151 集光レンズ
152 拡散板 170 光源側光学系
173 集光レンズ 175 ライトトンネル
178 集光レンズ 179 集光レンズ
185 照射ミラー 190 ヒートシンク
191 放熱フィン 191a 溝
192 熱伝達部 192A 熱伝達部
192B 熱伝達部 192C 熱伝達部
192D 熱伝達部 193 ボルト孔
195 コンデンサレンズ
220 投影側光学系 225 固定レンズ群
235 可動レンズ群 241 制御回路基板
261 冷却ファン 262 冷却ファン
300 表示素子装置 310 保持部材
312 光路空間 314 段部
316 雌ねじ部 320 基板
321 開口部 330 スペーサ
331 開口部 332 孔部
340 板金部材 341 開口部
342 板バネ部 343 雌ねじ部
350 ボルト 360 ボルト
370 熱伝導性部材 371 端部
12 正面パネル 13 背面パネル
14 右側パネル 15 左側パネル
16 下面パネル 17 吸排気孔
21 入出力コネクタ部 22 入出力インターフェース
23 画像変換部 24 表示エンコーダ
25 ビデオRAM 26 表示駆動部
31 画像圧縮/伸長部 32 メモリカード
35 Ir受信部 36 Ir処理部
37 キー/インジケータ部 38 制御部
41 光源制御回路 43 冷却ファン駆動制御回路
45 レンズモータ 47 音声処理部
48 スピーカ
51 表示素子 52 ソケット
52a 接続端子 53 ラバークッション
60 光源装置 70 励起光照射装置
71 青色レーザダイオード 73 コリメータレンズ
80 緑色光源装置 81 ヒートシンク
100 蛍光板装置
101 蛍光板 110 モータ
111 集光レンズ群 115 集光レンズ
120 赤色光源装置 121 赤色光源
125 集光レンズ群 130 ヒートシンク
140 導光光学系 141 第一反射ミラー
142 第一ダイクロイックミラー 143 第二反射ミラー
145 集光レンズ 146 集光レンズ
147 集光レンズ 148 第二ダイクロイックミラー
149 第三反射ミラー 151 集光レンズ
152 拡散板 170 光源側光学系
173 集光レンズ 175 ライトトンネル
178 集光レンズ 179 集光レンズ
185 照射ミラー 190 ヒートシンク
191 放熱フィン 191a 溝
192 熱伝達部 192A 熱伝達部
192B 熱伝達部 192C 熱伝達部
192D 熱伝達部 193 ボルト孔
195 コンデンサレンズ
220 投影側光学系 225 固定レンズ群
235 可動レンズ群 241 制御回路基板
261 冷却ファン 262 冷却ファン
300 表示素子装置 310 保持部材
312 光路空間 314 段部
316 雌ねじ部 320 基板
321 開口部 330 スペーサ
331 開口部 332 孔部
340 板金部材 341 開口部
342 板バネ部 343 雌ねじ部
350 ボルト 360 ボルト
370 熱伝導性部材 371 端部
Claims (10)
- 突起状の熱伝達部を有する放熱装置と、
一方面側に前記放熱装置が配置され、前記放熱装置の前記熱伝達部が挿入される開口部が形成される基板と、
前記基板の前記開口部に放熱面が位置するよう前記基板の他方面側に配置され、前記基板と間隙を有して配置された枠状の接続部を介して接続される電子部品と、
前記放熱装置の前記熱伝達部と前記電子部品の前記放熱面との間及び前記放熱装置の前記熱伝達部の外周と前記接続部の内周との間に設けられる熱伝導性部材と、
を有し、
前記熱伝導性部材の端部は、前記接続部と前記基板との間の前記間隙よりも前記放熱装置側に位置されることを特徴とする電子装置。 - 前記熱伝達部の外周と前記基板の内周との間の間隙は前記熱伝導性部材によって封止されており、
前記放熱装置は放熱部を有し、前記放熱装置の前記熱伝達部は、前記放熱部に熱を伝達し、
前記熱伝達部は、正面視における断面が矩形形状とされることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。 - 前記放熱部は、複数の放熱フィンにより形成され、
前記熱伝達部は、側面視における断面が連続して形成され、
前記熱伝達部の側面視における断面が連続して形成される方向は、複数の前記放熱フィンにより形成される溝の方向と同じとされることを特徴とする請求項2に記載の電子装置。 - 前記熱伝達部は、前記基端側に向けて広がるよう傾斜する台形形状、断面視において大きさの異なる長矩形形状が二段に重なるような形状、断面視において鈍角状の先端部が形成された形状、または先端面が側面視波形形状の何れかの形状とされることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか記載の電子装置。
- 前記放熱装置は、付勢手段により前記電子部品側に向けて付勢されることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか記載の電子装置。
- 前記付勢手段は、前記放熱装置をボルトにより固定する雌ねじ部を有する板バネであることを特徴とする請求項5に記載の電子装置。
- 前記熱伝導性部材は、前記熱伝達部によりシート状の前記熱伝導性部材を塑性変形させて形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか記載の電子装置。
- 前記電子部品は表示素子を含み、前記放熱装置はヒートシンクを含むことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか記載の電子装置。
- 前記電子部品は表示素子とされる請求項1乃至請求項8の何れか記載の電子装置と、
赤色光源装置と、緑色光源装置と、青色光源装置からなる光源装置と、
前記光源装置からの光を前記表示素子に導光する光源側光学系と、
前記表示素子から出射された画像を投影する投影側光学系と、
前記光源装置や前記表示素子を制御する投影装置制御部と、
を備えることを特徴とする投影装置。 - 開口部を有する基板と、前記基板と間隙を有して配置された枠状の接続部を介して接続される電子部品の放熱面と、を対応させて配置固定する工程と、
前記電子部品の前記放熱面に、所定の厚みを有するシート状の熱伝導性部材を載置する工程と、
放熱部と該放熱部に熱を伝達させる突起状の熱伝達部を有する放熱装置の前記熱伝達部を前記開口部に挿入して、前記熱伝導性部材の端部が前記接続部と前記基板との間の前記間隙よりも前記放熱装置側に位置されるよう前記熱伝導性部材を塑性変形させる工程と、
を含むことを特徴とする電子装置の製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015103186A JP6172538B2 (ja) | 2015-05-20 | 2015-05-20 | 電子装置、投影装置及び電子装置の製造方法 |
US15/066,024 US10372024B2 (en) | 2015-05-20 | 2016-03-10 | Electronic unit having heat dissipating device, method for fabricating electronic unit and projector having electronic unit |
CN201610153075.2A CN106168731B (zh) | 2015-05-20 | 2016-03-17 | 电子装置、投影装置以及电子装置的制造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015103186A JP6172538B2 (ja) | 2015-05-20 | 2015-05-20 | 電子装置、投影装置及び電子装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016219605A true JP2016219605A (ja) | 2016-12-22 |
JP6172538B2 JP6172538B2 (ja) | 2017-08-02 |
Family
ID=57325806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015103186A Active JP6172538B2 (ja) | 2015-05-20 | 2015-05-20 | 電子装置、投影装置及び電子装置の製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10372024B2 (ja) |
JP (1) | JP6172538B2 (ja) |
CN (1) | CN106168731B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018105898A (ja) * | 2016-12-22 | 2018-07-05 | カシオ計算機株式会社 | 光源装置及び投影装置 |
JP2019056798A (ja) * | 2017-09-21 | 2019-04-11 | カシオ計算機株式会社 | 電子装置、光源装置及び投影装置 |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6551752B2 (ja) * | 2017-02-15 | 2019-07-31 | カシオ計算機株式会社 | 光源装置及び投影装置 |
TWI665507B (zh) * | 2017-07-14 | 2019-07-11 | 台達電子工業股份有限公司 | 具散熱結構之數位微鏡裝置 |
CN109254484B (zh) | 2017-07-14 | 2021-05-04 | 台达电子工业股份有限公司 | 具散热结构的数字微镜装置 |
JP6774635B2 (ja) * | 2017-09-19 | 2020-10-28 | カシオ計算機株式会社 | 電子装置、光源装置及び投影装置 |
CN207516713U (zh) * | 2017-11-15 | 2018-06-19 | 深圳市光峰光电技术有限公司 | 散热系统及投影设备 |
JP7075299B2 (ja) * | 2018-07-12 | 2022-05-25 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
WO2019194276A1 (ja) | 2018-04-06 | 2019-10-10 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具、空間光変調ユニットおよび灯具ユニット |
JP7115032B2 (ja) * | 2018-05-24 | 2022-08-09 | 富士通株式会社 | 基板 |
JP7237578B2 (ja) | 2018-12-28 | 2023-03-13 | 浜松ホトニクス株式会社 | 光源ユニット、投影表示装置、光源ユニットの製造方法 |
KR102664716B1 (ko) * | 2019-03-19 | 2024-05-09 | 삼성전자 주식회사 | 변형가능한 디스플레이 패널 내의 화면의 표시를 위한 전자 장치, 방법, 및 컴퓨터 판독가능 매체 |
US11758089B2 (en) * | 2021-08-13 | 2023-09-12 | Vtech Telecommunications Limited | Video communications apparatus and method |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20040264144A1 (en) * | 2003-06-02 | 2004-12-30 | Tony Rogers | Digital micromirror device mounting system |
JP2005347349A (ja) * | 2004-05-31 | 2005-12-15 | Toshiba Corp | 冷却構造および投射型画像表示装置 |
JP2013196946A (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-30 | Casio Computer Co Ltd | 光源装置、プロジェクタ、及び、光源装置の製造方法 |
JP2015089151A (ja) * | 2013-10-28 | 2015-05-07 | 三菱電機株式会社 | 電動機 |
JP2015087508A (ja) * | 2013-10-30 | 2015-05-07 | 三菱電機株式会社 | 投写型表示装置 |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5210939A (en) * | 1992-04-17 | 1993-05-18 | Intel Corporation | Lead grid array integrated circuit |
TW549474U (en) * | 2003-01-21 | 2003-08-21 | Coretronic Corp | Fixing structure for light valve |
TW566572U (en) * | 2003-03-07 | 2003-12-11 | Lite On Technology Corp | Flexible assembling device applied in an optical projection apparatus and its mechanism |
US7019979B2 (en) * | 2003-11-21 | 2006-03-28 | Waffer Technology Corp. | Heat dissipating device having improved fastening structure |
US7612440B2 (en) * | 2005-05-18 | 2009-11-03 | Texas Instruments Incorporated | Package for an integrated circuit |
KR100766075B1 (ko) * | 2005-12-05 | 2007-10-11 | 삼성전자주식회사 | Dmd 조립체 및 이를 이용한 광학 프로젝션 시스템. |
US7583097B2 (en) * | 2005-12-23 | 2009-09-01 | Essai, Inc. | Contactor nest for an IC device and method |
EP1863296A1 (en) * | 2006-06-02 | 2007-12-05 | Barco NV | Cooling of reflective spatial light modulating devices |
EP1863297B1 (en) * | 2006-06-02 | 2013-11-20 | Barco NV | Cooling of reflective spatial light modulating devices |
US7462037B2 (en) * | 2006-06-05 | 2008-12-09 | Ted Ju | Electrical connector |
TWI337290B (en) * | 2007-04-09 | 2011-02-11 | Young Optics Inc | Fixing mechanism for fixing a light valve and a thermal module of an optical engine |
CN101398601B (zh) * | 2007-09-28 | 2010-11-10 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 散热装置 |
KR101535229B1 (ko) * | 2009-05-22 | 2015-07-08 | 삼성전자주식회사 | 범용 테스트 소켓 및 이를 이용한 반도체 패키지 테스트 장치 |
KR20100131125A (ko) * | 2009-06-05 | 2010-12-15 | 엘지전자 주식회사 | 프로젝터 |
JP5731122B2 (ja) * | 2010-01-25 | 2015-06-10 | セイコーエプソン株式会社 | 電気光学装置及び電子機器 |
US20120327316A1 (en) * | 2010-03-11 | 2012-12-27 | Takayuki Okada | Projection display device |
JP6277609B2 (ja) * | 2013-06-21 | 2018-02-14 | 株式会社リコー | 冷却装置、画像投射装置、電子機器 |
JP2016046471A (ja) * | 2014-08-26 | 2016-04-04 | 株式会社リコー | 冷却装置、冷却構造、画像投射装置、電子機器 |
-
2015
- 2015-05-20 JP JP2015103186A patent/JP6172538B2/ja active Active
-
2016
- 2016-03-10 US US15/066,024 patent/US10372024B2/en active Active
- 2016-03-17 CN CN201610153075.2A patent/CN106168731B/zh active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20040264144A1 (en) * | 2003-06-02 | 2004-12-30 | Tony Rogers | Digital micromirror device mounting system |
JP2005347349A (ja) * | 2004-05-31 | 2005-12-15 | Toshiba Corp | 冷却構造および投射型画像表示装置 |
JP2013196946A (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-30 | Casio Computer Co Ltd | 光源装置、プロジェクタ、及び、光源装置の製造方法 |
JP2015089151A (ja) * | 2013-10-28 | 2015-05-07 | 三菱電機株式会社 | 電動機 |
JP2015087508A (ja) * | 2013-10-30 | 2015-05-07 | 三菱電機株式会社 | 投写型表示装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018105898A (ja) * | 2016-12-22 | 2018-07-05 | カシオ計算機株式会社 | 光源装置及び投影装置 |
JP2019056798A (ja) * | 2017-09-21 | 2019-04-11 | カシオ計算機株式会社 | 電子装置、光源装置及び投影装置 |
JP7004196B2 (ja) | 2017-09-21 | 2022-02-04 | カシオ計算機株式会社 | 電子装置、光源装置及び投影装置 |
JP2022037148A (ja) * | 2017-09-21 | 2022-03-08 | カシオ計算機株式会社 | 電子装置の製造方法及び投影装置の製造方法 |
JP7371678B2 (ja) | 2017-09-21 | 2023-10-31 | カシオ計算機株式会社 | 電子装置の製造方法及び投影装置の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US10372024B2 (en) | 2019-08-06 |
US20160344988A1 (en) | 2016-11-24 |
CN106168731A (zh) | 2016-11-30 |
CN106168731B (zh) | 2018-12-25 |
JP6172538B2 (ja) | 2017-08-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6172538B2 (ja) | 電子装置、投影装置及び電子装置の製造方法 | |
US8721087B2 (en) | Light source device and projector | |
JP5910850B2 (ja) | 光源装置、プロジェクタ、及び、光源装置の製造方法 | |
JP5316911B2 (ja) | 光源装置及びプロジェクタ | |
JP5846416B2 (ja) | 光源装置及びプロジェクタ | |
JP5505719B2 (ja) | 光源装置及びプロジェクタ | |
JP6202346B2 (ja) | 放熱装置、光源装置及び投影装置 | |
JP5516948B2 (ja) | 光源装置及びプロジェクタ | |
JP5910868B2 (ja) | 光源装置及びプロジェクタ | |
JP2015185551A (ja) | 冷却装置、光源装置及びプロジェクタ | |
JP5505706B2 (ja) | 半導体光源装置及びプロジェクタ | |
JP5495026B2 (ja) | 半導体光源装置及びプロジェクタ | |
JP6836712B2 (ja) | 電子装置、投影装置及び電子装置の製造方法 | |
JP6551752B2 (ja) | 光源装置及び投影装置 | |
JP2012208205A (ja) | 半導体光源装置及びプロジェクタ | |
JP2013062172A (ja) | 光源装置、プロジェクタ、及び、光源装置の製造方法 | |
JP6112333B2 (ja) | 光源装置及びプロジェクタ | |
JP6660551B2 (ja) | 光源装置及び投影装置 | |
CN110531575B (zh) | 光源装置及投影装置 | |
JP2016033668A (ja) | 半導体光源装置及びプロジェクタ | |
JP6810891B2 (ja) | 電子装置、投影装置及び電子装置の製造方法 | |
JP2013057788A (ja) | 光源装置、プロジェクタ、及び、光源装置の製造方法 | |
JP2021005097A (ja) | 光源装置及び投影装置 | |
JP2017146606A (ja) | 光源装置及びプロジェクタ | |
JP2015148808A (ja) | 光源装置及びプロジェクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170421 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170608 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170621 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6172538 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |