JP2016219029A - 情報処理装置、その方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ピクセルデータ処理によって設定値に応じて表示内容を変換する場合、命令数制限や1つのピクセルデータ処理で扱うのに適切な命令数を超えるようなときでも、設定内容が表示されるピクセルデータに反映する。
【解決手段】実施したい変換処理を、適切な命令数に納まる範囲で複数のピクセルデータ処理に分割する。また、処理対象の領域にピクセルデータ処理の分割数だけ表示コントロールを重ねて配置しておき、分割したピクセルデータ処理を処理が行われる順で、上位に存在する表示コントロールから割り当てていくことにより、複数のピクセルデータ処理を表示に反映する。
【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置、その方法およびプログラムに関する。
Windows(登録商標)のようなオペレーティングシステム(OS)を搭載したコンピュータを用いた印刷システムにおいて、アプリケーションプログラム(以下、アプリケーションという)等が実行される。このようなアプリケーションの実行により生成された印刷データは、通常OSで標準的に使用されるデータ形式でスプールファイルに格納される。アプリケーションで印刷処理が実行され、スプールファイルに生成された印刷データが格納されると、印刷データを印刷するために通常OSはプリンタドライバを呼び出す。呼び出されたプリンタドライバは、スプールファイルに格納された印刷データを読み取り、プリンタドライバの画像生成部によりイメージを作成し、さらにプリンタが解釈可能な印刷コマンドに変換する。変換により生成された印刷コマンドは、プリンタに送信され、プリンタにより解釈されて、例えば記録媒体に像を形成することで印刷処理が実行される。従来から、このような印刷システムにおいて実際の印刷態様をプレビュー表示するために、プリンタドライバは印刷処理を実行するとともに、印刷イメージを表示するプレビューアを起動する。このようなプレビュー表示は、一般的に画像生成部が印刷プレビューのための表示用画像データを作成し、作成された画像データをプレビューアに渡して表示することにより実現される。
また、近年ではスプールファイルに格納されるデータ形式として従来のEMF形式(Enhanced Meta File)ではなく、XPS形式(XML Paper Specification)が用いられるようになってきている。このような印刷システムでは、プリンタドライバもXPS形式のデータを扱うことができるXPSプリンタドライバが用いられる。XPS形式は、Microsoft社が開発したオープン規格の電子文書フォーマットであるため、OSに印刷データをそのまま渡しても表示することができるよう表示機能が提供されている。このような印刷システムにおいて印刷プレビュー機能を提供する場合、OSによる表示機能を利用することで、印刷データであるXPSデータを表示用画像データに変換することなく表示することが可能となる(例えば、特許文献1参照)。
さらに、印刷プレビュー機能に、印刷結果を確認しながら印刷設定の変更ができるような印刷設定の変更機能を加えることもできる。印刷設定の変更機能の一例として、印刷結果の色合いを調整する色調整機能が含まれる。このような色調整機能の具体的な設定項目として、原稿をモノクロで印刷するモノクロ印刷を設定することができ、また濃度やコントラストなどの調整項目の変更による色合いの調整などを行うことができる。印刷プレビュー機能に色調整機能を設ける場合、ユーザーが設定した色調整の内容を印刷プレビュー表示で確認することから、設定された内容はすぐに反映されることが望ましい。印刷プレビュー用の表示用画像データを画像生成部が作成するのであれば、作成した表示用画像データに対して色調整を反映させて表示することが可能である。しかし、前述のXPS形式のデータをOSに渡して印刷プレビューを行うときは、OSに渡すXPS形式のデータ自体に予め色調整を反映させておく必要がある。その場合、印刷プレビューを行うためには、XPS形式のデータの解析を行い、XPS形式のデータに含まれる画像や文字列などの色を全て変換しなければならないので、非常に複雑な処理が必要となる。このような処理を軽減するため、XPS形式のデータに予め処理を施さず、画像表示用に生成されるピクセルデータに対して変換を行い、表示内容を変更するピクセルデータ処理を用いる方法が提案されている。ピクセルデータ処理は、例えばMicrosoft社のDirectXで提供されているピクセルシェーダなどにより実行することができる。
実際の処理としては、例えばピクセルデータ処理を予め実装したモジュールを、画面表示が行われるコントロール(以降、表示コントロール)に対して割り当てることで、対応した表示コントロールに応じて表示されるピクセルデータが変換される。これにより、ユーザーが印刷プレビュー機能を用いて指定した色調整の結果を、予めXPS形式のデータを変換することなく、表示されるピクセルデータに反映させることが可能となる。
特開2009−282843号公報
従来、ピクセルデータ処理に使用できる命令数は制限されることがある。また、1つの表示コントロールに割り当てることができるピクセルデータ処理は1つである。そのため、変換処理が複雑な場合このような制限の範囲では、必要な処理を全て行えないという問題があった。具体的には、例えば、前述の色調整において、明るさ、濃度、コントラスト、色調といった、複数の設定項目が設定されることがあり、それら全てに対応した変換処理を1つのピクセルデータ処理で行うことは困難である。その結果、全ての設定項目の変更内容を反映したプレビュー表示が行えないという問題がある。
また、命令数制限が存在しなくても、多くの処理を一度に行うことで処理時間が長くなり、また計算精度が低下したりすることも考えられる。
そこで、本発明は、ピクセルデータ処理によって設定値に応じて表示内容を変換する場合、命令数制限や1つのピクセルデータ処理で扱うのに適切な命令数を超えるようなときでも、設定内容が表示されるピクセルデータに反映することを目的とする。
本発明は、複数レイヤーのデータに基づく画像データを表示する情報処理装置であって、印刷設定値を受け付ける受付手段と、前記印刷設定値に基づく第1画像処理を第1レイヤーに割り当て、かつ、前記印刷設定値に基づく第2画像処理を第2レイヤーに割り当てる割り当て手段と、を有し、前記第1画像処理と、第1レイヤーのデータと、前記第2画像処理と、第2レイヤーのデータとに基づいて、表示されるべき1つの画像が生成されることを特徴とする情報処理装置である。
本発明により、1つのピクセルデータ処理で扱うのに適した命令数を超えるような場合でも、表示されるピクセルデータに、設定値を反映させるための変換処理を適用することが可能となる。
本実施例で使用するパーソナルコンピュータの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係るプリンタドライバの一例を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係るプレビューウィンドウの一例を示す図である。 本発明の一実施例に係るプレビュー表示領域の構成を示す図である。 本発明の一実施例に係るプレビュー表示領域の構成を示す図である。 本発明の一実施例に係る表示更新時のピクセルデータ処理を示す図である。 本発明の一実施例に係るピクセルデータ処理の割り当て処理の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る設定項目に応じたピクセルデータ処理を示す図である。 本発明の一実施例に係る設定項目に応じたピクセルデータ処理を示す図である。 本発明の一実施例に係る設定項目に応じたピクセルデータ処理の割り当て処理の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。尚、以下の実施例は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施例で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<実施例1>
<印刷システムの構成>
<情報処理装置のハードウェア構成図>
図1は、パーソナルコンピュータ(以下PC)101の構成を示すブロック図である。PC101は、CPU103と、RAM105と、ROM107と、ハードディスク109と、通信インタフェース111と、表示装置113と、マウス115と、キーボード117と、システムバス119とを備える。CPU103は、RAM105、ROM107またはハードディスク109に格納されているプログラムに従って、データや命令を演算、判断及び制御を行なう。RAM105は、CPU103が各種処理を行なう場合における一時記憶領域として使用される。ハードディスク109は、オペレーティングシステム(OS)、ブラウザやその他のアプリケーションソフト等を格納している。つまり、CPU103は、通常、ROM107或いはハードディスク109に格納されたプログラムを読み出してRAM105にインストールし、RAM105をワークメモリとしてプログラムを実行することで各種の制御を行う。通信インタフェース111は、たとえばUSB、SCSIや無線等、プリンタとのデータ通信を行なうためのインタフェースや、インターネットを介して外部のWWWサーバとの間でデータの送受信を行なうネットワークインタフェースである。表示装置113は、CRTや液晶ディスプレイと、グラフィックコントローラとを備え、グラフィックユーザーインタフェース(GUI)における表示を行なう。マウス115およびキーボード117は、ユーザーがPC101に各種指示を与えるための入力装置である。システムバス119は、CPU103やRAM105、ROM107、ハードディスク109等との間のデータのやり取りを行なう。
<プリンタドライバの動作>
図2は、本実施例においてPC101上で実行される印刷システムを、OSの印刷サポート機能およびプリンタドライバを中心に概念的に示すブロック図である。
図2に示す印刷システムでは、アプリケーション201が作成した印刷データは、OSの印刷サポート機能213を通じてXPSスプールファイル217に一時的に蓄えられる。蓄えられた印刷データは、プリンタドライバのフィルター群219が、印刷設定情報に基づき、プリンタが解釈可能な印刷コマンドに変換し、プリンタ231に供給して印刷が実行される。
ユーザーインタフェースモジュール215は、一般に印刷に使用する用紙サイズや印刷方向、その他の属性をユーザが設定する機能を提供する。同時に本発明におけるユーザーインタフェースモジュール215は、プリンタによる印刷動作を開始する前に印刷イメージを表示装置113に表示する印刷プレビュー機能を起動する機能を有する。ユーザーインタフェースモジュール215は、複数の印刷設定項目の設定値が格納された印刷設定情報をアプリケーション201に送る。
アプリケーション201は、作成した任意の文書を印刷する際、OSの印刷サポート機能213に、印刷開始や印刷終了を指示し、印刷設定を行うためにユーザーインタフェースモジュール215から受け取った印刷設定情報を送信する。また、文書の各ページの描画開始や描画終了を指示する。OSの印刷サポート機能213は、アプリケーションが作成した印刷データや印刷設定情報を、XPSスプールファイル217に格納(またはスプール)する。各フィルターは、スプールされた印刷データを読込む(またはデスプールする)際にOSの印刷サポート機能から呼び出される。
プリンタドライバのフィルター群219は一つ以上のフィルターで構成されており、印刷時にXPSスプールファイル217から印刷データを読込み、プリンタが解釈可能な印刷コマンドに変換してプリンタ231に供給し、印刷を行う機能を有する。本実施例におけるフィルター群219は、レイアウト処理部であるレイアウトフィルター221、プレビュー文書作成部であるプレビューフィルター223および印刷コマンド変換部である印刷コマンドフィルター225を備える。ただし、レイアウト機能と印刷プレビュー機能とを一つのフィルターで実現したり、不要なフィルターは取り除いたりすることも可能であり、本実施例で用いられるフィルターは上記フィルター構成に限定されるものではない。
レイアウトフィルター221は、XPSスプールファイル217に格納されたXPS形式のデータを入力として受け取り、印刷設定情報に基づきページのレイアウト処理を行い、レイアウト済みのXPS形式のデータを出力する。本実施例におけるレイアウト処理とは、例えば複数のページを一つの用紙面に印刷するN−up印刷や、一つのページを複数の用紙面に印刷するポスター印刷等を含むが、これに限られない。
プレビューフィルター223は、レイアウトフィルター221から出力されたレイアウト済みのXPS形式のデータを入力として受け取り、印刷設定に基づきユーザーにプレビュー制御モジュール203を用いて印刷プレビュー処理を実行する。プレビューフィルター223は、印刷データの印刷プレビュー設定がONかどうかを判定し、ONの場合はプレビュー制御モジュール203を起動し、印刷データであるXPS形式のデータをプレビュー制御モジュール203に渡す。プレビュー制御モジュール203では、XPS形式のデータを表示することによって印刷結果を表示装置113に表示する。プレビュー制御モジュール203が提供する表示画面の構成については図3を用いて後述する。印刷プレビュー設定がOFFの場合は印刷プレビューを行わないため、プレビューフィルター223は、次のフィルターに印刷データを送信する。
印刷コマンドフィルター225は、プレビューフィルター223から出力される印刷データを入力として受け取り、印刷設定情報に従い、XPS形式のデータをプリンタが解釈可能な印刷コマンドに変換し出力する。印刷コマンドフィルター225は、入力されたXPS形式のデータをイメージデータに変換する場合、一般的にレンダーフィルターと呼ばれる。レンダーフィルターはインクジェットプリンタに代表される廉価なラスタープリンタ用のプリンタドライバに多く用いられている。印刷コマンドフィルター225がレンダーフィルターとして動作する場合は、入力されたXPS形式のデータは一度イメージデータに変換される。その後、色空間の変換や二値化等の画像処理の工程を経て、ラスタープリンタが解釈可能な印刷コマンドに変換される。ページプリンタに代表される高機能なプリンタがXPS形式のデータを解釈できる場合、印刷コマンドフィルター225は、入力されたXPS形式のデータを編集してXPS形式のデータを出力する。印刷コマンドフィルター225にて処理する必要がなければ、入力されたXPS形式のデータをそのまま出力するか、最初から印刷コマンドフィルター225をプリンタドライバに含めなくても良いことは言うまでもない。
出力デバイスであるプリンタ231は、印刷コマンドフィルター225で生成された印刷コマンドを解釈し、可視画像を印刷用紙に対して形成する。なお、図2に示す印刷結果の例の印刷用紙241は、レイアウトフィルター221が2−upの処理を行った場合の例を概念的に示している。
<プレビュー制御モジュールのプレビューウィンドウ>
図3に、本実施例におけるプレビュー制御モジュール203によって提供される表示画面(プレビューウィンドウ)の一例を示す。本実施例で印刷プレビューウィンドウ301は、タッチパネルを貼り付けられた液晶画面を用いる。これにより、印刷プレビューウィンドウ301は、プレビュー画像や印刷データの印刷設定等を表示するための表示エリアとしての機能と、ユーザーがプレビュー画像の表示方法等を変更するための入力部としての機能の両方を備えることができ。ただし、表示エリアと入力部とを別に有するようにすることもできる。
メニューバー303はメニュー形式になっており、表示切り替え等、ユーザーがプレビュー制御モジュール203へ行う指示を選択できるようになっている。ドキュメントリスト305には、現在プレビュー制御モジュール203が処理可能な印刷データの一覧が表示される。したがって、本実施例ではドキュメントリスト305で選択された印刷データが、表示や印刷の対象となる。また、ページ数欄には選択された印刷データのページ数が表示される。プレビュー表示領域307は、印刷プレビュー用XPS形式のデータを利用し、実際に印刷用紙に形成されると考えられるレイアウトや色調などで印刷データが表示される。ツールバー309のユーザー操作部を用い、ユーザーは表示ページの切り替えや表示サイズの変更を行うことが可能である。表示領域311には、現在印刷プレビュー機能を表示されている印刷データの印刷設定に関わる代表的な設定項目の設定値が表示される。図3を参照すると、現在プレビュー表示しているページの番号は第1ページであり、印刷設定で設定された部数は1部である例を示していることが理解できる。
印刷設定変更領域313において、選択されている印刷データの印刷設定に関わる代表的な設定項目の設定値を表示するとともに、設定値の変更を行うこともできる。本実施例では、プレビュー制御モジュール203は、印刷データの色調整を行う機能を有しており、色調、明るさ、濃度、コントラストなどが変更可能である。設定内容の変更が印刷結果に影響を与える場合、変更された設定内容に応じてプレビュー表示領域307を更新する必要がある。この更新により、ユーザーは設定内容を変更するごとにその結果、印刷される内容がどのように変更されるかを確認することができる。ユーザーは、印刷結果の確認や、印刷設定の変更を行った後、印刷ボタン315を押下することで、ドキュメントリスト305で選択されている印刷データの印刷の開始を指示する。
<プレビュー表示領域の構成>
図4は、プレビュー表示領域307に表示される印刷結果表示の一般的な構成について示した図である。プレビュー表示領域307はドキュメント表示コントロール401と、ベース表示コントロール403とによって構成される。ドキュメント表示コントロール401に印刷対象のXPS形式のデータを指定することで、OSは指定したXPS形式のデータを表示する。ベース表示コントロール403は、用紙を表すために設けられており、印刷設定の用紙サイズに応じたサイズで白色領域を設定すると、OSは設定に従って紙サイズに応じたサイズで白色領域を描画する。ベース表示コントロール403によって実際の印刷結果になると考えられる用紙サイズや余白などを表示することが可能となり、出力結果を忠実に再現することができる。
ドキュメント表示コントロール401と、ベース表示コントロール403とはレイヤー構造になっており、ドキュメント表示コントロール401がベース表示コントロール403の上位レイヤーに位置している。プレビュー表示を実行すると、OSはドキュメント表示コントロール401と、ベース表示コントロール403とが重ね合わせられたピクセルデータ405を表示する。下位レイヤーのコントロールを対象として行われる変更は、上位レイヤーを含めた重ね合わせ結果に対して行われる。そこで、印刷設定変更領域313の変更内容を反映する場合、プレビュー制御モジュール203は、ベース表示コントロール403に対して、ピクセルデータ処理を指定する。その結果、重ね合わせられたピクセルデータ405に対してピクセルデータ処理が反映され、変更した印刷設定をプレビュー表示領域307に反映させることが可能となる。
しかし、ピクセルデータ処理に使用できる命令数が制限されている場合がある。命令数制限の一例としては、加算や乗算のような算術演算に各々命令数が設定されており、ピクセルデータ処理で実行する処理の総命令数に上限が設けられていることがある。また、命令数制限が存在しない場合でも、1つのピクセルデータ処理で多くの処理を行うことで処理が遅くなり、あるいは計算精度が低下することも考えられる。
つまり、一般に1つのピクセルデータ処理に対しては、そのシステムまたは装置に応じた適切な命令数が存在する。しかし、色調調整の設定項目のように表示に影響を与える設定項目が多数存在し、各々対応した変換処理を行うと、1つのピクセルデータ処理で行うのに適した命令数を超えてしまうことがあるのである。1つの表示コントロールに対して指定できるピクセルデータ処理は1つであるため、ベース表示コントロール403に対して複数のピクセルデータ処理を指定することはできない。従って、複数のピクセルデータ処理を組み合わせて表示に反映させる必要がある。
図5は、上記問題点を鑑みて、複数のピクセルデータ処理をプレビュー表示に適用するための構成の一例を示す図である。従来のドキュメント表示コントロール401と、ベース表示コントロール403の下層に、ピクセルデータ処理用表示コントロール407を加える。ピクセルデータ処理用表示コントロール407は、ドキュメント表示コントロール401の全範囲を包含し、且つ、ベース表示コントロール403に包含される位置とサイズで、プレビュー表示領域307に配置される。ピクセルデータ処理用表示コントロール407は、ベース表示コントロール403より下層に存在し、ベース表示コントロール403に包含されるサイズであるため、重ね合わせても最終的な表示内容であるピクセルデータ409には影響を与えない。
<ピクセルデータ処理の割り当て>
図6は、表示更新時に複数のピクセルデータ処理が表示に適用される処理の流れを示す図である。前述のように、プレビュー表示領域307は、ドキュメント表示コントロール501、ベース表示コントロール503およびピクセルデータ処理用表示コントロール505によって構成される。プレビュー制御モジュール203は、ピクセルデータ処理を複数に分けて実行する。
本実施例ではピクセルデータ処理は、ピクセルデータ処理1およびピクセルデータ処理2の2つに分かける。ピクセルデータ処理1(509)では、モノクロ変換、明るさ、濃度、コントラストの変更に対応した変換処理を行い、ピクセルデータ処理2(513)では、色調の変更に対応した変換処理を行っている。ここで、2つのピクセルデータ処理は、変換処理を適用する実行順の順番を考慮して実行する必要がある。本実施例では、明るさ、濃度、コントラストに対応した変換を適用した結果に対して、色調に対応した変換を適用することで所望の色調整結果を得ることができる。そのため、プレビュー制御モジュール203は、ピクセルデータ処理を前述の構成で分割し、適切な順序でピクセルデータ処理を行う。また、ピクセルデータ処理1では複数の設定項目に対応した変換処理が行われるが、ピクセルデータ処理1の中で行われる各設定に基づく変換処理についても、実行すべき順番で処理が行われるように実装する必要がある。
また、ピクセルデータ処理の割り当ては、より先に行う処理をより上位のレイヤーに対応させる必要があるので、先に行われる変換処理から上位レイヤーの表示コントロールに割り当てていく必要がある。従って、プレビュー制御モジュール203は、ピクセルデータ処理1をベース表示コントロール503に割り当て、ピクセルデータ処理2をピクセルデータ処理用表示コントロール505に割り当てる。さらに、プレビュー制御モジュール203は、表示コントロールにピクセルデータ処理を割り当てる際には、各ピクセルデータ処理で用いる設定項目の現在の設定値をパラメータとして渡す。これにより、ピクセルデータ処理は設定値に応じた変換処理を行い、設定内容の変更が表示されるピクセルデータに反映される。
以上のように、各ピクセルデータ処理を表示コントロールに割り当てると、次にOSはプレビュー制御モジュール203によって割り当てられたピクセルデータ処理に応じて、ピクセルデータを生成する。表示されるピクセルデータが更新される場合を例に、OSがプレビュー制御モジュール203によって割り当てられたピクセルデータ処理に応じてピクセルデータを生成する処理について説明する。まず、OSは、ドキュメント表示コントロール501と、ベース表示コントロール503を重ね合わせたピクセルデータ507を生成する。次に、OSは、ベース表示コントロール503に割り当てられたピクセルデータ処理1(509)に設定された変換処理をピクセルデータ507に適用し、モノクロ変換と明るさ、濃度、コントラストの設定値に対応した変換を行う。
OSが、ピクセルデータ507に対してピクセルデータ処理1(509)を行った結果と、ピクセルデータ処理用表示コントロール505が重ね合わせられ、ピクセルデータ511を生成する。OSは、ピクセルデータ処理用表示コントロール507に割り当てられたピクセルデータ処理2(513)を、ピクセルデータ511に対して適用し、ピクセルデータ515を生成する。このピクセルデータ515がプレビュー表示領域307に表示される。以上のような処理により、プレビュー制御モジュール203は、ピクセルデータ処理を適用したプレビュー表示を実現する。
尚、ピクセルデータ処理は任意数で分割することが可能であり、3つ以上のピクセルデータ処理を適用する場合はピクセルデータ処理用表示コントロールを分割数に応じて配置する必要がある。従って、ピクセルデータ処理の分割方法についても本実施例に限られるものではなく、1つの設定項目に対して1つのピクセルデータ処理を設けるなど、ピクセルデータ処理の処理順を維持できる範囲で自由に分割することが可能である。また、割り当て対象となる表示コントロールはドキュメント表示コントロールを先頭としてもよい。その場合、追加されるピクセルデータ処理用表示コントロールを減らすことも可能である。さらに、1つのピクセルデータ処理に対して1つ以上の設定項目を割り当てる必要はなく、2つ以上のピクセルデータ処理で1つの設定項目に対応した変換処理を行うことも可能である。
図7は、プレビュー制御モジュール203がピクセルデータ処理の割り当てを変更する処理を示すフローチャートの一例である。ピクセルデータ処理の割り当ての変更は、色調整といった印刷結果に影響のあるような設定が変更された時に実行することが考えられるが、それに限られるものではない。また、本実施例の図7に示す例ではモノクロ印刷設定がONの場合のみ、印刷設定変更領域313における設定内容が反映されることを想定して、この場合のみ設定内容の変更をピクセルデータ処理の割り当てに反映させるようにしている。しかし、モノクロ印刷設定がOFFの場合にも印刷結果に影響が出るものとして、それに応じた設定変更を行う構成とすることも可能である。
まず、S101で、プレビュー制御モジュール203は、モノクロ印刷設定がONかどうかの判定を行い、ONであればS103へ移り、OFFであればS107へ移る。S103では、プレビュー制御モジュール203は、ピクセルデータ処理1(509)をベース表示コントロール503に割り当て、S105へ移る。S105では、プレビュー制御モジュール203は、ピクセルデータ処理2(513)をピクセルデータ処理用表示コントロール505に割り当てる。
S107はモノクロ印刷設定がOFFの場合の処理である。本実施例ではモノクロ印刷設定がONの場合のみ印刷設定変更領域313の設定が可能であるとしている。すなわち、モノクロ印刷設定がOFFの場合は印刷設定変更領域313の設定ができず、変更がない。このため、プレビュー制御モジュール203は、S107ではベース表示コントロール503、及びピクセルデータ処理用表示コントロール505にそれぞれ割り当てられたピクセルデータ処理を解除する。尚、本実施例ではモノクロ印刷設定がOFFの場合は変換処理を行わないと仮定しているため、ピクセルデータ処理を解除しているが、モノクロ印刷設定がOFFの場合に別の変換処理を行う場合は別のピクセルデータ処理を割り当てる。また、同じピクセルデータ処理で設定値を変更することによりモノクロ印刷設定がOFFの場合の変換処理にも対応できる場合、割り当てを変更する必要がないことは言うまでもない。表示の更新時には、S101からS107において設定されたピクセルデータ処理を実行して、プレビュー表示領域307に表示される内容が変換される。
以上の構成により、命令数の多い変換処理を表示に反映することが可能となる。
<実施例2>
実施例1によって、命令数の多い変換処理を、複数のピクセルデータ処理を用いることにより処理時間、精度の問題なく実現することが可能となる。しかし、本手法を用いた場合、割り当てられたレイヤーが重ね合わせられる度にピクセルデータ処理が行われることとなり、処理に時間がかかるという問題がある。そこで本実施例では、変更された設定項目に応じて、表示コントロールに対するピクセルデータ処理の割り当てと解除を行うことで、処理時間の短縮を図る。
図8は、設定項目に応じてピクセルデータ処理の割り当てを切り替えた場合の、ピクセルデータ生成処理の一例を示す図である。ピクセルデータ処理はそれぞれ印刷設定領域313で設定可能な1つ以上の設定項目に対応した表示内容について変換処理を行う。従って、該当する設定項目に対して変更が発生していないピクセルデータ処理は実行する必要がない。そこで、プレビュー制御モジュール203は、ピクセルデータ処理が実行される前に、各設定項目の現在の値を確認し、各ピクセルデータ処理に対応した全ての項目について規定値であるデフォルト値から変更されているかを確認する。
プレビュー制御モジュール203は、対応した設定項目が1つも変更されていないピクセルデータ処理は、表示コントロールに対する割り当てを解除する。これにより、設定に応じて必要な、解除されていないピクセルデータ処理のみを行うことが可能となる。ただし、モノクロ印刷場合のモノクロ変換は、色調のみが変換されたときにも行う必要がある。このため、モノクロ変換をピクセルデータ処理1にのみ含めると、他の設定項目に変更がなされていないからといって、ピクセルデータ処理1を解除されてしまい、モノクロ変換が実行されなくなってしまう。これを避けるために、ピクセルデータ処理1を必ず割り当てたのでは、本実施例の意味がなくなる。そこで、共通処理であるモノクロ変換については、ピクセルデータ処理1、及びピクセルデータ処理2の双方に備える。つまり、ピクセルデータ処理1ではモノクロ変換と、明るさ、濃度、コントラストに対応した変換が可能であり、ピクセルデータ処理2ではモノクロ変換と色調に対応した変換が可能となる。これにより、色調のみが変更された場合において、ピクセルデータ処理2のみによって必要な変換処理が可能となる。
図8は印刷設定変更領域313において、明るさ、濃度、コントラストのいずれかが変更され、色調が変更されなかい場合の処理を示す図である。明るさ、濃度、コントラストの設定が変更されているので、プレビュー制御モジュール203は、ピクセルデータ処理1をベース表示コントロール503に割り当てる。また、色調の設定が変更されていないため、プレビュー制御モジュール203は、ピクセルデータ処理2をピクセルデータ処理用表示コントロール507から解除する。
表示更新時には、OSは、まずドキュメント表示コントロール501と、ベース表示コントロール503とを重ね合わせたピクセルデータ507を生成する。ピクセルデータ処理1はベース表示コントロール503に割り当てられているので、上位レイヤーを含むピクセルデータ507に対して、モノクロ変換、及び明るさ、濃度、コントラスの設定値に応じた変換処理が行われる。次に、OSは、ピクセルデータ507にピクセルデータ処理1を適用した結果と、ピクセルデータ処理用表示コントロール507とを重ね合わせてピクセルデータ511を生成する。ピクセルデータ処理用表示コントロールのピクセルデータ処理2は割り当てが解除されているので、ピクセルデータ511がそのまま実際の表示内容であるピクセルデータ515となり、プレビュー表示領域307に表示される。
図9は印刷設定変更領域313において、明るさ、濃度、コントラストがいずれも変更されておらず、色調が変更されている場合の処理を示す図である。明るさ、濃度、コントラストの設定が変更されていないので、プレビュー制御モジュール203は、ピクセルデータ処理1をベース表示コントロール503から解除する。また、色調の設定が変更されているため、プレビュー制御モジュール203は、ピクセルデータ処理2をピクセルデータ処理用表示コントロール507に割り当てる。
表示更新時には、OSは、まずドキュメント表示コントロール501と、ベース表示コントロール503とを重ね合わせたピクセルデータ507を生成する。ベース表示コントロール503のピクセルデータ処理1は割り当てが解除されているので、OSは、そのままピクセルデータ507とピクセルデータ処理用表示コントロール505とを重ね合わせてピクセルデータ511を生成する。ピクセルデータ511の内容はピクセルデータ507と同じである。ピクセルデータ処理用表示コントロールのピクセルデータ処理2が割り当てられているため、OSは、ピクセルデータ511に対してモノクロ変換、及び色調の設定値に応じた処理を行い、ピクセルデータ515を生成してプレビュー表示領域307に表示する。
明るさ、濃度、コントラストのいずれかが変更され、色調も変更されている場合は図6に示すように、プレビュー制御モジュールは、ピクセルデータ処理1、及びピクセルデータ処理2を対応した表示コントロールに割り当てる。
図10は、設定項目に応じてプレビュー制御モジュール203がピクセルデータ処理の割り当てを変更する処理を示すフローチャートの一例である。まず、S201で、プレビュー制御モジュール203は、モノクロ印刷設定がONかどうかの判定を行い、ONであればS203へ移り、OFFであればS217へ移る。S203からS209ではピクセルデータ処理1(509)の割り当て、もしくは解除が行われる。S203では、プレビュー制御モジュール203は、ピクセルデータ処理1(509)に対応した設定項目である、明るさ、濃度、コントラストのいずれかが変更されているかを判定する。どれか1つでも変更されている場合は、S209へ移り、1つも変更されていない場合はS205へ移る。
S205では、プレビュー制御モジュール203は、色調設定が変更されているかを判定し、変更されている場合はS207移り、変更されていない場合はS209へ移る。S207では明るさ、濃度、コントラストが変更されておらず、色調が変更されていることから、ピクセルデータ処理1(509)を実行する必要がない。このため、プレビュー制御モジュール203は、ベース表示コントロール503への割り当てを解除し、S211へ移る。S209では、明るさ、濃度、コントラストのいずれかが変更されているか、もしくは明るさ、濃度、コントラスト、色調が1つも変更されていない。このため、プレビュー制御モジュール203は、ベース表示コントロール503にピクセルデータ処理1(509)の割り当てを行い、S211へ移る。設定が1つも変更されていない場合にピクセルデータ処理1(509)の割り当てを行うのは、モノクロ変換を行うためであるが、これについてはピクセルデータ処理2(513)で行うことも可能である。
S211からS215ではピクセルデータ処理2(513)の割り当て、もしくは解除が行われる。S211では、プレビュー制御モジュール203は、色調設定が変更されているかを判定し、変更されている場合はS213に移り、変更されていない場合はS215へ移る。S213では、色調が変更されているので、プレビュー制御モジュール203は、ピクセルデータ処理用表示コントロール505にピクセルデータ処理2(513)を割り当てる。S215では、色調が変更されていないので、プレビュー制御モジュール203は、ピクセルデータ処理用表示コントロール505からピクセルデータ処理2(513)を解除する。
S217はモノクロ印刷設定がOFFの場合の処理である。本実施例ではモノクロ印刷設定がONの場合のみ印刷設定変更領域313の設定が可能であるとしている。このため、プレビュー制御モジュール203は、S217ではベース表示コントロール503、及びピクセルデータ処理用表示コントロール505にそれぞれ割り当てられたピクセルデータ処理を解除する。表示の更新時には、S201からS217において設定されたピクセルデータ処理を実行して、プレビュー表示領域307に表示される内容が変換される。以上の構成により、不要なピクセルデータ処理を実行することがなくなり、処理時間の短縮を図ることができる。
実施例1ではプリンタドライバの印刷プレビュー機能について説明したが、本実施例は設定に応じて動的に表示内容の変換が行われるアプリケーション全般に適用が可能であり、その範囲はプリンタドライバの印刷プレビュー機能に限定されるものではない。実施例2についても同様である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (13)

  1. 複数レイヤーのデータに基づく画像データを表示する情報処理装置であって、
    印刷設定値を受け付ける受付手段と、
    前記印刷設定値に基づく第1画像処理を第1レイヤーに割り当て、かつ、前記印刷設定値に基づく第2画像処理を第2レイヤーに割り当てる割り当て手段と、
    を有し、
    前記第1画像処理と、第1レイヤーのデータと、前記第2画像処理と、第2レイヤーのデータとに基づいて、表示されるべき1つの画像が生成されることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1レイヤーのデータと、前記第1レイヤーよりも上位レイヤーのデータとを重ね合わせることで第1ピクセルデータが生成され、
    前記第1ピクセルデータに対して前記第1画像処理が適用され、
    前記第1画像処理が適用された前記第1ピクセルデータと、前記第1レイヤーよりも下位レイヤーの前記第2レイヤーのデータとを重ね合わせることで、第2のピクセルデータが生成され、
    前記第2のピクセルデータに前記第2画像処理が適用されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記上位レイヤーのデータは、ドキュメント表示コントロールであり、
    前記第1レイヤーのデータは、ベース表示コントロールであり、
    前記第2レイヤーのデータは、ピクセルデータ処理用表示コントロールであることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記画像データを含むプレビュー画面を表示する表示制御手段を更に有し、
    前記プレビュー画面に入力された指示に従って、前記印刷設定値が受け付けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. カラー印刷が指定されたかモノクロ印刷が指定されたかを判定する判定手段を更に有し、
    前記モノクロ印刷が指定されたと判定された場合、前記割り当て手段は、前記印刷設定値に基づく第1画像処理を第1レイヤーに割り当て、かつ、前記印刷設定値に基づく第2画像処理を第2レイヤーに割り当てることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1画像処理および前記第2画像処理は、ピクセルデータ処理であり、
    前記ピクセルデータ処理には、モノクロ変換、明るさの変更、濃度の変更、コントラストの変更、色調の変更の少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 複数レイヤーのデータに基づく画像データを表示する情報処理装置を、
    印刷設定値を受け付ける受付手段と、
    前記印刷設定値に基づく第1画像処理を第1レイヤーに割り当て、かつ、前記印刷設定値に基づく第2画像処理を第2レイヤーに割り当てる割り当て手段として機能させ、
    前記第1画像処理と、第1レイヤーのデータと、前記第2画像処理と、第2レイヤーのデータとに基づいて、表示されるべき1つの画像が生成されることを特徴とするプログラム。
  8. 前記第1レイヤーのデータと、前記第1レイヤーよりも上位レイヤーのデータとを重ね合わせることで第1ピクセルデータが生成され、
    前記第1ピクセルデータに対して前記第1画像処理が適用され、
    前記第1画像処理が適用された前記第1ピクセルデータと、前記第1レイヤーよりも下位レイヤーの前記第2レイヤーのデータとを重ね合わせることで、第2のピクセルデータが生成され、
    前記第2のピクセルデータに前記第2画像処理が適用されることを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記上位レイヤーのデータは、ドキュメント表示コントロールであり、
    前記第1レイヤーのデータは、ベース表示コントロールであり、
    前記第2レイヤーのデータは、ピクセルデータ処理用表示コントロールであることを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記情報処理装置は、前記画像データを含むプレビュー画面を表示する表示制御手段を更に有し、
    前記プレビュー画面に入力された指示に従って、前記印刷設定値が受け付けられることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載のプログラム。
  11. 前記情報処理装置は、カラー印刷が指定されたかモノクロ印刷が指定されたかを判定する判定手段を更に有し、
    前記モノクロ印刷が指定されたと判定された場合、前記割り当て手段は、前記印刷設定値に基づく第1画像処理を第1レイヤーに割り当て、かつ、前記印刷設定値に基づく第2画像処理を第2レイヤーに割り当てることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載のプログラム。
  12. 前記第1画像処理および前記第2画像処理は、ピクセルデータ処理であり、
    前記ピクセルデータ処理には、モノクロ変換、明るさの変更、濃度の変更、コントラストの変更、色調の変更の少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載のプログラム。
  13. 複数レイヤーのデータに基づく画像データを表示する情報処理方法であって、
    印刷設定値を受け付ける受付工程と、
    前記印刷設定値に基づく第1画像処理を第1レイヤーに割り当て、かつ、前記印刷設定値に基づく第2画像処理を第2レイヤーに割り当てる割り当て工程と、
    を有し、
    前記第1画像処理と、第1レイヤーのデータと、前記第2画像処理と、第2レイヤーのデータとに基づいて、表示されるべき1つの画像が生成されることを特徴とする情報処理方法。
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