JP2016218673A - 経路計画装置、及び経路計画方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】全方位に移動可能な全方位移動体が、ずれ難い移動経路を計画する経路計画装置を提供する。【解決手段】全方位移動体が移動する環境内の環境地図情報を記憶する記憶手段91と、記憶手段に記憶された環境地図情報と、全方位移動体の自己位置と、全方位移動体が移動する目標位置と、に基づいて、自己位置から前記目標位置までの全方位移動体の各経路候補を算出する経路候補算出手段92と、全方位移動体が前記経路候補算出手段により算出された各経路候補を移動する際にかかる移動コストを算出し、該各経路候補の中から最小の移動コストとなる経路候補を選択し、該選択した経路候補に基づいて、全方位移動体の移動経路を計画する経路計画手段93と、を備える。移動コストは、全方位移動体の移動制御のパラメータであって、全方位移動体の経路候補からのずれ易さに関するパラメータに基づき算出するコストを含む。【選択図】図3

Description

本発明は、全方位に移動可能な全方位移動体の移動経路を計画する経路計画装置、及び経路計画方法に関するものである。
例えば、物体の衝突可能性と経路長に関する移動コストを考慮して経路探索を行い、移動体の目標位置までの経路を計画する経路計画装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2005−032196号公報
上記経路計画装置は、移動体の経路からのずれ易さに関する移動コストを考慮して経路探索を行っていない。このため、移動体は、経路計画装置により計画された経路から大きくずれる虞がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、全方位移動体がずれ難い経路を計画できる経路計画装置、及び経路計画方法を提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、全方位に移動可能な全方位移動体の移動経路を計画する経路計画装置であって、前記全方位移動体が移動する環境内の環境地図情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された環境地図情報と、前記全方位移動体の自己位置と、前記全方位移動体が移動する目標位置と、に基づいて、前記自己位置から前記目標位置までの前記全方位移動体の各経路候補を算出する経路候補算出手段と、前記全方位移動体が前記経路候補算出手段により算出された各経路候補を移動する際にかかる移動コストを算出し、該各経路候補の中から最小の移動コストとなる経路候補を選択し、該選択した経路候補に基づいて、前記全方位移動体の移動経路を計画する経路計画手段と、を備え、前記移動コストは、前記全方位移動体の移動制御のパラメータであって、前記全方位移動体の経路候補からのずれ易さに関する前記パラメータに基づき算出するコストを含む、ことを特徴とする経路計画装置である。
この一態様において、前記全方位移動体は、移動を行う下体部と、該下体部の上方側に旋回動可能に連結された上体部と、を有しており、前記経路計画手段は、前記全方位移動体の経路候補からのずれ易さに関するコストとして、前記上体部に対する下体部の回転の角速度の積分値を算出してもよい。
この一態様において、前記経路計画手段は、前記経路候補の経路長に関するコストと、前記全方位移動体の経路候補からのずれ易さに関するコストに重み付け係数を乗算した値と、を加算して、前記移動コストを算出してもよい。
この一態様において、前記下体部を移動させる駆動輪の駆動軸と、前記上体部に対する下体部の回転の旋回軸と、のオフセット量、あるいは、駆動輪間の幅が大きいほど、前記重み付け係数を大きく設定してもよい。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、全方位に移動可能な全方位移動体の移動経路を計画する経路計画方法であって、前記全方位移動体が移動する環境内の環境地図情報を記憶するステップと、前記記憶された環境地図情報と、前記全方位移動体の自己位置と、前記全方位移動体が移動する目標位置と、に基づいて、前記自己位置から前記目標位置までの前記全方位移動体の各経路候補を算出するステップと、前記全方位移動体が前記算出された各経路候補を移動する際にかかる移動コストを算出し、該各経路候補の中から最小の移動コストとなる経路候補を選択し、該選択した経路候補に基づいて、前記全方位移動体の移動経路を計画するステップと、を含み、 前記移動コストは、前記全方位移動体の移動制御のパラメータであって、前記全方位移動体の経路候補からのずれ易さに関する前記パラメータに基づき算出するコストを含む、ことを特徴とする経路計画方法であってもよい。
本発明によれば、全方位移動体がずれ難い経路を計画できる経路計画装置、及び経路計画方法を提供することを主たる目的とする。
(a)一実施形態に係る全方位移動体の概略的構成を示す正面図である。(b)一実施形態に係る全方位移動体の概略的構成を示す側面図である。(c)一実施形態に係る全方位移動体の概略的構成を示す上面図である。 一実施形態に係る全方位移動体の概略的システム構成を示すブロック図である。 一実施形態に係る経路計画装置の概略的構成を示すブロック図である。 経路候補の選択方法を説明するための図である。 経路候補の選択方法を説明するための図である。 一実施形態に係る経路計画方法のフローを示すフローチャートである。 経路からずれが生じる一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
本発明の一実施形態に係る経路計画装置は、全方位に移動可能な全方位移動体に搭載され、その移動経路を計画するものである。図1(a)乃至(c)は、本発明の一実施形態に係る全方位移動体の概略的構成を示す図である。
全方位移動体1は、例えば、アクティブキャスタ式の全方位移動ロボットとして構成されている。全方位移動体1は、移動を行う下体部2と、下体部2の上方側に旋回動可能に連結された上体部3と、を有している。下体部2は、一対の補助輪21と一対の駆動輪22が設けられている。上体部3は、下体部2に対して、旋回軸(Yaw回転軸)を中心にして相対回動する。駆動輪22の駆動軸と上体部3の旋回軸とはオフセットしている(交差しない)。全方位移動体1は、駆動軸と旋回軸とを独立して駆動することで、全方位移動を実現する。全方位移動体1は、例えば、駆動軸による駆動輪22の回転差に加えて、旋回軸による上体部3の相対回動によって全方位移動を実現する。
なお、全方位移動体1は、アクティブキャスタ式の移動ロボットとして構成されているが、これに限定されない。全方位移動体1は、例えば、オムニホイール式の移動ロボットとして構成されてもよく、全方位に移動可能な任意の移動ロボットとして構成されてもよい。
図2は、本実施形態に係る全方位移動体の概略的システム構成を示すブロック図である。全方位移動体1は、各駆動輪22を駆動する車輪駆動部4と、上体部3を下体部2に対して相対回動させる上体駆動部5と、各駆動輪22の駆動軸の回転情報を検出する回転センサ6と、上体部3の旋回軸の回転情報を検出する回転センサ7と、車輪駆動部4及び上体駆動部5を制御する制御装置8と、移動経路を計画する経路計画装置9と、を備えている。
車輪駆動部4及び上体駆動部5は、例えば、モータ、減速機などにより構成されている。車輪駆動部4は、制御装置8からの制御信号に応じて、各駆動軸を回転させ各駆動輪22を駆動する。上体駆動部5は、制御装置8からの制御信号に応じて、旋回軸を回転させ上体部3を下体部2に対して相対回動させる。制御装置8は、経路計画装置9により計画された経路に従って全方位移動体1が移動するように、車輪駆動部4及び上体駆動部5の駆動を制御する。
回転センサ6は、例えば、エンコーダなどにより構成されており、各駆動軸に設けられている。回転センサ7は、例えば、ポテンショメータなどにより構成されており、旋回軸に設けられている。
制御装置8及び経路計画装置9は、例えば、演算処理等を行うCPU(Central Processing Unit)8a、9a、CPU8a、9aによって実行される演算プログラム等が記憶されたROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)からなるメモリ8b、9b、外部と信号の入出力を行うインターフェイス部(I/F)8c、9cなどからなるマイクロコンピュータを中心にして、ハードウェア構成されている。CPU8a、9a、メモリ8b、9b及びインターフェイス部8c、9cは、データバスなどを介して相互に接続されている。
図3は、本実施形態に係る経路計画装置の概略的構成を示すブロック図である。本実施形態に係る経路計画装置9は、全方位移動体1が移動する環境内の環境地図情報を記憶する記憶部91と、全方位移動体1の経路候補を算出する経路候補算出部92と、全方位移動体1の移動経路を計画する経路計画部93と、備えている。
記憶部91は、記憶手段の一具体例である。記憶部91は、例えば、メモリなどにより構成されている。
経路候補算出部92は、経路候補算出手段の一具体例である。経路候補算出部92は、例えば、記憶部91に記憶された環境地図情報と、全方位移動体1が移動する目標位置と、全方位移動体1の自己位置と、に基づいて、自己位置から目標位置までの全方位移動体1の各経路候補(障害物を回避して短距離で移動可能な低コストの経路など)を算出する。経路候補算出部92は、例えば、A(スター)やダイクストラ法などを用いて経路候補を算出する。ここで、コストとは、全方位移動体1の最善の経路を見つけるための指標であり、例えば、自己位置から目標位置までの経路長が長いほど、そのコストが増加する。経路候補算出部92は、各駆動輪22の回転情報に基づいて、全方位移動体1の自己位置をオドメトリにより算出する。目標位置は、記憶部91などに予め設定されている。
経路計画部93は、経路計画手段の一具体例である。経路計画部93は、全方位移動体1が経路候補算出部92により算出された各経路候補を移動する際にかかる移動コストを算出する。経路計画部93は、各経路候補の中から最小の移動コストとなる経路候補を選択する。経路計画部93は、該選択した経路候補を全方位移動体1の移動経路として計画する。
ところで、経路からのずれ易さに関する移動コストを考慮して経路計画を行わなかった場合、全方位移動体は、その計画された経路から大きくずれる虞がある。特に、アクティブキャスタ式の全方位移動体は、その構造が複雑でアクティブキャスタの駆動軸及び旋回軸の回転情報などの移動制御パラメータと、その移動制御パラメータに応じた動力学特性を考慮して制御を行う必要がある。例えば、全方位移動体が動作する際に、移動指令方向に上体部は向いているが、下体部がその指令方向と反対方向に向いていることがある(図7)。この場合、駆動輪を高速に回転させ、上体部に対して下体部を180度回転させることとなる。このとき、駆動輪の滑りなどのより、駆動輪の回転情報に基づいてオドメトリにより算出される全方位移動体の自己位置に誤差が生じる。このように、構造が複雑な全方位移動体は、その駆動軸及び旋回軸の回転情報(回転角、回転角速度、回転角加速度)などの移動制御パラメータによって、経路からのずれ易さが異なる。
これに対して、本実施形態に係る経路計画装置9の経路計画部93は、全方位移動体1の移動制御のパラメータであって、全方位移動体1の経路候補からのずれ易さに関するパラメータに基づき算出するコスト(以下、内部状態コスト)を含む、移動コストを算出する。そして、経路計画部93は、算出した各移動コストの中から最小の移動コストとなる経路候補を選択し、該選択した経路候補を全方位移動体1の移動経路として計画する。これにより、全方位移動体1がずれ難い経路を計画できる。
経路計画部93は、例えば、経路候補算出部92により算出された各経路候補の追従再生をオフラインで実行し、そのときの移動制御パラメータの変化に基づいて内部状態コストを算出する。経路計画部93は、仮想上で、経路候補算出部92により算出された各経路候補に従って全方位移動体1を移動させ(追従再生)、そのときの全方位移動体1の移動制御パラメータ(旋回軸や駆動軸の回転情報など)を記憶部91に記憶させる。ここで、全方位移動体1は、制御装置8からの制御信号に従って理想的に走行するもと仮定する。そして、経路計画部93は、記憶部91に記憶した移動制御パラメータに基づいて、各経路候補の内部状態コストを算出する。
ここで、例えば、経路候補を追従再生したときの、経路候補からのずれに関与する全方位移動体1の移動制御パラメータ、あるいは、経路候補からのずれ量をg(t)とすると、内部状態コストCdは下記式で表すことができる。
Cd=∫g(t)dt
経路候補iに関して、経路長に関するコスト(以下、経路長コスト)をCp、内部状態コストをCd、内部状態コストCdの重み付け係数をk、とする。
経路計画部93は、記憶部91の環境地図情報に基づいて、経路候補iの経路長コストCpを幾何学的に算出する。経路計画部93は、算出した経路長コストCp及び内部状態コストをCdに基づいて、経路候補iの総合の移動コストCaを下記式を用いて算出する。
Ca=Cp+kCd=Cp+k∫g(t)dt
ここで、重み付け係数kは、ユーザが任意に設定変更できる。重み付け係数kは、経路長コストCpと内部状態コストCdとのバランスを考慮して最適に設定する。
例えば、経路候補からのずれが大きくなると予測され、内部状態コストCdを重視する場合は、重み付け係数kを大きく設定する。経路の路面が滑り易い状態、あるいは、全方位移動体1のハードウェア構成が滑り易い設定(遠心力が大きく作用する設定など)、の場合などは、重み付け係数kを大きく設定するのが好ましい。より具体的には、経路の路面抵抗が小さくなるほど、旋回軸と駆動軸とのオフセット量が大きいほど、あるいは、駆動輪間の幅が大きいほど、重み付け係数kを大きく設定してもよい。一方で、経路候補からのずれが小さいと予測され、内部状態コストCdを重視しない場合は、重み付け係数kを小さく設定する。これにより、経路の路面状態や全方位移動体のハードウェア構成を考慮して、移動コストをより高精度に算出できる。
経路計画部93は、各経路候補iの中から最小の移動コストCaとなる経路候補iを選択し、該選択した経路候補iを全方位移動体1の移動経路として計画する。なお、移動コストは、経路長コストと内部状態コストと、を含む構成であるが、これに限定されない。移動コストは、例えば、衝突可能性のコストと、経路長コストと、内部状態コストとを含む構成であってもよく、全方位移動体1の移動に影響する任意のコストを含むことができる。
例えば、図4に示す如く、経路候補算出部92は、自己位置から目標位置までの経路候補(1)〜(3)を算出する。経路候補(1)〜(3)の経路長は同一であるため、その経路長コストも同一となる。しかし、経路候補(1)〜(3)において、全方位移動体1の移動制御パラメータ(旋回軸の回転角度(上体部3の下体部2に対する相対角度)など)は異なるため、その内部状態コストは異なる。
ここで、全方位移動体1は、各駆動輪22の回転差により方向転換を行う差動二輪駆動を行っている。このため、全方位移動体1の並進速度を一定であると仮定すると、旋回軸を中心とした下体部2の角速度が増加するに従がって駆動輪22の回転速度が増加し、経路からずれ易くなると推定される。
この例では、上体部3の姿勢は基準座標系に対して固定されている。このため、下体部2の基準座標系に対する回転角度と、上体部3に対する下体部2の回転角度は等価と見なすことができる。以上から、経路計画部93は、内部状態コストとして、上体部3に対する下体部2の回転の角速度の積分値(旋回軸の角度変化量)を算出する。全方位移動体1は、上述の如く、特に、上体部3に対して下体部2を回転する動作時に、駆動輪22の滑りが発生し、経路からのずれが生じ易い。すなわち、下体部2の回転の角速度の積分値によって、駆動輪22の滑りを見積もることができ、経路からのずれ易さを正確に算出できる。
図5に示す如く、経路候補(1)では、上体部3に対して下体部2を1回、時計方向へ90度回転させている。経路候補(2)では、上体部3に対して下体部2を1回、時計方向へ90度回転させ、さらに、1回、反時計方向へ90度回転させている。経路候補(3)では、上体部3に対して下体部2を1回、時計方向へ90度回転させ、さらに、1回、反時計方向へ90度回転させている。したがって、経路候補(1)〜(3)の内部状態コストCd〜Cdを計算すると、下記関係が成立することが分かる。経路候補(1)の旋回軸の角度変化量が最も小さく、その内部状態コストCdが最小となる。
Cd<Cd=Cd
なお、経路候補(1)〜(3)の経路長は同一であるため、その経路長コストCp〜Cpも同一となる(Cp=Cp=Cp)。したがって、経路候補(1)〜(3)の内部状態コストの関係(Cd<Cd=Cd)から、経路候補(1)〜(3)の移動コストCa1〜Ca3は、(Ca<Ca=Ca)の関係になることが分かる。経路計画部93は、最小の移動コストCaの経路候補(1)を選択し、該選択した経路候補(1)を全方位移動体1の移動経路として計画する。
図6は、本実施形態に係る経路計画方法のフローを示すフローチャートである。
ユーザは、記憶部91に全方位移動体1の目標位置を設定する(ステップS101)。
全方位移動体1は、自律移動を開始する(ステップS102)。
経路計画装置9の経路候補算出部92は、記憶部91に記憶された環境地図情報と、全方位移動体1の目標位置と、全方位移動体1の自己位置と、に基づいて、自己位置から目標位置までの全方位移動体1の各経路候補を算出する(ステップS103)。経路候補算出部92は、例えば、経路長コストが所定値以下となる複数の経路候補を算出する。
経路計画部93は、経路候補算出部92により算出された各経路候補の追従再生をオフラインで実行し、各経路候補の内部状態コストを算出する(ステップS104)。
経路計画部93は、各経路候補の経路長コストを算出し、該算出した経路長コストと、内部状態コストに重み付け係数を乗算した値と、を加算して各経路候補の移動コストを算出する(ステップS105)。
経路計画部93は、各経路候補の中から最小の移動コストとなる経路候補を選択し、該選択した経路候補を全方位移動体1の移動経路として計画する(ステップS106)。
制御装置8は、経路計画装置9の経路計画部93により計画された移動経路に従って全方位移動体1が移動するように、車輪駆動部4及び上体駆動部5の駆動を制御する(ステップS107)。
以上、本実施形態に係る経路計画装置9の経路計画部93は、全方位移動体1の移動制御のパラメータであって、全方位移動体1の経路候補からのずれ易さに関するパラメータに基づき算出するコストを含む、移動コストを算出する。そして、経路計画部93は、各経路候補の中から最小の移動コストとなる経路候補を選択し、該選択した経路候補を全方位移動体1の移動経路として計画する。これにより、全方位移動体1がずれ難い経路を計画できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
また、本発明は、例えば、図6に示す処理を、CPUにコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。
また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
1 全方位移動体、2 下体部、3 上体部、4 車輪駆動部、5 上体駆動部、6 回転センサ、7回転センサ、8 制御装置、9 経路計画装置、21 補助輪、22 駆動輪、91 記憶部、92 経路候補算出部、93 経路計画部

Claims (5)

  1. 全方位に移動可能な全方位移動体の移動経路を計画する経路計画装置であって、
    前記全方位移動体が移動する環境内の環境地図情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された環境地図情報と、前記全方位移動体の自己位置と、前記全方位移動体が移動する目標位置と、に基づいて、前記自己位置から前記目標位置までの前記全方位移動体の各経路候補を算出する経路候補算出手段と、
    前記全方位移動体が前記経路候補算出手段により算出された各経路候補を移動する際にかかる移動コストを算出し、該各経路候補の中から最小の移動コストとなる経路候補を選択し、該選択した経路候補に基づいて、前記全方位移動体の移動経路を計画する経路計画手段と、を備え、
    前記移動コストは、前記全方位移動体の移動制御のパラメータであって、前記全方位移動体の経路候補からのずれ易さに関する前記パラメータに基づき算出するコストを含む、
    ことを特徴とする経路計画装置。
  2. 請求項1記載の経路計画装置であって、
    前記全方位移動体は、移動を行う下体部と、該下体部の上方側に旋回動可能に連結された上体部と、を有しており、
    前記経路計画手段は、前記全方位移動体の経路候補からのずれ易さに関するコストとして、前記上体部に対する下体部の回転の角速度の積分値を算出する、
    ことを特徴とする経路計画装置。
  3. 請求項2記載の経路計画装置であって、
    前記経路計画手段は、前記経路候補の経路長に関するコストと、前記全方位移動体の経路候補からのずれ易さに関するコストに重み付け係数を乗算した値と、を加算して、前記移動コストを算出する、
    ことを特徴とする経路計画装置。
  4. 請求項3記載の経路計画装置であって、
    前記下体部を移動させる駆動輪の駆動軸と、前記上体部に対する下体部の回転の旋回軸と、のオフセット量、あるいは、駆動輪間の幅が大きいほど、前記重み付け係数を大きく設定する、
    ことを特徴とする経路計画装置。
  5. 全方位に移動可能な全方位移動体の移動経路を計画する経路計画方法であって、
    前記全方位移動体が移動する環境内の環境地図情報を記憶するステップと、
    前記記憶された環境地図情報と、前記全方位移動体の自己位置と、前記全方位移動体が移動する目標位置と、に基づいて、前記自己位置から前記目標位置までの前記全方位移動体の各経路候補を算出するステップと、
    前記全方位移動体が前記算出された各経路候補を移動する際にかかる移動コストを算出し、該各経路候補の中から最小の移動コストとなる経路候補を選択し、該選択した経路候補に基づいて、前記全方位移動体の移動経路を計画するステップと、を含み、
    前記移動コストは、前記全方位移動体の移動制御のパラメータであって、前記全方位移動体の経路候補からのずれ易さに関する前記パラメータに基づき算出するコストを含む、
    ことを特徴とする経路計画方法。
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