JP2016217560A - 加湿ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】 狭小なスペースに設置して蒸気加湿ができる加湿ユニットを得る。【解決手段】 空調用空気と蒸気を混合させる加湿用チャンバボックス1と、空調用空気にて2つの旋回流F、Gを発生させて蒸気と混合させる混合機構2と、を備える。混合機構2が、空調用空気を第1分流空気Aと第2分流空気Bと第3分流空気Cとに分岐させかつ第1分流空気Aにて第1旋回流Fを発生させる分岐部材3と、第1旋回流Fの下流域へ流れ出た第1分流空気Aに向かって第3分流空気Cを流れ込ませる第1ガイド部4と、第1旋回流Fの下流域へ流れ出た第3分流空気Cとすれ違うように第2分流空気Bを流れ込ませて第2旋回流Gを発生させる第2ガイド部5と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明はオフィスやホテルの空調において、天井内に設置される空気調和機やダクトに接続して使用する加湿ユニットに関するものである。
蒸気を用いて空調用空気を加湿する場合、蒸気が空調用空気に吸収されるまでの蒸発吸収距離が長いため、長大な加湿スペースが必要であった。
特開2004−245538号公報
そのため、天井内の狭小なスペースで使用されるファンコイルユニットのような小型の空気調和機のみでは、蒸気加湿を行うことが困難であった。
本発明は上記課題を解決するため、内部で空調用空気と蒸気を混合させて前記空調用空気を加湿するための加湿用チャンバボックスと、前記空調用空気にて前記蒸気を包みつつ前記空調用空気にて2つの旋回流を発生させて前記蒸気と混合させるように前記加湿用チャンバボックスに設けられた混合機構と、を備えたことを最も主要な特徴とする。
請求項1と請求項2の発明によれば、空調用空気にて蒸気を包みつつ空調用空気にて2つの旋回流を発生させて蒸気と混合させるので、空調用空気への蒸気吸収が促進されて単位時間当たりの蒸気吸収量が増大する。したがって、蒸発吸収距離が短くなって加湿スペースの縮小と加湿用チャンバボックスの小型化が実現する。また、蒸気を空調用空気にて包んで加湿用チャンバボックスの内面に直接接触させないので、凝縮や露つきが発生せず、加湿用チャンバボックスの断熱が不要となってコストダウンとなる。オフィスやホテルなどの狭小なスペースの天井内に本発明の加湿ユニットを設置して、ファンコイルユニットのような小型の空気調和機と直結又はダクトを介して接続すれば、蒸気加湿を行うことができる。しかも、空気調和機が既設であれば、加湿ユニットの増設だけで安価にリニューアルすることもできる。また、温度と湿度が低い外気でも蒸気加湿ならば加湿不足の恐れがなく、外気を直接ファンコイルユニットのような小型の空気調和機に導入することで、別箇に外気への加湿を行う空気調和機が不要となり、コストダウンを図れる。加湿用チャンバボックスによって、空調用空気の騒音エネルギーが拡散と反射により大幅に減衰するので、ホテルなど静音性が求められる場所に最適で、快適性に優れた空調を行える。
請求項3の発明によれば、開口部によって、開口部を通過させた空調用空気の風速を増加させてレイノルズ数を高め、開口部の下流域で第1の旋回流を確実に発生させて、空調用空気と蒸気を混合させて加湿できる。しかも、障壁部に開口部を設けるだけの簡単な構造なので低コストで製作できる。
請求項4の発明によれば、第1風向調整板と第2風向調整板によって、第2分流空気と第3分流空気をすれ違わせて回転を与え、第2の旋回流を確実に発生させて、空調用空気と蒸気を混合させて加湿できる。しかも、第1風向調整板と第2風向調整板を設けるだけの簡単な構造なので、加湿用チャンバボックスの内部を多くの部材で複雑に区画する必要が無く、低コストで製作できる。
請求項5の発明によれば、第1旋回流が生じる領域で蒸気を放出するので、効率良く迅速に空調用空気への蒸気吸収が行われて、有効加湿量が増大する。
請求項6の発明によれば、電極式の蒸気発生器に、例えば100Vの電源で400Vの電極を使用できるので、電極面積が大幅に縮小され、加湿能力はそのままで加湿器の小型化を図れる。したがって、オフィスやホテルなどの天井などの狭小なスペースにも設置して、蒸気加湿を容易に行うことが可能となる。
請求項7の発明によれば、主としてランニングコストの少ない気化式加湿器にて加湿して不足分のみを蒸気で加湿するので、加湿コストが僅少となるうえに、低空調負荷時には蒸気にて加湿暖房および低温加湿を行えて、省エネ性と快適性を両立できる。
図1から図4は、本発明の加湿ユニットの一実施例を示し、この加湿ユニットは、内部で空調用空気と蒸気を混合させることで蒸気の水分を空調用空気に吸収させるための加湿用チャンバボックス1と、空調用空気にて蒸気を包みつつ空調用空気にて2つの旋回流F、Gを発生させて蒸気と混合させるように加湿用チャンバボックス1の内部に設けられた混合機構2と、気化式加湿器16と、蒸気加湿器18と、を備えている。各図中の太い点線の矢印は空調用空気の流れを示す。
混合機構2は、分岐部材3と第1ガイド部4と第2ガイド部5とを備えている。分岐部材3は、空調用空気を第1分流空気Aと第2分流空気Bと第3分流空気Cとに分岐させ、かつ第1分流空気Aにて第1旋回流Fを発生させると共に、第1分流空気Aを第2分流空気Bと第3分流空気Cとにより挟まれた状態で流れさせるように加湿用チャンバボックス1の内部に、設けられる。
分岐部材3は、障壁部9と開口部10を備えている。加湿用チャンバボックス1の内部の空気流通路は、加湿用チャンバボックス1の内面部7にて構成される。この内面部7に対して障壁部9の外面部8が距離を隔てて設けられて、4つの間隙部6が構成される。4つの間隙部6に空調用空気を通過させて、第2分流空気Bと第3分流空気Cと第4分流空気Dと第5分流空気Eを、それぞれ発生させる。
開口部10は、空調用空気の気流を横切って水平方向に延びる線上に沿って障壁部9に、設けられる。障壁部9に対して空調用空気を通り抜けさせて第1分流空気Aを発生させる。第1分流空気Aが第2分流空気Bと第3分流空気Cと第4分流空気Dと第5分流空気Eとにより包まれた状態で流れるように、開口部10が、4つの間隙部6に囲まれた位置で障壁部9に設けられる。
開口部10は、空調用空気が開口部10を通過する時に、開口部10のエッジとの接触によってその下流域に第1旋回流Fを発生させる。開口部10の空気通過断面積は、加湿用チャンバボックス1の内部の空気流通路の空気通過断面積よりも小さいので、空調用空気が開口部10を通過することで、空調用空気の風速が増してレイノルズ数が高まる。そのため、開口部10の下流域でカルマン渦や乱流などの第1旋回流Fが発生する。
第1ガイド部4は、第1旋回流Fの下流域へ流れ出た第1分流空気Aに向かって第3分流空気Cを流れ込ませるように加湿用チャンバボックス1の内部に、設けられる。第2ガイド部5は、第1旋回流Fの下流域へ流れ出た第3分流空気Cとすれ違うように第2分流空気Bを流れ込ませて第2旋回流Gを発生させるように加湿用チャンバボックス1の内部に、設けられる。
第1ガイド部4は、第3分流空気Cを行き当たらせて第3分流空気Cの進行方向を第1旋回流Fの下流域へ向けさせる第1風向調整板11にて、構成される。第2ガイド部5は、第2分流空気Bを行き当たらせて第2分流空気Bの進行方向を折り返させて第3分流空気Cとすれ違う方向へ向けさせる第2風向調整板12にて、構成される。
平坦な薄い板で形成された第1風向調整板11は、空調用空気の気流を横切って水平方向に延びる線上に沿って加湿用チャンバボックス1の内部に、設けられる。第1風向調整板11は、第1旋回流Fの下流域に向かって斜め上方へ突き出すように、第3分流空気Cの流路の途中に配置される。
平坦な薄い板で形成された第2風向調整板12は、空調用空気の気流を横切って水平方向に延びる線上に沿って加湿用チャンバボックス1の内部に、設けられる。第2風向調整板12は、第1旋回流Fの下流域に対して第1風向調整板11と線対称であって、第1旋回流Fの下流域に向かって斜め下方へ突き出すように、第2分流空気Bの流路の途中に配置される。
蒸気加湿器18は、第1旋回流Fが生じる領域で蒸気を放出するように加湿用チャンバボックス1の内部に設けられた噴霧管13と、噴霧管13に蒸気を送る電極式の蒸気発生器14と、によって構成される。電極式の蒸気発生器14は、水容器19の内部の水に浸漬させた電極17、17間に電圧を印加して電流を流し、ジュール熱で水を沸騰させて蒸気を発生させる。蒸気発生器14は、電極17、17間の電圧を昇圧させる昇圧トランス15を、備えている。蒸気発生量は、水に触れる電極17の表面積を給排水により増減させることで電流値を変化させて制御される。
噴霧管13は、管の軸方向に互いに距離を隔てて設けられた複数の噴霧穴20を、有している。加湿用の蒸気は、蒸気発生器14からホースを介して噴霧管13の噴霧穴20より斜め上方へ放出される。噴霧管13は、空調用空気の気流を横切って水平方向に延びる線上に沿って障壁部9の内部に、設けられる。障壁部9の下部は受皿状に形成して噴霧管13から出るドレンを受け止めさせ、そのドレンをホースを介してドレンパン27に排出させる。この噴霧管13の風上で気化式加湿器16にて加湿させ、気化式加湿器16の加湿不足分を噴霧管13で加湿させて補うように構成する。
加湿用チャンバボックス1は、前記空気流通路を構成する内面部7の一部を上方へ膨らませた形状に形成する。これによって、上昇しようとする蒸気と加湿用チャンバボックス1の内面部7との接触による露付きを妨げ、かつ、空調用空気の騒音エネルギーを拡散及び反射させて減衰させる。
空調用空気は、熱交換器21とファン22を有する空気調和機23から加湿用チャンバボックス1の内部へ送り込まれる。この空気調和機23の空気吹出部に加湿用チャンバボックス1の空気入口を連結して、蒸気発生器14と共に天井内に吊下げ設置する。加湿用チャンバボックス1の空気出口には分流用チャンバボックス24を連結する。
熱交換器21は、多数の伝熱板25に多数の伝熱管26を挿着して成り、伝熱管26の内部を流れる熱交換媒体と熱交換器21を通過する空調用空気が伝熱管26及び伝熱板25を介して熱交換する。この熱交換媒体として、水や水溶液などの熱源水を用いたり、フロンなどの冷媒やその他各種媒体を用いることができる。ファン22を回転させることで、外気や還気などの空調用空気を熱交換器21に通して温風又は冷風にし、加湿用チャンバボックス1、分流用チャンバボックス24、ダクト等を介して室内などの被空調空間に給気する。
加湿用チャンバボックス1の内部では、送り込まれた空調用空気が、分岐部材3の障壁部9に行き当たって、開口部10と4つの間隙部6から流れ出て、第1分流空気Aと第2分流空気Bと第3分流空気Cと第4分流空気Dと第5分流空気Eとに分岐する。空調用空気が開口部10を通過することで、開口部10の下流域で第1旋回流Fが発生する。この第1旋回流Fが生じる領域で蒸気を放出させ、第1旋回流Fによって空調用空気に蒸気を吸収させて、一度目の加湿が行われる。加湿された空調用空気は、残りの蒸気と共に、第1旋回流Fの下流域へ流れ出る。
第3分流空気Cは、第1ガイド部4に行き当って第1旋回流Fの下流域へ流れ出る。第2分流空気Bは、第2ガイド部5に行き当って第3分流空気Cとすれ違いながら第1旋回流Fの下流域へ流れ出る。第2分流空気Bと第3分流空気Cがすれ違うことで回転が与えられて第2旋回流Gが発生する。この第2旋回流Gによって空調用空気に残りの蒸気を吸収させて、二度目の加湿が行われる。二度目の加湿が行われた空調用空気は、加湿用チャンバボックス1の空気出口へ流れ出る。なお、噴霧管13から放出された蒸気は、第2分流空気Bと第3分流空気Cと第4分流空気Dと第5分流空気Eで包まれつつ、二度の加湿で完全に空調用空気に吸収されるので、加湿用チャンバボックス1の内面に接触しない。
なお、本発明は上述の実施例に限定されず、次に記載するように本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由である。空気調和機23に加湿用チャンバボックス1を直結しているが、ダクトを介して接続してもよい。蒸気加湿器18は、電極式以外に公知の電熱式など各種のものと置換するも自由である。気化式加湿器16を空気調和機23の内部ではなく、加湿用チャンバボックス1の内部に設けるも自由である。気化式加湿器16を省略して蒸気加湿器18による蒸気加湿のみとしてもよい。逆に、蒸気加湿器18を省略して気化式加湿器16のみを加湿用チャンバボックス1の内部に設ければ、飽和効率(加湿能力)の大きな気化式加湿器が設置可能となる。
本発明の加湿ユニットを空気調和機に取付けた状態を横から見た図である。 図1を上から見た図である。 加湿用チャンバボックスを斜め上から見た斜視図である。 図2のX−X断面の要部拡大図である。
1 加湿用チャンバボックス
2 混合機構
3 分岐部材
4 第1ガイド部
5 第2ガイド部
6 間隙部
7 内面部
8 外面部
9 障壁部
10 開口部
11 第1風向調整板
12 第2風向調整板
13 噴霧管
14 蒸気発生器
15 昇圧トランス
16 気化式加湿器
17 電極
A 第1分流空気
B 第2分流空気
C 第3分流空気
D 第4分流空気
E 第5分流空気
F 第1旋回流
G 第2旋回流
請求項の発明によれば、空調用空気にて蒸気を包みつつ空調用空気にて2つの旋回流を発生させて蒸気と混合させるので、空調用空気への蒸気吸収が促進されて単位時間当たりの蒸気吸収量が増大する。したがって、蒸発吸収距離が短くなって加湿スペースの縮小と加湿用チャンバボックスの小型化が実現する。また、蒸気を空調用空気にて包んで加湿用チャンバボックスの内面に直接接触させないので、凝縮や露つきが発生せず、加湿用チャンバボックスの断熱が不要となってコストダウンとなる。オフィスやホテルなどの狭小なスペースの天井内に本発明の加湿ユニットを設置して、ファンコイルユニットのような小型の空気調和機と直結又はダクトを介して接続すれば、蒸気加湿を行うことができる。しかも、空気調和機が既設であれば、加湿ユニットの増設だけで安価にリニューアルすることもできる。また、温度と湿度が低い外気でも蒸気加湿ならば加湿不足の恐れがなく、外気を直接ファンコイルユニットのような小型の空気調和機に導入することで、別箇に外気への加湿を行う空気調和機が不要となり、コストダウンを図れる。加湿用チャンバボックスによって、空調用空気の騒音エネルギーが拡散と反射により大幅に減衰するので、ホテルなど静音性が求められる場所に最適で、快適性に優れた空調を行える。
請求項の発明によれば、開口部によって、開口部を通過させた空調用空気の風速を増加させてレイノルズ数を高め、開口部の下流域で第1の旋回流を確実に発生させて、空調用空気と蒸気を混合させて加湿できる。しかも、障壁部に開口部を設けるだけの簡単な構造なので低コストで製作できる。
請求項の発明によれば、第1風向調整板と第2風向調整板によって、第2分流空気と第3分流空気をすれ違わせて回転を与え、第2の旋回流を確実に発生させて、空調用空気と蒸気を混合させて加湿できる。しかも、第1風向調整板と第2風向調整板を設けるだけの簡単な構造なので、加湿用チャンバボックスの内部を多くの部材で複雑に区画する必要が無く、低コストで製作できる。
請求項の発明によれば、第1旋回流が生じる領域で蒸気を放出するので、効率良く迅速に空調用空気への蒸気吸収が行われて、有効加湿量が増大する。
請求項の発明によれば、電極式の蒸気発生器に、例えば100Vの電源で400Vの電極を使用できるので、電極面積が大幅に縮小され、加湿能力はそのままで加湿器の小型化を図れる。したがって、オフィスやホテルなどの天井などの狭小なスペースにも設置して、蒸気加湿を容易に行うことが可能となる。
請求項の発明によれば、主としてランニングコストの少ない気化式加湿器にて加湿して不足分のみを蒸気で加湿するので、加湿コストが僅少となるうえに、低空調負荷時には蒸気にて加湿暖房および低温加湿を行えて、省エネ性と快適性を両立できる。

Claims (7)

  1. 内部で空調用空気と蒸気を混合させて前記空調用空気を加湿させるための加湿用チャンバボックス(1)と、前記空調用空気にて前記蒸気を包みつつ前記空調用空気にて2つの旋回流(F)、(G)を発生させて前記蒸気と混合させるように前記加湿用チャンバボックス(1)の内部に設けられた混合機構(2)と、を備えたことを特徴とする加湿ユニット。
  2. 混合機構(2)が、空調用空気を第1分流空気(A)と第2分流空気(B)と第3分流空気(C)とに分岐させかつ前記第1分流空気(A)にて第1旋回流(F)を発生させるように設けられた分岐部材(3)と、前記第1旋回流(F)の下流域へ流れ出た前記第1分流空気(A)に向かって前記第3分流空気(C)を流れ込ませるように設けられた第1ガイド部(4)と、前記第1旋回流(F)の下流域へ流れ出た前記第3分流空気(C)とすれ違うように前記第2分流空気(B)を流れ込ませて第2旋回流(G)を発生させるように設けられた第2ガイド部(5)と、を備えた請求項1に記載の加湿ユニット。
  3. 分岐部材(3)が、空調用空気を通過させて第2分流空気(B)と第3分流空気(C)と第4分流空気(D)と第5分流空気(E)をそれぞれ発生させる4つの間隙部(6)を成すように加湿用チャンバボックス(1)の内面部(7)に対して距離を隔てて設けられた障壁部(9)と、前記障壁部(9)に対して前記空調用空気を通り抜けさせて第1分流空気(A)と第1旋回流(F)を発生させるように前記障壁部(9)に設けられた開口部(10)と、を備えた請求項2に記載の加湿ユニット。
  4. 第1ガイド部(4)が、第3分流空気(C)を行き当たらせて前記第3分流空気(C)の進行方向を第1旋回流(F)の下流域へ向けさせる第1風向調整板(11)にて構成され、第2ガイド部(5)が、第2分流空気(B)を行き当たらせて前記第2分流空気(B)の進行方向を前記第3分流空気(C)とすれ違う方向へ向けさせる第2風向調整板(12)にて構成されている請求項2又は3に記載の加湿ユニット。
  5. 第1旋回流(F)が生じる領域で蒸気を放出するように加湿用チャンバボックス(1)の内部に設けられた噴霧管(13)を、備えた請求項1から4のいずれかに記載の加湿ユニット。
  6. 噴霧管(13)に蒸気を送る電極式の蒸気発生器(14)を、備え、前記蒸気発生器(14)が、電極(17)、(17)間の電圧を昇圧させる昇圧トランス(15)を、備えた請求項5に記載の加湿ユニット。
  7. 噴霧管(13)の風上で加湿させるための気化式加湿器(16)を、備え、前記気化式加湿器(16)の加湿不足分を前記噴霧管(13)で加湿させて補うように構成した請求項5又は6に記載の加湿ユニット。
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