JP2016215845A - 電動アシスト自転車、制御システム、制御方法及びプログラム - Google Patents

電動アシスト自転車、制御システム、制御方法及びプログラム Download PDF

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裕樹 岡野
浩伸 奥山
Hironobu Okuyama
浩伸 奥山
隆広 山本
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隆広 山本
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Abstract

【課題】利用者が携帯端末等を操作しながら自転車を運転することを確実に防止する。【解決手段】制御システム1は、携帯端末100と、モータにより利用者のペダル201からの踏力を補助する電動アシスト自転車200とを備える。電動アシスト自転車200では、携帯端末100から受信した携帯端末100の端末情報と、予め保持している携帯端末100の端末情報とが一致すると判定し、かつ、携帯端末100から受信した電動アシスト自転車200の識別情報と自身(電動アシスト自転車200)の識別情報とが一致すると判定し、さらに、携帯端末100の位置情報と、電動アシスト自転車200の位置情報とが一致すると判定した場合、制御回路に、モータを停止させる。【選択図】図1

Description

本発明は、利用者が携帯端末等を操作しながら自転車を運転することを防止する電動アシスト自転車、制御システム、制御方法及びプログラムに関する。
近年、自転車の利用が盛んである。例えば、自治体は、地域活性化への取り組みとして、観光客を対象とした自転車の貸し出しを行っている。自転車は、電車やバス、タクシーといった移動手段と比べ、気軽に利用でき、どこにでも立ち寄れる。そのため、観光客の移動自由度を高め、観光客に広域範囲での詳細な観光を提供することができる。さらに、自治体は、観光客による自転車の利用データから、新たな付加価値サービスを生み出すことができる。そのため、自転車を貸し出すことによるさらなる地域活性化が期待されている。
その一方で、近年、利用者が携帯端末を操作しながら自転車を運転するという行為が社会問題化している。例えば、利用者が携帯端末を操作しながら自転車を運転している際、利用者の不注意で、自転車が歩行者に衝突してしまい、歩行者に怪我を負わせてしまうことがある。
歩行中の携帯端末の操作については、利用者が携帯端末を操作している際、利用者の移動速度から利用者が歩行状態であると検知した場合、携帯端末に警告画面を表示し、さらに、携帯端末に警告画面が表示されている間は、携帯端末の操作を制限する技術が知られている(非特許文献1)。この技術は自転車走行中の携帯端末の操作に対しても適用可能である。
NTTドコモ、"歩きスマホ防止の新たな取り組みについて"、[online]、平成25年12月3日、[平成27年4月8日検索]、インターネット(URL:https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2013/12/03_00.html)
しかしながら、携帯端末に警告画面が表示されても、利用者は、例えば携帯端末に表示されている警告画面の「閉じる」ボタンを押せば、再び携帯端末を使用できるようになる。そのため、携帯端末に警告画面が表示された後であっても、自転車を運転しているときに、携帯端末の操作を止めるか否かは、利用者の裁量に委ねられる、という問題点があった。
本発明の目的は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、利用者が携帯端末等を操作しながら自転車を運転することを確実に防止することができる電動アシスト自転車、制御システム、制御方法及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る電動アシスト自転車は、モータにより利用者のペダルからの踏力を補助する電動アシスト自転車であって、利用者のペダルからの踏力を補助するモータと、前記モータを制御する制御回路と、前記電動アシスト自転車の位置情報を検知する位置検知部と、利用者が所持する携帯端末の端末情報を予め保持し、さらに、該携帯端末から受信した該携帯端末の端末情報と、予め保持している該携帯端末の端末情報とが一致するか否か判定を行う認証部と、前記携帯端末から受信した電動アシスト自転車の識別情報と、前記電動アシスト自転車の識別情報とが一致するか否か判定を行い、さらに、該携帯端末から受信した該携帯端末の位置情報と、前記位置検知部が検知した前記電動アシスト自転車の位置情報とが一致するか否か判定を行う状態判定部と、を備え、前記認証部が、前記携帯端末から受信した該携帯端末の端末情報と、予め保持している該携帯端末の端末情報とが一致すると判定し、かつ、前記状態判定部が、該携帯端末から受信した電動アシスト自転車の識別情報と前記電動アシスト自転車の識別情報とが一致すると判定し、さらに、該携帯端末の位置情報と、前記電動アシスト自転車の位置情報とが一致すると判定した場合、前記制御回路は、前記モータを停止させる、ことを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る制御システムは、モータにより利用者のペダルからの踏力を補助する電動アシスト自転車と、該電動アシスト自転車を利用する利用者が保持する携帯端末とを備えた制御システムであって、前記携帯端末は、前記利用者による前記携帯端末の端末操作を検知する端末操作検知部と、前記携帯端末の位置情報を検出する第1位置検知部と、前記携帯端末の速度情報を検出する加速度センサと、前記端末操作検知部が前記端末操作を検知した場合、前記速度情報から前記携帯端末が移動しているか否か判定する第1状態判定部と、前記電動アシスト自転車の識別情報を保持する保持部と、を備え、前記電動アシスト自転車は、利用者のペダルからの踏力を補助するモータと、前記モータを制御する制御回路と、前記電動アシスト自転車の位置情報を検知する第2位置検知部と、利用者が所持する携帯端末の端末情報を予め保持し、さらに、該携帯端末から受信した該携帯端末の端末情報と、予め保持している該携帯端末の端末情報とが一致するか否か判定を行う認証部と、前記携帯端末から受信した電動アシスト自転車の識別情報と、前記電動アシスト自転車の識別情報とが一致するか否か判定を行い、さらに、該携帯端末から受信した該携帯端末の位置情報と、前記第2位置検知部が検知した前記電動アシスト自転車の位置情報とが一致するか否か判定を行う第2状態判定部と、を備え、前記第1状態判定部が、前記速度情報から前記携帯端末が移動していると判定した場合、前記携帯端末は、前記保持部に保持されている電動アシスト自転車の識別情報と、該携帯端末の端末情報及び該携帯端末の前記位置情報を送信し、前記認証部が、前記携帯端末から受信した該携帯端末の端末情報と、予め保持している該携帯端末の端末情報とが一致すると判定し、かつ、前記第2状態判定部が、該携帯端末から受信した電動アシスト自転車の識別情報と前記電動アシスト自転車の識別情報とが一致すると判定し、さらに、該携帯端末の位置情報と、前記電動アシスト自転車の位置情報とが一致すると判定した場合、前記制御回路は、前記モータを停止させる、ことを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る制御方法は、モータにより利用者のペダルからの踏力を補助する電動アシスト自転車と、該電動アシスト自転車を利用する利用者が保持する携帯端末とを備えた制御システムにおいて、該電動アシスト自転車の制御を行う制御方法であって、前記携帯端末によって、前記利用者による前記携帯端末の端末操作を検知する第1ステップと、前記端末操作を検知した場合、前記携帯端末の速度情報から該携帯端末が移動しているか否か判定する第2ステップと、前記第2ステップにおいて、前記携帯端末の速度情報から該携帯端末が移動していると判定した場合、前記電動アシスト自転車に、該携帯端末の保持部に保持されている電動アシスト自転車の識別情報、該携帯端末の端末情報及び該携帯端末の位置情報を送信する第3ステップと、前記電動アシスト自転車によって、前記携帯端末から受信した該携帯端末の保持部に保持されている電動アシスト自転車の識別情報と、前記電動アシスト自転車の識別情報とが一致するか否か判定する第4ステップと、前記携帯端末から受信した該携帯端末の端末情報と、予め保持している該携帯端末の端末情報とが一致するか否か判定する第5ステップと、前記携帯端末から受信した該携帯端末の位置情報と、前記電動アシスト自転車の位置検知部が検知した該電動アシスト自転車の位置情報とが一致するか否か判定する第6ステップと、前記第4ステップにおいて、前記携帯端末から受信した該携帯端末の保持部に保持されている電動アシスト自転車の識別情報と、前記電動アシスト自転車の識別情報とが一致すると判定し、前記第5ステップにおいて、該携帯端末から受信した該携帯端末の端末情報と、予め保持している該携帯端末の端末情報とが一致すると判定し、前記第6ステップにおいて、該携帯端末の位置情報と、前記電動アシスト自転車の位置情報とが一致すると判定した場合、前記電動アシスト自転車のモータを停止させる第7ステップと、を含む。
また、上記課題を解決するため、本発明に係るプログラムは、電動アシスト自転車を利用する利用者が保持する携帯端末に、前記利用者による前記携帯端末の端末操作を検知するステップと、前記端末操作を検知した場合、前記携帯端末の速度情報から該携帯端末が移動しているか否か判定するステップと、前記判定するステップにおいて、前記携帯端末の速度情報から該携帯端末が移動していると判定した場合、前記電動アシスト自転車に、該携帯端末の保持部に保持されている電動アシスト自転車の識別情報、該携帯端末の端末情報及び該携帯端末の位置情報を送信するステップと、を実行させる。
本発明に係る電動アシスト自転車、制御システム、制御方法及びプログラムによれば、利用者が携帯端末等を操作しながら自転車を運転することを確実に防止することができる。
本発明の一実施形態に係る制御システムの構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る携帯端末の構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る電動アシスト自転車の構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る携帯端末の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る電動アシスト自転車の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の変形例に係る電動アシスト自転車の構成の一例を示す図である。 本発明の変形例に係る電動アシスト自転車の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
[システム構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る制御システムの構成の一例を示す図である。制御システム1は、携帯端末100と、電動アシスト自転車200とを備える。携帯端末100は、例えばスマートフォンであり、電動アシスト自転車200を利用する利用者が所持する携帯端末である。また、電動アシスト自転車200は、ペダル201を備え、電動アシスト自転車200の利用者は、足でペダル201を回転させて、ペダル201に踏力を加えることにより、電動アシスト自転車200を運転する。携帯端末100と電動アシスト自転車200は、例えばBluetooth(登録商標)を用いて、通信を行い、電動アシスト自転車200の施錠及び解錠等を行う。以下、携帯端末100及び電動アシスト自転車200の機能の詳細について説明する。
[携帯端末]
図2は、本発明の一実施形態に係る携帯端末の構成の一例を示す図である。携帯端末100は、端末操作検知部101と、通信部102と、保持部103と、状態判定部(第1状態判定部)104と、通報部105と、状態検知部110とを備える。なお、本発明に係る携帯端末100の各機能を説明するが、携帯端末100が備える他の機能を排除することを意図したものではないことに留意する。携帯端末100は、例えばコンピュータとして構成することができ、携帯端末100の各機能を実行する処理内容を記述したプログラムを、保持部103に保持しておき、当該コンピュータの中央演算処理装置(CPU(Central Processing Unit))によって、このプログラムを読み出して実行させることで実現することができる。
端末操作検知部101は、例えば一定の時間間隔で、利用者による携帯端末100の端末操作を検知する。端末操作検知部101は、例えば、携帯端末100のディスプレイ画面の起動や、利用者による携帯端末100のタッチパネルへの接触を、利用者による携帯端末100の端末操作として検知する。そして、端末操作検知部101は、利用者による携帯端末100の端末操作を検知すると、携帯端末100の端末操作を検知した旨を、状態判定部104に通知する。
通信部102は、電動アシスト自転車200と通信する。
保持部103は、電動アシスト自転車200の識別情報を保持する。電動アシスト自転車200の識別情報は、電動アシスト自転車200の解錠の際、保持部103に保持される。また、電動アシスト自転車200の識別情報は、電動アシスト自転車200の施錠の際、保持部103から消去される。つまり、保持部103は、電動アシスト自転車200が解錠されて、電動アシスト自転車200が走行可能な間、電動アシスト自転車200の識別情報を保持する。
状態判定部104は、端末操作検知部101から、携帯端末100の端末操作を検知した旨の通知を受けると、状態検知部110から携帯端末100の位置情報及び速度情報を取得する。そして、状態判定部104は、取得した携帯端末100の速度情報から、携帯端末100を所持している利用者が移動中であるか否か判定する。状態判定部104は、利用者が移動中であると判定した場合、保持部103に問い合わせを行い、保持部103に電動アシスト自転車200の識別情報が保持されているか否か判定する。状態判定部104は、保持部103に電動アシスト自転車200の識別情報が保持されていると判定した場合(つまり電動アシスト自転車200が走行可能な状態である場合)、電動アシスト自転車200に、通信部102を介して、保持部103に保持されている電動アシスト自転車200の識別情報、携帯端末100の端末情報及び携帯端末100の位置情報を送信する。
通報部105は、電動アシスト自転車200から、電動アシスト自転車200が危険運転状態である旨を受信すると、携帯端末100の端末情報と併せて、電動アシスト自転車200が危険運転状態である旨を、警察に110番通報する。
状態検知部110は、位置検知部(第1位置検知部)111と、加速度センサ112とを備える。位置検知部111は、例えばGPS(Global Positioning System)を用いて、携帯端末100の位置情報を検出する。また、加速度センサ112は、携帯端末100の速度情報を検出する。
[電動アシスト自転車]
図3は、本発明の一実施形態に係る電動アシスト自転車の構成の一例を示す図である。電動アシスト自転車200は、電動アシスト部210と、電子錠220とを備える。なお、本発明に係る電動アシスト自転車200の各機能を説明するが、電動アシスト自転車200が備える他の機能を排除することを意図したものではないことに留意する。
電動アシスト部210は、制御回路211と、モータ212と、トルクセンサ213とを備える。
制御回路211は、モータ212を制御する。また、制御回路211は、後述の電子錠220の状態判定部225から利用者が携帯端末100を操作しながら電動アシスト自転車200を運転している旨の通知を受けると、モータ212を停止させる。
モータ212は、制御回路211の制御に基づき、電動アシスト自転車200が走行している際、利用者によるペダル201からの踏力を補助する。
トルクセンサ213は、利用者によるペダル201からの踏力を検出し、その検出した踏力情報を、電子錠220の状態判定部225に送信する。
電子錠220は、電動アシスト自転車200の施錠及び解錠を行う。電子錠220は、錠制御部221と、認証部222と、通信部223と、位置検知部(第2位置検知部)224と、状態判定部225とを備える。
錠制御部221は、認証部222から、解錠命令を受けると、電動アシスト自転車200を解錠する。また、錠制御部221は、認証部222から、電動アシスト自転車200の施錠命令を受けると、電動アシスト自転車200を施錠する。
認証部222は、電動アシスト自転車200の解錠及び施錠の際、携帯端末100の端末情報の保持及び認証を行う。具体的には、電動アシスト自転車200を利用したい利用者が、携帯端末100を電動アシスト自転車200の図示しないカードリーダ等にかざすと、認証部222は、通信部223を介して、携帯端末100の端末情報を認証部222内に保持する。そして、認証部222は、携帯端末100の端末情報を保持すると、解錠命令を錠制御部221に通知する。また、電動アシスト自転車200の施錠を行いたい利用者が、携帯端末100を電動アシスト自転車200の図示しないカードリーダ等にかざすと、認証部222は、通信部223を介して携帯端末100の端末情報を受信する。そして、認証部222は、その受信した携帯端末100の端末情報と、認証部222内に保持している携帯端末100の端末情報とが一致するか否か判定を行う。認証部222は、受信した携帯端末100の端末情報と、認証部222内に保持している携帯端末100の端末情報とが一致する場合、施錠命令を錠制御部221に通知する。
さらに、認証部222は、電動アシスト自転車200が解錠されて走行可能である間に、携帯端末100から携帯端末100の端末情報を受信すると、その受信した携帯端末100の端末情報と、認証部222内に保持されている携帯端末100の端末情報とが一致するか否か判定を行う。そして、認証部222は、携帯端末100から受信した携帯端末100の端末情報と認証部222内に保持されている携帯端末100の端末情報とが一致すると判定した場合、その旨を状態判定部225に通知する。
通信部223は、携帯端末100と通信する。
位置検知部224は、例えばGPSを用いて電動アシスト自転車200の位置を検知し、その検知した位置情報を、状態判定部225に送信する。
状態判定部(第2状態判定部)225は、携帯端末100から受信した電動アシスト自転車200の識別情報と、自身(電動アシスト自転車200)の識別情報とが一致するか否か判定を行う。状態判定部225は、携帯端末100から受信した電動アシスト自転車200の識別情報と自身(電動アシスト自転車200)の識別情報とが一致すると判定した場合、さらに、認証部222から、携帯端末100から受信した携帯端末100の端末情報と認証部222内に保持されている携帯端末100の端末情報とが一致する旨の通知を受けると、利用者が電動アシスト自転車200を運転しているか否か判定を行う。具体的には、状態判定部225は、携帯端末100から受信した携帯端末100の位置情報と、位置検知部224から取得した電動アシスト自転車200の位置情報とが一致するか否か判定を行う。そして、状態判定部225は、携帯端末100の位置情報と電動アシスト自転車200の位置情報とが一致すると判定した場合、トルクセンサ213から利用者によるペダル201の踏力が検出されているか否か判定を行う。状態判定部225は、トルクセンサ213から利用者によるペダル201の踏力が検出されていると判定した場合、制御回路211に、利用者が携帯端末100を操作しながら電動アシスト自転車200を運転している旨を通知する。
以下、本発明の一実施形態に係る制御システム1の動作を説明する。
[システム動作]
まず、電動アシスト自転車200を利用したい利用者は、電動アシスト自転車200の解錠を行うため、電動アシスト自転車200の図示しないカードリーダ等に、携帯端末100をかざす。すると、通信部223を介して、携帯端末100の端末情報が、認証部222内に保持される。そして、認証部222は、携帯端末100の端末情報を保持すると、電動アシスト自転車200の解錠命令を、錠制御部221に通知する。この解錠命令を受けた錠制御部221は、電動アシスト自転車200を解錠する。また、この際、携帯端末100の保持部103には、通信部102を介して、電動アシスト自転車200の識別情報が保持される。これにより、利用者による電動アシスト自転車200の利用が開始される。以下、その後のシステム動作について、図4及び図5を用いて説明する。
図4は、本発明の一実施形態に係る携帯端末の動作の一例を示すフローチャートである。
端末操作検知部101は、例えば一定の時間間隔で、利用者による携帯端末100の端末操作を検知する(ステップS101)。端末操作検知部101は、例えば、携帯端末100のディスプレイ画面の起動や、利用者による携帯端末100のタッチパネルへの接触を、利用者による端末操作として検知する。利用者による携帯端末100の端末操作を端末操作検知部101が検知しない場合(ステップS101:No)、処理を終了する。一方、利用者による携帯端末100の端末操作を端末操作検知部101が検知した場合(ステップS101:Yes)、端末操作検知部101は、その旨を状態判定部104に通知し、ステップS102の処理に進む。
ステップS101の処理により、端末操作検知部101から、携帯端末100の端末操作を検知した旨の通知を受けた状態判定部104は、状態検知部110から携帯端末100の位置情報及び速度情報を取得する(ステップS102)。そして、状態判定部104は、取得した携帯端末100の速度情報から、携帯端末100が移動しているか否か判定する(ステップS103)。携帯端末100が移動していると状態判定部104が判定した場合(ステップS103:Yes)、ステップS104の処理に進む。一方、携帯端末100が移動していないと状態判定部104が判定した場合(ステップS103:No)、処理を終了する。
ステップS104の処理では、状態判定部104は、保持部103に問い合わせを行い、保持部103に電動アシスト自転車200の情報が保持されているか否か判定する。保持部103に電動アシスト自転車200の情報が保持されている場合、電動アシスト自転車200は、解錠されて走行可能な状態である。そのため、保持部103に電動アシスト自転車200の情報が保持されていると状態判定部104が判定した場合(ステップS104:Yes)、ステップS105の処理に進む。一方、保持部103に電動アシスト自転車200の情報が保持されていないと状態判定部104が判定した場合(ステップS104:No)、処理を終了する。
ステップS105の処理では、状態判定部104は、通信部102を介して、電動アシスト自転車200に、保持部103に保持されている電動アシスト自転車200の識別情報、携帯端末100の端末情報及び携帯端末100の位置情報を送信する。そして、電動アシスト自転車200は、携帯端末100から、保持部103に保持されている電動アシスト自転車200の識別情報、携帯端末100の端末情報及び携帯端末100の位置情報を受信する。
なお、ステップS105の処理までに、利用者が携帯端末100の端末操作を止め、端末操作検知部101が利用者による携帯端末100の端末操作を検知しなくなった場合、状態判定部104は、ステップS105の処理を行わなくてもよい。
以下、この後の電動アシスト自転車200による処理を説明する。
図5は、本発明の一実施形態に係る電動アシスト自転車の動作の一例を示すフローチャートである。
電動アシスト自転車200の状態判定部225は、通信部223を介して、携帯端末100から、電動アシスト自転車200の識別情報、携帯端末100の端末情報及び携帯端末100の位置情報を受信すると、受信した電動アシスト自転車200の識別情報と、自身(電動アシスト自転車200)の識別情報と一致するか否か判定を行う(ステップS201)。状態判定部225は、例えば、受信した電動アシスト自転車200の識別情報と、図示しない記憶部等に記憶されている自身(電動アシスト自転車200)の識別情報とを照合して、両者が一致するか否か判定する。携帯端末100から受信した電動アシスト自転車200と自身の識別情報とが一致すると状態判定部225が判定した場合(ステップS201:Yes)、状態判定部225は、受信した携帯端末100の端末情報を認証部222に送信し、ステップS202の処理に進む。一方、携帯端末100から受信した電動アシスト自転車200の識別情報と自身の識別情報とが一致しないと状態判定部225が判定した場合(ステップS201:No)、状態判定部225は、受信した電動アシスト自転車200の識別情報等を破棄し、処理を終了する。
ステップS202の処理では、認証部222は、受信した携帯端末100の端末情報と、認証部222に保持している携帯端末100の端末情報とが一致するか否か判定する。受信した携帯端末100の端末情報と、認証部222に保持している携帯端末100の端末情報とが一致すると認証部222が判定した場合(ステップS202:Yes)、その旨を状態判定部225に通知し、ステップS203の処理に進む。一方、受信した携帯端末100の端末情報と、認証部222に保持している携帯端末100の端末情報とが一致しないと認証部222が判定した場合(ステップS202:No)、認証部222は、受信した携帯端末100の端末情報を破棄し、処理を終了する。
ステップS202の処理により、認証部222から、受信した携帯端末100の端末情報と認証部222に保持している携帯端末100の端末情報とが一致する旨の通知を受けた状態判定部225は、位置検知部224から、電動アシスト自転車200の位置情報を取得する。そして、状態判定部225は、携帯端末100から受信した携帯端末100の位置情報と、位置検知部224から受信した電動アシスト自転車200の位置情報とが一致するか否か判定する(ステップS203)。携帯端末100の位置情報と電動アシスト自転車200の位置情報とが一致する場合は、携帯端末100の利用者が電動アシスト自転車200に乗って走行している可能性が高い。そのため、携帯端末100の位置情報と電動アシスト自転車200の位置情報とが一致すると状態判定部225が判定した場合(ステップS203:Yes)、ステップS204の処理に進む。一方、携帯端末100の位置情報と電動アシスト自転車200の位置情報とが一致しないと状態判定部225が判定した場合(ステップS203:No)、処理を終了する。
次に、状態判定部225は、トルクセンサ213から利用者によるペダル201の踏力が検知されているか否か判定する(ステップS204)。トルクセンサ213から利用者によるペダル201の踏力が検知されている場合、利用者が電動アシスト自転車200を運転している状態である。そのため、トルクセンサ213から利用者によるペダル201の踏力が検知されていると状態判定部225が判定した場合(ステップS204:Yes)、状態判定部225は、利用者が電動アシスト自転車200を運転している旨を、制御回路211に通知し、ステップS205の処理に進む。一方、トルクセンサ213から利用者によるペダル201の踏力が検知されていないと状態判定部225が判定した場合(ステップS204:No)、処理を終了する。
ステップS204の処理により、状態判定部225から、利用者が電動アシスト自転車200を運転している旨の通知を受けた制御回路211は、モータ212を停止させる(ステップS205)。利用者によるペダル201の踏力を補助していたモータ212が停止すると、ペダル201の負荷が増す。つまり、モータ212が停止すると、利用者は、自身の人力だけで、電動アシスト自転車200を運転することになる。これにより、利用者は、ペダル201に重さを感じるようになるため、電動アシスト自転車200の速度は減速方向へと進む。なお、モータ212が停止したときに、利用者にペダル201の重さをより感じさせたい場合、予めそのようにギア比率を調整しておくこともできる。
なお、ステップS204の処理において、状態判定部225は、トルクセンサ213から利用者によるペダル201の踏力が検知されていると状態判定部225が判定した場合であって(ステップS204:Yes)、電動アシスト自転車200の速度が所定以上である場合、通信部223を介し、電動アシスト自転車200が危険運転状態である旨を、携帯端末100に送信してもよい。そして、通信部102を介し、電動アシスト自転車200が危険運転状態である旨を受信した通報部105は、携帯端末100の端末情報と併せて、電動アシスト自転車200が危険運転状態である旨を、警察に110番通報してもよい。
また、電動アシスト自転車200のような電動アシスト自転車では、利用者が電動アシスト自転車の運転を開始する際、ペダルから利用者による踏力を検出すると、モータを起動させるように条件設定されることが多い。そこで、利用者が電動アシスト自転車200の運転を開始する際に、一定以上の踏力(又は一定以上のペダル201の回転数)を検知した場合にモータ212を起動させるように条件設定する。すると、利用者がペダル201を回転させてから、モータ212が起動するまでに、時間差が生じる。これにより、利用者が電動アシスト自転車200の運転を開始して直ぐに携帯端末100の端末操作を行った場合、モータ212自体を起動させないようにしてもよい。
また、携帯端末100では、例えば一定の時間間隔で、上記ステップS101の処理により、利用者による携帯端末100の端末操作を検知している。そのため、利用者が携帯端末100の端末操作を行い続けており、かつ、携帯端末100が移動していると判定された場合(ステップS103:Yes)は、上記ステップS105によって、携帯端末100から、携帯端末100の保持部103に保持されている電動アシスト自転車200の識別情報、携帯端末100の端末情報及び携帯端末100の位置情報が、電動アシスト自転車200に送信され続ける。一方、利用者が携帯端末100の端末操作を止めた場合、ステップS105の処理による、携帯端末100からの保持部103に保持されている電動アシスト自転車200の識別情報、携帯端末100の端末情報及び携帯端末100の位置情報の送信は、中断される。そこで、電動アシスト自転車200は、ステップS205の処理によりモータ212を停止させた場合であっても、利用者が携帯端末100の端末操作を止め、所定の時間経過後、携帯端末100から、保持部103に保持されている電動アシスト自転車200の識別情報、携帯端末100の端末情報及び携帯端末100の位置情報を受信しなくなった場合、制御回路211によってモータ212を再稼働させてもよい。
以上のように、利用者が携帯端末100を操作しながら電動アシスト自転車200を運転していると判定した場合、モータ212を停止させることにより、電動アシスト自転車200の速度は減速方向へと進む。これにより、利用者が携帯端末100を操作しながら電動アシスト自転車200を運転することを確実に防止することができる。さらに、従来技術では、携帯端末に警告画面を表示してから利用者が自転車を停止させるまでにタイムラグが生じていたが、本発明では、直接、モータ212を停止させるため、タイムラグが生じない。
続いて、電動アシスト自転車の変形例を説明する。
[変形例]
[電動アシスト自転車]
図6は、本発明の変形例に係る電動アシスト自転車の構成の一例を示す図である。図6に示す構成要素で図3に示す構成要素と同様のものは、同一符号を付し、その説明を省略する。電動アシスト自転車200aは、電動アシスト部210と、認証部222と、通信部223と、位置検知部224と、状態判定部225と、発信部226とを備える。
発信部226は、電動アシスト自転車200aの識別情報を、周囲の空間に、一定の時間間隔で発信し続ける。発信部226は、例えば、BLE(Bluetooth Low Energy)対応のビーコンである。
先に説明した電動アシスト自転車200では、電動アシスト自転車200の電子錠220による解錠を行う際、携帯端末100の保持部103に電動アシスト自転車200の識別情報を保持させていた。変形例に係る電動アシスト自転車200aでは、この処理を、発信部226により行う。以下、この処理を説明する。
[システム動作]
携帯端末100を所持した利用者が、電動アシスト自転車200aを利用するために、電動アシスト自転車200aに近づく。そして、携帯端末100を所持した利用者と電動アシスト自転車200aとの間の距離が一定範囲内になると、電動アシスト自転車200aの発信部226から発信された電動アシスト自転車200aの識別情報を、携帯端末100が受信し、携帯端末100の通信部102を介して、携帯端末100の保持部103に、電動アシスト自転車200aの識別情報が保持される。携帯端末100の保持部103に電動アシスト自転車200aの識別情報が保持されると、携帯端末100の通信部102から、保持部103に保持された電動アシスト自転車200aの識別情報及び携帯端末100の端末情報が、電動アシスト自転車200aに送信される。なお、発信部226は、一定の時間間隔で、電動アシスト自転車200aの識別情報を発信し続ける。そのため、携帯端末100は、一定の時間間隔で発信される電動アシスト自転車200aの識別情報を受信する度に、保持部103に電動アシスト自転車200aの識別情報を保持し、保持部103に保持された電動アシスト自転車200aの識別情報及び携帯端末100の端末情報を電動アシスト自転車200aに送信し続ける。以下、この後の電動アシスト自転車200aの処理を説明する。
図7は、本発明の変形例に係る電動アシスト自転車の動作の一例を示すフローチャートである。
通信部223を介して、携帯端末100から、携帯端末100の保持部103に保持された電動アシスト自転車200aの識別情報及び携帯端末100の端末情報を受信した状態判定部225は、受信した電動アシスト自転車200aの識別情報と、自身(電動アシスト自転車200a)の識別情報とが一致するか否か判定を行う(ステップS301)。受信した電動アシスト自転車200aの識別情報と、自身(電動アシスト自転車200a)の識別情報とが一致しないと状態判定部225が判定した場合(ステップS301:No)、状態判定部225は、受信した保持部103の電動アシスト自転車200aの識別情報等を破棄し、処理を終了する。一方、受信した電動アシスト自転車200aの識別情報と、自身(電動アシスト自転車200a)の識別情報とが一致すると状態判定部225が判定した場合(ステップS301:Yes)、状態判定部225は、認証部222に、受信した携帯端末100の端末情報を送信し、ステップS302の処理に進む。
認証部222は、状態判定部225から携帯端末100の端末情報を受信すると、その携帯端末100の端末情報を、認証部222内に保持(更新)する(ステップS302)。なお、後述のステップS303の処理によりステップS302の処理が二回目以降である場合、認証部222は、状態判定部225から新たに受信した携帯端末100の端末情報によって、前回保持した携帯端末100の端末情報を、更新する。
その後、状態判定部225は、認証部222内に保持された携帯端末100の端末情報の更新がn回以上行われたか否か判定する(ステップS303)。n回は、予め定められた所定の回数である。認証部222内に保持された携帯端末100の端末情報の更新がn回以上行われていないと状態判定部225が判定した場合(ステップS303:No)、電動アシスト自転車200aは、携帯端末100から、携帯端末100の保持部103に保持された電動アシスト自転車200aの識別情報及び携帯端末100の端末情報を受信する度に、ステップS301からの処理を繰り返し行う。一方、認証部222内に保持された携帯端末100の端末情報の更新がn回以上行われたと状態判定部225が判定した場合(ステップS303:Yes)、ステップS304の処理に進む。
なお、ステップS301からの処理を繰り返し行う際において、携帯端末100を所持する利用者が、電動アシスト自転車200aから離れて、携帯端末100と電動アシスト自転車200aとの間の距離が一定以上となると、携帯端末100は、電動アシスト自転車200aの発信部226からの識別情報を受信できなくなる。すると、携帯端末100から、保持部103に保持された電動アシスト自転車200aの識別情報及び携帯端末100の端末情報は、電動アシスト自転車200aに送信されなくなる。そのため、一定時間、携帯端末100から、保持部103に保持された電動アシスト自転車200aの識別情報及び携帯端末100の端末情報が、電動アシスト自転車200aに送信されない場合、利用者が電動アシスト自転車200aを運転する可能性がないものとして、ステップS301からの繰り返し処理を終了してもよい。
ステップS304の処理では、状態判定部225は、認証部222内においてn回更新された携帯端末100の端末情報が、全て同じであるか否か判定を行う。認証部222内においてn回更新された携帯端末100の端末情報が全て同じではないと状態判定部225が判定した場合(ステップS304:No)、処理を終了する。一方、認証部222内においてn回更新された携帯端末100の端末情報が全て同じであると状態判定部225が判定した場合(ステップS304:Yes)、ステップS305の処理に進む。そして、ステップS305の処理において、通信部223は、利用者が電動アシスト自転車200aの付近にいる旨を、携帯端末100に送信する。
このように、認証部222内においてn回更新された携帯端末100の端末情報が全て同じである場合、携帯端末100を所持する利用者が、電動アシスト自転車200aの一定範囲以内に、一定時間以上いる状態である。このように利用者が電動アシスト自転車200aの付近に一定時間以上いる場合、携帯端末100を所持する利用者が、すでに電動アシスト自転車200aを運転しているか、或いは、まだ利用者が電動アシスト自転車200aを運転していなくても、これから電動アシスト自転車200aを運転する可能性が高い状態である。そのため、ステップS305の処理により、利用者が電動アシスト自転車200aの付近にいる旨の通知が、携帯端末100に送信される。
携帯端末100の端末操作検知部101が、通信部102を介して、利用者が電動アシスト自転車200aの付近にいる旨の通知を受信すると、端末操作検知部101は、一定の時間間隔で、利用者による携帯端末100の端末操作の検知を開始する。携帯端末100は、図4に示す動作を行い、その後、電動アシスト自転車200aは、図5に示す動作を行う。
なお、上記の図5に示すステップS203の処理では、携帯端末100の位置情報と電動アシスト自転車200との位置情報とが一致するか否か判定し、携帯端末100の位置情報と電動アシスト自転車200の位置情報とが一致する場合、携帯端末100の利用者が電動アシスト自転車200に乗って走行している可能性が高いと判定を行っていた。変形例では、このステップS203の処理において、電動アシスト自転車200aの発信部226の発信出力を弱めておき、携帯端末100が、発信部226から識別情報を受信した時点で、携帯端末100の利用者が電動アシスト自転車200aに乗って走行している可能性が高いと判定してもよい。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、本発明について装置を中心に説明してきたが、本発明は装置が備えるプロセッサにより実行される方法、プログラム、又はプログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
1 制御システム
100 携帯端末
101 端末操作検知部
102 通信部
103 保持部
104 状態判定部
105 通報部
110 状態検知部
111 位置検知部
112 加速度センサ
200 電動アシスト自転車
201 ペダル
210 電動アシスト部
211 制御回路
212 モータ
213 トルクセンサ
220 電子錠
221 錠制御部
222 認証部
223 通信部
224 位置検知部
225 状態判定部
200a 電動アシスト自転車
226 発信部

Claims (5)

  1. モータにより利用者のペダルからの踏力を補助する電動アシスト自転車であって、
    利用者のペダルからの踏力を補助するモータと、
    前記モータを制御する制御回路と、
    前記電動アシスト自転車の位置情報を検知する位置検知部と、
    利用者が所持する携帯端末の端末情報を予め保持し、さらに、該携帯端末から受信した該携帯端末の端末情報と、予め保持している該携帯端末の端末情報とが一致するか否か判定を行う認証部と、
    前記携帯端末から受信した電動アシスト自転車の識別情報と、前記電動アシスト自転車の識別情報とが一致するか否か判定を行い、さらに、該携帯端末から受信した該携帯端末の位置情報と、前記位置検知部が検知した前記電動アシスト自転車の位置情報とが一致するか否か判定を行う状態判定部と、を備え、
    前記認証部が、前記携帯端末から受信した該携帯端末の端末情報と、予め保持している該携帯端末の端末情報とが一致すると判定し、かつ、前記状態判定部が、該携帯端末から受信した電動アシスト自転車の識別情報と前記電動アシスト自転車の識別情報とが一致すると判定し、さらに、該携帯端末の位置情報と、前記電動アシスト自転車の位置情報とが一致すると判定した場合、前記制御回路は、前記モータを停止させる、
    ことを特徴とする電動アシスト自転車。
  2. 前記状態判定部は、前記認証部が、前記携帯端末から受信した該携帯端末の端末情報と、予め保持している該携帯端末の端末情報とが一致すると判定し、かつ、前記状態判定部が、該携帯端末から受信した電動アシスト自転車の識別情報と前記電動アシスト自転車の識別情報とが一致すると判定し、さらに、該携帯端末の位置情報と、前記電動アシスト自転車の位置情報とが一致すると判定した場合であって、該電動アシスト自転車の速度が所定以上である場合、該電動アシスト自転車が危険運転状態である旨を該携帯端末に送信し、該携帯端末に、該携帯端末の端末情報と併せて、該電動アシスト自転車が危険運転状態である旨を、警察に110番通報させる、ことを特徴とする請求項1に記載の電動アシスト自転車。
  3. モータにより利用者のペダルからの踏力を補助する電動アシスト自転車と、該電動アシスト自転車を利用する利用者が保持する携帯端末とを備えた制御システムであって、
    前記携帯端末は、
    前記利用者による前記携帯端末の端末操作を検知する端末操作検知部と、
    前記携帯端末の位置情報を検出する第1位置検知部と、
    前記携帯端末の速度情報を検出する加速度センサと、
    前記端末操作検知部が前記端末操作を検知した場合、前記速度情報から前記携帯端末が移動しているか否か判定する第1状態判定部と、
    前記電動アシスト自転車の識別情報を保持する保持部と、を備え、
    前記電動アシスト自転車は、
    利用者のペダルからの踏力を補助するモータと、
    前記モータを制御する制御回路と、
    前記電動アシスト自転車の位置情報を検知する第2位置検知部と、
    利用者が所持する携帯端末の端末情報を予め保持し、さらに、該携帯端末から受信した該携帯端末の端末情報と、予め保持している該携帯端末の端末情報とが一致するか否か判定を行う認証部と、
    前記携帯端末から受信した電動アシスト自転車の識別情報と、前記電動アシスト自転車の識別情報とが一致するか否か判定を行い、さらに、該携帯端末から受信した該携帯端末の位置情報と、前記第2位置検知部が検知した前記電動アシスト自転車の位置情報とが一致するか否か判定を行う第2状態判定部と、を備え、
    前記第1状態判定部が、前記速度情報から前記携帯端末が移動していると判定した場合、前記携帯端末は、前記保持部に保持されている電動アシスト自転車の識別情報と、該携帯端末の端末情報及び該携帯端末の前記位置情報を送信し、前記認証部が、前記携帯端末から受信した該携帯端末の端末情報と、予め保持している該携帯端末の端末情報とが一致すると判定し、かつ、前記第2状態判定部が、該携帯端末から受信した電動アシスト自転車の識別情報と前記電動アシスト自転車の識別情報とが一致すると判定し、さらに、該携帯端末の位置情報と、前記電動アシスト自転車の位置情報とが一致すると判定した場合、前記制御回路は、前記モータを停止させる、
    ことを特徴とする制御システム。
  4. モータにより利用者のペダルからの踏力を補助する電動アシスト自転車と、該電動アシスト自転車を利用する利用者が保持する携帯端末とを備えた制御システムにおいて、該電動アシスト自転車の制御を行う制御方法であって、
    前記携帯端末によって、
    前記利用者による前記携帯端末の端末操作を検知する第1ステップと、
    前記端末操作を検知した場合、前記携帯端末の速度情報から該携帯端末が移動しているか否か判定する第2ステップと、
    前記第2ステップにおいて、前記携帯端末の速度情報から該携帯端末が移動していると判定した場合、前記電動アシスト自転車に、該携帯端末の保持部に保持されている電動アシスト自転車の識別情報、該携帯端末の端末情報及び該携帯端末の位置情報を送信する第3ステップと、
    前記電動アシスト自転車によって、
    前記携帯端末から受信した該携帯端末の保持部に保持されている電動アシスト自転車の識別情報と、前記電動アシスト自転車の識別情報とが一致するか否か判定する第4ステップと、
    前記携帯端末から受信した該携帯端末の端末情報と、予め保持している該携帯端末の端末情報とが一致するか否か判定する第5ステップと、
    前記携帯端末から受信した該携帯端末の位置情報と、前記電動アシスト自転車の位置検知部が検知した該電動アシスト自転車の位置情報とが一致するか否か判定する第6ステップと、
    前記第4ステップにおいて、前記携帯端末から受信した該携帯端末の保持部に保持されている電動アシスト自転車の識別情報と、前記電動アシスト自転車の識別情報とが一致すると判定し、前記第5ステップにおいて、該携帯端末から受信した該携帯端末の端末情報と、予め保持している該携帯端末の端末情報とが一致すると判定し、前記第6ステップにおいて、該携帯端末の位置情報と、前記電動アシスト自転車の位置情報とが一致すると判定した場合、前記電動アシスト自転車のモータを停止させる第7ステップと、
    を含む制御方法。
  5. 電動アシスト自転車を利用する利用者が保持する携帯端末に、
    前記利用者による前記携帯端末の端末操作を検知するステップと、
    前記端末操作を検知した場合、前記携帯端末の速度情報から該携帯端末が移動しているか否か判定するステップと、
    前記判定するステップにおいて、前記携帯端末の速度情報から該携帯端末が移動していると判定した場合、前記電動アシスト自転車に、該携帯端末の保持部に保持されている電動アシスト自転車の識別情報、該携帯端末の端末情報及び該携帯端末の位置情報を送信するステップと、
    を実行させるプログラム。
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