JP2016214520A - 口腔内洗浄装置及び口腔内の洗浄方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】非常に簡単な動作のみで、歯に付着した汚れや歯垢の除去と口腔内に存在する虫歯や歯周病の原因菌の分解(殺菌)との両方を効果的に行うことができる口腔内洗浄装置1を提供する。【解決手段】使用者が液体(L)と共に口腔内に含むためのマウスピース部(10)と、マウスピース部(10)を振動させる振動子(11)と、振動子(11)に超音波による振動を発生させるための電気信号を生成する振動発生部(31)と、振動発生部(31)を制御するための制御手段(33)と、振動発生部(31)び制御手段(33)を駆動するための電源を供給する電源供給部(35)と、使用者が操作する操作部(37)とを備える口腔内洗浄装置(1)である。マウスピース部(10)の超音波振動が口に含んだ液体(L)を介して口腔内の全体に伝播することで該口腔内の洗浄が行われる。【選択図】図5

Description

本発明は、歯に付着した歯垢や口腔内に存在する汚れや細菌等を分解又は除去するために用いる口腔内洗浄装置、及び当該装置を用いて行う口腔内の洗浄方法に関する。
従来から歯ブラシを用いて歯に付着した汚れや歯垢(プラーク)を除去することが広く一般的に行われている。しかしながら、歯ブラシで歯を磨く場合には、磨き方によっては、磨き残しが出たり歯茎を傷付けたりする場合がある。また歯を磨くには、歯ブラシを歯の溝や歯と歯茎の隙間などに合せて小刻みに動かしながらブラッシングをする必要があるため、それなりの労力と時間がかかる。
そのため、近年、例えば特許文献1に示すように、モータの回転運動や高速振動を利用した電動歯ブラシや音波歯ブラシが普及している。このような電動歯ブラシや音波歯ブラシでは、通常の歯ブラシのような磨き残しを少なくでき、かつ歯磨きに要する労力を軽減できる。
また、虫歯や歯周病の原因となる口腔内に存在する細菌(ミュータンス菌)の除去(殺菌)を行うための手段として、従来、口に含んで使用する口内洗浄液(洗口液)が用いられている。しかしながら、この種の口内洗浄液で口腔内を漱ぐだけでは、歯に付着した歯垢や汚れを充分に除去することができない。そのため、口内洗浄液を使用する場合でも、別途に歯ブラシによる歯磨きが必要であった。
特開2010−115439号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、短時間かつ非常に簡単な動作のみで、歯に付着した汚れや歯垢の除去と口腔内に存在する虫歯や歯周病の原因菌の分解(殺菌)との両方を効果的に行うことができる口内洗浄装置、及び当該口腔内洗浄装置を用いた口腔内の洗浄方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明にかかる口腔内洗浄装置は、使用者が液体(L)と共に口に含むためのマウスピース部(10)と、マウスピース部(10)を振動させる振動子(11)と、振動子(11)に超音波振動を発生させるための電気信号を生成する振動発生部(31)と、振動発生部(31)を制御するための制御手段(33)と、振動発生部(31)及び制御手段(35)を駆動するための電源を供給する電源供給部(35)と、使用者が操作する操作部(37)と、を備え、マウスピース部(10)の超音波振動が液体(L)を介して口腔内の全体に伝播することで該口腔内の洗浄が行われるように構成したことを特徴とする。
本発明にかかる口腔内洗浄装置によれば、振動発生部が振動子を駆動することでマウスピース部に超音波振動が発生する。使用者がこのマウスピース部を液体と共に口に含むことで、液体を介して口腔内の全体に超音波振動が伝播し、口腔内の洗浄を行うことができる。これにより、口腔内の隅々まで超音波振動が行き渡ることで、歯の表面に付着した汚れや歯垢のみならず、歯の溝や歯と歯茎の隙間などに堆積した汚れを効果的に除去することができ、かつ、口腔内に存在する細菌を効果的に分解することができる。特に、虫歯や歯周病の原因菌(ミュータンス菌)などの細菌は、口腔内の液体を介して伝播する超音波振動によって、菌の連鎖がバラバラに分解されるため、このような原因菌の除去(殺菌)には非常に効果的である。これらによって、液体と共にマウスピース部を口に含んで装置を起動させる、という非常に簡単な動作のみで、歯に付着した汚れや歯垢の除去と口腔内の細菌の分解(殺菌)との両方を効果的に行うことができる。
また、上記の口腔内洗浄装置では、マウスピース部(10)の表面(12)には、該表面(12)に沿って延伸する一又は複数本の線状の凸部(13)又は凹部が形成されているとよい。
この構成によれば、マウスピース部の表面に形成した線状の凸部又は凹部によって、マウスピース部の表面積を大きくすることができる。したがって、マウスピース部の表面が液体に接触する面積が大きくなる。これにより、マウスピース部の外形寸法を小型化しながらも、マウスピース部の超音波振動をより効果的に伝播させることができ、歯に付着した汚れや歯垢の除去と口腔内の細菌の分解をより効果的に行うことができる。
さらにこの場合、線状の凸部(13)又は凹部は、口腔内の歯列(50)の内側面(50a)に沿う湾曲線状に延伸しており、歯列(50)の内側面(50a)に対向する面(13a)を有するとよい。
この構成によれば、凸部又は凹部の面が歯列の内側面に向き合うことで、マウスピース部の超音波振動を歯列の内側面に向けて直接的に伝播することができる。したがって、歯列の内側面及びその近傍に存在する汚れや歯垢や細菌を直接的に分解・除去できるので、歯に付着した汚れや歯垢の除去と口腔内の細菌の分解を更に効果的に行うことができる。
また、上記の口腔内洗浄装置では、マウスピース部(10)と配線(15)で接続されたコントローラ部(30)を備え、振動発生部(31)と制御手段(33)と電源供給部(35)と操作部(37)は、コントローラ部(30)に設けられているとよい。
この構成によれば、マウスピース部とコントローラ部が分かれていることで、口に含んで使用するマウスピース部の小型化・軽量化を図ることができる。また、マウスピース部を口に含んだ状態でコントローラ部を手などに持って操作して使用することができる。これらによって、口腔内洗浄装置の使用の利便性が向上する。
また、上記の口腔内洗浄装置では、マウスピース部(10)は、外形が楕円形状の板状部材であると共に、口腔内の歯列(50)の内側に収容される形状寸法に設定されているとよい。
この構成によれば、マウスピース部を口に含み易くなり、かつ口に含んだマウスピース部を口腔内の液体中に確実に浸すことができる。さらに、液体を介して口腔内の歯や歯茎に向けて超音波振動を伝え易くなる。したがって、口腔内の洗浄をより効果的に行うことができる。
また、マウスピース部を上記の形状寸法とすることで、口腔内に含んだマウスピース部を舌の上に載せた状態で使用することができる。これにより、舌に対してはマウスピース部の超音波振動が直接的に伝播することで、舌に付着した汚れや細菌を効果的に分解・除去することができる。
また、本発明にかかる口腔内の洗浄方法は、本発明にかかる上記の口腔内洗浄装置を用いた口腔内の洗浄方法であって、液体(L)を口に含むステップと、マウスピース部(10)を口に含むステップと、振動子(11)によりマウスピース部(10)を超音波振動させるステップと、マウスピース部(10)の超音波振動が口に含んだ液体(L)を介して口腔内の全体に伝播されることで歯及び口腔内の汚れを除去しかつ口腔内の細菌等を分解又は除去するステップと、を有することを特徴とする。
本発明にかかる口腔内の洗浄方法によれば、使用者が口腔内洗浄装置のマウスピース部を液体と共に口に含むことで、液体を介して口腔内の全体に超音波振動が伝播し、口腔内の洗浄を行うことができる。これにより、口腔内の隅々まで超音波振動が行き渡ることで、歯の表面に付着した汚れや歯垢のみならず、歯の溝や歯と歯茎の隙間などに堆積した汚れを効果的に除去することができ、かつ、口腔内に存在する細菌を効果的に分解することができる。特に、虫歯や歯周病の原因菌(ミュータンス菌)などの細菌は、口腔内の液体を介して伝播する超音波振動によって、菌の連鎖がバラバラに分解されるため、このような原因菌の除去(殺菌)には非常に効果的である。これらによって、液体と共にマウスピース部を口に含んで装置を起動させる、という非常に簡単な動作のみで、歯に付着した汚れや歯垢の除去と口腔内の細菌の分解(殺菌)との両方を効果的に行うことができる。
なお、上記の括弧内の符号は、後述する実施形態の対応する構成要素の符号を本発明の一例として示したものである。
本発明にかかる口腔内洗浄装置及び口腔内の洗浄方法によれば、短時間かつ非常に簡単な動作で、歯に付着した歯垢の除去と口腔内に含まれる虫歯や歯周病の原因菌の除去との両方を効果的に行うことができる。
本発明の一実施形態にかかる口腔内洗浄装置の全体構成を示す図である。 口腔内洗浄装置の構成を示すブロック図である。 マウスピース部を示す図で、(a)は、平面図、(b)は、(a)のA−A断面図である。 口腔内洗浄装置を用いて行う口腔内の洗浄方法について説明するための図である。 マウスピース部を口に含んだ状態を示す図である。 マウスピース部の他の構成例を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる口腔内洗浄装置の外観を示す図である。また、図2は、口腔内洗浄装置の構成を示すブロック図である。これらの図に示す口腔内洗浄装置1は、使用者が液体と共に口に含むためのマウスピース部10と、マウスピース部10と電気ケーブル(配線)15で接続されたコントローラ部30とを備えている。電気ケーブル15の途中には、互いの接続および分離を可能にするジャック部16が設けられている。
マウスピース部10には、該マウスピース部10を振動させる振動子(発振素子)11が内蔵されている。また、コントローラ部30には、振動子11に超音波による振動を発生させるための電気信号を生成する振動発生部(超音波発信器)31と、振動発生部31を制御するための制御回路(制御手段)33と、振動発生部31及び制御回路33を駆動するための電源を供給するバッテリ(電源部)35と、使用者が操作する操作スイッチ(操作部)37と、表示ランプ等を有する表示手段39とが設けられている。
マウスピース部10は、外形が略半円状で先端側が括れた形状(概略ハート型)の平板状(薄板状の部材)であり、その形状寸法は、口腔内の歯列の内側に収容される形状寸法に設定されている。マウスピース部10の材質は、セラミックなどの陶器製、合成樹脂製、あるいは金属製などとすることができる。
振動子11は、マウスピース部10内の適宜の位置に配置されている。この振動子11は、振動発生部31から伝達された電気信号に基づいて超音波による振動を生起させてマウスピース部10を振動させる。
コントローラ部30の振動発生部31は、マウスピース部10の振動子11に超音波による振動(以下、「超音波振動」という。)を発生させるための電気信号を生成する。バッテリ35は、振動発生部31を駆動するための電源を供給する。マウスピース部10の振動子11は、電気ケーブル15を介してコントローラ部30の振動発生部31と電気的に接続されている。
制御回路33は、振動発生部31による超音波振動の発生を制御するものである。超音波振動の制御は、振動発生部31からの超音波電圧信号を圧電素子である振動子11に入力することにより行われる。また、制御回路33は、振動発生部31の制御のほか口腔内洗浄装置1の全体を制御する。なお、制御回路33には、振動発生部31による超音波発信時間を制御するタイマー回路などを設けてもよい。振動発生部31と制御回路33と操作スイッチ37は、電気回路基板40に搭載される。電気回路基板40は、バッテリ35と電気的に接続されていて、バッテリ35から供給される電力により駆動する。電源部としてのバッテリ35は、一例として乾電池や蓄電池などを使用することができるが、これに限らず、振動発生部31や制御回路33用の電源を確保できるものであれば他の構成であってもよい。
図3は、マウスピース部10を示す図で、(a)は、平面図、(b)は、(a)のA−A断面図である。同図に示すように、マウスピース部10の表面12(上面12a及び下面12b)には、該表面12に沿って延伸する複数本(図に示す例では2本)の線状の凸部13が形成されている。線状の凸部13は、口腔内の歯列50の内側面50a(図5参照)に沿う湾曲線状に延伸している。また、この線状の凸部13は、図5に示すように、マウスピース部10を口に含んだときに、歯列50の内側面50aに対向する側面(内側面50aと向き合う面)13aを有する。また、線状の凸部13は、連続する歯51,51・・・の内側面に沿うように複数の湾曲線を連続的に繋げた波型の形状を有している。各湾曲線が一本の歯51の側面に概略沿うような寸法形状になっている。
なお、図示は省略するが、線状の凸部13に代えて、マウスピース部10の表面12を窪ませてなる線状の凹部を設けてもよい。この線状の凹部は、マウスピース部10の表面12を窪ませていることを除いて、その配置及び形状は線状の凸部13と同様でよい。
上記構成の口腔内洗浄装置1では、コントローラ部30の操作スイッチ37aを操作して装置の電源を投入すると、振動発生部31が振動子11を駆動することでマウスピース部10に超音波振動が発生する。後述するように、このマウスピース部10を液体と共に口に含むことで、液体を介して口腔内の全体に超音波振動が伝播して口腔内の洗浄を行うことができる。
次に、本実施形態の口腔内洗浄装置1を用いて口腔内の洗浄を行う方法について説明する。図4は、口腔内の洗浄方法について説明するための図、図5は、口腔内洗浄装置1のマウスピース部10を口に含んだ状態を示す図である。口腔内洗浄装置1を用いて口腔内の洗浄を行うには、図4に示すように、まず、水などの液体Lを口に含み、さらに口腔内洗浄装置1のマウスピース部10を口に含む。このとき、図5に示すように、マウスピース部10は、口内の歯列50の内側に配置して舌60の上に載せた状態で口に含む。このようにマウスピース部10と液体Lを口に含んだ状態で、コントローラ部30の操作スイッチ(電源スイッチ)37aをオンすることで、振動発生部31からの超音波電圧信号が圧電素子である発振素子に入力する。これにより、振動子11でマウスピース部10を超音波振動させることができる。マウスピース部10の超音波振動が口に含んだ液体Lを介して口腔内の全体に伝播されることで、歯51及び口腔内の汚れが除去されかつ口腔内の細菌が分解される。
すなわち、振動子11によって生起された超音波による微細振動が口に含んだ水などの液体Lを介して口腔内の洗浄対象となる歯51の表面51a、歯茎52、歯51と歯茎52の境目53などに作用する。これにより、歯の表面51aなどに付着している汚れや歯垢の除去と、口腔内に存在する虫歯や歯周病の原因菌の分解(殺菌)とが同時に行われる。
ここで、一般的に超音波とは可聴周波数域を超える人の耳に聞こえない高い周波数の音の振動によって発生する波動である。そして、本実施形態の口腔内洗浄装置1による口内洗浄では、この可聴周波数域を超える周波数域の超音波による振動を使用する。このような超音波による振動を使用することで、歯ブラシによる洗浄では難しい歯に付着した歯垢やその原因となる汚れを非常に効果的に除去することができる。また、マウスピース部10から伝播する超音波振動によって、口腔内の全体に存在する虫歯の原因菌である細菌(ミュータンス菌)の連鎖を切断して当該細菌を分解(殺菌)することができる。
また、本実施形態の口腔内洗浄装置1によれば、図5(b)に示すように、線状の凸部13の側面13aが歯列の内側面50aに向き合うことで、マウスピース部10の超音波振動を歯列50の内側面50aに向けて直接的に伝播することができる。したがって、歯列の内側面50a及びその近傍(歯51と歯茎52の境目53など)に存在する汚れや歯垢や細菌を直接的に分解・除去できるので、歯51に付着した汚れや歯垢の除去と口腔内の細菌の分解を更に効果的に行うことができる。
また、本実施形態の口腔内洗浄装置1によれば、マウスピース部10の表面12(上面12a及び下面12b)に形成した線状の凸部13によって、マウスピース部10の表面積を大きくすることができる。したがって、マウスピース部10の表面が液体に接触する面積が大きくなる。これにより、マウスピース部10の外形寸法を小型化しながらも、マウスピース部10の超音波振動をより効果的に伝播させることができ、歯に付着した汚れや歯垢の除去と口腔内の細菌の分解をより効果的に行うことができる。なお、マウスピース部10の表面積を更に大きくするための構成として、上記線状の凸部13以外にも、マウスピース部10の表面12を波打形状としたり、表面12に別の凹凸を形成したりすることも可能である。
また、本実施形態の口腔内洗浄装置1及び口腔内の洗浄方法では、口腔内に含んだマウスピース部10を舌60の上に載せた状態で使用することができる。これにより、舌60にマウスピース部10の超音波振動が直接的に伝播することで、舌60に付着した汚れや細菌を効果的に分解・除去することができる。
なお、マウスピース部10と共に口に含む液体Lは、水のほか、口腔内を洗浄するための口内洗浄液(洗口液)などであってもよい。これら口内洗浄液を使用すれば、口腔内の洗浄及び殺菌をより効果的に行うことができる。
図6は、マウスピース部の他の構成例を示す図である。マウスピース部10は、上記のように略半円状で先端側が括れた形状(概略ハート型)とする以外にも、図6(a)に示す楕円形状のマウスピース部10−2や、図6(b)に示す円形状のマウスピース部10−3や、図6(c)に示す長方形状のマウスピース部10−4などとしてもよい。いずれの形状にする場合も、その外形寸法は歯列50の内側に配置される寸法形状とすることが望ましい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。例えば、マウスピース部10の表面に設けた線状の凸部13は、上記以外の形状、配置、数などであってもよい。すなわち、上記実施形態では、線状の凸部13が2本の場合を示したが、線状の凸部の本数はこれに限らず他の本数であってもよい。また、既述のように線状の凸部13に代えて線状の凹部を設けてもよいし、線状の凸部13と凹部を組み合わせて設けてもよい。また、線状の凸部13と凹部は、マウスピース部10の上面12a及び下面12bに設ける以外にも、上面12aのみや下面12bのみに設けてもよい。
1 口腔内洗浄装置
10 マウスピース部
11 振動子
12 表面
12a 上面
12b 下面
13 凸部
13a 側面
15 電気ケーブル(配線)
16 ジャック部
30 コントローラ部
31 振動発生部
33 制御回路(制御手段)
35 バッテリ(電源供給部)
37 操作スイッチ(操作部)
39 表示手段
40 電気回路基板
50 歯列
50a 内側面
51 歯
51a 表面
52 歯茎
53 境目
60 舌
L 液体

Claims (6)

  1. 使用者が液体と共に口に含むためのマウスピース部と、
    前記マウスピース部を振動させる振動子と、
    前記振動子に超音波振動を発生させるための電気信号を生成する振動発生部と、
    前記振動発生部を制御するための制御手段と、
    前記振動発生部及び前記制御手段を駆動するための電源を供給する電源供給部と、
    使用者が操作する操作部と、を備え、
    前記マウスピース部の超音波振動が前記液体を介して口腔内の全体に伝播することで該口腔内の洗浄が行われるように構成した
    ことを特徴とする口腔内洗浄装置。
  2. 前記マウスピース部の表面には、該表面に沿って延伸する一又は複数本の線状の凸部又は凹部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の口腔内洗浄装置。
  3. 前記線状の凸部又は凹部は、口腔内の歯列の内側面に沿う湾曲線状に延伸しており、前記歯列の内側面に対向する面を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の口腔内洗浄装置。
  4. 前記マウスピース部と配線で接続されたコントローラ部を備え、
    前記振動発生部と前記制御手段と前記電源供給部と前記操作部は、前記コントローラ部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の口腔内洗浄装置。
  5. 前記マウスピース部は、外形が楕円形状の板状部材であると共に、口腔内の歯列の内側に収容される形状寸法に設定されている
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の口腔内洗浄装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の口腔内洗浄装置を用いた口腔内の洗浄方法であって、
    液体を口に含むステップと、
    前記マウスピース部を口に含むステップと、
    前記振動子により前記マウスピース部を超音波振動させるステップと、
    前記マウスピース部の超音波振動が前記口に含んだ液体を介して口腔内の全体に伝播されることで歯及び口腔内の汚れを除去しかつ口腔内の細菌等を分解又は除去するステップと、を有することを特徴とする口腔内の洗浄方法。
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