JP2016214340A - 生体インプラント用パッケージおよび生体インプラントのパッケージ方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】生体インプラントである骨頭ボール100を収容する剛性の容器2と、骨頭ボール100および容器2を真空封入する気体不透過性の密封体3と、を備え、容器2は、骨頭ボール100を載置可能な底部21および底部21の上方に位置しており骨頭ボール100を出し入れ可能な開口部22を有し、骨頭ボール100が、密封体3によって底部21に押し付けられた状態で、容器2内に真空封入されている、生体インプラント用パッケージ1であり、そのパッケージ方法である。
【選択図】図1
Description
しかし、生体インプラントのパッケージに緩衝材を使用すると、パッケージする生体インプラントごとに所定の緩衝材が必要になるため、多数の緩衝材を管理しなければならない。また、生体インプラントをパッケージするときには、多数の緩衝材から所定の緩衝材を選択しなければならず、パッケージ作業が煩雑になる。さらに、上述の緩衝材には、滅菌処理に耐え得る材料で構成されているため高価であるという問題、および嵩張ることから使用後に廃棄し難いという問題もある。
(1)生体インプラントを収容する剛性の容器と、前記生体インプラントおよび前記容器を真空封入する気体不透過性の密封体と、を備え、前記容器は、前記生体インプラントを載置可能な底部および前記底部の上方に位置しており前記生体インプラントを出し入れ可能な開口部を有し、前記生体インプラントが、前記密封体によって前記底部に押し付けられた状態で、前記容器内に真空封入されている、生体インプラント用パッケージ。
(2)前記容器は、前記底部に位置している凸部をさらに有する、前記(1)に記載の生体インプラント用パッケージ。
(3)前記容器および前記密封体はいずれも、透明である、前記(1)または(2)に記載の生体インプラント用パッケージ。
(4)前記密封体は、気体不透過性のフィルム材によって構成されている、前記(1)〜(3)のいずれかに記載の生体インプラント用パッケージ。
(5)前記生体インプラントは、その頂部が前記開口部よりも前記底部側に位置する状態で、前記容器内に真空封入されている、前記(1)〜(4)のいずれかに記載の生体インプラント用パッケージ。
(6)前記生体インプラントは、人工股関節の骨頭ボールである、前記(1)〜(5)のいずれかに記載の生体インプラント用パッケージ。
(7)生体インプラントを剛性の容器内に収容する第1工程と、前記生体インプラントを収容した前記容器を、気体不透過性の密封体によって真空封入する第2工程と、を備え、前記容器は、前記生体インプラントを載置可能な底部および前記底部の上方に位置しており前記生体インプラントを出し入れ可能な開口部を有し、前記第2工程における前記真空封入を、前記生体インプラントが前記密封体によって前記底部に押し付けられた状態になるように行う、生体インプラントのパッケージ方法。
(8)前記生体インプラントは、人工股関節の骨頭ボールである、前記(7)に記載の生体インプラントのパッケージ方法。
以下、本発明の一実施形態に係る生体インプラント用パッケージ(以下、「パッケージ」と言うことがある。)について、生体インプラントが人工股関節の骨頭ボールである場合を例にとって、図1および図2を参照して詳細に説明する。
本実施形態の容器2は、ハード容器であり、いわゆるブリスターケースである。容器2の剛性は、密封体3によって真空封入されたとき、容器2の形状を維持可能な程度であればよい。
密封体3は、上述した骨頭ボール100および容器2を真空封入する可撓性で中空状の部材である。真空封入とは、内部の気圧を少なくとも大気圧よりも低い気圧にした状態で、封止することを意味するものとする。
次に、本発明の一実施形態に係る生体インプラントのパッケージ方法について、上述したパッケージ1を例にとって、図1および図2を参照して詳細に説明する。
(第1工程)まず、図2(a)および図2(b)に示すように、骨頭ボール100を容器2内に収容する。
(第2工程)次に、骨頭ボール100を収容した容器2を、密封体3によって真空封入し、図1に示すパッケージ1を得る。
(第3工程)最後に、パッケージ1に滅菌処理を行う。
2 容器
21 底部
22 開口部
23 凸部
24 側壁部
25 フランジ部
3 密封体
31 積層体
32 フィルム材
321 周縁部
33 フィルム材
331 周縁部
34 開口部
100 骨頭ボール
101 底部
102 凹部
103 頂部
Claims (8)
- 生体インプラントを収容する剛性の容器と、
前記生体インプラントおよび前記容器を真空封入する気体不透過性の密封体と、を備え、
前記容器は、前記生体インプラントを載置可能な底部および前記底部の上方に位置しており前記生体インプラントを出し入れ可能な開口部を有し、
前記生体インプラントが、前記密封体によって前記底部に押し付けられた状態で、前記容器内に真空封入されている、生体インプラント用パッケージ。 - 前記容器は、前記底部に位置している凸部をさらに有する、請求項1に記載の生体インプラント用パッケージ。
- 前記容器および前記密封体はいずれも、透明である、請求項1または2に記載の生体インプラント用パッケージ。
- 前記密封体は、気体不透過性のフィルム材によって構成されている、請求項1〜3のいずれかに記載の生体インプラント用パッケージ。
- 前記生体インプラントは、その頂部が前記開口部よりも前記底部側に位置する状態で、前記容器内に真空封入されている、請求項1〜4のいずれかに記載の生体インプラント用パッケージ。
- 前記生体インプラントは、人工股関節の骨頭ボールである、請求項1〜5のいずれかに記載の生体インプラント用パッケージ。
- 生体インプラントを剛性の容器内に収容する第1工程と、
前記生体インプラントを収容した前記容器を、気体不透過性の密封体によって真空封入する第2工程と、を備え、
前記容器は、前記生体インプラントを載置可能な底部および前記底部の上方に位置しており前記生体インプラントを出し入れ可能な開口部を有し、
前記第2工程における前記真空封入を、前記生体インプラントが前記密封体によって前記底部に押し付けられた状態になるように行う、生体インプラントのパッケージ方法。 - 前記生体インプラントは、人工股関節の骨頭ボールである、請求項7に記載の生体インプラントのパッケージ方法。
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