JP2016213633A - 画像処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
画像処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016213633A JP2016213633A JP2015094885A JP2015094885A JP2016213633A JP 2016213633 A JP2016213633 A JP 2016213633A JP 2015094885 A JP2015094885 A JP 2015094885A JP 2015094885 A JP2015094885 A JP 2015094885A JP 2016213633 A JP2016213633 A JP 2016213633A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- size
- recording paper
- image data
- image
- control unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/387—Composing, repositioning or otherwise geometrically modifying originals
- H04N1/393—Enlarging or reducing
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/00127—Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture
- H04N1/00204—Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture with a digital computer or a digital computer system, e.g. an internet server
- H04N1/00206—Transmitting or receiving computer data via an image communication device, e.g. a facsimile transceiver
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/387—Composing, repositioning or otherwise geometrically modifying originals
- H04N1/393—Enlarging or reducing
- H04N1/3935—Enlarging or reducing with modification of image resolution, i.e. determining the values of picture elements at new relative positions
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N2201/00—Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
- H04N2201/0077—Types of the still picture apparatus
- H04N2201/0094—Multifunctional device, i.e. a device capable of all of reading, reproducing, copying, facsimile transception, file transception
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Computing Systems (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Facsimile Transmission Control (AREA)
Abstract
【課題】ユーザが記録紙を選択し直さなくても最適な記録紙サイズでファクシミリ通信により受信した画像を印刷可能とすることを目的とする。【解決手段】ファクシミリ通信により受信した画像データのサイズを記録紙サイズに変換する変換手段と、変換手段によりサイズを記録紙サイズに変換された画像データを保存する保存手段と、を有することによって課題を解決する。【選択図】図4
Description
本発明は、ファクシミリ通信により受信した画像を保存する画像処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来の画像処理装置ではファクシミリ通信により受信した画像を、ファイルに保存する際に、画像のサイズを調整することなく保存していた。
ファクシミリ通信では、ITU−T.4勧告で規定されているとおり、画像の主走査サイズは215ミリ、255ミリ、303ミリに限られている。したがって、送信側から主走査サイズ210ミリ、副走査サイズ297ミリであるA4サイズの原稿を送信する場合、ファクシミリの通信経路上では、主走査サイズ215ミリ、副走査サイズ297ミリの画像が送信されることになる。受信側では受信した画像のサイズ変換を行わないため、主走査サイズ215ミリ、副走査サイズ297ミリの画像のファイルが作成され、保存されることになる。
ファクシミリ通信では、ITU−T.4勧告で規定されているとおり、画像の主走査サイズは215ミリ、255ミリ、303ミリに限られている。したがって、送信側から主走査サイズ210ミリ、副走査サイズ297ミリであるA4サイズの原稿を送信する場合、ファクシミリの通信経路上では、主走査サイズ215ミリ、副走査サイズ297ミリの画像が送信されることになる。受信側では受信した画像のサイズ変換を行わないため、主走査サイズ215ミリ、副走査サイズ297ミリの画像のファイルが作成され、保存されることになる。
しかしながら、上述のようにして作成されたファイルを、例えば、画像サイズに合わせて最適な記録紙を選択するモードで印刷しようとすると、デジタル複合機は、最適な記録紙を主走査サイズ215ミリのLegal紙であると判定してしまう。そのため、A4サイズで送信された画像がLegalサイズで印刷されてしまったり、Legal紙を使用していない場合には、ユーザが印刷する記録紙を選択しなおす必要があったりして、使い勝手がよくない問題がある。
特許文献1には、ファクシミリ受信した長尺画像をプリンタの解像度に合わせて縮小して印刷する技術が開示されているが、上述した問題は解決できない。
本発明は、ユーザが記録紙を選択し直さなくても最適な記録紙サイズでファクシミリ通信により受信した画像を印刷可能とすることを目的とする。
特許文献1には、ファクシミリ受信した長尺画像をプリンタの解像度に合わせて縮小して印刷する技術が開示されているが、上述した問題は解決できない。
本発明は、ユーザが記録紙を選択し直さなくても最適な記録紙サイズでファクシミリ通信により受信した画像を印刷可能とすることを目的とする。
そこで、本発明の画像処理装置は、ファクシミリ通信により受信した画像データのサイズを記録紙サイズに変換する変換手段と、前記変換手段によりサイズを前記記録紙サイズに変換された前記画像データを保存する保存手段と、を有する。
本発明によれば、ユーザが記録紙を選択し直さなくても最適な記録紙サイズでファクシミリ通信により受信した画像を印刷可能とすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
図1は、ネットワークシステムのシステム構成の一例を示す図である。図1においてネットワーク100にはプリンタ103やデジタル複合機105等にプリント依頼を出すコンピュータ101、102が接続されている。更に、ネットワーク100には、コンピュータ101等からのプリント依頼を受け付けるプリンタ103、IFAX受信等可能なファクシミリ装置104、デジタル複合機105が接続されている。また、このデジタル複合機105には電話回線であるPSTN回線106が接続されている。デジタル複合機105は、画像処理装置の一例である。
図1は、ネットワークシステムのシステム構成の一例を示す図である。図1においてネットワーク100にはプリンタ103やデジタル複合機105等にプリント依頼を出すコンピュータ101、102が接続されている。更に、ネットワーク100には、コンピュータ101等からのプリント依頼を受け付けるプリンタ103、IFAX受信等可能なファクシミリ装置104、デジタル複合機105が接続されている。また、このデジタル複合機105には電話回線であるPSTN回線106が接続されている。デジタル複合機105は、画像処理装置の一例である。
図2は、デジタル複合機105のハードウェア構成の一例を示す図である。
スキャナ部201は、システム制御部208の制御に基づき指定されたモード(例えば、紙サイズ、解像度、濃度等)で原稿をスキャンする。プリンタ部202は、複数の記録紙トレイを有し、各記録紙トレイには各記録紙トレイに応じたサイズの記録紙がセットされている。また、プリンタ部202は、システム制御部208の制御に基づきHD211に保存されている画像に関するファイルデータのサイズに応じて、記録紙を選択し、記録紙に画像を印刷する。そして、プリンタ部202は、画像を印刷した記録紙をフィニッシャー等の排紙装置を介し、排紙トレイに出力する。操作部表示部203は、システム制御部208の制御に基づき、設定画面を表示したり、ユーザの設定操作に応じて、前記設定画面を介した設定情報を受け付けたりする。画像処理部204は、システム制御部208の制御に基づき送信する画情報をデータに符号化し、データ圧縮する一方、受信した圧縮データを複合化し、元の画情報に復元する。更に、画像処理部204は、システム制御部208の制御に基づきスキャンや、ファクシミリ受信した画像データをJPEG、TIFF、PDF(Portable Document Format)等の形式のファイルに変換を行う。また、画像処理部204は、システム制御部208の制御に基づきその逆にJPEG、TIFF、PDF 等の形式のファイルを印刷可能な画像フォーマットへの変換も行う。
スキャナ部201は、システム制御部208の制御に基づき指定されたモード(例えば、紙サイズ、解像度、濃度等)で原稿をスキャンする。プリンタ部202は、複数の記録紙トレイを有し、各記録紙トレイには各記録紙トレイに応じたサイズの記録紙がセットされている。また、プリンタ部202は、システム制御部208の制御に基づきHD211に保存されている画像に関するファイルデータのサイズに応じて、記録紙を選択し、記録紙に画像を印刷する。そして、プリンタ部202は、画像を印刷した記録紙をフィニッシャー等の排紙装置を介し、排紙トレイに出力する。操作部表示部203は、システム制御部208の制御に基づき、設定画面を表示したり、ユーザの設定操作に応じて、前記設定画面を介した設定情報を受け付けたりする。画像処理部204は、システム制御部208の制御に基づき送信する画情報をデータに符号化し、データ圧縮する一方、受信した圧縮データを複合化し、元の画情報に復元する。更に、画像処理部204は、システム制御部208の制御に基づきスキャンや、ファクシミリ受信した画像データをJPEG、TIFF、PDF(Portable Document Format)等の形式のファイルに変換を行う。また、画像処理部204は、システム制御部208の制御に基づきその逆にJPEG、TIFF、PDF 等の形式のファイルを印刷可能な画像フォーマットへの変換も行う。
ネットワーク制御部205は、システム制御部208の制御に基づきデジタル複合機105をLANに接続し、他のネットワーク環境下の機器と情報の入出力を行う。システムメモリ206は、RAM部及びROM部からなり、デジタル複合機105に予め登録しておく情報やシステム制御部208が処理を実行する際に利用する情報等が格納される。ページメモリ207は、符号化・複合化を行う際に1ページ分の画情報を展開するためのメモリである。システム制御部208は、図2の各ハードウェア構成を監視・制御するマイクロコンピュータである。暗号化部209は、システム制御部208の制御に基づきHD211に画像データを蓄積する際に、画像データを暗号化する。画像データを非暗号化のまま蓄積する場合には画像処理部204にて符号化されたデータがそのままHD211に保存する。暗号化して蓄積する場合には符号化されたデータを更に暗号化部209にて暗号化した後、HD211に保存される。ファクシミリ制御部210は、PSTN回線等のファクシミリ回線に接続されている。ファクシミリ制御部210は、このPSTN回線を介して他のファクシミリ装置と通信するものであり、ITU−T勧告V.8、V.21、V.23、V.27ter、V.29、V.17、V.34の通信プロトコルにてファクシミリ通信可能である。HD(ハードディスク)211は、不揮発性のメモリからなり、受信した文書やスキャンした文書等を格納する。
システム制御部208がシステムメモリ206又はHD211に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することによって、デジタル複合機105の機能及び後述するフローチャートの処理等が実現される。
システム制御部208がシステムメモリ206又はHD211に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することによって、デジタル複合機105の機能及び後述するフローチャートの処理等が実現される。
図3は、デジタル複合機105のファクシミリ通信の一例を示すシーケンス図である。
送信側のファクシミリ装置(送信機)から受信側のファクシミリ装置(受信機)に発呼すると受信機は一次応答信号を送信機に送出する。送信機は一次応答信号を受信後、V.23モデム信号にてナンバーディスプレイ情報(ナンバーディスプレイ)301を受信機に伝える。受信機は、V.23モデム信号を受けた後、受信完了信号を網へ通知する。次に受信機は、網からの呼び出し信号であるCI信号を受信すると二次応答信号を網に返す。その後、受信機は、従来のファクシミリ手順であるところのCED302を送出する。続けて、受信機は、受信機の能力情報DIS、受信機の登録電話番号情報CSI、オプションであるNSF信号303を送出する。受信機より通知された上記DIS、CSI、NSF信号を受け、送信機は送信指示情報DCS、送信機の登録電話番号情報TSI、オプションであるNSS信号304を送出する。続けて、送信機は、ダミー画像信号であるTCF信号305を送出する。受信機は、TCF信号を受信後、このダミー画像信号を受信可能であると判断したならば肯定応答であるCFR信号306を送出する。CFR信号を受信した送信機は、画像データPIX307を送出する。更に、送信機は、ページの終端を示すPPS−Q(PPS−MPS、PPS−EOP、PPS−EOM)信号308を送出する。PPS−Q信号を受信した受信機は、受信した画像データが正常であればMCF信号309を送出する。MCF信号を受信した送信機はすべての画像データを送信完了したならば終了するために切断信号DCN310を送出し、ファクシミリ通信シーケンスを終了する。DCS信号を受信した受信機も同様にファクシミリ通信シーケンスを終了する。
送信側のファクシミリ装置(送信機)から受信側のファクシミリ装置(受信機)に発呼すると受信機は一次応答信号を送信機に送出する。送信機は一次応答信号を受信後、V.23モデム信号にてナンバーディスプレイ情報(ナンバーディスプレイ)301を受信機に伝える。受信機は、V.23モデム信号を受けた後、受信完了信号を網へ通知する。次に受信機は、網からの呼び出し信号であるCI信号を受信すると二次応答信号を網に返す。その後、受信機は、従来のファクシミリ手順であるところのCED302を送出する。続けて、受信機は、受信機の能力情報DIS、受信機の登録電話番号情報CSI、オプションであるNSF信号303を送出する。受信機より通知された上記DIS、CSI、NSF信号を受け、送信機は送信指示情報DCS、送信機の登録電話番号情報TSI、オプションであるNSS信号304を送出する。続けて、送信機は、ダミー画像信号であるTCF信号305を送出する。受信機は、TCF信号を受信後、このダミー画像信号を受信可能であると判断したならば肯定応答であるCFR信号306を送出する。CFR信号を受信した送信機は、画像データPIX307を送出する。更に、送信機は、ページの終端を示すPPS−Q(PPS−MPS、PPS−EOP、PPS−EOM)信号308を送出する。PPS−Q信号を受信した受信機は、受信した画像データが正常であればMCF信号309を送出する。MCF信号を受信した送信機はすべての画像データを送信完了したならば終了するために切断信号DCN310を送出し、ファクシミリ通信シーケンスを終了する。DCS信号を受信した受信機も同様にファクシミリ通信シーケンスを終了する。
図4は、ファクシミリ受信データをファイル保存する際に実施される情報処理の一例を示すフローチャートである。
図4に示す処理はファクシミリ通信により受信した画像データをファイルに保存するときに開始される。
S4010では、システム制御部208は、ファクシミリ受信した画像データを取得し、画像データのサイズの主走査サイズ、副走査サイズを取得する。
S4020では、システム制御部208は、主走査サイズにより処理を以下のように分岐する。システム制御部208は、主走査サイズが215mmならS4030に、255mmならS4040に、303mmならS4050に処理を進める。
S4030では、システム制御部208は、表1を参照して、副走査サイズがどのサイズ以上であるかを判定する。システム制御部208は、副走査サイズが279.4mmより小さければ判定なしとする。
例えば、システム制御部208は、主走査サイズが297mmであればA4と判定し、280mmであればLTRと判定する。
図4に示す処理はファクシミリ通信により受信した画像データをファイルに保存するときに開始される。
S4010では、システム制御部208は、ファクシミリ受信した画像データを取得し、画像データのサイズの主走査サイズ、副走査サイズを取得する。
S4020では、システム制御部208は、主走査サイズにより処理を以下のように分岐する。システム制御部208は、主走査サイズが215mmならS4030に、255mmならS4040に、303mmならS4050に処理を進める。
S4030では、システム制御部208は、表1を参照して、副走査サイズがどのサイズ以上であるかを判定する。システム制御部208は、副走査サイズが279.4mmより小さければ判定なしとする。
例えば、システム制御部208は、主走査サイズが297mmであればA4と判定し、280mmであればLTRと判定する。
S4040では、システム制御部208は、表2を参照して、副走査サイズがどのサイズ以上であるかを判定する。システム制御部208は、副走査サイズが364mmより小さければ判定なしとする。
例えば、システム制御部208は、副走査サイズが364mm以上であればB4と判定する。
例えば、システム制御部208は、副走査サイズが364mm以上であればB4と判定する。
S4050では、システム制御部208は、表3を参照して、副走査サイズがどのサイズ以上であるかを判定する。システム制御部208は、副走査サイズが420mmより小さければ判定なしとする。
例えば、システム制御部208は、副走査サイズが420mmであればA3と判定し、432mm以上であれば11×17と判定する。
例えば、システム制御部208は、副走査サイズが420mmであればA3と判定し、432mm以上であれば11×17と判定する。
S4060では、システム制御部208は、画像サイズの調整処理を実施する。本処理については後述する図5を用いて別途説明する。
S4070では、システム制御部208は、システムメモリ206に設けられたSRAM領域に保存されている保存ファイル形式の設定情報を参照する。保存ファイル形式の設定情報は操作部表示部203を介して操作者等が設定可能になっており、設定値としては、「JPEG」、「TIFF」、「PDF」等が選択可能となっている。即ち、システム制御部208は、操作部表示部203を介して操作者等の設定操作に応じて、SRAM領域に保存されている保存ファイル形式の設定情報の設定値を設定、又は変更することができる。
S4080では、システム制御部208は、S4070で取得した保存ファイル形式の設定値に合わせて、画像処理部204を制御してS4060でサイズ調整された画像をファイルに変換する変換処理を行う。
S4090では、システム制御部208は、S4080で生成したファイルのデータをHD211に保存する。
S4100では、システム制御部208は、処理が終わったページが最終ページかどうかの判定を行い、最終ページであればS4110に処理を進め、最終ページでなければ、S4010に処理を戻す。
S4110では、システム制御部208は、ファイルの終端の処理を行う。例えば、システム制御部208は、ファイルがPDF形式等の場合、ファイルの終端にファイルトレーラ情報を保存することで、ファイルの終端の処理を行う。
これでファクシミリ受信データをファイル保存する処理は終了となる。
S4070では、システム制御部208は、システムメモリ206に設けられたSRAM領域に保存されている保存ファイル形式の設定情報を参照する。保存ファイル形式の設定情報は操作部表示部203を介して操作者等が設定可能になっており、設定値としては、「JPEG」、「TIFF」、「PDF」等が選択可能となっている。即ち、システム制御部208は、操作部表示部203を介して操作者等の設定操作に応じて、SRAM領域に保存されている保存ファイル形式の設定情報の設定値を設定、又は変更することができる。
S4080では、システム制御部208は、S4070で取得した保存ファイル形式の設定値に合わせて、画像処理部204を制御してS4060でサイズ調整された画像をファイルに変換する変換処理を行う。
S4090では、システム制御部208は、S4080で生成したファイルのデータをHD211に保存する。
S4100では、システム制御部208は、処理が終わったページが最終ページかどうかの判定を行い、最終ページであればS4110に処理を進め、最終ページでなければ、S4010に処理を戻す。
S4110では、システム制御部208は、ファイルの終端の処理を行う。例えば、システム制御部208は、ファイルがPDF形式等の場合、ファイルの終端にファイルトレーラ情報を保存することで、ファイルの終端の処理を行う。
これでファクシミリ受信データをファイル保存する処理は終了となる。
図5は、S4060の画像サイズ調整処理の一例を示すフローチャートである。
S5010では、システム制御部208は、前のステップ(S4030〜S4050の何れかのステップ)の処理で決定したサイズを変数に保存する。
S5020では、システム制御部208は、システムメモリ206に設けられたSRAM領域に保存されているファイル保存時サイズ調整処理の設定情報を参照する。ファイル保存時サイズ調整処理の設定情報は操作部表示部203を介して操作者等が設定可能になっており、設定値としては、「トリムする(トリミング)」、「縮小する」、「調整しない」等が選択可能となっている。即ち、システム制御部208は、操作部表示部203を介した操作者等の設定操作に応じて、SRAM領域に保存されているファイル保存時サイズ調整処理の設定情報の設定値を設定、又は変更することができる。本実施形態では、デジタル複合機105の出荷時等にデジタル複合機105の販売先、又は販売エリア等に応じて、「トリムする(トリミング)」、「縮小する」等の設定値がデフォルト値として予め設定されているものとする。
ここで、システム制御部208は、設定値により以下のように処理を分岐する。システム制御部208は、設定値が「トリムする」の場合、S5030に、「縮小する」の場合、S5050に処理を進め、「調整しない」の場合、図5に示すフローチャートの処理を終了する。
S5010では、システム制御部208は、前のステップ(S4030〜S4050の何れかのステップ)の処理で決定したサイズを変数に保存する。
S5020では、システム制御部208は、システムメモリ206に設けられたSRAM領域に保存されているファイル保存時サイズ調整処理の設定情報を参照する。ファイル保存時サイズ調整処理の設定情報は操作部表示部203を介して操作者等が設定可能になっており、設定値としては、「トリムする(トリミング)」、「縮小する」、「調整しない」等が選択可能となっている。即ち、システム制御部208は、操作部表示部203を介した操作者等の設定操作に応じて、SRAM領域に保存されているファイル保存時サイズ調整処理の設定情報の設定値を設定、又は変更することができる。本実施形態では、デジタル複合機105の出荷時等にデジタル複合機105の販売先、又は販売エリア等に応じて、「トリムする(トリミング)」、「縮小する」等の設定値がデフォルト値として予め設定されているものとする。
ここで、システム制御部208は、設定値により以下のように処理を分岐する。システム制御部208は、設定値が「トリムする」の場合、S5030に、「縮小する」の場合、S5050に処理を進め、「調整しない」の場合、図5に示すフローチャートの処理を終了する。
S5030では、システム制御部208は、システムメモリ206に設けられたSRAM領域に保存されているトリム限度設定情報を参照する。トリム限度設定情報は操作部表示部203を介して操作者等が設定可能になっており、設定値としては、「70」パーセントから「99」パーセントまでの整数値が選択可能となっている。即ち、システム制御部208は、操作部表示部203を介した操作者等の設定操作に応じて、SRAM領域に保存されているトリム限度設定情報の設定値を設定、又は変更することができる。
次に、システム制御部208は、画像の副走査サイズから仮の副走査サイズにトリムするとき、トリム後のサイズが元の画像サイズの何パーセントになるかを計算する。システム制御部208は、計算した値がトリム限度設定の設定値以上であれば、S5040に処理を進め、トリム限度設定の設定値以上でなければ、S5070に処理を進める。
S5040では、システム制御部208は、トリム、即ち画像データの一部を切り除く処理、を実施して画像サイズが仮サイズになるように画像サイズを調整する。また、システム制御部208は、トリム後のサイズがA4である場合、副走査方向だけでなく、主走査方向もサイズがA4になるようにトリムを行う。
次に、システム制御部208は、画像の副走査サイズから仮の副走査サイズにトリムするとき、トリム後のサイズが元の画像サイズの何パーセントになるかを計算する。システム制御部208は、計算した値がトリム限度設定の設定値以上であれば、S5040に処理を進め、トリム限度設定の設定値以上でなければ、S5070に処理を進める。
S5040では、システム制御部208は、トリム、即ち画像データの一部を切り除く処理、を実施して画像サイズが仮サイズになるように画像サイズを調整する。また、システム制御部208は、トリム後のサイズがA4である場合、副走査方向だけでなく、主走査方向もサイズがA4になるようにトリムを行う。
S5050では、システム制御部208は、システムメモリ206に設けられたSRAM領域に保存されている縮小限度設定情報を参照する。縮小限度設定情報は操作部表示部203を介して操作者等が設定可能になっており、設定値としては、「70」パーセントから「99」パーセントまでの整数値が選択可能となっている。即ち、システム制御部208は、操作部表示部203を介した操作者等の設定操作に応じて、SRAM領域に保存されている縮小限度設定情報の設定値を設定、又は変更することができる。
次に、システム制御部208は、画像の副走査サイズから仮の副走査サイズに縮小するとき、縮小後のサイズが元の画像サイズの何パーセントになるかを計算する。システム制御部208は、計算した値が縮小限度設定の設定値以上であれば、S5060に処理を進め、縮小限度設定の設定値以上でなければ、S5070に処理を進める。
S5060では、システム制御部208は、縮小処理を実施して画像サイズが仮サイズになるように画像サイズを調整する。
次に、システム制御部208は、画像の副走査サイズから仮の副走査サイズに縮小するとき、縮小後のサイズが元の画像サイズの何パーセントになるかを計算する。システム制御部208は、計算した値が縮小限度設定の設定値以上であれば、S5060に処理を進め、縮小限度設定の設定値以上でなければ、S5070に処理を進める。
S5060では、システム制御部208は、縮小処理を実施して画像サイズが仮サイズになるように画像サイズを調整する。
S5070では、システム制御部208は、システムメモリ206に設けられたSRAM領域に保存されているファイル作成時分割設定情報を参照する。ファイル作成時分割設定情報は操作部表示部203を介して操作者等が設定可能になっており、設定値としては、「する」、「しない」が選択可能となっている。即ち、システム制御部208は、操作部表示部203を介した操作者等の設定操作に応じて、SRAM領域に保存されているファイル作成時分割設定情報の設定値を設定、又は変更することができる。システム制御部208は、設定値が「する」の場合、S5080に処理を進め、設定値が「しない」の場合、図5に示すフローチャートの処理を終了する。
S5080では、システム制御部208は、システムメモリ206に設けられたSRAM領域に保存されているファイル作成時分割サイズ設定情報を参照する。ファイル作成時分割サイズ設定情報は操作部表示部203を介して操作者等が設定可能になっており、設定値としては、「A4」、「LTR」、「LGL」が選択可能となっている。即ち、システム制御部208は、操作部表示部203を介した操作者等の設定操作に応じて、SRAM領域に保存されているファイル作成時分割サイズ設定情報の設定値を設定、又は変更することができる。システム制御部208は、ファイル作成時分割サイズ設定情報の設定値に従い、副走査サイズを設定されたサイズの副走査サイズ毎に画像を分割する。
そして、システム制御部208は、図5に示すフローチャートの処理を終了する。
S5080では、システム制御部208は、システムメモリ206に設けられたSRAM領域に保存されているファイル作成時分割サイズ設定情報を参照する。ファイル作成時分割サイズ設定情報は操作部表示部203を介して操作者等が設定可能になっており、設定値としては、「A4」、「LTR」、「LGL」が選択可能となっている。即ち、システム制御部208は、操作部表示部203を介した操作者等の設定操作に応じて、SRAM領域に保存されているファイル作成時分割サイズ設定情報の設定値を設定、又は変更することができる。システム制御部208は、ファイル作成時分割サイズ設定情報の設定値に従い、副走査サイズを設定されたサイズの副走査サイズ毎に画像を分割する。
そして、システム制御部208は、図5に示すフローチャートの処理を終了する。
以上説明したように、上述した実施形態によれば、ファクシミリ通信で受信した画像を記録紙サイズに応じて縮小又はトリミングしてファイルに保存することができるようになる。したがって、保存したファイルを画像サイズに合わせて最適な記録紙を選択するモードで印刷する場合に、送信元の原稿と同じサイズの記録紙に印刷できる。
よって、ユーザが記録紙を選択し直さなくても最適な記録紙サイズでファクシミリ通信により受信した画像を印刷可能とすることができる。
よって、ユーザが記録紙を選択し直さなくても最適な記録紙サイズでファクシミリ通信により受信した画像を印刷可能とすることができる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではない。
105 デジタル複合機
208 システム制御部
211 HD
208 システム制御部
211 HD
Claims (9)
- ファクシミリ通信により受信した画像データのサイズを記録紙サイズに変換する変換手段と、
前記変換手段によりサイズを前記記録紙サイズに変換された前記画像データを保存する保存手段と、
を有する画像処理装置。 - 前記受信した画像データのサイズに応じて変換する記録紙サイズを決定する決定手段を更に有し、
前記変換手段は、前記受信した画像データのサイズを前記決定手段により決定された前記記録紙サイズに変換する請求項1記載の画像処理装置。 - 前記変換手段は、前記変換に関する設定値に応じて、前記変換の方法を判断し、前記判断した方法で前記受信した画像データのサイズを前記記録紙サイズに変換する請求項1又は2記載の画像処理装置。
- 前記設定値を設定する設定手段を更に有する請求項3記載の画像処理装置。
- 前記変換手段は、前記設定値としてトリミングが設定されていた場合、前記受信した画像データの一部を切り除いて前記受信した画像データのサイズを前記記録紙サイズに変換する請求項3又は4記載の画像処理装置。
- 前記変換手段は、前記設定値として縮小が設定されていた場合、前記受信した画像データを縮小して前記受信した画像データのサイズを前記記録紙サイズに変換する請求項3又は4記載の画像処理装置。
- 前記保存手段により保存された前記画像データのサイズに応じて記録紙を選択する選択手段と、
前記画像データに基づき前記選択手段により選択された記録紙に画像を印刷するよう制御する制御手段と、
を更に有する請求項1乃至6何れか1項記載の画像処理装置。 - 画像処理装置が実行する情報処理方法であって、
ファクシミリ通信により受信した画像データのサイズを記録紙サイズに変換する変換ステップと、
前記変換ステップによりサイズを前記記録紙サイズに変換された前記画像データを保存する保存ステップと、
を含む情報処理方法。 - コンピュータを、請求項1乃至7何れか1項記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015094885A JP2016213633A (ja) | 2015-05-07 | 2015-05-07 | 画像処理装置、情報処理方法及びプログラム |
US15/142,861 US9813587B2 (en) | 2015-05-07 | 2016-04-29 | Image processing apparatus to print image data received by facsimile communication |
US15/726,259 US10057457B2 (en) | 2015-05-07 | 2017-10-05 | Image processing apparatus to print image data received by facsimile communication |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015094885A JP2016213633A (ja) | 2015-05-07 | 2015-05-07 | 画像処理装置、情報処理方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016213633A true JP2016213633A (ja) | 2016-12-15 |
Family
ID=57222989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015094885A Pending JP2016213633A (ja) | 2015-05-07 | 2015-05-07 | 画像処理装置、情報処理方法及びプログラム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US9813587B2 (ja) |
JP (1) | JP2016213633A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10277778B2 (en) * | 2014-06-24 | 2019-04-30 | Ec Data Systems Inc. | Audit logging for a secure, scalable and flexible internet fax architecture |
US10348937B2 (en) * | 2017-02-22 | 2019-07-09 | Biscom Inc. | High-definition facsimile routing |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1175059A (ja) | 1997-08-29 | 1999-03-16 | Toshiba Corp | 複合型画像形成装置及びその制御方法 |
JP4379728B2 (ja) * | 2005-01-31 | 2009-12-09 | カシオ計算機株式会社 | 撮像装置及びそのプログラム |
JP2008098978A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-04-24 | Seiko Epson Corp | 複合機及び画像保存方法 |
JP2015119287A (ja) * | 2013-12-17 | 2015-06-25 | キヤノン株式会社 | ファクシミリ装置、その制御方法、及びプログラム |
-
2015
- 2015-05-07 JP JP2015094885A patent/JP2016213633A/ja active Pending
-
2016
- 2016-04-29 US US15/142,861 patent/US9813587B2/en active Active
-
2017
- 2017-10-05 US US15/726,259 patent/US10057457B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US9813587B2 (en) | 2017-11-07 |
US20160330345A1 (en) | 2016-11-10 |
US10057457B2 (en) | 2018-08-21 |
US20180041659A1 (en) | 2018-02-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8392833B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP5949339B2 (ja) | 画像処理装置及びプログラム | |
JP4502390B2 (ja) | 画像処理装置およびその方法 | |
US20100007915A1 (en) | Image sending apparatus | |
JP2007116272A (ja) | 画像処理装置 | |
JP2006094475A (ja) | 画像ファイリング装置および画像ファイリング装置 | |
US8526060B2 (en) | Image forming apparatus displaying just a first page of each group of consequitive color or monochromatic pages | |
US20150172474A1 (en) | Facsimile apparatus, method of controlling the same, and storage medium | |
US10057457B2 (en) | Image processing apparatus to print image data received by facsimile communication | |
JP2009246790A (ja) | 画像読取装置及び画像読取方法 | |
JP5737913B2 (ja) | 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、及びプログラム | |
US8559070B2 (en) | Apparatus and method of image processing, and recording medium storing image processing control program | |
JP5541688B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム | |
JP2003333267A (ja) | 通信端末装置及びサーバ装置 | |
JP2005026774A (ja) | ファクシミリ通信システム | |
US9380187B2 (en) | Facsimile apparatus and facsimile communication system | |
JP6560942B2 (ja) | 画像形成装置及びその制御方法、並びに制御プログラム | |
US20120147438A1 (en) | Image processing device and image processing system | |
US20090059277A1 (en) | Facsimile machine and method for controlling the same | |
WO2023038628A1 (en) | Transmission of scanned document to different destinations using different size files | |
JP4741970B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
US8170353B2 (en) | Information processing apparatus and control method thereof | |
TWI409690B (zh) | 多功能事務機之控制模組及方法 | |
KR101000927B1 (ko) | 네트워크를 이용한 문서 복사 장치 및 방법 | |
JP4974072B2 (ja) | 画像処理装置 |