JP2016212936A - 音楽再生装置及び音楽再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば音楽データソースなどの属性の音質が変動した場合に、その変動に対応することが可能な技術を提供することを目的とする。
【解決手段】音楽再生装置1は、取得部11と、制御部12とを備える。取得部11は、音楽データの属性を示すメタデータを取得するとともに、属性の音質に対する評価を示す評価データを随時取得する。制御部12は、同じ複数の音楽データを取得可能であると判定した場合に、当該複数の音楽データのメタデータと、評価データとに基づいて、再生すべき音楽データを選択する。
【選択図】図2

Description

本発明は、音楽データソースから取得可能な音楽データを再生する音楽再生装置及び音楽再生方法に関する。
近年、音楽データを再生するだけでなく、音楽データの属性(例えば音楽データの楽曲名、アーティスト名、音楽データの供給元である音楽データソースの種別など)を表示する音楽再生装置が知られている。
例えば特許文献1に開示された音楽再生装置は、音楽データの属性を示す楽曲情報に基づいて、楽曲名及びアーティスト名等に関するリストを作成し、当該リストを表示するように構成されている。また、特許文献1に開示された音楽再生装置は、複数の音楽データソースから同じ複数の音楽データを取得可能である場合に、音質順に並べた音楽データソースの順番を用いて、音質が高い音楽データソースの音楽データを再生することが可能となっている。
特開2007−042169号公報
しかしながら、実運用上、音楽データソースの音質は変動する場合があるにもかかわらず、特許文献1の技術では、上述の音楽データソースの順番が固定されている。このため、音質の変動に対応することができないという問題があった。
そこで、本発明は、上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、例えば音楽データソースなどの属性の音質が変動した場合に、その変動に対応することが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明の第1局面に係る音楽再生装置は、音楽データソースから取得可能な音楽データを再生する音楽再生装置であって、音楽データの属性を示すメタデータを取得するとともに、属性の音質に対する評価を示す評価データを随時取得する取得部と、同じ複数の音楽データを取得可能であると判定した場合に、当該複数の音楽データのメタデータと、評価データとに基づいて、再生すべき音楽データを選択する制御部とを備える。
本発明の第2局面に係る音楽再生方法は、音楽データソースから取得可能な音楽データを再生する音楽再生方法であって、音楽データの属性を示すメタデータを取得するとともに、属性の音質に対する評価を示す評価データを随時取得し、同じ複数の音楽データを取得可能であると判定した場合に、当該複数の音楽データのメタデータと、評価データとに基づいて、再生すべき音楽データを選択する。
本発明によれば、属性の音質が変動した場合に、その変動に対応することができる。
実施の形態1に係る音楽再生装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る音楽再生装置の機能構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る音楽再生装置の機能構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る有線音楽データソースの順番を示す図である。 実施の形態2に係る圧縮形式の順番を示す図である。 実施の形態2に係る無線音楽データソースの順番を示す図である。 実施の形態2に係る音楽再生装置の動作を示すフローチャートである。 変形例1に係るビットレートの順番を示す図である。 その他の変形例に係るサーバの構成を示すブロック図である。 その他の変形例に係る通信端末の構成を示すブロック図である。
<実施の形態1>
以下、本発明の実施の形態1に係る音楽再生装置について説明する。なお、この音楽再生装置は、後述するようにナビゲーション装置(またはナビゲーションシステム)などに適用される。
図1は、本実施の形態1に係る音楽再生装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。図1の音楽再生装置1は、受信装置91と、CPU(Central Processing Unit)などからなるプロセッサ92と、メモリ93とを備えている。受信装置91には、例えば通信装置、及び、その周辺装置(例えばそれと接続されるインターフェース装置など)が含まれる。メモリ93には、例えばHDD(Hard Disk Drive)、DVD(Digital Versatile Disc)及びそのドライブ装置、並びに、半導体メモリの少なくともいずれか1つが含まれる。
なお、音楽再生装置1は、別体の表示装置(例えばディスプレイ)と、別体の音声出力装置(例えばスピーカ)と接続されており、これら装置を制御することが可能となっている。
図2は、本実施の形態1に係る音楽再生装置1の機能構成を示すブロック図である。図2の音楽再生装置1は、取得部11と、音楽再生装置1の各構成要素を統括的に制御する制御部12とを備えている。
この音楽再生装置1は、音楽データソースから取得可能な音楽データを再生するように構成されている。ここで、音楽データソースは音楽データの供給元である。このような音楽データソースには、例えば、取得部11がアクセス可能な、音楽データを記憶した記憶媒体と、取得部11が受信可能な、音楽データが重畳された無線信号と、の少なくともいずれか1つが適用される。
次に、音楽再生装置1の各構成要素について説明する。
取得部11は、図1の受信装置91に対応する。この取得部11は、音楽データソースから取得可能な音楽データに関して、当該音楽データの属性を示すメタデータ(ブラウジングデータ)を取得する。なお、音楽データの属性には、例えば、楽曲名、アーティスト名、音楽データソースの種別、及び、圧縮形式などが含まれる。
また、取得部11は、メタデータを取得するだけでなく、属性の音質に対する評価を示す評価データを随時取得する。例えば、評価データの評価には、音楽データソースの音質に対する評価、及び、圧縮形式の音質に対する評価などが含まれる。
制御部12は、音楽データを選択する音楽データ選択部(図示せず)の機能が実現されている。本実施の形態1では、制御部12は、同じ複数の音楽データを取得可能であると判定した場合に、当該複数の音楽データのメタデータと、評価データとに基づいて、再生すべき音楽データを選択する。
なお、制御部12は、図1のプロセッサ92がメモリ93に記憶されたプログラムを実行することにより、当該プロセッサ92の機能として実現される。ただし、制御部12は、複数のプロセッサ92が連携して実現されてもよい。
<実施の形態1のまとめ>
以上のような本実施の形態1によれば、随時取得される評価データが示す属性の音質に対する評価を考慮して、再生すべき音楽データを選択する。したがって、属性の音質が変動した場合に、その変動に対応することができる。
<実施の形態2>
図3は、本発明の実施の形態2に係る音楽再生装置1の機能構成を示すブロック図である。なお、本実施の形態2に係る音楽再生装置1において、以上で説明した構成要素と同一または類似するものについては同じ参照符号を付し、異なる部分について主に説明する。
図3の音楽再生装置1は、上述の取得部11及び制御部12に加えて、評価データ格納部13を備えている。また、音楽再生装置1は、図1の音声出力装置に対応する別体の音声出力部46と接続されている。制御部12は、音声出力部46に含まれる音声出力制御部46aを制御することによって、音楽データの音声などを音声出力部46に出力させることが可能となっている。同様に、音楽再生装置1は、図1の表示装置に対応する別体の表示部47と接続されている。制御部12は、表示部47に含まれる表示制御部47aを制御することによって、音楽データの楽曲名、アーティスト名などを表示部47に表示させることが可能となっている。
次に、音楽再生装置1の各構成要素について説明する。
取得部11は、無線通信インターフェース11aと、有線通信インターフェース11bと、通信部11cとを備えている。
無線通信インターフェース11aは、音楽データなどが重畳された無線信号を受信可能に構成されている。なお、無線信号には、例えば、携帯電話、スマートフォン及びタブレットなどの携帯端末41aから、例えばBluetooth(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)、WiFi(登録商標)などの通信形式を用いて送信された信号が適用される。ただし、無線信号の送信元、及び、通信形式は、これらに限ったものではない。
有線通信インターフェース11bは、音楽データなどを記憶した記憶媒体にアクセス可能に構成されている。なお、記憶媒体には、例えば、CD(Compact Disc)、及び、DVD、並びに、USB(Universal Serial Bus)などを介して有線通信インターフェース11bと接続可能な携帯端末及び携帯型音楽再生装置などが適用される。ただし、記憶媒体は、これらに限ったものではない。
通信部11cは、上述の無線信号(無線音楽データソース)から、無線通信インターフェース11aを介して音楽データと、当該音楽データのメタデータとを取得し、それらデータを制御部12に出力する。同様に、通信部11cは、上述の記憶媒体(有線音楽データソース)から、有線通信インターフェース11bを介して音楽データと、当該音楽データのメタデータとを取得し、それらデータを制御部12に出力する。
通信部11cは、音楽データ及びメタデータを取得するだけでなく、無線通信インターフェース11a及び有線通信インターフェース11bの少なくともいずれか1つを介して、上述の評価データを取得する。例えば、通信部11cは、図示しないサーバから無線通信インターフェース11aを介して評価データを取得する。
本実施の形態2では、評価データは、主観評価データと客観評価データとを含んでいる。なお、主観評価データとは、人間が実際に音を聞いた結果に基づいて割り当てた点数を示すデータであり、客観評価データとは、音の何らかの性質を測定した結果に基づいて割り当てた点数を示すデータである。
主観評価データには、例えば、平均オピニオン評点法またはMUSHRA(MUltiple Stimuli with Hidden Reference and Anchor)法を用いることによって得られたデータが適用される。客観評価データには、例えば、PESQ(Perceptual Evaluation of Speech Quality)法を用いることによって得られたデータが適用される。これら主観評価データ及び客観評価データでは、音質の評価が高くなるほど、上述の点数が大きくなる。
なお、本実施の形態2では、通信部11cは、上述した評価データの取得を随時行う。例えば、通信部11c(取得部11)は、音楽再生装置1の電源がオンになった時点、及び、音楽再生装置1が音楽データを選択しようとする時点の少なくともいずれか1つの時点において、評価データを取得する。
制御部12は、通信部11cで取得された評価データに基づいて、評価が高いものから順に属性を並べる。本実施の形態2のように、評価データが主観評価データと客観評価データとを含む場合には、制御部12は、それらの点数に相加平均または加重平均を行い、それによって得られた平均値が高いものから順に属性を並べる。制御部12は、得られた属性の順番を評価データ格納部13に記憶する。このようなデータの処理及び記憶は、通信部11cが評価データを取得するごとに行われる。
図4〜図6は、評価データ格納部13に記憶される属性の順番の一例を示す図である。具体的には、図4には、音質の評価が高いものから順に並べられた有線音楽データソースの順番の一例が示され、図5には、音質の評価が高いものから順に並べられた圧縮形式の順番の一例が示され、図6には、音質の評価が高いものから順に並べられた無線音楽データソースの順番の一例が示されている。
制御部12は、メタデータに基づき、例えばユーザから再生しようとする楽曲(音楽)について、一または複数の音楽データソースから同じ複数の音楽データを取得可能であるか否かを判定する。ここでは、一の音楽データにおける楽曲名及びアーティスト名と、別の音楽データにおける楽曲名及びアーティスト名とがそれぞれ一致する場合に、制御部12は、一の音楽データと別の音楽データとが同じであると判定する。なお、この判定は、これに限ったものではなく、例えば、制御部12は楽曲のリリース日なども考慮して当該判定を行ってもよい。
実施の形態1と同様に、制御部12は、同じ複数の音楽データを取得可能であると判定した場合に、当該複数の音楽データのメタデータと、評価データとに基づいて、再生すべき音楽データを選択する。ただし、本実施の形態2では、制御部12は、同じ複数の音楽データを取得可能であると判定した場合に、メタデータと、評価データ格納部13に格納された属性の順番とに基づいて、当該複数の音楽データのメタデータが示す複数の属性のうち、評価データにおける評価が最も高い属性の音楽データを、再生すべき音楽データとして選択する。
そして、制御部12は、選択した音楽データを再生して、当該音楽データの音声を音声出力部46に出力させる。なお、この際に、制御部12は、選択した音楽データの属性(例えば音楽データの楽曲名、アーティスト名、音楽データソースの種別、圧縮形式など)を表示部47に表示させてもよい。
<動作>
図7は、本実施の形態2に係る音楽再生装置1の動作を示すフローチャートである。この図7の動作は、例えば、図示しない入力部が、ユーザから再生しようとする楽曲(音楽)を受け付けた場合に開始する。なお、図示しないが、図7の動作とは別に、通信部11c(取得部11)が評価データを取得するごとに、評価データ格納部13に記憶される属性の順番は更新されているものとする。
まず、ステップS1にて、通信部11c(取得部11)は、音楽データソースから音楽データの属性を示すメタデータを取得する。
ステップS2にて、制御部12は、取得したメタデータに基づき、ユーザから受け付けた楽曲について、一または複数の音楽データソースから同じ複数の音楽データを取得可能であるか否かを判定する。取得可能であると判定した場合にはステップS3に進み、そうでない場合にはステップS12に進む。
ステップS3にて、制御部12は、複数の音楽データのメタデータに基づき、ユーザから受け付けた楽曲について、有線音楽データソースから音楽データを取得可能であるか否かを判定する。ここでは、制御部12は、複数の音楽データソースが少なくとも1つの有線音楽データソースを含む場合に、有線音楽データソースから音楽データを取得可能であると判定する。例えば、複数の音楽データソースが複数の有線音楽データソースのみを含む場合だけでなく、有線音楽データソース(例えばUSB)及び無線音楽データソース(例えばBluetoothの信号)の両方を含む場合にも、制御部12は、有線音楽データソースから音楽データを取得可能であると判定する。一方、複数の音楽データソースが複数の無線音楽データソースのみを含む場合には、制御部12は、有線音楽データソースから音楽データを取得可能でないと判定する。取得可能であると判定した場合にはステップS4に進み、そうでない場合にはステップS8に進む。
ステップS4にて、制御部12は、複数の音楽データのメタデータに基づき、ユーザから受け付けた楽曲について、複数の有線音楽データソースから音楽データを取得可能であるか否かを判定する。取得可能であると判定した場合にはステップS5に進み、そうでない場合にはステップS6に進む。
ステップS5にて、制御部12は、複数の音楽データのメタデータが示す複数の有線音楽データソースのうち、評価データの評価が最も高い有線音楽データソースの音楽データを、再生すべき音楽データとして選択する。
例えば、図4のような有線音楽データソースの順番が評価データ格納部13に記憶されている際に、ステップS1で取得した複数の音楽データのメタデータが、CD、及び、USB経由の携帯型音楽再生装置という複数の有線音楽データソースを示した場合を想定する。このような場合には、制御部12は、CD、及び、USB経由の携帯型音楽再生装置のうち、評価データの評価が最も高いCDの音楽データを、再生すべき音楽データとして選択する。
ステップS6にて、制御部12は、複数の音楽データのメタデータに基づき、ユーザから受け付けた楽曲について、一の有線音楽データソースから複数の圧縮形式の音楽データを取得可能であるか否かを判定する。取得可能であると判定した場合にはステップS7に進み、そうでない場合にはステップS12に進む。
ステップS7にて、制御部12は、複数の音楽データのメタデータが示す複数の圧縮形式のうち、評価データの評価が最も高い圧縮形式の音楽データを、再生すべき音楽データとして選択する。
例えば、図5のような圧縮形式の順番が評価データ格納部13に記憶されている際に、ステップS1で取得した複数の音楽データのメタデータが、WMA、及び、AACという複数の圧縮形式を示した場合を想定する。このような場合には、制御部12は、WMA、及び、AACのうち、評価データの評価が最も高いWMAの音楽データを、再生すべき音楽データとして選択する。その後、ステップS12に進む。
以上、ステップS4〜S7において、有線音楽データソース及び圧縮形式に関して、再生すべき音楽データが選択される動作について説明した。この動作において、有線音楽データソースを無線音楽データソースに代えた動作がステップS8〜S11において行われる。
具体的には、ステップS8にて、制御部12は、複数の音楽データのメタデータに基づき、ユーザから受け付けた楽曲について、複数の無線音楽データソースから音楽データを取得可能であるか否かを判定する。取得可能であると判定した場合にはステップS9に進み、そうでない場合にはステップS10に進む。
ステップS9にて、制御部12は、複数の音楽データのメタデータが示す複数の無線音楽データソースのうち、評価データの評価が最も高い無線音楽データソースの音楽データを、再生すべき音楽データとして選択する。
ステップS10にて、制御部12は、複数の音楽データのメタデータに基づき、ユーザから受け付けた楽曲について、一の無線音楽データソースから複数の圧縮形式の音楽データを取得可能であるか否かを判定する。取得可能であると判定した場合にはステップS11に進み、そうでない場合にはステップS12に進む。
ステップS11にて、制御部12は、複数の音楽データのメタデータが示す複数の圧縮形式のうち、評価データの評価が最も高い圧縮形式の音楽データを、再生すべき音楽データとして選択する。その後、ステップS12に進む。
ステップS2からステップS12に進んでいた場合、制御部12は、一の音楽データを再生して、当該音楽データの音声を音声出力部46に出力させる。ステップS6,S7,S10,S11からステップS12に進んでいた場合、制御部12は、選択した一の音楽データを再生して、当該音楽データの音声を音声出力部46に出力させる。
<実施の形態2のまとめ>
以上のような本実施の形態2によれば、実施の形態1と同様に、随時取得される評価データが示す属性の音質に対する評価を考慮して、再生すべき音楽データを選択する。したがって、属性の音質が変動した場合に、その変動に対応することができる。
また、本実施の形態2によれば、制御部12は、複数の属性のうち、評価データの評価が最も高い属性の音楽データを、再生すべき音楽データとして選択する。これにより、ユーザは、可及的に音質が良い音楽データを聞くことができる。
また、本実施の形態2によれば、取得部11は、音楽再生装置1の電源がオンになった時点、及び、音楽再生装置1が音楽データを選択しようとする時点の少なくともいずれか1つの時点において、評価データを取得する。これにより、比較的新しい比較データを用いて音楽データを選択することができる。なお、これに限ったものではなく、取得部11は、一定周期ごとの時点おいて、評価データを取得してもよい。
また、本実施の形態2によれば、ステップS3において制御部12は、有線音楽データソースから音楽データを取得可能であれば、無線音楽データソースから音楽データを取得可能であるか否かに関わらず、有線音楽データソースの音楽データを選択する。つまり、制御部12は、無線音楽データソースの音楽データに優先して、有線音楽データソースの音楽データを、再生すべき音楽データとして選択する。このような構成によれば、音飛びを低減することができるので、ユーザは、可及的に音質が良い音楽データを聞くことができる。
<変形例1>
実施の形態2では、制御部12は、圧縮形式に関して再生すべき音楽データを選択した。しかしながら、同じ圧縮形式であっても、ビットレートが異なれば、一般的に音質は異なる。そこで、属性にビットレートが含まれる場合には、制御部12は、圧縮形式などと同様に、通信部11cで取得された評価データに基づいて、評価が高いものからビットレートを順に並べ、それによって得られたビットレートの順番を評価データ格納部13に記憶してもよい。図8に、評価データ格納部13に記憶されるビットレートの順番の一例を示す。
また、制御部12は、図7のステップS6,S7,S10またはS11の後に、複数の音楽データのメタデータに基づき、ビットレートが異なる複数の音楽データを取得可能であるか否かを判定してもよい。そして、制御部12は、取得可能であると判定した場合に、複数のビットレートのうち、評価データの評価が最も高いビットレートの音楽データを、再生すべき音楽データとして選択してもよい。
<変形例2>
実施の形態2では、評価データは、主観評価データと客観評価データの両方を含むものとして説明した。しかしこれに限ったものではなく、評価データは、主観評価データ及び客観評価データのいずれか一方を含むものであっても、上述の同様の動作及び作用を実現することができる。
なお、実施の形態2では、主観評価データは、平均オピニオン評点法またはMUSHRA法を用いることによって得られたデータであるとしたが、これに限ったものではない。同様に、客観評価データは、PESQ法を用いることによって得られたデータであるとしたが、これに限ったものではない。
また、実施の形態2では、通信部11c(取得部11)が、音楽データソース(記憶媒体、無線信号)から、音楽データのメタデータを取得すると説明した。しかしこれに限ったものではなく、例えば、通信部11c(取得部11)が、無線通信インターフェース11a及び有線通信インターフェース11bの関係を考慮して、メタデータの属性のうちの音楽データソースの種別を判定してもよい。
<その他の変形例>
以上の説明では、制御部12は、図1のプロセッサ92がメモリ93等に記憶されたソフトウェアプログラムに従って動作することにより実現された。しかしこれに代えて、制御部12は、当該動作をハードウェアの電気回路で実現する信号処理回路により実現されてもよい。ソフトウェアの制御部12と、ハードウェアの制御部12とを合わせた概念として、「処理回路」という語を用いることもできる。
また、以上で説明した音楽再生装置は、車両に搭載可能な備え付けられたナビゲーション装置、Portable Navigation Device、通信端末(例えば携帯電話、スマートフォン、及びタブレットなどの携帯端末)、及びこれらにインストールされるアプリケーションの機能、並びにサーバなどを適宜に組み合わせてシステムとして構築される音楽再生システムにも適用することができる。この場合、以上で説明した音楽再生装置の各機能あるいは各構成要素は、前記システムを構築する各機器に分散して配置されてもよいし、いずれかの機器に集中して配置されてもよい。また例えば、音楽再生装置は、以上の説明では別体であった音声出力部46及び表示部47の少なくともいずれか1つを備えていてもよい。
図9は、本変形例に係るサーバ51の構成を示すブロック図である。図9のサーバ51は、通信部51aと制御部51bとを備えており、車両52の音楽再生装置53が備える通信部53aと無線通信を行うことが可能となっている。
通信部51a(取得部)は、通信部53aと無線通信を行うことにより、音楽再生装置53が取得可能な音楽データの属性を示すメタデータを受信するとともに、前記属性の音質に対する評価を示す評価データを随時受信する。
制御部51bは、サーバ51の図示しないプロセッサなどが、サーバ51の図示しない記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより、上述の制御部12と同様の機能を有している。つまり、制御部51bは、同じ複数の前記音楽データを音楽再生装置53が取得可能であると判定した場合に、当該複数の音楽データのメタデータと、評価データとに基づいて、再生すべき音楽データを選択する。そして、通信部51aは、制御部51bの選択結果を音楽再生装置53に送信する。
このように構成されたサーバ51によれば、実施の形態1で説明した音楽再生装置1と同様に、属性の音質が変動した場合に、その変動に対応することができる。
図10は、本変形例に係る通信端末56の構成を示すブロック図である。図10の通信端末56は、通信部51aと同様の通信部56aと、制御部51bと同様の制御部56bとを備えており、車両57の音楽再生装置58が備える通信部58aと無線通信を行うことが可能となっている。なお、通信端末56には、例えば車両57の運転者が携帯する携帯電話機、スマートフォン、及びタブレットなどの携帯端末が適用される。このように構成された通信端末56によれば、実施の形態1で説明した音楽再生装置1及び図9のサーバ51と同様に、属性の音質が変動した場合に、その変動に対応することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態及び各変形例を自由に組み合わせたり、各実施の形態及び各変形例を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1 音楽再生装置、11 取得部、12 制御部。

Claims (7)

  1. 音楽データソースから取得可能な音楽データを再生する音楽再生装置であって、
    前記音楽データの属性を示すメタデータを取得するとともに、前記属性の音質に対する評価を示す評価データを随時取得する取得部と、
    同じ複数の前記音楽データを取得可能であると判定した場合に、当該複数の音楽データの前記メタデータと、前記評価データとに基づいて、再生すべき音楽データを選択する制御部と
    を備える、音楽再生装置。
  2. 請求項1に記載の音楽再生装置であって、
    前記制御部は、
    前記複数の音楽データの前記メタデータが示す複数の前記属性のうち、前記評価データの前記評価が最も高い属性の音楽データを、前記再生すべき音楽データとして選択する、音楽再生装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の音楽再生装置であって、
    前記取得部は、
    前記音楽再生装置の電源がオンになった時点、及び、前記音楽再生装置が前記音楽データを選択しようとする時点の少なくともいずれか1つの時点において、前記評価データを取得する、音楽再生装置。
  4. 請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の音楽再生装置であって、
    複数の前記音楽データソースは、
    有線を介して前記音楽データが取得される有線音楽データソースと、無線を介して前記音楽データが取得される無線音楽データソースとを含み、
    前記制御部は、
    前記無線音楽データソースの前記音楽データに優先して、前記有線音楽データソースの前記音楽データを、前記再生すべき音楽データとして選択する、音楽再生装置。
  5. 請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の音楽再生装置であって、
    前記評価データは、
    主観評価データと客観評価データとの少なくともいずれか1つを含む、音楽再生装置。
  6. 請求項5に記載の音楽再生装置であって、
    前記主観評価データは、平均オピニオン評点法またはMUSHRA法を用いることによって得られたデータであり、
    前記客観評価データは、PESQ法を用いることによって得られたデータである、音楽再生装置。
  7. 音楽データソースから取得可能な音楽データを再生する音楽再生方法であって、
    前記音楽データの属性を示すメタデータを取得するとともに、前記属性の音質に対する評価を示す評価データを随時取得し、
    同じ複数の前記音楽データを取得可能であると判定した場合に、当該複数の音楽データの前記メタデータと、前記評価データとに基づいて、再生すべき音楽データを選択する、音楽再生方法。
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