JP2016212550A - 金融商品取引支援システムおよび金融商品取引支援方法 - Google Patents

金融商品取引支援システムおよび金融商品取引支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】投資スキルの有無に関わらず、金融商品取引に伴う利益を効率的に追求可能とする。【解決手段】金融商品取引支援システム100において、他者による金融商品の取引内容に関して追随を希望するユーザの情報125を格納した記憶装置101と、他者による取引発生に伴い、当該取引の内容のうち少なくとも取引商品に関して一致する注文情報をユーザに関して生成し、当該注文情報に基づく取引執行の処理を実行する演算装置104とを備える構成とする。【選択図】図2

Description

本発明は、金融商品取引支援システムおよび金融商品取引支援方法に関するものであり、具体的には、投資スキルの有無に関わらず、金融商品取引に伴う利益を効率的に追求可能とする技術に関する。
金融商品取引のうち例えば外国為替証拠金取引は、比較的少額の証拠金であっても機動的かつ効率的な外貨運用取引が可能であり、その決済の即時性もあって、機関投資家のみならず一般の個人投資家にも広く支持された取引となっている。こうした外国為替証拠金取引の市場は、世界中でほぼリアルタイムに取引が継続される形態となっており、各国政府機関からの統計値発表、紛争や自然災害の発生など、様々な事象に敏感に反応する相場特性を備えている。そこで、こうした特性に対応し、取引に伴う利益獲得機会を得やすいよう、或いは損失幅を可能な限り限定するよう様々な取引方法が提案されている。
このような各種取引方法に対応する技術としては、例えば、株式の売買注文を取引所システムへ発注するタイミングを制御することを目的とした、電話応答部と、ネットワーク処理部と、制御部と、トリガDBと、発注処理部を備え、売買注文の発注のタイミングについて指定された注文条件をトリガとしてトリガDBに格納し、注文条件に合致したことが検出されると、発注処理部から売買システムに対して、発注DBから対応する注文伝票の内容を読み出して、市場に売買注文の発注を行う売買注文自動発注装置(特許文献1参照)などが提案されている。
また、金融商品の指値注文における金融商品の取扱業者及び顧客の不利益を回避し、指値注文による取引を効率的かつ円滑に行うことを目的とした、金融商品の売買注文申込情報を受け付ける注文入力受付部と、売買注文申込情報に基づいて金融商品の注文情報を生成する注文情報生成部と、注文情報を記録する注文テーブルと、注文情報に基づいて金融商品の約定を行う約定情報生成部とを備え、注文情報生成部が、一の売買注文申込情報に基づいて、同一種類の複数の前記金融商品を一定の値幅で一定の商品数ごとに指値注文する注文情報からなる注文情報群を生成し、約定情報生成部が注文情報群を形成する個々の注文情報に基づいて金融商品を約定する注文情報取引管理装置(特許文献2参照)なども提案されている。
特開2006−99787号公報 特許第4278664号公報
しかしながら、知見や経験が十分でない個人投資家にとって、上述のごとき変動しやすい相場特性に的確に対応し、継続的に利益を確定させることは困難である。そこで本発明の目的は、投資スキルの有無に関わらず、金融商品取引に伴う利益を効率的に追求可能とする技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明の金融商品取引支援システムは、他者による金融商品の取引内容に関して追随を希望するユーザの情報を格納した記憶装置と、前記他者による取引発生に伴い、当該取引の内容のうち少なくとも取引商品に関して一致する注文情報を前記ユーザに関して生成し、当該注文情報に基づく取引執行の処理を実行する演算装置とを備えることを特徴とする。
また、上述の金融商品取引支援システムにおいて、前記記憶装置は、複数の他者それぞれにおける金融商品の取引履歴を更に格納するものであり、前記演算装置は、前記取引履歴を所定アルゴリズムで分析して、各他者の取引傾向および損益実績の少なくともいずれかを含む他者情報を生成し、記憶装置に格納する処理と、前記他者情報を前記ユーザの端末に送信し、前記複数の他者のうち追随対象に関する指定を前記端末から受信し、当該追随対象の他者と前記ユーザとを対応付けた情報を、前記ユーザの情報として記憶装置に格納する処理を更に実行するものである、としてもよい。
また、上述の金融商品取引支援システムにおいて、前記演算装置は、前記他者情報に基づき、取引傾向別の損益実績に関する他者ランキングを生成し、記憶装置に格納する処理を更に実行し、前記追随対象に関する指定を受信する処理に際し、前記他者ランキングを前記ユーザの端末に送信し、前記他者ランキング中の複数の他者のうち追随対象に関する指定を前記端末から受信するものである、としてもよい。
また、上述の金融商品取引支援システムにおいて、前記演算装置は、前記追随対象に関する指定が複数の他者に関するものであった場合、該当他者間での損益実績の平均値を算定し、当該平均値の情報を前記ユーザの端末に送信する処理を更に実行するものである、としてもよい。
また、上述の金融商品取引支援システムにおいて、前記演算装置は、金融商品の約定データと取引履歴たるランキング用データとを異なるデータベースで管理し、前記他者の取引を処理する取引システムから、所定時間ごとに前記ランキング用データを取得しメモリに格納する処理を更に実行し、前記他者ランキングを生成するに際し、前記ランキング用データを前記メモリから読み出して前記他者ランキングを所定時間ごとに生成するものである、としてもよい。
また、上述の金融商品取引支援システムにおいて、前記演算装置は、前記他者に関する金融商品の約定処理と前記他者による取引発生事象の当該金融商品取引支援システムへの通知処理とを非同期で実行し、前記他者の取引を処理する取引システムから、所定時間ごとに前記取引発生事象の通知を受信しメモリに格納する処理を更に実行し、前記取引執行の処理に際し、前記前記通知に応じて前記注文情報を生成してメモリに保持し、当該注文情報に基づく取引執行の処理を実行するものである、としてもよい。
また、上述の金融商品取引支援システムにおいて、前記記憶装置は、前記他者が利用する外国為替証拠金取引の取引システムでの取引内容に関して追随を希望するユーザの情報と、前記取引システムと当該金融商品取引支援システムとの間でのスプレッド差に関する情報とを格納するものであり、前記演算装置は、前記他者による外国為替証拠金取引での損益値を前記スプレッド差で補正した補正損益値を算定し、当該補正損益値の情報を前記ユーザの端末に送信する処理を更に実行するものである、としてもよい。
また、上述の金融商品取引支援システムにおいて、前記記憶装置は、前記他者が利用する外国為替証拠金取引の取引システムでの取引内容に関して追随を希望するユーザの情報と、前記取引システムと当該金融商品取引支援システムとの間でのレバレッジ比に関する情報とを格納するものであり、前記演算装置は、前記他者による外国為替証拠金取引での損益値を前記レバレッジ比で除算した補正損益値を算定し、当該補正損益値の情報を前記ユーザの端末に送信する処理を更に実行するものである、としてもよい。
また、上述の金融商品取引支援システムにおいて、前記記憶装置は、前記他者が利用する外国為替証拠金取引の取引システムでの取引内容に関して追随を希望するユーザの情報と、他者による外国為替証拠金取引の取引履歴および現有ポジションの情報とを格納するものであり、前記演算装置は、前記取引履歴が示す外国為替証拠金取引での損益値を、前記現有ポジションの情報に基づく評価損益で補正した補正損益値を算定し、当該補正損益値の情報を前記ユーザの端末に送信する処理を更に実行するものである、としてもよい。
また、本発明の金融商品取引支援方法は、他者による金融商品の取引内容に関して追随を希望するユーザの情報を格納した記憶装置を備えた情報処理システムが、前記他者による取引発生に伴い、当該取引の内容のうち少なくとも取引商品に関して一致する注文情報を前記ユーザに関して生成し、当該注文情報に基づく取引執行の処理を実行する、ことを特徴とする。
また、上述の金融商品取引支援方法において、前記情報処理システムが、前記記憶装置において、複数の他者それぞれにおける金融商品の取引履歴を更に格納し、前記取引履歴を所定アルゴリズムで分析して、各他者の取引傾向および損益実績の少なくともいずれかを含む他者情報を生成し、記憶装置に格納する処理と、前記他者情報を前記ユーザの端末に送信し、前記複数の他者のうち追随対象に関する指定を前記端末から受信し、当該追随対象の他者と前記ユーザとを対応付けた情報を、前記ユーザの情報として記憶装置に格納する処理を更に実行する、としてもよい。
また、上述の金融商品取引支援方法において、前記情報処理システムが、前記他者情報に基づき、取引傾向別の損益実績に関する他者ランキングを生成し、記憶装置に格納する処理を更に実行し、前記追随対象に関する指定を受信する処理に際し、前記他者ランキングを前記ユーザの端末に送信し、前記他者ランキング中の複数の他者のうち追随対象に関する指定を前記端末から受信する、としてもよい。
また、上述の金融商品取引支援方法において、前記情報処理システムが、前記追随対象に関する指定が複数の他者に関するものであった場合、該当他者間での損益実績の平均値を算定し、当該平均値の情報を前記ユーザの端末に送信する処理を更に実行する、としてもよい。
また、上述の金融商品取引支援方法において、前記情報処理システムが、金融商品の約定データと取引履歴たるランキング用データとを異なるデータベースで管理し、前記他者の取引を処理する取引システムから、所定時間ごとに前記ランキング用データを取得しメモリに格納する処理を更に実行し、前記他者ランキングを生成するに際し、前記ランキング用データを前記メモリから読み出して前記他者ランキングを所定時間ごとに生成する、としてもよい。
また、上述の金融商品取引支援方法において、前記情報処理システムが、前記他者に関する金融商品の約定処理と前記他者による取引発生事象の当該金融商品取引支援システムへの通知処理とを非同期で実行し、前記他者の取引を処理する取引システムから、所定時間ごとに前記取引発生事象の通知を受信しメモリに格納する処理を更に実行し、前記取引執行の処理に際し、前記前記通知に応じて前記注文情報を生成してメモリに保持し、当該注文情報に基づく取引執行の処理を実行する、としてもよい。
また、上述の金融商品取引支援方法において、前記情報処理システムが、前記記憶装置において 前記他者が利用する外国為替証拠金取引の取引システムでの取引内容に関して追随を希望するユーザの情報と、前記取引システムと当該金融商品取引支援システムとの間でのスプレッド差に関する情報とを格納し、前記他者による外国為替証拠金取引での損益値を前記スプレッド差で補正した補正損益値を算定し、当該補正損益値の情報を前記ユーザの端末に送信する処理を更に実行する、としてもよい。
また、上述の金融商品取引支援方法において、前記情報処理システムが、前記記憶装置において 前記他者が利用する外国為替証拠金取引の取引システムでの取引内容に関して追随を希望するユーザの情報と、前記取引システムと当該金融商品取引支援システムとの間でのレバレッジ比に関する情報とを格納し、前記他者による外国為替証拠金取引での損益値を前記レバレッジ比で除算した補正損益値を算定し、当該補正損益値の情報を前記ユーザの端末に送信する処理を更に実行する、としてもよい。
また、上述の金融商品取引支援方法において、前記情報処理システムが、前記記憶装置において 前記他者が利用する外国為替証拠金取引の取引システムでの取引内容に関して追随を希望するユーザの情報と、他者による外国為替証拠金取引の取引履歴および現有ポジションの情報とを格納し、前記取引履歴が示す外国為替証拠金取引での損益値を、前記現有ポジションの情報に基づく評価損益で補正した補正損益値を算定し、当該補正損益値の情報を前記ユーザの端末に送信する処理を更に実行する、としてもよい。
本発明によれば、投資スキルの有無に関わらず、金融商品取引に伴う利益を効率的に追求可能となる。
本実施形態の金融商品取引支援システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態の金融商品取引支援システムのハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態の外国為替証拠金取引システムのハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態におけるユーザ端末のハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態のユーザ管理データベースのデータ構成例を示す図である。 本実施形態の取引履歴データベースのデータ構成例を示す図である。 本実施形態のランキングデータベースのデータ構成例を示す図である。 本実施形態の取引条件データベースのデータ構成例を示す図である。 本実施形態のシグナルデータベースのデータ構成例を示す図である。 本実施形態の注文情報データベースのデータ構成例を示す図である。 本実施形態における金融商品取引支援方法の処理手順例1を示すフロー図である。 本実施形態における金融商品取引支援方法の処理手順例2を示すフロー図である。 本実施形態における金融商品取引支援方法の処理手順例2を示すフロー図である。 本実施形態における出力画面例1を示す図である。 本実施形態における出力画面例2を示す図である。 本実施形態における出力画面例3を示す図である。
−−−ネットワーク構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の金融商品取引支援システム100を含むネットワーク構成図である。図1に示す金融商品取引支援システム100は、投資スキルの有無に関わらず、金融商品取引に伴う利益を効率的に追求可能とするコンピュータシステムである。ここでは、投資スキルが十分ではないユーザを、当該金融商品取引支援システム100のユーザとし、このユーザによる外国為替証拠金取引の追随対象となりうる投資スキルを有したユーザを、他ユーザとする。この他ユーザは、図1のネットワーク構成に示す外国為替証拠金取引システム150を利用して外国為替証拠金取引を行っているユーザである。
当該金融商品取引支援システム100は、例えば、外国為替証拠金取引のサービスを一般投資家向けに提供する金融商品取引業者が運営するサーバ装置であり、上述した外国為替証拠金取引システム150とネットワーク10を介して協働する構成となっている。よって、金融商品取引支援システム100を、いわゆるスタンドアロンのコンピュータで構成する場合と、外国為替証拠金取引システム150と一体に構成する場合のいずれも想定出来る。
また、当該金融商品取引支援システム100は、ネットワーク10を介して、投資家のユーザ端末200(ユーザおよび他ユーザの各端末)、外国為替のインターバンク市場300、およびカバー銀行システム400らとも結ばれている。こうした外国為替証拠金取引に関するネットワーク構成については既存の構成と同様であるため、詳細説明は省略する。
−−−ハードウェア構成−−−
また、金融商品取引支援システム100のハードウェア構成は以下の如くとなる。図2は本実施形態の金融商品取引支援システム100のハードウェア構成例を示す図である。金融商品取引支援システム100は、ハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される補助記憶装置101、RAMなど揮発性記憶素子で構成されるメモリ103、補助記憶装置101に保持されるプログラム102をメモリ103に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算装置104、ネットワーク10と接続し他装置との通信処理を担う通信装置107、を備える。
なお、補助記憶装置101内には、本実施形態の金融商品取引支援システム100として必要な機能を実装する為のプログラム102の他、ユーザ管理データベース125および取引条件データベース128が少なくとも記憶されている。また同様に、メモリ103には、取引履歴データベース126、ランキングデータベース127、シグナルデータベース129、および注文情報データベース130が記憶されている。このように、揮発性記憶装置たるメモリ103にデータベースを構成する、いわゆるインメモリデータベースの構成を採用することで、ハードディスクドライブ等のオンディスクデータベースにおいてはボトルネックとなるシークタイムや入出力時のデータ転送時間を削減し、パフォーマンスの飛躍的向上が可能となる。上述の各データベース125〜130の詳細については後述する。
図3は本実施形態の外国為替証拠金取引システム150のハードウェア構成例を示す図である。図3に例示する外国為替証拠金取引システム150は、上述の他ユーザのユーザ端末200との間で各種情報の授受を行って、従来通りの外国為替証拠金取引に関する一連の処理を実行するサーバ装置である。
但し、本実施形態における外国為替証拠金取引システム150は、上述の金融商品取引支援システム100が用いるランキング用情報およびシグナルを、それぞれランキング用情報データベース167、シグナルデータベース169としてメモリ153に保持し(すなわち上述のインメモリデータベースと同様の構成)、処理の高速化が図られた構成となっている。これらランキング用情報データベース167、シグナルデータベース169においてそれぞれ格納している情報は、上述の金融商品取引支援システム100における取引履歴データベース126、シグナルデータベース129における格納情報となる。また、外国為替証拠金取引に伴う約定データなど一般的な取引情報については補助記憶装置151における取引情報データベース165に保持している。
図4は本実施形態におけるユーザ端末200のハードウェア構成例を示す図である。上述のユーザが金融商品取引支援システム100にアクセスする際に利用する端末、或いは、他ユーザが外国為替証拠金取引システム150にアクセスする際に利用する端末が、ユーザ端末200である。
このユーザ端末200は、図4にて例示するように、ハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される記憶装置201、RAMなど揮発性記憶素子で構成されるメモリ203、補助記憶装置201に保持されるプログラム202をメモリ203に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算装置204、ユーザからのキー入力や音声入力を受け付ける入力装置205、処理データの表示を行うディスプレイ等の出力装置206、ネットワーク10と接続し金融商品取引支援システム100や外国為替証拠金取引システム150との通信処理を担う通信装置207、を備える。
−−−機能構成の例−−−
続いて、本実施形態の金融商品取引支援システム100が備える機能について説明する。上述したように、以下に説明する機能は、例えば金融商品取引支援システム100が備えるプログラム102を実行することで実装される機能と言える。
本実施形態の金融商品取引支援システム100は、上述の他ユーザによる外国為替証拠金取引が発生した旨を示すシグナルを、外国為替証拠金取引システム150から受信し、これに応じて、当該取引の内容のうち少なくとも取引商品たる通貨ペアに関して一致する注文情報を、該当他ユーザを追随対象とするユーザに関して生成し、当該注文情報に基づく取引執行の処理を実行する機能を有する。なお、金融商品取引支援システム100は、ユーザ管理データベース125において、他者による金融商品の取引内容に関して追随を希望するユーザの情報を保持している。よって金融商品取引支援システム100は、上述のシグナルを得た他ユーザについて、ユーザ管理データベース125で検索を行うことで、当該他ユーザを追随対象とするユーザを特定出来る。
なお、外国為替証拠金取引システム150は、例えば1秒間など所定時間内に発生した他ユーザによる取引について、その取引内容のうち所定項目の情報をランキング用情報としてメモリ153のランキング用情報データベース167に蓄積している。外国為替証拠金取引システム150は、その1秒経過時に蓄積されている全ランキング用情報をランキング用情報データベース167から読み出して、通信装置157を介して金融商品取引支援システム100に送信する。
従って本実施形態の金融商品取引支援システム100は、外国為替証拠金取引システム150から上述の所定時間ごと(例:1秒ごと)にランキング用情報を受信し、これをメモリ103の取引履歴データベース126に格納する機能を有する。
また本実施形態の金融商品取引支援システム100は、上述の取引履歴データベース126から取引履歴としてランキング用情報を読み出し、これを所定アルゴリズムで分析して、各他ユーザの取引傾向および損益実績の少なくともいずれかを含むランキング情報(他者情報)を生成し、メモリ103のランキングデータベース127に格納する機能を有する。なお、本実施形態における金融商品取引支援システム100は、取引傾向別に他ユーザを分類し、取引傾向別の損益実績に関する他ユーザのランキングを、上述のランキング情報として生成するものとする。
取引履歴から他ユーザの取引傾向を分析する手法としては、例えば、短期間での変動幅が所定基準以上の通貨ペア(各通貨ペアの変動特性の情報は予め補助記憶装置101等にて保持。以下同様)で所定レベル(レバレッジの基準レベルの情報は予め補助記憶装置101等にて保持。以下同様)以下の低レバレッジを掛けた取引を行う頻度が大きい者であればバランス型、短期間での変動幅が所定基準以上の通貨ペアで最高レバレッジを掛けた取引を行う頻度が大きい者であれば利益追求型、短期的な変動幅が所定基準以下の通貨ペアでレバレッジを掛けない取引を行う頻度が大きい者であれば安定重視型、といった判定を行うアルゴリズムを採用すればよい。また、取引履歴から損益実績を分析する手法としては、例えば、各取引履歴における損益値を集計するアルゴリズムを想定出来る。
また金融商品取引支援システム100は、例えばユーザ端末200からのリクエストに応じて、上述のランキング情報をランキングデータベース127から読み出して返信し、このランキング情報が含む複数の他ユーザのうち追随対象に関する指定をユーザ端末200から受信し、当該追随対象の他ユーザと該当ユーザとを対応付けた情報を、ユーザ管理データベース125に格納する機能を有する。
なお、追随対象として複数の他ユーザについて指定を受けた場合、金融商品取引支援システム100は、上述のランキングデータベース127における該当他ユーザの損益実績の値を抽出して、他ユーザ間での損益実績の平均値を算定し、当該平均値の情報をユーザ端末200に送信する機能を有する。
また本実施形態における金融商品取引支援システム100は、既に述べたように取引履歴たるランキング用データをインメモリデータベースで管理する外国為替証拠金取引システム150から、例えば1秒など所定時間ごとにランキング用データを取得しメモリ103に格納する機能を備えている。この場合の金融商品取引支援システム100は、上述のランキング情報を生成するに際し、メモリ103に格納したランキング用データを読み出してランキング情報を1秒など所定時間ごとに生成することとなる。
なお、外国為替証拠金取引システム150は、外国為替証拠金取引における約定処理と、当該金融商品取引支援システム100への上述のシグナルの通知処理とを非同期で実行するものとする。例えば、約定処理等の通常の外国為替証拠金取引に関する処理はリアルタイムに処理する一方で、上述のシグナルの通知処理は1秒ごとなど所定時間ごとに実行する。従って外国為替証拠金取引システム150は、この1秒間に生じたシグナルをメモリ103のシグナルデータベース169に蓄積しておき、1秒経過時に蓄積した全シグナルを当該金融商品取引支援システム100に送信する。
この場合、当該金融商品取引支援システム100は、1秒など所定時間ごとに外国為替証拠金取引システム150から上述シグナルの通知を受信し、これをメモリ103のシグナルデータベース129に格納する機能を備えている。また、金融商品取引支援システム100は、上述の取引執行の処理に際し、シグナルの通知受信に応じて、受信したシグナル数に応じた数の注文情報を生成してメモリ103の注文情報データベース130に保持し、当該注文情報に基づく取引執行の処理を上述の1秒など所定時間ごとに実行する機能を備えている。
また当該金融商品取引支援システム100は、記憶装置101の取引条件データベース128において、外国為替証拠金取引システム150と当該金融商品取引支援システム100との間でのスプレッド差に関する情報を格納している。この場合、金融商品取引支援システム100は、上述の取引履歴に基づいて損益実績の情報を生成するに際し、取引履歴が示す外国為替証拠金取引での損益値を、上述の取引条件データベース128が示すスプレッド差の値で補正した補正損益値を算定する機能を備えている。
例えば、外国為替証拠金取引システム150における取引に関して或る他ユーザが或る通貨ペアに関して2pips(Percentage in points)の利益を獲得していたとする。また、外国為替証拠金取引システム150における該当通貨ペアに関するスプレッドは0.4銭であったとする。一方、当該金融商品取引支援システム100における取引において、該当通貨ペアに関するスプレッドは1.6銭であったとする。この場合、上述の「2pips」の利益は、金融商品取引支援システム100での取引であれば2−(1.6−0.4)=0.8pipsとなる。このように、システム間でのスプレッド差を踏まえて補正した損益に関する情報をユーザに提供することで、他ユーザが外国為替証拠金取引システム150での取引で得た利益を、当該金融商品取引支援システム100での取引でも全く同様に得られるとユーザが錯誤する事態を回避出来る。
また当該金融商品取引支援システム100は、記憶装置101の取引条件データベース128において、外国為替証拠金取引システム150と当該金融商品取引支援システム100との間でのレバレッジ比に関する情報を格納している。この場合、金融商品取引支援システム100は、上述の取引履歴に基づいて損益実績の情報を生成するに際し、取引履歴が示す外国為替証拠金取引での損益値を、上述の取引条件データベース128が示すレバレッジ比の値で除算した補正損益値を算定する機能を備えている。
例えば、外国為替証拠金取引システム150における取引に関して或る他ユーザが或る通貨ペアに関してレバレッジ200倍で100pips(Percentage in points)の利益を獲得していたとする。一方、当該金融商品取引支援システム100における取引において、該当通貨ペアに関するレバレッジの最高倍率は20倍であったとする。この場合、上述の「100pips」の利益は、金融商品取引支援システム100での取引であれば、100/(200÷20)=1pipsとなる。このように、システム間でのレバレッジ比を踏まえて補正した損益に関する情報をユーザに提供することで、他ユーザが外国為替証拠金取引システム150での取引で得た利益を、当該金融商品取引支援システム100での取引でも全く同様に得られるとユーザが錯誤する事態を回避出来る。
また当該金融商品取引支援システム100は、取引履歴たるランキング用情報として、複数の他ユーザそれぞれにおける外国為替証拠金取引の取引履歴および現有ポジションの情報とを上述の外国為替証拠金取引システム150から受信し、これをメモリ103の取引履歴データベース126に格納する機能を備えている。この場合、金融商品取引支援システム100は、上述の取引履歴に基づいて損益実績の情報を生成するに際し、取引履歴が示す外国為替証拠金取引での損益値を現有ポジションの情報が示す評価損益で補正して、補正損益値を算定する機能を備えている。
例えば、外国為替証拠金取引システム150における取引に関して或る他ユーザが或る期間に決済完了して100pipsの利益を確定していたとする。一方で、この他ユーザは、未決済の注文に関する現有ポジションとして80pipsの評価損を抱えていたとする。この場合、該当期間における利益は、上述の「100pips」の利益に評価損を考慮すれば、100−80=20pipsとなる。このように、決済完了した注文の利益について、未決済の現有ポジションを踏まえて補正した損益に関する情報をユーザに提供することで、実際には投資成績がそれほど良くない可能性がある他ユーザを、ユーザが安易に追随対象とする事態を効果的に回避出来る。
また、当該金融商品取引支援システム100は、各他ユーザの取引履歴のうち、例えば直近5回分の取引履歴の情報を抽出し、その5回の取引を通じて利益の騰落傾向を判定する機能を備えている。この場合、金融商品取引支援システム100は、例えば、各回の取引日時と該当損益値とを対応付けて既存手法にて回帰分析し、損益値の時系列変化を示す数式を算定する。ここで算定した数式の傾きが利益の騰落傾向を示す値となる。傾きの値がプラスであれば利益が上昇する傾向を示し、マイナスであれば利益が下降する傾向にあることを示している。金融商品取引支援システム100は、こうして得た騰落傾向の値を、該当他ユーザと対応付けてランキングデータベース127に格納するものとする。
−−−データベースのデータ構造−−−
続いて本実施形態の金融商品取引支援システム100が利用するデータベースにおける、具体的なデータ構造について説明する。図5は本実施形態のユーザ管理データベース125のデータ構成例を示す図である。本実施形態におけるユーザ管理データベース125は、当該金融商品取引支援システム100における各ユーザが追随対象とした他ユーザの情報等を格納したデータベースである。
具体的には、当該ユーザ管理データベース125は、ユーザを一意に特定するユーザIDをキーとして、該当ユーザの口座番号(金融商品取引支援システム100での取引用口座の番号)、追随対象(該当ユーザが追随対象とした他ユーザに対応したID)、および注文数量/回、投資期間、投資パターン、の各値を対応付けされたレコードの集合体となっている。
このうち、注文数量/回の値は、金融商品取引支援システム100で自動実行する1注文あたりの投資数量としてユーザから指定を受けている値である。また、投資期間の値は、1注文での注文実行から約定ないし決済までの期間について、ユーザから指定を受けている値である。また、投資パターンの値は、注文手法のアルゴリズムを示すものであり、例えば、パターン「A」は、「成り行き注文を行って約定させ、○○指標が3%上昇したらその時点で反対の成り行き注文を行って決済」、パターン「B」は、「注文実行時のBidまたはAskが3pip低下または上昇した値で指値注文を行い、利幅が5pip得られる時点で反対の指値注文を行って決済」、パターン「C」は、「注文実行時のBidまたはAskの値が5pip低下または上昇した時に該当値で指値注文を行い、利幅が10pip得られる時点で反対の指値注文を行って決済、または利幅が−8pipとなった時点で反対の成り行き注文を行って決済」、とったアルゴリズムをそれぞれ示す例を想定出来る。
なお本実施形態では、他ユーザを特定個人としてユーザに意識させないよう、各他ユーザを、その投資履歴を示す「CARD」として表現するものとする。
図6は本実施形態の取引履歴データベース126のデータ構成例を示す図である。本実施形態における取引履歴データベース126は、外国為替証拠金取引システム150からランキング用情報として得た履歴情報を格納するデータベースである。図6で例示する取引履歴データベース126は、CARDごとに、該当他ユーザが行った取引に関する、注文日時、通貨ペア、レバレッジ、注文形式(例:IFDやIFOなど)、売買、状態(決済完了か、或いは未決済で有効)、注文数量、有効期限(該当注文が未決済で有効な場合の注文が有効である期限日)、および損益といった値が対応付けされたレコードの集合体となっている。
図7は本実施形態のランキングデータベース127のデータ構成例を示す図である。本実施形態におけるランキングデータベース127は、上述の取引履歴データベース126の格納情報たる履歴情報を分析して当該金融商品取引支援システム100が生成したランキング情報を格納したデータベースである。図7で例示するランキングデータベース127は、上述のCARDのナンバーをキーに、取引傾向、順位(該当取引傾向における損益の順位)、損益、損益率、および直近成績の騰落傾向といった値の対応付けされたレコードの集合体となっている。このランキングデータベース127における損益の値は、既に述べてきたスプレッド、レバレッジ、および現有ポジション等に関して補正した補正損益値となっている。損益率の値はこの補正損益値に基づき算定した損益率である(損益率の算定手法自体は従来手法と同様)。また、直近成績の騰落傾向は、既に述べたように当該金融商品取引支援システム100が、他ユーザにおける直近の取引履歴の情報に基づいて回帰分析を行って得た値である。
図8は本実施形態の取引条件データベース128のデータ構成例を示す図である。本実施形態における取引条件データベース128は、当該金融商品取引支援システム100と、外国為替証拠金取引システム150との間における、外国為替証拠金取引に関する条件の差異を規定したデータベースである。図8に例示する取引条件データベース128では、両システム間でのスプレッド差とレバレッジ比の各値を格納している。このうちレバレッジ比は、当該金融商品取引支援システム100での最大レバレッジの値で、外国為替証拠金取引システム150での最大レバレッジの値を除算した値となる。例えば、当該金融商品取引支援システム100での最大レバレッジが20倍で、外国為替証拠金取引システム150での最大レバレッジが200倍であれば、レバレッジ比は200÷20=10となる。
図9は本実施形態のシグナルデータベース129のデータ構成例を示す図である。本実施形態におけるシグナルデータベース129は、外国為替証拠金取引システム150から得た所定時間分のシグナルを格納、蓄積するデータベースである。図9に例示するシグナルデータベース129は、「2015/5/1 10:00」と「2015/5/1 10:01」に、それぞれその直近1分間分のシグナルを外国為替証拠金取引システム150から受信した場合の例を示している。こうしたシグナルデータベース129は、他ユーザに対応したCARDナンバーをキーに、通貨ペア、売買、および有効期限、の値を対応付けされたレコードの集合体となっている。
図10は本実施形態の注文情報データベース130のデータ構成例を示す図である。本実施形態における注文情報データベース130は、上述のシグナルデータベース129で保持している所定時間分のシグナルに基づいて生成した注文情報を格納したデータベースである。図10で例示する注文情報データベース130は、「2015/5/1 10:00」に実行した注文と「2015/5/1 10:01」に生成した注文のそれぞれを格納している例を示している。こうした注文情報データベース130は、注文情報の生成対象であるユーザを一意に特定するユーザIDをキーとして、通貨ペア、売買、注文数量(図5のユーザ管理データベース125における「注文数量/回」で規定)、および有効期限、の値を対応付けされたレコードの集合体となっている。
−−−フロー例1−−−
以下、本実施形態における金融商品取引支援方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明する金融商品取引支援方法に対応する各種動作は、上述の金融商品取引支援システム100がメモリ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図11は、本実施形態における金融商品取引支援方法の処理手順例1を示すフロー図である。当該フローでは、上述のランキングデータベース127の生成に関する処理について説明する。この場合、金融商品取引支援システム100は、既に述べたように取引履歴たるランキング用データをインメモリデータベースで管理する外国為替証拠金取引システム150から、例えば1秒など所定時間ごとにランキング用データを取得し、これをメモリ103の取引履歴データベース126に保持しているものとする。
ここで当該金融商品取引支援システム100は、取引履歴データベース126から、例えば直近6時間など所定時間分のレコード(取引履歴たるランキング用情報)を、注文日時の値をキーにして読み出し、CARDナンバーごとに損益の値を集計する(s100)。この集計処理を実行した時点で、決済完了している注文に関する損益値と、現在も有効な注文に関する損益値(現有ポジションの評価損益値)とが合算され、現有ポジションに関する補正がなされたことになる。
次に金融商品取引支援システム100は、上述のステップs101でCARDナンバーごとに集計した損益値(以後、集計損益値)について、スプレッド補正(s101)およびレバレッジ補正(s102)を実行する。
このうちスプレッド補正(s101)に際し、当該金融商品取引支援システム100は、取引条件データベース128におけるスプレッド差の値を抽出し、この値で上述の集計損益値を補正した補正損益値を算定する。
例えば、上述のステップs100で、或るCARDナンバーに関する集計損益値として「500」pipsが得られたとする。また、取引条件データベース128から得ているスプレッド差の値は「1.2」銭であったとする。この場合、金融商品取引支援システム100は、上述の集計損益値「500」pipsからスプレッド差の「1.2」で減算して、「498.8」pipsを補正損益値として算定する。
続いてレバレッジ補正(s102)に際し、当該金融商品取引支援システム100は、取引条件データベース128におけるレバレッジ比の値を抽出し、この値で、上述のステップs101で得た補正損益値を補正した補正損益値を算定する。
例えば、上述のステップs101の結果、補正損益値「498.8」を得ていたとする。また、取引条件データベース128からレバレッジ比の値「10」を得ていたとする。この場合、金融商品取引支援システム100は、上述の「498.8」pipsについて、レバレッジ比「10」で除算して、498.8/10=49.88pipsを最終的な補正損益値として算定する。
次に金融商品取引支援システム100は、上述のまでのステップs102で得た最終的な補正損益値に基づいて損益率を算定する(s103)。更に金融商品取引支援システム100は、上述のステップs100で抽出した各CARDナンバーのレコードのうち、例えば直近5回分の取引履歴の情報を注文日時の値をキーに抽出し、各CARDナンバーに関してその5回の取引を通じた利益の騰落傾向を判定する(s104)。この場合、金融商品取引支援システム100は、例えば、各回の取引日時と該当損益値(上述のステップs103までで得た最終的な補正損益値)とを対応付けて既存手法にて回帰分析し、損益値の時系列変化を示す数式を算定する。ここで算定した数式の傾きが利益の騰落傾向を示す値となる。傾きの値がプラスであれば利益が上昇する傾向を示し、マイナスであれば利益が下降する傾向にあることを示している。
続いて金融商品取引支援システム100は、ここまでのステップで得た上述の損益値および当落傾向と、ステップs100でたレコードが示す履歴情報とについて、所定アルゴリズムで分析して、各CARDを取引傾向別に分類し、この取引傾向別の損益実績に関するCARDのランキングを、ランキング情報として生成してメモリ103のランキングデータベース127に格納する(s105)。取引傾向に関する概念等については既に述べた通りである。
例えば、「短期間での変動幅が所定基準以上の通貨ペアで所定レベル以下の低レバレッジを掛けた取引を行う頻度が大きい」傾向を示す「バランス型」のCARDに関して得た、各CARDの損益実績(最終的な補正損益値または損益率)のランキングは、図7のランキングデータベース127にて示すように、損益実績のランキング1位は、CARDナンバー「#1004」、同じく2位はCARDナンバー「#2208」、となった。またそれぞれのCARDにおいて、(最終的な補正損益値たる)損益は「49.88」、「21.55」、損益率は「+5.1%」、「+1.9%」、直近成績の騰落傾向は、「+2.1%」、「+5.2%」であった。以上で、ランキングデータベース127の生成処理について説明した。
−−−フロー例2−−−
次に、上述のユーザ管理データベース125の生成に関する処理について説明する。この場合、金融商品取引支援システム100は、既にランキングデータベース127を生成し、これをメモリ103に保持しているものとする。勿論、ユーザ管理データベース125に生成に合わせて、ランキングデータベース127を上述のフロー例1と同様に生成するとしてもよい。
ここで当該金融商品取引支援システム100は、所定の認証処理を経てログインしたユーザのユーザ端末200より、追随対象の検索リクエストを受信し、検索画面1200をユーザ端末200に返す(s200)。図14にこの検索画面1200を例示する。図14で示すように、検索画面1200は、該当ユーザが希望する追随対象に関して、その取引傾向の指定を受け付けるインターフェイス1201、および、選択動作を確定するOKボタン1202を少なくとも含んでいる。
金融商品取引支援システム100は、上述の検索画面1200で、検索対象に関してユーザからの指示を受け付ける(s201)。図14の例では、バランス型のCARDについて検索を行う旨の指示を受け付けた状態となっている。
次に金融商品取引支援システム100は、ランキングデータベース127から、取引傾向が「バランス」型のレコードを読み出し、これを含むランキング結果画面を生成してユーザ端末200に返信する(s202)。図15に、このランキング結果画面1300の例を示す。図15にて示すように、本実施形態におけるランキング結果画面1300は、上述のユーザ「10002」が所望した取引傾向「バランス」型に関するランキング情報を示す画面であり、例えば損益率の大きい順から該当CARDの情報(CARDナンバー、損益、損益率、および直近成績の騰落傾向の各値)を列挙したテーブル1301を含むものである。
ユーザは、この画面1300をユーザ端末200で閲覧し、追随対象として希望するCARDについて、チェックボックス1302にチェックを入れ、OKボタン1303をクリックする。ユーザ端末200はこれを受けて、追随対象のCARDに関する指定情報として、チェックボックス1302にチェックが入ったCARDナンバーを、金融商品取引支援システム100に送信する。
一方、金融商品取引支援システム100は、上述の画面1300を介してユーザ端末200から送信されてきた、追随対象に関する指定情報であるCARDナンバーの値を受信し、これを該当ユーザのユーザIDと対応付けたレコードを生成して、ユーザ管理データベース125に格納する(s203)。
次に金融商品取引支援システム100は、投資内容に関する指定を受け付ける内容指定画面1400を上述のユーザ端末200に送信する(s204)。図16に、この内容指定画面1400の例を示す。図16にて示すように、本実施形態における内容指定画面1400は、上述のユーザ「10002」が所望した取引傾向「バランス型」の追随対象カード、「#1004」、「#2208」に関して、1回当たりの注文数量の指定を受け付けるインターフェイス1401、投資期間の指定を受け付けるインターフェイス1402、および投資パターンの指定を受け付けるインターフェイス1403を少なくとも含んでいる。また、金融商品取引支援システム100は、当該ステップs204に際し、追随対象として指定を受けた複数CARDの損益実績または損益率の平均値を算定し、当該平均値の情報を内容指定画面1400に含めるものとする。図16の例では、追随対象カード、「#1004」、「#2208」の各損益率「+5.1%」、「+1.9%」の平均値である、「+3.5%」が損益率の平均として内容指定画面1400に表示された例を示している。
ユーザは、この画面1400をユーザ端末200で閲覧し、追随対象のCARDに基づいた投資について、期待出来る損益率を認識しつつ、例えば、1回当たりの注文数量を「10,000」、その投資期間を「当日」、投資パターンを「A」などと指定し、OKボタン1404をクリックする。ユーザ端末200はこれを受けて、追随対象のCARDに関する投資内容の指定情報として、各インターフェイス1401〜1403の各値を、金融商品取引支援システム100に送信する。
一方、金融商品取引支援システム100は、上述の画面1400を介してユーザ端末200から送信されてきた、追随対象に関する投資内容の指定情報である、1回当たりの注文数量、投資期間、および投資パターンの各値を受信し(s205)、これをユーザ管理データベース125における、該当ユーザのユーザIDが紐付いたレコードの該当項目欄に設定する(s206)。以上のステップにより、ユーザ管理データベース125が生成される。
−−−フロー例3−−−
次に、金融商品取引支援システム100が、外国為替証拠金取引システム150から得たシグナルに応じて注文を実行する処理について説明する。図12は、本実施形態における金融商品取引支援方法の処理手順例3を示すフロー図である。
ここで、外国為替証拠金取引システム150は、外国為替証拠金取引における約定処理と、当該金融商品取引支援システム100へのシグナルの通知処理とを非同期で実行しているものとする。例えば、約定処理等の通常の外国為替証拠金取引に関する処理はリアルタイムに処理する一方で、上述のシグナルの通知処理は1秒ごとなど所定時間ごとに実行している。従って外国為替証拠金取引システム150は、この1秒間に生じたシグナルをメモリ103のシグナルデータベース169に蓄積しておき、1秒経過時に、それまで蓄積した全シグナルを当該金融商品取引支援システム100に送信する。また外国為替証拠金取引システム150は、各シグナルに、該当取引を行った他ユーザに対応するCARDナンバーを付与するものとする。従って、外国為替証拠金取引システム150は、そのメモリ153等において、他ユーザとCARDナンバーとの対応関係を定義した適宜なテーブルを保持しているものとする。
こうしたシグナルを例えば1秒ごとに受信する金融商品取引支援システム100は、受信した各シグナルを、メモリ103のシグナルデータベース129に格納する(s300)。
また、金融商品取引支援システム100は、メモリ103のシグナルデータベース129に格納した各シグナルが示すCARDナンバーを、ユーザ管理データベース125の各レコードに照合して、各ユーザの追随対象カードに関するシグナルを特定する(s301)。
次に金融商品取引支援システム100は、上述のステップs301で特定した、各ユーザの追随対象カードに関するシグナルが示す内容のうち、少なくとも取引商品たる通貨ペアに関して一致する注文情報を、該当CARDを追随対象とするユーザに関して生成し(s302)、これをメモリ103の注文情報データベース130に格納する(s303)。
金融商品取引支援システム100は、上述の注文情報の生成に際し、例えば、上述のシグナルが示すCARDナンバー「#1004」を追随対象カードとしているユーザ「10002」に関して、その投資内容として、1回あたりの注文数量「1000」、投資期間「当日」、投資パターン「A」といった値をユーザ管理データベース125から抽出する。また金融商品取引支援システム100は、CARDナンバー「#1004」が付与されていたシグナルについて、通貨ペア「USD/JPY」および売買「買」といった値を、シグナルデータベース129から抽出する。
この場合、金融商品取引支援システム100は、このユーザ「10002」に関して、通貨ペア「USD/JPY」を、注文数量「1000」で「買」の注文を、有効期間「当日」という条件で、「成り行き注文を行って約定させ、○○指標が3%上昇したらその時点で反対の成り行き注文を行って決済」なる注文形態の注文情報を生成する。
こうして各シグナルに応じて注文情報を生成し、注文情報データベース130に格納した金融商品取引支援システム100は、当該注文情報に基づく取引執行の処理を上述の1秒など所定時間ごとに実行し(s304)、処理を終了する。注文情報に基づく取引執行の処理は、生成した注文情報をインターバンク市場300(や必要に応じてカバー銀行システム400)に向け発注し、約定させる処理に対応する。勿論、こうした処理は金融商品により適宜に選択すればよい。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。本実施形態によれば、投資スキルの有無に関わらず、金融商品取引に伴う利益を効率的に追求可能となる。
10 ネットワーク
100 金融商品取引支援システム
101 補助記憶装置
102 プログラム
103 メモリ
104 演算装置
107 通信装置
125 ユーザ管理データベース
126 取引履歴データベース
127 ランキングデータベース
128 取引条件データベース
129 シグナルデータベース
130 注文情報データベース
150 外国為替証拠金取引システム
165 取引情報データベース
167 ランキング用情報データベース
169 シグナルデータベース
200 ユーザ端末
201 記憶装置
202 プログラム
203 メモリ
204 演算装置
205 入力装置
206 出力装置
207 通信装置
300 インターバンク市場
400 カバー銀行システム

Claims (18)

  1. 他者による金融商品の取引内容に関して追随を希望するユーザの情報を格納した記憶装置と、
    前記他者による取引発生に伴い、当該取引の内容のうち少なくとも取引商品に関して一致する注文情報を前記ユーザに関して生成し、当該注文情報に基づく取引執行の処理を実行する演算装置と、
    を備えることを特徴とする金融商品取引支援システム。
  2. 前記記憶装置は、
    複数の他者それぞれにおける金融商品の取引履歴を更に格納するものであり、
    前記演算装置は、
    前記取引履歴を所定アルゴリズムで分析して、各他者の取引傾向および損益実績の少なくともいずれかを含む他者情報を生成し、記憶装置に格納する処理と、
    前記他者情報を前記ユーザの端末に送信し、前記複数の他者のうち追随対象に関する指定を前記端末から受信し、当該追随対象の他者と前記ユーザとを対応付けた情報を、前記ユーザの情報として記憶装置に格納する処理を更に実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の金融商品取引支援システム。
  3. 前記演算装置は、
    前記他者情報に基づき、取引傾向別の損益実績に関する他者ランキングを生成し、記憶装置に格納する処理を更に実行し、
    前記追随対象に関する指定を受信する処理に際し、前記他者ランキングを前記ユーザの端末に送信し、前記他者ランキング中の複数の他者のうち追随対象に関する指定を前記端末から受信するものである、
    ことを特徴とする請求項2に記載の金融商品取引支援システム。
  4. 前記演算装置は、
    前記追随対象に関する指定が複数の他者に関するものであった場合、該当他者間での損益実績の平均値を算定し、当該平均値の情報を前記ユーザの端末に送信する処理を更に実行するものである、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の金融商品取引支援システム。
  5. 前記演算装置は、
    金融商品の約定データと取引履歴たるランキング用データとを異なるデータベースで管理し、前記他者の取引を処理する取引システムから、所定時間ごとに前記ランキング用データを取得しメモリに格納する処理を更に実行し、
    前記他者ランキングを生成するに際し、前記ランキング用データを前記メモリから読み出して前記他者ランキングを所定時間ごとに生成するものである、
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の金融商品取引支援システム。
  6. 前記演算装置は、
    前記他者に関する金融商品の約定処理と前記他者による取引発生事象の当該金融商品取引支援システムへの通知処理とを非同期で実行し、前記他者の取引を処理する取引システムから、所定時間ごとに前記取引発生事象の通知を受信しメモリに格納する処理を更に実行し、
    前記取引執行の処理に際し、前記前記通知に応じて前記注文情報を生成してメモリに保持し、当該注文情報に基づく取引執行の処理を実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の金融商品取引支援システム。
  7. 前記記憶装置は、
    前記他者が利用する外国為替証拠金取引の取引システムでの取引内容に関して追随を希望するユーザの情報と、前記取引システムと当該金融商品取引支援システムとの間でのスプレッド差に関する情報とを格納するものであり、
    前記演算装置は、
    前記他者による外国為替証拠金取引での損益値を前記スプレッド差で補正した補正損益値を算定し、当該補正損益値の情報を前記ユーザの端末に送信する処理を更に実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の金融商品取引支援システム。
  8. 前記記憶装置は、
    前記他者が利用する外国為替証拠金取引の取引システムでの取引内容に関して追随を希望するユーザの情報と、前記取引システムと当該金融商品取引支援システムとの間でのレバレッジ比に関する情報とを格納するものであり、
    前記演算装置は、
    前記他者による外国為替証拠金取引での損益値を前記レバレッジ比で除算した補正損益値を算定し、当該補正損益値の情報を前記ユーザの端末に送信する処理を更に実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の金融商品取引支援システム。
  9. 前記記憶装置は、
    前記他者が利用する外国為替証拠金取引の取引システムでの取引内容に関して追随を希望するユーザの情報と、他者による外国為替証拠金取引の取引履歴および現有ポジションの情報とを格納するものであり、
    前記演算装置は、
    前記取引履歴が示す外国為替証拠金取引での損益値を、前記現有ポジションの情報に基づく評価損益で補正した補正損益値を算定し、当該補正損益値の情報を前記ユーザの端末に送信する処理を更に実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の金融商品取引支援システム。
  10. 他者による金融商品の取引内容に関して追随を希望するユーザの情報を格納した記憶装置を備えた情報処理システムが、
    前記他者による取引発生に伴い、当該取引の内容のうち少なくとも取引商品に関して一致する注文情報を前記ユーザに関して生成し、当該注文情報に基づく取引執行の処理を実行する、
    ことを特徴とする金融商品取引支援方法。
  11. 前記情報処理システムが、
    前記記憶装置において、複数の他者それぞれにおける金融商品の取引履歴を更に格納し、
    前記取引履歴を所定アルゴリズムで分析して、各他者の取引傾向および損益実績の少なくともいずれかを含む他者情報を生成し、記憶装置に格納する処理と、
    前記他者情報を前記ユーザの端末に送信し、前記複数の他者のうち追随対象に関する指定を前記端末から受信し、当該追随対象の他者と前記ユーザとを対応付けた情報を、前記ユーザの情報として記憶装置に格納する処理を更に実行する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の金融商品取引支援方法。
  12. 前記情報処理システムが、
    前記他者情報に基づき、取引傾向別の損益実績に関する他者ランキングを生成し、記憶装置に格納する処理を更に実行し、
    前記追随対象に関する指定を受信する処理に際し、前記他者ランキングを前記ユーザの端末に送信し、前記他者ランキング中の複数の他者のうち追随対象に関する指定を前記端末から受信する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の金融商品取引支援方法。
  13. 前記情報処理システムが、
    前記追随対象に関する指定が複数の他者に関するものであった場合、該当他者間での損益実績の平均値を算定し、当該平均値の情報を前記ユーザの端末に送信する処理を更に実行する、
    ことを特徴とする請求項11または12に記載の金融商品取引支援方法。
  14. 前記情報処理システムが、
    金融商品の約定データと取引履歴たるランキング用データとを異なるデータベースで管理し、前記他者の取引を処理する取引システムから、所定時間ごとに前記ランキング用データを取得しメモリに格納する処理を更に実行し、
    前記他者ランキングを生成するに際し、前記ランキング用データを前記メモリから読み出して前記他者ランキングを所定時間ごとに生成する、
    ことを特徴とする請求項12または13に記載の金融商品取引支援方法。
  15. 前記情報処理システムが、
    前記他者に関する金融商品の約定処理と前記他者による取引発生事象の当該金融商品取引支援システムへの通知処理とを非同期で実行し、前記他者の取引を処理する取引システムから、所定時間ごとに前記取引発生事象の通知を受信しメモリに格納する処理を更に実行し、
    前記取引執行の処理に際し、前記前記通知に応じて前記注文情報を生成してメモリに保持し、当該注文情報に基づく取引執行の処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項10〜14のいずれかに記載の金融商品取引支援方法。
  16. 前記情報処理システムが、
    前記記憶装置において 前記他者が利用する外国為替証拠金取引の取引システムでの取引内容に関して追随を希望するユーザの情報と、前記取引システムと当該金融商品取引支援システムとの間でのスプレッド差に関する情報とを格納し、
    前記他者による外国為替証拠金取引での損益値を前記スプレッド差で補正した補正損益値を算定し、当該補正損益値の情報を前記ユーザの端末に送信する処理を更に実行する、
    ことを特徴とする請求項10〜15のいずれかに記載の金融商品取引支援方法。
  17. 前記情報処理システムが、
    前記記憶装置において 前記他者が利用する外国為替証拠金取引の取引システムでの取引内容に関して追随を希望するユーザの情報と、前記取引システムと当該金融商品取引支援システムとの間でのレバレッジ比に関する情報とを格納し、
    前記他者による外国為替証拠金取引での損益値を前記レバレッジ比で除算した補正損益値を算定し、当該補正損益値の情報を前記ユーザの端末に送信する処理を更に実行する、
    ことを特徴とする請求項10〜16のいずれかに記載の金融商品取引支援方法。
  18. 前記情報処理システムが、
    前記記憶装置において 前記他者が利用する外国為替証拠金取引の取引システムでの取引内容に関して追随を希望するユーザの情報と、他者による外国為替証拠金取引の取引履歴および現有ポジションの情報とを格納し、
    前記取引履歴が示す外国為替証拠金取引での損益値を、前記現有ポジションの情報に基づく評価損益で補正した補正損益値を算定し、当該補正損益値の情報を前記ユーザの端末に送信する処理を更に実行する、
    ことを特徴とする請求項10〜17のいずれかに記載の金融商品取引支援方法。
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