JP2016212195A - 画像表示装置、画像表示システム、およびそれらの制御方法 - Google Patents

画像表示装置、画像表示システム、およびそれらの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 輝度が高い領域の階調忠実性を維持しつつ、黒表示ムラの改善を実現する画像表示装置および画像表示システムを提供する。
【解決手段】 発光手段130から照射された光を透過し、画像信号を用いて、画像を表示する透過型表示手段105と、前記画像の、輝度の高い第1領域と、前記第1領域よりも輝度が低い第2領域とを判定する判定手段102と、前記第2領域の少なくとも一部の領域の前記画像信号に対して、前記透過型表示手段105の透過率を増加させる第1補正値を加算する加算手段104と、前記透過型表示手段105に光を照射する前記発光手段130とを備え、前記発光手段130は、前記判定手段102の判定結果と前記第1補正値とに基づいて発光量を制御することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像表示装置、画像表示システム、およびそれらの制御方法に関するものである。
従来、液晶パネルを備える画像表示装置では、液晶パネルを支えている部材などの応力に起因して、部分的に液晶の配向が乱れることがある。液晶の配向が乱れることにより、低階調画像データが入力された際に、液晶への光の透過性を十分に落とすことができない。したがって、液晶パネル内の透過率が均一にならないことから、低階調画像を表示する際に、部分的に明るい領域が生じる(本明細書では黒表示ムラと呼ぶ)場合がある。
特許文献1には、入力信号階調に補正値を加算した信号を液晶パネルに入力することで、液晶分子の配向を揃え、黒表示ムラを補正する技術が開示されている。
国際公開第2011/121630号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、階調(輝度)の高い領域を含む被写体領域の信号に対しても、階調の低い背景領域と同一の補正値が加算される。したがって、被写体領域において、階調忠実性が担保されない課題が生じる。
そこで、本発明は、輝度の高い領域の階調忠実性を維持しつつ、黒表示ムラの改善を実現することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明に係る画像表示装置は、発光手段から照射された光を透過し、画像信号に基づいて、画像を表示する透過型表示手段と、前記画像の、輝度の高い第1領域と、前記第1領域よりも輝度が低い第2領域とを判定する判定手段と、前記第2領域の少なくとも一部の領域の前記画像信号に対して、前記透過型表示手段の透過率を増加させる第1補正値を加算する加算手段と、前記透過型表示手段に光を照射する前記発光手段とを備え、前記発光手段は、前記判定手段の判定結果と前記第1補正値とに基づいて発光量を制御することを特徴とする。
また、本発明に係る画像表示システムは、画像の、輝度の高い第1領域と、前記第1領域よりも輝度が低い第2領域とを判定する判定手段、および、画像信号のうち、前記第2領域の少なくとも一部の領域に対応する画像信号に対して、透過型表示手段の透過率を増加させる第1補正値を加算する加算手段を備え、前記第1補正値を加算された前記画像信号、前記判定手段の判定結果、および前記第1補正値を画像表示装置に出力する画像出力装置と、前記第1補正値を加算された前記画像信号に基づいて、画像を表示する前記透過型表示手段、および前記判定手段の判定結果と前記第1補正値とに基づいて発光量を制御可能な発光手段を備える前記画像表示装置と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る画像表示装置の制御方法は、判定手段が、前記画像の、輝度の高い第1領域と、前記第1領域よりも輝度が低い第2領域とに判定する判定ステップと、加算手段が、前記第2領域の少なくとも一部の領域の前記画像信号に対して、透過型表示手段の透過率を増加させる第1補正値を加算する加算ステップと、前記透過型表示手段に光を照射する前記発光手段が、前記判定手段の判定結果と前記第1補正値とに基づいて発光量を制御する制御ステップとを有することを特徴とする画像表示装置の制御方法。
また、本発明に係る画像表示システムの制御方法は、判定手段が、前記画像の、輝度の高い第1領域と、前記第1領域よりも輝度が低い第2領域とを判定する判定ステップと、加算手段が、前記第2領域の少なくとも一部の領域の前記画像信号に対して、透過型表示手段の透過率を増加させる第1補正値を加算する加算ステップと、前記透過型表示手段に光を照射する前記発光手段が、前記判定手段の判定結果と前記第1補正値とに基づいて発光量を制御する制御ステップとを有することを特徴とする画像表示システムの制御方法。
輝度の高い領域の階調忠実性を維持しつつ、黒表示ムラの改善を実現することが可能となる。
本発明の実施例1に係る画像表示装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る液晶の階調特性を表す模式図である。 本発明の実施例1に係る階調補正値加算結果である。 本発明の実施例2に係る画像表示システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2に係る外部機器から取得した画像を表示する際の、ムラ補正処理を示したシーケンス図である。 本発明の実施例3に係る画像表示装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施例3に係る階調補正値加算およびバックライト輝度変更結果である。 本発明の実施例4に係る画像表示システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施例5に係る画像表示装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施例5に係る輝度推測値と階調補正値の関係を表す模式図である。 本発明の実施例5に係る階調補正値加算およびバックライト輝度変更結果である。 本発明の実施例6に係る画像表示システムの概略構成を示すブロック図である。
〔実施例1〕
本発明の実施例1に係る画像表示装置およびその制御方法について説明する。図1は、本発明に係る画像表示装置100の概略を示すブロック図である。図1に記載の画像表示装置100は、画像入力部101、領域判定部102、加算部120、液晶パネルユニット105、発光部130、およびメモリ108を備える。また、加算部120は、補正値決定部103と補正値加算部104とを備える。発光部130は、輝度決定部106とバックライトユニット107とを備える。画像表示装置100のそれぞれの機能ブロックは、非図示のCPU(Central Processing Unit)により制御される。
なお、本実施例では、画像表示装置100は、表示部として、透過型の液晶パネルを備える表示装置である場合を例に挙げて説明するが、表示パネルは液晶パネルに限らない。表示パネルは透過型表示パネルであればよい。液晶素子の代わりに、バックライトからの光を透過する表示素子を用いていればよく、例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical System)シャッター素子を用いた透過型表示パネルが用いられてもよい。
画像入力部101には、外部機器から画像が入力される。本実施例では、有線で接続された外部機器より、X線撮影画像が入力されるものとする。なお、DVI(Digital Visual Interface)などで画像データを取得してもよいし、LAN(Local Area Network)などでファイルを取得し、デコードしてもよい。
領域判定部102は、画像入力部101に入力された画像を、被写体領域と、被写体領域よりも輝度が低い背景領域とのいずれかであるかを判定する。具体的には、領域判定部102は、画像入力部101から取得した画像を、水平方向において4個、垂直方向において3個の複数の領域に分け、複数の領域毎に、背景領域もしくは被写体領域のいずれかに判定する。
領域判定部102は、複数の領域それぞれに含まれる画素のうち、階調値が所定の閾値(以下、階調閾値と記載)以下となる画素の個数をカウントする。
カウントした画素数が所定の閾値(以下、カウント画素数の閾値と記載)以上である場合には、当該領域は、背景領域と判定される。例えば、黒画像が背景領域と判定される。また、階調閾値以下の画素数が、カウント画素数の閾値よりも大きい場合は、当該領域は、被写体領域と判定される。被写体領域と背景領域との判定結果は、画像領域情報として後述の各機能ブロックにより使用される。
階調閾値は、取得した画像の画像ヒストグラムから算出される。画像ヒストグラムにおいて、最も低階調位置に現れるピークの階調閾値とする。本実施例では、階調閾値を0、カウント画素数の閾値を1とする。階調閾値とカウント画素数の閾値とは、メモリ108に保存される。なお、判定方法は、上記に示した方法に限定されない。例えば、階調値の最大値や平均値が所定の閾値以下である領域を背景領域とする方法であっても良い。また、被写体領域と判定された領域に隣接する領域を被写体領域とすることも可能である。
補正値決定部103は、領域判定部102から取得した画像領域情報と、メモリ108から取得した補正値とを用いて、各領域に対して階調補正値を決定する。以下に、各領域に対する階調補正値の決定方法について説明する。図2は、本実施例における液晶パネルの階調特性を示したグラフであり、横軸を入力階調、縦軸を液晶の透過率としている。
最大階調は255、最大透過率は10%、コントラストは1000:1であるとする。階調が0のときの透過率は10%/1000=0.01%となる。入力階調に伴って、液晶パネルに印加される電圧値が変化する。液晶の配向に乱れが顕著に生じるのは、液晶に係る電圧が特に小さい時である。一般的な階調特性は、S字カーブを代表とする曲線201で表現される。本実施例では、説明を簡単にするため、曲線201を直線補間した結果である直線202の階調特性を用いる。
図2の直線202より、透過率は、階調が0から8までの間で、ほとんど変化しない。これは、液晶の配向がほぼそろって動き出すためには、所定の電圧以上が印加されることが必要であることを意味している。図2より、階調が8以上では、液晶の配向がほぼそろって動き、階調の増加に伴い液晶の透過率が大きくなる。従って、本実施例における液晶パネルにおいては、液晶の配向を揃えるためには、階調値8に対応した電圧が必要であることが必要となる。本実施例の階調特性は、透過率をy、階調値をxとすると式(1)で示される。
Figure 2016212195
一方、黒表示ムラが見えなくなる値は、液晶デバイスの種類や表示装置ごとに異なる。従って、予め黒表示ムラが見えなくなる階調値を測定し、その値を補正値としてメモリ108に保存する。本実施例では、測定から求められた黒表示ムラが見えなくなる階調値は、16である。黒表示ムラが見えなくなる階調値は、液晶の配向を揃えるために必要な階調値(8)よりも大きい。
補正値決定部103は、メモリ108から補正値を読み出し、背景領域の階調値に加算される階調補正値として決定する。階調補正値は、各領域に加算される補正値の情報を有している。決定された階調補正値は、メモリ108に保存される。補正値加算部104は、補正値決定部103が決定した階調補正値を、入力された画像信号の階調値に対して加算する。
液晶パネルユニット105は、液晶ドライバ、液晶ドライバをコントロールするコントロール基板、および液晶パネルを備える。液晶パネルユニット105は、補正値加算部104が出力した階調補正値加算後の画像信号に基づいて、画像を液晶パネル上に表示する。
輝度決定部106は、バックライト制御領域毎にバックライト輝度設定値を決定する。輝度決定部106は、背景領域に設定される輝度設定値と、被写体領域に設定される輝度設定値とをメモリ108から取得する。領域判定部102から取得した画像領域情報を用いて、輝度決定部106は、背景領域と被写体領域とに輝度設定値を割り当てる。具体的には、輝度決定部106は、背景領域に対応するバックライト制御領域におけるバックライト輝度設定値を、被写体領域に対応するバックライト制御領域におけるバックライト輝度設定値よりも小さい値に決定する。
そして、輝度決定部106は、補正値決定部103で決定された階調補正値に応じて、背景領域のバックライト輝度設定値を変更する。階調補正値が加算される前に、階調値が0であった画素は、階調補正値が加算されることにより、階調値が16となる。式(1)から、階調補正値の加算により、当該画素の液晶透過率は、0.34%となる。
階調補正値の加算前後でバックライト輝度設定値が同一である場合、液晶透過率の増加分だけ、表示輝度が増加してしまう。そこで、輝度決定部106は、表示輝度を維持するように、液晶透過率の増加分だけバックライト輝度設定値を低下させる。本実施例では、階調補正によって黒の階調が0.34/0.01=34倍悪化したので、輝度決定部106は、背景領域のバックライト輝度設定値を1/34に低下させる。
なお、液晶透過率の変化に対して、表示輝度を維持するバックライト輝度設定値の変化量は、上述の例に限られない。各々の表示装置の特性に基づいて、液晶透過率の変化に応じて、バックライト輝度設定値を変化させればよい。
以上のように、輝度決定部106は、補正値決定部103で決定された階調補正値に応じて、複数の領域それぞれに対して輝度設定値を決定する。
バックライトユニット107は、水平方向において4個、垂直方向において3個の制御領域に分けられて、それぞれの発光量を個別に制御可能な照明装置であり、各領域は1又は複数の光源を有する。制御領域の分割方法は、上述の方法に限られない。バックライトユニット107は、画像の複数の領域に対応して、制御可能であればよい。バックライトユニット107は、輝度決定部106が決定したバックライト輝度設定値に対応する発光量で、液晶パネルユニット105へ光を照射する。
なお、バックライトユニット107は、光源をパルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)することで、光源の発光量を制御してもよい。その場合、バックライト輝度設定値は、パルス幅変調のデューティ比(点灯期間と消灯期間の比)で表される。また、バックライトユニット107は、光源の駆動電圧値または駆動電流値を設定することで、光源の発光量を制御してもよい。その場合、バックライト輝度設定値は、駆動電圧値または駆動電流値で表される。また、バックライトユニット107は、光源をパルス幅変調し、かつ光源の駆動電圧値または駆動電流値を設定することで、光源の発光量を制御してもよい。その場合、バックライト輝度設定値は、パルス幅変調のデューティ比(点灯期間と消灯期間との比)と、駆動電圧値または駆動電流値とで表される。
メモリ108は、画像表示装置100を構成する各機能ブロックで使用する設定値を保存する。本実施例では、前述の階調閾値、画素閾値、補正値、バックライト輝度設定値を保存する。
図3(a)〜図3(d)は、本実施例における入力画像の模式図、および領域B1から領域B4における階調値と、バックライト輝度値と、表示輝度とを示す模式図である。図3(a)は、本実施例の画像、および画像の分割状態を表した模式図である。画像が水平方向に4領域、垂直方向に3領域に分割され、水平成分を1〜4、垂直成分をA〜Cとして表現される。本実施例において、領域B1の階調値は、255であり、領域B1以外の各領域の階調値は、0であるとする。領域判定部102は、階調閾値が0、かつカウント画素数の閾値が1であることから、領域B1を被写体領域B1と判定する。また、その他の領域は、背景領域と判定される。
図3(b)は、領域B1から領域B4の階調値を表した図である。階調値301は、階調補正値加算前の各領域の階調値を示している。また、階調値302は、階調補正値加算後の各領域の階調値を示している。
補正値決定部103は、メモリ108に記録された黒表示ムラが見えなくなる階調値(16)を読み出し、背景領域と判定されている領域B2から領域B4の階調補正値と決定する。補正値加算部104は、背景領域と判定されている領域B2〜B4に対して、補正値決定部103が決定した階調補正値の加算処理を行い、階調値を階調値301から階調値302に変更する。なお、本実施例では、被写体領域B1に対して階調補正値の決定を行わないが、背景領域に加算した補正値よりも小さい補正値を被写体領域B1の階調補正値としてもよい。
図3(c)は、領域B1〜B4のバックライト輝度設定値を調整する処理について表した模式図である。輝度決定部106は、画像領域情報を用いて、バックライト輝度設定値を設定し、さらに加算された階調補正値に対応する液晶透過率によってバックライト輝度設定値を低下させる補正を行う。バックライト輝度設定値の低下度合いは、輝度決定部106の動作原理で説明した通り、加算した階調補正値に対応する液晶透過率によって定められる。
バックライト輝度設定値303は、画像領域情報に基づいて設定されるバックライト輝度設定値である。メモリ108に記録された階調値に対するバックライト輝度設定値の対応に基づいて、輝度決定部106は、被写体領域B1の液晶透過率を100とし、背景領域B2から背景領域B4の液晶透過率を10とする。
バックライト輝度設定値304は、階調補正値に基づいて輝度決定部106が決定したバックライト輝度設定値である。補正値加算部104が背景領域B2から背景領域B4に対して階調補正値を加算することにより、背景領域の階調値は0から16に増加する。この時の液晶透過率の変化量は式(1)より、34倍である。輝度決定部106は、背景領域B2から背景領域B4におけるバックライト輝度設定値を、10から10/34=0.29に変更する。これにより、階調補正値を加算した背景領域における表示輝度が、加算前の値と同等程度となり、コントラストが維持される。
図3(d)は、各領域における階調補正値の加算およびバックライト輝度設定値の変更前後の表示輝度を表わす模式図である。表示輝度305は、階調値301を用いて画像を表示した液晶パネルユニット105に対し、バックライト輝度設定値303を適用したバックライトユニット107から光を照射したときの表示輝度である。背景領域B2から背景領域B4は、黒表示であるが、実際には液晶の配向のバラつきにより、バックライトユニット107からの照射された光が透過し、表示輝度305が上がってしまう。
一方、表示輝度306は、階調補正値加算後の各領域における階調値302を用いて画像を表示した液晶パネルユニット105に対し、バックライト輝度設定値304を適用したバックライトユニット107から光を照射したときの表示輝度である。表示輝度305に対して、背景領域B2〜B4の表示輝度が低減し、全体の明暗比も増加している。
なお、本実施例によれば、背景領域と判定された全ての領域に対して階調補正値を加算し、バックライト輝度設定値を変更しているが、背景領域のうち一部に同様の処理を行ってもよい。具体的には、背景領域のうち、液晶パネルの周縁部に近接する領域や、事前の測定で特に黒ムラが懸念される領域等に限定して処理を行うことも可能である。
以上のように、本実施例によれば、画像表示装置において、画像の領域の判定結果と、加算された補正値とに基づいて、バックライトの発光量が制御される。より具体的には、補正値を加算した領域において、その補正値に応じて、バックライト輝度値を低下させる。
その結果、被写体領域の階調を維持したまま、背景領域の黒表示ムラが生じた領域の液晶配向がそろうことで、背景領域の黒表示ムラの低減が可能となる。さらに、背景領域の表示輝度が維持されることで、表示画像全体のコントラストが維持される。
〔実施例2〕
本発明の実施例2に係る画像表示装置およびその制御方法について説明する。本実施例では、画像表示システムが画像出力装置と画像表示装置とで構成された場合の、画像に対するムラ補正処理と、バックライトの複数の領域毎に発光輝度を制御するローカルデミング処理と、について説明する。
図4は、実施例2に係る画像表示システムの概略を示すブロック図である。実施例2に係る画像表示システムは、画像出力装置400、画像表示装置420、および画像データ格納装置440を備える。なお、実施例1と説明が重複する個所に関しては、その説明を省略する。
本実施例では、画像出力装置400は、表示パネルへの画像の配置と、被写体領域および背景領域の決定と、階調補正値決定および加算と、バックライト輝度値の決定とを行う。また画像表示装置420は、画像出力装置400が決定したバックライト輝度値にしたがって画像表示を行う。
まず、画像出力装置400は、外部情報取得部401、表示装置情報取得部402、画像取得部403、画像配置部404、領域判定部405、補正値決定部406、補正値加算部407、画像出力装置通信部408、およびメモリ409を備える。画像出力装置内の各機能ブロックの処理は、非図示のCPUが実行するアプリケーションによって実施される。
外部情報取得部401は、画像出力装置400に接続された後述の画像データ格納装置440から画像を取得し、後述の入力デバイス441からアプリケーションに対するユーザ操作情報を取得する。表示装置情報取得部402は、画像表示装置420内のメモリ425に保存された画像表示装置420のパネル解像度を、画像出力装置通信部408を介して取得する。
画像取得部403は、外部情報取得部401から画像を取得する。画像配置部404は、表示装置情報取得部402から取得したパネル解像度と、メモリ409から取得した画像配置情報とに応じて、画像を配置する。画像配置情報は、パネル解像度と画像サイズとに応じて、画像の表示位置を決定するために用いられる。
本実施例では、表示領域サイズと画像サイズとは、同じサイズであるとする。ただし、実現方法はこれに限定されない。例えば、パネル解像度が画像サイズより大きい場合は、ユーザ操作により画像の配置を変更することが考えられる。今後、画像配置後の画像データを、画像データと表記する。
領域判定部405は、画像配置部404から取得した画像データの被写体領域と背景領域とを判定する。領域判定部405は、判定した結果を画像領域情報として、補正値決定部406および画像出力装置通信部408に出力する。補正値決定部406は、実施例1に記載の補正値決定部103と同様に、領域判定部405から画像領域情報を取得し、背景領域に加算する階調補正値を決定する。具体的には、背景領域と判定された領域に対して、所定の補正値を決定する。階調補正値は、補正値加算部407に出力される。
補正値加算部407は、実施例1に記載の補正値加算部104と同様に、補正値決定部406から取得した階調補正値を、画像配置部404から取得した画像データの背景領域の階調値に対して加算する。
画像出力装置通信部408は、画像表示装置通信部421と通信し、補正値加算部407から取得した階調補正値加算後の画像データと階調補正値とを、画像表示装置通信部421に出力する。また、領域判定部405から取得した画像領域情報を、画像表示装置通信部421に出力する。
メモリ409は、画像出力装置を構成する各機能ブロックで使用する設定値が保存されている。本実施例では、前述の画像配置情報が保存されている。また、画像出力装置400で動作するアプリケーションも保存する。
画像表示装置420は、画像表示装置通信部421、液晶パネルユニット422、輝度決定部423、バックライトユニット424、およびメモリ425を備える。また、非図示のCPUは、画像表示装置420を構成する各機能ブロックの全体的な動作を制御する。
画像表示装置通信部421は、画像出力装置通信部408と通信し、階調補正値加算後の画像データ、階調補正値、および画像領域情報を、画像表示装置通信部421から取得する。画像表示装置通信部421は、液晶パネルユニット422に階調補正値加算後の画像データを出力する。また、輝度決定部423に、階調補正値、画像領域情報を出力する。
液晶パネルユニット422は、液晶ドライバ、階調補正値加算後の画像データを取得し液晶ドライバをコントロールするコントロール基板、および液晶パネルを備える。液晶パネルユニット422は、補正値加算部407が出力した階調補正値加算後の画像データの表示を行う。
輝度決定部423は、実施例1に記載の輝度決定部106と同様に、バックライト制御領域毎にバックライト輝度設定値を決定する処理を行う。バックライトユニット424は、実施例1に記載のバックライトユニット107と同様に、水平方向に4個、垂直方向に3個の領域に分割されて構成される照明装置である。バックライトユニット424の各領域は、1又は複数の光源を有する。
メモリ425は、画像表示装置420を構成する各機能ブロックで使用する設定値が保存されている。メモリ425には、パネル解像度、補正値、背景領域用バックライト輝度設定値、および被写体領域用バックライト輝度設定値が保存されている。画像データ格納装置440は、ネットワークに接続されており、同じネットワークに接続している別機器と画像データの送受信を行う。入力デバイス441は、ユーザが入力したユーザ操作情報を、外部情報取得部401に出力する。
図5は、画像表示システムにおいて、外部機器から取得した画像を画像表示装置に表示する際の、画像出力装置におけるムラ補正処理を示したシーケンス図である。本処理は、外部情報取得部401が取得したユーザ操作により、メモリ409に保存されたアプリケーションが実行された際に実行される。画像出力装置通信部408と画像表示装置通信部421とは、有線、もしくは無線で接続され、通信が可能である。
表示装置情報取得部402は、画像出力装置通信部408および画像表示装置通信部421を介して、メモリ425に保存された画像表示装置420のパネル解像度および補正値を取得する(S501)。外部情報取得部401は、画像出力装置400に接続された画像データ格納装置440から画像を取得する。そして画像取得部403は、外部情報取得部401が取得した画像を取得する(S502)。
画像配置部404は、表示装置情報取得部402から取得したパネル解像度を参照し、画像取得部403から取得した画像を配置する(S503)。そして、画像配置後の画像データは、補正値加算部407に出力される。領域判定部405は、画像配置部404から取得した画像から、被写体領域と背景領域とを判定する。判定方法は、実施例1と同様なので省略する(S504)。そして、領域判定部405で判定された結果は、画像領域情報として、補正値決定部406と画像出力装置通信部408とに出力される。
補正値決定部406は、領域判定部405から取得した画像領域情報と、メモリ409から取得した補正値とを用いて、背景領域に加算する階調補正値を決定する(S505)。階調補正値の決定方法は、実施例1と同様である。補正値加算部407は、画像配置部404から取得した画像データと、補正値決定部406から取得した階調補正値を用いて、背景領域の階調値に対して階調補正値を加算する(S506)。
階調補正値加算後の画像データは、画像出力装置通信部408に出力される。画像出力装置通信部408は、画像表示装置通信部421に対して、画像データ、階調補正値、画像領域情報を出力する(S507)。画像表示装置通信部421が画像データを取得すると、輝度決定部423は、バックライト輝度設定値を決定する。決定方法は、実施例1と同様なので省略する。(S508)。
バックライトユニット424は、輝度決定部423から取得したバックライト輝度設定値に基づいて、バックライトを点灯させる。(S509)。液晶パネルユニット422は、画像表示装置通信部421から取得した画像データを用いて、階調補正値加算後の画像の表示を行う(S510)。
以上により、画像表示装置420において、画像の背景領域のみ補正値を加算すると同時に、補正値を加算した領域において、加算された補正値に基づいてバックライト輝度値を低下させることが可能となる。その結果、被写体領域の階調を維持したまま、背景領域の黒表示ムラが生じた領域の液晶配向がそろうことで、表示画像全体のコントラストの維持と、背景領域の黒表示ムラの低減とが可能となる。
〔実施例3〕
本発明の実施例3に係る画像表示装置およびその制御方法について説明する。実施例3では、背景領域のうちバックライトのハローの影響が大きい領域をハロー領域として特定し、ハロー領域に対して階調補正値が加算されない処理を、実施例1に記載の画像表示装置に対して追加した場合について説明する。
ハロー現象について説明する。複数の領域それぞれの表示輝度設定が大きく異なる場合、液晶パネルの階調値を領域ごとに変えると同時に、バックライト輝度設定値を領域ごとに変更する。具体的には、表示輝度設定が高い領域において、液晶開口率およびバックライト輝度設定は高く、表示輝度設定が低い領域において、液晶開口率およびバックライト輝度設定は低い。このとき、バックライト輝度設定値が高い領域の光が、当該領域近傍のバックライト輝度設定値が低い領域に漏れることにより、低い表示輝度設定の領域の表示輝度を意図せず上げてしまう。この現象をハロー現象という。
図6は、本発明に係る画像表示装置600の概略構成を示すブロック図である。図6に記載の画像表示装置600は、画像入力部601、領域判定部602、ハロー領域判定部603、加算部620、液晶パネルユニット606、発光部630、およびメモリ610を備える。また、加算部620は、補正値決定部604と補正値加算部605とを備える。発光部630は、輝度決定部608とバックライトユニット609とを備える。画像表示装置600のそれぞれの機能ブロックは、非図示のCPUにより制御される。
図6における各機能ブロックは、補正値決定部604と輝度決定部608とを除いて、それぞれ実施例1に記載の同名のブロックと同じ機能をもつ。実施例1に記載の機能ブロックと同名の機能ブロックの機能については説明を省略する。
ハロー領域判定部603は、領域判定部602で判定された背景領域のうち、バックライトのハローの影響が大きい領域を判定し、ハロー領域情報を生成する。具体的には、画像領域情報から、実施例1と同様に領域判定部602の判定結果から、被写体領域と背景領域とのそれぞれに階調補正値とバックライト設定値とを決定する。そして、隣接する2つの領域間のバックライト設定値の差が輝度設定閾値以上である場合に、隣接する2つの領域のうちのバックライト設定値が低い領域が、ハロー領域と判定される。
図3(a)〜図3(c)に記載の実施例1における階調補正値加算例を用いて説明する。図3(b)に示すように、実施例1と同様に、背景領域B2から背景領域B4に階調補正値を加算し、図3(c)に示すように、バックライト輝度設定値を補正する。
ハロー領域判定部603は、隣接する領域のバックライト輝度設定値と判定する領域のバックライト設定値との差分が、輝度設定閾値以上であるときに、当該領域がハロー領域であると判定する。本実施例では、輝度設定閾値を90とした。図3(c)に記載の変更後のバックライト輝度設定値304から、背景領域B2は、被写体領域B1に対してバックライト設定値の差分が100−0.29=99.7となる。したがって、背景領域B2は、ハロー領域と判定される。
輝度設定閾値は、液晶パネルの特性により定まる値である。事前に液晶パネルを評価し、バックライト輝度設定値の差と、ハロー現象とを比較して、ハロー現象が目立つ場合のバックライト輝度設定値の差を、輝度設定閾値と決定する。本実施例では、事前に実験で求めた輝度設定閾値をメモリ610に保存している。
なお、ハロー領域の判定方法は上述の方法に限られない。領域判定部602で判定された画像領域情報から、被写体領域に隣接する背景領域をハロー領域として判定することも可能である。また、画像領域情報から、実施例1と同様に階調補正値と第1のバックライト設定値とを決定し、これらからすいされた第1のバックライト設定値に基づいてハロー領域を判定することも可能である。
補正値決定部604は、ハロー領域判定部603から画像信号、画像領域情報、ハロー領域情報を取得する。補正値決定部604は、ハロー領域と判定されていない背景領域の階調値に対して、メモリ610から読み出した補正値を階調補正値とする。なお、本実施例では、被写体領域とハロー領域とに対して階調補正値を決定していないが、実施例1と同様に、背景領域に対し決定した補正値よりも小さい補正値を、被写体領域B1およびハロー領域B2の補正値としてもよい。
補正値決定部604は、ハロー領域に隣接する背景領域に対して、ハロー領域の階調補正値と背景領域の階調補正値とを線形に接続した値を補正値に決定する。なお、ハロー領域に隣接する背景領域の階調補正値は、ハロー領域の階調補正値と背景領域の階調補正値との間を補完していればよく、線形接続に限らない。ハロー領域の階調補正値と背景領域の階調補正値との間を曲線で接続する補正値とすることも可能である。補正値加算部605は、補正値決定部604で決定された階調補正値を、それぞれの領域の階調値に加算する。
輝度決定部608は、階調補正値加算後の各領域の階調値と、画像領域情報と、ハロー領域情報とに基づいて、バックライト制御領域毎にバックライト輝度設定値を決定する。輝度決定部608は、ハロー領域とハロー領域に隣接する背景領域とに対して、背景領域の階調補正値加算後の階調値を用いてバックライト輝度設定値を決定する。
図7(a)〜図7(c)に、本実施例における階調補正値加算、およびバックライト輝度変更結果を示す。本実施例の画像、およびバックライトの分割状態は、図3(a)と同様とする。前述したとおり、領域B1〜領域B4は、領域判定部602およびハロー領域判定部603によって、被写体領域B1、ハロー領域B2、および背景領域B3、B4に判定されている。
図7(a)は、被写体領域B1、ハロー領域B2、および背景領域B3、B4の階調値を表した図である。点線は、階調補正値加算前の各領域の階調値701を示している。また、実線は、階調補正値加算後の各領域の階調値702を示している。階調補正値加算前の被写体領域B1の階調値は255であり、被写体領域以外の領域B2、B3、B4の階調値は0である。
補正値決定部604は、ハロー領域B2の階調補正値として0を決定する。また、背景領域に対する補正値は実施例1と同様とし、階調補正値として16を決定する。背景領域B3は、領域B2の階調補正値(0)と領域B4の階調補正値(16)とを、線型で接続した値を階調補正値として決定する。被写体領域B1に対しては階調補正値を決定しない。補正値加算部605は、上述した階調補正値をそれぞれの領域の階調値に加算する。したがって、階調補正値加算後の各領域の階調値は、階調値701から階調値702に変更される。
図7(b)は、被写体領域B1、ハロー領域B2、および背景領域B3、B4のバックライト輝度設定値と、バックライト輝度設定値に基づくバックライト輝度値とを表した図である。点線は、領域判定部602の判定結果に基づいて、被写体領域と背景領域とにそれぞれ所定のバックライト輝度値を設定した場合のバックライト輝度設定値703である。実線は、輝度決定部608によって決定された、発光輝度決定後のバックライト輝度設定値704である。
また、バックライト輝度値705は、バックライト輝度設定値704で示された各領域のバックライト輝度設定値でバックライトユニットを駆動した場合に、液晶パネルユニットに照射されるバックライト輝度値である。バックライト輝度値705は、バックライト輝度設定値704に対して、隣接領域からの漏れ光を各領域のバックライト輝度に加算した結果を示している。
輝度決定部608は、実施例1と同様に、背景領域B4のバックライト輝度設定値を階調補正値の増分に応じて低減させる。具体的には、バックライト輝度設定値を10から0.29に変更する。また、輝度決定部608は、ハロー領域B2およびハロー領域に隣接する背景領域B3に対して、背景領域B4の階調補正値を用いて、バックライト輝度設定値を制御する。その結果、ハロー領域B2および背景領域B3のバックライト輝度設定値は、10から0.29に変更される。
図7(c)は、被写体領域B1、ハロー領域B2、および背景領域B3、B4の表示輝度を示した模式図である。実線で示した表示輝度706は、図7(a)の階調値702に対応する液晶透過率の液晶パネルユニット606に、図7(b)のバックライト輝度値705のバックライトユニットから光を照射した結果である。実施例1における表示輝度306は、ハロー領域の判定と補正を実施していない場合の表示輝度である。
表示輝度306に比べて、本実施例における表示輝度706は、ハロー領域B2の表示輝度が低くなり、領域B1の漏れ光による表示輝度増加が低減する。なお、領域B2に黒表示ムラが存在する場合、隣接する被写体領域B1の輝度が高いことにより、隣接領域の黒表示ムラは目立ちにくい。
以上により、画像表示装置において、画像の領域の判定結果と、加算された補正値とに基づいて、バックライトの発光量が制御される。より具体的には、補正値を加算した領域において、その補正値に応じて、バックライト輝度値を低下させる。したがって、被写体領域の階調を維持したまま、ムラ補正を実施するとともに、表示画像全体のコントラストを維持することが可能となる。
また、背景領域から判定されたハロー領域と、ハロー領域に隣接する背景領域とにそれぞれ補正値を加算することにより、被写体領域のバックライトによる背景領域に対するハローの影響を防ぐことも可能となる。
〔実施例4〕
本発明の実施例4に係る画像表示装置およびその制御方法について説明する。実施例4は、実施例2の処理に加え、背景領域のうちバックライトのハローの影響が大きいハロー領域が特定され、ハロー領域に対して階調補正値が加算されない処理を追加した場合について説明する。
図8は、実施例4に係る画像表示システムの概略を示すブロック図である。実施例4に係る画像表示システムは、画像出力装置800と画像表示装置820とを備える。図8における各機能ブロックは、補正値決定部807を除いて、それぞれ実施例2に記載の同名のブロックと同じ機能をもつ。また、ハロー領域判定部806が追加されている。ハロー領域判定部806は、背景領域のうち、バックライトのハローの影響が大きい領域を判定し、ハロー領域情報を生成する。ハロー領域の判定方法は、実施例3と同様である。
補正値決定部807は、ハロー領域判定部806から画像領域情報、およびハロー領域情報を取得する。そして、補正値決定部807は、メモリ810から補正値を読み出し、背景領域の階調値に対して加算する階調補正値とする。背景領域、被写体領域およびハロー領域のそれぞれに対する階調補正値の決定方法は、実施例3の補正値決定部604と同様である。補正値決定部807は、被写体領域および背景領域に対して、所定の補正値を階調補正値として決定する他、ハロー領域判定部806でハロー領域と判定された領域に対して、加算する階調補正値を0とする。
以上により、本実施例の画像表示システムは、画像の領域の判定結果と、加算された補正値とに基づいて、バックライトの発光量が制御される。より具体的には、補正値を加算した領域において、その補正値に応じて、バックライト輝度値を低下させる。したがって、被写体領域の階調を維持したまま、ムラ補正を実施するとともに、表示画像全体のコントラストを維持することが可能となる。
また、背景領域から判定されたハロー領域と、ハロー領域に隣接する背景領域とにそれぞれ補正値を加算することにより、被写体領域のバックライトによる背景領域に対するハローの影響を防ぐことも可能となる。
〔実施例5〕
本発明の実施例5に係る画像表示装置およびその制御方法について説明する。本実施例では、輝度推測演算により、背景領域の補正値を決定する。
図9は、本発明に係る画像表示装置900の概略構成を示すブロック図である。図9に記載の画像表示装置900は、画像入力部901、領域判定部902、輝度設定部903、輝度推測部904、加算部920、液晶パネルユニット908、発光部930、およびメモリ910を備える。また、加算部920は、補正値決定部905と補正値加算部907とを備える。発光部930は、輝度決定部906とバックライトユニット909とを備える。画像表示装置900のそれぞれの機能ブロックは、非図示のCPUにより制御される。
図9における各機能ブロックは、補正値決定部905および輝度決定部906を除いて、それぞれ実施例1に記載の同名のブロックと同じ機能をもつ。また、輝度設定部903および輝度推測部904が追加されている。実施例1に記載の機能ブロックと同名の機能ブロックの機能については説明を省略する。
輝度設定部903は、領域判定部902の判定結果に基づいて、画像の背景領域と被写体領域とにそれぞれ対応するバックライト制御領域毎に第1のバックライト輝度設定値を決定する。輝度推測部904は、第1のバックライト輝度設定値に基づいて点灯したバックライトユニット909から液晶パネルユニット908に入射する光の輝度を推測する。
輝度推測部904における輝度推測処理について以下に説明する。本実施例では、輝度の推測点は、液晶パネル全体を、バックライト制御領域に対応するように分割した領域それぞれの中心点とする。輝度推測部904は、各領域それぞれのバックライトを点灯した際に、当該領域周辺の領域に対応したそれぞれの推測点での減衰率を、減衰係数としてメモリ910に保存する。
輝度推測部904は、それぞれの領域について、メモリ910から読み出した減衰係数と、輝度設定部903で決定した第1のバックライト輝度設定値とを乗算する。その乗算結果を全て加算することで、各領域の推測点でのバックライト輝度推測値が求められる。
本実施例では、実施例1と同様に、バックライトユニット909は、水平方向に4および垂直方向に3つに分割され、計12の領域に分かれている。輝度推測部904は、12個のバックライト制御領域について、バックライト輝度値と推測点での減衰係数とを乗算し、結果を全て加算することで、1つ推測点の輝度を推測する。推測点は、バックライト制御領域に対応して12個存在する。そして、全ての推測点に対して計算した結果を、輝度推測値として、補正値決定部905に出力する。
補正値決定部905は、輝度推測部904で計算した各点の輝度推測値から、画像データの階調補正値を求める。輝度推測値を用いた階調補正値を算出するために、輝度推測値と階調補正値との変換テーブルが用いられる。図10に変換テーブル例を示す。輝度推測値が0から50の間で、階調補正値は、20から線形に低下し0となる。また、輝度推測値が50から100の間で、階調補正値は、0である。したがって、輝度推測値が低い領域は、階調補正値が大きくなる。
輝度決定部906は、補正値決定部905から取得した階調補正値および被写体画像領域情報から、第2のバックライト輝度設定値を決定する。第2のバックライト輝度設定値は、階調補正値が加算された背景領域の表示輝度が、階調補正値の加算前の表示輝度を維持するように、第1のバックライト輝度設定値を補正して決定される。
図11(a)〜図11(d)に、本実施例における階調補正値の加算、およびバックライト輝度の変更を示す。本実施例において、入力画像は実施例1の図3(a)に示した画像とする。領域判定部902により、被写体領域B1と、背景領域B2、B3、B4にそれぞれの領域が判定される。図11(a)は、各領域における第1のバックライト輝度設定値と、第1のバックライト輝度設定値から求めた輝度推測値を示した模式図である。輝度設定部903は、メモリ910に保存された各領域に対する補正値を読み出し、領域判定部902の判定結果に基づいて、第1のバックライト輝度設定値1101を設定する。
そして、輝度推測部904は、メモリ910に保存された減衰率情報と、輝度設定部903から取得した第1のバックライト輝度設定値1101とを用いて、各領域の中心における輝度推測値1102−1〜1102−4を求める。輝度推測値1102−1〜1102−4を補間して、輝度推測値1103を得る。本実施例において、輝度推測値1102−4は、第1のバックライト輝度設定値1101と同じ10であり。輝度推測値1102−2は、20である。
図11(b)は、階調補正値加算前後の各領域における階調値を示した模式図である。補正値決定部905は、輝度推測部904から取得した輝度推測値1103と、メモリ910から読み出したから輝度推測値と階調補正値との変換テーブルとを用いて、各領域に対して階調補正値を決定する。
被写体領域B1の輝度推測値が100以上であるため、図10の変換テーブルから被写体領域B1の階調補正値は0となる。背景領域B2、B3、B4の輝度推測値は、100から10に減少する。したがって、背景領域B2、B3、B4の階調補正値は、輝度推測値と変換テーブルとに基づいて、0から16が決定される。補正値加算部907は、領域判定部902から取得した各領域における階調値1104に、補正値決定部905から取得した階調補正値を加算し、階調補正値加算後の階調値1105とする。
図11(c)は、各領域における第2のバックライト輝度設定値1106と、第2のバックライト輝度設定値1106を用いてバックライトユニット909と点灯した際に液晶パネルユニット908に入射するバックライト輝度値1107を示した模式図である。輝度決定部906は、補正値加算部907で階調補正値を加算された階調値1105とに基づいて、第1のバックライト輝度設定値1101を補正して、第2のバックライト輝度設定値1106を決定する。
本実施例において、背景領域B2、B3、B4の第1のバックライト輝度設定値に対する補正量は、階調補正値が最大となる背景領域B4の階調値を用いて求める。背景領域B4の液晶透過率が、実施例1と同様に階調補正値(16)を加算した結果、0.34%となることから、輝度決定部906は、背景領域B2、B3、B4の第1のバックライト輝度設定値を10/34=0.29とする。
この結果、第2のバックライト輝度設定値1106に対して、隣接領域からの漏れ光を加算し、液晶パネルユニット908に入射するバックライト輝度値1107となる。なお、本実施例では領域B4の階調値を用いてバックライト設定値を制御したが、輝度推測による階調補正値の加算結果を用いて、バックライト輝度設定値を領域毎に変更してもよい。
図11(d)は、本実施例における表示輝度を示した模式図である。表示輝度1108に示した表示輝度は、図11(b)の階調値1105に対応する液晶透過率の液晶パネルユニット908に、図11(c)のバックライト輝度設定値1106を用いてバックライトユニット909を照射することによって得られる。
図11(d)の表示輝度306は、実施例1で得られる表示輝度であり、表示輝度706は、実施例3で得られる表示輝度である。背景領域B2において、表示輝度1108が、表示輝度306より低くなっていることから、被写体領域B1の漏れ光によるハローが実施例1よりも目立たなくなる。
実施例3では、背景領域B2に対して階調補正値加算をせず、バックライト輝度設定値を減算するため、表示輝度706が低下してしまう。しかし、本実施例の表示輝度1108は、輝度推測値を用いて算出した階調補正値を加算しているため、より自然な表示輝度を維持することが可能となる。
以上により、画像表示装置において、画像の領域の判定結果と、加算された補正値とに基づいて、バックライトの発光量が制御される。より具体的には、補正値を加算した領域において、その補正値に応じて、バックライト輝度値を低下させる。したがって、被写体領域の階調を維持したまま、ムラ補正を実施するとともに、表示画像全体のコントラストを維持することが可能となる。
また予め、メモリなどに階調補正値を事前に保存することなく、当該画像表示装置内で黒表示ムラを抑える処理を実施することが可能となる。また、表示装置に対する外圧などの外的要因によって、階調補正値が変化した場合においても、現状に適した正確な階調補正値を装置内部で算出することで、より正確なムラ補正が可能となる。
〔実施例6〕
以下、本発明の実施例6に係る画像表示装置およびその制御方法について説明する。実施例6は、実施例2の処理に加え、輝度推測演算により背景領域の補正値を決定する場合について説明する。図12は、本発明に係る画像出力装置1200、画像表示装置1220、画像データ格納装置1240から構成される画像表示システムの概略構成を示すブロック図である。
図12における各機能ブロックは、輝度決定部1206、補正値決定部1208、を除いて、図4に記載の実施例2に記載の同名のブロックと同じ機能をもつ。ただし、画像出力装置1200に、輝度推測部1207が追加されている。また画像表示装置1220に、輝度決定部1223が追加されている。
輝度決定部1206は、実施例5に記載の輝度決定部906と同様に、バックライト制御領域毎にバックライト輝度設定値を決定する。輝度推測部1207は、実施例5に記載の輝度推測部904と同様に、バックライトユニット1224の点灯によって液晶パネルユニット1222に入射される輝度を推測する。
補正値決定部1208は、実施例5に記載の補正値決定部905と同様に、輝度推測部1207で計算した各点の輝度推測値から、画像データの階調補正値を求める。輝度決定部1223は、実施例5に記載の輝度決定部906と同様に、取得した階調補正値、画像領域情報からバックライト輝度設定値を修正する。
以上により、画像表示装置において、画像の領域の判定結果と、加算された補正値とに基づいて、バックライトの発光量が制御される。より具体的には、補正値を加算した領域において、その補正値に応じて、バックライト輝度値を低下させる。したがって、被写体領域の階調を維持したまま、ムラ補正を実施するとともに、表示画像全体のコントラストを維持することが可能となる。
また予め、メモリなどに階調補正値を事前に保存することなく、当該画像表示装置内で黒表示ムラを抑える処理を実施することが可能となる。また、表示装置に対する外圧などの外的要因によって、階調補正値が変化した場合においても、現状に適した正確な階調補正値を装置内部で算出することで、より正確なムラ補正が可能となる。
100 画像表示装置
101 画像入力部
102 領域判定部
103 補正値決定部
104 補正値加算部
105 液晶パネルユニット
106 輝度決定部
107 バックライトユニット
108 メモリ
120 加算部
130 発光部

Claims (19)

  1. 発光手段から照射された光を透過し、画像信号に基づく画像を表示する透過型表示手段と、
    前記画像の、輝度が高い第1領域と、前記第1領域よりも輝度が低い第2領域とを判定する判定手段と、
    前記第2領域の少なくとも一部の領域の前記画像信号に対して、前記透過型表示手段の透過率を増加させる第1補正値を加算する加算手段と、
    前記透過型表示手段に光を照射する前記発光手段と
    を備え、
    前記発光手段は、前記判定手段の判定結果と前記第1補正値とに基づいて発光量を制御することを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記発光手段は、複数の領域ごとに発光量を制御可能であり、
    前記透過型表示手段は、前記発光手段の複数の領域それぞれに対応した複数の領域を有し、
    前記判定手段は、前記透過型表示手段の前記複数の領域それぞれに対応する画像ごとに、前記第1領域と前記第2領域とを判定することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記第2領域に対応する前記発光手段の発光量が、前記第1補正値に基づいて制御されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記加算手段は、前記第1領域の少なくとも一部の領域の画像信号に対して第2補正値を加算し、
    前記第2補正値は、前記第1補正値よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  5. 前記加算手段は、前記第1領域には補正値を加算しないことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  6. 前記加算手段は、前記第2領域の全てに前記第1補正値を加算することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  7. 前記第1領域に対応する前記発光手段の発光量が、前記第1領域に隣接する前記第2領域に対応する前記発光手段の発光量に対して所定の値よりも大きい場合に、当該第2領域を第3領域とする第二の判定手段を備え、
    前記加算手段は、前記第3領域に第3補正値を加算し、前記第3補正値は、前記前記第1補正値よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  8. 前記加算手段は、前記第3補正値を0とすることを特徴とする請求項7に記載の画像表示装置。
  9. 前記加算手段は、前記第3領域に隣接する前記第2領域に、前記第3補正値と前記第1補正値との間を補完する第4補正値を加算することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の画像表示装置。
  10. 前記第3領域に隣接する前記第2領域に加算される前記第4補正値は、前記第3補正値と前記第1補正値との間を線形に補完することを特徴とする請求項9に記載の画像表示装置。
  11. 前記判定手段の判定結果に基づいて輝度設定値を決定する設定手段と、
    前記輝度設定値に基づいて輝度推測値を求める推測手段とを備え、
    前記加算手段は、前記輝度推測値に基づいて、前記第1補正値を画像信号に加算する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像表示装置。
  12. 前記加算手段で加算される前記第1補正値は、前記輝度推測値が小さいほど大きくなる
    ことを特徴とする請求項11に記載の画像表示装置。
  13. 前記発光手段は、前記第1補正値が加算された前記第2領域の表示輝度が、前記第1補正値が加算される前の画像信号を用いて表示した場合の表示輝度を維持するように、前記発光手段の発光量を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  14. 前記判定手段は、前記画像のうち判定する領域に含まれる所定の階調値よりも低い階調値を有する画素の数が、所定の閾値よりも多い場合に、前記画像を前記第2領域であると判定することを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  15. 前記判定手段は、前記画像のうち判定する領域に含まれる画素の階調値の最大値が所定の閾値よりも小さい場合に、前記画像を前記第2領域であると判定することを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  16. 前記判定手段は、前記画像のうち判定する領域に含まれる画素の階調値の平均値が所定の閾値よりも小さい場合に、前記画像を前記第2領域であると判定することを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  17. 画像の、輝度の高い第1領域と、前記第1領域よりも輝度が低い第2領域とを判定する判定手段、
    および、画像信号のうち前記第2領域の少なくとも一部の領域に対応する画像信号に対して、透過型表示手段の透過率を増加させる第1補正値を加算する加算手段
    を備え、
    前記第1補正値を加算された前記画像信号、前記判定手段の判定結果、および前記第1補正値を画像表示装置に出力する画像出力装置と、
    前記第1補正値を加算された前記画像信号に基づいて、画像を表示する前記透過型表示手段、
    および、前記判定手段の判定結果と前記第1補正値とに基づいて発光量を制御可能な発光手段を備える前記画像表示装置と、
    を備えることを特徴とする画像表示システム。
  18. 判定手段が、画像の、輝度の高い第1領域と、前記第1領域よりも輝度が低い第2領域とを判定する判定ステップと、
    加算手段が、前記第2領域の少なくとも一部の領域の画像に対応する画像信号に対して、透過型表示手段の透過率を増加させる第1補正値を加算する加算ステップと、
    前記透過型表示手段に光を照射する発光手段が、前記判定手段の判定結果と前記第1補正値とに基づいて発光量を制御する制御ステップとを有することを特徴とする画像表示装置の制御方法。
  19. 判定手段が、画像の、輝度の高い第1領域と、前記第1領域よりも輝度が低い第2領域とを判定する判定ステップと、
    加算手段が、前記第2領域の少なくとも一部の領域の画像に対応する画像信号に対して、透過型表示手段の透過率を増加させる第1補正値を加算する加算ステップと、
    前記透過型表示手段に光を照射する発光手段が、前記判定手段の判定結果と前記第1補正値とに基づいて発光量を制御する制御ステップとを有することを特徴とする画像表示システムの制御方法。
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