JP2016212029A - 計測システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】配管の外部から配管内を流れる蒸気の流速及び流量の少なくとも一方を低コストで精度良く計測することが可能な計測システム及び方法を提供する。
【解決手段】計測システム1は、配管Pの表面の所定部分を加熱する計測用ヒータ12と、計測用ヒータ12の内部又は近傍に設けられ、配管Pの管軸方向における計測用ヒータ12の内部又は近傍の一点の温度を計測する温度計測部15と、温度計測部15の計測結果に基づいて、蒸気の流速及び流量の少なくとも一方を算出するデータ処理装置20とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、流速及び流量の少なくとも一方を計測する計測システム及び方法に関する。
プラントや工場等において、蒸気は、生産工程での加熱、空調での加熱・加湿、その他の各種用途に幅広く用いられている。このような幅広い用途に用いられる蒸気を効率的に供給するために、プラント等においては、例えば蒸気を生成するボイラが集中設置されており、このボイラで生成された蒸気を、ボイラから延びる配管によって各部(蒸気を必要とする部位)に導く蒸気供給システムが設けられている。このような蒸気供給システムを備えるプラント等において、エネルギーの「見える化」を行うためには、蒸気の流速(或いは、流量)や湿り度(或いは、乾き度)を計測することが不可欠になる。
以下の特許文献1〜3には、蒸気の流量を計測する従来技術が開示されている。具体的に、以下の特許文献1には、計測対象の蒸気が流れるダクトにオリフィス板を設置し、オリフィス板の上流位置及び下流位置での差圧から蒸気の流量を計測する従来技術が開示されている。以下の特許文献2には、超音波流量計を用いて蒸気の流量を計測する従来技術が開示されており、以下の特許文献3には、渦流量計を用いて蒸気の流量を計測する従来技術が開示されている。
また、以下の特許文献4には、蒸気の流量を計測するものではないが、配管内を流れる流体の流量を計測する従来技術が開示されている。具体的に、以下の特許文献4には、配管表面の上流及び下流に設置した2つの温度センサにより配管内を流れる流体の温度変化を検出し、その際の時間差に基づいて配管内を流れる流体の流量を計測する従来技術が開示されている。
特開2010−276381号公報 特開2013−185914号公報 特開2012−185100号公報 特開2010−261826号公報
ところで、上述した特許文献4に開示された従来技術は、配管の加工等を行うことなく、配管表面に取り付けられた温度センサの計測結果を用いて配管内を流れる流体の流量を計測することが可能である。このため、この従来技術を蒸気の流量計測に適用することができれば、上述した特許文献1〜3に開示された従来技術に比べて、低コストで簡易に蒸気の流速や流量を計測することができると考えられる。
しかしながら、上述した特許文献4に開示された従来技術を蒸気の計測に適用しようとしてみても、蒸気の流速を精度良く計測することができなかった。これは、蒸気は水に比べて熱伝導率が大幅に小さいため、配管内を流れる蒸気の熱が配管表面に伝わらず、温度センサによって配管表面の温度を良好に検出できないからである。そこで、配管の外部から配管の内部を流れる蒸気の流速を精度良く計測可能な新たな技術が望まれていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、配管の外部から配管内を流れる蒸気の流速及び流量の少なくとも一方を低コストで精度良く計測することが可能な計測システム及び方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の計測システムは、配管(P)内を流通する蒸気の流速及び流量の少なくとも一方を計測する計測システム(1)において、前記配管の表面の所定部分と熱交換を行う熱交換器(12)と、前記熱交換器の内部又は近傍に設けられ、前記配管の管軸方向における前記熱交換器の内部又は近傍の一点の温度を計測する第1温度計測部(15)と、前記第1温度計測部の計測結果に基づいて、前記蒸気の流速及び流量の少なくとも一方を算出する算出部(20)とを備えることを特徴としている。
また、本発明の計測システムは、前記第1温度計測部が、前記熱交換器で行われる熱交換によって前記配管の表面の温度が略最大温度となる第1位置と、該第1位置よりも下流側であって前記配管の表面の温度が前記最大温度と最低温度との略中間の温度となる第2位置との間の前記配管に取り付けられていることを特徴としている。
また、本発明の計測システムは、前記第1温度計測部が、前記配管の表面に取り付けられて、前記配管の管軸方向における一点の温度を計測する温度センサ(15a)を備えることを特徴としている。
或いは、本発明の計測システムは、前記第1温度計測部が、前記所定部分において前記配管に埋設され、或いは前記配管の表面に取り付けられて、前記配管の管軸方向における一点の温度を計測する温度センサ(15a)を備えることを特徴としている。
また、本発明の計測システムは、前記熱交換器が、加熱装置であることを特徴としている。
また、本発明の計測システムは、前記加熱装置が、リング状のヒータであることを特徴としている。
また、本発明の計測システムは、前記所定部分よりも上流側の前記配管の外周面に取り付けられた予備加熱部(11)と、前記予備加熱部と前記所定部分との間の前記配管の外周面に取り付けられた第2温度計測部(13)と、前記第2温度計測部で計測される温度を参照し、前記蒸気の湿分が全て蒸発するように前記予備加熱部を制御する制御部(17)とを備えることを特徴としている。
また、本発明の計測システムは、前記第2温度計測部が、前記予備加熱部よりも下流側であって、前記予備加熱部の近傍に取り付けられていることを特徴としている。
また、本発明の計測システムは、前記第2温度計測部が、前記配管の外周面における底部に取り付けられていることを特徴としている。
また、本発明の計測システムは、前記制御部が、前記第2温度計測部で計測される温度が一定となるように前記予備加熱部を制御することを特徴としている。
本発明の計測方法は、配管(P)内を流通する蒸気の流速及び流量の少なくとも一方を計測する計測方法であって、前記配管の表面の所定部分と熱交換を行う第1ステップと、前記配管の管軸方向における前記所定部分の内部又は近傍の一点の温度を計測する第2ステップと、前記第2ステップの計測結果に基づいて、前記蒸気の流速及び流量の少なくとも一方を算出する第3ステップとを有することを特徴としている。
また、本発明の計測方法は、前記第2ステップが、第1ステップで行われる熱交換によって前記配管の表面の温度が略最大温度となる第1位置と、該第1位置よりも下流側であって前記配管の表面の温度が前記最大温度と最低温度との略中間の温度となる第2位置との間における一点の温度を計測するステップであることを特徴としている。
本発明によれば、配管の表面の所定部分と熱交換を行い、配管の管軸方向における所定部分の内部又は近傍の一点の温度の計測結果に基づいて、蒸気の流速及び流量の少なくとも一方を算出するようにしているため、配管の外部から配管内を流れる蒸気の流速及び流量の少なくとも一方を低コストで精度良く計測することができるという効果がある。
本発明の一実施形態による計測システムの要部構成を示す図である。 本発明の一実施形態による計測システムが備えるデータ処理装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による計測システムの温度計測部の取り付け位置を説明するための断面図である。 本発明の一実施形態において形成される配管の管軸方向における配管の表面の温度分布の一例を示す図である。 図3に示す取付候補位置の各々における温度の実測値と理論値とを示す図である。 図3に示す取付候補位置の各々における温度の実測値と理論値とを示す図である。 図3に示す取付候補位置の各々における温度の実測値と理論値とを示す図である。 図3に示す取付候補位置の各々における温度の実測値と理論値とを示す図である。 図3に示す取付候補位置の各々における温度の実測値と理論値とを示す図である。 図3に示す取付候補位置の各々における温度の実測値と理論値とを示す図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態による計測システム及び方法について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態による計測システムの要部構成を示す図である。図1に示す通り、本実施形態の計測システム1は、プレヒータ11(予備加熱部)、計測用ヒータ12(熱交換器、加熱装置、ヒータ)、温度計測部13(第2温度計測部)、温度計測部15(第1温度計測部)、圧力計16、プレヒータ制御装置17(制御部)、ヒータ電源18、データ収集装置19、及びデータ処理装置20(算出部)を備えており、蒸気生成装置E1と負荷設備E2との間に配設される配管P内を流れる熱流体(例えば、蒸気)の流速を計測する。
ここで、蒸気生成装置E1は、例えばボイラであり、外部から供給される燃料を燃焼させて得られる熱によって蒸気を生成する。尚、本実施形態では、理解を容易にするために、蒸気生成装置E1によって生成される蒸気が水蒸気であるものとする。負荷設備E2は、蒸気生成装置E1で生成されて配管Pを介して送られてくる蒸気又は蒸気の熱が利用される設備である。尚、負荷設備E2から排出された蒸気はドレンとして回収され、還水槽(図示省略)に集約された後、蒸気生成装置E1に再度給水される。また、配管Pとしては、圧力配管用炭素鋼鋼管(STPG)やステンレス鋼管(SUS)を用いることができる。
プレヒータ11は、計測用ヒータ12よりも上流側の配管Pの外周面に取り付けられており、計測用ヒータ12よりも上流側において配管Pを加熱する。このプレヒータ11は、蒸気生成装置E1によって生成された蒸気が計測用ヒータ12に入力される前に、その蒸気を予め加熱するために設けられる。このようなプレヒータ11を設けるのは、蒸気に含まれる湿分を予め蒸発させることで、湿り度が高い蒸気であっても流速を高い精度で計測可能とするためである。つまり、蒸気に湿分が含まれていると、その湿分を含む蒸気が計測用ヒータ12に到達した際に、計測用ヒータ12の熱が湿分の蒸発熱として奪われてしまい、その結果として配管Pの温度が低下して流速の計測に影響を及ぼす。このような影響を排除するためにプレヒータ11が設けられている。
このプレヒータ11は、例えば電熱ヒータであり、配管Pを均一に加熱するように配管Pの外周面に一定のピッチで巻回されている。ここで、プレヒータ11が巻回される長さ(配管Pの管軸方向の長さ)は、例えば1〜数メートル程度である。上述の通り、プレヒータ11は、配管P内を流れる蒸気に含まれる湿分を蒸発させるために設けられるため、湿分を蒸発させるために必要な長さが確保される。尚、プレヒータ11は、リング状のヒータ(例えば、リング状のセラミックヒータ)であっても良い。このセラミックヒータとして半円の2つのパートに割れるものを用いれば、配管Pへの装着を容易に行うことができる。
計測用ヒータ12は、プレヒータ11よりも下流側の配管Pの外周面に取り付けられており、プレヒータ11よりも下流側において配管Pを加熱する。この計測用ヒータ12は、プレヒータ11と同様に、例えば電熱ヒータであり、配管Pを均一に加熱するように配管Pの外周面に一定のピッチで巻回されている。ここで、計測用ヒータ12が巻回される長さ(配管Pの管軸方向の長さ)は、例えば1〜数センチメートル程度であり、プレヒータ11が巻回される長さよりも短くなるように設定されている。これは、計測用ヒータ12によって、配管P内を流れる蒸気の流速を計測するために必要となる温度分布が形成できれば十分だからである。尚、計測用ヒータ12も、プレヒータ11と同様にリング状のヒータ(例えば、リング状のセラミックヒータ)であって良い。
温度計測部13は、プレヒータ11と計測用ヒータ12との間の配管Pの外周面に取り付けられており、配管Pの表面温度を計測する。具体的に、温度計測部13は、プレヒータ11よりも下流側であって、プレヒータ11の近傍に取り付けられている。例えば、温度計測部13は、プレヒータ11の端部(下流側の端部)から10センチメートル程度下流側の位置に取り付けられている。このような位置に温度計測部13を取り付けるのは、配管P内を流れる蒸気に含まれる湿分を効果的に蒸発させるためである。
また、温度計測部13は、上記の位置において、少なくとも配管Pの外周面における底部に取り付けられている。このような取り付けを行うのも、配管P内を流れる蒸気に含まれる湿分を効果的に蒸発させるためである。例えば、温度計測部13が配管Pの外周面における側部にのみ取り付けられている場合には、蒸気が冷却されて配管Pの内周面の底部に生じた水滴による温度低下が遅れて計測され、配管P内を流れる蒸気に含まれる湿分を効果的に蒸発させることができないことがある。
温度計測部15は、計測用ヒータ12によって配管Pが加熱されることにより生ずる温度分布(配管Pの管軸方向における配管Pの表面の温度分布)を考慮して配管Pに取り付けられており、配管Pの表面温度を計測する。具体的に、温度計測部15は、計測用ヒータ12の内部又は近傍に設けられ、配管Pの管軸方向における計測用ヒータ12の内部又は近傍の一点の温度を計測する。例えば、温度計測部15は、計測用ヒータ12の加熱によって配管Pの表面の温度が略最大温度となる位置(第1位置)と、この位置よりも下流側であって配管Pの表面の温度が最大温度と最低温度との略中間の温度となる位置(第2位置)との間に取り付けられている。尚、上記の最低温度は、計測用ヒータ12による加熱の影響を受けない位置での配管Pの表面の温度である。
この温度計測部15は、配管Pの表面に取り付けられて、配管Pの管軸方向における一点の温度を計測する温度センサ15a(例えば、熱電対:図3(b)参照)、或いは計測用ヒータ12が取り付けられている部分(所定部分)において表面側から配管Pに埋設されて、配管Pの管軸方向における一点の温度を計測する温度センサ15aを備える。ここで、後者の温度センサ15aは、必ずしも配管Pに埋設されている必要はなく、前者の温度センサ15aと同様に配管Pの表面に取り付けられていても良い。尚、温度計測部15(温度センサ15a)の取り付け位置の詳細については後述する。
圧力計16は、計測用ヒータ12の下流側に取り付けられており、配管P内を流れる蒸気の圧力を計測する。尚、圧力計16は、図1に示す通り計測用ヒータ12の下流側に取り付けられていても良く、プレヒータ11の上流側に取り付けられていても良く、プレヒータ11と計測用ヒータ12との間に取り付けられていても良い。また、圧力計16は、複数設けられていても良い。例えば、プレヒータ11の上流側及び計測用ヒータ12の下流側といった具合である。
プレヒータ制御装置17は、温度計測部13で計測される温度を参照し、プレヒータ11の内部に入力された蒸気の湿分が全て蒸発するように、プレヒータ11を制御する。例えば、プレヒータ制御装置17は、温度計測部13の計測結果が一定となるように、PID(比例積分微分)制御を行うことによって、プレヒータ11をフィードバック制御する。ここで、プレヒータ制御装置17は、温度計測部13で計測される温度が、配管P内の飽和蒸気温度よりも予め規定された温度だけ高い温度(例えば、数〜十数℃程度高い温度)となるようにプレヒータ11を制御する。この温度は、プレヒータ11の内部に入力された蒸気の湿分を全て蒸発させることができるように設定される。
尚、制御目標とする温度を飽和蒸気温度から数〜十数℃程度高い温度にすることで、後述する通り、湿り度の高い蒸気が入力されて温度が低下しても飽和蒸気温度以上を確保できるため、温度制御がしやすい。一方、制御目標とする温度を飽和蒸気温度(或いは、飽和蒸気温度から僅かに高い温度)にすると、湿り度の高い蒸気が入力されて温度が低下すると直ぐに飽和蒸気温度になるため、温度制御が困難になる。
ヒータ電源18は、計測用ヒータ12を加熱するための電力を計測用ヒータ12に対して供給する電源である。このヒータ電源18は、計測用ヒータ12が取り付けられている部分に設けられた温度センサ(図示省略)の計測結果に基づいて、計測用ヒータ12に供給する電力をフィードバック制御する。このようなフィード制御を行うのは、配管Pの温度が耐熱温度以上にならないようにするためである。
データ収集装置19は、計測システム1で用いられる各種データを収集する装置である。具体的に、データ収集装置19は、温度計測部13,15及び圧力計16の計測結果を示すデータ、プレヒータ11の制御に係るデータ(プレヒータ11に印加される電圧及びプレヒータ11に流れる電流を示すデータ)、及びヒータ電源18のデータ(計測用ヒータ12に印加される電圧及び計測用ヒータ12に流れる電流を示すデータ)を収集する。このデータ収集装置19としては、所謂データロガーと呼ばれる装置を用いることができる。
データ処理装置20は、データ収集装置19で収集されたデータ用いて、配管P内を流れる蒸気の流速を求める。具体的に、データ処理装置20は、温度計測部15の計測結果を示すデータに基づいて流速を求める。ここで、計測用ヒータ12によって配管Pが加熱されることにより生ずる温度分布(配管Pの管軸方向における配管Pの表面の温度分布)は、流速が速いと小さくなり、逆に流速が遅いと大きくなる。温度計測部15の計測結果は、上記の温度分布の変化に連動して変化することから、温度計測部15の計測結果を示すデータから配管P内を流れる蒸気の流速を求めることができる。
図2は、本発明の一実施形態による計測システムが備えるデータ処理装置の要部構成を示すブロック図である。図2に示す通り、データ処理装置20は、入力部21、データ取得部22、データ処理部23、メモリ24、及び表示部25を備える。尚、データ処理装置20は、例えばパーソナルコンピュータ等のコンピュータによって実現することが可能である。
入力部21は、キーボードやポインティングデバイス等の入力装置を備えており、外部からの各種指示を入力する。データ取得部22は、入力部21から入力される指示に基づき、データ処理部23の制御の下で、データ収集装置19で収集された各種データを取得する。データ処理部23は、入力部21から入力される指示に基づき、データ取得部22で取得された各種データ及びメモリ24に記憶された各種データを用いて配管P内を流れる蒸気の流速を求める。
メモリ24は、例えば揮発性又は不揮発性のメモリ(半導体メモリ)であり、配管P内を流れる蒸気の流速を求める上で必要な各種データを記憶する。例えば、配管P内を流れる蒸気の流速と配管Pの外周面の管軸方向における温度分布とが対応付けられたデータを記憶する。表示部25は、例えば液晶表示装置等の表示装置を備えており、データ処理部23で求められた配管P内を流れる蒸気の流速を表示する。
次に、温度計測部15(温度センサ)の取り付け位置について詳細に説明する。図3は、本発明の一実施形態による計測システムの温度計測部の取り付け位置を説明するための断面図である。尚、図3(a)は、配管Pの管軸方向に沿う方向の断面図であり、図3(b)は、配管Pの管軸方向に直交する方向の断面図(図3(a)中のA−A線断面矢視図)である。
図3(a)中の符号X1〜X25で特定される位置は、温度計測部15が備える温度センサ15aの取り付け位置の候補として挙げられている位置(取付候補位置)である。取付候補位置X1〜X12は、計測用ヒータ12の上流側における取付候補位置であり、取付候補位置X13〜X24は、計測用ヒータ12の下流側における取付候補位置である。また、取付候補位置X25は、計測用ヒータ12が取り付けられている部分(所定部分)内における取付候補位置である。尚、温度計測部15が備える温度センサ15aは、取付候補位置X1〜X24では配管Pの表面に取り付けられ、取付候補位置X25では表面側から配管Pに埋設される。
図3に示す通り、取付候補位置X1〜X24は、計測用ヒータ12に近いほど、隣接するものの間隔が狭くなるように設定されている。これは、配管Pの管軸方向における配管Pの表面の温度分布を考慮したためである。つまり、配管Pの表面の温度分布は、計測用ヒータ12の近傍では温度が高いが、計測用ヒータ12の近傍から離れるにつれて急激に温度が低くなる特性を示す。このような特性合わせて、計測用ヒータ12の近傍では、取付候補位置X1〜X24が密になるように設定している。
図4は、本発明の一実施形態において形成される配管Pの管軸方向における配管Pの表面の温度分布の一例を示す図である。尚、図4に示すグラフにおいては、横軸に配管Pの管軸方向の位置をとり、縦軸に温度をとってある。また、横軸の原点は、計測用ヒータ12の両端部の中央に設定されている。図4を参照すると、計測用ヒータ12の近傍では温度が高いが、計測用ヒータ12の近傍から離れるにつれて急激に温度が低くなっているのが分かる。また、計測用ヒータ12から離れるにつれて、配管Pの表面の温度は一定の温度(図4に示す例では、170℃程度)に収束するのが分かる。
取付候補位置X1〜X24は、計測用ヒータ12から遠ざかるにつれて、例えば隣接するものの間隔が2mmずつ大きくなるように設定されている。例えば、取付候補位置X1〜X24は、計測用ヒータ12の端部からの距離が以下の通りに設定されている。尚、取付候補位置X25は、例えば計測用ヒータ12の両端部の中央に設定されている。
取付候補位置X1 ,X24:176mm
取付候補位置X2 ,X23:150mm
取付候補位置X3 ,X22:126mm
取付候補位置X4 ,X21:104mm
取付候補位置X5 ,X20:84mm
取付候補位置X6 ,X19:66mm
取付候補位置X7 ,X18:50mm
取付候補位置X8 ,X17:36mm
取付候補位置X9 ,X16:24mm
取付候補位置X10,X15:14mm
取付候補位置X11,X14:6mm
取付候補位置X12,X13:0mm
温度計測部15が備える温度センサ15aは、取付候補位置X1〜X25の何れかの位置で、図3(b)に示す通り、配管Pの外周面の周方向において、90度ずつ位置を違えるように配置される。このように、取付候補位置X1〜X25の何れかの位置にて複数の温度センサ15aを設けるのは、複数の温度センサ15aの平均値を計測値として得ることで、信頼性の高い計測結果を得るためである。ここで、温度センサ15aは、図3(b)に示す通り、4つ設けられている必要は必ずしもなく、2つのみ(配管Pの右側及び左側にのみ)設けられていても良い。尚、配管Pは、図3に示す通り、その表面の少なくとも一部が保温材Hにより覆われている。
図5〜図10は、図3に示す取付候補位置の各々における温度の実測値と理論値とを示す図である。尚、図5〜図10に示すグラフは、計測用ヒータ12に供給する電力を150[W]程度に設定し、内径が5センチメートル程度であって肉厚が5ミリメートル程度の配管P配管P内を流れる蒸気の流速を変えたときの、温度の実測値(平均値)と理論値とを示すものである。尚、図5〜図10では、横軸に流速をとり、縦軸に温度をとってある。
図5,図6は、計測用ヒータ12の上流側の取付候補位置X7〜X12における温度の実測値と理論値とを示す図である。図7〜図9は、計測用ヒータ12の下流側の取付候補位置X13〜X21における温度の実測値と理論値とを示す図である。図10は、計測用ヒータ12が取り付けられている部分(所定部分)内の取付候補位置X25における温度の実測値と理論値とを示す図である。
具体的に、図5(a),(b),(c)は、それぞれ取付候補位置X7,X8,X9における温度の実測値と理論値とを示す図であり、図6(a),(b),(c)は、それぞれ取付候補位置X10,X11,X12における温度の実測値と理論値とを示す図である。また、図7(a),(b),(c)は、それぞれ取付候補位置X13,X14,X15における温度の実測値と理論値とを示す図であり、図8(a),(b),(c)は、それぞれ取付候補位置X16,X17,X18における温度の実測値と理論値とを示す図であり、図9(a),(b),(c)は、それぞれ取付候補位置X19,X20,X21における温度の実測値と理論値とを示す図である。
まず、図5,図6を参照すると、計測用ヒータ12の上流側の取付候補位置X7〜X11においては、配管P内を流れる蒸気の流速に拘わらず、理論値に対する実測値の乖離が大きいことが分かる。但し、計測用ヒータ12の上流側の取付候補位置X12においては、実測値が理論値にほぼ一致していることが分かる。このことから、計測用ヒータ12の上流側では、計測用ヒータ12の近傍(計測用ヒータ12の加熱によって配管Pの表面の温度が略最大温度となる位置(第1位置))に設定された取付候補位置X12に温度センサ15aを取り付ければ、配管P内を流れる蒸気の流速を高い精度で計測することが可能であると考えられる。尚、計測システム1の構成を改良し、理論値に対する実測値の乖離が小さくなれば、計測用ヒータ12の上流側における取付候補位置X12以外の位置(例えば、取付候補位置X7〜X11)に温度センサ15aを取り付けることも可能である。
次に、図7〜図9を参照すると、計測用ヒータ12の下流側の取付候補位置X13〜X17においては、配管P内を流れる蒸気の流速に拘わらず、理論値に対する実測値の乖離がある程度あるものの、図5,図6に示す取付候補位置X7〜X11における乖離に比べると小さいことが分かる。また、計測用ヒータ12の下流側の取付候補位置X18においては、実測値が理論値にほぼ一致していることが分かる。更に、計測用ヒータ12の下流側の取付候補位置X19〜X21においては、理論値に対する実測値の乖離が徐々に大きくなっていることが分かる。このことから、計測用ヒータ12の下流側では、取付候補位置X13〜X18(配管Pの表面の温度が上記の最大温度と最低温度との略中間の温度となる位置よりも上流側の位置)に温度センサ15aを取り付ければ、配管P内を流れる蒸気の流速を高い精度で計測することが可能であると考えられる。
次いで、図10を参照すると、計測用ヒータ12が取り付けられている部分(所定部分)内における取付候補位置X25においては、理論値に対する実測値の乖離が、計測用ヒータ12の下流側の取付候補位置X13〜X17における乖離と同程度であることが分かる。以上から、配管P内を流れる蒸気の流速を高い精度で計測することが可能な温度センサ15aの取り付け位置は、図3に示す取付候補位置X12〜取付候補位置X18の間(取付候補位置X25を含む)であると考えられる。
次に、上記構成における計測システム1による計測方法について説明する。尚、ここでは説明を簡単にするために、蒸気生成装置E1によって蒸気が生成されており、この生成された蒸気が配管Pを介して負荷設備E2に供給されている状態であるものとする。計測システム1の電源が投入されると、温度計測部13で温度の計測が行われ、この温度計測部13で計測される温度が参照され、蒸気の湿分が全て蒸発するようにプレヒータ制御装置17によってプレヒータ11が制御される。例えば、温度計測部13で計測される温度が一定となるように制御される。
以上の動作と並行して、ヒータ電源18から計測用ヒータ12に対して電力が供給され、計測用ヒータ12によって配管Pが加熱された状態にされる(第1ステップ)。ここで、配管P内には蒸気生成装置E1からの蒸気が流れているため、配管Pの管内熱伝達が変化する。そして、計測用ヒータ12の上流側又は下流側の温度、或いは計測用ヒータ12の内部の温度が温度計測部15で計測される(第2ステップ)。
温度計測部15の計測結果を示すデータは、データ収集装置19で収集された後にデータ処理装置20のデータ取得部22で取得される。すると、データ処理部23において、データ取得部22で取得されたデータを用いて配管P内を流れる蒸気の流速を求める処理が行われる(第3ステップ)。尚、配管P内を流れる蒸気の流速は、例えばデータ取得部22で取得されたデータと、メモリ24に記憶されたデータ(配管P内を流れる蒸気の流速と配管Pの外周面の管軸方向における温度分布とが対応付けられたデータ)とを比較することによって求められる。以上の処理が終了すると、蒸気の流速を示す情報が表示部25に出力されて表示される。
以上の通り、本実施形態によれば、配管Pの表面の所定部分を計測用ヒータ12で加熱し、計測用ヒータ12の加熱によって配管Pの表面の温度が略最大温度となる位置(第1位置)と、この位置よりも下流側であって配管Pの表面の温度が最大温度と最低温度との略中間の温度となる位置(第2位置)との間の配管Pに取り付けられた温度センサ15aの計測結果に基づいて、蒸気の流速を算出するようにしている。これにより、配管Pの管軸方向における一点の温度を温度センサ15aで計測するだけで、配管Pの外部から配管P内を流れる蒸気の流速を低コストで精度良く計測することができる。
以上、本発明の一実施形態による計測システム及び方法について説明したが、本発明は上記実施形態に制限されることなく、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、上述した実施形態では、蒸気生成装置E1で生成された水蒸気の流速を計測する例について説明したが、本発明は、例えばLNG(液化天然ガス)の蒸気の計測にも適用することができる。また、蒸気の流速のみならず、蒸気の流量を計測することも可能であり、或いは蒸気の流速及び流量の双方を計測することも可能である。
また、上述した実施形態では、理解を容易にするために、温度計測部15の温度センサ15aとは別に、制御用の温度センサ(ヒータ電源18がフィードバック制御で用いる温度センサ)が設けられている例について説明した。しかしながら、これらの温度センサを、1つの温度センサで兼用しても良い。つまり、計測用ヒータ12の内部又は近傍に設けられた1つの温度センサの計測結果を用いて、ヒータ電源18が計測用ヒータ12のフィードバック制御を行い、且つ、データ処理装置20が蒸気の流速を算出するといった具合である。
また、上述した実施形態では、配管Pに設けられたプレヒータ11及び計測用ヒータ12が保温材Hで覆われた構成を例に挙げたが、これに限定されることは無い。例えば、データ処理装置20が、配管Pの表面からの放熱を考慮して温度計測部15の計測結果を示すデータを補正する処理を行うものである場合には、配管Pの表面を保温材Hで被覆しなくてもよい。或いは、配管Pの表面の一部(温度計測部13〜15の設置部分)のみを保温材Hで被覆する構成であってもよい。
また、上述した実施形態では、プレヒータ制御装置17、ヒータ電源18、データ収集装置19、及びデータ処理装置20が別体として設けられている例について説明したが、これらは一体的に設けられていても良い。尚、プレヒータ11、温度計測部13、プレヒータ制御装置17は、省略することも可能である。
1 計測システム
11 プレヒータ
12 計測用ヒータ
13 温度計測部
15 温度計測部
15a 温度センサ
17 プレヒータ制御装置
20 データ処理装置
P 配管

Claims (12)

  1. 配管内を流通する蒸気の流速及び流量の少なくとも一方を計測する計測システムにおいて、
    前記配管の表面の所定部分と熱交換を行う熱交換器と、
    前記熱交換器の内部又は近傍に設けられ、前記配管の管軸方向における前記熱交換器の内部又は近傍の一点の温度を計測する第1温度計測部と、
    前記第1温度計測部の計測結果に基づいて、前記蒸気の流速及び流量の少なくとも一方を算出する算出部と
    を備えることを特徴とする計測システム。
  2. 前記第1温度計測部は、前記熱交換器で行われる熱交換によって前記配管の表面の温度が略最大温度となる第1位置と、該第1位置よりも下流側であって前記配管の表面の温度が前記最大温度と最低温度との略中間の温度となる第2位置との間の前記配管に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の計測システム。
  3. 前記第1温度計測部は、前記配管の表面に取り付けられて、前記配管の管軸方向における一点の温度を計測する温度センサを備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の計測システム。
  4. 前記第1温度計測部は、前記所定部分において前記配管に埋設され、或いは前記配管の表面に取り付けられて、前記配管の管軸方向における一点の温度を計測する温度センサを備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の計測システム。
  5. 前記熱交換器は、加熱装置であることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の計測システム。
  6. 前記加熱装置は、リング状のヒータであることを特徴とする請求項5記載の計測システム。
  7. 前記所定部分よりも上流側の前記配管の外周面に取り付けられた予備加熱部と、
    前記予備加熱部と前記所定部分との間の前記配管の外周面に取り付けられた第2温度計測部と、
    前記第2温度計測部で計測される温度を参照し、前記蒸気の湿分が全て蒸発するように前記予備加熱部を制御する制御部と
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載の計測システム。
  8. 前記第2温度計測部は、前記予備加熱部よりも下流側であって、前記予備加熱部の近傍に取り付けられていることを特徴とする請求項7記載の計測システム。
  9. 前記第2温度計測部は、前記配管の外周面における底部に取り付けられていることを特徴とする請求項7又は請求項8記載の計測システム。
  10. 前記制御部は、前記第2温度計測部で計測される温度が一定となるように前記予備加熱部を制御することを特徴とする請求項7から請求項9の何れか一項に記載の計測システム。
  11. 配管内を流通する蒸気の流速及び流量の少なくとも一方を計測する計測方法であって、
    前記配管の表面の所定部分と熱交換を行う第1ステップと、
    前記配管の管軸方向における前記所定部分の内部又は近傍の一点の温度を計測する第2ステップと、
    前記第2ステップの計測結果に基づいて、前記蒸気の流速及び流量の少なくとも一方を算出する第3ステップと
    を有することを特徴とする計測方法。
  12. 前記第2ステップは、第1ステップで行われる熱交換によって前記配管の表面の温度が略最大温度となる第1位置と、該第1位置よりも下流側であって前記配管の表面の温度が前記最大温度と最低温度との略中間の温度となる第2位置との間における一点の温度を計測するステップであることを特徴とする請求項11記載の計測方法。
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