JP2016200409A - 蒸気流量計測システム及び方法 - Google Patents

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修一 梅沢
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Katsuhiko Sugita
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Abstract

【課題】配管を加工することなく湿り度が高い蒸気であっても高い精度で流量を計測することが可能な蒸気流量計測システム及び方法を提供する。
【解決手段】蒸気流量計測システム1は、蒸気が導かれる配管Pに取り付けられた流量計の一部をなす計測用ヒータ12と、計測用ヒータ12よりも上流側の配管Pの外周面に取り付けられたプレヒータ11と、プレヒータ11と計測用ヒータ12との間の配管Pの外周面に取り付けられた温度計測部13と、温度計測部13で計測される温度を参照し、前記蒸気の湿分が全て蒸発するようにプレヒータ11を制御するプレヒータ制御装置17とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、蒸気流量計測システム及び方法に関する。
プラントや工場等において、蒸気は、生産工程での過熱、空調での加熱・加湿、その他の各種用途に幅広く用いられている。このような幅広い用途に用いられる蒸気を効率的に供給するために、プラント等においては、例えば蒸気を生成するボイラが集中設置されており、このボイラで生成された蒸気を、ボイラから延びる配管によって各部(蒸気を必要とする部位)に導く蒸気供給システムが設けられている。このような蒸気供給システムを備えるプラント等において、エネルギーの「見える化」を行うためには、蒸気の流量や湿り度(或いは、乾き度)を計測することが不可欠になる。
以下の特許文献1〜3には、蒸気の流量を計測する従来技術が開示されている。具体的に、以下の特許文献1には、計測対象の蒸気が流れるダクトにオリフィス板を設置し、オリフィス板の上流位置及び下流位置での差圧から蒸気の流量を計測する従来技術が開示されている。また、以下の特許文献2には、超音波流量計を用いて蒸気の流量を計測する従来技術が開示されており、以下の特許文献3には、渦流量計を用いて蒸気の流量を計測する従来技術が開示されている。
特開2010−276381号公報 特開2013−185914号公報 特開2012−185100号公報
ところで、上述した特許文献1〜3に開示された従来技術では、蒸気の湿り度が低い場合には蒸気の流量を精度良く計測できるものの、蒸気の湿り度が高くなるにつれて計測精度が悪化してしまうという問題がある。これは、ボイラで生成された蒸気が配管内において冷却されて水滴となり、この水滴が上述した特許文献1〜3に開示された各種流量計(差圧流量計、超音波流量計、渦流量計)に悪影響を及ぼすことがあるからである。
ここで、配管内の水滴を定期的に外部に排出する装置を設ければ、上述した特許文献1〜3に開示された各種流量計への悪影響を防止することができるとも考えられる。しかしながら、このような装置を設けるには、プラント等を停止させて配管の加工(例えば、孔あけ加工)が必要になるため、プラントを停止させることによる損失に加えて配管を加工するために要するコストを考慮すると、上記の装置を設けるのは困難である。尚、上記の装置として、ドレントラップが知られているが、100%水滴を除去することはできない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、配管を加工することなく湿り度が高い蒸気であっても高い精度で流量を計測することが可能な蒸気流量計測システム及び方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の蒸気流量計測システムは、蒸気が導かれる配管(P)に取り付けられて該配管内を流通する蒸気の流量を計測する流量計(12、14、15)を備える蒸気流量計測システム(1)において、前記流量計よりも上流側の前記配管の外周面に取り付けられた予備加熱部(11)と、前記予備加熱部と前記流量計との間の前記配管の外周面に取り付けられた温度計測部(13)と、前記温度計測部で計測される温度を参照し、前記蒸気の湿分が全て蒸発するように前記予備加熱部を制御する制御部(17)とを備えることを特徴としている。
この発明によると、予備加熱部と流量計との間の配管の外周面に取り付けられた温度計測部で計測される温度が参照されて、蒸気の湿分が全て蒸発するように制御部によって予備加熱部が制御される。
また、本発明の蒸気流量計測システムは、前記温度計測部が、前記予備加熱部よりも下流側であって、前記予備加熱部の近傍に取り付けられていることを特徴としている。
また、本発明の蒸気流量計測システムは、前記温度計測部が、前記配管の外周面における底部に取り付けられていることを特徴としている。
また、本発明の蒸気流量計測システムは、前記制御部が、前記温度計測部で計測される温度が一定となるように前記予備加熱部を制御することを特徴としている。
また、本発明の蒸気流量計測システムは、前記制御部が、前記温度計測部で計測される温度が、前記配管内の飽和蒸気温度よりも予め規定された温度だけ高い温度となるように前記予備加熱部を制御することを特徴としている。
また、本発明の蒸気流量計測システムは、前記制御部によって制御される前記予備加熱部の出力に基づいて前記配管内を流通する蒸気の湿り度を求め、該湿り度を用いて前記流量計の計測結果を補正する流量補正部(23b)を備えることを特徴としている。
本発明の蒸気流量計測方法は、配管(P)内を流通する蒸気の流量を計測する蒸気流量計測方法であって、前記配管内を流通する蒸気の流量を計測する流量計(12、14、15)と、該流量計よりも上流側の前記配管の外周面に取り付けられた予備加熱部(11)との間の前記配管の外周面に取り付けられた温度計測部(13)で温度を計測する第1ステップと、前記温度計測部で計測される温度を参照し、前記蒸気の湿分が全て蒸発するように前記予備加熱部を制御する第2ステップと、前記予備加熱部の下流側に取り付けられた前記流量計で前記配管内を流通する蒸気の流量を計測する第3ステップとを有することを特徴としている。
また、本発明の蒸気流量計測方法は、前記第2ステップが、前記温度計測部で計測される温度が一定となるように前記予備加熱部を制御するステップであることを特徴としている。
また、本発明の蒸気流量計測方法は、前記予備加熱部の出力に基づいて前記配管内を流通する蒸気の湿り度を求め、該湿り度を用いて前記流量計の計測結果を補正する第4ステップを有することを特徴としている。
本発明によれば、流量計よりも上流側の配管の外周面に予備加熱部を設け、予備加熱部と流量計との間の配管の外周面に取り付けられた温度計測部で計測される温度を参照し、蒸気の湿分が全て蒸発するように予備加熱部を制御するようにしているため、配管を加工することなく湿り度が高い蒸気であっても高い精度で流量を計測することが可能であるという効果がある。
本発明の一実施形態による蒸気流量計測システムの要部構成を示す図である。 本発明の一実施形態による蒸気流量計測システムの温度計測部の具体的構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態による蒸気流量計測システムが備えるデータ処理装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による蒸気流量計測システムにおける温度計測部の取り付け位置を示す図である。 図4に示す取り付け位置の各々に温度計測部を取り付けた場合の計測結果を示す図である。 本発明の一実施形態による蒸気流量計測システムの他の計測結果を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態による蒸気流量計測システム及び方法について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態による蒸気流量計測システムの要部構成を示す図である。図1に示す通り、本実施形態の蒸気流量計測システム1は、プレヒータ11(予備加熱部)、計測用ヒータ12(流量計)、温度計測部13、温度計測部14,15(流量計)、圧力計16、プレヒータ制御装置17(制御部)、ヒータ電源18、データ収集装置19、及びデータ処理装置20を備えており、蒸気生成装置E1と負荷設備E2との間に配設される配管P内を流れる熱流体(例えば、蒸気)の流量を計測する。
ここで、蒸気生成装置E1は、例えばボイラであり、外部から供給される燃料を燃焼させて得られる熱によって蒸気を生成する。尚、本実施形態では、理解を容易にするために、蒸気生成装置E1によって生成される蒸気が水蒸気であるものとする。負荷設備E2は、蒸気生成装置E1で生成されて配管Pを介して送られてくる蒸気又は蒸気の熱が利用される設備である。尚、負荷設備E2から排出された蒸気はドレンとして回収され、還水槽(図示省略)に集約された後、蒸気生成装置E1に再度給水される。また、配管Pとしては、圧力配管用炭素鋼鋼管(STPG)やステンレス鋼管(SUS)を用いることができる。
プレヒータ11は、計測用ヒータ12よりも上流側の配管Pの外周面に取り付けられており、計測用ヒータ12よりも上流側において配管Pを加熱する。このプレヒータ11は、蒸気生成装置E1によって生成された蒸気が計測用ヒータ12に入力される前に、その蒸気を予め加熱するために設けられる。このようなプレヒータ11を設けるのは、蒸気に含まれる湿分を予め蒸発させることで、湿り度が高い蒸気であっても流量を高い精度で計測可能とするためである。
このプレヒータ11は、例えば電熱ヒータであり、配管Pを均一に加熱するように配管Pの外周面に一定のピッチで巻回されている。ここで、プレヒータ11が巻回される長さ(配管Pの管軸方向の長さ)は、例えば1〜数メートル程度である。上述の通り、プレヒータ11は、配管P内を流れる蒸気に含まれる湿分を蒸発させるために設けられるため、湿分を蒸発させるために必要な長さが確保される。尚、プレヒータ11は、セラミックヒーターであっても良い。このセラミックヒーターとして半円の2つのパートに割れるものを用いれば、配管Pへの装着を容易に行うことができる。
計測用ヒータ12は、プレヒータ11よりも下流側の配管Pの外周面に取り付けられており、プレヒータ11よりも下流側において配管Pを加熱する。この計測用ヒータ12は、配管Pの外部(外周面)の管軸方向における温度分布から配管P内を流れる蒸気の流量を計測する流量計の一部をなすものである。
この計測用ヒータ12は、プレヒータ11と同様に、例えば電熱ヒータであり、配管Pを均一に加熱するように配管Pの外周面に一定のピッチで巻回されている。ここで、計測用ヒータ12が巻回される長さ(配管Pの管軸方向の長さ)は、例えば1〜数センチメートル程度であり、プレヒータ11が巻回される長さよりも短くなるように設定されている。これは、計測用ヒータ12によって、配管P内を流れる蒸気の流量を計測するために必要となる温度分布が形成できれば十分だからである。尚、計測用ヒータ12も、プレヒータ11と同様にセラミックヒーターであって良い。
温度計測部13は、プレヒータ11と計測用ヒータ12との間の配管Pの外周面に取り付けられており、配管Pの表面温度を計測する。具体的に、温度計測部13は、プレヒータ11よりも下流側であって、プレヒータ11の近傍に取り付けられている。例えば、温度計測部13は、プレヒータ11の端部(下流側の端部)から10センチメートル程度下流側の位置に取り付けられている。このような位置に温度計測部13を取り付けるのは、配管P内を流れる蒸気に含まれる湿分を効果的に蒸発させるためである。尚、温度計測部13の取り付け位置の詳細については後述する。
また、温度計測部13は、上記の位置において、少なくとも配管Pの外周面における底部に取り付けられている。このような取り付けを行うのも、配管P内を流れる蒸気に含まれる湿分を効果的に蒸発させるためである。例えば、温度計測部13が配管Pの外周面における側部にのみ取り付けられている場合には、蒸気が冷却されて配管Pの内周面の底部に生じた水滴による温度低下が遅れて計測され、配管P内を流れる蒸気に含まれる湿分を効果的に蒸発させることができないことがある。
温度計測部14は、計測用ヒータ12の上流側であって、温度計測部13よりも下流側の配管Pの外周面に取り付けられており、配管Pの表面温度を計測する。温度計測部15は、計測用ヒータ12の下流側の配管Pの外周面に取り付けられており、配管Pの表面温度を計測する。これら、温度計測部14,15は、前述した流量計の一部をなすものであり、管軸方向における配管Pの表面の温度分布を計測するために設けられる。
圧力計16は、計測用ヒータ12の下流側に取り付けられており、配管P内を流れる蒸気の圧力を計測する。尚、圧力計16は、図1に示す通り計測用ヒータ12の下流側に取り付けられていても良く、プレヒータ11の上流側に取り付けられていても良く、プレヒータ11と計測用ヒータ12との間に取り付けられていても良い。また、圧力計16は、複数設けられていても良い。例えば、プレヒータ11の上流側及び計測用ヒータ12の下流側といった具合である。
図2は、本発明の一実施形態による蒸気流量計測システムの温度計測部の具体的構成を示す断面図である。尚、図2(a)は、配管Pの管軸方向に沿う方向の断面図であり、図2(b)は、配管Pの管軸方向に直交する方向の断面図(図2(a)中のA−A線断面矢視図)である。図2(a)に示す通り、温度計測部13は、プレヒータ11の端部から所定距離だけ離間した位置(例えば、10センチメートル程度下流側の位置)において、配管Pの外周面の周方向において、90度ずつ位置を違えるように配置された4つの温度センサ13a(例えば、熱電対)を備える。
温度計測部14は、計測用ヒータ12の上流側において、配管Pの管軸方向に沿って配列された複数のセンサ群(図2に示す例では、6個のセンサ群)を備える。温度計測部14に設けられた各センサ群は、配管Pの外周面の周方向において、90度ずつ位置を違えるように配置された4つの温度センサ14a(例えば、熱電対)を備える。尚、温度計測部14に設けられるセンサ群は、配管Pの管軸方向に沿って等間隔で配列されていても良く、不等間隔で配列されていても良い。通常、計測用ヒータ12の近傍の管軸方向の温度分布は大きく、計測用ヒータ12から離れると温度分布は小さくなるので、温度計測部14が備えるセンサ群も計測用ヒータ12近傍に多く密に配置し、計測ヒータ12から離れる程、少なく疎に配置するのが望ましい。
温度計測部15は、計測用ヒータ12の下流側において、配管Pの管軸方向に沿って配列された複数のセンサ群(図2に示す例では、6個のセンサ群)を備える。温度計測部15に設けられた各センサ群は、温度計測部14に設けられた各センサ群と同様に、配管Pの外周面の周方向において、90度ずつ位置を違えるように配置された4つの温度センサ15a(例えば、熱電対)を備える。尚、温度計測部15に設けられるセンサ群は、温度計測部14に設けられるセンサ群と同様に、配管Pの管軸方向に沿って等間隔で配列されていても良く、不等間隔で配列されていても良い。通常、計測用ヒータ12の近傍の管軸方向の温度分布は大きく、計測用ヒータ12から離れると温度分布は小さくなるので、温度計測部15が備えるセンサ群も計測用ヒータ12近傍に多く密に配置し、計測ヒータ12から離れる程、少なく疎に配置するのが望ましい。
このように、温度計測部14のセンサ群の各々に複数の温度センサ14aを設け、温度計測部15のセンサ群の各々に複数の温度センサ15aを設けるのは、複数の温度センサ14aの平均値を計測値として得るとともに、複数の温度センサ15aの平均値を計測値として得るためである。このように平均値を計測値として得ることで、信頼性の高い計測結果を得ることができる。尚、配管Pは、図2に示す通り、その表面の少なくとも一部が保温材Hにより覆われている。
プレヒータ制御装置17は、温度計測部13で計測される温度(平均値)を参照し、プレヒータ11の内部に入力された蒸気の湿分が全て蒸発するように、プレヒータ11を制御する。例えば、プレヒータ制御装置17は、温度計測部13の計測結果が一定となるように、PID(比例積分微分)制御を行うことによって、プレヒータ11をフィードバック制御する。ここで、プレヒータ制御装置17は、温度計測部13で計測される温度が、配管P内の飽和蒸気温度よりも予め規定された温度だけ高い温度(例えば、数〜十数℃程度高い温度)となるようにプレヒータ11を制御する。この温度は、プレヒータ11の内部に入力された蒸気の湿分を全て蒸発させることができるように設定される。
尚、制御目標とする温度を飽和蒸気温度から数〜十数℃程度高い温度にすることで、後述する通り、湿り度の高い蒸気が入力されて温度が低下しても飽和蒸気温度以上を確保できるため、温度制御がしやすい。一方、制御目標とする温度を飽和蒸気温度(或いは、飽和蒸気温度から僅かに高い温度)にすると、湿り度の高い蒸気が入力されて温度が低下すると直ぐに飽和蒸気温度になるため、温度制御が困難になる。
ヒータ電源18は、計測用ヒータ12を加熱するための電力を計測用ヒータ12に対して供給する電源である。データ収集装置19は、蒸気流量計測システム1で用いられる各種データを収集する装置である。具体的に、データ収集装置19は、温度計測部13〜15及び圧力計16の計測結果を示すデータ、プレヒータ11の制御に係るデータ(プレヒータ11に印加される電圧及びプレヒータ11に流れる電流を示すデータ)、及びヒータ電源18のデータ(計測用ヒータ12に印加される電圧及び計測用ヒータ12に流れる電流を示すデータ)を収集する。このデータ収集装置19としては、所謂データロガーと呼ばれる装置を用いることができる。
データ処理装置20は、データ収集装置19で収集されたデータ用いて、配管P内を流れる蒸気の流量を求める。具体的に、データ処理装置20は、温度計測部14,15の計測結果を示すデータから、流速が速い(流量が多い)と管軸方向の温度分布が小さくなり、逆に流速が遅い(流量が少ない)と管軸方向の温度分布が大きくなることを考慮して、流量を求める。また、データ処理装置20は、配管P内を流れる蒸気の湿り度を求め、この湿り度を用いて蒸気の流量を補正する。このような補正を行うのは、配管P内を流れる蒸気の流量をより高い精度で求めるためである。
図3は、本発明の一実施形態による蒸気流量計測システムが備えるデータ処理装置の要部構成を示すブロック図である。図3に示す通り、データ処理装置20は、入力部21、データ取得部22、データ処理部23、メモリ24、及び表示部25を備える。尚、データ処理装置20は、例えばパーソナルコンピュータ等のコンピュータによって実現することが可能である。
入力部21は、キーボードやポインティングデバイス等の入力装置を備えており、外部からの各種指示を入力する。データ取得部22は、入力部21から入力される指示に基づき、データ処理部23の制御の下で、データ収集装置19で収集された各種データを取得する。データ処理部23は、流量算出部23a及び流量補正部23bを備えており、入力部21から入力される指示に基づき、データ取得部22で取得された各種データ及びメモリ24に記憶された各種データを用いて配管P内を流れる蒸気の流量を求める。
流量算出部23aは、温度計測部13,14の計測結果を示すデータから温度分布(配管Pの外周面の管軸方向における温度分布)を求め、この温度分布に基づいて配管P内を流れる蒸気の流量を求める。ここで、配管P内を流れる蒸気の流速に応じて配管Pの管内熱伝達(配管Pの径方向内側から外側への熱の伝わり易さ)が変化し、配管Pの管内熱伝達の変化に伴って配管Pの表面に加えた熱の温度分布が生ずるという関係がある。流量算出部23aは、この関係を用いて、配管Pの外周面の管軸方向における温度分布から配管P内を流れる蒸気の流速を求め、求められた流速から配管P内を流れる蒸気の流量を求めている。
流量補正部23bは、プレヒータ11の制御に係るデータを用いて(正確には、プレヒータ11の制御に係るデータ、温度計測部13及び圧力計16の計測結果を示すデータ、並びに流量算出部23aで算出された蒸気の流量を用いて)、配管P内を流れる蒸気の湿り度を求め、この湿り度を用いて流量算出部23aで算出された蒸気の流量を補正する。また、流量補正部23bは、流量算出部23aで求められた流量から、プレヒータ11の制御に係るデータを用いて求めた蒸気の湿り度を減算することで、流量算出部23aで算出された蒸気の流量を補正する。
ここで、プレヒータ11は、例えば温度計測部13で計測される温度が一定となるように制御されることから、湿り度の高い蒸気がプレヒータ11の内部に入力された場合には、蒸気の湿分が蒸発されることによって生ずる温度低下を補う熱量がプレヒータ11から供給されることになる。また、上記の温度低下は湿分の量に応じて大きくなるため、上記の温度低下を補うために必要となる熱量も湿分の量に応じて大きくなるという関係がある。流量補正部23bは、この関係を用いて、プレヒータ11の制御に係るデータ(プレヒータ11に供給される電力)等を用いて、蒸気の湿り度を求めている。
メモリ24は、例えば揮発性又は不揮発性のメモリ(半導体メモリ)であり、配管P内を流れる蒸気の流量を求める上で必要な各種データを記憶する。例えば、配管P内を流れる蒸気の流量と配管Pの外周面の管軸方向における温度分布とが対応付けられたデータを記憶する。表示部25は、例えば液晶表示装置等の表示装置を備えており、データ処理部23で求められた配管P内を流れる蒸気の流量を表示する。尚、上述の通り、データ処理部23の流量補正部23bでは、配管P内を流れる蒸気の湿り度が求められるため、蒸気の湿り度を表示部25に表示するようにしても良い。
次に、温度計測部13の取り付け位置について詳細に説明する。図4は、本発明の一実施形態による蒸気流量計測システムにおける温度計測部の取り付け位置を示す図である。図4中の符号X1で特定される取り付け位置は、プレヒータ11の端部(下流側における端部)から20センチメートル程度下流側の位置であり、図4中の符号X2で特定される取り付け位置は、同端部から10センチメートル程度下流側の位置である。また、図4中の符号X3で特定される取り付け位置は、同端部から10センチメートル程度上流側の位置(プレヒータ11の内部の位置)である。尚、配管Pの内径は、5センチメートル程度である。
また、図5は、図4に示す取り付け位置の各々に温度計測部を取り付けた場合の計測結果を示す図である。具体的に、図5(a)は制御に用いる温度センサ13a(配管Pの外周面における底部に取り付けられる温度センサ13a)を図4中の取り付け位置X1に取り付け、図5(b)は同温度センサ13aを図4中の取り付け位置X2に取り付け、図5(c)は同温度センサ13aを図4中の取り付け位置X3に取り付けた場合の計測結果を示す図である。図5(a)〜(c)の各グラフに示している温度Tは、それぞれ取り付け位置X1での温度(配管Pの右側面及び左側面に取り付けられた温度センサ13aで検出された温度の平均値)であり、計測用ヒータ12に流入する蒸気温度にかなり近い。また、図5(a)〜(c)の各グラフに示している消費電力Wは、プレヒータ11の消費電力である。
図5に示す計測結果は、内径が5センチメートル程度であって肉厚が5ミリメートル程度の圧力配管用炭素鋼鋼管を配管Pとして用い、配管P内を流れる蒸気の流速を10[cm/s]程度にした場合に得られたものである。尚、プレヒータ11と計測用ヒータ12との間隔は、45センチメートル程度に設定されており、図4に示す温度計測部13の取り付け位置X1〜X3は何れも、温度計測部14よりも上流側の位置である。
まず、図5(a)を参照すると、温度計測部13の計測結果を示す曲線Tが一定の周期で脈動しており、プレヒータ11の消費電力を示す曲線Wが同様の周期で大きく変動していることが分かる。これは、温度計測部13の取り付け位置X1がプレヒータ11に対して遠すぎるため、温度低下(湿分が蒸発されることによって生ずる温度低下)の検出遅れによる制御遅れが生じているためであると考えられる。
次に、図5(b)を参照すると、温度計測部13の計測結果を示す曲線Tがほぼ一定であり、且つ、プレヒータ11の消費電力を示す曲線Wの変化が僅かであることが分かる。これは、温度計測部13の取り付け位置X2がプレヒータ11に対して適切な位置であるため、上記の温度低下が適切なタイミングで検出されるとともに、プレヒータ11のPID制御も適切に行われているためであると考えられる。
続いて、図5(c)を参照すると、温度計測部13の計測結果を示す曲線Tがなだらかに変化しており、プレヒータ11の消費電力を示す曲線Wが細かな周期で変化していることが分かる。これは、温度計測部13の取り付け位置X3がプレヒータ11の内部に設定されているため、プレヒータ11の僅かな温度変化が即座に計測され、この計測結果に基づいてプレヒータ11の制御が行われているためであると考えられる。
図6は、本発明の一実施形態による蒸気流量計測システムの他の計測結果を示す図である。尚、図6において符号T1が付された曲線は、図4に示す取り付け位置X2において、配管Pの底部に設けられた温度センサ13aの計測結果を示す曲線である。また、図6において符号T2が付された曲線は、図4に示す取り付け位置X1において、配管Pの側部に設けられた温度センサ13aの計測結果を示す曲線である。
図6に示す通り、時刻t1(湿り度の高い蒸気がプレヒータ11に入力される時刻)までは、取り付け位置X2において配管Pの底部に設けられた温度センサ13aの計測結果(曲線T1参照)は186℃であるが、時刻t1を経過すると178℃程度まで急激に低下した後に緩やかに186℃まで回復する変化を示す。温度センサ13aの計測結果の急激な低下は、蒸気に含まれる湿分が蒸発されることによって生じ、温度センサ13aの計測結果の緩やかな上昇は、温度低下を補う熱量がプレヒータ11から供給されることによって生ずるものと考えられる。
これに対し、取り付け位置X1において配管Pの側部に設けられた温度センサ13aの計測結果(曲線T2参照)は、取り付け位置X2において配管Pの底部に設けられた温度センサ13aの計測結果の変化に拘わらずほぼ一定の176℃である。以上から、温度計測部13で計測される温度(平均値)が一定となるように良好にプレヒータ11の制御が行われていることが分かる。尚、曲線T2よりも曲線T1の方が、温度が高くなっているのは、温度センサ13aの取り付け位置X2が取り付け位置X1よりもプレヒータ11に近く、プレヒータ11の発熱が伝わっているためと考えられる。
尚、制御に用いる温度センサ13a(配管Pの外周面における底部に取り付けられる温度センサ13a)が図4中の取り付け位置X2に取り付けられている場合に、図4中の取り付け位置X2,X3で計測された温度は、湿り度の高い蒸気が入力されると、以下に示す温度からある程度低下する。これに対し、図4中の取り付け位置X1及び取り付け位置X1よりも下流の位置で計測された温度は、以下に示す温度で安定していた。但し、以下に示す温度は、各々の位置において、配管Pの右側面及び左側面に取り付けられた温度センサ13aで検出された温度の平均値である。
・取り付け位置X1…176℃程度
・取り付け位置X2…185℃程度
・取り付け位置X3…222〜225℃程度
・取り付け位置X1よりも下流の位置…174℃程度
次に、上記構成における蒸気流量計測システム1による蒸気流量計測方法について説明する。尚、ここでは説明を簡単にするために、蒸気生成装置E1によって蒸気が生成されており、この生成された蒸気が配管Pを介して負荷設備E2に供給されている状態であるものとする。蒸気流量計測システム1の電源が投入されると、温度計測部13で温度の計測が行われ(第1ステップ)、この温度計測部13で計測される温度(平均値)が参照され、蒸気の湿分が全て蒸発するようにプレヒータ制御装置17によってプレヒータ11が制御される(第2ステップ)。例えば、温度計測部13で計測される温度(平均値)が一定となるように制御される。
以上の動作と並行して、ヒータ電源18から計測用ヒータ12に対して電力が供給され、計測用ヒータ12によって配管Pが加熱された状態にされる。ここで、配管P内には蒸気生成装置E1からの蒸気が流れているため、配管Pの管内熱伝達が変化する。そして、計測用ヒータ12の上流側の温度が温度計測部14で計測されるとともに、計測用ヒータ12の下流側の温度が温度計測部15で計測され、これにより配管Pの外周面の管軸方向における温度分布が計測される。
これら温度計測部14,15の計測結果を示すデータは、データ収集装置19で収集された後にデータ処理装置20のデータ取得部22で取得される。すると、データ処理部23の流量算出部23aにおいて、配管Pの外周面の管軸方向における温度分布を求め、求めた温度分布を用いて配管P内を流れる蒸気の流量を求める処理が行われる(第3ステップ)。尚、配管P内を流れる蒸気の流量は、例えば配管Pの外周面の管軸方向における温度分布とメモリ24に記憶されたデータ(配管P内を流れる蒸気の流量と配管Pの外周面の管軸方向における温度分布とが対応付けられたデータ)とを比較することによって求められる。
また、プレヒータ11の制御に係るデータ(プレヒータ11に印加される電圧及びプレヒータ11に流れる電流を示すデータ)も、データ収集装置19で収集された後にデータ処理装置20のデータ取得部22で取得される。すると、データ処理部23の流量補正部23bにおいて、配管P内を流れる蒸気の湿り度を求める処理が行われ、この湿り度を用いて流量算出部23aで算出された蒸気の流量を補正する処理が行われる(第4ステップ)。以上の処理が終了すると、補正された蒸気の流量を示す情報が表示部25に出力されて表示される。
以上の通り、本実施形態によれば、流量計の一部をなす計測用ヒータ12よりも上流側の配管Pの外周面にプレヒータ11を設け、プレヒータ11と計測用ヒータ12との間の配管Pの外周面に取り付けられた温度計測部13で計測される温度を参照し、蒸気の湿分が全て蒸発するように、プレヒータ制御装置17によってプレヒータ11を制御するようにしている。これにより、蒸気に含まれる湿分が計測用ヒータ12に入力される前に予め蒸発されるため、湿り度が高い蒸気であっても流量を高い精度で計測することができる。また、このような高い精度の計測は、配管Pを加工することなく行うことができる。
以上、本発明の一実施形態による蒸気流量計測システム及び方法について説明したが、本発明は上記実施形態に制限されることなく、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、上述した実施形態では、蒸気生成装置E1で生成された水蒸気の流量を計測する例について説明したが、本発明は、例えばLNG(液化天然ガス)の蒸気の流量計測にも適用することができる。
また、上述した実施形態では、配管Pの外部(外周面)の温度分布から配管P内を流れる蒸気の流量を計測する流量計を備える例について説明したが、本発明は、この流量計以外に、オリフィス板を用いた差圧流量計、超音波流量計、渦流量計、曲率センサを用いた流量計、その他の流量計を用いることができる。また、上述した実施形態では、プレヒータ制御装置17、ヒータ電源18、データ収集装置19、及びデータ処理装置20が別体として設けられている例について説明したが、これらは一体的に設けられていても良い。
また、上述した実施形態では、配管Pに設けられたプレヒータ11及び計測用ヒータ12が保温材Hで覆われた構成を例に挙げたが、これに限定されることは無い。例えば、データ処理装置20が、配管Pの表面からの放熱を考慮して温度計測部14,15の計測結果を示すデータを補正する処理を行うものである場合には、配管Pの表面を保温材Hで被覆しなくてもよい。或いは、配管Pの表面の一部(温度計測部13〜15の設置部分)のみを保温材Hで被覆する構成であってもよい。
1 蒸気流量計測システム
11 プレヒータ
12 計測用ヒータ
13 温度計測部
14 温度計測部
15 温度計測部
17 プレヒータ制御装置
23b 流量補正部
P 配管

Claims (9)

  1. 蒸気が導かれる配管に取り付けられて該配管内を流通する蒸気の流量を計測する流量計を備える蒸気流量計測システムにおいて、
    前記流量計よりも上流側の前記配管の外周面に取り付けられた予備加熱部と、
    前記予備加熱部と前記流量計との間の前記配管の外周面に取り付けられた温度計測部と、
    前記温度計測部で計測される温度を参照し、前記蒸気の湿分が全て蒸発するように前記予備加熱部を制御する制御部と
    を備えることを特徴とする蒸気流量計測システム。
  2. 前記温度計測部は、前記予備加熱部よりも下流側であって、前記予備加熱部の近傍に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の蒸気流量計測システム。
  3. 前記温度計測部は、前記配管の外周面における底部に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の蒸気流量計測システム。
  4. 前記制御部は、前記温度計測部で計測される温度が一定となるように前記予備加熱部を制御することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の蒸気流量計測システム。
  5. 前記制御部は、前記温度計測部で計測される温度が、前記配管内の飽和蒸気温度よりも予め規定された温度だけ高い温度となるように前記予備加熱部を制御することを特徴とする請求項4記載の蒸気流量計測システム。
  6. 前記制御部によって制御される前記予備加熱部の出力に基づいて前記配管内を流通する蒸気の湿り度を求め、該湿り度を用いて前記流量計の計測結果を補正する流量補正部を備えることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載の蒸気流量計測システム。
  7. 配管内を流通する蒸気の流量を計測する蒸気流量計測方法であって、
    前記配管内を流通する蒸気の流量を計測する流量計と、該流量計よりも上流側の前記配管の外周面に取り付けられた予備加熱部との間の前記配管の外周面に取り付けられた温度計測部で温度を計測する第1ステップと、
    前記温度計測部で計測される温度を参照し、前記蒸気の湿分が全て蒸発するように前記予備加熱部を制御する第2ステップと、
    前記予備加熱部の下流側に取り付けられた前記流量計で前記配管内を流通する蒸気の流量を計測する第3ステップと
    を有することを特徴とする蒸気流量計測方法。
  8. 前記第2ステップは、前記温度計測部で計測される温度が一定となるように前記予備加熱部を制御するステップであることを特徴とする請求項7記載の蒸気流量計測方法。
  9. 前記予備加熱部の出力に基づいて前記配管内を流通する蒸気の湿り度を求め、該湿り度を用いて前記流量計の計測結果を補正する第4ステップを有することを特徴とする請求項7又は請求項8記載の蒸気流量計測方法。
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