JP2016211625A - 制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
自動変速機の制御装置であって、
前記自動変速機は、
トルクコンバータを介して駆動源から駆動力が入力される入力軸と、
出力部材と、
前記入力軸に入力された駆動力を前記出力部材に伝達する複数の遊星歯車機構と、
前記複数の遊星歯車機構における駆動力の伝達経路を切り替えて複数の変速段を確立可能な複数の係合機構と、を含み、
前記複数の係合機構のうちの一つは、ブレーキとして機能する機械式係合機構であり、
前記機械式係合機構は、
前記複数の遊星歯車機構が備える複数の回転要素のうちの所定の回転要素の第一の方向の回転のみ規制する第一の状態と、前記所定の回転要素の前記第一の方向及び前記第一の方向とは逆の第二の方向の双方向の回転を規制する第二の状態と、に切り替え可能であり、
前記複数の変速段は、
前記機械式係合機構が前記第一の状態及び前記第二の状態のいずれでも確立可能な前進最低速段と、
前記前進最低速段よりも変速比が高く、前記機械式係合機構が前記第二の状態では確立不能な前進段と、
前記機械式係合機構が前記第二の状態で確立する後進段と、を含み、
前記複数の係合機構は、所定の係合機構を含み、
前記所定の係合機構は、前記自動変速機の構造上、変速段が前記前進最低速段であって、かつ、前記機械式係合機構が前記第二の状態の場合に、その係合によって前記所定の回転要素に前記第二の方向に作用する負荷を負担可能な係合機構であり、
前記制御装置は、
変速段が前記前進最低速段であって、かつ、前記機械式係合機構が前記第二の状態の場合に、前記所定の係合機構を係合可能な係合制御手段と、
変速段が前記前進最低速段であって、かつ、前記機械式係合機構が前記第二の状態の場合、前記所定の係合機構が係合されている場合に、前記機械式係合機構を前記第一の状態に切り替え可能な切替制御手段と、を含む、
ことを特徴とする制御装置が提供される。
自動変速機の制御装置であって、
前記自動変速機は、
トルクコンバータを介して駆動源から駆動力が入力される入力軸と、
出力部材と、
前記入力軸に入力された駆動力を前記出力部材に伝達する複数の遊星歯車機構と、
前記複数の遊星歯車機構における駆動力の伝達経路を切り替えて複数の変速段を確立可能な複数の係合機構と、を含み、
前記複数の係合機構のうちの一つは、ブレーキとして機能する機械式係合機構であり、
前記機械式係合機構は、
前記複数の遊星歯車機構が備える複数の回転要素のうちの所定の回転要素の第一の方向の回転のみ規制する第一の状態と、前記所定の回転要素の前記第一の方向及び前記第一の方向とは逆の第二の方向の双方向の回転を規制する第二の状態と、に切り替え可能であり、
前記複数の変速段は、
前記機械式係合機構が前記第一の状態及び前記第二の状態のいずれでも確立可能な前進最低速段と、
前記前進最低速段よりも変速比が高く、前記機械式係合機構が前記第二の状態では確立不能な前進段と、
前記機械式係合機構が前記第二の状態で確立する後進段と、を含み、
前記複数の係合機構は、所定の係合機構を含み、
前記所定の係合機構は、前記自動変速機の構造上、変速段が前記前進最低速段であって、かつ、前記機械式係合機構が前記第一の状態の場合に、その係合によって前記所定の回転要素に前記第二の方向に作用する負荷を負担可能な係合機構であり、
前記制御装置は、
前記駆動源から前記トルクコンバータに入力される回転数を検出する第一の検出手段と、
前記入力軸の回転数を検出する第二の検出手段と、
前記第二の検出手段が検出した回転数が前記第一の検出手段が検出した回転数よりも小さいか否かを判定する判定手段と、
変速段が前記前進最低速段であって、かつ、前記機械式係合機構が前記第二の状態の場合に、前記所定の係合機構を係合可能な係合制御手段と、
変速段が前記前進最低速段であって、かつ、前記機械式係合機構が前記第二の状態の場合に、前記機械式係合機構を前記第一の状態に切り替え可能な切替制御手段と、を含み、
前記係合制御手段は、
前記判定手段が小さいと判定したことを条件として、前記所定の係合機構を係合可能である、
ことを特徴とする制御装置が提供される。
図4は自動変速機1の制御装置100のブロック図である。制御装置100は自動変速機1だけでなく、内燃機関EGやトルクコンバータTCの各制御も行うことが可能であるが、本実施形態の場合、内燃機関EGは制御装置100とは別に設けたエンジンECU200により制御される構成を想定している。制御装置100はエンジンECU200から内燃機関EGや車両の各種情報を受信することができる。また、制御装置100は、自動変速機1の情報をエンジンECU200に送信することもできる。
ETR(%)=(入力軸回転数センサ112の検出回転数)/(入力回転数センサ111の検出回転数)×100
出力回転数センサ113は出力軸13の回転数(回転速度)を検出するセンサである。
本実施形態の場合、後進段ではブレーキF1が回転阻止状態である。前進段や非走行レンジから後進段に切り替える際、ブレーキF1を一方向回転許容状態から回転阻止状態に切り替える場合がある。この時、異音の発生や振動低減のため、ブレーキF1のケーシング12側と、キャリアCr2側との差回転数が0であることが好ましい。換言するとキャリアCr2の回転数が0であることが好ましい。
ブレーキF1は、機械的な駆動伝達を行う構成である。この種の係合機構の場合、内部の係合部に対する負荷の作用状態によって、状態の切り替えが円滑に行えない場合がある。この点を以下に説明する。
本実施形態では、自動変速機1の構造上、変速段が一速段であって、かつ、ブレーキF1が一方向回転許容状態の場合に、ブレーキB3の係合によって、キャリアCr1、Cr2に作用するD2方向の負荷をブレーキB3に負担させることができる。
1.上記実施形態の制御装置(例えば100)は、
自動変速機(例えば1)の制御装置であって、
前記自動変速機は、
トルクコンバータ(例えばTC)を介して駆動源(例えばEG)から駆動力が入力される入力軸(例えば10)と、
出力部材(例えば11)と、
前記入力軸に入力された駆動力を前記出力部材に伝達する複数の遊星歯車機構(例えばP1-P4)と、
前記複数の遊星歯車機構における駆動力の伝達経路を切り替えて複数の変速段を確立可能な複数の係合機構(例えばC1-C3,B1-B3,F1)と、を含み、
前記複数の係合機構のうちの一つは、ブレーキとして機能する機械式係合機構(例えばF1)であり、
前記機械式係合機構は、
前記複数の遊星歯車機構が備える複数の回転要素のうちの所定の回転要素(例えばCr1,Cr2)の第一の方向(例えばD1)の回転のみ規制する第一の状態(例えばOWC)と、前記所定の回転要素の前記第一の方向及び前記第一の方向とは逆の第二の方向(例えばD2)の双方向の回転を規制する第二の状態(例えばTWC)と、に切り替え可能であり、
前記複数の変速段は、
前記機械式係合機構が前記第一の状態及び前記第二の状態のいずれでも確立可能な前進最低速段(例えば1st)と、
前記前進最低速段よりも変速比が高く、前記機械式係合機構が前記第二の状態では確立不能な前進段(例えば2nd-10th)と、
前記機械式係合機構が前記第二の状態で確立する後進段(例えばRVS)と、を含み、
前記複数の係合機構は、所定の係合機構(例えばB3)を含み、
前記所定の係合機構は、前記自動変速機の構造上、変速段が前記前進最低速段であって、かつ、前記機械式係合機構が前記第一の状態の場合に、その係合によって前記所定の回転要素に前記第二の方向に作用する負荷を負担可能な係合機構であり、
前記制御装置は、
変速段が前記前進最低速段であって、かつ、前記機械式係合機構が前記第二の状態の場合に、前記所定の係合機構を係合可能な係合制御手段(例えばS34)と、
変速段が前記前進最低速段であって、かつ、前記機械式係合機構が前記第二の状態の場合、前記所定の係合機構が係合されている場合に、前記機械式係合機構を前記第一の状態に切り替え可能な切替制御手段(例えばS47)と、を含む、
ことを特徴とする。
変速段が前記前進最低速段であって、かつ、前記機械式係合機構が前記第二の状態の場合に、前記所定の回転要素に作用する前記第二の方向の負荷が低いか否かを判定する判定手段(例えばS33,S45)を更に備え、
前記係合制御手段は、
前記判定手段が負荷が低いと判定したことを条件として(例えばS33)、前記所定の係合機構を係合可能である、
ことを特徴とする。
前記切替制御手段は、
変速段が前記前進最低速段であって、かつ、前記機械式係合機構が前記第二の状態の場合に、前記所定の係合機構が係合されているか、又は、前記判定手段が負荷が低いと判定したことを条件として、前記機械式係合機構を前記第一の状態に切り替え可能である、
ことを特徴とする。
前記駆動源から前記トルクコンバータに入力される回転数を検出する第一の検出手段(例えば111)と、
前記入力軸の回転数を検出する第二の検出手段(例えば112)と、を更に含み、
前記判定手段は、
変速段が前記前進最低速段であって、かつ、前記機械式係合機構が前記第二の状態の場合に、前記第一の検出手段及び前記第二の検出手段の検出結果に基づいて、前記所定の回転要素に対して作用する前記第二の方向の負荷が低いか否かを判定する、
ことを特徴とする。
前記判定手段は、前記第二の検出手段が検出した回転数が前記第一の検出手段が検出した回転数以上である場合に、前記所定の回転要素に対して作用する前記第二の方向の負荷が低くないと判定する(例えばS33,S45)、
ことを特徴とする。
前記前進最低速段は、前記機械式係合機構が前記第二の状態の場合にエンジンブレーキが有効化され、
前記前進最低速段は、前記機械式係合機構が前記第一の状態の場合に前記所定の係合機構が係合された場合にエンジンブレーキが有効化される、
ことを特徴とする。
前記切替制御手段は、
前記前進最低速段よりも変速比の高い変速段への変速が要求されたことを条件として、前記機械式係合機構を前記第一の状態に切り替え可能である、
ことを特徴とする。
前記切替制御手段は、
車速が規定車速以上であることを条件として、前記機械式係合機構を前記第一の状態に切り替え可能である、
ことを特徴とする。
前記判定手段は、前記第一の検出手段及び前記第二の検出手段の検出結果に基づく前記トルクコンバータのスリップ率が規定値未満である場合に、前記機械式係合機構に対して作用する前記第二の方向の負荷が低いと判定する、
ことを特徴とする。
自動変速機(例えば1)の制御装置であって、
前記自動変速機は、
トルクコンバータ(例えばTC)を介して駆動源(例えばEG)から駆動力が入力される入力軸(例えば10)と、
出力部材(例えば11)と、
前記入力軸に入力された駆動力を前記出力部材に伝達する複数の遊星歯車機構(例えばP1-P4)と、
前記複数の遊星歯車機構における駆動力の伝達経路を切り替えて複数の変速段を確立可能な複数の係合機構(例えばC1-C3,B1-B3,F1)と、を含み、
前記複数の係合機構のうちの一つは、ブレーキとして機能する機械式係合機構(例えばF1)であり、
前記機械式係合機構は、
前記複数の遊星歯車機構が備える複数の回転要素のうちの所定の回転要素(例えばCr1,Cr2)の第一の方向(例えばD1)の回転のみ規制する第一の状態と、前記所定の回転要素の前記第一の方向及び前記第一の方向とは逆の第二の方向(例えばD2)の双方向の回転を規制する第二の状態と、に切り替え可能であり、
前記複数の変速段は、
前記機械式係合機構が前記第一の状態及び前記第二の状態のいずれでも確立可能な前進最低速段(例えば1st)と、
前記前進最低速段よりも変速比が高く、前記機械式係合機構が前記第二の状態では確立不能な前進段(例えば2nd-10th)と、
前記機械式係合機構が前記第二の状態で確立する後進段(例えばRVS)と、を含み、
前記複数の係合機構は、所定の係合機構(例えばB3)を含み、
前記所定の係合機構は、前記自動変速機の構造上、変速段が前記前進最低速段であって、かつ、前記機械式係合機構が前記第一の状態の場合に、その係合によって前記所定の回転要素に前記第二の方向に作用する負荷を負担可能な係合機構であり、
前記制御装置は、
前記駆動源から前記トルクコンバータに入力される回転数を検出する第一の検出手段(例えば111)と、
前記入力軸の回転数を検出する第二の検出手段(例えば112)と、
前記第二の検出手段が検出した回転数が前記第一の検出手段が検出した回転数よりも小さいか否かを判定する判定手段(例えばS33,S45)と、
変速段が前記前進最低速段であって、かつ、前記機械式係合機構が前記第二の状態の場合に、前記所定の係合機構を係合可能な係合制御手段(例えばS34)と、
変速段が前記前進最低速段であって、かつ、前記機械式係合機構が前記第二の状態の場合に、前記機械式係合機構を前記第一の状態に切り替え可能な切替制御手段(例えばS47)と、を含み、
前記係合制御手段は、
前記判定手段が小さいと判定したことを条件として(例えばS33)、前記所定の係合機構を係合可能である、
ことを特徴とする。
C1〜C3、B1〜B3、F1 係合機構
1 自動変速機
100 制御装置
Claims (10)
- 自動変速機の制御装置であって、
前記自動変速機は、
トルクコンバータを介して駆動源から駆動力が入力される入力軸と、
出力部材と、
前記入力軸に入力された駆動力を前記出力部材に伝達する複数の遊星歯車機構と、
前記複数の遊星歯車機構における駆動力の伝達経路を切り替えて複数の変速段を確立可能な複数の係合機構と、を含み、
前記複数の係合機構のうちの一つは、ブレーキとして機能する機械式係合機構であり、
前記機械式係合機構は、
前記複数の遊星歯車機構が備える複数の回転要素のうちの所定の回転要素の第一の方向の回転のみ規制する第一の状態と、前記所定の回転要素の前記第一の方向及び前記第一の方向とは逆の第二の方向の双方向の回転を規制する第二の状態と、に切り替え可能であり、
前記複数の変速段は、
前記機械式係合機構が前記第一の状態及び前記第二の状態のいずれでも確立可能な前進最低速段と、
前記前進最低速段よりも変速比が高く、前記機械式係合機構が前記第二の状態では確立不能な前進段と、
前記機械式係合機構が前記第二の状態で確立する後進段と、を含み、
前記複数の係合機構は、所定の係合機構を含み、
前記所定の係合機構は、前記自動変速機の構造上、変速段が前記前進最低速段であって、かつ、前記機械式係合機構が前記第二の状態の場合に、その係合によって前記所定の回転要素に前記第二の方向に作用する負荷を負担可能な係合機構であり、
前記制御装置は、
変速段が前記前進最低速段であって、かつ、前記機械式係合機構が前記第二の状態の場合に、前記所定の係合機構を係合可能な係合制御手段と、
変速段が前記前進最低速段であって、かつ、前記機械式係合機構が前記第二の状態の場合、前記所定の係合機構が係合されている場合に、前記機械式係合機構を前記第一の状態に切り替え可能な切替制御手段と、を含む、
ことを特徴とする制御装置。 - 請求項1に記載の制御装置であって、
前記制御装置は、
変速段が前記前進最低速段であって、かつ、前記機械式係合機構が前記第二の状態の場合に、前記所定の回転要素に作用する前記第二の方向の負荷が低いか否かを判定する判定手段を更に備え、
前記係合制御手段は、
前記判定手段が負荷が低いと判定したことを条件として、前記所定の係合機構を係合可能である、
ことを特徴とする制御装置。 - 請求項2に記載の制御装置であって、
前記切替制御手段は、
変速段が前記前進最低速段であって、かつ、前記機械式係合機構が前記第二の状態の場合に、前記所定の係合機構が係合されているか、又は、前記判定手段が負荷が低いと判定したことを条件として、前記機械式係合機構を前記第一の状態に切り替え可能である、
ことを特徴とする制御装置。 - 請求項2に記載の制御装置であって、
前記駆動源から前記トルクコンバータに入力される回転数を検出する第一の検出手段と、
前記入力軸の回転数を検出する第二の検出手段と、を更に含み、
前記判定手段は、
変速段が前記前進最低速段であって、かつ、前記機械式係合機構が前記第二の状態の場合に、前記第一の検出手段及び前記第二の検出手段の検出結果に基づいて、前記所定の回転要素に対して作用する前記第二の方向の負荷が低いか否かを判定する、
ことを特徴とする制御装置。 - 請求項4に記載の制御装置であって、
前記判定手段は、前記第二の検出手段が検出した回転数が前記第一の検出手段が検出した回転数以上である場合に、前記所定の回転要素に対して作用する前記第二の方向の負荷が低くないと判定する、
ことを特徴とする制御装置。 - 請求項1に記載の制御装置であって、
前記前進最低速段は、前記機械式係合機構が前記第二の状態の場合にエンジンブレーキが有効化され、
前記前進最低速段は、前記機械式係合機構が前記第一の状態の場合に前記所定の係合機構が係合された場合にエンジンブレーキが有効化される、
ことを特徴とする制御装置。 - 請求項1に記載の制御装置であって、
前記切替制御手段は、
前記前進最低速段よりも変速比の高い変速段への変速が要求されたことを条件として、前記機械式係合機構を前記第一の状態に切り替え可能である、
ことを特徴とする制御装置。 - 請求項1に記載の制御装置であって、
前記切替制御手段は、
車速が規定車速以上であることを条件として、前記機械式係合機構を前記第一の状態に切り替え可能である、
ことを特徴とする制御装置。 - 請求項3に記載の制御装置であって、
前記判定手段は、前記第一の検出手段及び前記第二の検出手段の検出結果に基づく前記トルクコンバータのスリップ率が規定値未満である場合に、前記機械式係合機構に対して作用する前記第二の方向の負荷が低いと判定する、
ことを特徴とする制御装置。 - 自動変速機の制御装置であって、
前記自動変速機は、
トルクコンバータを介して駆動源から駆動力が入力される入力軸と、
出力部材と、
前記入力軸に入力された駆動力を前記出力部材に伝達する複数の遊星歯車機構と、
前記複数の遊星歯車機構における駆動力の伝達経路を切り替えて複数の変速段を確立可能な複数の係合機構と、を含み、
前記複数の係合機構のうちの一つは、ブレーキとして機能する機械式係合機構であり、
前記機械式係合機構は、
前記複数の遊星歯車機構が備える複数の回転要素のうちの所定の回転要素の第一の方向の回転のみ規制する第一の状態と、前記所定の回転要素の前記第一の方向及び前記第一の方向とは逆の第二の方向の双方向の回転を規制する第二の状態と、に切り替え可能であり、
前記複数の変速段は、
前記機械式係合機構が前記第一の状態及び前記第二の状態のいずれでも確立可能な前進最低速段と、
前記前進最低速段よりも変速比が高く、前記機械式係合機構が前記第二の状態では確立不能な前進段と、
前記機械式係合機構が前記第二の状態で確立する後進段と、を含み、
前記複数の係合機構は、所定の係合機構を含み、
前記所定の係合機構は、前記自動変速機の構造上、変速段が前記前進最低速段であって、かつ、前記機械式係合機構が前記第一の状態の場合に、その係合によって前記所定の回転要素に前記第二の方向に作用する負荷を負担可能な係合機構であり、
前記制御装置は、
前記駆動源から前記トルクコンバータに入力される回転数を検出する第一の検出手段と、
前記入力軸の回転数を検出する第二の検出手段と、
前記第二の検出手段が検出した回転数が前記第一の検出手段が検出した回転数よりも小さいか否かを判定する判定手段と、
変速段が前記前進最低速段であって、かつ、前記機械式係合機構が前記第二の状態の場合に、前記所定の係合機構を係合可能な係合制御手段と、
変速段が前記前進最低速段であって、かつ、前記機械式係合機構が前記第二の状態の場合に、前記機械式係合機構を前記第一の状態に切り替え可能な切替制御手段と、を含み、
前記係合制御手段は、
前記判定手段が小さいと判定したことを条件として、前記所定の係合機構を係合可能である、
ことを特徴とする制御装置。
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