JP2016211232A - カウンターとシンクの接合構造 - Google Patents

カウンターとシンクの接合構造 Download PDF

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上崎 弘一
Koichi Kamisaki
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Abstract

【課題】カウンターとシンクとの接合強度に優れ、カウンターとシンクとの間に隙間が生じることを抑制し、かつ接着剤の使用量を低減可能なカウンターとシンクの接合構造を提供する。【解決手段】本発明のカウンターとシンクの接合構造は、カウンター1の開口部の内周縁11に隙間2を空けて対向配置したシンク3の折り返し片31を接着剤4を介して一体的に接合したカウンターとシンクの接合構造において、カウンター1の内周縁11からカウンター1の内部に形成された溝部12が内周縁11の全周にわたって設けられており、かつカウンター1の裏面13から溝部12に至る穴部14が内周縁11に沿って所定の間隔を開けて設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、カウンターとシンクの接合構造に関する。
従来、システムキッチン等で使用されるキッチンカウンターとしては、カウンターに形成された開口部に、隙間を介してシンクを嵌入してなる構造のものが知られている。例えば、特許文献1においては、カウンターに形成された開口部に、床面に対し略垂直に延び、かつ貫通孔が設けられた折り返し垂下片が周設されたシンクを嵌入している。そして、開口部を形成するカウンターの内周縁とシンクの折り返し垂下片との間の隙間に接着剤を注入し、硬化させることで、接合部が形成されている。
また、特許文献2では、シンクをカウンターおよびカウンター補強用の桟木に、より強固に接合させる観点から、改良の提案がなされている。具体的には、図4に示すように、カウンター7の裏面における桟木8の取り付け部分と開口部7aとの間に、凸部からなるアンカー部7bが形成されている。また、桟8には切り込み部8aが形成され、シンク9の折曲片9aには孔9bが形成されている。そして、接着剤10を、アンカー部7b、切り込み部8aおよび孔9bにも充填することによって、シンク9をカウンター7および桟木8に強固に接合することができる構造とすることが提案されている。
特開2010−174432号公報 特開2009−174279号公報
しかしながら、このような従来の接合構造を備えたキッチンカウンターにおいては、依然として、カウンター7とシンク9との間に隙間が生じる場合があるという課題があった。具体的には、例えば、図4に白抜き矢印で示すように、シンク9の上面9dに対して下向きの荷重が加わった場合、カウンター7の内周縁7cと接着剤10との接合が損なわれ、内周縁7cと接着剤10との間に隙間が生じることが懸念されるようになっていた。
また、上述したような接合強度に対する懸念が存在することに起因して、カウンターとシンクの接合強度を確保し、キッチンカウンターの意匠性や耐久性を損なわないようにするために、接着剤の使用量が増加する傾向にあるという課題もあった。
本発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、カウンターとシンクとの接合強度に優れ、カウンターとシンクとの間に隙間が生じることを抑制し、かつ接着剤の使用量を低減可能なカウンターとシンクの接合構造を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明のカウンターとシンクの接合構造は、カウンターの開口部の内周縁に隙間を空けて対向配置したシンクの折り返し片を接着剤を介して一体的に接合したカウンターとシンクの接合構造において、前記カウンターの前記内周縁から前記カウンターの内部に形成された溝部が前記内周縁の全周にわたって設けられており、かつ前記カウンターの裏面から前記溝部に至る穴部が前記内周縁に沿って所定の間隔を開けて設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、カウンターとシンクとの接合強度に優れ、カウンターとシンクとの間に隙間が生じることを抑制し、かつ接着剤の使用量を低減可能なカウンターとシンクの接合構造が提供される。
本発明の第一の実施形態を示す模式断面図である。 本発明の第一の実施形態において、カウンターの構造を示す部分模式斜視図である。 本発明の第二の実施形態を示す模式断面図である。 従来のカウンターとシンクの接合構造の一例を示す模式断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下では、特に記載する場合を除き、意匠面となるカウンターの表面側(シンクの開口側)を上方、カウンターの裏面側(シンクの底部側)を下方として説明する。
まず、第一の実施形態について説明する。図1は、本発明の第一の実施形態を示す模式断面図である。図2は、本発明の第一の実施形態において、カウンターの構造を示す部分模式斜視図である。
本実施形態に係るカウンターとシンクの接合構造は、図1に示すように、カウンター1の開口部の内周縁11に隙間2を空けて対向配置したシンク3の折り返し片31を、接着剤4を介して一体的に接合した構造である。また、図1および図2に示すように、カウンター1の内周縁11からカウンター1の内部に形成された溝部12が内周縁11の全周にわたって設けられている。また、カウンター1の裏面13から溝部12に至る穴部14が、内周縁11に沿って所定の間隔を開けて設けられている。
溝部12の形状、内周縁11からカウンター1の内部方向への長さ、設置数、設置間隔等は、カウンター1に接合されるシンク3の形状やサイズ、接着剤4の種類や粘度等に応じて適宜設定することができる。溝部12は、同じ内部方向への長さの溝を、内周縁11全周に設けるようにしてもよい。また、溝部12と同様に、穴部14の形状、カウンター1の裏面13からカウンター1の内部方向への長さ、設置数、設置間隔等は、カウンター1に接合されるシンク3の形状やサイズ、接着剤4の種類や粘度等に応じて適宜設定することができる。
また、カウンター1の裏面13には、内周縁11から一定の間隔を空けて桟木5が全周にわたって設けられている。
シンク3の開口外周部の上端縁には、図1に示すように、外方に向けて延出するフランジ部32が形成され、フランジ部32の外周縁からは、カウンター1の内周縁11に対して平行に配置される折り返し片31が全周にわたって設けられている。これにより、折り返し片31の内側には、折り返し片31とフランジ部32とシンク3の外周面における折り返し片31に対抗する部分とで構成された、下方に開口する凹空間33が形成されている。
なお、カウンター1およびシンク3の材質は特に限定されず、例えば、ステンレス製等の金属製、合成樹脂製等、いずれであってもよい。例えば、人造大理石からなるカウンター1とステンレス製のシンク3との組み合わせが挙げられるが、これに限定されない。
接着剤4は、図1に示すように、二層構造とされている。1層目の接着剤41は、カウンター1の内周縁11とシンク3の折り返し片31との隙間2に注入され、硬化することで接合部41aを形成しており、接合部41aの表面41bは、カウンター1の表面15とともに、意匠面の一部を構成している。また、1層目の接着剤41は、カウンター1の溝部12、穴部14、およびシンク3の凹空間33にも充填されている。1層目の接着剤41は、上述したように意匠面の一部を構成するため、硬化後の外観、硬さ、耐候性等を考慮して選択され、例えば、ウレタン樹脂を用いることができる。
2層目の接着剤42は、1層目の接着剤41が充填された隙間2の下方部分およびカウンター1の穴部14の下方部分に充填され、かつシンク3の凹空間33の下方部分からさらに折り返し片31の下端部を超えて桟木5の側端面51と接触するように充填されている。2層目の接着剤42は、カウンター1とシンク3、および桟木5とシンク3との接合をより確実とし、キッチンカウンター全体の剛性を向上させる等、補強的な役割を果たすことを考慮して選択され、例えば、ウレタン樹脂を用いることができる。
なお、1層目の接着剤41および2層目の接着剤42の量、すなわち、図1に示す模式断面図における1層目の接着剤41および2層目の接着剤42の層の厚さは、適宜設定することができる。また、接着剤4は、二層構造とせずに、1種類の接着剤41を充填して一層構造としてもよい。
このように、溝部12に充填された接着剤4により、カウンター1の内周縁11の全周にわたってせん断力が増加するため、シンク3に加えられた荷重を効果的に支えることができる。また、溝部12に至る穴部14に接着剤4が充填されることにより、図1に示すように、カウンター1の内周縁11から溝部12および穴部14を通じて裏面13に至るまで、カウンター1の内部が接着剤4で連続的に満たされているため、カウンター1と接着剤4との接合強度が向上する。
従って、本実施形態に係る接合構造を備えたキッチンカウンターでは、カウンター1とシンク3との間に隙間が生じることを抑制することができる。また、従来の接合構造よりも少ない量の接着剤4によって、カウンター1とシンク3との接合強度を確保することができる。
なお、本実施形態に係る接合構造を備えたキッチンカウンターを製造する際には、例えば、台座上に載置した治具の上に、カウンター1とシンク3を上下反転させて載置する。そして、カウンター1の開口部とシンク3の折り返し片31との隙間2、カウンター1の溝部12、穴部14、およびシンク3の凹空間33に接着剤4を注入して、カウンター1とシンク3とを接合する。
次に、第二の実施形態について説明する。図3は、本発明の第二の実施形態を示す模式断面図である。なお、以下では、第一の実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態に係るカウンターとシンクの接合構造においては、図3に示すように、シンク3の折り返し片31において、カウンター1の溝部12と対向する位置に、貫通孔34が所定の間隔を開けて設けられている。また、接合部材6が、貫通孔34を通じて溝部12に差し込まれている。
貫通孔34の形状は、溝部12の形状や、後述する接合部材6の種類、形状等に応じて適宜設定することができる。なお、貫通孔34の設置数、設置間隔は、カウンター1の溝部12の設置数、設置間隔に対応して決定される。
接合部材6は、シンク3の貫通孔34を通じて溝部12に差し込むことができる限りにおいて、その材質、形状等は特に限定されない。また、接合部材6は、長軸側の側面に凹凸を有さない滑らかな形状であってもよく、ネジ部(図示せず)を有していてもよい。なお、接合部材6がネジ部を有する場合には、シンク3の貫通孔34およびカウンター1の溝部12において、接合部材6のネジ部が螺合可能な雌ネジ部を設けることが考慮される。
また、接合部材6は、図3に示すように、貫通孔34側の端部が貫通孔34の幅よりも広い形状を有していることが好ましい。これにより、接合部材6をシンク3の貫通孔34を通じて溝部12に差し込む際に、接合部材6を所望の位置により正確に位置決めすることができる。
このように、接合部材6がシンク3の貫通孔34を通じて溝部12に差し込まれた構造を有することによって、カウンター1と接着剤4とシンク3とが、接合部材6を介してより一体的に接合される。そして、接着剤4および接合部材6の複合的な効果が発揮されることにより、シンク3に加えられた荷重をより効果的に支えることができる。
また、カウンター1とシンク3との接合強度を確保しつつ、接合部材6の体積に応じて、接着剤4の使用量をより低減することも可能となる。
以上、本発明の実施形態を詳述してきたが、具体的な形態はこれらの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更等があっても本発明に含まれる。
1 カウンター
11 内周縁
12 溝部
13 裏面
14 穴部
2 隙間
3 シンク
31 折り返し片
34 貫通孔
4 接着剤
6 接合部材

Claims (2)

  1. カウンターの開口部の内周縁に隙間を空けて対向配置したシンクの折り返し片を接着剤を介して一体的に接合したカウンターとシンクの接合構造において、前記カウンターの前記内周縁から前記カウンターの内部に形成された溝部が前記内周縁の全周にわたって設けられており、かつ前記カウンターの裏面から前記溝部に至る穴部が前記内周縁に沿って所定の間隔を開けて設けられていることを特徴とするカウンターとシンクの接合構造。
  2. 前記シンクの前記折り返し片において、前記カウンターの前記溝部と対向する位置に貫通孔が所定の間隔を開けて設けられており、かつ接合部材が前記貫通孔を通じて前記溝部に差し込まれていることを特徴とする請求項1に記載のカウンターとシンクの接合構造。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110919834A (zh) * 2019-12-10 2020-03-27 重庆国之四维卫浴有限公司 一种用于改善卫生陶瓷台下盆安装平面平整度及提升产品安装质量的工艺

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