JP2016210826A - 接着剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、優れた伸び性及び耐アルカリ性を有する硬化物を形成すると共に、有機系材料に対しても優れた接着性を有する接着剤組成物を提供する。【解決手段】 本発明の接着剤組成物は、1分子あたり数平均で0.5〜2個の架橋性シリル基を有しているポリオキシアルキレン系重合体100質量部と、酸化マグネシウム5〜100質量部と、アミノシランカップリング剤0.5〜5質量部と、シラノール縮合触媒0.1〜3質量部とを含有していることを特徴とする。【選択図】 なし

Description

本発明は、接着剤組成物に関する。
従来から架橋性シリル基を有するポリオキシアルキレン系重合体を含む接着剤組成物は、その硬化物が柔軟で伸び性に富むため、各種有機材料の接着に好適に使用されている。
一方、架橋性シリル基を有するポリオキシアルキレン系重合体を含む接着剤組成物の硬化物は、伸び性に優れるものの、耐アルカリ性に劣るため、高いアルカリ性を示すモルタルなどの無機系材料に施工する際には、接着部位をプライマーなどで予め処理する必要があり、接着強度が経時的に低下するという問題点がある。
上記問題点を解決するために、特許文献1には、(a)反応性ケイ素基を含有するオキシアルキレン系重合体、(b)ジブチル錫塩と正珪酸エチルの反応生成物、(c)エポキシ樹脂、(d)(c)の潜在性硬化剤となるケチミン化合物を少なくとも含む湿気硬化性樹脂組成物である。また、(a)反応性ケイ素基を含有するオキシアルキレン系重合体、(b)(a)の硬化触媒、(c)エポキシ樹脂、(d)(c)の潜在性硬化剤となるケチミン化合物を含有する湿気硬化性樹脂組成物が提案されている。
特開2011−12144号公報
しかしながら、上記湿気硬化性樹脂組成物は、耐アルカリ性は向上しているものの、ポリ塩化ビニル及びポリエチレンテレフタレートなどの有機系材料に対する接着性が低く、経時的に界面破壊が生じ、接着強度が著しく低下するという問題点を有する。更に、上記湿気硬化性樹脂組成物の硬化物は、伸び性が低いという問題点も有する。
本発明は、優れた伸び性及び耐アルカリ性を有する硬化物を形成すると共に、有機系材料に対しても優れた接着性を有する接着剤組成物を提供する。
本発明の接着剤組成物は、1分子あたり数平均で0.5〜2個の架橋性シリル基を有しているポリオキシアルキレン系重合体100質量部と、
酸化マグネシウム5〜100質量部と、
アミノシランカップリング剤0.5〜5質量部と、
シラノール縮合触媒0.1〜3質量部とを含有していることを特徴とする。
上記接着剤組成物において、ポリオキシアルキレン系重合体100質量部に対してポリプロピレングリコール10〜100質量部を更に含有していることを特徴とする。
本発明の接着剤組成物は、空気中の湿気や、被着体に含まれている湿気によって硬化し、優れた伸び性及び耐アルカリ性を有する硬化物を形成し、優れた接着性を有する。更に、本発明の接着剤組成物は、有機系材料に対しても優れた接着性を有するので、モルタルなどの無機系材料同士の接着は勿論のこと、無機系材料と有機系材料との接着にも好適に用いることができる。
本発明の接着剤組成物は、1分子あたり数平均で0.5〜2個の架橋性シリル基を有しているポリオキシアルキレン系重合体と、酸化マグネシウムと、アミノシランカップリング剤と、シラノール縮合触媒とを含有していることを特徴とする。
[ポリオキシアルキレン系重合体]
架橋性シリル基を有するポリオキシアルキレン系重合体は、主鎖が、一般式:−(R−O)n−(式中、Rは炭素数が1〜14のアルキレン基を表し、nは、繰り返し単位の数であって正の整数である。)で表される繰り返し単位を含有する重合体が好ましく挙げられる。ポリオキシアルキレン系重合体の主鎖骨格は一種のみの繰り返し単位からなっていてもよいし、二種以上の繰り返し単位からなっていてもよい。
ポリオキシアルキレン系重合体の主鎖骨格としては、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、ポリオキシブチレン、ポリオキシテトラメチレン、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン共重合体、及びポリオキシプロピレン−ポリオキシブチレン共重合体などが挙げられ、接着剤組成物の硬化物が伸び性に優れているので、ポリオキシプロピレンを含むことが好ましい。
ポリオキシアルキレン系重合体は、1分子あたり数平均で0.5〜2個の架橋性シリル基を有している。架橋性シリル基としては、例えば、ケイ素原子と結合した加水分解性基を有するケイ素含有基又はシラノール基のように湿気又は架橋剤の存在下、必要に応じて触媒などを使用することによって縮合反応を生じる基をいう。
ケイ素原子に結合した加水分解性基としては、例えば、水素、ハロゲン原子、アルコキシ基、アシルオキシド基、ケトキシメート基、アミノ基、アミド基、酸アミド基、アミノオキシ基、メルカプト基、アルケニルオキシド基などが挙げられ、反応後に有害な副生成物を生成しないので、アルコキシ基が好適である。
アルコキシ基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、イソプロピルオキシ基、ブトキシ基、tert−ブトキシ基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基等などが挙げられ、メトキシ基、エトキシ基が好ましい。
架橋性シリル基としては、例えば、トリメトキシシリル基、トリエトキシシリル基、トリイソプロポキシシリル基、トリフェノキシシリル基などのトリアルコキシシリル基;メチルジメトキシシリル基、メチルジエトキシシリル基などのジアルコキシシリル基;メトキシシリル基、ジメチルメトキシシリル基、ジメチルエトキシシリル基などのモノアルコキシシリル基を挙げることができる。ポリオキシアルキレン系重合体は、架橋性シリル基を単独又は二種以上含有していてもよい。
ポリオキシアルキレン系重合体における1分子あたりの架橋性シリル基の数平均個数は、0.5〜2個であり、0.5〜1.5個が好ましく、1.0〜1.5個がより好ましい。架橋性シリル基の平均個数が0.5個以上であると、接着剤組成物を硬化させてなる硬化物の伸び性が優れている。架橋性シリル基の平均個数が2個以下であると、接着剤組成物を硬化させてなる硬化物の伸び性が優れている。
ポリオキシアルキレン系重合体における、1分子中における加水分解性シリル基の数平均個数は、H−NMRにより求められるポリオキシアルキレン系重合体中の加水分解性シリル基由来のピーク面積の比により、算出することができる。
ポリオキシアルキレン系重合体は、架橋性シリル基の他に、ウレタン結合をさらに有していてもよい。ウレタン結合は、ポリオキシアルキレン系重合体に極性を付与することができ、これにより接着剤組成物を硬化させてなる硬化物に、優れた伸び性を付与することができる。
ポリオキシアルキレン系重合体は、ポリオキシアルキレン鎖の両末端にウレタン結合を介して架橋性シリル基を有していてもよいし、ポリオキシアルキレン鎖の両末端にウレタン結合を介することなく架橋性シリル基を有していてもよい。
ポリオキシアルキレン鎖の両末端にウレタン結合を介して架橋性シリル基を有するポリオキシアルキレン系重合体は、例えば、ポリオキシアルキレン鎖の両末端にヒドロキシル基を有するプレポリマーと、架橋性シリル基及びイソシアネート基を有する化合物とを反応させることにより得られる。
ポリオキシアルキレン鎖の両末端にヒドロキシル基を有するプレポリマーとしては、ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシブチレングリコール、ポリオキシテトラメチレングリコール、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレングリコール、及びポリオキシプロピレン−ポリオキシブチレングリコールなどが挙げられる。
架橋性シリル基及びイソシアネート基を有する化合物としては、1−イソシアネートメチルトリメトキシシラン、2−イソシアネートエチルトリメトキシシラン、3−イソシアネートプロピルトリメトキシシラン、3−イソシアネートブチルトリメトキシシラン、3−イソシアネートペンチルトリメトキシシラン、及び1−イソシアネートプロピルトリメトキシシランなどが挙げられる。
ポリオキシアルキレン鎖の両末端にウレタン結合を介して架橋性シリル基を有するポリオキシアルキレン系重合体を合成するには、ポリオキシアルキレン鎖の両末端にヒドロキシ基を有するプレポリマーと、架橋性シリル基及びイソシアネート基を有する化合物とを混合して混合物を得、この混合物を撹拌して上記プレポリマーのヒドロキシ基と、上記化合物のイソシアネート基とを反応させてウレタン結合を形成させることにより行うことができる。また、上記混合物を加熱しながら撹拌することにより、反応を促進させることができる。
ポリオキシアルキレン鎖の両末端にウレタン結合を介することなく架橋性シリル基を有しているポリオキシアルキレン系重合体は、例えば、末端に水酸基などの官能基を有するオキシアルキレン系重合体に、この官能基に対して反応性を示す活性基及び不飽和基を有する有機化合物を反応させ、次いで、得られた反応生成物に加水分解性基を有するヒドロシランを作用させてヒドロシリル化することによって製造することができる。
ポリオキシアルキレン系重合体の数平均分子量は、3000〜50000が好ましく、10000〜25000がより好ましく、10000〜20000が特に好ましい。ポリオキシアルキレン系重合体の数平均分子量が50000以下であると、接着剤組成物を硬化させてなる硬化物の伸び性が優れている。ポリオキシアルキレン系重合体の数平均分子量が3000以上であると、接着剤組成物の硬化物の伸び性が向上し好ましい。
なお、本発明において、ポリオキシアルキレン系重合体の数平均分子量はGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)法によって測定されたポリスチレン換算した値である。具体的には、ポリオキシアルキレン系重合体6〜7mgを採取し、採取したポリオキシアルキレン系重合体を試験管に供給した上で、試験管に0.05質量%のBHT(ジブチルヒドロキシトルエン)を含むo−DCB(オルトジクロロベンゼン)溶液を加えてポリオキシアルキレン系重合体の濃度が1mg/mLとなるように希釈して希釈液を作製する。
溶解濾過装置を用いて145℃にて回転速度25rpmにて1時間に亘って上記希釈液を振とうさせてポリオキシアルキレン系重合体をBHTを含むo−DCB溶液に溶解させて測定試料とする。この測定試料を用いてGPC法によってポリオキシアルキレン系重合体の数平均分子量を測定することができる。
ポリオキシアルキレン系重合体における数平均分子量は、例えば、下記測定装置及び測定条件にて測定することができる。
測定装置 TOSOH社製 商品名「HLC-8121GPC/HT」
測定条件 カラム:TSKgelGMHHR-H(20)HT×3本
TSKguardcolumn-HHR(30)HT×1本
移動相:o−DCB 1.0mL/分
サンプル濃度:1mg/mL
検出器:ブライス型屈折計
標準物質:ポリスチレン(TOSOH社製 分子量:500〜8420000)
溶出条件:145℃
SEC温度:145℃
上記ポリオキシアルキレン系重合体としては、例えば、カネカ社製の商品名「MSポリマーS−203」、「MSポリマーS−303」、「サイリルポリマーSAT−200」、「サイリルポリマーSAT−350」及び「サイリルポリマーSAT−400」、旭硝子社製の商品名「エクセスターESS−3620」、「エクセスターESS−2420」、「エクセスターESS2410」及び「エクセスターESS3430」などの市販品を用いることができる。
[酸化マグネシウム]
接着剤組成物は、酸化マグネシウムを含有している。接着剤組成物は、ポリオキシアルキレン系重合体及び酸化マグネシウムを含有していることによって、接着剤組成物の硬化物は優れた耐アルカリ性を有していると共に、接着剤組成物は有機系材料に対して優れた接着性を有している。有機系材料としては、例えば、ポリ塩化ビニル材料、ポリエチレンテレフタレート材料などが挙げられる。
酸化マグネシウムの平均粒子径は、10〜150μmが好ましく、20〜75μmがより好ましく、30〜50μmが特に好ましい。酸化マグネシウムの平均粒子径が10μm以上であると、接着剤組成物の粘度上昇が抑えられて取扱性が向上する。酸化マグネシウムの平均粒子径が150μm以下であると、接着剤組成物を硬化させてなる硬化物が強靱となる。
なお、酸化マグネシウムの平均粒子径は、レーザー回折・散乱式の粒度分析測定装置を用いて測定した値とする。例えば、酸化マグネシウムをその濃度が10質量%となるようにメタノール中に投入した後、超音波ホモジナイザーを用いて1kwの出力で超音波を10分間に亘って照射して懸濁液を得る。この懸濁液についてレーザー回折・散乱式の粒度分析測定装置(例えば、島津製作所製 商品名「SACD−2100」)により酸化マグネシウムの体積粒度分布を測定し、この体積粒度分布の累積50%の値を酸化マグネシウムの平均粒子径とする。
接着剤組成物中における酸化マグネシウムの含有量は、ポリオキシアルキレン系重合体100質量部に対して5〜100質量部であり、10〜80質量部が好ましく、20〜60質量部がより好ましい。酸化マグネシウムの含有量が5質量部以上であると、接着剤組成物を硬化させてなる硬化物が優れた耐アルカリ性を有する。酸化マグネシウムの含有量が100質量部以下であると、接着剤組成物を硬化させてなる硬化物が優れた柔軟性を有する。
[アミノシランカップリング剤]
接着剤組成物は、アミノシランカップリング剤を含有している。アミノシランカップリング剤とは、1分子中にアルコキシ基が結合したケイ素原子と、窒素原子を含有する官能基とを含有している化合物を意味する。アミノシランカップリング剤を用いることにより、接着剤組成物の硬化物が優れた伸び性及び耐アルカリ性を有する。
アミノシランカップリング剤として、具体的には、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N,N’−ビス−〔3−(トリメトキシシリル)プロピル〕エチレンジアミン、N,N’−ビス−〔3−(トリエトキシシリル)プロピル〕エチレンジアミン、N,N’−ビス−〔3−(メチルジメトキシシリル)プロピル〕エチレンジアミン、N,N’−ビス−〔3−(トリメトキシシリル)プロピル〕ヘキサメチレンジアミン、N,N’−ビス−〔3−(トリエトキシシリル)プロピル〕ヘキサメチレンジアミン等が挙げられる。これらのアミノシランカップリング剤は、単独で用いられても二種以上が併用されてもよい。
なかでも、アミノシランカップリング剤としては、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン及びN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリエトキシシランが好ましく、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシランがより好ましく、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシランが特に好ましい。
接着剤組成物中におけるアミノシランカップリング剤の含有量は、ポリオキシアルキレン系重合体100質量部に対して0.5〜5質量部であり、1〜4質量部が好ましい。接着剤組成物中におけるアミノシランカップリング剤の含有量が0.5質量部以上であると、接着剤組成物の硬化物が、優れた伸び性を有すると共に有機系材料に対して優れた接着性を有する。接着剤組成物中におけるアミノシランカップリング剤の含有量が5質量部以下であると、接着剤組成物を硬化させてなる硬化物が優れた伸び性を有する。
[シラノール縮合触媒]
シラノール縮合触媒としては、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫オキサイド、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫フタレート、ビス(ジブチル錫ラウリン酸)オキサイド、ジブチル錫ビス(アセチルアセトナート)、ジブチル錫ビス(モノエステルマレート)、オクチル酸錫、ジブチル錫オクトエート、ジオクチル錫オキサイド、ジブチル錫ビス(トリエトキシシリケート)、ジオクチル錫ジラウレート、ビス(ジブチル錫ビストリエトキシシリケート)オキサイド、ジブチル錫オキシビスエトキシシリケート、及び1,1,3,3−テトラブチル−1,3−ジラウリルオキシカルボニル−ジスタノキサンなどの有機錫系化合物;テトラ−n−ブトキシチタネート、及びテトライソプロポキシチタネートなどの有機チタン系化合物;1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デカー5−エン、7−メチル−1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デカ−5−エン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン、6−ジブチルアミノ−1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エンなどのシクロアミジン系化合物;ジブチルアミン−2−エチルヘキソエートなどが挙げられ、有機錫系化合物が好ましく、1,1,3,3−テトラブチル−1,3−ジラウリルオキシカルボニル−ジスタノキサンがより好ましい。また、他の酸性触媒や塩基性触媒もシラノール縮合触媒として用いることができる。
接着剤組成物中におけるシラノール縮合触媒の含有量は、ポリオキシアルキレン系重合体100質量部に対して0.1〜3質量部であり、0.5〜3.0質量部が好ましく、1.0〜2.0質量部がより好ましい。シラノール縮合触媒の含有量が0.1質量部以上であると、接着剤組成物の硬化性が向上する。シラノール縮合触媒の含有量が3質量部以下であると、接着剤組成物を硬化させてなる硬化物中に残存したシラノール縮合触媒が硬化物の物性に影響を与えることを抑制することができる。
[ポリプロピレングリコール]
接着剤組成物は、ポリプロピレングリコールを更に含有していることが好ましい。ポリプロピレングリコールは、架橋性シリル基を含有していない。なお、架橋性シリル基は上述したものと同様であるので説明を省略する。接着剤組成物中にポリプロピレングリコールが含有されていることによって、接着剤組成物の硬化物は優れた伸び性を有している。
ポリプロピレングリコールの数平均分子量は、1000〜30000が好ましく、2000〜5000がより好ましい。ポリプロピレングリコールの数平均分子量が1000以上であると、接着剤組成物の硬化物が優れた伸び性を有する。ポリプロピレングリコールの数平均分子量が30000以下であると、接着剤組成物を硬化させてなる硬化物が優れた伸び性を有していると共に、接着剤組成物の低粘度化を図ることができ接着剤組成物の取扱性を向上させることができる。なお、ポリプロピレングリコールの数平均分子量は、ポリオキシアルキレン系重合体の数平均分子量と同様の要領で測定された値をいう。
接着剤組成物中におけるポリプロピレングリコールの含有量は、ポリオキシアルキレン系重合体100質量部に対して10〜100質量部が好ましく、15〜90質量部がより好ましい。接着剤組成物中におけるポリプロピレングリコールの含有量が10質量部以上であると、接着剤組成物の硬化物が優れた伸び性を有する。接着剤組成物のポリプロピレングリコールの含有量が100質量部以下であると、接着剤組成物が優れた接着性を有する。
接着剤組成物は、その物性を損なわない範囲内において、脱水剤、充填材、タレ防止剤、老化防止剤、エポキシ樹脂、酸化防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、顔料、溶剤、香料などが含有されていてもよい。
[脱水剤]
接着剤組成物は、脱水剤を更に含有していることが好ましい。脱水剤によれば、接着剤組成物を保存している際に、空気中などに含まれている水分によって接着剤組成物が硬化することを抑制することができる。
脱水剤としては、ビニルトリメトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、テトラエトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、テトラメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、及びジフェニルジメトキシシランなどのシラン化合物;並びにオルトギ酸メチル、オルトギ酸エチル、オルト酢酸メチル、及びオルト酢酸エチル等のエステル化合物などを挙げることができる。これらの脱水剤は、単独で用いられても二種以上が併用されてもよい。なかでも、ビニルトリメトキシシランが好ましい。
接着剤組成物中における脱水剤の含有量は、ポリオキシアルキレン系重合体100質量部に対して0.5〜20質量部が好ましく、1〜10質量部がより好ましく、1〜5質量部が特に好ましい。接着剤組成物中における脱水剤の含有量が0.5質量部以上であると、接着剤組成物の保存安定性を向上させることができる。接着剤組成物中における脱水剤の含有量が20質量部以下であると、接着剤組成物の硬化性が向上する。
[充填材]
接着剤組成物は、充填材を更に含有していることが好ましい。充填材としては、例えば、炭酸カルシウム、含水ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸カルシウム、シリカ、二酸化チタン、クレー、タルク、カーボンブラック、ガラスバルーンなどが挙げられ、炭酸カルシウムが好ましく、コロイダル炭酸カルシウムがより好ましい。充填材は、単独で用いられても二種以上が併用されてもよい。
[可塑剤]
接着剤組成物は、可塑剤を含んでいてもよい。可塑剤としては、フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジイソブチル、フタル酸ジノルマルヘキシル、フタル酸ビス(2−エチルヘキシル)、フタル酸ジノルマルオクチル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジノニル、フタル酸ジイソデシル、フタル酸ジイソウンデシル、及びフタル酸ビスブチルベンジルなどのフタル酸エステル;アジピン酸ジオクチル、セバシン酸ジオクチル、セバシン酸ジブチル、及びコハク酸イソデシルなどの非芳香族二塩基酸エステル;オレイン酸ブチル、及びアセチルリシノール酸メチルなどの脂肪族エステル;ジエチレングリコールジベンゾエート、トリエチレングリコールジベンゾエート、及びペンタエリスリトールエステルなどのポリアルキレングリコールのエステル;並びにトリクレジルホスフェート、及びトリブチルホスフェートなどのリン酸エステルなどが挙げられる。これらの可塑剤は、単独で用いられても二種以上が併用されてもよい。
なかでも、可塑剤としては、フタル酸エステルが好ましく用いられ、フタル酸ジイソデシル、フタル酸ジイソノニルがより好ましい。
接着剤組成物中における可塑剤の含有量は、ポリオキシアルキレン系重合体100質量部に対して10〜100質量部が好ましく、20〜70質量部がより好ましい。接着剤組成物中における可塑剤の含有量が10質量部以上であると、接着剤組成物を硬化させてなる硬化物が優れた伸び性を有している。接着剤組成物中における可塑剤の含有量が100質量部以下であると、接着剤組成物を硬化させてなる硬化物が強靱となり好ましい。
[耐候安定剤]
接着剤組成物は、耐候安定剤をさらに含んでいることが好ましい。耐候安定剤としては、酸化防止剤、紫外線吸収剤、及び光安定剤が好ましく挙げられる。これらの耐候安定剤を用いることによって、接着剤組成物の硬化物の耐候性を向上させることができる。耐候安定剤は、単独で用いられても二種以上が併用されてもよい。
酸化防止剤としては、ヒンダードフェノール系酸化防止剤、モノフェノール系酸化防止剤、ビスフェノール系酸化防止剤、及びポリフェノール系酸化防止剤などが挙げられる。なかでも、ヒンダードフェノール系酸化防止剤が好ましい。ヒンダードフェノール系酸化防止剤として、具体的には、ペンタエリスリトールテトラキス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート](融点118℃)、オクタデシル−3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート](融点52℃)、及びN,N′−ヘキサン−1,6−ジイルビス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオンアミド)](融点158℃)などが挙げられる。また、ヒンダードフェノール系酸化防止剤としては、BASF社製 商品名「IRGANOX(登録商標)1135」(融点5℃)などの市販品を用いることもできる。
接着剤組成物中における酸化防止剤の含有量は、ポリオキシアルキレン系重合体100質量部に対して0.1〜20質量部が好ましく、0.3〜10質量部がより好ましく、0.5〜5質量部が特に好ましい。
紫外線吸収剤としては、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤などが挙げられる。なかでも、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤が好ましい。ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤として、具体的には、2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−p−クレゾール(融点130℃)、2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−6−ビス(1−メチル−1−フェニルエチル)フェノール(融点139℃)、2−[5−クロロ(2H)−ベンゾトリアゾール−2−イル]−4−メチル−6−(tert−ブチル)フェノール(融点139℃)、2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4,6−ジ−tert−ペンチルフェノール(融点84℃)、及び2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェノール(融点104℃)などが挙げられる。また、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤としては、BASF社製 商品名「TINUVIN(登録商標)384−2」(融点10℃以下)などの市販品を用いることもできる。
接着剤組成物中における紫外線吸収剤の含有量は、ポリオキシアルキレン系重合体100質量部に対して0.1〜20質量部が好ましく、0.1〜10質量部がより好ましく、0.5〜5質量部が特に好ましい。
光安定剤としては、ヒンダードアミン系光安定剤などが挙げられる。具体的には、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケート及びメチル1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジルセバケートの混合物(融点10℃以下)、ジブチルアミン・1,3,5−トリアジン・N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル−1,6−ヘキサメチレンジアミンとN−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ブチルアミンとの重縮合物(融点135℃)、ポリ[{6−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)アミノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル}{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ}](融点118℃)、コハク酸ジメチルと4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−1−ピペリジンエタノールの重縮合物(融点63℃)などが挙げられる。
接着剤組成物中における光安定剤の含有量は、ポリオキシアルキレン系重合体100質量部に対して0.5〜20質量部が好ましく、1〜10質量部がより好ましく、1〜5質量部が特に好ましい。
接着剤組成物は、上述した成分の他にも、チキソ性付与剤、顔料、染料、及び沈降防止剤などの他の添加剤を含んでいてもよい。また、接着剤組成物は、その効果を害しない程度であれば、少量の溶剤を含んでいてもよい。他の添加剤や溶剤は、単独で用いられても二種以上が併用されてもよい。
チキソ性付与剤は、接着剤組成物にチキソトロピー性を発現させることができるものであればよい。チキソ性付与剤としては、水添ひまし油、脂肪酸ビスアマイド、ヒュームドシリカなどが好ましく挙げられる。
接着剤組成物中におけるチキソ性付与剤の含有量は、ポリオキシアルキレン系重合体100質量部に対して0.1〜200質量部が好ましく、1〜150質量部がより好ましい。接着剤組成物中におけるチキソ性付与剤の含有量が0.1質量部以上であると、接着剤組成物に優れたチキソトロピー性を付与することができる。接着剤組成物中におけるチキソ性付与剤の含有量が200質量部以下であると、接着剤組成物の粘度が高くなりすぎるのを抑制し、接着剤組成物は優れた取扱性を有する。
接着剤組成物は、空気中の湿気や、被着体に含まれている湿気によって、ポリオキシアルキレン系重合体が有している架橋可能なシリル基が加水分解及び脱水縮合してシロキサン結合を形成することによって硬化し、伸び性、耐アルカリ性及び接着力に優れた硬化物を形成する。接着剤組成物の用途は特に制限されないが、接着剤組成物は、硬化後に優れた伸び性、耐アルカリ性及び接着力を発揮できることから、コンクリート表面に外壁仕上げ材を接着一体化させるために好適に用いられる。具体的には、コンクリート表面に接着剤組成物を塗工した後、塗工した接着剤組成物上に外壁仕上げ材を積層し、これらを放置して養生させることにより、接着剤組成物を硬化させることにより硬化物(接着剤層)を形成する。これにより、コンクリート表面上に、接着剤組成物を硬化させた接着剤層を介して、外壁仕上げ材を接着一体化された建築構造が得られる。外壁仕上げ材としては、例えば、モルタル、タイル、レンガ、陶材及び石材などの無機系材料、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレートなどの合成樹脂から形成された有機系材料などが用いられる。
以下に、本発明を実施例を用いてより具体的に説明するが、本発明はこれに限定されない。
実施例及び比較例で用いられた各成分について説明する。
〔ポリオキシアルキレン系重合体〕
・主鎖骨格がポリオキシプロピレンであり且つ主鎖骨格の末端にメトキシシリル基を有しているポリオキシアルキレン系重合体(1分子あたりのメトキシシリル基の数平均個数:1.2個、数平均分子量:20000、ポリオキシプロピレン鎖にウレタン結合を含まない、カネカ社製 製品名「MSポリマーS−203」)
〔酸化マグネシウム〕
・酸化マグネシウム(平均粒子径:50μm、協和化学社製 商品名「キョウワマグ#150」)
〔酸化亜鉛〕
・酸化亜鉛(正同化学工業社製 商品名「亜鉛華AZO」)
〔アミノシランカップリング剤〕
・N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン(信越化学社製 商品名「KBM−603」)
〔エポキシシランカップリング剤〕
・3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン(信越化学社製 商品名「KBM403」)
〔シラノール縮合触媒〕
・1,1,3,3−テトラブチル−1,3−ジラウリルオキシカルボニル−ジスタノキサン(日東化成社製 商品名「ネオスタン U−130」)
〔ポリプロピレングリコール〕
・ポリプロピレングリコール(数平均分子量:3000、旭電化社製 商品名「P−3000」)
〔脱水剤〕
・ビニルトリメトキシシラン(日本ユニカ社製 商品名「NUCシリコーンA171」)
〔酸化防止剤〕
・ペンタエリスリトールテトラキス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]
〔充填材〕
・コロイダル炭酸カルシウム(白石工業社製 商品名「CCR」)
(実施例1〜9、比較例1〜8)
表1及び表2に示した所定量のポリオキシアルキレン系重合体、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン(アミノシランカップリング剤)、3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン(エポキシシランカップリング剤)、1,1,3,3−テトラブチル−1,3−ジラウリルオキシカルボニル−ジスタノキサン(シラノール縮合触媒)、ポリプロピレングリコール、ビニルトリメトキシシラン(脱水剤)、ペンタエリスリトールテトラキス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート](酸化防止剤)、コロイダル炭酸カルシウム(充填材)を含む原料組成物を攪拌機に供給した。次に、攪拌機内を密封した後に減圧下にて原料組成物を均一に混合して接着剤組成物を得た。
得られた接着剤組成物について、伸び性及び接着強度を下記の要領で測定し、その結果を表1、2に示した。
(伸び性)
JIS A5557に準拠して、接着剤組成物の伸び性を測定した。
(接着強度)
JIS A5557に準拠して、接着剤組成物により標準モルタル試験片と磁器製モザイクタイルとを接着一体化させ、標準養生後、及び、アルカリ温水浸漬処理後の接着強度を測定した。測定結果を「接着強度」の「磁器製モザイクタイル」の欄に示した。
更に、JIS A5557に準拠して、接着剤組成物により標準モルタル試験片と硬質ポリ塩化ビニル製のタイル状試験片とを接着一体化させ、標準養生後、及び、アルカリ温水浸漬処理後の接着強度を測定した。測定結果を「接着強度」の「ポリ塩化ビニル」の欄に示した。
Figure 2016210826
Figure 2016210826

Claims (2)

  1. 1分子あたり数平均で0.5〜2個の架橋性シリル基を有しているポリオキシアルキレン系重合体100質量部と、
    酸化マグネシウム5〜100質量部と、
    アミノシランカップリング剤0.5〜5質量部と、
    シラノール縮合触媒0.1〜3質量部とを含有していることを特徴とする接着剤組成物。
  2. ポリオキシアルキレン系重合体100質量部に対してポリプロピレングリコール10〜100質量部を更に含有していることを特徴とする請求項1に記載の接着剤組成物。
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