JP2016210658A - 球状硝材の製造方法および製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ノズルを用いて溶融ガラスを滴下させ、これによって形成されたガラス液滴を落下させながら凝固させることにより、小径の球状硝材を製造する球状硝材の製造方法および製造装置であって、ノズルの詰まりを抑制しつつ安定して連続的に製造することが可能な球状硝材の製造方法および製造装置を提供する。【解決手段】所定量の溶融ガラスGaをノズル部30Cの先端より滴下させてガラス液滴Gbを形成し、ガラス液滴Gbを落下させながら球状に凝固させることにより球状硝材Gを形成する、球状硝材の製造方法であって、ノズル部30Cの周囲においてノズル部30Cと同軸上に配置されるガス供給管40の内部を流動するガスを、ノズル部30Cの先端に集束させて吹き付けることにより、溶融ガラスGaをノズル部30Cより強制的に滴下させる。【選択図】図2
Description
本発明は、球状硝材の製造方法および製造装置の技術に関する。
一般的に、光通信用レンズ、デジタルカメラや携帯電話などに装着される撮像レンズ、またはDVDやCDなどの光磁気ディスク用プレーヤに装着されるピックアップレンズなどは、プリフォームとしての球状硝材を製造し、その後、球状硝材をヒートプレス成形することにより生産される。
ここで、球状硝材を製造する方法としては、従来から、ノズルより溶融ガラスを滴下させる方法が知られている。
具体的には、例えば貯溜容器内に貯溜された溶融ガラスを、貯溜容器の底面に設けたノズルを介して気相中に滴下させ、これによって形成されたガラス液滴を気相中または液相中に落下させながら凝固させることにより、球状硝材を製造する(例えば、「特許文献1」および「特許文献2」を参照)。
ここで、球状硝材を製造する方法としては、従来から、ノズルより溶融ガラスを滴下させる方法が知られている。
具体的には、例えば貯溜容器内に貯溜された溶融ガラスを、貯溜容器の底面に設けたノズルを介して気相中に滴下させ、これによって形成されたガラス液滴を気相中または液相中に落下させながら凝固させることにより、球状硝材を製造する(例えば、「特許文献1」および「特許文献2」を参照)。
ところで近年、これらの光通信用レンズ、撮像レンズ、またはピックアップレンズなどにおいては、数[mm]以下の直径からなる小径サイズのものの需要が増加し、これに伴い、小径サイズの球状硝材を安定して連続的に製造するための技術が切望されている。
しかしながら、前述した従来の製造方法によって小径の球状硝材を製造する場合、ノズルの外径寸法を球状硝材の外形サイズに見合った小径の直径寸法に設定する必要がある。
その結果、口径の小さなノズルを用いて球状硝材を製造することとなり、ノズルの詰まりを十分に抑制することができず、小径の球状硝材を安定して連続的に製造することが困難であった。
その結果、口径の小さなノズルを用いて球状硝材を製造することとなり、ノズルの詰まりを十分に抑制することができず、小径の球状硝材を安定して連続的に製造することが困難であった。
そこで、衝撃波を用いて強制的にガラス液滴を形成し、球状硝材を製造する技術が「特許文献3」によって開示されている。
具体的には、前記「特許文献3」においては、衝撃波の使用によって球状硝材(粒子状組成物)を形成する製造装置であって、ガスを導入するための入口と、溶融ガラス(溶融材料)を導入するためのノズル(送達チューブ)とを有するノズルエレメントが設けられ、ガスの導入により、溶融ガラスの流れからガラス液滴(液滴)が形成されるとともに、円錐形直立衝撃波が形成され、前記円錐形直立衝撃波がガラス液滴に衝突し、大きいガラス液滴を分断することを特徴とする製造装置に関する技術が開示されている。
具体的には、前記「特許文献3」においては、衝撃波の使用によって球状硝材(粒子状組成物)を形成する製造装置であって、ガスを導入するための入口と、溶融ガラス(溶融材料)を導入するためのノズル(送達チューブ)とを有するノズルエレメントが設けられ、ガスの導入により、溶融ガラスの流れからガラス液滴(液滴)が形成されるとともに、円錐形直立衝撃波が形成され、前記円錐形直立衝撃波がガラス液滴に衝突し、大きいガラス液滴を分断することを特徴とする製造装置に関する技術が開示されている。
このような「特許文献3」による技術によれば、衝撃波を用いて大きいガラス液滴を分断することにより、小径サイズの球状硝材を安定して製造することが可能となる。
しかしながら、たとえ前記「特許文献3」による技術を用いても、ノズルの外径寸法を球状硝材の外形サイズに見合った小径の直径寸法に設定する必要があることには変わりなく、口径の小さなノズルを用いて小径の球状硝材を製造することとなり、ノズルの詰まりを十分に抑制することができず、小径の球状硝材を安定して連続的に製造することが困難であった。
しかしながら、たとえ前記「特許文献3」による技術を用いても、ノズルの外径寸法を球状硝材の外形サイズに見合った小径の直径寸法に設定する必要があることには変わりなく、口径の小さなノズルを用いて小径の球状硝材を製造することとなり、ノズルの詰まりを十分に抑制することができず、小径の球状硝材を安定して連続的に製造することが困難であった。
本発明は、以上に示した現状の問題点を鑑みてなされたものであり、ノズルを用いて溶融ガラスを滴下させ、これによって形成されたガラス液滴を落下させながら凝固させることにより、小径の球状硝材を製造する球状硝材の製造方法および製造装置であって、ノズルの詰まりを抑制しつつ安定して連続的に製造することが可能な球状硝材の製造方法および製造装置を提供することを課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、本発明に係る球状硝材の製造方法は、所定量の溶融ガラスをノズルの先端より滴下させてガラス液滴を形成し、前記ガラス液滴を落下させながら球状に凝固させることにより球状硝材を形成する、球状硝材の製造方法であって、前記ノズルの周囲において前記ノズルと同軸上に配置されるガス供給管の内部を流動するガスを、前記ノズルの先端に集束させて吹き付けることにより、前記溶融ガラスを前記ノズルより強制的に滴下させることを特徴とする。
このような構成からなる製造方法によれば、ノズルの先端に滲出した一滴の溶融ガラスに対してガスを吹き付けて、自重による自然落下を始める前に当該溶融ガラスを強制的に滴下させることが可能になる。
これにより、ノズルの外径寸法を、製造する球状硝材の外形サイズに見合った小径の直径寸法に設定する必要がなくなる。
その結果、口径の小さなノズルを用いる必要もなくなり、ノズルの詰まりを抑制することができ、安定して連続的に小径の球状硝材を製造することができる。
これにより、ノズルの外径寸法を、製造する球状硝材の外形サイズに見合った小径の直径寸法に設定する必要がなくなる。
その結果、口径の小さなノズルを用いる必要もなくなり、ノズルの詰まりを抑制することができ、安定して連続的に小径の球状硝材を製造することができる。
また、本発明に係る球状硝材の製造方法において、前記ガスは、500℃以上の高温ガスであることがより好ましい。
このような構成とすることにより、例えば、吹き付けられたガスによって、溶融ガラスが冷却されてノズルの先端に固着するようなこともなく、ノズルの先端より溶融ガラスを安定して滴下させることができる。
また、本発明に係る球状硝材の製造方法において、前記ノズルの先端は、前記ガス供給管の内部に位置することがより好ましい。
このような構成とすることにより、例えば不意に加えられる外力や突風などのような外的要因による悪影響を抑制することができ、ノズルの先端部より溶融ガラスを安定して滴下させることができる。
また、本発明に係る球状硝材の製造方法において、前記ガス供給管における、前記ノズルの先端の近傍にはオリフィスが形成されることがより好ましい。
このような構成とすることにより、ガス供給管内を流動するガスは、オリフィスを通過した後、当該ガスの圧力が低下して流速が上がることとなり、当該ガスの単位時間当たりに必要な供給量の低減を図ることができる。
また、本発明に係る球状硝材の製造方法において、前記ノズルの先端は、前記ガス供給管の内部より突出することがより好ましい。
このような構成とすることにより、例えばノズルの下端に付着した粉塵を取り除くなど、容易にメンテナンスを行うことができる。
また、本発明に係る球状硝材の製造装置は、所定量の溶融ガラスをノズルの先端より滴下させてガラス液滴を形成し、前記ガラス液滴を落下させながら球状に凝固させることにより球状硝材を形成する、球状硝材の製造装置であって、前記ノズルの周囲において前記ノズルと同軸上に配置され、内部を流動するガスを前記ノズルの先端に集束させて吹き付けることにより、前記溶融ガラスを前記ノズルより強制的に滴下させるガス供給管を備えることを特徴とする。
このような構成からなる製造装置によれば、ノズルの先端に滲出した一滴の溶融ガラスに対してガスを吹き付けて、自重による自然落下を始める前に当該溶融ガラスを強制的に滴下させることが可能になる。
これにより、ノズルの外径寸法を、製造する球状硝材の外形サイズに見合った小径の直径寸法に設定する必要がなくなる。
その結果、口径の小さなノズルを用いる必要もなくなり、ノズルの詰まりを抑制することができ、安定して連続的に小径の球状硝材を製造することができる。
これにより、ノズルの外径寸法を、製造する球状硝材の外形サイズに見合った小径の直径寸法に設定する必要がなくなる。
その結果、口径の小さなノズルを用いる必要もなくなり、ノズルの詰まりを抑制することができ、安定して連続的に小径の球状硝材を製造することができる。
また、本発明に係る球状硝材の製造装置において、前記ガスは、500℃以上の高温ガスであることがより好ましい。
このような構成とすることにより、例えば、吹き付けられたガスによって、溶融ガラスが冷却されてノズルの先端に固着するようなこともなく、ノズルの先端部より溶融ガラスを安定して滴下させることができる。
また、本発明に係る球状硝材の製造装置において、前記ノズルの先端は、前記ガス供給管の内部に位置することがより好ましい。
このような構成とすることにより、例えば不意に加えられる外力や突風などのような外的要因による悪影響を抑制することができ、ノズルの先端より溶融ガラスを安定して滴下させることができる。
また、本発明に係る球状硝材の製造装置において、前記ガス供給管における、前記ノズルの先端の近傍にはオリフィスが形成されることがより好ましい。
このような構成とすることにより、ガス供給管内を流動するガスは、オリフィスを通過した後、当該ガスの圧力が低下して流速が上がることとなり、当該ガスの単位時間当たりに必要な供給量の低減を図ることができる。
また、本発明に係る球状硝材の製造装置において、前記ノズルの先端は、前記ガス供給管の内部より突出することがより好ましい。
このような構成とすることにより、例えばノズルの下端に付着した粉塵を取り除くなど、容易にメンテナンスを行うことができる。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、本発明に係る球状硝材の製造方法および製造装置によれば、ノズルの詰まりを抑制しつつ安定して連続的に、小径の球状硝材を製造することができる。
即ち、本発明に係る球状硝材の製造方法および製造装置によれば、ノズルの詰まりを抑制しつつ安定して連続的に、小径の球状硝材を製造することができる。
次に、発明の実施の形態について、図1乃至図6を用いて説明する。
なお、以下の説明に関しては便宜上、図1乃至図5の上下方向を、球状硝材Gの製造装置1(以下、単に「製造装置1」と記載する)の上下方向と規定して記述する。
また、図6の上下方向を、ノズル部30Cの上下方向と規定して記述する。
なお、以下の説明に関しては便宜上、図1乃至図5の上下方向を、球状硝材Gの製造装置1(以下、単に「製造装置1」と記載する)の上下方向と規定して記述する。
また、図6の上下方向を、ノズル部30Cの上下方向と規定して記述する。
[総括]
先ず、本発明に係る球状硝材の製造方法の概括について説明する。
本実施形態によって具現化される球状硝材の製造方法は、例えば数[mm]以下の直径からなる小径の球状硝材を、安定して連続的に製造するための方法である。
先ず、本発明に係る球状硝材の製造方法の概括について説明する。
本実施形態によって具現化される球状硝材の製造方法は、例えば数[mm]以下の直径からなる小径の球状硝材を、安定して連続的に製造するための方法である。
ここで、球状硝材の製造方法としては、従来から、所定量の溶融ガラスをノズルの先端より滴下させる方法が知られている。
具体的には、ノズルの先端より溶融ガラスを滴下させてガラス液滴を形成し、形成したガラス液滴を気相中に落下させつつ、表面張力によって球状に変形させながら徐冷して凝固させることにより、球状硝材を形成する。
具体的には、ノズルの先端より溶融ガラスを滴下させてガラス液滴を形成し、形成したガラス液滴を気相中に落下させつつ、表面張力によって球状に変形させながら徐冷して凝固させることにより、球状硝材を形成する。
そして、ノズルの先端より溶融ガラスが滴下する際は、以下の手順によって行われる。
即ち、図6(a)に示すように、例えばノズル部30Cの突出部30C2の先端より溶融ガラスGaが滲出した直後の状態において、溶融ガラスGaには、上向きの引張力T1と、下向きの重力g1とが同時に働くこととなる。
この際、重力g1に比べて引張力T1の方が大きいため(T1>g1)、溶融ガラスGaが突出部30C2より滴下することはない。
即ち、図6(a)に示すように、例えばノズル部30Cの突出部30C2の先端より溶融ガラスGaが滲出した直後の状態において、溶融ガラスGaには、上向きの引張力T1と、下向きの重力g1とが同時に働くこととなる。
この際、重力g1に比べて引張力T1の方が大きいため(T1>g1)、溶融ガラスGaが突出部30C2より滴下することはない。
なお、引張力T1は、突出部30C2の端面形状S1の円周上に働く複数の表面張力t(より具体的には、表面張力の上向き方向成分。以下同じ)の合力である。
また、重力g1は、突出部30C2より滲出した溶融ガラスGaの自重によるものである。
また、重力g1は、突出部30C2より滲出した溶融ガラスGaの自重によるものである。
次に、図6(b)に示すように、突出部30C2より滲出した溶融ガラスGaの質量が増加すると、溶融ガラスGaは自重によって下方に沈み込む。
これにより、溶融ガラスGaにおける突出部30C2側の端部近傍においては、くびれGa2が形成される。
これにより、溶融ガラスGaにおける突出部30C2側の端部近傍においては、くびれGa2が形成される。
このような状態において、溶融ガラスGaには、上向きの引張力T2と、下向きの重力g2とが同時に働くこととなる。
ここで、引張力T2は、くびれGa2の断面形状S2の円周上に働く複数の表面張力tの合力である。
よって、断面形状S2の円周長は、突出部30C2の端面形状S1の円周長に比べて短いため、引張力T2は引張力T1より小さい(T1>T2)。
よって、断面形状S2の円周長は、突出部30C2の端面形状S1の円周長に比べて短いため、引張力T2は引張力T1より小さい(T1>T2)。
一方、重力g2は、突出部30C2より滲出した溶融ガラスGaの自重によるものである。
よって、溶融ガラスGaの質量が増加していることから、重力g2は重力g1より大きい(g1<g2)。
よって、溶融ガラスGaの質量が増加していることから、重力g2は重力g1より大きい(g1<g2)。
そして、引張力T2と重力g2とは互いにつり合った状態となり(T2=g2)、溶融ガラスGaは、滴下することなく突出部30C2に留まる限界の状態となる。
次に、図6(c)に示すように、突出部30C2より滲出した溶融ガラスGaの質量がさらに増加すると、溶融ガラスGaは自重によってさらに下方に沈み込む。
これにより、前述したくびれGa2がさらに小さくなってくびれGa3が形成される。
これにより、前述したくびれGa2がさらに小さくなってくびれGa3が形成される。
このような状態において、溶融ガラスGaには、上向きの引張力T3と、下向きの重力g3とが同時に働くこととなる。
ここで、引張力T3は、くびれGa3の断面形状S3の円周上に働く複数の表面張力tの合力である。
よって、くびれGa3の断面形状S3の円周長は、くびれGa2の断面形状S2の円周長に比べて短いため、引張力T3は引張力T2より小さい(T2>T3)。
よって、くびれGa3の断面形状S3の円周長は、くびれGa2の断面形状S2の円周長に比べて短いため、引張力T3は引張力T2より小さい(T2>T3)。
一方、重力g3は、突出部30C2より滲出した溶融ガラスGaの自重によるものである。
よって、溶融ガラスGaの質量がさらに増加していることから、重力g3は重力g2より大きい(g2<g3)。
よって、溶融ガラスGaの質量がさらに増加していることから、重力g3は重力g2より大きい(g2<g3)。
そして、引張力T3に比べて重力g3の方が大きいため(T3<g3)、溶融ガラスGaは突出部30C2より滴下し、ガラス液滴Gb(図1を参照)となる。
以上のことから、ノズルの先端の外径寸法は、滴下するガラス液滴の質量、即ち製造される球状硝材の外形サイズに基づき設定されることとなる。
よって、小径の球状硝材を製造する場合、ノズルの外径寸法は、前記球状硝材の外形サイズに見合った小径の直径寸法に設定されることとなる。また、これに伴い、ノズルの内径寸法は、ノズルの外径寸法に比べてさらに小さな微小径の直径寸法に設定されることとなる。
従って、小径の球状硝材を製造する場合、ノズルの内径寸法が微小径となり、ノズルの詰まりが発生し易く、安定して連続的に製造することが困難であった。
よって、小径の球状硝材を製造する場合、ノズルの外径寸法は、前記球状硝材の外形サイズに見合った小径の直径寸法に設定されることとなる。また、これに伴い、ノズルの内径寸法は、ノズルの外径寸法に比べてさらに小さな微小径の直径寸法に設定されることとなる。
従って、小径の球状硝材を製造する場合、ノズルの内径寸法が微小径となり、ノズルの詰まりが発生し易く、安定して連続的に製造することが困難であった。
そこで、本発明者等は、ノズルの先端の外径寸法を小径の直径寸法に設定するのではなく、自重による自然落下を始める前に溶融ガラスを強制的に滴下させることによって、小径の球状硝材を連続的に製造することを試みた。
そして、本発明者等は鋭意研究を重ねた結果、後述するような、ガスを吹き付けることによって溶融ガラスを強制的に滴下させる製造装置1を構築し、本発明を実現するに至った。
そして、本発明者等は鋭意研究を重ねた結果、後述するような、ガスを吹き付けることによって溶融ガラスを強制的に滴下させる製造装置1を構築し、本発明を実現するに至った。
[製造装置1]
次に、本実施形態における製造装置1の全体構成について、図1を用いて説明する。
製造装置1は、主に貯溜容器10、炉体20、流路管30、ガス供給管40(140、240、または340)、および回収手段50などにより構成される。
次に、本実施形態における製造装置1の全体構成について、図1を用いて説明する。
製造装置1は、主に貯溜容器10、炉体20、流路管30、ガス供給管40(140、240、または340)、および回収手段50などにより構成される。
貯溜容器10は、加熱溶融された溶融ガラスGaを貯溜するためのものである。
貯溜容器10は、例えば耐火物容器、金坩堝、白金坩堝、白金合金坩堝、またはイリジウム坩堝などのような公知の容器によって構成される。
貯溜容器10は、例えば耐火物容器、金坩堝、白金坩堝、白金合金坩堝、またはイリジウム坩堝などのような公知の容器によって構成される。
なお、貯溜容器10の材質については、高温の溶融ガラスGaを貯溜可能なものであれば何れのものであってもよい。
貯溜容器10の内部には、攪拌機11が備えられる。
そして、貯溜容器10の内部に貯溜された溶融ガラスGaは、攪拌機11によって撹拌されることにより、溶融ガラスの組成に偏りが発生しないように、また、常に均等な温度分布が保たれて粘度の偏りが発生しないようになっている。
そして、貯溜容器10の内部に貯溜された溶融ガラスGaは、攪拌機11によって撹拌されることにより、溶融ガラスの組成に偏りが発生しないように、また、常に均等な温度分布が保たれて粘度の偏りが発生しないようになっている。
なお、攪拌機11は、水平方向に回転して複数の撹拌翼11a・11a・・・により溶融ガラスGaを撹拌して均質化するが、必要に応じて省略してもよい。
また、貯溜容器10への溶融ガラスGaの供給手段としては、例えば、別途設けられる溶融手段(図示せず)によって加熱溶融された溶融ガラスGaを、貯溜容器10に移し替える構成としてもよいし、貯溜容器10内にて直接ガラス素材を加熱溶融して溶融ガラスGaを生成する構成としてもよい。
炉体20は、貯溜容器10を支持しつつ、貯溜容器10を加熱するためのものである。
炉体20は、貯溜容器10の周囲を覆う耐火レンガなどの耐熱材により構成される。
炉体20は、貯溜容器10の周囲を覆う耐火レンガなどの耐熱材により構成される。
なお、炉体20の材質については、加熱された貯溜容器10の温度に耐え得るものであれば何れのものであってもよい。
流路管30は、貯溜容器10に貯溜された溶融ガラスGaを外部に流出させるためのものである。
流路管30は、上下方向に延出する筒状部材によって構成される。
流路管30は、上下方向に延出する筒状部材によって構成される。
なお、流路管30の材質については特に限定されないが、溶融ガラスGaに対して化学的に安定しており、且つ耐熱温度が高いことから、白金、または白金合金を用いることが好ましい。
流路管30は、第一流路部30A、第二流路部30B、およびノズル部30Cにより構成される。
ここで、第一流路部30Aの上端部は、貯溜容器10の底面に挿設されている。
これにより、流路管30は、貯溜容器10と連通される。
ここで、第一流路部30Aの上端部は、貯溜容器10の底面に挿設されている。
これにより、流路管30は、貯溜容器10と連通される。
第二流路部30Bは、第一流路部30Aの断面形状に比べて縮径された断面形状を有して形成される。
そして、第二流路部30Bは、第一流路部30Aと同軸上に位置するとともに、その上端において第一流路部30Aの下端と連通される。
そして、第二流路部30Bは、第一流路部30Aと同軸上に位置するとともに、その上端において第一流路部30Aの下端と連通される。
ノズル部30Cは、下方に向かって徐々に断面形状を縮径するテーパー部30C1と、テーパー部30C1の下端より下方に突出する突出部30C2とにより構成される。
そして、ノズル部30Cは、第二流路部30Bと同軸上に位置するとともに、テーパー部30C1の上端において第二流路部30Bの下端と連通される。
そして、ノズル部30Cは、第二流路部30Bと同軸上に位置するとともに、テーパー部30C1の上端において第二流路部30Bの下端と連通される。
ここで、第二流路部30B、およびノズル部30Cの周囲には、後述する第一乃至第四実施形態のガス供給管40・140・240・340の内の何れか一つが配置されている。
そして、ガス供給管40(140、240、または340)によって供給されるガスを、突出部30C2の先端に滲出した溶融ガラスGaに吹き付けて、当該溶融ガラスGaを所定の質量にて確実に滴下させるようになっている。
回収手段50は、流路管30の突出部30C2より滴下されたガラス液滴Gbを回収し、当該ガラス液滴Gbを球状硝材Gに形成するためのものである。
回収手段50の内部には、溶媒51が満たされている。
回収手段50の内部には、溶媒51が満たされている。
そして、回収手段50は、滴下しながら球状に変形するガラス液滴Gbを溶媒51内に落下させることにより、回収時のガラス液滴Gbに加わる衝撃を吸収するとともに、球状のガラス液滴Gbを冷却して球状硝材Gとして回収する。
なお、溶媒51の種類については、ガラス液滴Gbと反応せず、また落下した直後のガラス溶媒Gbを冷却可能なものであれば何れのものであってもよく、例えば、水、アルコール類、油など、種々の公知の溶媒を用いることができる。
また、これらのものは単独で用いてもよいし、また複数組み合わせて用いることとしてもよい。
さらに、溶媒51に代わって、スポンジなどの緩衝材を用いることとしてもよい。
また、これらのものは単独で用いてもよいし、また複数組み合わせて用いることとしてもよい。
さらに、溶媒51に代わって、スポンジなどの緩衝材を用いることとしてもよい。
以上のような構成からなる製造装置1によって、小径の球状硝材Gが、安定して連続的に製造される。
具体的には、貯溜容器10内に貯溜された溶融ガラスGaは、攪拌機11による撹拌によって均質化され、貯溜容器10の底部のものより流路管30内に流入される。
具体的には、貯溜容器10内に貯溜された溶融ガラスGaは、攪拌機11による撹拌によって均質化され、貯溜容器10の底部のものより流路管30内に流入される。
なお、貯溜容器10は、内部の溶融ガラスGaの温度が所定温度となるように、炉体20によって温度制御されており、詰まりなど発生することなくスムーズに溶融ガラスGaが流路管30内に流入される。
流路管30内に流入された溶融ガラスGaは、下方に向かって流動する。
この際、溶融ガラスGaは、第一流路部30A、および第二流路部30Bを通過すごとに、順に圧力が高められ、さらにノズル部30Cのテーパー部30C1を通過する際に、所定圧力にまで高められる。
そして、所定圧力にまで高められた溶融ガラスGaは、突出部30C2の先端より滲出するようにして外部に流出する。
この際、溶融ガラスGaは、第一流路部30A、および第二流路部30Bを通過すごとに、順に圧力が高められ、さらにノズル部30Cのテーパー部30C1を通過する際に、所定圧力にまで高められる。
そして、所定圧力にまで高められた溶融ガラスGaは、突出部30C2の先端より滲出するようにして外部に流出する。
突出部30C2の先端より滲出した一滴の溶融ガラスGaは、前述した表面張力による引張力によって、突出部30C2の先端に保持されつつ、徐々に質量を増加させていく。
一方、突出部30C2の先端には、例えば、第一実施形態におけるガス供給管40を介して、高温のガスが吹き付けられている。
そして、一滴の溶融ガラスGaは、自重によって滴下する前であって、所定質量に到達した時点において、ガス供給管40より吹き付けられるガスによって、ガラス液滴Gbとなって強制的に落下する。
落下したガラス液滴Gbは、表面張力によって球状に変形しながら気相中にて徐冷され、最終的に回収手段50の溶媒51内に投入される。
そして、溶媒51内に投入されたガラス液滴Gbは、溶媒51によって常温にまで冷却され、球状硝材Gとして回収される。
そして、溶媒51内に投入されたガラス液滴Gbは、溶媒51によって常温にまで冷却され、球状硝材Gとして回収される。
[ガス供給管(第一実施形態)40]
次に、本発明を具現化する、第一実施形態におけるガス供給管40の構成について、図2を用いて説明する。
次に、本発明を具現化する、第一実施形態におけるガス供給管40の構成について、図2を用いて説明する。
ガス供給管40は、流路管30におけるノズル部30C(より具体的には、突出部30C2)の下端に滲出した一滴の溶融ガラスGaに対して高温のガスを吹き付けて、自重による自然落下を始める前に当該溶融ガラスGaを強制的に滴下させるためのものである。
なお、ガス供給管40によって供給されるガスの種類については特に限定されず、乾燥空気、ヘリウム(He)、窒素(N2)、アルゴン(Ar)、またはこれらの混合物など、何れのものであってもよい。
ガス供給管40は、上下方向に延出する筒状の本体部40A、および本体部40Aの上端に隣接されるガス溜り部40Bなどにより構成される。
なお、ガス供給管40の材質については特に限定されないが、耐熱温度が高いことから、白金、または白金合金を用いることが好ましい。
本体部40Aの上下方向中央部より下端にかけては、テーパー部40A1が形成されており、下方に向かって徐々に断面形状が縮径されるようになっている。
なお、テーパー部40A1の下端面は開放されている。
なお、テーパー部40A1の下端面は開放されている。
一方、本体部40Aの上端は、ガス溜り部40Bによって閉塞されるとともに、複数(図2においては、断面図であるため二箇所のみ記載)の貫通孔40a・40a・・・を介してガス溜り部40Bの内部と連通される。
そして、ガス供給管40は、流路管30の下端部において、本体部40Aが流路管30と同軸上に位置するようにして配置される。
この際、ガス供給管40は、本体部40Aによって、例えば流路管30における第二流路部30Bおよびノズル部30Cの周囲を同時に覆うようにして配置される。つまり、ガス供給管40は、ノズル部30Cの周囲において、本体部40Aを介してノズル部30Cと同軸上に配置される。
また、ガス供給管40は、本体部40A(より具体的には、テーパー部40A1)の下端と、ノズル部30C(より具体的には、突出部30C2)の下端とが、上下方向においてともに同じ位置となるようにして配置される。
この際、ガス供給管40は、本体部40Aによって、例えば流路管30における第二流路部30Bおよびノズル部30Cの周囲を同時に覆うようにして配置される。つまり、ガス供給管40は、ノズル部30Cの周囲において、本体部40Aを介してノズル部30Cと同軸上に配置される。
また、ガス供給管40は、本体部40A(より具体的には、テーパー部40A1)の下端と、ノズル部30C(より具体的には、突出部30C2)の下端とが、上下方向においてともに同じ位置となるようにして配置される。
なお、ガス供給管40には、例えば高周波誘導加熱装置などの加熱手段(図示せず)が備えられており、当該加熱手段によって、ガス供給管40の内部の雰囲気は、常に約500[℃]以上の温度に保持されている。
そして、ガス溜り部40Bの一端には、配管部材41が連結されており、この配管部材41を介して、ガス供給管40は、図示せぬガス供給装置と連通される。
以上のような構成からなるガス供給管40において、配管部材41を介してガス供給管40の内部に送り込まれたガスは、一旦ガス溜り部40B内にて貯溜されて圧力が高められ、その後、複数の貫通孔40a・40a・・・を介して、本体部40Aの内部に流入する。
ガス供給管40内に送り込まれたガスは、高温状態に保持されたガス供給管40内の雰囲気によって直ちに500[℃]以上の温度に加熱されながら、流路管30の周囲において本体部40Aの内周面に沿って上方から下方へと流動する。
そして、前記ガスは、テーパー部40A1の内周面に沿って徐々に流速を上げながら、流路管30の軸心に向かって斜め下方に流動し、ノズル部30Cにおける突出部30C2の下端(図2において、領域B1によって示された箇所)にて集束する。
こうして、配管部材41によってガス供給管40内に送り込まれたガスは、突出部30C2の下端の領域B1において集束され、当該突出部30C2の下端に滲出した一滴の溶融ガラスGaに対して吹き付けられる。
つまり、ガス供給管40の本体部40A内を流動するガスが、突出部30C2の下端の領域B1に集束して吹き付けられる。
つまり、ガス供給管40の本体部40A内を流動するガスが、突出部30C2の下端の領域B1に集束して吹き付けられる。
その結果、一滴の溶融ガラスGaは、自重によって自然落下し始める前に、吹き付けられたガスによって突出部30C2の下端より強制的に滴下する。
以上のように、本実施形態におけるガス供給管40によれば、自重による自然落下を始める前に溶融ガラスGaを強制的に滴下させることが可能になることから、ノズル部30Cにおける突出部30C2の外径寸法を、製造する球状硝材Gの外形サイズに見合った小径の直径寸法に設定する必要がなくなる。
従って、口径の小さなノズル部30Cを用いる必要もなくなり、ノズル部30Cの詰まりを抑制することができ、安定して連続的に小径の球状硝材Gを製造することができる。
従って、口径の小さなノズル部30Cを用いる必要もなくなり、ノズル部30Cの詰まりを抑制することができ、安定して連続的に小径の球状硝材Gを製造することができる。
なお、本実施形態においては、ガスの温度を500[℃]以上に加熱することとしているが、これに限定されることはなく、例えば常温であってもよい。
ただし、500[℃]以上の高温ガスを用いることとすれば、例えば、吹き付けられたガスによって、溶融ガラスGaが冷却されてノズル部30Cの先端に固着するようなこともなく、ノズル部30Cの先端より溶融ガラスGaを安定して滴下させることができることから、より好ましい。
ただし、500[℃]以上の高温ガスを用いることとすれば、例えば、吹き付けられたガスによって、溶融ガラスGaが冷却されてノズル部30Cの先端に固着するようなこともなく、ノズル部30Cの先端より溶融ガラスGaを安定して滴下させることができることから、より好ましい。
[ガス供給管(第二実施形態)140]
次に、本発明を具現化する、第二実施形態におけるガス供給管140の構成について、図3を用いて説明する。
次に、本発明を具現化する、第二実施形態におけるガス供給管140の構成について、図3を用いて説明する。
第二実施形態におけるガス供給管140は、第一実施形態のガス供給管40と略同等な構成を有する一方、本体部140Aの下端の形状について、第一実施形態のガス供給管40と相違する。
よって、以下の説明においては、主に第一実施形態のガス供給管40との相違点について記載し、当該ガス供給管40との同等な構成についての記載は省略する。
よって、以下の説明においては、主に第一実施形態のガス供給管40との相違点について記載し、当該ガス供給管40との同等な構成についての記載は省略する。
本体部140Aの上下方向中央部より下端にかけては、テーパー部140A1が形成されており、下方に向かって徐々に断面形状が縮径されるようになっている。
また、テーパー部140A1の下端部には、下方に僅かに突出する環状部140A2が形成される。
また、テーパー部140A1の下端部には、下方に僅かに突出する環状部140A2が形成される。
一方、本体部140Aの上端は、ガス溜り部140Bによって閉塞されるとともに、複数(図3においては、断面図であるため二箇所のみ記載)の貫通孔140a・140a・・・を介してガス溜り部140Bの内部と連通される。
そして、ガス供給管140は、流路管30の下端部において、本体部140Aが流路管30と同軸上に位置するようにして配置される。
この際、ガス供給管140は、本体部140Aによって、例えば流路管30における第二流路部30Bおよびノズル部30Cの周囲を同時に覆うようにして配置される。つまり、ガス供給管140は、ノズル部30Cの周囲において、本体部140Aを介してノズル部30Cと同軸上に配置される。
また、ガス供給管140は、本体部140A(より具体的には、環状部140A2)の下端が、ノズル部30C(より具体的には、突出部30C2)の下端に対して下方に位置するようにして(即ち、突出部30C2の下端が、環状部140A2の内部に位置するようにして)配置される。
この際、ガス供給管140は、本体部140Aによって、例えば流路管30における第二流路部30Bおよびノズル部30Cの周囲を同時に覆うようにして配置される。つまり、ガス供給管140は、ノズル部30Cの周囲において、本体部140Aを介してノズル部30Cと同軸上に配置される。
また、ガス供給管140は、本体部140A(より具体的には、環状部140A2)の下端が、ノズル部30C(より具体的には、突出部30C2)の下端に対して下方に位置するようにして(即ち、突出部30C2の下端が、環状部140A2の内部に位置するようにして)配置される。
以上のような構成からなるガス供給管140において、配管部材141を介してガス供給管140の内部に送り込まれたガスは、一旦ガス溜り部140B内にて貯溜されて圧力が高められ、その後、複数の貫通孔140a・140a・・・を介して、本体部140Aの内部に流入する。
ガス供給管140内に送り込まれたガスは、高温状態に保持されたガス供給管140内の雰囲気によって直ちに500[℃]以上の温度に加熱されながら、流路管30の周囲において本体部140Aの内周面に沿って上方から下方へと流動する。
そして、前記ガスは、テーパー部140A1の内周面に沿って徐々に流速を上げながら、流路管30の軸心に向かって斜め下方に流動し、ノズル部30Cにおける突出部30C2の下端(図3において、領域B2によって示された箇所)にて集束する。
こうして、配管部材141によってガス供給管140内に送り込まれたガスは、突出部30C2の下端の領域B2において集束され、当該突出部30C2の下端に滲出した一滴の溶融ガラスGaに対して吹き付けられる。
つまり、ガス供給管140の本体部140A内を流動するガスが、突出部30C2の下端の領域B2に集束して吹き付けられる。
つまり、ガス供給管140の本体部140A内を流動するガスが、突出部30C2の下端の領域B2に集束して吹き付けられる。
その結果、一滴の溶融ガラスGaは、自重によって自然落下し始める前に、吹き付けられたガスによって突出部30C2の下端より強制的に滴下する。
なお、本実施形態におけるガス供給管140においては、ノズル部30Cにおける突出部30C2の下端が、ガス供給管140(より具体的には環状部140A2)の内部に位置することから、ガス供給管140内に送り込まれたガスが集束する領域B2は、環状部140A2によって周囲を覆われた状態となっている。
従って、本実施形態のガス供給管140によれば、領域B2において、例えば不意に加えられる外力や突風などのような外的要因による悪影響を抑制し、一滴の溶融ガラスGaを安定して滴下させることができる。
従って、本実施形態のガス供給管140によれば、領域B2において、例えば不意に加えられる外力や突風などのような外的要因による悪影響を抑制し、一滴の溶融ガラスGaを安定して滴下させることができる。
[ガス供給管(第三実施形態)240]
次に、本発明を具現化する、第三実施形態におけるガス供給管240の構成について、図4を用いて説明する。
次に、本発明を具現化する、第三実施形態におけるガス供給管240の構成について、図4を用いて説明する。
第三実施形態におけるガス供給管240は、第一実施形態のガス供給管40と略同等な構成を有する一方、本体部240Aの下端の形状について、第一実施形態のガス供給管40と相違する。
よって、以下の説明においては、主に第一実施形態のガス供給管40との相違点について記載し、当該ガス供給管40との同等な構成についての記載は省略する。
よって、以下の説明においては、主に第一実施形態のガス供給管40との相違点について記載し、当該ガス供給管40との同等な構成についての記載は省略する。
本体部240Aの上下方向中央部より下端にかけては、テーパー部240A1が形成されており、下方に向かって徐々に断面形状が縮径されるようになっている。
また、テーパー部240A1の下端部には、下方に僅かに突出するオリフィス部240A2が形成される。
ここで、オリフィス部240A2は、上端から下方に向かって徐々に断面形状が拡径されるようになっている。
また、テーパー部240A1の下端部には、下方に僅かに突出するオリフィス部240A2が形成される。
ここで、オリフィス部240A2は、上端から下方に向かって徐々に断面形状が拡径されるようになっている。
一方、本体部240Aの上端は、ガス溜り部240Bによって閉塞されるとともに、複数(図4においては、断面図であるため二箇所のみ記載)の貫通孔240a・240a・・・を介してガス溜り部240Bの内部と連通される。
そして、ガス供給管240は、流路管30の下端部において、本体部240Aが流路管30と同軸上に位置するようにして配置される。
この際、ガス供給管240は、本体部240Aによって、例えば流路管30における第二流路部30Bおよびノズル部30Cの周囲を同時に覆うようにして配置される。つまり、ガス供給管240は、ノズル部30Cの周囲において、本体部240Aを介してノズル部30Cと同軸上に配置される。
また、ガス供給管240は、本体部240A(より具体的には、オリフィス部240A2)の下端が、ノズル部30C(より具体的には、突出部30C2)の下端に対して下方に位置するようにして(即ち、突出部30C2の下端が、オリフィス部240A2の内部に位置するようにして)配置される。つまり、ガス供給管240において、ノズル部30Cにおける突出部30C2の先端の近傍には、オリフィス部240A2が配置される。
この際、ガス供給管240は、本体部240Aによって、例えば流路管30における第二流路部30Bおよびノズル部30Cの周囲を同時に覆うようにして配置される。つまり、ガス供給管240は、ノズル部30Cの周囲において、本体部240Aを介してノズル部30Cと同軸上に配置される。
また、ガス供給管240は、本体部240A(より具体的には、オリフィス部240A2)の下端が、ノズル部30C(より具体的には、突出部30C2)の下端に対して下方に位置するようにして(即ち、突出部30C2の下端が、オリフィス部240A2の内部に位置するようにして)配置される。つまり、ガス供給管240において、ノズル部30Cにおける突出部30C2の先端の近傍には、オリフィス部240A2が配置される。
以上のような構成からなるガス供給管240において、配管部材241を介してガス供給管240の内部に送り込まれたガスは、一旦ガス溜り部240B内にて貯溜されて圧力が高められ、その後、複数の貫通孔240a・240a・・・を介して、本体部240Aの内部に流入する。
ガス供給管240内に送り込まれたガスは、高温状態に保持されたガス供給管240内の雰囲気によって直ちに500[℃]以上の温度に加熱されながら、流路管30の周囲において本体部240Aの内周面に沿って上方から下方へと流動する。
そして、前記ガスは、テーパー部240A1の内周面に沿って徐々に流速を上げながら、流路管30の軸心に向かって斜め下方に流動し、ノズル部30Cにおける突出部30C2の下端(図4において、領域B3によって示された箇所)にて集束する。
こうして、配管部材241によってガス供給管240内に送り込まれたガスは、突出部30C2の下端の領域B3において集束され、当該突出部30C2の下端に滲出した一滴の溶融ガラスGaに対して吹き付けられる。
つまり、ガス供給管240の本体部240A内を流動するガスが、突出部30C2の下端の領域B3に集束して吹き付けられる。
つまり、ガス供給管240の本体部240A内を流動するガスが、突出部30C2の下端の領域B3に集束して吹き付けられる。
その結果、一滴の溶融ガラスGaは、自重によって自然落下し始める前に、吹き付けられたガスによって突出部30C2の下端より強制的に滴下する。
なお、本実施形態におけるガス供給管240においては、前述した第二実施形態のガス供給管140と同様に、ノズル部30Cにおける突出部30C2の下端が、ガス供給管240(より具体的にはオリフィス部240A2)の内部に位置することから、ガス供給管240内に送り込まれたガスが集束する領域B3は、オリフィス部240A2によって周囲を覆われた状態となっている。
従って、本実施形態のガス供給管240によれば、領域B3において、例えば不意に加えられる外力や突風などのような外的要因による悪影響を抑制し、一滴の溶融ガラスGaを安定して滴下させることができる。
従って、本実施形態のガス供給管240によれば、領域B3において、例えば不意に加えられる外力や突風などのような外的要因による悪影響を抑制し、一滴の溶融ガラスGaを安定して滴下させることができる。
また、本実施形態におけるガス供給管240によれば、テーパー部240A1によって流速の上がったガスを、オリフィス部240A2を通過した後に解放させることにより、当該ガスの圧力を低下させて、さらに流速を上げることが可能となり、当該ガスの単位時間当たりに必要な供給量の低減を図ることができる。
[ガス供給管(第四実施形態)340]
次に、本発明を具現化する、第四実施形態におけるガス供給管340の構成について、図5を用いて説明する。
次に、本発明を具現化する、第四実施形態におけるガス供給管340の構成について、図5を用いて説明する。
第四実施形態におけるガス供給管340は、第一実施形態のガス供給管40と略同等な構成を有する一方、本体部340Aの下端の形状について、第一実施形態のガス供給管40と相違する。
よって、以下の説明においては、主に第一実施形態のガス供給管40との相違点について記載し、当該ガス供給管40との同等な構成についての記載は省略する。
よって、以下の説明においては、主に第一実施形態のガス供給管40との相違点について記載し、当該ガス供給管40との同等な構成についての記載は省略する。
本体部340Aの上下方向中央部より下端にかけては、テーパー部340A1が形成されており、下方に向かって徐々に断面形状が縮径されるようになっている。
一方、本体部340Aの上端は、ガス溜り部340Bによって閉塞されるとともに、複数(図5においては、断面図であるため二箇所のみ記載)の貫通孔340a・340a・・・を介してガス溜り部340Bの内部と連通される。
そして、ガス供給管340は、流路管30の下端部において、本体部340Aが流路管30と同軸上に位置するようにして配置される。
この際、ガス供給管340は、本体部340Aによって、例えば流路管30における第二流路部30Bおよびノズル部30Cの周囲を同時に覆うようにして配置される。つまり、ガス供給管340は、ノズル部30Cの周囲において、本体部340Aを介してノズル部30Cと同軸上に配置される。
また、ガス供給管340は、本体部340A(より具体的には、テーパー部340A1)の下端が、ノズル部30C(より具体的には、突出部30C2)の下端に対して上方に位置するようにして(即ち、突出部30C2の下端が、テーパー部340A1の内部より下方に突出するようにして)配置される。
この際、ガス供給管340は、本体部340Aによって、例えば流路管30における第二流路部30Bおよびノズル部30Cの周囲を同時に覆うようにして配置される。つまり、ガス供給管340は、ノズル部30Cの周囲において、本体部340Aを介してノズル部30Cと同軸上に配置される。
また、ガス供給管340は、本体部340A(より具体的には、テーパー部340A1)の下端が、ノズル部30C(より具体的には、突出部30C2)の下端に対して上方に位置するようにして(即ち、突出部30C2の下端が、テーパー部340A1の内部より下方に突出するようにして)配置される。
以上のような構成からなるガス供給管340において、配管部材341を介してガス供給管340の内部に送り込まれたガスは、一旦ガス溜り部340B内にて貯溜されて圧力が高められ、その後、複数の貫通孔340a・340a・・・を介して、本体部340Aの内部に流入する。
ガス供給管340内に送り込まれたガスは、高温状態に保持されたガス供給管340内の雰囲気によって直ちに500[℃]以上の温度に加熱されながら、流路管30の周囲において本体部340Aの内周面に沿って上方から下方へと流動する。
そして、前記ガスは、テーパー部340A1の内周面に沿って徐々に流速を上げながら、流路管30の軸心に向かって斜め下方に流動し、ノズル部30Cにおける突出部30C2の下端(図5において、領域B4によって示された箇所)にて集束する。
こうして、配管部材341によってガス供給管340内に送り込まれたガスは、突出部30C2の下端の領域B4において集束され、当該突出部30C2の下端に滲出した一滴の溶融ガラスGaに対して吹き付けられる。
つまり、ガス供給管340の本体部340A内を流動するガスが、突出部30C2の下端の領域B4に集束して吹き付けられる。
つまり、ガス供給管340の本体部340A内を流動するガスが、突出部30C2の下端の領域B4に集束して吹き付けられる。
その結果、突出部30C2の下端における一滴の溶融ガラスGaは、自重によって自然落下し始める前に、吹き付けられたガスによって強制的に滴下する。
なお、本実施形態におけるガス供給管340においては、ノズル部30Cにおける突出部30C2の下端が、ガス供給管340(より具体的にはテーパー部340A1)の内部より下方に突出していることから、例えば突出部30C2の下端に付着した粉塵を取り除くなど、容易にメンテナンスを行うことができる。
[検証実験]
次に、本発明に係る球状硝材の製造方法について、その有効性を判断するために本発明者等が行った検証実験について、図1を用いて説明する。
次に、本発明に係る球状硝材の製造方法について、その有効性を判断するために本発明者等が行った検証実験について、図1を用いて説明する。
先ず始めに、本発明者等は、第一実施形態のガス供給管40を備える製造装置1を用意し、ガスを供給する場合と、ガスを供給しない場合の二通りの条件によって、球状硝材Gを製造した。
この際、流路管30のノズル部30Cにおける突出部30C2の下端の温度については、約900[℃]に設定することとした。
また、ガス供給管40におけるテーパー部40A1の下端の温度については、約860[℃]に設定することとした。
さらに、ガス供給管40に供給されるガスについては、約950[℃]の乾燥空気を用いるとともに、供給時の流量については、8.5[L/min]に設定することとした。
また、ガス供給管40におけるテーパー部40A1の下端の温度については、約860[℃]に設定することとした。
さらに、ガス供給管40に供給されるガスについては、約950[℃]の乾燥空気を用いるとともに、供給時の流量については、8.5[L/min]に設定することとした。
ガス供給部40にガスを供給しながら球状硝材Gの製造を行った場合、製造された球状硝材Gの直径サイズは、約2.5〜2.6[mm]であった。
一方、ガス供給部40にガスを供給することなく球状硝材Gの製造を行った場合、製造された球状硝材Gの直径サイズは、約2.7〜2.8[mm]であった。
以上のことから、本発明に係る球状硝材の製造方法によれば、より小径の球状硝材Gを製造することが可能であることを確認できた。
一方、ガス供給部40にガスを供給することなく球状硝材Gの製造を行った場合、製造された球状硝材Gの直径サイズは、約2.7〜2.8[mm]であった。
以上のことから、本発明に係る球状硝材の製造方法によれば、より小径の球状硝材Gを製造することが可能であることを確認できた。
次に、本発明者等は、第二実施形態のガス供給管140を備える製造装置1を用意し、ガスを供給する場合と、ガスを供給しない場合の二通りの条件によって、球状硝材Gを製造した。
この際、流路管30のノズル部30Cにおける突出部30C2の下端の温度については、約900[℃]に設定することとした。
また、ガス供給管140における環状部140A1の下端の温度については、約860[℃]に設定することとした。
さらに、ガス供給管140に供給されるガスについては、約950[℃]の乾燥空気を用いるとともに、供給時の流量については、5.0[L/min]に設定することとした。
また、ガス供給管140における環状部140A1の下端の温度については、約860[℃]に設定することとした。
さらに、ガス供給管140に供給されるガスについては、約950[℃]の乾燥空気を用いるとともに、供給時の流量については、5.0[L/min]に設定することとした。
ガス供給部140にガスを供給しながら球状硝材Gの製造を行った場合、製造された球状硝材Gの直径サイズは、約2.5〜2.6[mm]であった。
一方、ガス供給部140にガスを供給することなく球状硝材Gの製造を行った場合、製造された球状硝材Gの直径サイズは、約2.7〜2.8[mm]であった。
以上のことから、本発明に係る球状硝材の製造方法によれば、より小径の球状硝材Gを製造することが可能であることを確認できた。
一方、ガス供給部140にガスを供給することなく球状硝材Gの製造を行った場合、製造された球状硝材Gの直径サイズは、約2.7〜2.8[mm]であった。
以上のことから、本発明に係る球状硝材の製造方法によれば、より小径の球状硝材Gを製造することが可能であることを確認できた。
1 製造装置
30C ノズル部
30C2 突出部
40 ガス供給管
140 ガス供給管
240 ガス供給管
240A2 オリフィス部
340 ガス供給管
340A1 テーパー部
G 球状硝材
Ga 溶融ガラス
Gb ガラス液滴
30C ノズル部
30C2 突出部
40 ガス供給管
140 ガス供給管
240 ガス供給管
240A2 オリフィス部
340 ガス供給管
340A1 テーパー部
G 球状硝材
Ga 溶融ガラス
Gb ガラス液滴
Claims (10)
- 所定量の溶融ガラスをノズルの先端より滴下させてガラス液滴を形成し、前記ガラス液滴を落下させながら球状に凝固させることにより球状硝材を形成する、球状硝材の製造方法であって、
前記ノズルの周囲において前記ノズルと同軸上に配置されるガス供給管の内部を流動するガスを、前記ノズルの先端に集束させて吹き付けることにより、前記溶融ガラスを前記ノズルより強制的に滴下させる、
ことを特徴とする球状硝材の製造方法。 - 前記ガスは、500℃以上の高温ガスである、
ことを特徴とする、請求項1に記載の球状硝材の製造方法。 - 前記ノズルの先端は、前記ガス供給管の内部に位置する、
ことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の球状硝材の製造方法。 - 前記ガス供給管において、
前記ノズルの先端の近傍にはオリフィスが形成される、
ことを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の球状硝材の製造方法。 - 前記ノズルの先端は、前記ガス供給管の内部より突出する、
ことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の球状硝材の製造方法。 - 所定量の溶融ガラスをノズルの先端より滴下させてガラス液滴を形成し、前記ガラス液滴を落下させながら球状に凝固させることにより球状硝材を形成する、球状硝材の製造装置であって、
前記ノズルの周囲において前記ノズルと同軸上に配置され、
内部を流動するガスを前記ノズルの先端に集束させて吹き付けることにより、前記溶融ガラスを前記ノズルより強制的に滴下させるガス供給管を備える、
ことを特徴とする球状硝材の製造装置。 - 前記ガスは、500℃以上の高温ガスである、
ことを特徴とする、請求項6に記載の球状硝材の製造装置。 - 前記ノズルの先端は、前記ガス供給管の内部に位置する、
ことを特徴とする、請求項6または請求項7に記載の球状硝材の製造装置。 - 前記ガス供給管において、
前記ノズルの先端の近傍にはオリフィスが形成される、
ことを特徴とする、請求項6〜請求項8の何れか一項に記載の球状硝材の製造装置。 - 前記ノズルの先端は、前記ガス供給管の内部より突出する、
ことを特徴とする、請求項6または請求項7に記載の球状硝材の製造装置。
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