JP2016209291A - 眼科顕微鏡システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザに応じて接眼鏡筒を取り替える必要のない眼科顕微鏡システムを提供する。
【解決手段】実施形態は、被検眼の画像を立体観察するための眼科顕微鏡システムであって、一対の受光光学系と、表示制御部と、選択提示部とを備える。一対の受光光学系は、被検眼からの光をそれぞれの撮像素子に導く。表示制御部は、一対の受光光学系の撮像素子により取得された一対の画像を瞳孔間距離の既定値に対応する位置関係で表示手段に表示させる。選択提示部は、一対の画像の一方を観察者の左眼に向けて提示し、かつ、一対の画像の他方を右眼に向けて提示する。
【選択図】図1

Description

この発明は、眼科顕微鏡システムに関する。
眼科分野ではスリットランプ顕微鏡や手術用顕微鏡等の各種顕微鏡が使用される。眼科顕微鏡は、一般に、左右一対の観察光路を有する実体顕微鏡である。眼科顕微鏡の左右の接眼鏡筒には、平行視タイプと内方視タイプとがある。平行視タイプにおいては、左右の接眼レンズの光軸が平行に配置されている。内方視タイプにおいては、左右の接眼レンズの光軸が前方に向かって狭まるように非平行に配置されている。ユーザは、自身が立体視をしやすいタイプを選択して使用する。
特開2001−311876号公報
眼科顕微鏡を複数のユーザが共用する場合がある。その場合、ユーザが替わる度に接眼鏡筒を交換するという煩わしさがあった。
この発明の目的は、ユーザに応じて接眼鏡筒を取り替える必要のない眼科顕微鏡システムを提供することにある。
実施形態は、被検眼の画像を立体観察するための眼科顕微鏡システムであって、一対の受光光学系と、表示制御部と、選択提示部とを備える。一対の受光光学系は、被検眼からの光をそれぞれの撮像素子に導く。表示制御部は、一対の受光光学系の撮像素子により取得された一対の画像を瞳孔間距離の既定値に対応する位置関係で表示手段に表示させる。選択提示部は、一対の画像の一方を観察者の左眼に向けて提示し、かつ、一対の画像の他方を右眼に向けて提示する。
この発明に係る眼科顕微鏡システムによれば、ユーザに応じて接眼鏡筒を取り替える必要がない。
実施形態に係る眼科顕微鏡システムの構成例を表す概略図である。 実施形態に係る眼科顕微鏡システムの構成例を表す概略図である。 実施形態に係る眼科顕微鏡システムの構成例を表す概略図である。 実施形態に係る眼科顕微鏡システムの動作例を説明するための概略図である。 実施形態に係る眼科顕微鏡システムの動作例を説明するための概略図である。 実施形態に係る眼科顕微鏡システムの使用形態の例を説明するためのフローチャートである。 変形例に係る眼科顕微鏡システムを説明するための概略図である。 変形例に係る眼科顕微鏡システムを説明するための概略図である。
実施形態に係る眼科顕微鏡システムについて、図面を参照しながら詳細に説明する。以下の実施形態の眼科顕微鏡システムはスリットランプ顕微鏡を含むが、他種の眼科顕微鏡を含んでいてもよい。なお、以下の実施形態において、この明細書にて引用された文献の内容を任意に援用することが可能である。
[構成]
眼科顕微鏡システム1の構成例を図1に示す。眼科顕微鏡システム1の光学系は、観察系6と照明系8を含む。これら以外にも、例えば背景照明系などを含んでよい(図示省略)。
〔観察系〕
観察系6は左右一対の光学系6L及び6Rを備えている。左右の光学系6L及び6Rは同様の構成を有する。検者(観察者)は、左右の光学系6L及び6Rにより被検眼Eを双眼で観察(立体観察)することができる。更に、検者は、後述の撮像素子43L及び43Rによって取得された一対の画像を立体観察することができる。なお、図1には、観察系6の左右の光学系6L及び6Rの一方のみが示されている。符号O1は観察系6の光軸(観察光軸)である。
観察系6の左右の光学系6L及び6Rのそれぞれは、対物レンズ31、変倍光学系32、絞り33、ビームスプリッタ34、リレーレンズ35、プリズム部36及び接眼レンズ37を有する。符号Ecは被検眼Eの角膜を、符号Epは虹彩を、符号Erは眼底をそれぞれ示している。符号Eoは検者眼を示している。
なお、他の実施形態においては、接眼レンズが設けられていなくてよい。すなわち、他の実施形態の眼科顕微鏡システムは、接眼レンズを介した目視観察を行うための構成を備えていなくてよい。このような実施形態では、検者は、表示された被検眼Eの画像を観察する。なお、接眼レンズが設けられない実施形態においては、光学系は、少なくとも対物レンズを備えており、結像レンズや変倍レンズを任意的に備えていてよい。
変倍光学系32は、例えば、観察光軸O1に沿って相対的に移動可能な複数(例えば2枚)の変倍レンズ32a、32bを含む。変倍光学系32の他の構成例は、異なる倍率を有する複数の変倍レンズ群と、これら変倍レンズ群を観察系6の光路に選択的に配置する機構とを含む。観察系6の光路に配置された変倍レンズ群が変倍光学系32として機能する。変倍光学系32により、被検眼Eの肉眼観察像や撮影画像の倍率(画角)が任意に変更される。
なお、他の実施形態は、変倍光学系32を備えていなくてよい。その場合、いわゆるデジタルズーム機能によって観察画像が拡大される。デジタルズーム機能は、取得された画像の所定領域をトリミングする処理と、トリミングされた領域を拡大する処理とを含む。また、他の実施形態は、変倍光学系32による光学ズーム機能と、デジタルズーム機能との双方を備えていてよい。
ビームスプリッタ34は、観察光軸O1に沿って進む被検眼Eからの戻り光を二分割する。戻り光のうちビームスプリッタ34を透過した成分は、リレーレンズ35、プリズム部36及び接眼レンズ37を介して検者眼Eoに導かれる。プリズム部36は、例えば2つの光学素子36a、36bを含み、光の進行方向を上方に平行移動させつつ、倒立像を正立像に変換する。
他方、戻り光のうちビームスプリッタ34により反射された成分は、結像レンズ41及びミラー42を介して撮像素子43に導かれる。撮像素子43は、この戻り光を検出して画像信号を生成する。撮像素子43としては、例えばCCDエリアセンサやCMOSエリアセンサが用いられる。
前述したように、撮像素子43は左右の光学系6L及び6Rの双方に設けられる。左光学系6Lに設けられた左撮像素子43Lは、左光学系6Lにより導かれた戻り光を検出して左画像信号44Lを出力する。同様に、右光学系6Rに設けられた右撮像素子43Rは、右光学系6Rにより導かれた戻り光を検出して右画像信号44Rを出力する。
左画像信号44Lと右画像信号44Rは、制御部74に入力される。制御部74は、左画像信号44Lに基づく左表示信号45Lと、右画像信号44Rに基づく右表示信号45Rを表示装置70に出力する。
表示装置70には、左表示信号45Lに基づく左表示画像71Lと、右表示信号45Rに基づく右表示画像71Rがそれぞれ表示される(図4等を参照)。
なお、左右の光学系6L及び6Rの一方のみに撮像素子43を設けた構成を適用することも可能である。その場合、左光学系6L又は右光学系6Rに設けられた撮像素子43から出力された画像信号から左表示信号45Lと右表示信号45Rとが生成される。この信号生成処理は、単一の画像から立体画像を作成するための公知の画像処理技術を含む。
〔照明系〕
照明系8は、被検眼Eに照明光を照射する。特に、照明系8は、被検眼Eをスリット光で照明する。照明系8は、光源51、リレーレンズ52、照明絞り53、集光レンズ54、スリット形成部55及び集光レンズ56を含む。符号O2は、照明系8の光軸(照明光軸)を示す。スリット光の幅(スリット幅)はスリット形成部55により変更され、スリット光の長さ(スリット長)は照明絞り53により変更される。
〔表示装置〕
表示装置70は、液晶ディスプレイ71と、偏光フィルタ72と、位置入力パネル73とを備える。偏光フィルタ72及び位置入力パネル73は、液晶ディスプレイ71の少なくとも表示面に設けられている。図2では、液晶ディスプレイ71の表示面に偏光フィルタ72の一面が配置され、偏光フィルタ72の他面に位置入力パネル73が配置されているが、液晶ディスプレイ71の表示面に位置入力パネル73の一面が配置され、位置入力パネル73に偏光フィルタ72が配置されてもよい。また、表示機能と位置入力機能とを有するタッチパネルの表示面に偏光フィルタ72が配置されてもよい。
偏光フィルタ72は、左偏光フィルタ72Lと右偏光フィルタ72Rとを備える。左偏光フィルタ72Lの透過軸と右偏光フィルタ72Rの透過軸とは異なる。典型的には、これら透過軸は互いに直交している。図2に示す例では、左偏光フィルタ72Lの透過軸は上下方向(縦方向)であり、右偏光フィルタ72Rの透過軸は左右方向(横方向)である。
なお、表示装置70やそれに表示される情報の説明において、左方向(右方向)は、表示装置70の表示面に向かって左(右)を示す。また、上下方向は、典型的には鉛直方向であるが、より一般に、表示面に臨む観察者の体軸方向(正中線方向)に実質的に一致する方向と定義してよい。この定義は、例えばタブレットのように姿勢を任意に変更可能な表示装置70が用いられる場合などにも適用可能である。
更に、図2に示す例においては、表示面の左半分(左領域)に左偏光フィルタ72Lが配置され、右半分(右領域)に右偏光フィルタ72Rが配置されるように、偏光フィルタ72が液晶ディスプレイ71に配置されている。ここで、符号C1は、左領域と右領域との境界位置を示し、符号C2は、左右方向における左偏光フィルタ72Lと右偏光フィルタ72Rとの境界位置を示している。偏光フィルタ72は、境界位置C2が境界位置C1に一致するように液晶ディスプレイ71に装着される。したがって、液晶ディスプレイ71の左領域から出力された光の上下方向の偏光成分のみが左偏光フィルタ72Lを透過し、右領域から出力された光の左右方向の偏光成分のみが右偏光フィルタ72Rを透過する。
〔制御系〕
眼科顕微鏡システム1の制御系の構成例を図3に示す。図3には、本実施形態において特に注目する構成要素のみが記載されている。制御部74は、眼科顕微鏡システム1の各部を制御する。例えば、制御部74は、各種情報を液晶ディスプレイ71に表示させる。また、制御部74は、液晶ディスプレイ71に表示させる情報の生成処理や加工処理を行う。更に、眼科顕微鏡システム1は、記憶部75と、検者ID入力部76とを備える。なお、制御系を構成するこれらの要素はバス77に接続されている。
制御部74は、不図示のプロセッサと不図示の記憶装置(ROM、RAM等)を含む。プロセッサは、ROMに記録された制御プログラムにしたがって各種動作を実行する。RAMはプロセッサに一時的な作業領域を提供する。
制御部74には、眼科顕微鏡システム1の各部から信号や情報が入力される。例えば、位置入力パネル73に対してなされたタッチ操作の内容を示す操作信号が制御部74に入力される。この操作信号を受けた制御部74は、液晶ディスプレイ71を制御することで、表示情報に当該タッチ操作を反映させる。例えば、位置入力パネル73に対してスライド操作(ドラッグ操作)がなされた場合、制御部74は、そのスライド方向に対応する方向に、そのスライド量に対応する距離だけ、情報の表示位置を移動させる。
制御部74には、左撮像素子43Lから出力された左画像信号44Lと、右撮像素子43Rから出力された右画像信号44Rとが入力される。左撮像素子43Lと右撮像素子43Rにより同時に生成された左画像信号44Lと右画像信号44Rを「一対の画像信号」と呼ぶことがある。動画撮影が行われる場合、一対の画像信号は、同じタイミングに対応する左右のフレームに相当する。一対の画像信号が入力されたとき、制御部74は、左画像信号44Lに基づく左表示信号45Lと、右画像信号44Rに基づく右表示信号45Rとを液晶ディスプレイ71に送る。それにより、左表示信号45Lに基づく左表示画像71Lが表示面の左領域に表示され、かつ、右表示信号45Rに基づく右表示画像71Rが表示面の右領域に表示される。
画像表示処理についてより詳しく説明する。記憶部75には、瞳孔間距離の既定値が少なくとも1つ記憶されている。瞳孔間距離の既定値の典型的な例として、標準的な値(平均値等。人種や性別や年齢等の属性毎の標準値が含まれてよい。)や、眼科顕微鏡システム1の1以上のユーザについての測定値がある。測定値は、例えば、所定の表示画面を用いて入力されるか、或いは、医師等に関する情報を格納したデータベースから取得される。また、記憶部75は、立体視の態様を示す情報(立体視態様情報)を記憶していてもよい。立体視態様情報は、例えば、平行視を示す情報、内方視を示す情報、内方視の程度(例えば、輻輳角又はそれに相当する角度情報)などがある。
特に2以上のユーザが存在する場合には、ユーザの識別情報(検者ID)と瞳孔間距離の測定値とが関連付けて記憶される(立体視態様情報についても同様であってよい)。検者ID入力部76は、制御部74に検者IDを入力する。検者ID入力部76は、検者のIDカードに記録された情報(検者ID)を読み取るリーダを含んでいてよい。或いは、検者ID入力部76は、検者IDを手入力するためのキーボードやテンキーや端末を含んでよい。検者ID入力部76から検者IDが入力されると、制御部74は、この検者IDに関連付けられた瞳孔間距離の測定値(及び立体視態様情報)を記憶部75から読み出す。
上記の要領で瞳孔間距離の既定値が取得されると、制御部74は、この既定値(及び立体視態様情報)に対応する表示位置情報を求める。表示位置情報は、液晶ディスプレイ71に表示される左表示画像71L及び右表示画像71Rのそれぞれの表示位置を示す。ここで、左表示画像71Lは表示面の左領域に表示され、右表示画像71Rは右領域に表示される。瞳孔間距離の既定値(及び立体視態様情報)から表示位置情報を求める処理は、所定の制御プログラムにしたがって実行される。
典型的な例として、取得された瞳孔間距離の既定値と等しい距離だけ左右方向に離れた位置に、左表示画像71Lと右表示画像71Rとを表示させることができる。左表示画像71Lの表示位置と右表示画像71Rとの表示位置との中心位置は境界位置C1であってよい。或いは、液晶ディスプレイ71の表示面に対する検者の位置を検知するためのセンサが設けられている場合には、検知された検者の位置の正面位置に、両画像の中心位置が配置されるように左表示画像71Lと右表示画像71Rとを表示させることができる。第1の例による表示態様は平行視タイプに相当する。すなわち、図4に示すように、検者の左眼EoL(の瞳孔中心)と右眼EoR(の瞳孔中心)との間隔を示す瞳孔間距離と、液晶ディスプレイ71に表示される左表示画像71Lと右表示画像71Rとの間の距離が等しい。この場合、左眼EoLと右眼EoRはそれぞれ真っ直ぐ前を見ているので、検者の輻輳角は0°である。
なお、符号90は、検者が装用している偏光メガネ90を示す。偏光メガネ90は、左眼EoLに適用される左偏光レンズ90Lと、右眼EoRに適用される右偏光レンズ90Rとを備える。検者が偏光メガネ90を装用して液晶ディスプレイ71の表示面に正対した状態において(つまり、液晶ディスプレイ71の境界位置C1と、偏光メガネ90の左右方向の中心位置C3とが実質的に一致している状態において)、左偏光レンズ90Lの透過軸は左偏光フィルタ72Lの透過軸と実質的に平行となり、右偏光レンズ90Rの透過軸は右偏光フィルタ72Rの透過軸と実質的に平行となる。図4に示す例においては、左偏光レンズ90Lの透過軸及び左偏光フィルタ72Lの透過軸はともに上下方向(縦方向)であり、右偏光レンズ90Rの透過軸及び右偏光フィルタ72Rの透過軸はともに左右方向(横方向)である。よって、左眼EoLは左表示画像71Lのみを認識し、右眼EoRは右表示画像71Rのみを認識する。
図4に示す輻輳角0°の状態から、検者が位置入力パネル73に対して画像間隔を変更するための操作(スライド操作、ピンチ操作等)を行うと、制御部74は操作信号を取得し、左表示画像71Lと右表示画像71Rとの表示間隔を狭めたり広げたりする。このとき、制御部74は、左右方向における左表示画像71Lの表示位置と右表示画像71Rの表示位置との中心位置が維持されるように、左表示画像71Lと右表示画像71Rとを移動させることができる。
図4に示す状態から左表示画像71Lと右表示画像71Rとの表示間隔が狭められた状態の例を図5に示す。図5は、左表示画像71Lが図4に示す表示位置から矢印Y1方向(右方向)に移動され、かつ、右表示画像71Rが図4に示す表示位置から矢印Y2方向(左方向)に移動された状態を表す。ここで、左表示画像71Lの移動距離と右表示画像71Rの移動距離とは等しい。その結果、左表示画像71Lと右表示画像71Rとの間隔が、図4に示す状態における間隔(瞳孔間距離の既定値に等しい)よりも狭くなる。このような左表示画像71L及び右表示画像71Rがそれぞれ左眼EoL及び右眼EoRに提示されると、左眼EoL及び右眼EoRに輻輳が生じる。その際の輻輳角をα°で示す(α≠0)。検者は、位置入力パネル73に対するタッチ操作を繰り返して左表示画像71Lと右表示画像71Rとの間隔を調整することにより、それらを立体視できる表示位置を探索したり、立体感を調整したりすることができる。
なお、左眼EoLに右表示画像71Rが提示され、かつ、右眼EoRに左表示画像71Lが提示されるように、左偏光レンズ90Lと右偏光レンズ90Rとを入れ替えてもよい。
[使用形態]
眼科顕微鏡システム1の使用形態の例を図6に示す。なお、記憶部75には、検者IDと瞳孔間距離の測定値との組み合わせが複数記憶されているものとする。なお、このような情報が予め記憶されていない場合や、新規の検者や患者等がシステムを使用する場合などには、検者IDを入力する代わりに、瞳孔間距離の測定値や当該者の属性などを入力することができる。或いは、デフォルト値(上記の標準値等)を適用することも可能である。
(S1:検者IDを入力する)
まず、検者ID入力部76が制御部74に検者IDを入力する。
(S2:左右の画像の間隔を決定する)
制御部74は、ステップS1で入力された検者IDに関連付けられた瞳孔間距離の測定値(既定値)を記憶部75から取得する。更に、制御部74は、取得された測定値に基づいて、左表示画像と右表示画像との間隔(位置関係)を決定する。
(S3:被検眼の撮影を開始する)
所定の撮影開始指示を受けて、制御部74は、被検眼Eの撮影を開始させる。この制御は、照明系8の光源51の点灯、照明絞り53の調整(スリット長の設定)、スリット形成部55の調整(スリット幅の設定)などを含む。なお、撮影の準備として、被検者の顔の固定、被検眼Eに対する装置の位置合わせ、観察系6及び照明系8の位置(観察角度、照明角度)の設定などが行われる。本例では、被検眼Eの動画撮影が行われる。静止画撮影の場合においても以下と同様の処理を適用できる。
(S4:左右の画像の表示を開始する)
制御部74は、左撮像素子43Lから出力された左画像信号44Lに基づく左表示画像71Lと、右撮像素子43Rから出力された右画像信号44Rに基づく右表示画像71Rとを、ステップS2で決定された間隔(位置関係)で液晶ディスプレイ71に表示させる。
ステップS4で表示される左表示画像71L及び右表示画像71Rは、静止画でも動画でもよい。静止画の場合、制御部74は、左撮像素子43Lから順次に入力される左画像信号44Lと、右撮像素子43Rから順次に入力される右画像信号44Rから、同時に入力された一対の左画像信号44Lと右画像信号44Rとを選択し、それらに基づく左表示画像71Lと右表示画像71Rとを液晶ディスプレイ71に表示させる。動画の場合、制御部74は、左撮像素子43Lから順次に入力される左画像信号44Lに基づくフレームを撮像レートに同期したフレームレートで表示させる処理と、右撮像素子43Rから順次に入力される右画像信号44Rに基づくフレームを撮像レートに同期したフレームレートで表示させる処理とを並行して実行する。
(S5:画像間隔の変更操作を行う)
検者は、左表示画像71Lと右表示画像71Rとの表示間隔を変更するためのタッチ操作を位置入力パネル73に対して行う。位置入力パネル73は、このタッチ操作に対応する操作信号を制御部74に入力する。
(S6:左右の画像の間隔を変更する)
制御部74は、ステップS5で入力された操作信号に基づいて、左表示画像71Lと右表示画像71Rとの表示間隔を変更する。
(S7:調整完了か?)
検者は、ステップS6で表示間隔が変更された左表示画像71Lと右表示画像71Rとを好適に立体視できない場合(S7:No)、ステップS5のタッチ操作を再度行う。この再度のタッチ操作を受けて、制御部74は、ステップS6の表示間隔の変更を再度実行する。左表示画像71Lと右表示画像71Rとを好適に立体視できるようになるまで、ステップS5及びS6が繰り返し実行される(S7:Yes)。
(S8:立体観察を開始する)
左表示画像71Lと右表示画像71Rとを好適に立体視できる状態になったら(S7:Yes)、検者は、被検眼Eの立体観察を開始する。なお、ステップS4で表示された左表示画像71L及び右表示画像71Rが静止画である場合、検者は所定の操作を行うことにより、静止画表示を動画表示に切り替える。この所定の操作は、例えば、位置入力パネル73に対する所定のタッチ操作であってよい。このタッチ操作は、例えば、液晶ディスプレイ71に表示されているボタン(ソフトウェアキー)に対するタップ操作である。
[作用・効果]
実施形態の眼科顕微鏡システムの作用及び効果について説明する。
実施形態は、被検眼の画像を立体観察するための眼科顕微鏡システムを提供する。この眼科顕微鏡システムは、一対の受光光学系(例えば観察系6の左光学系6L及び右光学系6R)と、表示制御部(例えば制御部74)と、選択提示部(例えば偏光フィルタ72)とを備える。一対の受光光学系は、被検眼からの光をそれぞれの撮像素子(例えば左撮像素子43L及び右撮像素子43R)に導く。表示制御部は、一対の受光光学系における一対の撮像素子により取得された一対の画像を瞳孔間距離の既定値に対応する位置関係で表示手段(例えば液晶ディスプレイ71)に表示させる。選択提示部は、一対の画像の一方を観察者の左眼(EL)に向けて提示し、かつ、一対の画像の他方を右眼(ER)に向けて提示するように作用する。
このような実施形態によれば、双眼顕微鏡により取得された左右一対の画像を瞳孔間距離の既定値に対応する間隔で表示させつつ、左右一対の画像をそれぞれ左眼と右眼とに表示させることができるので、複数のユーザがシステムを共用する場合であっても、ユーザ毎に接眼鏡筒を取り替える必要がない。
実施形態の眼科顕微鏡システムは、左右一対の画像の表示間隔を変更するための操作部(例えば位置入力パネル73)を備えていてよい。表示制御部は、表示手段に表示された左右一対の画像の位置関係を操作部からの入力に応じて変更することができる。ここで、操作部は、表示手段と一体的に構成されたタッチパネルを含んでいてよい。
この構成によれば、左右一対の画像の表示間隔をユーザが任意に調整することができるので、被検眼の立体観察を好適に行うことが可能である。
実施形態において、選択提示部は、第1偏光フィルタ(例えば左偏光フィルタ72L)と第2偏光フィルタ(例えば右偏光フィルタ72R)とを含んでいてよい。第1偏光フィルタは、表示手段の表示面の第1領域(例えば左領域)に設けられ、第1偏光方向(例えば縦方向)の光を透過させる。第2偏光フィルタは、表示面の第2領域(例えば右領域)に設けられ、第1方向と異なる第2偏光方向(例えば横方向)の光を透過させる。表示制御部は、左右一対の画像の一方を第1領域に表示させ、かつ、一対の画像の他方を第2領域に表示させることができる。
この構成によれば、一対の画像をそれぞれ左眼と右眼に向けて提示するという選択提示部の機能を、偏光フィルタという簡易な構成で実現することが可能である。なお、この構成においては、観察者は、一対の偏光フィルタに対応する一対の偏光レンズを備えた装用具(例えば偏光メガネ90)を使用する。この装用具は、選択提示部に含まれてもよいし、別途に準備されてもよい。
実施形態の眼科顕微鏡システムは、観察者の瞳孔間距離の測定値を記憶する記憶部(例えば記憶部75)を備えていてよい。表示制御部は、この測定値に対応する距離だけ互いに離れた位置に左右一対の画像を表示させることができる。
この構成によれば、観察者の実際の瞳孔間距離に応じた位置関係で左右一対の画像を提示することができるので、観察者は、これら画像の立体視を容易に行うことが可能である。
実施形態において、記憶部は、観察者の識別情報(検者ID)とその瞳孔間距離の測定値とを関連付けて記憶していてよい。更に、実施形態の眼科顕微鏡システムは、観察者の識別情報を入力する入力部を備えていてよい。表示制御部は、入力部により入力された識別情報に関連付けられた測定値に対応する距離だけ互いに離れた位置に左右一対の画像を表示させることができる。
この構成によれば、左右一対の画像の表示位置を観察者毎に設定することができるので、観察者は、これら画像の立体視を容易に行うことが可能である。
[変形例]
本実施形態のいくつかの典型的な変形例を説明する。
本実施形態では、操作部である位置入力パネル73を用いて左右の表示画像71L及び71Rの間隔を変更しているが、表示間隔を変更するための構成はこれに限定されない。例えば、ジョイスティック、ダイアル、ボタン等のハードウェアを用いて同様の操作を行うことが可能である。
本実施形態では、偏光フィルタ72によって左右の表示画像71L及び71Rを立体視させているが、これは、一対の画像を異なる位置に提示して立体視を行わせる空間分割的方法の一例である。空間分割的方法の他の例として、左表示画像を表示するピクセル列と右表示画像を表示するピクセル列とを交互に配置する構成がある。また、一対の画像を異なるタイミングで提示して立体視を行わせる時分割的方法の例として、一対の画像を所定のレートで交互に切り替え表示するとともに、当該レートと同期して観察者の左視野と右視野とを交互に遮蔽する方法がある。ここで、左右の視野の交互遮蔽は、例えば、左右一対の液晶シャッタを備えた装用具によって実現される。
撮像素子43は赤外線域に感度を有していてよい。それにより、不可視光(赤外光)を用いた立体観察が可能となるので、マイボーム腺のように赤外光での観察が適した部位・組織を立体観察することが可能である。また、被検眼の縮瞳を回避できるので、眼底観察等を好適に行うことが可能である。なお、照明系8は、可視光を発する光源と赤外光を発する光源とを別々に備えていてもよいし、可視光及び赤外光を含む光を発する光源と可視カットフィルタ(又は赤外カットフィルタ)とを備えていてもよい。或いは、可視観察専用又は赤外観察専用の眼科顕微鏡システムを構築することも可能である。
眼科顕微鏡システムの観察系(一対の受光光学系)は、立体撮影を行うための任意に構成を付加的に備えていてよい。例えば、左右の撮像素子を「輻輳」させた状態で双眼撮影を行うことが可能である。本実施形態の観察系6では、図7Aに示すように、左右の撮像素子43L及び43Rの受光面は互いに平行である。すなわち、左撮像素子43Lの受光面の法線方向と左観察光軸O1Lとが一致し、かつ、右撮像素子43Rの受光面の法線方向と右観察光軸O1Rとが一致した状態で双眼撮影が実行される。
これに対し、図7Bに示すように、左撮像素子43Lの受光面の法線方向と右撮像素子43Rの受光面の法線方向とが被検眼側において交差するように、左撮像素子43Lと右撮像素子43Rとを互いに内方に傾けることができる。このとき、左撮像素子43Lの受光面の法線方向と左観察光軸O1Lとがなす角度と、右撮像素子43Rの受光面の法線方向と右観察光軸O1Rとがなす角度とは等しい(γ°)。この傾斜角度γ°は制御部74によって変更可能とされる。本変形例によれば、提示される一対の画像の立体視の容易化を図ることができる。また、ユーザ毎に傾斜角度γ°を記憶しておき、入力された検者IDに対応する傾斜角度γ°に設定するように制御を行うことも可能である。
以上、実施形態及び変形例として説明した構成は、この発明を実施するための一例に過ぎない。この発明を実施しようとする者は、この発明の要旨の範囲内における任意の変形(付加、省略、置換等)を行うことが可能である。
1 眼科顕微鏡システム
6 観察系
8 照明系
43 撮像素子
43L 左撮像素子
43R 右撮像素子
71 液晶ディスプレイ
72 偏光フィルタ
73 位置入力パネル
74 制御部

Claims (7)

  1. 被検眼の画像を立体観察するための眼科顕微鏡システムであって、
    被検眼からの光をそれぞれの撮像素子に導く一対の受光光学系と、
    前記一対の受光光学系の前記撮像素子により取得された一対の画像を瞳孔間距離の既定値に対応する位置関係で表示手段に表示させる表示制御部と、
    前記一対の画像の一方を観察者の左眼に向けて提示し、かつ、前記一対の画像の他方を右眼に向けて提示するための選択提示部と
    を備える眼科顕微鏡システム。
  2. 操作部を備え、
    前記表示制御部は、前記表示手段に表示された前記一対の画像の位置関係を前記操作部からの入力に応じて変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の眼科顕微鏡システム。
  3. 前記操作部は前記表示手段と一体的に構成されたタッチパネルを含むことを特徴とする請求項2に記載の眼科顕微鏡システム。
  4. 前記選択提示部は、前記表示手段の表示面の第1領域に設けられ、第1偏光方向の光を透過させる第1偏光フィルタと、前記表示面の第2領域に設けられ、前記第1偏光方向と異なる第2偏光方向の光を透過させる第2偏光フィルタとを含み、
    前記表示制御部は、前記一対の画像の一方を前記第1領域に表示させ、かつ、前記一対の画像の他方を前記第2領域に表示させる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の眼科顕微鏡システム。
  5. 前記撮像素子は赤外線域に感度を有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の眼科顕微鏡システム。
  6. 観察者の瞳孔間距離の測定値を記憶する記憶部を備え、
    前記表示制御部は、前記一対の画像を前記測定値に対応する距離だけ互いに離れた位置に表示させる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の眼科顕微鏡システム。
  7. 前記記憶部は、観察者の識別情報とその瞳孔間距離の測定値とを関連付けて記憶し、
    観察者の識別情報を入力する入力部を備え、
    前記表示制御部は、入力部により入力された識別情報に関連付けられた測定値に対応する距離だけ互いに離れた位置に前記一対の画像を表示させる
    ことを特徴とする請求項6に記載の眼科顕微鏡システム。
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