JP2016209128A - ステント - Google Patents
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Abstract
【解決手段】略管状体は、環状ユニット4と環状ユニット4を長手L方向に接続する連結ユニット5とを有する。環状ユニット4は一端部を連結ユニット5の一端部を介して接続し、複数の環状ユニット4を長手L方向に配列している。環状ユニット4は、ストラット4STを円周CR方向に、側部Sの一方向に複数個の山部Mと他の側部Sの一方向に複数個の谷部Vを介して接続して、連続して略波形状に形成している。ストラット4ST、山部M及び谷部VとからなるクラウンユニットCRUを円周CR方向に奇数個配置している。連結ユニット5は、円周CR方向に二個の連結ストラット5STを配置し、環状ユニット4の基端PE側と末端DE側の一端部に接続し、環状ユニット4を中心に見て、重ならないように非対称に配置している。
【選択図】図1
Description
特許文献1に記載のステント51は、図13、図14に示すように円周CR方向にいわゆる「略波形状」のストラット(「支柱」ともいう)で形成した環状ユニット54を、長手L方向に複数配列し、各環状ユニット54間を、屈曲部を二箇所有する曲線、いわゆる「略S字形状」の連結ユニット55で接続した構造としていた。
特許文献1に記載のステント51は、環状ユニット54を構成するクラウンユニット(後述する)が、全て連結ユニット55(連結ストラット)で接続されている、いわゆる「クローズド骨格」である。
特許文献1に記載のステント51は、円周CR方向の放射指示力と可撓性は十分に発揮できるものの、図15[(A)は拡張状態、(B)は(A)の一部拡大図、(C)は(B)の一部拡大図]に示すように、後述する屈曲耐久性試験によれば、クローズド骨格であるが故に、連結ストラット55STが変形しやすく、比較例として後述するように意外にも早期に破損することが確認された。
そこで、本発明者は以上の課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、特に繰り返し負荷に対して優れた疲労耐久性を発揮できるステントの発明に到達した。
略管状体は、円周(CR)方向に拡張する環状ユニット(4)と、当該環状ユニット(4)を長手(L)方向に接続する連結ユニット(5)とを有し、
前記環状ユニット(4)は側部(S)方向の一端部を前記連結ユニット(5、25)の一端部を介して接続し、複数の環状ユニット(4)を長手(L)方向に配列し、
前記環状ユニット(4)は、ストラット(4ST)を円周(CR)方向に、側部(S)の一方向に複数個の山部(M)と他の側部(S)の一方向に複数個の谷部(V)を介して接続することにより、円周(CR)方向に連続して略波形状に形成し、
前記ストラット(4ST)、山部(M)及び谷部(V)とによりクラウンユニット(CRU)を形成し、
当該クラウンユニット(CRU)を円周(CR)方向に奇数個配置し、
前記連結ユニット(5、25)は、円周(CR)方向に二個の連結ストラット(5ST)を配置し、
二個の連結ストラット(5ST)は、環状ユニット(4)の基端(PE)側と末端(DE)側の一端部に接続し、当該環状ユニット(4)を中心に見て、お互いに重ならないように非対称の位置に配置したステント(1、11、21)を提供する。
[3]本発明は、連結ストラット(5ST)は、長手(L)方向に、基端(PE)側から末端(DE)側に見て、基端(PE)側から末端(DE)側へ下るように配置したものと、基端(PE)側から末端(DE)へ昇るように配置したものとを交互に配置した[1]または[2]に記載のステント(1、11、21)を提供する。
[5]本発明は、複数の略蔓巻線状のストラット(SPST)を有し、当該略蔓巻線状のストラット(SPST)は、3個以上の連結ストラット(5ST)と4個以上の環状ストラット(4ST)とにより成る[1]から[4]のいずれか1つに記載のステント(1、11、21)を提供する。
[6]本発明は、環状ユニット(4)は、略直線状のストラット(4STS)と略曲線状のストラット(4STC)を有し、当該略直線状のストラット(4STS)と略曲線状のストラット(4STC)は円周(CR)方向に、山部(M)と谷部(V)を介して、交互に配置した[1]から[5]のいずれか1つに記載のステント(1、11、21)を提供する。
[8]本発明は、角度(θ2)は30°〜70°に形成した[4]から[7]のいずれか1つに記載のステント(1、11、21)を提供する。
[9]本発明は、略屈曲状の連結ストラット(5ST)は、二個の小略屈曲部(SC)を有し、当該二個の小略屈曲部(SC)は鈍角(θ3、θ4)を成し、当該角度(θ3)と(θ4)は、実質的に同じ角度を成す[4]から[8]のいずれか1項に記載のステント(1、11、21)を提供する。
[10]本発明は、角度(θ1)は、拡張後に45°〜120°を成す[7]に記載のステント(1、11、21)を提供する。
〈1〉血管留置に必要な放射支持力を維持しながらも、繰り返し負荷に対して優れた疲労耐久性を発揮できる。
〈2〉略蔓巻線状にすることにより、血管内挿入時の屈曲性が向上する。
〈3〉また、拡張後の血管壁の屈曲に対し、柔軟な曲げ性能を有することができ、血管壁に過度なストレスを与えない構造を取っている。
(定義1)
「第1側部S1側とは、図1に示すように、時計の12時方向(紙面の上部側、図の破線矢印参照)を意味する。「・・側」は、以下説明の便宜上「・・方向」と記載する場合がある。(以下の説明も同じ。)
「第2側部S2側」とは、図1に示すように、時計の6時方向(紙面の下部側、図の破線矢印参照)を意味する。
「第3側部S3側」とは、図1に示すように、時計の3時方向(紙面の右側、図の破線矢印参照)を意味する。また第3側部S3側は末端DE側と記載する場合がある。
「第4側部S4側」とは、図1に示すように、時計の9時方向(紙面の左側、図の破線矢印参照)を意味する。また第4側部S4側は基端PE側と記載する場合がある。
単に側部S方向とは、前記第1側部S1側から前記第4側部S4側の全ての方向ないしこれらの間の全てを含む。
第1側部S1から第4側部S4のいずれか1つを、「一方向の側部S」(例えば第1側部S1側)、「他方向の側部S」(例えば第2側部S2側)と記載する場合がある。
また「第1側部S1から第2側部S2」、「第3側部S3から第4側部S4」を、「一方向の側部Sから他方向の側部S」または「二方向の側部」と記載する場合がある。
「長手方向」とは、ステント1の長尺方向(長い方向)を意味する。「長手L方向」は、展開図(平面図)では側部S方向(一端部は末端DE/第3側部S3方向、他方の端部は基端PE/第4側部S4方向)として記載する場合がある。
「中心軸CX」とは、長手L方向の中央に沿って延びる軸を意味する。
「円周CR方向」とは、中心軸CXから管状ユニット4及び連結ユニット5が拡張する方向を意味する。なお「円周CR方向」は、展開図(平面図)では側部S方向(一端部は第1側部S1方向、他方の端部は第2側部S2方向)として記載する場合がある。
「ストラット」とは、支柱ともいい、「環状ユニット4 」及び「連結ユニット5」を形成する部材である。
「環状ユニット4 」を構成する「ストラット」を「環状ストラット4ST」または単に「ストラット4ST」と記載する場合がある。
「環状ユニット4」とは、ストラット4STを、いわゆる「略波形状」に形成して、円周CR方向(側部S方向/第1側部S1−第2側部S2)に連続して形成した部材である。「環状ユニット4 」は、「略波形状の帯状要素」ともいう。
「連結ユニット5」を構成する部材を「連結ストラット5ST」または単に「ストラット5ST」と記載する場合がある。
「連結ストラット5ST」は、例えば図6、図7のように「環状ユニット4」の(末端DE/第3側部S3側の)第1端部5E1と(基端PE/第4側部S4側の)第2端部5E2とを有する。
連結ユニット5の例えば第n列(5n)は、環状ユニット4の第n列(4n)と第n+1列(4n+1)を接続し、第n+1列(5n+1)は、環状ユニット4の第n+1列(4n+1)と第n+2列(4n+2)を接続する。
本発明の第1から第3実施例のステント1、11、21について、以下、図面を参照しながら説明する。主に第1実施例のステント1について説明し、第2から第3実施例のステント11、21については、第1実施例のステント1と異なる箇所のみについて説明する。また符号についても第2から第3実施例のステント11、21については、第1実施例のステント1と異なる箇所のみに異なる符号を記載する。
なお、図1、図2のステント1、11は、環状ユニット4は14個記載しているが、図1、図2はあくまでも例示であり、図3〜図5と同様に16個、または16個以上配置することができる。
ステント1は、環状ユニット4と連結ユニット5を介して接続し、複数の環状ユニット4を長手L方向(側部S方向/第3側部S3−第4側部S4)に配列している。
環状ユニット4は、二個の連結ストラット5STで、第n列(4n)と第n+1列(4n+1)、第n+1列(4n+1)と第n+2列(4n+2)等の二つの環状ユニット4同士を接続している。
環状ユニット4は、後述する金属製のストラット4STを、いわゆる「略波形状」に形成して、円周CR方向(側部S方向/第1側部S1−第2側部S2)に連続して形成している。
例えば図6、図7を参照すると、環状ユニット4は、末端DE/第3側部S3側と、基端PE/第4側部S4側に屈曲部を有する。
以下、末端DE/第3側部S3側の屈曲部を「山部M」、基端PE/第4側部S4側の屈曲部を「谷部V」と記載する。
円周CR方向の「山部M」と「谷部V」との間に、いわゆる「略直線状のストラット4STS」と、いわゆる「略曲線状のストラット4STC」を交互に配置している。
略曲線状のストラット4STCは、長手L方向に略平行に配置している。環状ユニット4を例えば第n+1列(4n+1)と第n+2列(4n+2)を見ると、略曲線状のストラット4STCは、相互に重ねることができる。
例えば第n+1列(4n+1)、第n+3列(4n+3)、第n+5列(4n+5)等(n=1とすると、第2、4、6列)の偶数列では、奇数個(7個)の「山部M」と偶数個(6個)の「谷部V」とから成る、いわゆる「略クラウン」の形態を有する。
例えば第n列4nの基端PE側の第1側部S側に着目すると、「谷部V」⇒「ストラット4ST(略直線状のストラット4STS)」⇒「山部M」⇒「ストラット4ST(略曲線状のストラット4STC)」でクラウンユニットCRU(図6の点線の矩形状の枠参照)を構成する。
また第n+1列4n+1の基端PE側の第1側部S側に着目すると、「谷部V」⇒「ストラット4ST(略曲線状のストラット4STC)」⇒「山部M」⇒「ストラット4ST(略直線状のストラット4STS)」でクラウンユニットCRUを構成する。
本発明のステント1、11、21の環状ユニット4は、奇数個(7個)のクラウンユニットCRU(図6の点線の矩形状の枠参照)を有する。
角度θ1は、略直線状のストラット4STSの延長線ELと中心軸CXと交わる角度で、拡張後の角度が45°から120°になるように形成するのが好ましい。この角度は、環状ユニット4を形成するストラット4STSの数に従属し、ステント1、11、21場合、7個のストラット4STSより形成され、放射支持力の関係から、拡張後の角度は45°以上が好ましい。120°以上を超えるように設計された場合、ステント1、11、21の放射支持力には有効であるが、屈曲時の変化量が大きくなり強度に影響がでること、拡張に伴うステントの全長短縮(フォーショートニング)が大きくなり、ステント留置時の位置決めが困難となるなどの問題が起こり好ましくない。
略直線状のストラット4STSは、図6を長手L方向に、環状ユニット4を基端PE側の第n列(4n)から末端DE側の第n+4列(4n+4)を見ると、基端PE/第4側部S4側から末端DE/第3側部S3側へ下るように配置したもの[第n列(4n)]と基端PE/第4側部S4側から末端DE/第3側部S3側へ昇るように配置したもの[第n+1列(4n+1)]とを交互に配置している。
「略曲線状のストラット4STC」は、いわゆる「小屈曲部SC」を二箇所有する。
「山部M」に近いほうの小屈曲部はSCM、「谷部V」に近いほうの小屈曲部はSCVと記載する場合がある。
例えば図6、図7を参照すると、連結ユニット5を構成する連結ストラット5STは、いわゆる「略直線状」の形態を有する。
連結ストラット5STは、末端DE/第3側部S3側に第1端部5E1を有し、基端PE/第4側部S4側に第2端部5E2を有する。
連結ストラット5STは、長手L方向に所定の角度θ2(鋭角)を成すよう配置している。
角度θ2は、連結ストラット5STと円周CR方向と略平行に延びる線CRPと交わる角度で、ステント1は、θ2=50°、ステント11はθ2=38°に形成している。
角度θ2は、30°から70°に形成するのが好ましい。
70°を超えると、軸方向の柔軟性が損なわれ、血管内挿入時及び拡張時の屈曲性が損なわれるため好ましくない。
30°未満では、軸方向のプッシャビリティが低下するため、ステントが軸方向に圧縮され破損するリスクが生じるため好ましくない。
例えば第n列(5n)、第n+2列(5n+2)、第n+4列(5n+4)等(n=1とすると、第1、3、5列)の奇数列では、基端PE/第4側部S4側から末端DE/第3側部S3側へ下るように配置している。
連結ユニット5(連結ストラット5ST)は、図6を長手L方向に、基端PE側の第n列(5n)から末端DE側の第n+4列(5n+4)を見ると、
例えば奇数列[例えば第n列(5n)]と偶数列[例えば第n+1列(5n+1)]の連結ストラット5STは、その間に位置する偶数列[第n+1列(4n+1)]の環状ユニット4を中心に見て、
偶数列[例えば第n+1列(5n+1)]と奇数列[例えば第n+2列(5n+2)]の連結ストラット5STは、その間に位置する奇数列[第n+2列(4n+2)]の環状ユニット4を中心に見て、
非対称(お互いに重ならないよう)に配置している。
前記したように、環状ユニット4は奇数個のクラウンユニットCRUからなり、各環状ユニット4は長手方向に二個の連結ストラットにより接続しているので、円周CR方向に見て、第1側部S側の連結ストラット5STと第2側部S側の連結ストラット5STとの間に二個の山部M(谷部V)の間隔をおいて配置している。
第2側部S側の連結ストラット5STと第1側部S側の連結ストラット5STとの間に三個の山部M(谷部V)の間隔をおいて配置している。
第n列(5n)の第1側部S側と第2側部S側の連結ユニット5は、環状ユニット4の第n列(4n)の山部Mと、第n+1列(4n+1)の谷部Vとをそれぞれ二箇の間隔をおいて配置している。
同様に第n+3列(5n+3)の第1側部S側と第2側部S側の連結ユニット5も、環状ユニット4の第n+2列(4n+2)の山部Mと、第n+3列(4n+3)の谷部Vとをそれぞれ二個の間隔をおいて配置している。
他方、第n+1列(5n+1)の第1側部S側と第2側部S側の連結ユニット5は、環状ユニット4の第n+1列(4n+1)の山部Mと、第n+2列(4n+21)の谷部Vとをそれぞれ三箇の間隔をおいて配置している。
同様に第n+2列(5n+2)の第1側部S側と第2側部S側の連結ユニット5も、環状ユニット4の第n+2列(4n+2)の山部Mと、第n+3列(4n+3)の谷部Vとをそれぞれ三個の間隔をおいて配置している。
略蔓巻線(つるまきせん)状のストラットSPSTは、3個以上の連結ストラット5STと4個以上の環状ストラット4STとにより成る。
例えば、一例を挙げると、
第n+4列(4n+4)のストラット4ST⇒第n+3列(5n+3)のストラット5ST⇒第n+3列(4n+3)のストラット4ST⇒第n+2列(5n+2)のストラット5ST⇒第n+2列(4n+2)のストラット4ST⇒・・・(途中略)⇒第n列(5n)のストラット5ST⇒第n列(4n)のストラット4ST。
(以上、5個の環状ユニット4と4個の連結ユニット5を含む)
第n+5列(4n+5)のストラット4ST⇒第n+4列(5n+4)のストラット5ST⇒第n+4列(4n+4)のストラット4ST⇒第n+3列(5n+3)のストラット5ST⇒第n+3列(4n+3)のストラット4ST⇒・・・(途中略)⇒第n+2列(5n+2)のストラット5ST⇒第n+2列(4n+2)のストラット4ST。
(以上、4個の環状ユニット4と3個の連結ユニット5を含む)
ステント51(14個)よりも2個増やして、16個としている。
環状ユニット4の数は、例えばステント全長28.6mmの場合、14個から18個に形成するのが好ましい。
18個を超えると、ストラット4ST間の間隔が0.2mm以下となり、ストラット4STが接触するため好ましくない。
14個未満では、放射支持力が低下するため好ましくない。
ステント21は、前記ステント1の略直線状の連結ストラット5STを、略屈曲状の連結ストラット25STに変更したものである。これら以外は、前記ステント1と実質的に同じであるから、詳細な説明は省略する。
略屈曲状の連結ストラット25STは、いわゆる「小屈曲部SC」を二箇有する。
「山部M」に近いほうの小屈曲部はSCM、「谷部V」に近いほうの小屈曲部はSCVと記載する場合がある。
二個の小屈曲部SCは、図8のように、鈍角の屈曲角度θ3、θ4を成すように形成している。
軸方向の力を伝えるため、θ3とθ4は実質的に同じ角度を取る方が好ましい。角度θ3、θ4は、θ2の値より求められ、θ2=30°の場合θ3、θ4=150°、θ2=70°の場合θ3、θ4=110°となる。
θ2とθ3(θ4)との関係は、θ3(θ4)=180°−θ2となる。
ステント1、11、21の長手L方向の長さ:7〜29mmの場合、
外径(OD)は、それぞれポストカット時:1.2〜1.6mm、クリンプ時(縮小径):0.9〜1.1mm、使用時(拡張径):2.5〜4.5mmである。
また環状ユニット4の数:3〜19個、連結ユニット5、25の2〜18個、
連結部5の配置数:4〜36個、セル6の厚み:0.070〜0.090mm、
連結部5の厚み:0.070〜0.090mmとなる。
本発明のステント1、11、21はSUS316L等のステンレス鋼、Ti−Ni合金、Cu−Al−Mn合金等の形状記憶合金、チタン合金、タンタル等からなる金属パイプから例えばレーザー加工法等により形成される。
またこれらの金属より形成されたステントに、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)、フッ素含有のダイヤモンドライクカーボン(FDLC)、ウレタン等の高分子材料やヘパリン、ウロキナーゼ等の生理活性物質、アルガトロバン等の抗血栓薬剤を被覆させるのも良い。
なおステント1、11、21、51の外径(OD)は、
ポストカット時:1.53mm、クリンプ時:0.95mm、拡張時:4.0mm。
(材質・製法等)
レーザカットにより4種類のステントサンプルを作製し、力学試験に使用し
た。
レーザカットには、ステント加工装置(rofin社製)を用いた。
ステントサンプルはすべてSUS316L製チューブ(径は、1.53mm)
で作製した。
検体留置前の状態で、図10に示すように125°に曲がった模擬血管に繰返し屈曲負荷を125°(最大屈曲角度;心臓の拡張期を想定した冠動脈の屈曲角度平均)から105°(最小屈曲角度:心臓の収縮期を想定した冠動脈の屈曲角度平均)の屈曲平均となるように、10年使用相当分の回数(拍動の回数を1回/秒)とした場合、約4億回まで負荷することで、模擬血管内に留置したステントの耐久性を評価した。
模擬血管の最大屈曲時(心臓の拡張期)と最小屈曲時(心臓の収縮期)に屈曲角度を確認した。
図11(A)、(B)に示すように、屈曲部の両端部から3mm屈曲中心側に点を取り、曲線の両端と3mm屈曲中心側の点を結んだ直線を引き、直線の交点における角度を屈曲角度とした。
本実施例では、図11(A)、(B)に示すように屈曲角度を最小屈曲角度(心臓の収縮時:105°)最大屈曲角度(心臓の拡張時:125°)となるように制御した。
評価結果は表2に記載のとおりである。
評価は、ステント1、11、21、51を内径4.0mmまで拡張させたものを用いた。
所要の直径(今回の場合は、4.5mm)から、ステントを連続的に縮小した際の、ステント1、11、21、51が装置に与える荷重を計測し、図12のように、初期の荷重の立ち上がりの接線と、降伏後の接線の交点を、放射支持力とした。
放射支持力の測定は、ラジアルフォース測定装置(mashine Solutions社製)を用いた。
評価結果は表3に記載のとおりである。
表2の結果より、比較例のステント51は、3000回目で、一部の初期破損が生じ、20000回目で複数箇所で破損し、90000回で断裂した。
これに対して、実施例1〜3のステント1、11、21は、2.1×107から1.2×108回まで、一部破損等は生ぜず断裂に耐えた。
表3の結果より、実施例2、3(オープン骨格)は、連結ストラットの数を二個のみにしたにもかかわらず、比較例(クローズド骨格、連結ストラットがフルに配置されている。)と比較して、
実施例2は、1Nも大きく、実施例3は、わずか0.4N(7%)低下しているにすぎず、実用上充分な放射支持力を有している。
4、54 環状ユニット
4ST (環状)ストラット(環状ユニット)
M 山部
V 谷部
4STS 略直線状のストラット
4STC 略曲線状のストラット
SC 小屈曲部
SCM 小屈曲部(山近傍)
SCV 小屈曲部(谷近傍)
5、25、55 連結ユニット
5ST、25ST、55ST (連結)ストラット(連結ユニット)
5E1 第1端部
5E2 第2端部
L 長手方向
CX 中心軸
CR 円周方向
Claims (10)
- 長手(L)方向に延びる略管状体に形成され、当該略管状体の内部より円周(CR)方向に拡張可能なステント(1、11、21)であって、
略管状体は、円周(CR)方向に拡張する環状ユニット(4)と、当該環状ユニット(4)を長手(L)方向に接続する連結ユニット(5)とを有し、
前記環状ユニット(4)は側部(S)方向の一端部を前記連結ユニット(5、25)の一端部を介して接続し、複数の環状ユニット(4)を長手L方向に配列し、
前記環状ユニット(4)は、ストラット(4ST)を円周(CR)方向に、側部(S)の一方向に複数個の山部(M)と他の側部(S)の一方向に複数個の谷部(V)を介して接続することにより、円周(CR)方向に連続して略波形状に形成し、
前記ストラット(4ST)、山部(M)及び谷部(V)とによりクラウンユニット(CRU)を形成し、
当該クラウンユニット(CRU)を円周(CR)方向に奇数個配置し、
前記連結ユニット(5、25)は、円周(CR)方向に二個の連結ストラット(5ST)を配置し、
二個の連結ストラット(5ST)は、環状ユニット(4)の基端(PE)側と末端(DE)側の一端部に接続し、当該環状ユニット(4)を中心に見て、お互いに重ならないように非対称の位置に配置した、ことを特徴とするステント(1、11、21)。 - 連結ストラット(5ST)は、略直線状または略屈曲状であることを特徴とする請求項1に記載のステント(1、11、21)。
- 連結ストラット(5ST)は、長手(L)方向に、基端(PE)側から末端(DE)側に見て、基端(PE)側から末端(DE)側へ下るように配置したものと、基端(PE)側から末端(DE)へ昇るように配置したものとを交互に配置した、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のステント(1、11、21)。
- 連結ストラット(5ST)は、連結ストラット(5ST)と円周(CR)方向と略平行に延びる線(CRP)と交わる角度(θ2)で、鋭角を成すよう配置したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のステント(1、11、21)。
- 複数の略蔓巻線状のストラット(SPST)を有し、当該略蔓巻線状のストラット(SPST)は、3個以上の連結ストラット(5ST)と4個以上の環状ストラット(4ST)とにより成ることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のステント(1、11、21)。
- 環状ユニット(4)は、略直線状のストラット(4STS)と略曲線状のストラット(4STC)を有し、当該略直線状のストラット(4STS)と略曲線状のストラット(4STC)は円周(CR)方向に、山部(M)と谷部(V)を介して、交互に配置したことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のステント(1、11、21)。
- 略曲線状のストラット(4STC)は、長手(L)方向に略平行に配置し、
略直線状のストラット(4STS)は、長手(L)方向に鋭角の角度(θ1)を成すように配置した、ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のステント(1、11、21)。 - 角度(θ2)は30°〜70°に形成したことを特徴とする請求項4から請求項7のいずれか1項に記載のステント(1、11、21)。
- 略屈曲状の連結ストラット(5ST)は、二個の小略屈曲部(SC)を有し、当該二個の小略屈曲部(SC)は鈍角(θ3、θ4)を成し、当該角度(θ3)と(θ4)は、実質的に同じ角度を成すことを特徴とする請求項4から請求項8のいずれか1項に記載のステント(1、11、21)。
- 角度(θ1)は、拡張後に45°〜120°を成すことを特徴とする請求項7に記載のステント(1、11、21)。
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