JP2016207719A - 縦型熱処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板保持具に棚状に基板を保持して、処理容器を囲む加熱部により基板を加熱すると共に当該基板に処理ガスを供給して成膜する縦型熱処理装置において、基板保持具の下方に設けられる断熱部材に成膜されることを防ぐこと。
【解決手段】基板保持具がその上に搭載され、前記基板保持具の搬入口を塞ぐために昇降自在な蓋体と、前記基板保持具の下方側にて前記蓋体の上に設けられた筒状の支柱と、前記支柱に沿って棚状に配列された複数の遮熱板と、からなる断熱部材と、前記処理ガスの供給時に互いに上下に隣接する遮熱板の間にパージガスを供給するために前記支柱の管壁に形成されたパージガス供給口と、を備えるように装置を構成する。このような構成により、クリーニング処理時にガスが供給されにくい、隣接する遮熱板間における成膜を抑えることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、基板保持具に棚状に基板を保持して、処理容器を囲む加熱部により基板を加熱すると共に当該基板に処理ガスを供給して成膜する縦型熱処理装置に関する。
一般に、半導体製品を製造するためには半導体ウエハ(以下、ウエハと記載する)に対して、ALD(Atomic Layer Deposition)やCVD(Chemical Vapor Deposition)などの成膜処理が行われる。この成膜処理は、複数枚のウエハを一度に処理するバッチ式の縦型熱処理装置で行われる場合がある。その場合、例えばウエハを縦型のウエハボートへ移載して、棚状に多段に保持させた後、当該ウエハボートを真空雰囲気が形成される処理容器内に下方側から搬入(ロード)して、ウエハボートの搬入口を蓋体により閉鎖する。然る後、処理容器内を加熱しながら当該処理容器内に処理ガスを供給して成膜処理を行う。
上記の処理容器内においては、搬入口及びその周囲の温度の上昇を防ぐために、蓋体とウエハボートの載置領域との間に断熱部材が配置される。この断熱部材は、互いに積層された複数の遮熱板と、各板を支持する支柱とにより構成される場合があり、特許文献1にはそのような構成の断熱部材について示されている。例えば繰り返し複数回、ボートの搬入出及び成膜処理が行われた後、ウエハが搭載されてないウエハボートが処理容器内に搬入されて、搬入口が閉鎖され、処理容器内が加熱されると共にクリーニングガスが供給されて、クリーニング処理が行われる。このクリーニング処理によって、ウエハボートの表面、処理容器の内壁面、及び断熱部材の表面に形成された膜がエッチングされて除去される。
ところで、互いに隣接する遮熱板同士の隙間は比較的小さいため、当該隙間には成膜処理用の処理ガスが供給され難いが、繰り返し成膜処理が行われることによってこの隙間にも成膜されるため、クリーニング処理については当該隙間に形成された膜についても除去できるように行われることが求められる。しかし、当該隙間には処理ガス同様、クリーニングガスも供給されにくい。それに対して遮熱板の端部や断熱部材の外側に向かう支柱の側面は、前記隙間に比べるとクリーニングガスに曝されやすい。つまり、上記の断熱部材にはその形状に起因して、クリーニングガスに比較的曝され難い箇所と、比較的曝されやすい箇所とが存在する。
また、上記の縦型熱処理装置にて例えばSiN(窒化シリコン)膜など単一の膜を成膜する場合、当該膜を選択的にエッチングして除去できるような条件でクリーニング処理を行うことができる。つまり、断熱部材への影響が抑えられるようにクリーニング処理を行うことができる。しかし、当該縦型熱処理装置では例えばSiN膜とSiO(酸化シリコン)膜との積層膜など、複数種類の膜を成膜する場合がある。上記のようにクリーニングガスが進入し難い断熱部材の遮熱板間においてもそれらの各種の膜を除去できるようにクリーニング処理の条件を設定すると、上記の断熱部材のクリーニングガスに曝されやすい箇所が比較的大きくエッチングされてしまうおそれがある。そのようにエッチングが起きる場合、長期的な視点で見ると、当該断熱部材の耐久性に問題が生じてしまう可能性が考えられる。
このような断熱部材のエッチングが起きないようにクリーニング処理の条件を設定すると、上記の隣接する遮熱板間の隙間ではクリーニング処理後も膜が残留するおそれがある。そして、成膜処理が繰り返されることで累積される膜の膜厚が大きくなると、膜にクラックが生じ、当該膜の破片が飛散して、パーティクルとなってウエハに付着してしまうおそれがある。
特許文献1の装置については、このような断熱部材に成膜される問題について考慮されていない。また特許文献2については、断熱部材からパージガスを供給することについて記載されているが、当該断熱部材は既述のような遮熱板が積層された構成とはなっておらず、既述の隣接する遮熱板の間において成膜される問題に着眼されていない。
特開平7−176490 特開平7−122512
本発明はこのような事情においてなされたものであり、その目的は、基板保持具に棚状に基板を保持して、処理容器を囲む加熱部により基板を加熱すると共に当該基板に処理ガスを供給して成膜する縦型熱処理装置において、基板保持具の下方に設けられる断熱部材に成膜されることを防ぐことである。
本発明の縦型熱処理装置は、基板保持具に棚状に基板を保持して、縦型の処理容器の下端の搬入口から搬入し、前記処理容器を囲む加熱部により基板を加熱すると共に当該基板に処理ガスを供給して成膜する縦型熱処理装置において、
前記基板保持具がその上に搭載され、前記搬入口を塞ぐために昇降自在な蓋体と、
前記基板保持具の下方側にて前記蓋体の上に設けられた筒状の支柱と、前記支柱に沿って棚状に配列された複数の遮熱板と、からなる断熱部材と、
前記処理ガスの供給時に互いに上下に隣接する前記遮熱板の間にパージガスを供給するために前記支柱の管壁に形成されたパージガス供給口と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、断熱部材を構成する支柱が筒状に構成され、当該支柱の管壁に形成されたパージガス供給口から処理ガスの供給時に、互いに上下に隣接する遮熱板の間にパージガスが供給される。このような構成によって、遮熱板と遮熱板との間に流入した処理ガスを除去し、断熱部材における成膜を抑えることができる。
本発明の第1の実施形態に係る縦型熱処理装置の縦断側面図である。 前記縦型熱処理装置に設けられる蓋体、ターンテーブル及び断熱部材の縦断側面図である。 前記断熱部材の斜視図である。 前記縦型熱処理装置に設けられる処理容器の内部のガスの流れを示す説明図である。 前記断熱部材におけるガスの流れを示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る縦型熱処理装置の縦断側面図である。 前記縦型熱処理装置に設けられる断熱部材の縦断側面図である。 断熱部材の構成の説明図である。 断熱部材を構成する支柱の他の構成例を示す横断平面図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施の形態に係る縦型熱処理装置1について、縦断側面図である図1を参照しながら説明する。縦型熱処理装置1は、CVDによりウエハWにSiNとSiOとからなる積層膜を形成する成膜装置である。図中11は、例えば石英により縦型の円筒状に形成された処理容器であり、この処理容器11内の上部側は、天井板12により封止されている。また処理容器11の下端側には、例えば円筒状に形成されたマニホールド13が連結されている。マニホールド13の下端は基板搬入出口14として開口されており、例えば石英により構成された蓋体2により気密に閉じられるように構成されている。蓋体2は基板搬入出口14を開閉できるように、ボートエレベータ15により昇降自在に構成されている。なお図中20は、蓋体2とマニホールド13との間に介在するOリングである。
蓋体2上には平面視円形のターンテーブル21が設けられており、このターンテーブル21の上には後述する断熱部材7が設けられている。断熱部材7上には基板保持具であるウエハボート3が搭載されている。ウエハボート3は、例えば3本の支柱31(図1では2本のみ表示している)を備えており、円形の基板であるウエハWの外縁部を支持して、複数枚例えば125枚のウエハWを上下方向に棚状に保持できる。
ボートエレベータ15による蓋体2の昇降によって、ウエハボート3は、当該ウエハボート3が処理容器11内にロード(搬入)され、蓋体2により処理容器11の基板搬入出口14が塞がれる処理位置と、処理容器11の下方側の搬出位置との間で昇降自在に構成される。前記搬出位置とは、図示しない移載機構によりウエハボート3に対してウエハWが移載される位置である。
処理容器11の側壁には、当該処理容器11内の雰囲気を真空排気するために、上下に細長い排気口16が形成されている。この排気口16には、これを覆うようにして例えば石英よりなる断面コ字状に形成された排気カバー部材17が取り付けられている。排気カバー部材17は、例えば処理容器11の側壁に沿って上下に伸びて、処理容器11の上方側を覆うように構成されており、例えば当該排気カバー部材17の天井側にはガス出口18が形成されている。このガス出口18には、真空ポンプ及び排気流量を調整するための調整部などにより構成された排気機構19が接続されている。図中10は加熱部をなすヒーターであり、処理容器11の外周を囲むように設けられており、処理容器11内を加熱する。
上記のマニホールド13の側壁には、ガス供給路41の一端(下流端)が挿入されており、このガス供給路41の一端には、例えば石英管からなるガスノズル42が接続されている。処理ガス供給部であるガスノズル42は処理容器11の側壁に沿って伸び、排気口16に対向するように設けられている。図中43はガス供給口であり、ウエハボート3に保持された各ウエハWに側方からガスを供給できるように、ガスノズル42の長さ方向に沿って多数開口されている。
ガス供給路41の他端側(上流側)は例えば4つに分岐して分岐路44A〜44Dを形成し、分岐路44A〜44Dの上流端は、窒素(N)ガスの供給源45A、アンモニア(NH)ガスの供給源45B、ジクロロシラン(DCS:SiHCl)ガスの供給源45C、二酸化窒素(NO)ガスの供給源45Dに夫々接続されている。NHガス、DCSガス及びNOガスは、成膜を行うための処理ガスであり、Nガスは各部をパージするためのパージガスである。分岐路44A〜44Dの上流側にはマスフローコントローラMFC1〜MFC4が夫々介設され、分岐路44A〜44Dの下流側にはバルブV1〜V4が夫々介設されている。
また、マニホールド13の側壁には、クリーニングガス供給部であるガス供給路46の一端(下流端)が挿入されており、ガス供給路46の上流端は例えば2つに分岐して分岐路47A、47Bを形成し、分岐路47A、47Bの上流端は、フッ素(F)ガスの供給源48A、フッ化水素(HF)ガスの供給源48Bに夫々接続されている。HFガス及びFガスの混合ガスが、背景技術の項目で説明したクリーニングガスとして用いられる。分岐路47A、47Bの上流側にはマスフローコントローラMFC5、MFC6が夫々介設され、分岐路47A、47Bの下流側にはバルブV5、V6が夫々介設されている。
上記の蓋体2及びターンテーブル21について、縦断側面図である図2も参照しながら、さらに詳しく説明する。蓋体2の中心部には、当該蓋体2を垂直に貫通する貫通孔が形成されており、当該貫通孔内には軸部材をなす回転筒51の上端部が下方側から垂直に挿入され、ターンテーブル21の裏面中央部に接続されている。回転筒51の下端部は外方側へ折り返され、平面視リング状の凹部53を形成している。蓋体2の下面にはプレート54が取り付けられている。当該プレート54は貫通孔を備えており、上記の回転筒51は、このプレート54の貫通孔を貫通して設けられている。
また、プレート54の貫通孔の周縁部は、上記の凹部53内に進入するように下方へ延伸されて固定筒55を形成している。固定筒55の外側面と凹部53の側面との隙間にはベアリング56が設けられており、ベアリング56の下方には当該隙間をシールするシール部材57が設けられている。また、プレート54の下方には、固定筒55及び回転筒51を囲うように上方が開口したカップ体58が設けられ、カップ体58の上端部は、プレート54の周縁部に接続されている。
回転筒51の下端部内には垂直なガス供給管61の一端が下方から進入するように設けられており、ガス供給管61の他端はカップ体58を貫通し、バルブV7、MFC7をこの順に介して、分岐路44AにおけるNガス供給源45AとMFC1との間に接続されている(図1参照)。そして、ガス供給管61の外側面と回転筒51の内側面との隙間には、ベアリング62が設けられている。また、ベアリング62の下方には当該隙間をシールするためのシール部材63が設けられている。このベアリング62と上記のベアリング56とにより、回転筒51が蓋体2に対して回転自在に支持される。また、シール部材57、63としては回転筒51の回転を妨げないように、例えば磁性流体により構成される。
また、上記の蓋体2の貫通孔の内周面及び固定筒55の内周面と、回転筒51の外周面との隙間を60とすると、固定筒55の凹部53の上方側には、ガス供給管64の一端が隙間60に開口するように接続されている。ガス供給管64の他端は、カップ体58を貫通し、バルブV8、MFC8をこの順に介して、分岐路41AにおけるN2ガス供給源45AとMFC1との間に接続されている(図1参照)。このような構成により、ガス供給管64からN2ガスが隙間60に供給され、当該N2ガスは隙間60から処理容器11内へと流れる。このようにN2ガスの流れが形成されることで、隙間60に成膜用の各処理ガスが流入して成膜されてしまうことが防がれる。なお、各バルブVはガスの給断を、各流量調整部MFはガス供給量の調整を夫々行う。
カップ体58の外部には、駆動機構であるモータ65が蓋体2に対して固定されて設けられている。カップ体58に設けられた開口部59を介してモータ65と回転筒51とはベルト66で接続されており、モータ65の回転により回転筒51が軸周りに回転する。それによって回転筒51に接続されたターンテーブル21が周方向に回転し、断熱部材7上のウエハボート3も回転する。そのようにウエハボート3が回転することで、ウエハWが周方向に回転する。
ターンテーブル21上には例えば石英により構成される断熱部材7が設けられている。この断熱部材7は、図1中32として表示するウエハボート3の底板よりも下方に位置し、処理容器11内におけるウエハボート3の底板32よりも上の雰囲気と基板搬入出口14の雰囲気とを断熱する。斜視図である図3も参照しながら、当該断熱部材7について説明すると、断熱部材7は、6本の垂直な支柱71と6枚の水平な遮熱板72とにより構成されている。各支柱71は、当該ターンテーブル21の周方向に沿って配置されており、その下端部はターンテーブル21の上面に設けられた凹部24に差し込まれている。遮熱板72は円形状に構成され、上下に間隔をおいて互いに重なるように設けられている。つまり、遮熱板72は、支柱71に沿って棚状に配列されている。
支柱71は、各遮熱板72の周縁部を支持しており、例えば支柱71に貫通されて支持されている。上記のウエハボート3の底板32の下面には、支柱71に対応する位置に円柱状の支持脚33が設けられており、支柱71の上端面に形成された凸部と支持脚33の下端面に形成された凹部とが係合することで、ウエハボート3が断熱部材7の上に支持される。なお、図3では上記の支柱71の凸部の表示は省略している。図2に示す上下に互いに隣接する遮熱板72と遮熱板72との間隔H1は、例えば7mm〜25mmであり、この例では12mmである。
各支柱71の内部には、当該支柱71の長さ方向に沿ってNガスの流路73が形成されている。従って支柱71は筒状であり、Nのガスの供給管として構成されている。そして、支柱71の側壁(管壁)には流路73に連通するガス供給口74が、上下に隣接する遮熱板72の間において遮熱板72の中心部に向かうように開口している。上記のターンテーブル21には、その上流端が回転筒51の筒内に開口し、且つその下流端が凹部24の底面に開口すると共に支柱71の流路73に連通するNガスの流路67が形成されており、上記のガス供給管61から回転筒51内に供給されたNガスは、当該流路67、73を介してガス供給口74から吐出される。
また、上記の縦型熱処理装置1は、例えばコンピュータにより構成される制御部100を備えている(図1参照)。前記制御部100は、ボートエレベータ15による蓋体2の昇降、ヒーター10の温度、流量調整部MFCによるガスの供給量、バルブVの開閉によるガスの給断、排気機構19による排気量、モータ65によるターンテーブル21の回転などを制御するように構成されている。より具体的には、制御部100は、処理容器11内で行われる後述する一連の処理のステップを実行するためのプログラムを備え、当該プログラムの命令を読み出して縦型熱処理装置1の各部に制御信号を出力する。なお、このプログラムは、例えばハードディスク、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリーカード等の記憶媒体に格納された状態で制御部100に格納される。
続いて、縦型熱処理装置1にて実施される成膜処理について説明する。先ず、多数枚のウエハWをウエハボート3に棚状に載置し、処理容器11内にその下方より搬入(ロード)して、蓋体2で基板搬入出口14を閉じ、処理容器11を密閉する。そして処理容器11内が排気機構19によって所定の圧力の真空雰囲気となるように真空引きされると共に、ヒーター10により処理容器11内が所定の温度に加熱される。
そして、モータ65によりターンテーブル21が回転し、ガスノズル42から成膜用の処理ガスとしてDCSガス及びNHガスの供給が開始されると共に、隙間60及び支柱71のガス供給口74からのNガスの供給が開始される。図4では、このときの処理容器11内の各ガスの流れを実線の矢印で模式的に示している。ターンテーブル21の回転によって、図中点線の矢印で示すように回転するウエハWの表面にDCSガスとNHガスとが供給され、ウエハWの熱により、これらのガスが互いに反応してSiNが生成し、当該SiNがウエハWに堆積する。即ち、CVDによりSiN膜がウエハW表面に形成される。
図5は互いに隣接する遮熱板72、72間を示しており、処理ガスを点線の矢印で、支柱71から吐出されるNガス(パージガス)を実線の矢印で夫々示している。遮熱板72、72間において支柱71が配置された領域の内側の領域(図中75として表示)に流入した処理ガスは、上記のNガスにより遮熱板72の中心へ向けてパージされる。その結果として、当該内側領域75に向かう支柱71の側面及び内側領域75に面する遮熱板72の表面で各ガスが反応してSiN膜が形成されることが防がれる。パージされた処理ガスは、隣接する遮熱板72間のコンダクタンスが大きい空間から遮熱板72の外側の処理室内へと流れ、その後、排気口16へと流れて処理容器11内から除去される。
DCSガス及びNHガスが所定の時間吐出されると、これらのガスの吐出が停止する。また隙間60及び支柱71のガス供給口74からのNガスの吐出も停止する。然る後、ガスノズル42からNガスが吐出され、処理容器11内に残留する処理ガスがパージされる。ガスノズル42からNガスが所定の時間吐出されると、当該N2ガスの吐出が停止する。そして、ガスノズル42から処理ガスであるDCSガス及びNOガスの供給が開始されると共に、隙間60及び支柱71のガス供給口74からNガスの供給が再開される。
DCSガス及びNOガスが回転するウエハW表面に供給されて、CVDによってSiO膜が形成される。このSiO膜の形成時には、上記のSiN膜の形成時と同様、既述の断熱部材7の内側領域75に流入した処理ガスは、Nガスによって当該内側領域75からパージされ、排気口16から排気される。従って、当該内側領域75に向かう支柱71の側面及び遮熱板72の表面にSiO膜が形成されることが防がれる。
DCSガス及びNO2ガスが所定の時間吐出されると、これらのガスの吐出が停止する。また隙間60及び支柱71のガス供給口74からのNガスの吐出も停止する。そして、処理容器11内の真空度が低下すると共にヒーター10の出力が低下し、ターンテーブル21の回転が停止すると、蓋体2が下降して、ウエハボート3が処理容器11から搬出されて、成膜処理が終了する。なお、この成膜処理は一例であり、SiO2膜の上側にSiN膜が形成されてもよいし、SiO2膜及びSiN膜を交互に繰り返し成膜するようにしてもよい。そのように成膜する場合においても、上記のように各処理ガスの供給時に支柱71からパージガスが供給され、断熱部材7への成膜が抑えられる。
続いて、処理容器11内のクリーニング処理について説明する。上記の成膜処理が例えば所定の回数繰り返し行われた後、ウエハWが搭載されてない状態でウエハボート3が成膜処理時と同様に処理容器11に搬入され、蓋体2により基板搬入出口14が閉鎖され、所定の排気量で処理容器11内が排気されて、真空雰囲気が形成される。また、ヒーター10により処理容器11内が加熱されると共に、ターンテーブル21が回転する。
然る後、ガス供給路46にFガス及びHFガスが供給されて混合され、クリーニングガスとして処理容器11内に吐出される。また、このクリーニングガスの吐出開始と共に、成膜処理時と同様に、隙間60及び支柱71のガス供給口74からのN2ガスの吐出が開始される。このNガスの吐出は、隙間60及び支柱71内にクリーニングガスが流入して、蓋体2や支柱71がエッチングされることを防ぐために行われる。
処理容器11内に吐出されたクリーニングガスが処理容器11内の各部に行き渡り、SiO膜及びSiN膜を除去する。ところで、断熱部材7においては、既述のように内側領域75に向かってガス供給口74が形成されているため、成膜処理中、内側領域75に面していない各部、具体的には遮熱板72の周縁部及び支柱71の内側領域75に向かう側とは反対側の側面についてはSiN膜及びSiO2膜が形成されることになる。しかしこの内側領域75に面していない各部は内側領域75に面する各部に比べて入り組んだ位置に無いため、クリーニングガスに接触しやすい。従って、このクリーニング処理で内側領域75に面していない各部のSiN膜及びSiO2膜が除去される。
また、既述の成膜処理において支柱71及び遮熱板72について内側領域75に面する各部に僅かに成膜がなされたとしても、このクリーニング処理時においてクリーニングガスが内側領域75に供給されて膜が除去されるように、当該クリーニング処理時における支柱71からのNガスの吐出量が制御される。具体的に、クリーニング処理時にガス供給源45Aから各支柱71へ供給するNガスの流量は、成膜処理時にガス供給源45Aから各支柱71へ供給するNガスの流量よりも少なくなるように制御される。
クリーニングガスが所定の時間供給されると、クリーニングガスの供給が停止すると共に、隙間60からのNガスの供給及び支柱71のガス供給口74からのNガスの供給も停止する。そして、処理容器11内の圧力が上昇すると共にヒーター10の出力が低下し、ターンテーブル21の回転が停止すると、蓋体2が下降してウエハボート3が処理容器11から搬出されて、成膜処理が終了する。
この縦型熱処理装置1によれば、成膜処理時において処理ガスの供給に並行して、断熱部材7を構成する支柱71から遮熱板72、72間にパージガスを供給する。これによって、当該遮熱板72、72間における成膜を抑えることができる。従って、この遮熱板72、72間における膜を除去するために、上記の内側領域75に面していない各部のエッチング量が大きくなるような条件でクリーニング処理を行う必要が無いので、断熱部材7の長寿命化を図ることができる。また、内側領域75に面する各部においてクリーニング処理後の膜残りが抑えられるので、残留した膜からパーティクルが発生してウエハWに付着することを抑えることができる。
さらに、この縦型熱処理装置1によれば、モータ65、回転筒51及びターンテーブル21により構成される回転部によって、上記のように支柱71からパージガスを吐出している状態で、ウエハボート3を回転させることができる。ウエハボート3が回転することによって、ウエハの表面には均一性高く処理ガスを供給することができるため、ウエハWの面内における各膜の膜厚の均一性を高くすることができる。
(第2の実施形態)
続いて、第2の実施形態に係る縦型熱処理装置8について、図6の縦断側面図を参照しながら、縦型熱処理装置1との差異点を中心に説明する。この縦型熱処理装置8は、蓋体2の代わりに蓋体81を備えている。厚板である蓋体81は、ボートエレベータ15に接続された基部82と、例えば石英により構成された本体部83と、により構成されている。基部82及び本体部83は板状に形成されている。基部82の上部に形成された凹部84に本体部83が埋設され、基部82及び本体部83は互いに嵌合されている。
図7の縦断側面図も参照しながら説明する。上記のOリング20及び断熱部材7の各支柱71は本体部83上に設けられている。また、この第2の実施形態では断熱部材7の遮熱板72は、中央部が開口した円形のリング板として構成されており、本体部83上には、当該遮熱板72の中央部を貫くように垂直な支持軸22が設けられている。図6中23はウエハボート3を保持するステージであり、支持軸22の上端により構成されている。本体部83には、6つの貫通孔85(図7では3つのみ表示している)が当該本体部83の厚さ方向に穿孔されており、支柱71に重なる位置に夫々配置されている。本体部83の上面、下面にて夫々貫通孔85の周縁は盛り上がり、リング状の凸部86、87を形成している。凸部86の外周側面は、支柱71の流路73を形成する側周面に嵌合している。
また、上記の基部82の凹部84の底面には、凸部87に対応する各位置に孔が設けられており、凸部87の外周側面と当該孔の側周面とが互いに嵌合する。凹部84のこれらの各孔は、N2ガスの流路89の下流端を構成しており、当該流路89の上流側は互いに合流し、合流した流路89の上流端は基部82の側面に開口している。そして、流路89の上流端は、図6に示すようにガス供給路91を介して、分岐路44AにおけるNガス供給源45AとMFC1との間に接続され、ガス供給路91には例えば上流側に向けてバルブV9、MFC9がこの順で介設されている。便宜上、MFC9は蓋体81に近接するように図7で示しているが、実際にはヒーター10や蓋体2からの熱影響を受けない位置に設置されている。
上記のような構成により、N2ガス供給源45Aから流路89及び貫通孔85を介して支柱71の流路73にN2ガスを供給し、ガス供給口74から当該Nガスを吐出することができる。そして、この縦型熱処理装置8では、ターンテーブル21及びモータ65が設けられていないため、成膜処理中及びクリーニング処理中に断熱部材7及びウエハボート3が回転されないことを除き、縦型熱処理装置1と略同様に成膜処理及びクリーニング処理が行われる。従って、成膜処理時及びクリーニング処理時においては縦型熱処理装置1と同様に、支柱71からN2ガスが吐出される。
ところで、縦型熱処理装置8の断熱部材7は平面で見ると、例えば図8に示すように遮熱板72の直径に沿って2つに分割されている。そして、上記の支柱71は、蓋体81の本体部83に対して着脱自在に構成されている。このような構成によって断熱部材7の交換及びメンテナンスが容易に行える。また、本体部83も基部82に対して着脱自在に構成され、交換及びメンテナンスを容易に行うことができる。縦型熱処理装置1の断熱部材7についても、例えば図8に示すように分割されており、ターンテーブル21に対して着脱自在に構成される。ターンテーブル21に対して着脱自在とするために、図2で説明した支柱71が差し込まれる凹部24の側周面と当該支柱71の外周側面とが互いに嵌合するように構成してもよいし、図7で説明した凸部86をターンテーブル21に設けてもよい。なお、遮熱板72の枚数及び支柱71の本数については、既述の例には限られない。
また、各実施形態において、支柱71からのガスの供給方向については上記の例に限られない。図9に示す例では支柱71の周方向に間隔をおいてガス供給口74が3つ形成されており、内側領域75に向けて、より広い範囲にNガスを供給することができる。このように広範囲にNガスが供給されることで、ガスバリアが形成され、処理ガスが内側領域75に流入され難くなり、当該内側領域75における膜の形成と、当該膜からのパーティクルの発生とをより確実に防ぐことができる。
上記の例ではCVDを行う縦型熱処理装置について説明したが、本発明はそのように成膜を行う装置に適用することには限られず、ALDにより成膜を行う装置に適用されてもよい。また、縦型熱処理装置によってウエハWに形成される膜についてもSiN及びSiO2により構成されることに限られないし、異なる種類の膜が積層される積層膜であることに限られず、単一の種類の膜であってもよい。
W ウエハ
1 縦型熱処理装置
11 処理容器
19 排気機構
2、81 蓋体
3 ウエハボート
42 ガスノズル
65 モータ
7 断熱部材
71 支柱
72 遮熱板
74 ガス供給口

Claims (6)

  1. 基板保持具に棚状に基板を保持して、縦型の処理容器の下端の搬入口から搬入し、前記処理容器を囲む加熱部により基板を加熱すると共に当該基板に処理ガスを供給して成膜する縦型熱処理装置において、
    前記基板保持具がその上に搭載され、前記搬入口を塞ぐために昇降自在な蓋体と、
    前記基板保持具の下方側にて前記蓋体の上に設けられた筒状の支柱と、前記支柱に沿って棚状に配列された複数の遮熱板と、からなる断熱部材と、
    前記処理ガスの供給時に互いに上下に隣接する前記遮熱板の間にパージガスを供給するために前記支柱の管壁に形成されたパージガス供給口と、
    を備えたことを特徴とする縦型熱処理装置。
  2. 前記支柱は、前記遮熱板の周縁部を支持するように複数設けられ、前記各パージガス吐出口は当該遮熱板の中心部に向かって開口していることを特徴とする請求項1記載の縦型熱処理装置。
  3. 前記パージガス及び前記処理ガスの供給中に、当該基板保持具を回転させる回転部が設けられることを特徴とする請求項1または2記載の縦型熱処理装置。
  4. 前記回転部は、
    前記蓋体上に設けられ、前記支柱を載置するためのテーブルと、
    前記テーブルから前記蓋体を貫通して前記処理容器の外側へ向けて延びる軸部材と、
    前記処理容器の外側に設けられ、前記軸部材を回転させる駆動機構と、
    を備え、
    前記テーブル及び前記軸部材には、前記処理容器の外部から前記パージガス供給口にパージガスを導入するための流路が設けられていることを特徴とする請求項3記載の縦型熱処理装置。
  5. 前記軸部材と前記蓋体との隙間にパージガスを供給するパージガス供給部が設けられることを特徴とする請求項4記載の縦型熱処理装置。
  6. 前記基板への処理ガスの供給が停止しているときに、前記処理容器内をクリーニングするためのクリーニングガスを当該処理容器内に供給するクリーニングガス供給部と、
    前記基板への前記処理ガスの供給に並行して前記パージガス供給口から前記パージガスを第1の流量で供給するステップと、前記クリーニングガス供給部からのクリーニングガスの供給に並行して前記パージガス供給口から前記パージガスを前記第1の流量よりも小さい第2の流量で供給するステップと、が行われるように制御信号を出力する制御部と、
    が設けられることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の縦型熱処理装置。
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