JP2016207650A - 回転操作型電子部品 - Google Patents

回転操作型電子部品 Download PDF

Info

Publication number
JP2016207650A
JP2016207650A JP2016080182A JP2016080182A JP2016207650A JP 2016207650 A JP2016207650 A JP 2016207650A JP 2016080182 A JP2016080182 A JP 2016080182A JP 2016080182 A JP2016080182 A JP 2016080182A JP 2016207650 A JP2016207650 A JP 2016207650A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
type electronic
operation type
rotary operation
rotating body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016080182A
Other languages
English (en)
Inventor
幸夫 橋本
Yukio Hashimoto
幸夫 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Publication of JP2016207650A publication Critical patent/JP2016207650A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

【課題】本発明は回転体の傾きを小さくできる回転操作型電子部品を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、この課題を解決するために、円環状の溝部22Aが形成されたケース22と、溝部22A内に収容される円環状のフランジ部23Aを有した回転体23と、溝部22Aを覆う金属カバー24とを備え、回転体23は、フランジ部23Aの外周部に形成され、かつ溝部22Aの開口方向へ突出する壁部23Bを含み、壁部23Bの上面が前記金属カバー24で規制された構成である。この構成により、回転体23の傾きを小さくできる。また、回転体23の位置の精度を向上できる。さらに、回転体の遊びを小さくできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種電子機器に使用される回転操作型電子部品に関する。
以下、従来の回転操作型電子部品について説明する。従来の回転操作型電子部品は、ケースと、回転体と、金属カバーとを含んでいる。円環状の溝部が、ケースに形成されている。回転体は、フランジ部と、円筒状の突出部を有している。このフランジ部は、溝部内に収容されている。さらに、円筒部は、外周側面に段差部を有している。金属カバーは、円環状であり、かつ溝部を覆っている。そして、回転体は段差部の上面と金属カバーの下面とによって位置決めされている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2012−3942号公報
しかしながら従来の回転操作型電子部品において、金属カバーをケースにかしめ固定などで装着する際に、金属カバーの上面が変形する。したがって、金属カバーの下面と段差部の上面との間の隙間が大きくなる。その結果、回転体が傾くという課題を有していた。
そこで本発明は、この課題を解決したもので、回転体の傾きを小さくできる回転操作型電子部品を提供することが目的である。
この目的を達成するために、回転操作型電子部品は、円環状の溝部が形成されたケースと、溝部内に収容される円環状のフランジ部を有した回転体と、溝部を覆う金属カバーとを備え、回転体は、フランジ部の外周部に形成された溝部の開口方向へ突出し、フランジ部との間に隙間なく全周に亘り、円環状に形成された壁部を含み、壁部の上面が金属カバーで規制される。これにより所期の目的を達成することができる。
以上のように本発明によれば、壁部の上面が金属カバーで支持できるので、壁部の上端での回転体の上方向の移動を規制できる。したがって、回転体の傾きを小さくできる。また、回転体の位置の精度を向上できる。さらに、回転体の遊びを小さくできる。
本発明の実施の形態における回転操作型電子部品の断面図 本発明の実施の形態における回転操作型電子部品の分解斜視図 本発明の実施の形態における回転操作型電子部品の他の断面図
以下、本発明の実施の形態ついて図1〜図3を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、回転操作型電子部品の断面図である。図2は、回転操作型電子部品の分解斜視図である。図3は、回転操作型電子部品の他の断面図である。
回転操作型電子部品21は、たとえばエンコーダや、回転型のスイッチである。回転操作型電子部品21は、ケース22と、回転体23と、金属カバー24を含んでいる。ケース22には、円環状の溝部22Aが形成されている。回転体23は、溝部22A内に収容される円環状のフランジ部23Aを有している。さらに、回転体23は、壁部23Bを含んでいる。壁部23Bは、フランジ部23Aの外周部に形成されている。さらに、壁部23Bは、溝部22Aの開口方向へと突出している。金属カバー24は、溝部22Aを覆っている。そして、壁部23Bの上面が金属カバー24で規制されている。
以上の構成により、壁部23Bの上面が金属カバー24で規制されているので、壁部23Bの上端での回転体23の上方向の移動を規制できる。したがって、回転体23の傾きを小さくでき、回転体23の位置の精度を向上できる。さらに、回転体23の遊びを小さくできる。
以下、実施の形態1の回転操作型電子部品21についてさらに詳しく説明する。フランジ部23Aは、円環状である。回転体23は、円環状の突出部23Dを含んでいる。突出部23Dは、フランジ部23Aの中心に配置されている、すなわち、突出部23Dは、中心に中央孔23Cを含んでいる。そして、筒状部22Bは、中央孔23Cへと嵌合されている。なお、フランジ部23Aは、溝部23Eを含んでいる。
エンコーダや、回転型のスイッチの回転操作型電子部品21の場合、溝部22Aに接点部22Cが形成されている。さらに、回転操作型電子部品21は、端子27を含んでいる。なお、接点部22Cは、端子27と電気的に接続されている。そして回転操作型電子部品21は、端子27によって、外部の回路と接続される。
金属カバー24は、環状の天面部24Aと、脚部24Bと、樹脂部31とを含んでいる。脚部24Bは、根元部24Cと、先端部24Dを含んでいる。そして、脚部24Bは、根元部24Cで、天面部24Aの外終端部から折れ曲がって形成されている。また、樹脂部31は天面部24Aの内縁に一体となって成形されている。
ケース22は、底部22Dと、壁部22Eを含んでいる。筒状部22Bは、底部22Dから突出して形成されている。壁部22Eは、底部22Dの外周端部から、折れ曲がって形成されている。なお、壁部22Eは、筒状部22Bと同じ方向に向かって延びて形成されている。この構成により、溝部22Aは、筒状部22Bの外側面と、底部22Dの上面と、壁部22Eの内周側面とによって形成される。
金属カバー24とケース22とは次のように固定されている。金属カバー24は、先端部24Dをかしめることによって、ケース22へ固定されている。すなわち、金属カバー24をケース22へ装着された状態で、先端部24Dは、底部22Dの下面に向かって折れ曲がっている。そして、根元部24Cが、壁部22Eの上端部に押し当てられた状態で、金属カバー24をケース22へ固定できる。この構成により、天面部24Aと壁部22Eの上端との間に隙間が発生することを抑制できる。したがって、金属カバー24は、精度良くケース22へ装着できる。また、先端部24Dをかしめた際の、根元部24Cの近傍の変形量を小さくできる。さらに、壁部23Bは、フランジ部23Aの外周端部に配置されているので、壁部23Bを壁部22Eに近接して配置できる。したがって、壁部23Bの上端部は、根元部24Cと近接して配置できる。その結果、壁部23Bの上端部と、天面部24Aとの間の隙間を小さくできるので、回転体23の傾きや、遊びを小さくでき
る。さらに、壁部23Bの上端部と、天面部24Aとの間の隙間の寸法のばらつきも小さくできる。
さらに、金属カバー24の天面部24Aの内縁にインサート成型によって樹脂部31を設けることによって、回転体23の突出部23Dと天面部24Aとの擦れを抑制できる。そのため、突出部23Dの磨耗を抑制することができる。
なお、脚部24Bを配置する数は、偶数であることが好ましい。この場合、脚部24Bは対向する位置に配置することが好ましい。この構成により、ケース22を傾きなく保持できる。脚部24Bは、たとえば4箇所形成しても良い。なお、脚部24Bは、4箇所に限られず、3箇所以上であれば良い。ただし、脚部24Bは、隣り合う脚部24B同士の間隔を等しくなるように配置することが好ましい。この構成により、回転体23との隙間を一定に保持できる。
また、金属カバー24の材質は、鋼板であることが好ましい。この構成より、天面部24Aの変形を小さくすることができる。さらに、金属カバー24の厚みは、0.3mm以上、0.6mm以下であることが好ましい。この構成により、根元部24Cを小さい曲線で曲げることができる。また、先端部24Dは、根元部24Cの幅に比べて狭い部分を形成しておくことが好ましい。この構成により、先端部24Dをかしめた際に、根元部24Cにかかる応力を小さくできるので、根元部24Cの変形量を小さくできる。
さらに、壁部22Eは、規制溝22G含むことが好ましい。規制溝22Gは、壁部22Eの外側側面において、脚部24Bに対応する位置に配置されている。この構成により、脚部24Bは規制溝22Gによって規制されているので、脚部24Bをかしめた際に、脚部24Bの変形の発生を抑制できる。なお、規制溝22Gの幅は、脚部24Bの幅に対して、0.05mm以上、0.2mm以下だけ広いことが好ましい。
回転操作型電子部品21は、さらにグリス(図示せず)を含むことが好ましい。グリスは、溝部23Eに塗布されている。この場合、壁部23Bは、フランジ部23Aの外周部の全周に亘って円環状に形成されていることが好ましい。この構成により、回転体23を回転した際に、壁部23Bの上端での上方向の移動の規制を継続できる。その結果、回転体23を回転時にも、回転体23の傾きを小さくできる。また、回転体23の遊びを小さくできる。さらに、溝部23Eに塗布されたグリスの流出を規制できる。したがって、流れ出したグリスが接点部22Cに到達し、接点障害を発生することを抑制できる。その結果、選択できるグリスの粘度の幅を広げることができるので、操作感触を変えることが出来る。
樹脂部31には、合成ゴムや天然ゴムに代表される高弾性を有する樹脂材料を用いることが好ましい。また、樹脂部31は、突出部23Dに接触するように天面部24Aの内縁に設けることが好ましい。そして、天面部24Aの内縁全周に渡って樹脂部31を設けることが好ましい。このとき、樹脂部31は、回転体23に沿いつつ、天面部24Aよりも上部または下部で回転体23と接触することが好ましい。
このような構成とすることで、回転体23の傾きを小さくできるとともに、操作感触に重みをつけることが可能となる。また、回転音を抑制することができる。さらに、回転体23と金属カバー24との間の隙間を減らすことができ、防塵性を向上することができる。
回転操作型電子部品21は、さらに接点ブラシ26を含むことが好ましい。接点ブラシ26の一方の端部は、回転体23に固定されている。一方、接点ブラシ26の他方の端部
に、接触部26Aが形成されている。接触部26Aは、接点ブラシ26の弾性力によって接点部22Cと接触し、電気的に導通できるように構成されている。すなわち、接点ブラシ26は、回転体を常に上方へと押し上げている。したがって、天面部24Aと、壁部23Bの上端との間の隙間をさらに小さくできる。また、壁部23Bの上端は、接点ブラシ26の弾性力によって、天面部24Aへ押し付けられていることが好ましい。この構成により、天面部24Aと、壁部23Bの上端との間の隙間の発生を抑制できる。
なお、接点ブラシ26は、3個以上設けることが好ましい。ただし、接点ブラシ26は、隣り合う接点ブラシ26同士の間隔を等しくなるように配置することが好ましい。この構成により、回転体23が、ケース22に傾いて装着されることを抑制できる。
クリックバネ25は、金属カバー24に固定された状態で、溝部23E内に収納されている。クリックバネ25は、円弧状であり、中央部に突部25Aを含んでいる。そして、クリックバネ25は、天面部24Aと、フランジ部23Aとの間に挟まれて保持されている。なお、クリックバネ25は、天面部24Aにかしめなどによって結合されている。
通常、突部25Aは溝部23Eの位置に配置されている。そして回転体23を回転させることにより、突部25Aが溝部23Eから移動し、フランジ部23Aを押し付ける。この際に、クリックバネ25の弾性変形量が大きくなる。この構成により、回転体23が回転する際に、節度を発生させることができる。
このように突部25Aは、フランジ部23A上をスライドする。一般的に、回転体23は樹脂材料によって形成されている。一方、クリックバネ25は金属材料によって形成されているこのような場合、突部25Aは、樹脂材料によって形成することが好ましい。この構成より、クリックバネ25がフランジ部23A上をスライドすることによるフランジ部23Aの磨耗を抑制できる。したがって、回転体23を回転する際の、クリックバネ25の弾性変形量は、長期的に安定する。
なお、筒状部22Bは、中央に孔部22Fを設けることが好ましい。なお、孔部22Fは、筒状部22Bを、上面から底部22Dまで貫通して形成されている。この構成により、孔部22Fにスイッチ(図示せず)や発光体(図示せず)を実装できる。
さらに、回転操作型電子部品21は、操作つまみ(図示せず)を含んでも良い。操作つまみは、操作者によって、回転操作される。操作つまみは、突出部23Dの上に装着される。そして、操作つまみは、中央孔23Cを覆い隠している。そのために、操作つまみは、たとえば突出部23Dの外周側面に結合する。なお、操作つまみは、光透過性を有した材料によって形成することが好ましい。この構成により、操作つまみは回転体23を確実に保持できる。この場合、操作つまみは、上面に表示模様を形成しても良い。そして、孔部22F内に発光体(図示せず)を配置する。この構成により、表示模様を光らせることができる。
本発明にかかる回転操作型電子部品は、回転体の傾きを小さくできるという効果を有し、操作者によって操作される入力装置等に用いると有用である。
21 回転操作型電子部品
22 ケース
22A 溝部
22B 筒状部
22C 接点部
22D 底部
22E 壁部
22F 孔部
22G 規制溝
23 回転体
23A フランジ部
23B 壁部
23C 中央孔
23D 突出部
23E 溝部
24 金属カバー
24A 天面部
24B 脚部
24C 根元部
24D 先端部
25 クリックバネ
25A 突部
26 接点ブラシ
26A 接触部
27 端子
31 樹脂部

Claims (6)

  1. 円環状の溝部が形成されたケースと、
    前記溝部内に収容される円環状のフランジ部を有した回転体と、
    前記溝部を覆う金属カバーと、を備え、
    前記回転体は、前記フランジ部の外周部に形成され、かつ前記溝部の開口方向へ突出する壁部を含み、前記壁部の上面が前記金属カバーで規制された回転操作型電子部品。
  2. 前記壁部は、前記フランジ部の外周部の全周に亘って円環状に形成された、
    請求項1記載の回転操作型電子部品。
  3. 前記フランジ部に塗布されたグリスを、さらに備えた、
    請求項2記載の回転操作型電子部品。
  4. 前記溝部に設けられた接点部と、
    一端と他端とを有し、前記一端で前記回転体に固定され、前記他端に前記接点部と接触する接触部を有した接点ブラシを、さらに備えた、
    請求項1記載の回転操作型電子部品。
  5. 前記壁部の上端は、前記接点ブラシの弾性力によって、前記金属カバーへ押し当てられて、支持されている、
    請求項4記載の回転操作型電子部品。
  6. 前記金属カバーは環状の天面部を含み、
    前記天面部の内縁に固着している樹脂部をさらに備え、
    前記樹脂部は、前記回転体と接触している請求項1に記載の回転操作型電子部品。
JP2016080182A 2015-04-16 2016-04-13 回転操作型電子部品 Pending JP2016207650A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015084050 2015-04-16
JP2015084050 2015-04-16

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016207650A true JP2016207650A (ja) 2016-12-08

Family

ID=57487816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016080182A Pending JP2016207650A (ja) 2015-04-16 2016-04-13 回転操作型電子部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016207650A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018156781A (ja) * 2017-03-16 2018-10-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 回転操作型電子部品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018156781A (ja) * 2017-03-16 2018-10-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 回転操作型電子部品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014099398A (ja) プッシュスイッチ
JP5446801B2 (ja) 回転型電子部品
KR20090023611A (ko) 시소키 대응 스위치
JP2006100084A (ja) 多方向操作装置
JP2016207650A (ja) 回転操作型電子部品
JP5972728B2 (ja) 回転式電子部品
JP6488942B2 (ja) 情報入力装置
JP2006179397A (ja) 多方向押圧型スイッチ
JP6116374B2 (ja) ナースコール機器におけるボタン装置
EP3142135B1 (en) Input device
TW202042266A (zh) 按鍵結構
JP6060379B2 (ja) 回転操作型電子部品
JP5483648B1 (ja) 入力装置
JP5475898B2 (ja) 多機能型電子部品
JPWO2016157981A1 (ja) 回転エンコーダ
JP2004178968A (ja) 回転型電子部品
JP2005129465A (ja) 多方向揺動型スイッチ
JP6549979B2 (ja) 押圧スイッチ付き回転式電子部品
JP6312511B2 (ja) 電子部品用操作つまみの防滴構造
JP4920527B2 (ja) 多方向入力装置
JP2005302354A (ja) 回転押圧操作型電子部品
JP2018156781A (ja) 回転操作型電子部品
JP6165573B2 (ja) 電子部品
JP6214231B2 (ja) 多方向入力装置
JP2010140691A (ja) 揺動式電子部品及びこれを用いた多機能型電子部品

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20190118