JP2016207642A - ワイヤハーネスの水入り対策構造及びワイヤハーネスの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の電線15が直径方向に並ぶ少なくとも一列の電線群11と、電線群11の延在方向の一部分を包囲し電線群挿通部の内周形状に応じた外周形状部17を有するように低圧射出された硬質樹脂材によって一体にモールド成形された堰き止め部13と、を備えたワイヤハーネスの水入り対策構造。
【選択図】図1
Description
(1) 複数の電線が直径方向に並ぶ少なくとも一列の電線群と、前記電線群の延在方向の一部分を包囲し電線群挿通部の内周形状に応じた外周形状部を有するように低圧射出された硬質樹脂材によって一体にモールド成形された堰き止め部と、を備えることを特徴とするワイヤハーネスの水入り対策構造。
電線群は、複数の電線が直径方向に一列で並ぶので、3本以上の電線によって包囲された樹脂未充填空間が形成されることがなく、隣接する電線同士の間に充填できる。
堰き止め部は、通常の射出成形機と異なる低圧射出成形機によって低圧射出された硬質樹脂材によって一体にモールド成形される。低圧射出成形機によるモールド成形は、通常の射出成形機に比べ、溶融樹脂の射出圧力が低い。そこで、堰き止め部をモールド成形する際の電線への影響を抑制できる。また、溶融樹脂が漏れ出しにくいので、成形型のバリきりと隣接する電線間との間の小さな隙間は空けたままとすることができる。従って、成形型から引き出される電線の外周に密着させるための先端が尖った複数の突条をバリきりに設ける必要がなくなる。
このため、電線の外周に密着させるための先端が尖った複数の突条を有するバリきりを上型及び下型に設ける必要がない。そこで、電線群をハーネス収容部に配置する時に、電線の被覆に傷をつけてしまうおそれがなくなり、慎重な取り扱いが不要となるため、ワイヤハーネスの水入り対策構造を構成する堰き止め部をモールド成形する際の作業性が向上する。
図1の(a)に示すように、本発明の一実施形態に係るワイヤハーネスの水入り対策構造は、水平方向に併設された複数の電線15からなる電線群11と、硬質樹脂製の堰き止め部13と、を主要な構成として備える。
電線群11は、複数の電線15が、直径方向に一列に並んでいる。それぞれの電線15は、導体の外周が絶縁性樹脂によって被覆されている。本発明に係る電線群11は、複数の電線15が直径方向に少なくとも一列に並んで設けられる。「少なくとも一列」とは、複数列が多段状に配置されてもよい意味である。但し、この場合には、後述するように、各段の電線群同士は、離間して配置される。
電線群11に堰き止め部13を一体にモールド成形するための低圧射出成形機31は、電動機等の外部動力なしに作業員一人でも操作可能な成形機であって、成形型33と、図示しない型締め装置と、成形型33に溶融樹脂を加圧注入する低圧射出装置35と、から構成されている。
即ち、上型51及び下型53には、堰き止め部13をモールド成形するためのキャビティ57と、一列の電線群11の延在方向(図6における左右方向)に沿ったキャビティ57の外側両端部分において一列の電線群11の外周を挟む平坦なバリきり55とを有するハーネス収容部56a,56bが、上型分割面(分割面)51a及び下型分割面(分割面)53aにそれぞれ形成されている。下型53におけるバリきり55は、一列の電線群11を収容可能な凹状部を有し、下型分割面53aからの深さが電線15の直径と略同じとされている。一方、上型51におけるバリきり55は、上型分割面51aと同じ面上に平板状に形成されている。
そこで、下型53におけるバリきり55の凹状部内に一列の電線群11を収容した状態で上型51と下型53を型締めすることができ、電線群11がハーネス収容部56bに配置し易くなり、型締め時の電線噛み込みが生じにくくなる。
そして、このキャビティ57にゲート52(図8参照)を介して供給路から溶融樹脂を供給することで、堰き止め部13が電線群11の外周にモールド成形される。
そこで、成形型33は単純な構造となり、製造コストを低減することができる。また、上型51と下型53のバリきり55に挟持される電線群11の幅方向位置が多少変化しても、バリきり55と電線群11との隙間が固化した溶融樹脂によって封止されるので、電線群11の位置変化にも柔軟に対応できる。
なお、本実施形態では、成形型33が水平割型のものについて説明したが、成形型33は垂直割型であってもよい。
本実施形態に係るワイヤハーネスの水入り対策構造では、一列又は二列の電線群11の延在方向の一部分を包囲して堰き止め部13が一体にモールド成形される。
即ち、下型53のハーネス収容部56bに一列の電線群11が配置され、この電線群11の延在方向に沿ったキャビティ57の外側両端部分に形成された平坦なバリきり55で一列の電線群11を平行に挟むように合わせられた上型51と下型53が型締めされると、堰き止め部13をモールド成形するための成形空間が上型51と下型53の間に画成される。そして、平坦なバリきり55と隣接する電線15との間の隙間は空けたままとしてキャビティ57内に溶融樹脂が低圧射出される。この際、キャビティ57内に入った溶融樹脂は、圧入時の圧力が低く、漏出しにくいので、平坦なバリきり55と隣接する電線15間との間の隙間からの漏出が防止され、バリが抑えられる。
従って、本実施形態に係る成形型33は、図8の(a)に示すように、フラットに近い状態に上型51と下型53のバリきり55を設定してもバリを抑えることが可能となる。すなわち、平坦なバリきり55と隣接する電線15間との間の小さな隙間は空けたままとしてキャビティ57に溶融樹脂を注入すると、この隙間から僅かにはみ出した溶融樹脂がすぐに固化して栓14(図3参照)となって、キャビティ57内からの溶融樹脂の漏出を防止する。キャビティ57内には、所定の圧力の下に溶融樹脂が充填可能となる。その結果、電線群11を成形型33のハーネス収容部56a,56bに配置する時に、電線15の被覆に傷をつけてしまうおそれがなくなり、慎重な取り扱いが不要となるため、ワイヤハーネスの水入り対策構造を構成する堰き止め部13をモールド成形する際の作業性が向上する。これにより、安価な設備で、容易な作業によりワイヤハーネスの水入り対策構造が実現する。
また、型締め時にバリきり55の凹状部に収容された一列の電線群11が、上型51Aにおけるバリきり55の凸状部によって挟持方向に押圧付勢される。そこで、電線15の被覆が弾性変形して潰れ、平坦なバリきり55と隣接する電線15間との間の隙間を小さくすることができると共に、一列の電線群11が綺麗に整列されて見栄えが向上する。
嵌合部20は、堰き止め部材13dの底面に凹設された嵌合凹部16と、堰き止め部材13eの上面に突設された嵌合凸部18とから成り、嵌合凸部18が嵌合凹部16に圧入嵌合されることにより、堰き止め部材13dと堰き止め部材13eが直接組合わされて堰き止め部13Bを構成している。
また、本実施形態の嵌合凸部18の両側面には、複数の圧入リブ18aが設けられている。圧入リブ18aは、圧入嵌合時に潰れることで、嵌合凹部16への嵌合凸部18の圧入嵌合を容易、且つ確実にすることができる。
ロック機構26は、堰き止め部材13gの両側面に突設されたロックアーム22と、堰き止め部材13hの両側面に突設されたロック突起24とから成り、ロックアーム22がロック突起24に係止ロックされることにより、堰き止め部材13gと堰き止め部材13hが直接組合わされて堰き止め部13Cを構成している。
また、本実施形態の堰き止め部13Cの両側面には、一対のロック機構26が対角位置に設けられているが、二対以上のロック機構26を堰き止め部13Cの両側面に設けることもできる。
更に、合体して構成される堰き止め部は、それぞれ係合部が一体成形された3つ以上の堰き止め部を互いに直接組合わせて構成することもできる。
即ち、電線15の各突出部15a,15bは、中心軸線C1,C2が一直線上に配置されないようにずれていればよく、ずれる方向は上述の高さ方向や幅方向に限定されない。
電線埋入体113は、電線15が一体にモールド成形されるクランプや電線保護部材等の各種製品の一部を構成しており、電線15の延在方向に沿った一対の側面113a,113bを有するように一体にモールド成形されている。そして、電線埋入体113の側面113aからは電線15の突出部15aが突出し、電線埋入体113の側面113bからは電線15の突出部15bが突出しており、突出部15aの中心軸線C1と突出部15bの中心軸線C2とは、互いに高さ方向(図14中、上下方向)にずれて配置されている。
[1] 複数の電線(15)が直径方向に並ぶ少なくとも一列の電線群(11)と、
前記電線群(11)の延在方向の一部分を包囲し電線群挿通部(19)の内周形状に応じた外周形状部(17)を有するように低圧射出された硬質樹脂材によって一体にモールド成形された堰き止め部(13)と、を備えることを特徴とするワイヤハーネスの水入り対策構造。
[2] 上記[1]に記載のワイヤハーネスの水入り対策構造であって、
前記電線群(11)が、前記電線(15)の並び方向に交差する方向に離間して複数の段数で配置されることを特徴とするワイヤハーネスの水入り対策構造。
[3] 上記[1]または[2]に記載のワイヤハーネスの水入り対策構造であって、
前記堰き止め部(13)には、前記電線群挿通部(19)が設けられた隔壁部(21;21a,21b)に係合する係合部(65)が一体成形されることを特徴とするワイヤハーネスの水入り対策構造。
[4] 上記[1]または[2]に記載のワイヤハーネスの水入り対策構造であって、
複数の前記堰き止め部(堰き止め部材13d,13e;堰き止め部材13g,13h)には、互いに相手方の前記堰き止め部(堰き止め部材13e,13d;堰き止め部材13h,13g)と合体するための係合部(嵌合部20;ロック機構26)が一体成形されることを特徴とするワイヤハーネスの水入り対策構造。
[5] 上記[1]〜[4]の何れか1つに記載のワイヤハーネスの水入り対策構造であって、
前記堰き止め部(13D)における前記電線群(11)の延在方向に沿った一対の側面(13a,13b)を貫通して各側面からそれぞれ突出する前記電線の各突出部(15a,15b)は、中心軸線(C1,C2)がずれて配置されていることを特徴とするワイヤハーネスの水入り対策構造。
[6] 複数の電線(15)が直径方向に並ぶ少なくとも一列の電線群(11)と、前記電線群(11)の延在方向の一部分を包囲し電線群挿通部(19)の内周形状に応じた外周形状部(17)を有する硬質樹脂材製の堰き止め部(13)と、を備えるワイヤハーネスの製造方法であって、
前記堰き止め部(13)をモールド成形するためのキャビティ(57)と、前記一列の電線群(11)の延在方向に沿った前記キャビティ(57)の外側両端部分において前記一列の電線群(11)の外周を挟む平坦なバリきり(55)とを有するハーネス収容部(56a,56b)が分割面(上型分割面51a及び下型分割面53a)にそれぞれ形成された上型(51)及び下型(53)を、前記ハーネス収容部(56a,56b)に前記一列の電線群(11)の一部分を配置して型締めする型締め工程と、
溶融した硬質樹脂材を前記キャビティ(57)内に低圧射出する射出工程と、
を含むことを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。
[7] 上記[6]に記載のワイヤハーネスの製造方法であって、
前記下型(53)における前記バリきり(55)が、前記一列の電線群(11)を収容可能な凹状部を有すると共に、前記上型(51)における前記バリきり(55)が、前記凹状部に嵌合する平板状部を有し、
前記型締め工程において前記凹状部に収容された前記一列の電線群(11)が、前記平板状部によって挟持方向に押圧付勢されることを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。
[8] 電線(15)と、前記電線の延在方向の一部分を包囲するように硬質樹脂材により一体にモールド成形された電線埋入体(113)と、を備えたワイヤハーネスであって、
前記電線埋入体における前記電線の延在方向に沿った一対の側面(113a,113b)を貫通して各側面からそれぞれ突出する前記電線の各突出部(15a,15b)は、中心軸線(C1,C2)がずれて配置されていることを特徴とするワイヤハーネス。
13…堰き止め部
15…電線
17…外周形状部
19…電線群挿通部
31…低圧射出成形機
51…上型
51a…上型分割面(分割面)
53…下型
53a…下型分割面(分割面)
55…バリきり
57…キャビティ
65…係合部
Claims (7)
- 複数の電線が直径方向に並ぶ少なくとも一列の電線群と、
前記電線群の延在方向の一部分を包囲し電線群挿通部の内周形状に応じた外周形状部を有するように低圧射出された硬質樹脂材によって一体にモールド成形された堰き止め部と、を備えることを特徴とするワイヤハーネスの水入り対策構造。 - 請求項1に記載のワイヤハーネスの水入り対策構造であって、
前記電線群が、前記電線の並び方向に交差する方向に離間して複数の段数で配置されることを特徴とするワイヤハーネスの水入り対策構造。 - 請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネスの水入り対策構造であって、
前記堰き止め部には、前記電線群挿通部が設けられた隔壁部に係合する係合部が一体成形されることを特徴とするワイヤハーネスの水入り対策構造。 - 請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネスの水入り対策構造であって、
複数の前記堰き止め部には、互いに相手方の前記堰き止め部と合体するための係合部が一体成形されることを特徴とするワイヤハーネスの水入り対策構造。 - 請求項1〜4の何れか1項に記載のワイヤハーネスの水入り対策構造であって、
前記堰き止め部における前記電線群の延在方向に沿った一対の側面を貫通して各側面からそれぞれ突出する前記電線の各突出部は、中心軸線がずれて配置されていることを特徴とするワイヤハーネスの水入り対策構造。 - 複数の電線が直径方向に並ぶ少なくとも一列の電線群と、前記電線群の延在方向の一部分を包囲し電線群挿通部の内周形状に応じた外周形状部を有する硬質樹脂材製の堰き止め部と、を備えるワイヤハーネスの製造方法であって、
前記堰き止め部をモールド成形するためのキャビティと、前記一列の電線群の延在方向に沿った前記キャビティの外側両端部分において前記一列の電線群の外周を挟む平坦なバリきりとを有するハーネス収容部が分割面にそれぞれ形成された上型及び下型を、前記ハーネス収容部に前記一列の電線群の一部分を配置して型締めする型締め工程と、
溶融した硬質樹脂材を前記キャビティ内に低圧射出する射出工程と、
を含むことを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。 - 請求項6に記載のワイヤハーネスの製造方法であって、
前記下型における前記バリきりが、前記一列の電線群を収容可能な凹状部を有すると共に、前記上型における前記バリきりが、前記凹状部に対向する平板状部を有し、
前記型締め工程において前記凹状部に収容された前記一列の電線群が、前記平板状部によって挟持方向に押圧付勢されることを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。
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