JP2016207125A - ユーザインタフェース装置、方法およびプログラム - Google Patents

ユーザインタフェース装置、方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ディスプレイに設けられたタッチパネルに対して選択可能な複数の項目のうち1つの項目の選択をする際の操作性を向上するユーザインタフェースを提供する。
【解決手段】タッチ入力検出部102はディスプレイ140に設けられたタッチパネル160に対するタッチ入力を検出し、タッチ位置検出部104は該検出されたタッチ入力のタッチ開始位置と、タッチ位置の移動距離を検出する。距離算出・設定部106は、該タッチ開始位置からの移動距離を算出し、項目切換距離の設定をする。項目切換判定部108は、タッチ開始位置からタッチ位置が移動した移動距離に応じてユーザにより選択可能な複数の項目のうち1つの項目を判定し、画像生成部110は、該選択された1つの項目を含む画像をディスプレイに表示させる。選択したい項目が表示されたときにタッチオフが検出されると、機能実行部112は該項目に対応する機能を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパネルに対して指等を用いたジェスチャーを利用して複数の選択可能な項目のうち1つの項目を表示して選択するためのユーザインタフェース装置、方法およびプログラムに関する。
従来、タッチパネルを設けたディスプレイに選択可能な複数の項目を含むメニューディスプレイを表示する技術があった。この場合、タッチパネルに指等を接触することにより、接触されたメニューの項目に対応する機能が選択される。例えば特許文献1では、タッチパネルの設けられたディスプレイに表示されたメニューの複数の項目のうち1つを選択すると、該選択された項目に対応する処理が実行される。
特開2006−318303号公報
ところで、上述したタッチパネルを備えたディスプレイにおいては、ディスプレイの表示領域の一部にメニュー表示部を設けている。ディスプレイの表示領域の一部にメニュー表示部が設けられていると、これを見ながらメニュー項目の選択を行うことができるので便利であり、入力ミスも少なくなるので入力効率が向上する。しかしながら領域の限られた表示領域の一部をメニュー表示部として使用するために、複数の項目を一つのディスプレイに同時に表示すると見難くなるという問題がある。さらに、狭い領域内で複数の項目が表示されるため、項目の選択領域が狭くなり選択しづらいという問題が有る。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、ユーザにより選択可能な複数の項目が設けられている場合でも、各項目を見やすいユーザインタフェースを提供することを目的とする。また、表示された項目を連続した一つのタッチイベントで選択して操作性の高いユーザインタフェースを提供することを目的とする。
(1)ディスプレイに設けられたタッチパネルに対するタッチ入力のタッチ開始位置を検出するステップと、
前記タッチパネルにタッチした状態で前記タッチ開始位置からタッチ入力のタッチ位置が所定の方向に移動する移動距離を検出するステップと、
前記移動距離に応じて判定された、ユーザにより選択可能な複数の項目のうち1つの項目を含む画像を、前記所定の方向に応じて前記ディスプレイに表示させるステップと、
を備えることを特徴とする、方法に関係する。
(2)本発明の他の実施形態によれば、ディスプレイに設けられたタッチパネルに対するタッチ入力のタッチ開始位置を検出するステップと、
前記タッチパネルにタッチした状態でタッチ入力のタッチ位置の移動した軌跡を検出するステップと、
前記軌跡がタッチ開始位置からタッチ終了位置までの間に、スワイプ方向を一定の角度以上で切り換えた方向切換点を有する場合に、
前記タッチ開始位置から方向切換点の位置までの距離と、前記タッチ開始位置から方向切換点の位置への方向に応じて、ユーザにより選択可能な第1の複数の項目のうち1つの第1の項目を前記ディスプレイに表示させるステップと、
前記方向切換点の位置からタッチ終了位置までの距離と、前記方向切換点の位置からタッチ終了位置への方向に応じて、前記第1の項目に対応するユーザにより選択可能な第2の複数の項目のうち1つの項目を前記ディスプレイに表示させるステップと、
を備えることを特徴とする。
(3)本発明の他の実施形態は、前記(1)又は(2)に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関係する。
(4)本発明の他の実施形態は、さらにディスプレイと、該ディスプレイに設けられたタッチパネルを有するユーザインタフェース装置であって、
前記ディスプレイに設けられたタッチパネルに対するタッチ入力のタッチ開始位置を検出するタッチ入力検出部と、
前記タッチパネルにタッチした状態で前記タッチ開始位置からタッチ入力のタッチ位置が所定の方向に移動する移動距離を検出するタッチ位置検出部と、
前記移動距離に応じて判定された、ユーザにより選択可能な複数の項目のうち1つの項目を含む画像を前記所定の方向に応じて前記ディスプレイに表示させる画像生成部と、
を備えることを特徴とする、ユーザインタフェース装置に関係する。
(5)本発明の他の実施形態は、さらにディスプレイと、該ディスプレイに設けられたタッチパネルを有するユーザインタフェース装置であって、
前記ディスプレイに設けられたタッチパネルに対するタッチ入力のタッチ開始位置を検出するタッチ入力検出部と、
前記ディスプレイにタッチした状態でタッチ入力のタッチ位置の移動した軌跡を検出するタッチ位置検出部と、
前記軌跡がタッチ開始位置からタッチ終了位置までの間に、スワイプ方向を一定の角度以上で切り換えた方向切換点を有する場合に、
前記タッチ開始位置から方向切換点の位置までの、前記タッチ開始位置から方向切換点の位置への方向距離に応じて判定された、ユーザにより選択可能な複数の項目のうち1つの第1の項目を含む画像を前記ディスプレイに表示させ、
前記方向切換点の位置からタッチ終了位置までの距離と、前記方向切換点の位置からタッチ終了位置への方向に応じて判定された、前記第1の項目に対応するユーザにより選択可能な第2の複数の項目のうち1つの第2の項目を含む画像を前記ディスプレイに表示させる画像生成部と、
を備えることを特徴とする、ユーザインタフェース装置に関係する。
この発明の利点はディスプレイに設けられたタッチパネルに対して選択可能な複数の項目のうち1つの項目を表示し、該項目の選択をする際の操作性を向上するユーザインタフェースを提供することにある。この発明の上記の、および他の特徴および利点は、この発明の実施例の以下のより特定的な説明、添付の図面、及び請求の範囲から明らかになるであろう。
本発明の一実施例に係るユーザインタフェース装置の構成を示す例示図である。 本発明の第1の実施例に係る方法を用いた処理を示すフローチャートである。 図3A〜Fは本発明の第1の実施例に係るユーザインタフェース装置のタッチパネルに対するユーザ操作と該ユーザ操作に従ってディスプレイに表示される画面の遷移とを示す。 図4A、Bは本発明の第3の実施例に係るユーザインタフェース装置のタッチパネルに対するユーザ操作と該ユーザ操作に従ってディスプレイに表示される画面を示す。 本発明の第4の実施例に係るユーザインタフェース装置タッチパネルに対するユーザ操作と該ユーザ操作に従ってディスプレイに表示される画面を示す。 本発明の第5の実施例に係るユーザインタフェース装置タッチパネルに対するユーザ操作を示す。
図1は、本発明の一実施例に従った、ユーザインタフェース装置1のブロック図を示す。ユーザインタフェース装置1は、少なくとも1つの処理部100、少なくとも1つのメモリ120、少なくとも1つのディスプレイ140、および該ディスプレイ140に対応して設けられたタッチパネル160を備えることができる。ユーザインタフェース装置1は、例えば、公知のスマートフォン、タッチパネルを備えた携帯端末、PDA,ゲームコントローラによって実現することができる。
処理部100は、タッチ入力検出部102と、タッチ位置検出部104と、距離算出・設定部106と、項目切換判定部108と、画像生成部110と、機能実行部112を機能的構造として有する。処理部100は、本発明の実施形態に係るユーザインタフェース装置の動作に必要な様々な演算処理を実行する。例えば、処理部100は、各種プログラムの実行、各機能部への命令の指示、ゲームアプリケーションの実行などの各種処理を行うように構成される。各種プログラムは、例えばタッチ入力検出部102、タッチ位置検出部104、距離算出・設定部106、項目切換判定部108、画像生成部110、および機能実行部112を機能させるためのものである。
メモリ120は、本発明の実施形態に係るユーザインタフェース装置の動作に必要な各種プログラム、その他のアプリケーションを格納することができる。
ディスプレイ140は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の表示装置からなり、処理部100により生成された進行中のアプリケーション画像、ユーザによる操作画面を表示することができる。
タッチパネル160は、ディスプレイの表示領域を覆うように配置され、該表示領域にタッチ検出領域を有しており、ユーザの指(又はスタイラスペンなど)によるタッチ検出領域に対する物体の接触に応じた信号を処理部100へ出力する。
タッチ入力検出部102は、タッチパネル160から出力された、ユーザの指などによる操作に基づく信号に応じて、所定のサンプリング期間でタッチパネル160に対するユーザのタッチ入力を検出する。なお、タッチ入力検出部102は、ユーザによるタッチ入力だけではなく、サンプリング期間に基づいてタッチ入力が行われている時間を検出することができる。
ここで、図3A〜Fについて以下説明する。図3A〜Fは、ユーザインタフェース装置1のディスプレイ140に設けられたタッチパネルに対するユーザ操作と、該ユーザ操作に従って遷移する、ディスプレイに表示される画面を示す。
図3Aは、メニューモードに入る前のユーザにより操作されている実行中のアプリケーション画面302を示す。
図3Bは、タッチパネル160に対してユーザによるタッチ入力がなされ、該タッチ入力により画面全体が暗くなりメニューモードに入った場合の画面を示す。
図3Cは、タッチパネル160に対してなされたタッチ入力が、ディスプレイ下方へ向けてスワイプ移動され、その結果第1の項目が示されている画面を示す。d306はタッチ開始位置304からの現在のタッチ位置までの距離である。D308はタッチ開始位置から表示領域に設けられたタッチ検出領域の最外縁までの距離である。dsw310は、距離算出・設定部106により設定された切換距離である。
図3Dは、タッチパネル160に対してなされたタッチ入力が、タッチオフされることなくさらにディスプレイ下方へ向けてスワイプ移動され、その結果第2の項目が示されている画面を示す。図3Dに示された状態で、タッチ位置が所定期間に亘って移動せず、さらにタッチオンからタッチオフが検出された場合に、表示項目「タイトルに戻る」がユーザにより選択されたと見なし、機能実行部112は、表示項目に対応する機能を実行する。
図3Eは、タッチパネル160に対してなされたタッチ入力が、タッチオフされることなくさらにディスプレイ下方へ向けてスワイプ移動され、その結果第3の項目が示されている画面を示す。
図3Fは、タッチパネル160に対してなされたタッチ入力が、タッチオフされることなくさらにディスプレイ下方へ向けてスワイプ移動され、指がタッチ検出領域の最下端まで移動した結果、第4の項目が示されている画面を示す。なお、図3B〜Fに示す点線、dsw、d、Dを示す点線矢印、黒塗り矢印等は、これらを説明するために例示されたものであり実際の操作画面に表示されなくてもよい。
タッチ位置検出部104は、タッチ入力検出部102がタッチパネル160に対するユーザによるタッチ入力を検出すると、該タッチ入力に対する接触位置を逐次検出する。従って、タッチ位置検出部104は初期のタッチ入力に対応するタッチ開始位置、一つのタッチイベントが終了するタッチ終了位置等を検出することができる。具体的には、ユーザインタフェース装置1のタッチパネル160に対するタッチ入力を検知すると、タッチ位置検出部104は、該タッチ入力に関する情報を受信し、該情報に基づいてディスプレイ140上の直交するX、Y軸(例えば、図3Bに示すX,Y軸)に基づいて、タッチ位置の座標をタッチ位置として検出する。なお、タッチ位置検出部104は、タッチ面に対するタッチ位置の検出だけではなく、タッチパネルに指が接触したままタッチパネル上で指を滑らせて移動させるスワイプ操作、タッチ面を叩くと言った短時間の接触によるタップ操作、スワイプ操作による指の移動軌跡等の検出を行うことができる。
距離算出・設定部106は、タッチ入力のタッチ開始位置(図3Bに示される点304)からのタッチパネルに接触した状態のユーザの指の移動距離(図3Cに示される距離d306)の算出、移動方向の判定を行うことができる。なお、図3B〜Fに示されるユーザのタッチ入力による軌跡(黒塗り矢印で示される)は直線であるが、ユーザの指による操作で完全な直線を描くことは難しいため、直線でなくとも良いことは言うまでもない。すなわち、ユーザの指によるタッチ位置が移動する移動距離は、例えば、タッチ開始位置の座標とタッチ終了位置の座標との直線距離とすることもできるし、タッチ開始位置からタッチ終了位置までのユーザの指の軌跡に応じた移動距離とすることもできる。また、例えば、項目表示位置が固定されている場合には、X軸方向の移動距離のみ、又はY軸方向の移動距離のみを移動距離として算出することもできる。また、移動距離のより大きい軸方向の移動距離のみを移動距離として算出することもできる。上述したように距離算出・設定部106は、タッチ入力の移動方向を判定することもできる。移動方向は、タッチ開始位置からタッチ終了位置までのユーザの指の軌跡等に応じて求めることができる。例えば、項目表示位置が固定されている場合には、X軸方向の移動距離のみ、又はY軸方向の移動距離のみに対応した方向を移動方向とすることができる。また、移動距離のより大きい軸方向の移動距離に対応した方向を移動方向とすることもできる。判定された移動方向に対応して項目表示領域の表示位置が決定される。
また、距離算出・決定部106は、ディスプレイに表示する項目を切り換える際の、項目を切り換える切換距離(図3Cに示される距離dsw310)を設定する。項目を切り換える切換距離は一定であっても良いし、可変であっても良い。例えば、タッチ開始位置から所定の一定距離だけユーザ指がタッチパネルに接触したまま移動した場合に、ディスプレイに表示するユーザにより選択可能な項目を次の項目に順次切り換えることができる。この場合、ディスプレイに表示する項目の数が多いと、全ての項目をディスプレイに表示する前に、タッチパネル上を移動しているユーザ指がタッチ検出領域から外れてしまうことがある。従って、距離算出・設定部106は、ディスプレイに表示する項目を切り換える際の、項目を切り換える切換距離をスワイプ操作によるタッチ入力の移動方向、タッチ開始位置から表示領域に設けられたタッチ検出領域の最外縁までの距離(図3Cに示される距離D308)、および項目の数などに基づいて設定することができる。例えば、距離算出・設定部106は項目の数が多いほど短くなるよう切換距離を設定することができる。
さらに、距離算出・決定部106は例えば、タッチ開始位置から表示領域に設けられたタッチ検出領域の最外縁までの距離(図3Cに示される距離D308)を項目の数(図3Cにおいては例えば4項目)で割って切換距離を算出することができる。図3B〜Dにおいて、タッチ開始位置304からディスプレイ下の最外縁まで延びる点線は、これと直交する点線により4分割されている。なお、図3Cに示されるように、スワイプ操作によるタッチ入力がタッチ開始位置から表示領域の下方向へ移動する場合、タッチ検出領域の最外縁は、表示領域の下端となるが、タッチ入力がタッチ開始位置から表示領域の右方向へ移動する場合、タッチ検出領域の最外縁は、表示域の右端となる。この場合ユーザにより選択可能な項目を表示する項目表示領域は、画面左側になる。すなわちタッチ入力のタッチ開始位置からの移動方向に基づいて、切換距離や、ユーザにより選択可能な項目を表示する項目表示領域(図3Cにおける領域312)を表示させる位置を異ならせることができる。
項目切換判定部108は、タッチ開始位置(例えば図3Bに示される点304)から移動したタッチ位置の移動距離と、切換距離(例えば図3Cに示される距離dsw310)、移動方向の一部又は全てに応じて、ディスプレイのメニュー表示領域に表示させる項目、および項目表示領域の表示位置を判定する。
画像生成部110は、項目切換判定部108により判定された項目等を含む画像、例えば、図3Cにおいては項目「ステージに戻る」を項目表示領域312に含む画像を生成しディスプレイ140に出力する。
機能実行部112は、タッチ入力検出部102が所定時間に亘ってタッチ入力が移動しないことが検出された後に、タッチの開放を検出するときに、タッチの開放されたときに表示されている項目に対応する機能を実行する。タッチが開放されるときは、例えばユーザの指がタッチパネル160から離れるときである。なお、図3Cからも明らかなように、タッチの開放されたときに表示されている項目の項目表示領域(図3Cにおける項目表示領域312)と、タッチが開放される位置(図3Cにおける指のタッチ位置)とは異なることができる。
本発明においては、ユーザにより選択可能な項目が複数存在する場合であっても、ディスプレイ140のメニュー表示領域に表示される項目は基本的に1つである。メニュー表示領域に表示される1つの項目は、タッチ開始位置からのタッチ入力の移動距離、移動方向等に基づいて順次切換される。従って、ディスプレイのメニュー表示領域が狭くとも、一度に表示される項目は1つであるが、複数の項目のうち1つが順次表示されるので、ユーザはそれぞれの項目を選択することができる。
<第1の実施例>
図2のフローチャートを用いて、本発明の一実施形態に係るユーザインタフェース装置を用いた項目表示および項目選択方法について説明する。なお、必要に応じて、図3A〜Fに示すタッチパネルに対するユーザ操作の遷移と、該ユーザ操作に従って遷移するディスプレイ140上の画面とを参照する。
初期状態においては、ユーザにより操作されている実行中のアプリケーション画面302がディスプレイの表示領域に表示される(図3A)。
ステップS1において、図3Bに示されるように、ディスプレイ140に設けられたタッチパネル160に対してユーザによるタッチ入力(本実施例ではユーザの指によるタッチ入力)がなされると、タッチ入力検出部102は該タッチ入力を検出する。タッチ位置検出部104は該タッチ入力のタッチ位置をタッチ開始位置304として検出する。ステップS1〜S10にわたり、タッチ入力検出部102はタッチ入力を検出している、すなわち、タッチオン状態を検出している。
次に、ステップS2において、タッチ位置検出部104はタッチ開始位置304からタッチ位置が移動しない場合に、タッチが継続される時間を計測する。タッチ位置検出部104は所定期間に亘ってタッチ開始位置からタッチ位置が移動していないかを判定する。所定期間に亘ってタッチ開始位置からタッチ位置が移動していないと判定されるとユーザによりメニューモードへの移行が指示されたとして、ステップS3へ進む。
ステップS3においては、画像生成部110は表示されたアプリケーション画面がメニューモードに入ったことを示す画像を生成し、ディスプレイ140へ出力する。メニューモードに入ったことを示す画像は、例えば、図3Bに示すように実行中のアプリケーション画面全体を暗くした画像である。ユーザは、ディスプレイに表示されたアプリケーション画面全体が暗くなることで実行中のアプリケーションがメニューモードに入ったことを知ることができる。
次にステップS4に進む。メニューモードにおいて、タッチ位置検出部104は、所定のサンプリング時間で逐次タッチ位置を検出する。そして、ステップS5において、タッチ位置検出部104は、ユーザ指がタッチパネルをタッチした状態でタッチ位置が移動しているか否か(スワイプ移動か否か)を判定する。ユーザの指がタッチパネルをタッチした状態でタッチ位置が移動したと判定されると、ステップS6へ進む。一方、ステップS5においてタッチ位置が移動していない場合はステップS4に戻る。
次に、ステップS6において、距離算出・設定部106は、ユーザ指のタッチ開始位置からの現在のタッチ位置までの移動距離(図3Cの距離d306)を算出する。距離算出・設定部106は、さらにディスプレイに表示させる項目を切り換えるための切換距離を設定する。例えば、距離算出・設定部106は、項目を切り換える切換距離dswをスワイプ操作によるタッチ入力のタッチ開始位置からの移動方向、タッチ開始位置から表示領域に設けられたタッチ検出領域の最外縁までの距離(図3Cに示される距離D308)、および項目の数に基づいて設定することができる。図3のC〜Fに示す実施形態において項目は、「ステージに戻る」、「タイトルに戻る」、「武器を使う」、「アイテムを使う」の4項目である。また、タッチ入力は、タッチ開始位置304から下方に向けて移動しているため、タッチ検出領域の最外縁は、その最下端となる。従って、図3において切換距離dswは、タッチ開始位置304から表示領域に設けられたタッチ検出領域の最下端までの距離D/4(項目数)により算出される。
次にステップS7において、項目切換判定部108は、タッチ開始位置から現在のタッチ入力までの移動距離が、切換距離dsw(又はdswを整数倍した距離)を超えるかを判定し、超えた場合にディスプレイに表示させる項目を順次切り換える。より詳細には、項目切換判定部108は、「タッチ開始位置からの現在のタッチ位置までの移動距離d」−「切換距離dsw×(A−1)」が、切換距離dsw以上であるか否かを判定する。ここでAは整数であり初期値は1である。A(正確にはA−1)は、タッチ開始位置からの現在のタッチ位置までの距離が、切換距離dswの何倍以上かを示すことができる。Aに対応する項目がディスプレイの項目表示領域312に表示される。項目切換判定部108において移動距離dから切換距離dsw×(A−1)を引いた値が、切換距離dswよりも小さいと判定された場合、すなわち切換距離dswを超えない場合は、ステップS8へ進む。
ステップS8においては、移動距離dから切換距離dsw×(A−1)を引いた値が切換距離dswよりも短いことから、画像生成部110は第Aの項目が項目表示領域312に示された画像を生成する。すなわち、画像生成部110は例えば図3Cに対応する画像(第1の項目「ステージに戻る」が項目表示領域312に示された画像)を生成する。
一方、移動距離dから切換距離dsw×(A−1)を引いた値が、切換距離dsw以上の場合は、ステップS9へ進む。ステップS9においては、移動距離dから切換距離dsw×(A−1)を引いた値が切換距離dswよりも以上であることから、画像生成部110は第A+1の項目が項目表示領域312に示された画像を生成する。すなわち、画像生成部110は、例えば図3Dにおいては、移動距離dから切換距離dsw×(A−1)(A=1:初期値)を引いた値が、切換距離dsw以上であるので、画像生成部110は第A+1の項目、すなわち図3Dにおいて第2の項目「タイトルに戻る」が項目表示領域314に示された画像を生成する。そして、Aの値を1つインクリメントして更新する。Aの値は、移動距離dから切換距離dsw×(A−1)を引いた値が、切換距離dsw以上となるまで、更新されず、ステップS8へ進む。すなわち、項目表示領域に表示される項目は変化しない。
なお、図3Dに示される「タイトルに戻る」を示す項目表示領域314は、図3Cに示される「ステージに戻る」を示す項目表示領域312よりも縦幅が広い。本発明においては、項目が複数存在する場合でもディスプレイに示される項目は原則として1つであるので、ディスプレイを一見しただけでは、ユーザは現在複数の項目のうちどの項目が示されているかを識別することはできない。本発明においては、項目の順に応じて、項目表示領域の面積を変化させることにより、ユーザに対し何番目の項目が表示されているのかを視覚的に示すことができる。なお、項目表示領域312の縦幅は固定にすることもできる。この場合、表示項目数が多くとも項目表示領域の表示面積は広がらず、一定の項目表示領域内で表示項目が切り換わる。
次に、ステップS10において、タッチ位置検出部104は所定時間に亘って、現在のタッチ位置においてタッチ入力がなされたか否か、すなわち所定時間に亘って、現在のタッチ位置においてタッチ位置が移動していないかを判定する。ステップS10において、「はい」の場合、ステップS11へ進む。一方、ステップS10においてタッチ位置検出部104が所定時間経過前にタッチ位置が移動していることを検出した場合、ステップS4へ戻り、ステップS4〜S9までの処理を繰り返す。
ステップS11においては、タッチ入力検出部102はタッチ入力が検出されたか否かを検出する。タッチ入力検出部102がタッチ入力を検出できない場合は、タッチオンからタッチオフされたとして、ステップS12へ進み、表示項目に対応する機能を実行する。一方、ステップS11においてタッチ入力が検出された場合は、ステップS4へ戻り、ステップS4からS10までの処理を繰り返しする。すなわち、所定期間経過した後もタッチオンされた状態が続く場合ステップS4へ戻り、ステップS4からS10までの処理を繰り返しする。
本実施形態においては、ディスプレイ一番下までユーザの指が移動した場合に、最後の項目が、項目表示領域に表示される。しかしながら、本実施形態においては、ユーザにより選択可能な項目の数が多いほど切換距離が短く設定される。また、タッチ開始位置から、タッチ検出領域の最外縁までの距離が短い場合に切換距離が短く設定される。切換距離が短いと、ユーザが意図せずに少しだけ指を滑らせてしまった場合でもディスプレイに表示される項目が切り替わってしまう。従って、切換距離にはユーザの操作性を考慮した距離の閾値(例えば5mm)を設けることができる。
<第2の実施例>
切換距離に閾値を設けると、ユーザにより選択可能な項目の数が多い場合にディスプレイ一番下までユーザの指が移動しても、残りの項目を表示することができない場合がある。このような場合に、項目のループ表示機能を持たせることもできる。項目のループ表示機能を遂行するためのタッチイベントは、タッチ開始位置からタッチ位置が所定の方向に移動した後に、一旦タッチオフされて、所定時間内に再度タッチパネル160の任意の位置に対するタッチ入力が検出され、当該タッチ入力が所定の方向に移動した場合に発生する。上記タッチイベントが繰り返されることによって、項目がループ表示される。タッチ入力開始位置からタッチ位置が移動すると、項目切換判定部108は、タッチ開始位置からの移動距離に応じて表示項目を判定し、画像生成部110は、項目切換判定部108により判定された項目を含む画像を生成して、ディスプレイに表示させる。ループ表示機能によって、ディスプレイの一番下までユーザの指が移動しても、タッチパネル上の任意の位置をタッチして、スワイプ移動させることにより、選択可能な項目を順次表示させることができる。
また、ループ表示機能は、繰り返し項目を表示させることができるため、以前に表示された項目を表示、選択したい場合に便利である。従って、項目のループ表示機能は、切換距離に閾値を設けていない場合であっても有用である。
さらに、タッチ位置の移動に応じて項目表示領域の表示面積を広くしていくと、表示項目数が多い場合、項目表示領域がディスプレイの表示領域全て、または殆どを占めることになる。従って、項目表示領域の表示面積を固定することもできる。
<第3の実施例>
図4A、Bを用いて、本発明の一実施形態に係るユーザインタフェース装置を用いた項目表示および項目選択方法について説明する。図4A、Bは、2つの項目を1つのタッチイベントで表示する場合のユーザ操作と、該ユーザ操作に対応するディスプレイの画面を示す。このような操作は項目が階層化されている場合に有用である。例えば、上位階層の項目を項目表示領域402に対応させ、下位階層の項目を項目表示領域404に対応させる。図4Aにおいては、まずユーザは図3Fに対応する処理を行った後に、タッチパネル上から指を離さずディスプレイ右側に指をスワイプ移動させる。タッチ位置検出部104は、図4Aの黒塗り矢印に対応する軌跡でタッチ位置が変化したことを検出する。すなわち、タッチ位置検出部104は、タッチ開始位置(図4Aにおける408)からタッチ終了位置(図4Aにおける410)までの間に、スワイプ方向を一定の角度以上で切り返した方向切換点(図4Aにおける406)を有する軌跡を検出する。一定の角度とは、タッチ開始位置から方向切換点の位置を結ぶ線と、方向切換点とタッチ終了位置とを結ぶ線との間の角度が、例えば60°〜120°程度の角度である。タッチ位置検出部104は、ディスプレイ右側にスワイプ移動する直前のタッチ位置、すなわち方向切換点の位置(図4Aにおける406)を検出する。つぎに、距離算出・設定部106は、ディスプレイ右側にスワイプ移動する直前のタッチ位置からの現在のタッチ位置までの移動距離d’を算出する。さらに、距離算出・設定部は、タッチ位置406からディスプレイ右側にスワイプ移動させた場合の切換距離dsw’を設定する。そして、項目切換判定部108は、方向切換点(図4Aにおける406)の位置からタッチ終了位置(図4Aにおける410)との間の移動距離d’および切換距離dsw’に基づいて、ディスプレイに表示させる項目を切り換えする。項目切換判定部108はさらに、タッチ開始位置から方向切換点の位置までの移動距離等に応じて表示された項目に対応させて、ディスプレイに表示させる項目を切換することができる。例えば、図4Aに示されるように、画像生成部110は、項目「アイテムを使う」と共に、上位階層の項目「アイテムを使う」に対応する下位階層の項目「薬草」を備えた画像を生成し、ディスプレイ140へ表示させる。ユーザはタッチパネル上を連続した1つのタッチイベントにより、上位階層の項目と、該上位階層の項目に対応した下位階層の項目とを同時に選択することができる。図4Bに示すスワイプ軌跡でも同様の処理を行うことができる。また、下方向、右方向、左方向のタッチイベントにそれぞれ割り当てられた異なる機能間の直感的な違いを区別するために、異なる色等を用いた項目表示領域を表示させても良い。
<第4の実施例>
図5は、2つの項目を1つのタッチイベントで同時に2つの項目を表示する場合のユーザ操作と、該ユーザ操作に対応するディスプレイの画面を示す。図5に示すように、ディスプレイ140上において、タッチパネル上を移動しているユーザ指のX軸方向の移動距離と、Y軸方向の移動距離がほぼ等しい場合に、すなわち、図5に示す黒塗り矢印で示すようにタッチ位置が移動した場合に、2つの項目を一度に表示することができる。この場合、例えば表示された項目のうち1つを選択したい場合に、選択したい1つの項目(例えば「ステージへ戻る」)の方へ指をスワイプ移動させ、すなわち、図5に示す白矢印で示すようにタッチ位置が移動させることによって、表示された項目に対応する機能を実行することができる。
<第5の実施例>
図6を用いて、本発明の一実施形態に係るユーザインタフェース装置を用いた表示項目に対する各種操作について説明する。図6は現在のタッチ位置602を中心として、交差する2つの点線で表される線分により分けられた4つの領域(A〜D)を例示的に示している。図6においてタッチ位置602を中心とした領域は4つ存在するが、2つ、3つであっても良い。また、領域を分ける点線は本実施例の説明のために示されており、画面に表示させなくても良い。
まず、タッチ位置検出部104は、タッチパネルにタッチした状態で移動した指の軌跡を検出する。まず、タッチ位置検出部104は、例えば、図6の黒塗り矢印に対応する軌跡でタッチ位置が変化したことを検出する。該操作に応じて、例えば、項目「タイトルに戻る」が項目表示領域に表示される。次に、タッチ位置検出部104は、タッチ位置602から、タッチパネルにタッチした状態で移動方向が所定の方向に切り換えられたことを検出する。
例えば、図6に示される表示項目「タイトルに戻る」を選択しない場合には、ユーザは指を離さずにタッチ位置602からディスプレイ上方向(図6における領域Aに示す白塗り矢印)、又は左方向(図6における領域Bに示す白塗り矢印)にスワイプ操作する。タッチ位置検出部104がこのような軌跡を含むタッチイベントを検出すると、機能実行部112は、表示項目「タイトルに戻る」に対応する機能を実行しない。そして、画像生成部110は、表示項目を含まない画像を生成し、ディスプレイ140へ出力する。なお、図6においては、ユーザは指を離さずにその状態でスプレイ上方向(図6における領域Aに示す白塗り矢印)にスワイプ操作する場合に、表示項目に対応する機能の実行をキャンセルする処理を行うが、例えば、以前の表示項目を表示させる処理を行っても良い。
図6に示される表示項目「タイトルに戻る」を選択・実行する場合には、ユーザは指を離さずにタッチ位置602からディスプレイ右方向(図6における領域Dに示す白塗り矢印)にスワイプ操作する。タッチ位置検出部104がこのようなタッチイベントを検出すると、機能実行部112は、表示項目に対応する機能を実行する。
図6に示される表示項目「タイトルに戻る」を選択せずに、次の項目を表示する場合には、ユーザは指を離さずにタッチ位置602からディスプレイ下方向(図6における領域Cに示す白塗り矢印)にスワイプ操作する。タッチ位置検出部104がこのようなタッチイベントを検出すると、画像生成部110は次の項目を順次ディスプレイ140へ出力する。ユーザはタッチパネル上を連続した1つのタッチイベントにより、表示項目に対応する機能の実行をキャンセル、表示項目に対応する機能の実行、次の項目の表示を行うことができる。
以上、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の他の実施形態及び用途は、本明細書に開示される本発明の明細及び手法を考慮すると当業者には明らかであろう。特にそのいくつかの好ましい実施例を参照してこの発明を図示及び説明してきたが、前述の請求項に記載されるこの発明の精神および範囲から逸脱することなく、様々な実施例の変更がなされうることを当業者は理解するであろう。

Claims (15)

  1. ディスプレイに設けられたタッチパネルに対するタッチ入力のタッチ開始位置を検出するステップと、
    前記タッチパネルにタッチした状態で前記タッチ開始位置からタッチ入力のタッチ位置が所定の方向に移動する移動距離を検出するステップと、
    前記移動距離に応じて判定された、ユーザにより選択可能な複数の項目のうち1つの項目を含む画像を、前記所定の方向に応じて前記ディスプレイに表示させるステップと、
    を備えることを特徴とする、方法。
  2. 前記タッチ開始位置からタッチ検出領域の最外縁までの距離と、前記複数の項目の数とに基づいて、前記ディスプレイに表示させる項目を切り換える切換距離を設定するステップと、
    前記移動距離と、前記切換距離に応じて、前記ユーザにより選択可能な複数の項目のうち1つの項目を判定するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記所定の方向に基づいて、前記ディスプレイに表示させる項目表示領域の位置を異ならせるステップをさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記1つの項目が前記ディスプレイに表示されたときに、所定時間に亘って前記タッチパネルに対するタッチ位置が移動せずに、かつその後に前記タッチ入力がタッチオンからタッチオフされた場合に、前記ディスプレイに表示された1つの項目に対応する機能を実行するステップをさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 前記タッチ位置の移動を検出するステップは、前記タッチパネルにタッチした状態で所定の方向にタッチ位置が移動した軌跡を検出するステップを含み、
    前記機能を実行するステップは、前記軌跡が前記ディスプレイに表示された1つの項目に対応する機能を実行するよう指示する軌跡である場合に、前記ディスプレイに表示された1つの項目に対応する機能を実行するステップであることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. ディスプレイに設けられたタッチパネルに対するタッチ入力のタッチ開始位置を検出するステップと、
    前記タッチパネルにタッチした状態でタッチ入力のタッチ位置の移動した軌跡を検出するステップと、
    前記軌跡がタッチ開始位置からタッチ終了位置までの間に、スワイプ方向を一定の角度以上で切り換えた方向切換点を有する場合に、
    前記タッチ開始位置から方向切換点の位置までの距離と、前記タッチ開始位置から方向切換点の位置への方向に応じて、ユーザにより選択可能な第1の複数の項目のうち1つの第1の項目を前記ディスプレイに表示させるステップと、
    前記方向切換点の位置からタッチ終了位置までの距離と、前記方向切換点の位置からタッチ終了位置への方向に応じて、前記第1の項目に対応するユーザにより選択可能な第2の複数の項目のうち1つの項目を前記ディスプレイに表示させるステップと、
    を備えることを特徴とする、方法。
  7. 前記第1の項目は、前記第2の項目の上位階層の項目であることを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. コンピュータに請求項1から6のいずれか1項に記載の方法を実行させるための、プログラム。
  9. ディスプレイと、該ディスプレイに設けられたタッチパネルを有するユーザインタフェース装置であって、
    前記ディスプレイに設けられたタッチパネルに対するタッチ入力のタッチ開始位置を検出するタッチ入力検出部と、
    前記タッチパネルにタッチした状態で前記タッチ開始位置からタッチ入力のタッチ位置が所定の方向に移動する移動距離を検出するタッチ位置検出部と、
    前記移動距離に応じて判定された、ユーザにより選択可能な複数の項目のうち1つの項目を含む画像を前記所定の方向に応じて前記ディスプレイに表示させる画像生成部と、
    を備えることを特徴とする、ユーザインタフェース装置。
  10. 前記タッチ開始位置からタッチ検出領域の最外縁までの距離と、前記複数の項目の数とに基づいて、前記ディスプレイに表示させる項目を切り換える切換距離を設定する距離算出・設定部と、
    前記移動距離と、前記切換距離に応じて、前記ディスプレイに表示させる複数の項目のうち1つの項目を判定する項目切換判定部と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項9記載のユーザインタフェース装置。
  11. 前記所定の方向に基づいて、前記ディスプレイに表示させる項目表示領域の位置を異ならせることを特徴とする、請求項9に記載のユーザインタフェース装置。
  12. 前記1つの項目が前記ディスプレイに表示されたときに、所定時間に亘って前記タッチパネルに対するタッチ位置が移動せずに、かつその後に前記タッチ入力がタッチオンからタッチオフされた場合に、前記ディスプレイに表示された1つの項目に対応する機能を実行する機能実行部をさらに備えることを特徴とする、請求項9に記載のユーザインタフェース装置。
  13. 前記タッチ位置検出部は、前記タッチパネルにタッチした状態で前記タッチ入力のタッチ位置が移動した軌跡を検出し、
    前記機能実行部は、前記軌跡が前記ディスプレイに表示された1つの項目に対応する機能を実行するよう指示する軌跡である場合に、前記ディスプレイに表示された1つの項目に対応する機能を実行することを特徴とする、請求項12に記載のユーザインタフェース装置。
  14. ディスプレイと、該ディスプレイに設けられたタッチパネルを有するユーザインタフェース装置であって、
    前記ディスプレイに設けられたタッチパネルに対するタッチ入力のタッチ開始位置を検出するタッチ入力検出部と、
    前記ディスプレイにタッチした状態でタッチ入力のタッチ位置の移動した軌跡を検出するタッチ位置検出部と、
    前記軌跡がタッチ開始位置からタッチ終了位置までの間に、スワイプ方向を一定の角度以上で切り換えた方向切換点を有する場合に、
    前記タッチ開始位置から方向切換点の位置までの、前記タッチ開始位置から方向切換点の位置への方向距離に応じて判定された、ユーザにより選択可能な複数の項目のうち1つの第1の項目を含む画像を前記ディスプレイに表示させ、
    前記方向切換点の位置からタッチ終了位置までの距離と、前記方向切換点の位置からタッチ終了位置への方向に応じて判定された、前記第1の項目に対応するユーザにより選択可能な第2の複数の項目のうち1つの第2の項目を含む画像を前記ディスプレイに表示させる画像生成部と、
    を備えることを特徴とする、ユーザインタフェース装置。
  15. 前記第1の項目は、前記第2の項目の上位階層の項目であることを特徴とする、請求項14に記載のユーザインタフェース装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022196476A1 (ja) * 2021-03-16 2022-09-22 富士フイルム株式会社 電子機器、電子機器の制御方法及び電子機器の制御プログラム

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