JP2016207082A - 無線タグ装置及び管理システム - Google Patents

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成實 土田
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Abstract

【課題】無線タグ装置を用いて移動位置を管理する管理システムにおいて、移動体が種々の場所を通過したことを検知して情報端末に通知することが容易に行えるようにする。
【解決手段】ICタグ1は、GPS測位部12と、記憶部10と、第1通信部13と、制御部11とを備える。GPS測位部12は、ICタグ1の位置を示す位置情報を取得する。記憶部10は、所定のエリアを示すエリア情報を記憶する。第1通信部13は、保護者端末5に情報を送信する。制御部11は、第1通信部13の動作を制御する。制御部11は、GPS測位部12によって取得された位置情報及び記憶部10に記憶されたエリア情報に基づき、ICタグ1が、エリア情報が示すエリアに対して進入又は退出したことを判断し、判断結果を示す情報を、第1通信部13を介して保護者端末5に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動体に保持されるICタグなどの無線タグ装置、及び無線タグ装置の移動位置を管理する管理システムに関する。
ICタグなどの無線タグ装置を用いて、ICタグを所持する生徒の登下校などを管理する位置管理システムが知られている。例えば、特許文献1は、生徒の登下校についての情報を管理して端末機器に通知するための登下校管理システムを開示している。
特許文献1の登下校管理システムによると、生徒等が学校に到着して校門等に設置されたタグリーダにICタグを差し出すと、タグリーダはICタグのID等を検知し、そのデータを、校内に配置されたメインコンピュータに送信する。メインコンピュータは、登下校管理用プログラムにより生徒の登下校データを格納、更新、データベース化その他の処理を行い、登校した生徒のデータを、外部のメールサーバ等を有するASPセンタに送信する。ASPセンタのメールサーバは、「在校」に更新された生徒の保護者の予め登録されたメールアドレスに、登校した旨が記載された所定のメールを送信する。これにより、保護者は携帯電話やコンピュータによってメールを受信して自分の生徒の登校を確認することができる。
特開2007−323361号公報
特許文献1のシステムでは、校門の通過を検知するためのタグリーダと、生徒の登下校を管理するためのメインコンピュータと、登下校の結果を保護者に通知するためのメールサーバとを用意する必要があり、システムの導入コストが大きい。さらに、生徒などのICタグの所持者の通過を検知する検知場所を校門以外にも設ける場合、その場所にICタグの所持者の通過を検知するためのタグリーダやアンテナ装置等を設置する必要があり、異なる検知場所毎に設置工事のコストが生じてしまう。そのため、従来技術における無線タグ装置の所持者の移動位置を管理する管理システムにおいては、無線タグ装置の所持者が種々の場所を通過したことを検知して情報端末に通知することが容易でないという課題があった。
本発明は、無線タグ装置を保持する移動体の移動位置を管理する管理システムにおいて、移動体が種々の場所を通過したことを検知して情報端末に通知することが容易に行える無線タグ装置及び管理システムを提供する。
本発明の一態様に係る無線タグ装置は、位置情報取得部と、記憶部と、第1の通信部と、制御部とを備える。位置情報取得部は、自装置の位置を示す位置情報を取得する。記憶部は、所定のエリアを示すエリア情報を記憶する。第1の通信部は、情報端末に所定の情報を送信する。制御部は、第1の通信部の動作を制御する。制御部は、位置情報取得部によって取得された位置情報及び記憶部に記憶されたエリア情報に基づき、自装置が、エリア情報が示すエリアに対して進入又は退出したことを判断し、判断結果を示す情報を、第1の通信部を介して情報端末に送信する。
本発明によると、無線タグ装置において、取得した位置情報と記憶したエリア情報に基づいて、所定のエリアに進入又は退出したことの判断が行われる。そのため、進入等の判断対象のエリアに外部設備を特に設ける必要がなく、無線タグ装置を保持する移動体が種々の場所を通過したことを検知して情報端末に通知することが容易に行える。
本発明の実施形態1に係る位置管理システムの全体構成を示す概略図 位置管理システムにおけるICタグの構成を示すブロック図 位置管理システムにおける管理サーバの構成を示すブロック図 管理サーバにおける児童マスタの一例を示す図 管理サーバにおける位置情報データベースの一例を示す図 管理サーバにおけるタグマスタの一例を示す図 ICタグに登録される登録エリアを説明するための図 保護者端末に表示されるICタグからの電子メールの表示例を示す図 ICタグにおける入退域判定処理の流れを示すフローチャート ICタグにおける帰宅判定処理の流れを示すフローチャート 管理サーバからのタグ情報登録動作の流れを示すシーケンス図 管理者端末に表示されるトレースモードの通過履歴の表示例を示す図 ICタグのトレースモードの動作の流れを示すシーケンス図
(実施の形態1)
以下、添付の図面を参照して本発明に係る位置管理システムの実施の形態を説明する。
1.位置管理システムの構成
図1は、本発明の実施形態1に係る位置管理システムの全体構成を示す概略図である。本実施形態に係る位置管理システムは、図1に示すように、ICタグ1と、管理サーバ3とを備える。本実施形態では、児童(小学生)等がICタグ1を所持して移動する場合に、ICタグ1が、GPS(グローバルポジショニングシステム)情報を用いてICタグ1の現在位置を判定し、保護者端末5に判定結果を示す電子メールを送信する。保護者端末5は、例えばパーソナルコンピュータやスマートフォン、携帯電話、PDAなどの情報端末で構成され、公衆回線等のネットワーク2を介してICタグ1からの電子メールを受信する。ICタグ1から電子メールが送信されることにより、保護者端末5においてICタグ1の所持者が移動する位置を確認できる。
管理サーバ3は、ICタグ1に登録する情報とICタグ1の所持者を示す情報とを関連付けて管理する。管理者端末4は、例えばパーソナルコンピュータのような情報端末で構成される。例えば、管理サーバ3は、特定のICタグ1からそのICタグ1の位置を示す位置情報を取得して、ICタグ1の所持者の通過履歴を示す情報を管理者端末4に表示させる。以下、位置管理システムにおけるICタグ1および管理サーバ3の構成について説明する。
1−1.ICタグの構成
図2を参照して、位置管理システムにおけるICタグ1の構成を説明する。図2は、ICタグ1の構成を示すブロック図である。ICタグ1は、記憶部10と、制御部11と、GPS測位部12と、第1通信部13と、第2通信部14とを備える。ICタグ1は、CPUやEEPROM、RAMなどが集積されたICチップ、及びエッチング方式や印刷方式などで形成されたアンテナなどで構成される。ICタグ1は、自宅ベースステーション6などの外部装置と無線信号の送受信を行う。自宅ベースステーション6は、ICタグ1の所持者の自宅に設置された基地局である。ICタグ1には電池が内蔵されており、ICタグ1は自発的に外部装置と通信可能である。ICタグ1は、固有の識別情報等を外部装置に送信する無線タグ装置の一例である。
記憶部10は、ICタグ1の識別情報(例えばタグの製造番号)等の情報を記憶する記憶媒体である。記憶部10は、例えばフラッシュメモリで構成され、ICチップに集積されている。記憶部10は、各種のプログラムと、帰宅フラグと、タグ情報100とを格納している。帰宅フラグは、ICタグ1の所持者が帰宅しているか否かを示すフラグである。タグ情報100は、登録エリアを示す登録エリア情報101と、メールの宛先を示すメール情報102と、トレースモードのON/OFFを示すトレースモードフラグ103とを含む。登録エリアは、ICタグ1の所持者の入退域を判定する対象として登録されるエリアである。トレースモードは、管理サーバ3においてICタグ1の通過位置を追跡可能にするためのICタグ1のモードである。登録エリア及びトレースモードの詳細については後述する。
制御部11は、例えばICチップに集積されたCPUやMPUで構成され、ICタグ1全体の動作を制御する。制御部11は、記憶部10に格納されたプログラムを実行することによって、後述する各種の機能を実現する。制御部11は、専用に設計された電子回路や再構成可能な電子回路などのハードウェア回路(ASIC,FPGA等)のみで実現されてもよい。
GPS測位部12は、GPS衛星から電波(GPS情報)を受信して、受信した地点の緯度や経度、高度を測位するモジュールである。GPS測位部12は、測位した緯度等、ICタグ1の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部の一例である。
第1通信部13は、Wi−Fiや3G、LTE等の通信方式に従い無線通信を行う通信モジュールである。第1通信部13は、図1に示すネットワーク2を介して管理サーバ3や保護者端末とデータ通信を行う。例えば、第1通信部13は、管理サーバ3にGPS測位部12で取得した位置情報を送信したり、タグ情報100の更新情報を受信したりする。また、第1通信部13は、ネットワーク2を介して保護者端末5に電子メールを送信する。
第2通信部14は、Bluetooth(登録商標)の通信規格に従い無線通信を行う通信モジュールである。Bluetooth(登録商標)規格に従った通信が可能な基地局が所定の距離(例えば10m)内にある場合に、その基地局と第2通信部14との通信接続が確立される。帰宅フラグのON/OFFは、それぞれ、第2通信部14と自宅ベースステーション6との間で通信接続が確立されている状態及び通信接続がなされていない状態に対応する。第2通信部14の通信方式はBluetooth(登録商標)に限らず、Wi−FiやNFC(近距離無線通信)等の通信方式を利用してもよい。
1−2.管理サーバの構成
図3を参照して、位置管理システムにおける管理サーバ3の構成を説明する。図3は、管理サーバ3の構成を示すブロック図である。管理サーバ3は、例えばパーソナルコンピュータのような情報処理装置で構成され、サーバ記憶部30と、サーバ制御部31と、通信部32とを備える。管理サーバ3は、ICタグ1に登録する情報を管理するサーバ装置の一例である。
サーバ記憶部30は、管理サーバ3の各種の機能を実現するために必要なパラメータ、データ、及びプログラムを記憶する記憶媒体である。サーバ記憶部30は、サーバ制御部31で実行されるタグ情報編集アプリケーション311や通過履歴取得アプリケーション312などのプログラムや、各種のデータベース(児童マスタ301、位置情報データベース302、タグマスタ303)を格納している。サーバ記憶部30は、例えばハードディスク(HDD)や半導体記憶装置(SSD)で構成される。
サーバ制御部31は、例えばCPUやMPUで構成され、管理サーバ3全体の動作を制御する。サーバ制御部31は、サーバ記憶部30に格納されたプログラムを実行することによって、各種の機能を実現する。例えば、サーバ制御部31は、サーバ記憶部30からタグ情報編集アプリケーション311を読み出して実行することにより、ICタグ1のタグ情報100を更新する。また、サーバ制御部31は、サーバ記憶部30から通過履歴取得アプリケーション312を読み出して実行することにより、特定のICタグ1から位置情報を取得して、ICタグ1の通過位置の履歴を示す履歴情報を管理者端末4に表示させる。
なお、サーバ制御部31で実行されるプログラムは、ネットワーク2を介して提供されてもよいし、CD−ROM等の記録媒体で提供されてもよい。また、サーバ制御部31は、専用に設計された電子回路や再構成可能な電子回路などのハードウェア回路(ASIC,FPGA等)のみで実現されてもよい。
通信部32は、IEEE802.11、Wi−Fi、3G、LTE等の規格に準拠して、ネットワーク2を介してデータ通信を行う通信モジュールである。本実施形態では、管理サーバ3は、通信部32を介して管理者端末4(図1参照)とも通信可能になっている。通信部32は、管理者端末4に対して、ネットワーク2を介して通信してもよいし、有線接続や無線接続によって直接、通信してもよい。
1−2−1.データベースについて
サーバ記憶部30は、児童マスタ301、位置情報データベース302及びタグマスタ303などのデータベースを格納している。以下、図1,4〜7を参照して、各データベースについて説明する。
図4は、管理サーバ3における児童マスタ301の一例を示した図である。児童マスタ301は児童に関する情報を管理し、ICタグ1と、ICタグ1を所持する児童に関する情報とを関連付けて管理する。図4に示す例において、「タグ管理番号」は、複数のICタグ1を個別に管理するために割り当てられた管理番号である。各ICタグ1は製造時にそれぞれ設定された固有のタグ製造番号を有する。児童マスタ301は、各ICタグ1の「タグ製造番号」と「タグ管理番号」とを関連付けている。また、「帰宅フラグ」は、ICタグ1を所持する児童の帰宅/外出を示すフラグであり、管理サーバ3が各ICタグ1から受信してICタグ1毎に記録される。「トレースモードフラグ」は、トレースモードのON/OFFを示すフラグであり、管理者端末4等によって設定され、サーバ記憶部30のデータベース上で管理される。「登下校メール配信フラグ」は、各ICタグ1の所持者である児童が学校エリア等に入域/退域したときに、そのICタグ1が電子メールを送信するか否かを設定するフラグであり、例えば管理者端末4によって設定される。
また、児童マスタ301は、各ICタグ1を所持する児童に関する情報として、その児童の「学級」、「ニックネーム」、「生徒氏名」、「保護者」及び「緊急連絡先」を管理している。なお、ICタグ1を所持する児童に関する情報はこれに限らず、例えば、児童が在籍する学校の名称などをさらに含んでもよい。また、これらの情報の管理は、児童マスタ301とは別のマスタを併用して行ってもよい。
また、児童マスタ301は、ICタグ1から送信する電子メールの宛先(保護者端末5で受信可能なメールアドレス)を管理している。本実施形態では、ICタグ1のそれぞれに対して複数の宛先(第1メールアドレス、第2メールアドレス、…)を設定可能であり、各メールアドレスに対して「パスワード」と「一括配信フラグ」を管理している。「一括配信フラグ」は、ICタグ1が登録エリアの入退域に応じて電子メールを送信する際に、そのメールアドレスを一括配信の対象とするか否かを設定するフラグである。例えば、登下校メール配信フラグがONである場合において、第1メールアドレスの一括配信フラグがONで第2メールアドレスの一括配信フラグがOFFのとき、ICタグ1から第1メールアドレスに対してのみ電子メールが送信される。
図5は、位置情報データベース302の一例を示した図である。位置情報データベース302は、ICタグ1の位置情報を管理する。図5に示す例において、「時刻」はICタグ1から位置情報を受信した時刻(日付を含む)である。また、位置情報データベース302は、各ICタグ1から受信した位置情報が示す「経度」、「緯度」、「標高」を管理する。図5では、位置情報データベース302は、タグ管理番号のICタグ1について、特定の1つの時刻に受信した位置情報を管理しているが、この位置情報は適宜更新される。なお、位置情報データベース302において、「標高」は省略されてもよい。また、位置情報データベース302は、ICタグ1毎のエラーの有無、および帰宅フラグを管理している。
図6は、タグマスタ303の一例を示した図である。タグマスタ303は、ICタグ1のタグ情報を管理する。タグマスタ303は、例えば管理者端末4による設定により、ICタグ1のタグ情報における登録エリア情報の登録エリア(第1登録エリア、第2登録エリア、…)を記録する。図6に示す例においては、複数のICタグ1の第1登録エリアとして、「学校エリア」が共通に設定されている。登録エリアは、図6に示すように、複数設定されてもよい。また、第2登録エリア以降の登録エリアを設定せず、第1登録エリアのみを設定してもよい。
登録エリアは、ICタグ1の入退域が判定されるエリアである。すなわち、ICタグ1がそのエリアに進入/退出したときに電子メールが送信されることとなるエリアである。例えば、学校エリアは学校の所在地を示し、校外学習エリアは塾などの校外学習施設の所在地を示す。本実施形態において、登録エリアの設定は、図7に示すように、エリアの対角にある2つの地点(a地点、b地点)の座標(緯度及び経度)を用いて行われる。図7は、ICタグ1に登録される登録エリアを説明するための図である。
図7において、矩形状の領域A1は学校エリアを表している。学校エリアを表す領域A1は、a地点P1aとb地点P1bとを対角線上の二頂点とする領域である。また、他の登録エリアA2〜A4についても学校エリアA1と同様に、a地点及びb地点を二頂点とする矩形領域として規定されている。このように2地点の座標を用いて簡単に登録エリアを設定することにより、ICタグ1に登録される情報の情報量を低減することができる。
2.位置管理システムの動作
2−1.動作の概要
以下、本実施形態に係る位置管理システムの動作の概要について、図1,7,8を参照して説明する。図8は、保護者端末5に表示されるICタグ1からの電子メールの表示例を示す図である。
位置管理システムにおいて、ICタグ1は、GPS情報を用いてICタグ1が存在する位置の位置情報を取得し、ICタグ1の登録エリアA1〜A4のいずれかへの進入や退出を判定し、判定結果を示す電子メールを保護者端末5に送信する。例えば、ICタグ1の所持者(児童)が学校エリアA1に進入した場合に、ICタグ1はその進入を検知し、図8に示すような内容の電子メールがICタグ1から保護者端末5に送信される。このように、ICタグ1自体で各登録エリアA1〜A4に対する進入/退出を検知し、保護者端末5に電子メールを送信するので、各登録エリアA1〜A4にアンテナ等の特別の機器を設けることなく保護者端末5においてICタグ1の所持者の居場所を確認できる。
特に、図7に示す自宅エリアA0については、ICタグ1は、自宅エリアA0内に設置された自宅ベースステーション6との通信接続に基づいて進入/退出を判定する。具体的には、Bluetooth(登録商標)のような所定距離内のみで確立される通信接続を用いることにより、自宅エリアA0に対する進入/退出を判定する。これにより、通信接続が確立される範囲の近距離にあることが保障され、ICタグ1の進入/退出を高精度に判定できる。例えばマンションの一室のようにGPS情報では正確に識別し難い領域であっても、精度良く進入/退出を判定することができる。以下、本実施形態に係る位置管理システムの動作の詳細について説明する。
2−2.動作の詳細
2−2−1.入退域判定処理
まず、図7〜9を参照して、本実施形態に係る入退域判定処理について説明する。入退域判定処理は、GPS情報と登録エリア情報101に基づいて、ICタグ1(すなわちICタグ1の所持者)が登録エリアに入域/退域したことを判定し、保護者端末5に判定結果を通知する処理である。図9は、ICタグ1における入退域判定処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートによる処理は、ICタグ1の制御部11(図2参照)によって、所定の周期(例えば5分)で繰り返し実行される。
まず、GPS測位部12はGPS情報を受信し、制御部11は、GPS測位部12からICタグ1の位置を示す位置情報を取得する(S1)。
次に、制御部11は、記憶部10から帰宅フラグを読み出して、帰宅フラグがOFFであるか否かを判断する(S2)。帰宅フラグがOFFの状態は、ICタグ1が自宅エリアの外にある状態、すなわち、ICタグ1の所持者が自宅から外出している状態である。制御部11は、帰宅フラグがOFFでない、つまりONである場合(S2でNO)、ICタグ1の所持者は帰宅済みと考えられることから本処理を終了する。
一方、帰宅フラグがOFFである場合(S2でYES)、制御部11は、記憶部10から登録エリア情報101を読み出して、ICタグ1の位置情報が示す位置が前回の入退域判定処理において判定されたエリアと同一のエリア内か否かを判断する(S3)。例えば、ICタグ1の所持者が前回の判定時に学校エリアA1(図7参照)内にいて、今回の判定時に学校エリアA1から出た場合、ステップS3においてNOと判断される。また、例えば、ICタグ1の位置が、前回及び今回の判定時において登録エリア情報101の全ての登録エリアの外である場合には、ステップS3においてYESと判断される。
制御部11は、ICタグ1の位置が前回の判定時と同一のエリア内でないと判断した場合(S3でNO)、登録エリア情報101が示すいずれかの登録エリア内であるか否かを判定する(S8)。
制御部11は、ICタグ1の位置が、登録エリア情報101が示すいずれかの登録エリア内であると判定した場合(S8でYES)、ICタグ1の所持者がその登録エリアに入域(進入)したことを示す情報を含むようにメールデータを編集する(S9)。制御部11は、記憶部10からタグ情報100のメール情報102を読み出し、メール情報102が示すメールアドレスを宛先に設定して、第1通信部13から、編集したメールデータを有する入域メールを送信する(S10)。
例えば、ICタグ1の所持者が学校エリアに入域した場合、図8に示すような内容のメールデータがステップS9において編集され、ステップS10においてこのような内容のメールが保護者端末5(図1参照)に送信される。
一方、制御部11は、ICタグ1の位置が、登録エリア情報101が示すいずれの登録エリア内でもないと判定した場合(S8でNO)、ICタグ1の所持者が前回判定時にいたエリアから退域(退出)したことを示す情報を含むようにメールデータを編集する(S11)。制御部11は、ステップS9の処理と同様に宛先を設定して、第1通信部13から、編集したメールデータを有する退域メールを送信する(S12)。
制御部11は、ステップS10,S12において電子メールを送信した後に、ステップS7の処理に進む。
一方、制御部11は、ICタグ1の位置が前回の判定時と同一のエリア内であると判断した場合(S3でYES)、前回の電子メールを送信した時点から一定期間(例えば10分)が経過したか否かを判断する(S4)。ステップS4の処理は、ICタグ1の所持者が同じエリアに滞在する場合に、過剰な頻度で電子メールが送信されることを抑制するために行われる。ステップS4において判断の対象となる一定期間は、例えば店舗エリアは10分、学校エリアは1時間というように、登録エリア毎に設定してもよい。
制御部11は、前回のメール送信時から一定期間が経過したと判断した場合(S4でYES)、ICタグ1の所持者が前回判定時にいたエリアに滞在していることを示す情報を含むようにメールデータを編集する(S5)。制御部11は、ステップS9の処理と同様に宛先を設定して、第1通信部13から、編集したメールデータを有する滞在メールを送信する(S6)。
次に、制御部11は、記憶部10にメールを送信した送信履歴を保存して(S7)、本処理を終了する。送信履歴は、例えばメールを送信した時刻、及びメールデータの内容を含む。
2−2−2.帰宅判定処理
以下、図10を参照して、本実施形態に係る帰宅判定処理について説明する。帰宅判定処理は、第2通信部14の接続状態に基づいて、ICタグ1の所持者が帰宅したり外出したりしたことを判定し、保護者端末5に判定結果を通知する処理である。図10は、ICタグ1における帰宅判定処理の流れを示すフローチャートである。本処理は、ICタグ1の制御部11によって、所定の周期(例えば5分)で繰り返し実行される。
まず、制御部11は、第2通信部14と自宅ベースステーション6(図2参照)の無線通信の接続状態が変化したか否かを判断する(S20)。制御部11は、第2通信部14の接続状態が変化していないと判断した場合(S20でNO)、ICタグ1の所持者が帰宅済み又は外出済みだと考えられることから、本処理を終了する。
一方、制御部11は、第2通信部14の接続状態が変化したと判断した場合(S20でYES)、接続状態の変化により、第2通信部14が自宅ベースステーション6に通信接続されたか否かを判断する(S21)。制御部11は、第2通信部14が自宅ベースステーション6に通信接続された(通信接続が確立された)と判断した場合(S21でYES)、記憶部10に記憶される帰宅フラグをONに設定する(S22)。
上記の場合、第2通信部14は自宅ベースステーション6と通信接続されていない状態から通信接続されるようになったため、ICタグ1の所持者は自宅ベースステーション6の設置位置の所定距離外から近づいてきたこととなる。そのため、ICタグ1の所持者は自宅ベースステーション6が設置された自宅に帰宅したと考えられる。
続いて、制御部11は、ICタグ1の所持者が帰宅したことを示す情報を含むように、メールデータを編集する(S23)。制御部11は、図9のステップS9の処理と同様に宛先を設定して、第1通信部13から、編集したメールデータを有する帰宅メールを送信する(S24)。さらに、制御部11は、送信した帰宅メールの送信履歴を記憶部10に保存する(S25)。
次に、制御部11は、第1通信部13を介して管理サーバ3に、GPS測位部12から取得したICタグ1の位置を示す位置情報を送信する(S26)。
次に、制御部11は、第1通信部13を介して管理サーバ3に、タグ情報を要求する所定のコマンドを送信する(S27)。管理サーバ3は、コマンドを送信したICタグ1に関する情報をサーバ記憶部30(図3参照)に格納された各種データベースから読み出して、タグ情報としてICタグ1に送信する。
制御部11は、管理サーバ3からタグ情報を受信し、記憶部10に記憶されたタグ情報を受信したタグ情報に書き換えてタグ情報の更新登録を行い(S28)、その後、本処理を終了する。管理サーバ3によるICタグ1へのタグ情報登録動作についての詳細は後述する。
一方、制御部11は、第2通信部14が自宅ベースステーション6に通信接続されなくなったと判断した場合(S21でNO)、記憶部10に記憶される帰宅フラグをOFFに設定する(S30)。この場合には、第2通信部14が自宅ベースステーション6と通信接続されている状態から通信接続されなくなったため、ICタグ1の所持者が自宅ベースステーション6から離れ、自宅から外出したと考えられる。
続いて、制御部11は、ICタグ1の所持者が外出したことを示す情報を含むように、メールデータを編集する(S31)。制御部11は、図9のステップS9の処理と同様に宛先を設定して、第1通信部13から、編集したメールデータを有する外出メールを送信する(S32)。さらに、制御部11は、送信した外出メールの送信履歴を記憶部10に保存し(S33)、ステップS26以降の処理を行う。
以上のようにして、自宅エリアに対する帰宅/外出の判定が行われ、その判定結果が保護者端末5に通知される。これにより、例えば、保護者は児童が自宅に帰宅したか、又は自宅から外出したかを知ることができる。
2−2−3.タグ情報登録動作
図11を参照して、管理サーバ3によるICタグ1へのタグ情報登録動作について説明する。図11は、管理サーバ3からのタグ情報登録動作の流れを示すシーケンス図である。
本シーケンスにおいて、サーバ制御部31は、タグ情報編集アプリケーション311を用いて管理サーバ3側の各処理を行う。本処理は、例えば1日毎に所定の設定時刻において行うなど所定の時間間隔で行われる。また、本処理は、例えば図10のステップS27のように、ICタグ1からのタグ情報要求のコマンドに応答して開始されてもよいし、管理サーバ3においてデータベースの更新がなされた場合に開始してもよい。
まず、管理サーバ3のサーバ制御部31は、サーバ記憶部30における各データベースから、タグ情報登録動作の対象となるICタグ1に関する情報を読み出す(S41)。例えば、サーバ制御部31は、図4に示す児童マスタ301から、対象のICタグ1に対するメールアドレスなどの情報を読み出す。また、サーバ制御部31は、図4に示すタグマスタ303から、登録対象のICタグ1のトレースモードフラグ及び登録エリア情報を読み出す。
次に、サーバ制御部31は、各データベースから読み出した情報を、登録対象のICタグ1に送信できるように編集する(S42)。具体的には、サーバ制御部31は、タグマスタ303から読み出した登録エリア情報と、児童マスタ301から読み出した情報に基づくメール情報と、トレースモードフラグとをまとめて、登録対象のICタグ1のタグ情報を生成する(図2参照)。
生成されるタグ情報におけるメール情報には、例えば、児童マスタ301から読み出したメールアドレスのうち、一括配信フラグが「ON」の全てのメールアドレスが含まれる。
次に、サーバ制御部31は、通信部32を介して登録対象のICタグ1に、編集したタグ情報を送信する(S43)。
ICタグ1の制御部11は、第1通信部13を介して管理サーバ3からのタグ情報を受信し、受信したタグ情報で記憶部10に記憶されたタグ情報100を書き換えて、更新登録する(S44)。
以上のように、タグ情報登録動作において、管理サーバ3は、ICタグ1に登録する種々の情報を編集して一纏めにしたタグ情報を、ICタグ1に送信する。これにより、ICタグ1は一種類の情報を受信することで種々の登録情報の更新内容を取得できる。そのため、ICタグ1の受信動作のための回路構成を簡単化できる。
2−2−4.トレースモードの動作
図12は、管理者端末に表示されるトレースモードの通過履歴の表示例を示す図である。本システムにおいて、ICタグ1は、管理サーバ3によってトレースモードに設定されることができる。ICタグ1は、トレースモードに設定されている間、所定の間隔で位置情報を管理サーバ3に送信する。管理サーバ3は、ICタグ1から受信した一連の位置情報を通過履歴として、サーバ記憶部30に保持する。管理サーバ3は、図12に示すように、トレースモード中のICタグ1の通過履歴を管理者端末4に表示することができる。以下、本システムのトレースモードにおける動作について、図13を参照して説明する。
図13は、本システムのトレースモードにおける処理の流れを示すシーケンス図である。本処理は、管理サーバ3が特定のICタグ1のトレースモードフラグをONして、そのICタグ1にタグ情報を送信したときに開始される。
ICタグ1の制御部11は、トレースモードフラグ「ON」を示すタグ情報を受信すると、受信したタグ情報を記憶部10に記憶して、ICタグ1の状態をトレースモードに設定する(S51)。
制御部11は、GPS測位部12から位置情報を取得して管理サーバ3に送信する(S52−1)。管理サーバ3のサーバ制御部31は、受信した位置情報を、受信した時刻とともにサーバ記憶部30の位置情報データベース302に登録する(S53−1)。トレースモードにおいて、ICタグ1の制御部11は、所定の周期(例えば1分)で繰り返し位置情報を取得して管理サーバ3に送信する(S52−m)(m=1,2,…M)。なお、制御部11は、GPS測位部12から取得した位置情報を一旦、記憶部10に格納して、複数回分の位置情報をまとめて管理サーバ3に送信してもよい。
その後、ICタグ1が、管理サーバ3からトレースモードフラグ「OFF」を示すタグ情報がICタグ1を受信すると、ICタグ1の制御部11は、受信したタグ情報を記憶部10に記憶して、トレースモードを解除する(S54)。
以上のように、トレースモードの動作において、管理サーバ3は、位置情報データベース302に登録した位置情報を定期的に管理者端末4に送信する。管理者端末4は、受信した位置情報と、所定の地図情報に基づいて、図12に示すように地図上に順次、受信した位置情報が示す位置を表示する。このように、ICタグ1の位置情報の履歴を管理サーバ3で管理し、ICタグ1の所持者の移動履歴を追跡することができる。
3.まとめ
以上のように、本実施形態におけるICタグ1は、GPS測位部12と、記憶部10と、第1通信部13と、制御部11とを備える。GPS測位部12は、自装置であるICタグ1の位置を示す位置情報を取得する。記憶部10は、所定のエリアを示すエリア情報を記憶する。第1通信部13は、保護者端末5に電子メールを送信する。制御部11は、第1通信部13の動作を制御する。制御部11は、GPS測位部12によって取得された位置情報及び記憶部10に記憶されたエリア情報に基づき、ICタグ1が、エリア情報が示すエリアに対して進入又は退出したことを判断し、判断結果を示す情報を、第1通信部13を介して保護者端末5に送信する。
これにより、ICタグ1において、GPS測位部12がICタグ1の位置を示す位置情報を取得し、制御部11が取得した位置情報に基づき所定のエリアに進入又は退出したことを判断する。そのため、通過を検知する場所毎にアンテナ装置などの外部機器を設置する必要がなく、無線タグ装置を保持する移動体が種々の場所を通過したことを検知して情報端末に通知することが容易に行える。
また、本実施形態において、ICタグ1は、自宅ベースステーション6が所定距離内にある場合にのみ自宅ベースステーション6と無線通信可能な第2通信部14をさらに備えてもよい。この場合、制御部11は、第2通信部14と自宅ベースステーション6とが無線通信により接続されているか否かを判断し、判断した接続状態を示す情報を、第1通信部13を介して保護者端末5に送信する。
これにより、所定距離内でのみ無線通信可能な第2通信部14の接続状態に基づいて、自宅ベースステーション6が設置された自宅などの領域の進入/退出を高精度に判断できる。また、第1及び第2通信部13,14を併用することにより、外部機器を用いずに進入/退出の判断を行う領域と、領域の進入/退出の判断を高精度にする領域とをそれぞれ設定でき、利用者の利便性が向上する。
(他の実施の形態)
上記の実施形態では、児童がICタグ1を所持して移動する場合を例示した。しかし、ICタグ1の所持者は児童に限らず、学生や未成年でも成年でもよい。例えば、ICタグ1の所持者は高齢者であってもよい。また、人に限らず、動物や自動車などを含む移動体がICタグ1を保持してもよい。例えば、ICタグ1をペット等に保持させてもよい。これらの場合、管理サーバ3は適宜、ICタグ1を保持する移動体に関する情報を管理する。
上記の実施形態では、ICタグ1はトレースモードフラグがONされると図13に示す処理を行った。ICタグ1はトレースモードフラグがONされると、管理サーバ3に位置情報を送信する周期が短縮されるようにしてもよい。
上記の実施形態では、2地点の座標を用いて登録エリアを設定したが、1地点の座標を用いて設定されてもよいし、3地点以上の座標を用いて設定されてもよい。例えば、1地点の座標を中心として所定の半径を有する円領域を登録エリアとして設定してよいし、3地点以上の座標を頂点とする多角形領域を登録エリアとして設定してよい。
上記の実施形態では、サーバ記憶部30の各データベースの情報の更新は、管理者端末4により行われたが、保護者端末5から行われるようにしてもよい。
上記の実施形態において、ICタグ1の電池を備えたが、ICタグ1の電池は充電式であってもよい。この場合、ICタグ1の所持者の帰宅時に自宅ベースステーション6の所定距離内に設置した充電器にICタグ1を置く。
上記の実施形態では、ICタグ1は保護者端末5への電子メールとは別個に位置情報を送信したが、電子メールと位置情報とを同時に送信するようにしてもよい。
上記の実施形態では、ICタグ1は、全ての登録エリアに対する入退域の判定結果を保護者端末5に送信した。しかし、例えば学校エリアA1の入退域についての判定結果を送信せず、他の登録エリアについての判定結果を保護者端末5に送信するというように、特定の登録エリアに対する入退域判定を制限できるようにしてもよい。この場合、例えば、管理サーバ3が登下校メール配信フラグ(図4参照)をタグ情報に含めて送信することで、ICタグ1は、登下校メール配信フラグに基づき、学校エリアに対する入退域判定を制限するか否かを判断することができる。
1…ICタグ
10…記憶部
11…制御部
12…GPS測位部
13…第1通信部
14…第2通信部
3…管理サーバ
30…サーバ記憶部
31…サーバ制御部
32…通信部
4…管理者端末
5…保護者端末
6…自宅ベースステーション

Claims (8)

  1. 自装置の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、
    所定のエリアを示すエリア情報を記憶する記憶部と、
    情報端末に所定の情報を送信する第1の通信部と、
    前記第1の通信部の動作を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記位置情報取得部によって取得された位置情報及び前記記憶部に記憶されたエリア情報に基づき、自装置が、前記エリア情報が示すエリアに対して進入又は退出したことを判断し、
    前記判断結果を示す情報を、前記第1の通信部を介して前記情報端末に送信する
    無線タグ装置。
  2. 基地局が所定距離内にある場合にのみ前記基地局と無線通信可能な第2の通信部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記第2の通信部と前記基地局とが無線通信により接続されているか否かを判断し、
    判断した接続状態を示す情報を、前記第1の通信部を介して前記情報端末に送信する
    請求項1に記載の無線タグ装置。
  3. 前記制御部は、
    前記無線タグ装置が同一のエリア内に所定期間以上滞在している場合、前記無線タグ装置が同一のエリア内にいることを示す情報を前記情報端末に送信し、
    前記無線タグ装置が同一のエリア内に所定期間以上滞在していない場合、前記無線タグ装置が同一のエリア内にいることを示す情報を前記情報端末に送信しない、
    請求項1又は2に記載の無線タグ装置。
  4. 前記位置情報取得部は、GPS衛星からの電波を受信して測位するGPS測位部である
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の無線タグ装置。
  5. 前記第1の通信部は、前記判断結果を示す情報を含む電子メールを前記情報端末に送信する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の無線タグ装置。
  6. 自装置の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、
    所定のエリアを示すエリア情報を記憶する記憶部と、
    外部装置との間で情報の送受信を行う第1の通信部と、
    前記第1の通信部の動作を制御する制御部とを有する無線タグ装置と、
    前記無線タグ装置の第1の通信部を介して前記エリア情報が示すエリアを設定し、前記エリア情報を管理するサーバ装置とを備え、
    前記無線タグ装置の制御部は、
    前記位置情報取得部によって取得された位置情報及び前記記憶部に記憶されたエリア情報に基づき、前記無線タグ装置が、前記エリア情報が示すエリアに対して進入又は退出したことを判断し、
    前記判断結果を示す情報を、前記第1の通信部を介して情報端末に送信する
    管理システム。
  7. 前記無線タグ装置は、基地局が所定距離内にある場合にのみ前記基地局と無線通信可能な第2の通信部をさらに備え、
    前記無線タグ装置の制御部は、
    前記第2の通信部と前記基地局とが無線通信により接続されているか否かを判断し、
    判断した接続状態を示す情報を、前記第1の通信部を介して前記情報端末に送信する
    請求項6に記載の管理システム。
  8. 前記サーバ装置は、前記無線タグ装置から、無線タグ装置の移動の履歴を示す位置情報を受信して保持する請求項6又は7に記載の管理システム。
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