JP2016206955A - 情報入力装置、情報入力方法、およびプログラム - Google Patents

情報入力装置、情報入力方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016206955A
JP2016206955A JP2015088026A JP2015088026A JP2016206955A JP 2016206955 A JP2016206955 A JP 2016206955A JP 2015088026 A JP2015088026 A JP 2015088026A JP 2015088026 A JP2015088026 A JP 2015088026A JP 2016206955 A JP2016206955 A JP 2016206955A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
vibration
unit
input
pressing time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015088026A
Other languages
English (en)
Inventor
智哉 村田
Tomoya Murata
智哉 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Micware Co Ltd
Original Assignee
Micware Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Micware Co Ltd filed Critical Micware Co Ltd
Priority to JP2015088026A priority Critical patent/JP2016206955A/ja
Publication of JP2016206955A publication Critical patent/JP2016206955A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】入力対象への押下により、容易に情報を入力できる装置を提供する。
【解決手段】押下受付部11、押下時間計測部12、処理部13を備え、押下受付部11が、入力対象への押下を受け付ける押下受付ステップと、押下時間計測部12が、押下受付ステップで受け付けられている入力対象への押下の時間を計測する押下時間計測ステップと、処理部13が、押下時間の長さの差異に応じて、入力された2種類以上の、2以上の情報である情報列に応じた処理を行う処理ステップとを具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は、入力対象への押下により、情報を入力する情報入力装置等に関するものである。
従来、メールの着信や電話の受信を知らせるための振動する端末装置が存在した(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、スマートフォン等の情報端末におけるメール等の情報入力において、例えば、ソフトウェアによるキーボードが使用されていた(例えば、特許文献1参照)。
"iphone 5s"、[online]、[平成27年3月23日検索]、インターネット[URL:http://store.apple.com/jp/buy-iphone/iphone5s]
しかしながら、従来の振動出力装置においては、受信された情報の内容を、異なる振動により、ユーザに伝えることができなかった。
また、従来の情報入力装置では、簡易に複数種類の情報を入力できなかった。特に、電車や飛行機等、周りに人が居る状況において、目立たずに、容易に情報を入力できなかった。なお、複数種類の情報とは、2以上の異なる情報である。また、複数種類の情報とは、区別可能な2以上の情報である。
本第一の発明の振動出力装置は、情報を受信する情報受信部と、情報受信部が受信した情報の内容に応じて、2種類以上の異なる振動を出力する振動出力部とを具備する振動出力装置である。
かかる構成により、受信された情報の内容を、異なる振動により、ユーザに伝えることができる。
また、本第二の発明の振動出力装置は、第一の発明に対して、振動出力部は、情報の受信または振動の開始を知らせる振動を出力した後、情報受信部が受信した情報の内容に応じて、2種類以上の異なる振動を出力する振動出力装置である。
かかる構成により、これから振動を開始する旨をユーザに知らせるため、振動により伝えたい情報の理解を促進できる。
また、本第三の発明の振動出力装置は、第一または第二の発明に対して、振動出力部は、情報受信部が受信した情報の内容に応じて、2種類以上の異なる振動を出力した後、振動の終了を知らせる振動を出力する振動出力装置である。
かかる構成により、振動の終了をユーザに知らせるため、振動により伝えたい情報の理解を促進できる。
また、本第四の発明の振動出力装置は、第一から第三いずれかの発明に対して、情報受信部が受信した情報を出力する情報出力部をさらに具備する振動出力装置である。
かかる構成により、振動による出力と、表示または音声等による出力との両方を用いて、正確に情報を伝えることができる。
また、本第五の発明の振動出力装置は、第四の発明に対して、振動出力部が振動を出力することにより、ユーザに伝える情報と、情報出力部が出力する情報とは、少なくとも一部に重複する振動出力装置である。
かかる構成により、触覚による情報理解と、目または耳による情報理解とを組み合わせることにより、情報を確実に伝えることができる。
また、本第六の発明の振動出力装置は、第三の発明に対して、振動出力部が振動を出力することにより、ユーザに伝える情報と、情報出力部が出力する情報とは、異なる情報である振動出力装置である。
かかる構成により、触覚による情報理解と、目または耳による情報理解とを組み合わせることにより、多くの情報を適切に伝えることができる。
また、本第七の発明の振動出力装置は、第五の発明に対して、情報受信部は、情報と情報の送信者を識別する送信者識別子とを受信し、振動出力部は、情報受信部が受信した情報に対応する振動を出力し、情報出力部は、送信者識別子または送信者識別子に対応する送信者の情報を出力する振動出力装置である。
かかる構成により、情報の内容は振動により伝え、情報の送信者は出力により伝えることができる。
また、本第八の発明の振動出力装置は、第一から第七いずれかの発明に対して、外部情報を取得する外部情報取得部をさらに具備し、外部情報により、振動出力部が出力する振動、または情報出力部が出力する情報が異なる振動出力装置である。
かかる構成により、複数の環境で、受信された情報の内容を、異なる振動により、ユーザに適切に伝えることができる。
また、本第九の発明の振動出力装置は、第七の発明に対して、外部情報取得部は、移動体の中であるか外であるかを示す外部情報を取得する振動出力装置である。
かかる構成により、移動体の内か外かに応じて、受信された情報の内容を、異なる振動により、ユーザに適切に伝えることができる。
また、本第十の発明の振動出力装置は、第一から第九いずれかの発明に対して、受信される情報と出力される振動を示す情報との対応を示す情報である1以上の振動対応情報を格納し得る振動対応情報格納部と、振動対応情報の入力または振動対応情報の変更の入力を受け付ける入力受付部と、入力受付部が受け付けた入力に応じて、振動対応情報を振動対応情報格納部に蓄積する、または振動対応情報格納部の振動対応情報を変更する振動対応情報蓄積部とをさらに具備する振動出力装置である。
かかる構成により、振動対応情報をカスタマイズできる結果、受信された情報の内容を、異なる振動により、ユーザ応じて、適切に伝えることができる。
また、本第十一の発明の振動出力装置は、第一から第十いずれかの発明に対して、情報受信部が受信する情報は文字列である振動出力装置である。
かかる構成により、受信された文字列の内容を、異なる振動により、ユーザに伝えることができる。
また、本第十二の発明の振動出力装置は、第一から第十いずれかの発明に対して、情報受信部が受信する情報はイベントである振動出力装置である。
かかる構成により、受信されたイベントの内容を、異なる振動により、ユーザに伝えることができる。
また、本第十三の発明の情報入力装置は、入力対象への押下時間の長さに応じて、2種類以上の情報を入力できる情報入力装置である。
かかる構成により、入力対象への押下により、容易に情報を入力できる。
また、本第十四の発明の情報入力装置は、第十三の発明に対して、入力対象への押下時間を計測する押下時間計測部を具備し、押下時間に応じた2種類以上の情報を入力できる情報入力装置である。
かかる構成により、入力対象への押下により、容易に情報を入力できる。
また、本第十五の発明の情報入力装置は、第十四の発明に対して、押下時間計測部は、入力対象への押下が認識できなくなった際に、押下の開始から押下が認識できなくなるまでの時間を取得する情報入力装置である。
かかる構成により、入力対象への押下により、容易に情報を入力できる。
また、本第十六の発明の情報入力装置は、第十三から第十五いずれかの発明に対して、押下時間の長さの差異に応じて入力された2種類以上の2以上の情報である情報列に応じた処理を行う処理部をさらに具備する情報入力装置である。
かかる構成により、入力対象への押下により、容易に情報を入力できる。
また、本第十七の発明の情報入力装置は、第十六の発明に対して、処理部は、情報列に応じた文字列を取得する情報入力装置である。
かかる構成により、入力対象への押下により、容易に文字列を入力できる。
また、本第十八の発明の情報入力装置は、第十三から第十七いずれかの発明に対して、入力対象への押下時間の長さは、閾値より短いまたは閾値以下の第一の押下時間と、閾値以上または閾値より長い第二の押下時間のいずれかであり、入力できる最小の情報は、2種類のうちのいずれかである情報入力装置である。
かかる構成により、入力対象への押下により、容易に情報を入力できる。
また、本第十九の発明の情報入力装置は、第十七の発明に対して、処理部は、情報列に応じたアプリケーションを起動する情報入力装置である。
かかる構成により、入力対象への押下により、容易にアプリを起動できる。
また、本第二十の発明の情報入力装置は、第十三から第十九いずれかの発明に対して、入力対象は、情報の表示が可能であり、入力対象への押下時間の長さに応じて、入力対象の表示が異なる情報入力装置である。
かかる構成により、入力された押下の種類を、ユーザに分かりやすく認識させることができる。
また、本第二十一の発明の情報入力装置は、第十三から第二十いずれかの発明に対して、入力された情報を送信する情報送信部をさらに具備する情報入力装置である。
かかる構成により、入力された情報を外部に送信できる。
本発明による情報入力装置によれば、入力対象への押下により、容易に情報を入力できる。
実施の形態1における情報システムの概念図 同情報システムのブロック図 同情報入力装置1の動作について説明するフローチャート 同振動出力装置2の動作について説明するフローチャート 同情報入力装置1および振動出力装置2の外観図 同押下時間情報変換テーブルを示す図 同アプリ起動テーブルを示す図 同出力情報テーブルを示す図 同振動対応情報テーブルを示す図 同情報入力装置1のホーム画面を示す図 同アプリ起動後の画面を示す図 同情報入力装置1の画面を示す図 同情報入力装置1の画面を示す図 同振動出力装置2の画面を示す図 同振動出力装置2の画面を示す図 同出力情報テーブルを示す図 同振動出力装置2の画面を示す図 同振動出力装置3のブロック図 同コンピュータシステムのブロック図
以下、振動出力装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、情報入力装置と振動出力装置とを有する情報システムについて説明する。情報入力装置は、押下の時間の差異に応じて複数の情報を入力し得る装置である。振動出力装置は、受信した情報の内容に応じた2種類以上の異なる振動を出力する装置である。
情報入力装置は、タッチパネル等の押下対象の押下時間の差異に応じて複数の種類(例えば、情報「0」と情報「1」)の情報を入力し得る装置である。情報入力装置において、押下時間を計測する。また、情報入力装置において、押下時間の差異に応じた押下パターンに対応する処理を行う。また、押下パターンに対応する処理は、押下パターンに対応する文字列の取得である。また、押下パターンに対応する処理は、押下パターンに対応するアプリの起動であっても良い。また、情報入力装置において、押下時間の差異に応じた複数の種類の情報の入力時に、画面表示が入力された情報に応じて異なっても良い。なお、入力される情報は、例えば、モールス信号などでも良い。
振動出力装置において、受信された情報に対応する振動を出力する前に、振動開始を知らせる振動を出力する。また、振動出力装置において、受信された情報に対応する振動を出力した後、振動の終了をユーザに知らせるため、振動の終了を知らせる振動を出力する。
また、振動出力装置において、振動を出力するとともに、情報を表示したり、音声出力したりする。なお、振動により伝える情報と、表示または音声出力する情報とが重複しても良いし、異なっていても良い。表示または音声出力する情報は、例えば、情報の送信者を識別する情報である。
また、振動出力装置において、外部情報を取得し、当該外部情報により、同じ振動でも意味が異なったり、異なる振動をしたり、異なる表示や音声出力をしても良い。また、振動出力装置において、ユーザにより、振動のカスタマイズが可能であることは好適である。
図1は、本実施の形態における情報システムの概念図である。情報システムは、1または2以上の情報入力装置1、および1または2以上の振動出力装置2を備える。情報入力装置1は、画面等の入力対象への押下により情報を入力し、振動出力装置2に情報を送信する装置である。振動出力装置2は、情報を受信し、当該情報を振動により、ユーザに伝える装置である。なお、情報入力装置1は、タッチパネルを具備することは好適である。また、振動出力装置2は振動機構を具備する。また、情報入力装置1が振動機構を具備し、かつ振動出力装置2が入力対象への押下による情報入力機構を具備していても良い。つまり、情報入力装置1と振動出力装置2とは同じ装置でも良い。さらに、振動出力装置2は、いわゆるウェアラブル端末であることが好適である。振動出力装置2は、例えば、時計型のウェアラブル端末、ブレスレットや指輪等の装飾品型のウェアラブル端末、めがね型のウェアラブル端末等である。なお、ウェアラブル端末は、ユーザの身につける端末である。また、入力対象とは、例えば、タッチパネル、タッチパッド、タッチスクリーン、ペンタブレット等の押下対象を広く含む、とする。
図2は、本実施の形態における情報システムのブロック図である。情報システムを構成する情報入力装置1は、格納部10、押下受付部11、押下時間計測部12、処理部13、情報送信部14、および出力部15を備える。
振動出力装置2は、振動対応情報格納部21、入力受付部22、振動対応情報蓄積部23、情報受信部24、外部情報取得部25、振動出力部26、および情報出力部27を備える。
情報入力装置1は、入力対象への押下時間の長さに応じて、2種類以上の情報を入力できる。なお、入力対象とは、例えば、タッチパネル等の画面、ペンの押下を検知する領域等である。タッチパネル等の入力対象は、情報の表示が可能であることは好適である。また、入力対象への押下は、通常、指での押下であるが、ペン等での押下でも良い。
情報入力装置1を構成する格納部10は、各種の情報やプログラム等を格納し得る。格納部10は、2以上のアプリケーション(以下、適宜「アプリ」という。)を格納していることは好適である。また、各種の情報とは、例えば、情報入力装置1のユーザを識別するユーザ識別子である。ユーザ識別子とは、ユーザのメールアドレス、ユーザ名、氏名等である。また、各種の情報とは、例えば、押下時間情報変換テーブル、アプリ起動テーブル、出力情報テーブル等である。
押下時間情報変換テーブルは、情報入力装置1の押下対象(例えば、画面)を押下した時間に対応する情報を取得するためのテーブルである。
アプリ起動テーブルは、1または2以上のアプリ起動情報を有する。アプリ起動情報は、情報列とアプリ識別子とを有する。アプリ識別子は、アプリを識別する情報である。アプリ識別子は、アプリ名でも良いし、ID等でも良い。
出力情報テーブルは、情報列に対応する出力情報を管理するテーブルである。出力情報テーブルは、1または2以上の出力情報取得情報を有する。出力情報取得情報は、情報列と出力情報を有する。また、各種の情報とは、例えば、情報の送信先を管理している電子的なアドレス帳である。なお、電子的なアドレス帳は、公知技術であるので、詳細な説明を省略する。
押下受付部11は、ユーザからの入力対象(画面など)への押下を受け付ける。押下は、通常、タッチパネルへの押下であるが、ペン等の入力手段を用いた押下でも良い。押下受付部11は、例えば、短時間の押下(例えば、「トン」)と長時間の押下(例えば、「ツー」)の2種類の押下を受け付ける。なお、押下受付部11は、3種類以上の押下を受け付けても良い。また、押下受付部11は、タッチパネル等の押下を受け付けるハードウェアを含むと考えても良い。押下受付部11は、タッチパネル等の入力を受け付けるハードウェアのドライバー、または当該ドライバーとハードウェア等により実現され得る。
押下時間計測部12は、入力対象への押下時間を計測する。押下時間計測部12は、押下受付部11が押下を受け付けている時間を計測する。
押下時間計測部12は、通常、入力対象への押下が認識できなくなった際に、押下の開始から押下が認識できなくなるまでの時間を取得する。
なお、押下時間計測部12は、入力対象への押下が認識できない連続した時間を取得しても良い。
処理部13は、押下時間計測部12が取得した押下時間の長さの差異に応じて入力された2種類以上の2以上の情報である情報列に応じた処理を行う。情報列に応じた処理は、例えば、後述する文字列の取得、または後述するアプリの起動等である。情報列は、例えば、「トン・ツー・トン」等である。
処理部13は、例えば、格納部10の押下時間情報変換テーブルを参照する。押下時間情報変換テーブルは、押下時間と情報との対応表である。押下時間情報変換テーブルは、例えば、2以上の押下時間変換情報を有する。押下時間変換情報は、押下時間を示す押下時間特定情報と情報とを有する。押下時間特定情報は、通常、時間間隔(例えば、「0より大きく、1秒以下」「1秒より大きく3秒以下」など)を示す情報である。そして、処理部13は、押下時間計測部12が計測した押下時間をキーとして、押下時間情報変換テーブルを検索し、押下時間に対応する情報を取得する。処理部13は、通常、押下時間計測部12が押下時間を取得するごとに、押下時間に対応する情報を押下時間情報変換テーブルから、連続して取得する。
処理部13は、例えば、情報列に応じた文字列を取得する。処理部13は、例えば、押下時間計測部12が計測した押下時間をキーとして、押下時間情報変換テーブルを検索し、押下時間に対応する文字を連続して取得する。
また、処理部13は、例えば、押下時間計測部12が計測した押下時間をキーとして、押下時間情報変換テーブルを検索し、押下時間に対応する1または2以上の情報に対応する文字列を取得しても良い。かかる場合、処理部13は、格納部10の出力情報テーブルを参照する。出力情報テーブルは、情報列と当該情報列に対応する出力情報とを有する1または2以上の出力情報取得情報を有する。
入力対象への押下時間の長さは、例えば、閾値より短いまたは閾値以下の第一の押下時間と、閾値以上または閾値より長い第二の押下時間のいずれかである。かかる場合、入力できる最小の情報は、2種類のうちのいずれかである。かかる場合の入力される情報は、例えば、モールス信号である。
また、処理部13は、情報列に応じたアプリケーションを起動する。処理部13は、例えば、格納部10の押下時間情報変換テーブルとアプリ起動テーブルとを参照する。アプリ起動テーブルは、1または2以上のアプリ起動情報を有する。アプリ起動情報は、情報列とアプリ識別子とを有する。アプリ識別子は、アプリを識別する情報である。アプリ識別子は、アプリ名でも良いし、ID等でも良い。かかる場合、処理部13は、押下時間計測部12が計測した押下時間をキーとして、押下時間情報変換テーブルを検索し、押下時間に対応する情報を、連続して取得する。そして、処理部13は、取得した情報列をキーとして、アプリ起動テーブルを検索し、アプリ識別子を取得する。そして、処理部13は、アプリ識別子で識別されるアプリを起動する。なお、アプリは、格納部10に格納されている。
なお、処理部13は、予め決められた閾値以上の時間、または予め決められた閾値より多い時間、押下受付部11が押下を受け付けなかった場合、予め決められた処理を開始しても良い。例えば、処理部13は、予め決められた閾値以上の時間、または予め決められた閾値より多い時間、押下受付部11が押下を受け付けなかった場合、それまで入力された情報列を取得したり、それまで入力された情報列を取得し、当該情報列に対応するアプリを起動したり、それまで入力された情報列を送信したりしても良い。なお、それまで入力された情報列とは、押下受付部11が受け付けた押下に対応する1または2種類以上の情報からなる情報列である。また、予め決められた閾値以上の時間、または予め決められた閾値より多い時間、押下受付部11が押下を受け付けなかったことは、押下時間計測部12が計測した押下されていない連続時間から、処理部13が判断しても良い。 処理部13は、1種類以上の環境情報を取得しても良い。環境情報とは、情報入力装置1のユーザの周辺の情報である。環境情報は、例えば、情報入力装置1の位置を示す位置情報、情報入力装置1が存在する環境の温度を示す温度情報、情報入力装置1のユーザの生体情報等である。生体情報とは、生体に関する情報であり、例えば、脈拍数、血圧等である。なお、環境情報を取得する処理は公知技術であるので、詳細な説明は省略する。
情報送信部14は、入力された情報を送信する。情報送信部14は、例えば、処理部13が取得した情報列を送信する。なお、入力された情報とは、通常、処理部13が取得した情報列である。情報送信部14は、入力された情報とともに、ユーザ識別子を送信することは好適である。また、情報送信部14は、処理部13が取得した情報列に対応する出力情報を送信しても良い。
情報送信部14は、他の情報を送信しても良い。他の情報とは、例えば、処理部13が取得した環境情報である。
出力部15は、各種の出力を行う。ユーザが入力した情報が、ユーザに認識しやすいように、出力部15は、入力対象への押下時間の長さに応じて(入力した情報に応じて)、入力対象の表示が異なるように、出力を変更することは好適である。出力部15は、例えば、押下時間の長さに応じて(入力した情報に応じて)、画面である入力対象の背景を変更することは好適である。入力対象の背景の変更は、一時的な変更であることは好適である。また、出力部15は、例えば、押下時間の長さに応じて(入力した情報に応じて)、情報を画面上に表示することは好適である。画面上に表示される情報は、例えば、押下時間の長さが閾値以下の場合は「・」、閾値より長い場合は「−」である。
振動出力装置2を構成する振動対応情報格納部21は、受信される情報と出力される振動を示す情報との対応を示す情報である1以上の振動対応情報を格納し得る。振動対応情報は、情報と振動指示情報とを対に有する情報でも良いし、情報列と振動指示情報とを対に有する情報でも良い。情報列は、1または2以上の情報を有する。情報や情報列は、情報受信部24が受信する情報である。振動指示情報は、出力される振動を示す情報である。振動指示情報は、振動する時間を示す情報でも良い。
入力受付部22は、振動対応情報の入力または振動対応情報の変更の入力を受け付ける。ここで、受け付けとは、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、有線もしくは無線の通信回線を介して送信された情報の受信、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念である。
振動対応情報等の入力手段は、キーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。入力受付部22は、キーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
振動対応情報蓄積部23は、入力受付部22が受け付けた入力に応じて、振動対応情報を振動対応情報格納部21に蓄積する。また、振動対応情報蓄積部23は、入力受付部22が受け付けた入力に応じて、振動対応情報格納部21の振動対応情報を変更する。つまり、入力受付部22が受け付けた入力に応じて、振動対応情報はカスタマイズ可能である。
情報受信部24は、情報を受信する。情報受信部24は、情報と送信者識別子とを受信することは好適である。送信者識別子は、情報の送信者を識別する情報である。送信者識別子は、ユーザのメールアドレス、ユーザ名、氏名等である。送信者識別子は、通常、上記のユーザ識別子と同じ情報である。情報受信部24が受信する情報は、2以上の情報である情報列でも良い。
情報受信部24は、情報入力装置1から1または2以上の情報を受信することは好適である。ただし、情報受信部24が1または2以上の情報を受信する元の装置は問わない。なお、情報受信部24が受信する情報は、位置情報などの環境情報を含んでも良い。つまり、情報受信部24は、例えば、送信者識別子と位置情報とを1回、または2回以上連続して受信しても良い。
外部情報取得部25は、外部情報を取得する。外部情報とは、振動出力装置2の外部の情報である。外部情報は、例えば、振動出力装置2が存在する環境に関する情報である。外部情報は、例えば、振動出力装置2が移動体の中に存在するか否かを示す情報である。外部情報は、例えば、温度、湿度、日時、季節等でも良い。
外部情報取得部25は、移動体の中であるか外であるかを示す外部情報を取得する。移動体の中であるか外であるかを示す情報は、振動出力装置2が移動中であるか否かを示す情報でも良い。
外部情報取得部25は、例えば、GPS受信機と、GPS受信機で取得された2以上の位置情報から、振動出力装置2が自動車等で移動中(移動体の中)であるか否かを判断し、判断結果を取得するソフトウェア等から実現され得る。
振動出力部26は、情報受信部24が受信した情報の内容に応じて、2種類以上の異なる振動を出力する。振動出力部26は、情報受信部24が受信した情報に対応する振動を出力する。振動出力部26は、例えば、情報と振動指定情報との対応表を保持しており、情報受信部24が受信した情報に対応する振動指定情報を取得する。そして、振動出力部26は、取得した振動指定情報に対応する振動を発生させる。
また、振動出力部26は、情報受信部24が受信した環境情報が予め決められた条件を満たす場合、振動を出力しても良い。例えば、振動出力部26は、情報受信部24が受信した位置情報が自身の位置情報と比較して、予め決められた条件を満たすほど近い場合、振動を出力しても良い。なお、自身の位置情報とは、振動出力装置2の位置を示す情報であり、振動出力装置2は取得した情報である。
また、振動出力部26は、情報受信部24が受信した2以上の環境情報の履歴が予め決められた条件を満たす場合、振動を出力しても良い。例えば、振動出力部26は、情報受信部24が受信した位置情報の履歴(情報入力装置1の移動を示す位置情報の履歴)が近づいており、かつ最新の位置情報が自身の位置情報と比較して、予め決められた条件を満たすほど近い場合、振動を出力しても良い。
振動出力部26が出力する振動は、情報入力装置1が受け付けた入力対象への押下時間に対応する時間の振動であることは好適である。情報入力装置1で「トン・ツー・トン」(短時間・長時間・短時間の3つの押下)が入力された場合、振動出力部26は、「短時間の振動・停止・長時間の振動・停止・短時間の振動・停止」という具合に振動することは好適である。
振動出力部26は、情報の受信または振動の開始を知らせる振動を出力した後、情報受信部24が受信した情報の内容に応じて、2種類以上の異なる振動を出力することは好適である。
振動出力部26は、情報受信部24が受信した情報の内容に応じて、2種類以上の異なる振動を出力した後、振動の終了を知らせる振動を出力することは好適である。
振動出力部26は、通常、バイブレーション機構を有する。振動出力部26は、例えば、バイブレーション機構と、情報受信部24が受信した情報の内容に応じてバイブレーション機構を動作させるソフトウェア等により実現され得る。
情報出力部27は、情報受信部24が受信した情報を出力する。なお、情報受信部24が受信した情報とは、情報受信部24が受信した情報に対応する情報(出力情報)でも良い。また、情報出力部27は、情報受信部24が受信した情報の一部を出力しても良い。ここで、出力とは、ディスプレイへの表示が好適であるが、音声出力等でも良い。ディスプレイへの表示は、通常、何らかのトリガーが無いと消えない。
情報出力部27は、送信者識別子または送信者識別子に対応する送信者の情報を出力することは好適である。なお、送信者識別子に対応する送信者の情報は、例えば、振動出力装置2が保持している。
なお、振動出力部26が振動を出力することにより、ユーザに伝える情報と、情報出力部27が出力する情報とは、少なくとも一部に重複していても良い。つまり、受信された情報が「SOS」であり、振動出力部26が「SOS」に対応する振動出力を行い、かつ情報出力部27が「SOS」を出力しても良い。
また、振動出力部26が振動を出力することにより、ユーザに伝える情報と、情報出力部27が出力する情報とは、異なる情報であっても良い。つまり、受信された情報が「<情報>SOS <送信者識別子>A子」であった場合、振動出力部26は「SOS」に対応する振動を発生し、情報出力部27が送信者識別子「A子」を出力しても良い。
格納部10、振動対応情報格納部21は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。格納部10等に情報等が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報等が格納部10等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報等が格納部10等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報等が格納部10等で記憶されるようになってもよい。
押下時間計測部12、処理部13、振動対応情報蓄積部23は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。押下時間計測部12の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
情報送信部14は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
出力部15、情報出力部27は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。出力部15等は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
情報受信部24は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
次に、情報システムの動作について説明する。まず、情報入力装置1の動作について、図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS301)押下受付部11は、入力対象への押下を受け付けたか否かを判断する。押下を受け付けた場合はステップS302に行き、押下を受け付けない場合はステップS307に行く。
(ステップS302)押下時間計測部12は、押下時間の測定を開始する。なお、押下時間計測部12は、例えば、図示しない時計から現在時刻を取得する。また、押下時間計測部12は、例えば、押下時間の測定を開始から押下の終了まで、クロックを加算しても良い。また、押下時間計測部12が押下時間を測定する方法は問わない。
(ステップS303)押下時間計測部12は、入力対象への押下が終了したか否かを判断する。終了した場合はステップS304に行き、終了しない場合はステップS303に戻る。なお、例えば、押下受付部11が画面等の入力対象への押下を受け付けているか受け付けていないかを判断する。また、入力対象への押下を受け付けているか否かは、入力対象が押下されているか否かと同意義である。
(ステップS304)押下時間計測部12は、押下時間を取得する。なお、押下時間計測部12は、例えば、図示しない時計から現在時刻を取得する。そして、押下時間計測部12は、例えば、押下の開始時に取得した現在時刻と、押下の終了時に取得した現在時刻との差を算出し、押下時間を取得する。
(ステップS305)処理部13は、押下時間計測部12が取得した押下時間の長さに対応する情報を取得する。なお、処理部13は、例えば、押下時間計測部12が取得した押下時間をキーとして、押下時間情報変換テーブルを検索し、押下時間に対応する情報を取得する。
(ステップS306)処理部13は、図示しないバッファに、ステップS305で取得した情報を一時蓄積する。ステップS301に戻る。なお、本ステップにおける情報の一時蓄積は、通常、情報の追記である。また、ユーザが入力した情報が、ユーザに認識しやすいように、入力対象への押下時間の長さに応じて(入力した情報に応じて)、入力対象の表示が異なるようにすることは好適である。つまり、入力した情報に応じて、出力部15が、異なる出力を行うことは好適である。
(ステップS307)処理部13は、現在、アプリの起動モードであるか否かを判断する。アプリの起動モードであればステップS308に行き、アプリの起動モードでなければステップS311に行く。なお、アプリの起動モードであるか否かは、例えば、情報入力装置1の画面により判断され得る。例えば、情報入力装置1の画面がホーム画面であれば、アプリの起動モードである、と判断する。また、アプリの起動モードであるか否かは、例えば、情報入力装置1において、アプリが起動されているか否かにより判断され得る。例えば、情報入力装置1において、アプリが起動されていない場合は、アプリの起動モードであると判断する。
(ステップS308)処理部13は、図示しないバッファに蓄積されている1以上の情報を有する情報列を取得する。なお、情報列は、通常、2以上の情報を有するが、一つの情報だけでも良い。
(ステップS309)処理部13は、ステップS308で取得した情報列に対応するアプリ識別子が存在するか否かを判断する。情報列に対応するアプリ識別子が存在する場合はステップS310に行き、存在しない場合はステップS301に戻る。なお、処理部13は、例えば、アプリ起動テーブルを参照し、情報列に対応するアプリ識別子を取得しようとする。
(ステップS310)処理部13は、取得したアプリ識別子で識別されるアプリを起動する。ステップS301に戻る。なお、アプリは、格納部10に格納されている。
(ステップS311)押下受付部11または図示しない受付部は、情報送信指示を受け付けたか否かを判断する。情報送信指示を受け付けた場合はステップS312に行き、情報送信指示を受け付けない場合はステップS315に行く。なお、情報送信指示を受け付ける場合は、情報送信アプリ(例えば、メールのアプリ)が起動されている状態である、とする。なお、情報送信指示の受け付けは、例えば、「送信」ボタンの押下による。
(ステップS312)処理部13は、図示しないバッファに蓄積されている1以上の情報を有する情報列を取得する。
(ステップS313)処理部13は、格納部10から、送信者識別子を取得する。
(ステップS314)情報送信部14は、情報列等を振動出力装置2に送信する。ステップS301に戻る。なお、情報列等とは、ステップS312で取得された情報列、またはステップS312で取得された情報列とステップS313で取得された送信者識別子である。また、情報列等を送信する振動出力装置2は、ユーザにより指示された送信先の振動出力装置2でも良いし、固定的に決まっている振動出力装置2でも良い。
(ステップS315)押下受付部11または図示しない受付部は、その他の指示等を受け付けたか否かを判断する。その他の指示等を受け付けた場合はステップS316に行き、その他の指示等を受け付けない場合はステップS301に戻る。なお、その他の指示等とは、例えば、起動中のアプリに対する入力などである。
(ステップS316)処理部13は、ステップS315で受け付けられたその他の指示等に応じた処理を行う。ステップS301に戻る。
なお、図3のフローチャートにおいて、情報送信後、処理部13は、バッファ内の情報列を削除することは好適である。
また、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、振動出力装置2の動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)情報受信部24は、情報列等を受信したか否かを判断する。情報列等を受信した場合はステップS402に行き、情報列等を受信しない場合はステップS409に行く。なお、情報列等とは、情報入力装置1で入力された情報でも良いし、他の情報でも良い。他の情報とは、例えば、イベントである。イベントは、例えば、近くの道路または走行中の道路に渋滞があることを示す情報、近くの道路または走行中の道路で事故が発生していることを示す情報等である。なお、イベントと情報列とを、必ずしも区別する必要もない。
(ステップS402)振動出力部26は、振動出力の開始を示す振動を出力する。なお、振動出力の開始を示す振動は、通常、予めきめられた振動である。
(ステップS403)外部情報取得部25は、外部情報を取得する。
(ステップS404)振動出力部26は、ステップS401で受信された情報列に対応する振動指示情報を取得する。また、振動出力部26は、ステップS401で受信された情報列とステップS403で取得された外部情報とに対応する振動指示情報を取得しても良い。
(ステップS405)振動出力部26は、ステップS404で取得した振動指示情報に従った振動を発生させる。
(ステップS406)振動出力部26は、振動出力の終了を示す振動を出力する。なお、振動出力の終了を示す振動は、通常、予めきめられた振動である。振動出力の終了を示す振動は、通常、振動出力の開始を示す振動とは異なる振動である。
(ステップS407)情報出力部27は、出力する情報を取得する。なお、出力する情報は、ステップS401で受信にされた情報列と送信者識別子のうち、1以上の情報であることは好適である。また、出力する情報は、ステップS401で受信にされた情報列に対応する出力情報でも良い。
(ステップS408)情報出力部27は、ステップS407で取得した情報を出力する。ステップS401に戻る。
(ステップS409)入力受付部22は、振動対応情報の入力または振動対応情報の変更の入力を受け付けか否かを判断する。振動対応情報の入力等を受け付けた場合はステップS410に行き、受け付けない場合はステップS401に戻る。
(ステップS410)振動対応情報蓄積部23は、入力受付部22が受け付けた入力に応じて、振動対応情報を振動対応情報格納部21に蓄積する、または振動対応情報格納部21の振動対応情報を変更する。ステップS401に戻る。
なお、図4のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
以下、本実施の形態における情報システムの具体的な動作について説明する。情報システムの概念図は図1である。また、具体例において、情報入力装置1および振動出力装置2は、図5に示すような時計型の情報端末である。情報入力装置1は、ここでは、タッチパネルを有する。図5の情報入力装置1の画面501は、タッチパネルである。また、振動出力装置2は、振動機構を有する。なお、図5の振動出力装置2の画面502も、タッチパネルである、とする。
そして、情報入力装置1の格納部10は、図6に示す押下時間情報変換テーブルを格納している、とする。押下時間情報変換テーブルは、「ID」「情報」「押下時間(t)」を有する1以上のレコードを管理している。押下時間情報変換テーブルは、情報入力装置1の押下対象(ここでは、画面)を押下した時間に対応する情報を取得するためのテーブルである。
また、情報入力装置1の格納部10は、図7に示すアプリ起動テーブルを格納している、とする。アプリ起動テーブルは、「ID」「情報列」「アプリ識別子」を有する1以上のレコードを管理している。
また、情報入力装置1の格納部10は、図8に示す出力情報テーブルを格納している、とする。出力情報テーブルは、情報列に対応する出力情報を管理するテーブルである。出力情報は、振動出力装置2の情報出力部27が出力する情報である。
また、振動出力装置2を構成する振動対応情報格納部21は、図9に示す振動対応情報テーブルを格納している。振動対応情報テーブルは、1以上の振動対応情報を管理している。振動対応情報は、ここでは、「情報」と「振動時間(t)」とを有する。
さらに、振動出力装置2の図示しない格納部は、図8に示す出力情報テーブルを格納している、とする。
かかる状況において、以下の3つの具体例について説明する。具体例1は、情報入力装置1で受け付けられた情報列と送信者識別子とを振動出力装置2に送信する場合である。
具体例2は、情報入力装置1で受け付けられた情報列を、情報入力装置1において、出力情報に変更して、当該出力情報と送信者識別子と情報列とを振動出力装置2に送信する場合である。なお、具体例2において、情報入力装置1は、情報列を送信しなくても良い。また、具体例2において、振動出力装置2は、受信された情報列に応じた振動を発生しなくても良いし、受信された情報列に応じた振動を発生しても良い。
具体例3は、振動出力装置2が移動体内(例えば、自動車内)に存在している際に、図示しない外部装置からイベント(情報列でも良い)を受信し、振動等の出力を行う場合である。
(具体例1)
今、情報入力装置1の画面は、図10に示すようなホーム画面である、とする。図10において、ホーム画面では、格納部10の多数のアプリに対応する多数のアイコンが表示されている。そして、ユーザはアイコンを押下した場合、処理部13は、当該押下されたアイコンに対応するアプリを起動する、とする。
そして、今、情報入力装置1のユーザAは、情報入力装置1の画面1001であり、アイコンが存在しない領域に対して、「トン・ツー」の入力を行った、とする。なお、「トン」は、入力対象(ここでは、画面1001)を「0.3秒未満」の時間、押下することである。また、「ツー」は、入力対象(ここでは、画面1001)を「0.3秒以上、1.0秒以下」の時間、押下することである。
そして、最初の「トン」の入力により、押下受付部11は、入力対象への押下を受け付ける。そして、押下時間計測部12は、押下時間の測定を開始する。次に、押下時間計測部12は、入力対象への押下が終了したと判断する。そして、押下時間計測部12は、押下時間(例えば、「0.25秒」)を取得する。
次に、処理部13は、図6の押下時間情報変換テーブルを参照し、押下時間計測部12が取得した押下時間の長さ(例えば、「0.25秒」)に対応する情報「0」を取得する。
次に、処理部13は、図示しないバッファに、取得した情報「0」を一時蓄積する。次に、情報「0」が入力されたことをユーザAに明示するため、出力部15は、画面上に、画面の背景を一瞬「青」色とし、入力「トン」に対応するキャラクタ「・」を表示する。
次に、「ツー」の入力により、押下受付部11は、入力対象への押下を受け付ける。そして、押下時間計測部12は、押下時間の測定を開始する。次に、押下時間計測部12は、入力対象への押下が終了したと判断する。そして、押下時間計測部12は、押下時間(例えば、「0.9秒」)を取得する。
次に、処理部13は、図6の押下時間情報変換テーブルを参照し、押下時間計測部12が取得した押下時間の長さ(例えば、「0.9秒」)に対応する情報「1」を取得する。
次に、処理部13は、図示しないバッファに、取得した情報「1」を追記する。次に、情報「1」が入力されたことをユーザAに明示するため、出力部15は、画面上に、画面の背景を一瞬「赤」色とし、入力「ツー」に対応するキャラクタ「−」を表示する。
次に、処理部13は、現在、アプリの起動モードである、と判断する。なお、ここでは、処理部13は、画面がホーム画面であり、何らのアプリも起動されていないことを検知し、アプリの起動モードである、と判断する。
次に、処理部13は、バッファに蓄積されている情報列「01」を取得する。そして、処理部13は、取得した情報列「01」に対応するアプリ識別子「mail.exe」を、図7のアプリ起動テーブルから取得する。
次に、処理部13は、アプリ識別子「mail.exe」で識別されるアプリを起動する。アプリ「mail.exe」の起動後の画面は、図11である。図11において、送信する情報を入力するための押下を待っている状態である。なお、図11において、1101は送信先を示す送信先識別子である。送信先識別子は、図示しない格納部に格納されているアドレス帳から選択された情報である、とする。また、図11の1102は、「送信」ボタンである。この「送信」ボタンが押下されることにより、入力された情報が送信される。さらに、図11の1103は、ユーザが押下する領域である。1103は、送信される情報が入力される領域である。
次に、情報入力装置1のユーザAは、振動出力装置2のユーザBに「家に帰ります。」というメッセージを送信するために、情報入力装置1の画面の領域1103に対して、「トン・ツー・トン」の入力を行った、とする。
そして、最初の「トン」の入力により、押下受付部11は、入力対象への押下を受け付ける。そして、押下時間計測部12は、押下時間の測定を開始する。次に、押下時間計測部12は、入力対象への押下が終了したと判断する。そして、押下時間計測部12は、押下時間(例えば、「0.20秒」)を取得する。
次に、処理部13は、図6の押下時間情報変換テーブルを参照し、押下時間計測部12が取得した押下時間の長さ「0.20秒」に対応する情報「0」を取得する。
次に、処理部13は、図示しないバッファに、取得した情報「0」を一時蓄積する。次に、情報「0」が入力されたことをユーザAに明示するため、出力部15は、画面51上に、画面の背景を一瞬「青」色とし、入力「トン」に対応するキャラクタ「・」を表示する(図12参照)。
次に、「ツー」の入力により、押下受付部11は、入力対象への押下を受け付ける。そして、押下時間計測部12は、押下時間の測定を開始する。次に、押下時間計測部12は、入力対象への押下が終了したと判断する。そして、押下時間計測部12は、押下時間(例えば、「0.9秒」)を取得する。
次に、処理部13は、図6の押下時間情報変換テーブルを参照し、押下時間計測部12が取得した押下時間の長さ(例えば、「0.9秒」)に対応する情報「1」を取得する。
次に、処理部13は、図示しないバッファに、取得した情報「1」を追記する。次に、情報「1」が入力されたことをユーザAに明示するため、出力部15は、画面の背景を一瞬「赤」色とし、入力「ツー」に対応するキャラクタ「−」を表示する。
次に、最後の「トン」の入力により、押下受付部11は、入力対象への押下を受け付ける。そして、押下時間計測部12は、押下時間の測定を開始する。次に、押下時間計測部12は、入力対象への押下が終了したと判断する。そして、押下時間計測部12は、押下時間(例えば、「0.25秒」)を取得する。
次に、処理部13は、図6の押下時間情報変換テーブルを参照し、押下時間計測部12が取得した押下時間の長さ「0.25秒」に対応する情報「0」を取得する。
次に、処理部13は、図示しないバッファに、取得した情報「0」を追記する。次に、情報「0」が入力されたことをユーザAに明示するため、出力部15は、画面の背景を一瞬「青」色とし、入力「トン」に対応するキャラクタ「・」を表示する(図13参照)。以上により、画面上に、送信される情報「・−・」が出力された。
次に、ユーザは、図13の1301の「送信」ボタンを押下した、とする。そして、押下受付部11は、情報送信指示を受け付ける。
次に、処理部13は、図示しないバッファに蓄積されている情報列「010」を取得する。また、処理部13は、格納部10から、送信者識別子「ユーザA」を取得する。次に、情報送信部14は、情報列「010」と送信者識別子「ユーザA」とを、送信先の「ユーザB」の振動出力装置2に送信する。
なお、情報送信後、情報入力装置1の処理部13は、バッファ内の情報列「010」を削除する、とする。
次に、振動出力装置2の情報受信部24は、情報列「010」と送信者識別子「ユーザA」とを受信する。
次に、振動出力部26は、振動出力の開始を示す振動を出力する。なお、振動出力の開始を示す振動は、例えば、「3秒間」の振動を2回繰り返した振動である、とする。かかる振動出力の開始を示す振動に出力により、ユーザBは、振動に注意し、受信された情報の意味を認識しようとする。
次に、外部情報取得部25は、外部情報「移動体の中では無い」を取得した、とする。
次に、振動出力部26は、図9の振動対応情報テーブルを参照し、受信された情報列「010」に対応する振動指示情報「0.2,0.8,0.2」を取得する。
次に、振動出力部26は、取得した振動指示情報に従って、「0.2秒の振動」、「振動停止」、「0.82秒の振動」、「振動停止」、「0.2秒の振動」、「振動停止」を行う。なお、「振動停止」の時間は、問わないが、「0.1秒」等、振動の時間より長くない時間が好適である。
次に、振動出力部26は、振動出力の終了を示す振動を出力する。ここで、振動出力の終了を示す振動は、例えば、「3秒間」の振動を1回行うことである、とする。かかる振動出力の終了を示す振動に出力により、ユーザBは、振動に対する注意から解放されることを認識できる。
次に、情報出力部27は、情報列「010」に対応する出力情報「家に帰ります。」を、図8の出力情報テーブルから取得する。また、情報出力部27は、送信者識別子「ユーザA」を取得する。そして、情報出力部27は、図14に示すように、出力情報「家に帰ります。」と送信者識別子「ユーザA」とを表示する。
以上、本具体例によれば、入力対象への押下時間の長さに応じて、2種類以上の情報を入力できる情報入力装置を提供できる。また、本具体例によれば、受信された情報の内容を、2種類以上の異なる振動の組み合わせにより、ユーザに伝えることができる。
なお、具体例1において、情報入力装置1の出力部15は、図8に示す出力情報テーブルを参照し、情報列「010」に対応する出力情報「家に帰ります。」を出力し、情報の送信前に、ユーザAが送信する情報を確認できることは好適である。
(具体例2)
情報入力装置1でメールアプリが起動されている状況において、情報入力装置1のユーザAは、振動出力装置2のユーザBに「家に帰ります。」というメッセージを送信するために、情報入力装置1の画面の領域1103(図11参照)に対して、「トン・ツー・トン」の入力を行った、とする。
そして、最初の「トン」の入力により、押下受付部11は、入力対象への押下を受け付ける。そして、押下時間計測部12は、押下時間の測定を開始する。次に、押下時間計測部12は、入力対象への押下が終了したと判断する。そして、押下時間計測部12は、押下時間(例えば、「0.20秒」)を取得する。
次に、処理部13は、図6の押下時間情報変換テーブルを参照し、押下時間計測部12が取得した押下時間の長さ「0.20秒」に対応する情報「0」を取得する。
次に、処理部13は、図示しないバッファに、取得した情報「0」を一時蓄積する。次に、情報「0」が入力されたことをユーザAに明示するため、出力部15は、画面51上に、画面の背景を一瞬「青」色とし、入力「トン」に対応するキャラクタ「・」を表示する(図12参照)。
次に、「ツー」の入力により、押下受付部11は、入力対象への押下を受け付ける。そして、押下時間計測部12は、押下時間の測定を開始する。次に、押下時間計測部12は、入力対象への押下が終了したと判断する。そして、押下時間計測部12は、押下時間(例えば、「0.9秒」)を取得する。
次に、処理部13は、図6の押下時間情報変換テーブルを参照し、押下時間計測部12が取得した押下時間の長さ(例えば、「0.9秒」)に対応する情報「1」を取得する。
次に、処理部13は、図示しないバッファに、取得した情報「1」を追記する。次に、情報「1」が入力されたことをユーザAに明示するため、出力部15は、画面の背景を一瞬「赤」色とし、入力「ツー」に対応するキャラクタ「−」を表示する。
次に、最後の「トン」の入力により、押下受付部11は、入力対象への押下を受け付ける。そして、押下時間計測部12は、押下時間の測定を開始する。次に、押下時間計測部12は、入力対象への押下が終了したと判断する。そして、押下時間計測部12は、押下時間(例えば、「0.25秒」)を取得する。
次に、処理部13は、図6の押下時間情報変換テーブルを参照し、押下時間計測部12が取得した押下時間の長さ「0.25秒」に対応する情報「0」を取得する。
次に、処理部13は、図示しないバッファに、取得した情報「0」を追記する。次に、情報「0」が入力されたことをユーザAに明示するため、出力部15は、画面の背景を一瞬「青」色とし、入力「トン」に対応するキャラクタ「・」を表示する(図13参照)。以上により、画面上に、送信される情報「・−・」が出力された。
また、出力部15は、図8に示す出力情報テーブルを参照し、情報列「010」に対応する出力情報「家に帰ります。」を出力する。かかる出力画面例は、図15である。かかることにより、ユーザAは、送信される情報を確認できる。
次に、ユーザは、図15の1501の「送信」ボタンを押下した、とする。そして、押下受付部11は、情報送信指示を受け付ける。
次に、処理部13は、図示しないバッファに蓄積されている情報列「010」を取得する。また、処理部13は、格納部10から、送信者識別子「ユーザA」を取得する。また、処理部13は、取得された出力情報「家に帰ります。」を取得する。
次に、情報送信部14は、情報列「010」と送信者識別子「ユーザA」と出力情報「家に帰ります。」とを、送信先の「ユーザB」の振動出力装置2に送信する。
なお、情報送信後、情報入力装置1の処理部13は、バッファ内の情報列「010」や出力情報を削除する、とする。
次に、振動出力装置2の情報受信部24は、情報列「010」と送信者識別子「ユーザA」と出力情報「家に帰ります。」とを受信する。
次に、振動出力部26は、振動出力の開始を示す振動を出力する。なお、振動出力の開始を示す振動は、例えば、「3秒間」の振動を2回繰り返した振動である、とする。
次に、振動出力部26は、図9の振動対応情報テーブルを参照し、受信された情報列「010」に対応する振動指示情報「0.2,0.8,0.2」を取得する。
次に、振動出力部26は、取得した振動指示情報に従って、「0.2秒の振動」、「振動停止」、「0.82秒の振動」、「振動停止」、「0.2秒の振動」、「振動停止」を行う。
次に、振動出力部26は、振動出力の終了を示す振動を出力する。ここで、振動出力の終了を示す振動は、例えば、「3秒間」の振動を1回行うことである、とする。
次に、情報出力部27は、受信された出力情報「家に帰ります。」を取得する。また、情報出力部27は、受信された送信者識別子「ユーザA」を取得する。そして、情報出力部27は、図14に示すように、出力情報「家に帰ります。」と送信者識別子「ユーザA」とを表示する。
以上、本具体例によれば、入力対象への押下時間の長さに応じて、2種類以上の情報を入力できる情報入力装置を提供できる。また、本具体例によれば、受信された情報の内容を、異なる振動により、ユーザに伝えることができる。さらに、本具体例によれば、振動出力装置2は、図8の出力情報テーブルを有さなくても良い。
なお、具体例2において、振動出力装置2は、振動しなくても良い。かかる場合、振動出力装置2は、図9の振動対応情報テーブルを有さなくても良い。
(具体例3)
今、振動出力装置2の振動対応情報格納部21は、図9に示す振動対応情報テーブルを格納している。
また、振動出力装置2は、図16に示す出力情報テーブルを格納している、とする。出力情報テーブルは、イベントに対応する出力情報を管理するテーブルである。また、この出力情報テーブルは、イベントおよび外部情報に対応する出力情報を管理している。
かかる状況において、振動出力装置2の情報受信部24は、イベント「010」を受信した、とする。なお、情報受信部24は、移動体内のナビゲーション装置からイベント「010」を受信しても良いし、ビーコンからイベント「010」を受信しても良いし、外部サーバ等からイベント「010」を受信しても良い。
次に、外部情報取得部25は、外部情報「移動体内」を取得する。なお、外部情報取得部25が外部情報を取得する処理は公知技術であるので、詳細な説明は省略する。
次に、振動出力部26は、受信されたイベント「010」に対応する振動指示情報を取得する。
次に、振動出力部26は、振動出力の開始を示す振動を出力する。
次に、振動出力部26は、図9の振動対応情報テーブルを参照し、受信された情報列「010」に対応する振動指示情報「0.2,0.8,0.2」を取得する。
次に、振動出力部26は、取得した振動指示情報に従って、「0.2秒の振動」、「振動停止」、「0.82秒の振動」、「振動停止」、「0.2秒の振動」、「振動停止」を行う。
次に、振動出力部26は、振動出力の終了を示す振動を出力する。ここで、振動出力の終了を示す振動は、例えば、「3秒間」の振動を1回行うことである、とする。
次に、情報出力部27は、イベント「010」および外部情報「移動体内」に対応する出力情報「この先、渋滞しています。」を、図16の出力情報テーブルから取得する。そして、情報出力部27は、図17に示すように、出力情報「この先、渋滞しています。」を出力する。
なお、情報出力部27は、出力情報「この先、渋滞しています。」を、移動体内のナビゲーション装置に送信しても良い。かかる場合、ナビゲーション装置は、出力情報「この先、渋滞しています。」を受信し、出力する。
以上、本具体例によれば、外部情報に応じて、情報出力部27が出力する情報を、異なる情報とできる。
以上、本実施の形態によれば、押下の時間の差異に応じて複数の情報を入力し得る情報入力装置を提供できる。
また、本実施の形態によれば、押下の時間の差異に応じた押下パターンに対応する処理を行うことができる情報入力装置を提供できる。
また、本実施の形態によれば、押下の時間の差異に応じた複数の情報の入力時に、画面表示が、情報に応じて異なる情報入力装置を提供できる。
また、本実施の形態によれば、受信された情報の内容を、異なる振動により、ユーザに伝えることができる振動出力装置を提供できる。
また、本実施の形態によれば、これから振動を開始する旨をユーザに知らせるため、振動により伝えたい情報の理解を促進できる振動出力装置を提供できる。
また、本実施の形態によれば、振動による出力と、表示または音声等による出力との両方を用いて、正確に情報を伝えることができる振動出力装置を提供できる。
また、本実施の形態によれば、触覚による情報理解と、目または耳による情報理解とを組み合わせることにより、多くの情報を適切に伝えることができる振動出力装置を提供できる。
また、本実施の形態によれば、複数の環境で、受信された情報の内容を、異なる振動により、ユーザに適切に伝えることができる振動出力装置を提供できる。
また、本実施の形態によれば、振動対応情報をカスタマイズできる結果、受信された情報の内容を、異なる振動により、ユーザ応じて、適切に伝えることができる振動出力装置を提供できる。
なお、本実施の形態において、振動出力装置は、情報入力装置の構成要素を具備していても良い。かかる場合の振動出力装置3は、格納部10、押下受付部11、押下時間計測部12、処理部13、情報送信部14、振動対応情報格納部21、入力受付部22、振動対応情報蓄積部23、情報受信部24、外部情報取得部25、振動出力部26、情報出力部27を具備する。かかる振動出力装置3のブロック図は、図18である。
さらに、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における情報入力装置1を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、入力対象への押下を受け付ける押下受付部と、入力対象への押下時間を計測する押下時間計測部と、押下時間の長さの差異に応じて入力された2種類以上の2以上の情報である情報列に応じた処理を行う処理部として機能させるためのプログラムである。
また、上記プログラムにおいて、前記処理部は、前記情報列に応じた文字列を取得する
また、上記プログラムにおいて、前記処理部は、前記情報列に応じたアプリケーションを起動するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、本実施の形態における振動出力装置2を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、情報を受信する情報受信部と、前記情報受信部が受信した情報の内容に応じて、2種類以上の異なる振動を出力する振動出力部として機能させるプログラムである。
また、上記プログラムにおいて、前記振動出力部は、情報の受信または振動の開始を知らせる振動を出力した後、前記情報受信部が受信した情報の内容に応じて、2種類以上の異なる振動を出力するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記情報受信部が受信した情報を出力する情報出力部として、コンピュータをさらに機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記振動出力部が振動を出力することにより、ユーザに伝える情報と、前記情報出力部が出力する情報とは、少なくとも一部に重複するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記振動出力部が振動を出力することにより、ユーザに伝える情報と、前記情報出力部が出力する情報とは、異なる情報であるものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記情報受信部は、情報と当該情報の送信者を識別する送信者識別子とを受信し、前記振動出力部は、前記情報受信部が受信した情報に対応する振動を出力し、前記情報出力部は、送信者識別子または送信者識別子に対応する送信者の情報を出力するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、外部情報を取得する外部情報取得部として、コンピュータをさらに機能させるプログラムであって、前記外部情報により、前記振動出力部が出力する振動、または前記情報出力部が出力する情報が異なるものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記外部情報取得部は、移動体の中であるか外であるかを示す外部情報を取得するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、コンピュータがアクセス可能な記録媒体は、受信される情報と出力される振動を示す情報との対応を示す情報である1以上の振動対応情報を格納し得る振動対応情報格納部を具備し、上記プログラムにおいて、前記振動対応情報の入力または前記振動対応情報の変更の入力を受け付ける入力受付部と、前記入力受付部が受け付けた入力に応じて、前記振動対応情報を前記振動対応情報格納部に蓄積する、または前記振動対応情報格納部の振動対応情報を変更する振動対応情報蓄積部として、コンピュータをさらに機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記情報受信部が受信する情報は文字列であるものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記情報受信部が受信する情報はイベントであるものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、図19は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態の振動出力装置や情報入力装置を実現するシステム300のブロック図である。
図19において、コンピュータ301は、MPU3013と、バス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、WiFi等の無線通信を実現する機構を含んでも良い。また、システム300は、タッチパネル302を具備する。
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態の振動出力装置や情報入力装置の機能を実行させるプログラムは、ハードディスク3017に記憶されても良い。なお、プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態の振動出力装置等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理は、単一の装置によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる情報入力装置によれば、入力対象への押下により、容易に情報を入力できる、という効果を有し、ウェアラブル端末等として有用である。
1 情報入力装置
2、3 振動出力装置
10 格納部
11 押下受付部
12 押下時間計測部
13 処理部
14 情報送信部
15 出力部
21 振動対応情報格納部
22 入力受付部
23 振動対応情報蓄積部
24 情報受信部
25 外部情報取得部
26 振動出力部
27 情報出力部

Claims (10)

  1. 入力対象への押下時間の長さに応じて、2種類以上の情報を入力できる情報入力装置。
  2. 前記入力対象への押下時間を計測する押下時間計測部を具備し、
    前記押下時間に応じた2種類以上の情報を入力できる請求項1記載の情報入力装置。
  3. 前記押下時間計測部は、
    前記入力対象への押下が認識できなくなった際に、押下の開始から当該押下が認識できなくなるまでの時間を取得する請求項2記載の情報入力装置。
  4. 押下時間の長さの差異に応じて入力された2種類以上の2以上の情報である情報列に応じた処理を行う処理部をさらに具備する請求項1から請求項3いずれか一項に記載の情報入力装置。
  5. 前記処理部は、
    前記情報列に応じた文字列を取得する請求項4記載の情報入力装置。
  6. 入力対象への押下時間の長さは、
    閾値より短いまたは閾値以下の第一の押下時間と、閾値以上または閾値より長い第二の押下時間のいずれかであり、入力できる最小の情報は、2種類のうちのいずれかである請求項1から請求項5いずれか一項に記載の情報入力装置。
  7. 前記処理部は、
    前記情報列に応じたアプリケーションを起動する請求項4記載の情報入力装置。
  8. 前記入力対象は、情報の表示が可能であり、
    前記入力対象への押下時間の長さに応じて、前記入力対象の表示が異なる請求項1から請求項7いずれか一項に記載の情報入力装置。
  9. 押下受付部、押下時間計測部、処理部により実現される情報入力方法であって、
    前記押下受付部が、入力対象への押下を受け付ける押下受付ステップと、
    前記押下時間計測部が、前記押下受付ステップで受け付けられている入力対象への押下の時間である押下時間を計測する押下時間計測ステップと、
    前記処理部が、前記押下時間の長さの差異に応じて入力された2種類以上の2以上の情報である情報列に応じた処理を行う処理ステップとを具備する情報入力方法。
  10. コンピュータを、
    入力対象への押下を受け付ける押下受付部と、
    前記前記押下受付部が受け付けている入力対象への押下の時間である押下時間を計測する押下時間計測部と、
    前記押下時間の長さの差異に応じて入力された2種類以上の2以上の情報である情報列に応じた処理を行う処理部として機能させるためのプログラム。
JP2015088026A 2015-04-23 2015-04-23 情報入力装置、情報入力方法、およびプログラム Pending JP2016206955A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015088026A JP2016206955A (ja) 2015-04-23 2015-04-23 情報入力装置、情報入力方法、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015088026A JP2016206955A (ja) 2015-04-23 2015-04-23 情報入力装置、情報入力方法、およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016206955A true JP2016206955A (ja) 2016-12-08

Family

ID=57487828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015088026A Pending JP2016206955A (ja) 2015-04-23 2015-04-23 情報入力装置、情報入力方法、およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016206955A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020160532A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 ラピスセミコンダクタ株式会社 情報入力装置、情報入力システム及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020160532A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 ラピスセミコンダクタ株式会社 情報入力装置、情報入力システム及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108038729B (zh) 奖励发放方法、装置以及服务器
US10205770B2 (en) Mobile device application integration with infotainment head units
KR102168013B1 (ko) 사용자 모바일 디바이스를 이용한 액세서리 디바이스 동작
JP2018110039A (ja) 表示装置、情報端末操作方法
CN108037990B (zh) 任务信息处理方法、装置以及服务器
EP3598727A1 (en) Message acquisition method and apparatus
CN110431582B (zh) 由计算设备输出再接涉提醒
JP2016019160A (ja) 電子機器、方法およびプログラム
JP6529929B2 (ja) 電子機器、制御方法、及び制御プログラム
KR20130096107A (ko) 태스크 수행 방법 및 시스템과 기록 매체
CN107819938B (zh) 角标配置方法、装置、移动终端及服务器
CN107278367B (zh) 一种移动终端、可穿戴设备和消息传送方法
JP2013120317A (ja) 表示装置、サーバ装置、表示システム、プログラム、および、表示方法
JP2016206955A (ja) 情報入力装置、情報入力方法、およびプログラム
JP6276975B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JP2016206954A (ja) 振動出力装置、情報出力方法、およびプログラム
JP6113772B2 (ja) 携帯端末、通信システム、メッセージ送信方法及び通信用プログラム
JP2012028957A (ja) 携帯端末、表示通知プログラムおよび表示通知方法
JP2012063249A (ja) 車載情報システム、車載装置、情報端末
JP5893373B2 (ja) 表示装置、プログラム、および、表示方法
CN108769093B (zh) 软件应用商店的推送方法、装置以及移动终端
JP2014169895A (ja) 携帯型電子機器、表示方法及びプログラム
JP2016178492A (ja) 携帯端末、情報通知方法及びプログラム
US12008989B2 (en) Electronic apparatus and processing system
US20210035581A1 (en) Electronic apparatus and processing system