JP2016206443A - 飛翔体を用いた発光点図形パターン表示システム,発光点図形パターン表示方法ならびに該システムおよび方法に用いる飛翔体 - Google Patents
飛翔体を用いた発光点図形パターン表示システム,発光点図形パターン表示方法ならびに該システムおよび方法に用いる飛翔体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016206443A JP2016206443A JP2015088378A JP2015088378A JP2016206443A JP 2016206443 A JP2016206443 A JP 2016206443A JP 2015088378 A JP2015088378 A JP 2015088378A JP 2015088378 A JP2015088378 A JP 2015088378A JP 2016206443 A JP2016206443 A JP 2016206443A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flying object
- coordinates
- flying
- light
- command
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 30
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 9
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 8
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims description 4
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 3
- 238000005339 levitation Methods 0.000 claims description 3
- 230000006399 behavior Effects 0.000 claims description 2
- 230000004397 blinking Effects 0.000 claims description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 2
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 2
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 abstract description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- DMBHHRLKUKUOEG-UHFFFAOYSA-N diphenylamine Chemical compound C=1C=CC=CC=1NC1=CC=CC=C1 DMBHHRLKUKUOEG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 235000019892 Stellar Nutrition 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 230000010006 flight Effects 0.000 description 1
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 230000001141 propulsive effect Effects 0.000 description 1
- 238000003079 width control Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Toys (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Abstract
Description
近年のディジタルプラネタリウムでは、ドーム状スクリーンの中央もしくは周辺部に単一もしくは複数の液晶プロジェクタやDLPプロジェクタを配置し、コンピュータで生成された星空の映像をドーム状スクリーンに投影することにより、星空や宇宙飛行の様子を再現することができるようになった。
近年の美術館の展示では、所定の展示室内に、恒星の宇宙空間内の実際の座標に応じてあらかじめ設定された3次元の空間座標に基づいた座標位置に、発光ダイオードを用いた発光体を、天井からワイヤで吊るす方法によって配置することにより、所定の観覧位置から見るようになっている。このような方法により地球上から星空を眺めている場合と同じような配置でそれぞれの星が観察でき、星座の観察も可能となっている。さらに観察者が位置を変えると、あたかも恒星間飛行している場合と同じように星座の形が変形して見え、観察者に、宇宙空間の中を漂っているような浮遊感と、恒星が3次元の宇宙空間上で、地球から様々な距離にあることを実感できる教育効果も兼ね備えていた。
しかもスクリーンに星を投影する方式では星の明るさに限界があり、十分な遮光が行われなければ、星空を観察することができない。
一方、舞台上の星球では、星の明るさは十分確保できるが、星の配置は固定して変えることができず、補助的な演出として効果があっても、それ自体を観察の対象にするには、退屈になってしまう。
そしてこれらはいずれも限られた広さの室内に制限されるため、同時に鑑賞できる人数に限りがあり、スケールも乏しく、壮大な星空をありのままに再現することはできなかった。
前記目的を達成するために、本発明による請求項1記載の飛翔体を用いた発光点図形パターン表示システムは、観測点から目視で観測可能な光度で発光する発光体を備えた飛翔体を1以上有し、前記飛翔体は、予め指定された空中の目標座標に対して自身の座標を移動させる推進手段と、重力に逆らって自身を空中に保持する浮揚手段と、自身の位置を検出する位置検出手段とを備え、前記飛翔体を複数用いて、各々の飛翔体の空間上の座標を所定の座標に保持するように制御することにより、地上、建造物上、海上または航空機から観察した際に、それぞれの飛翔体を所定の位置の光点の集合体に見えるように配置することを特徴とする。
本発明による請求項2記載の飛翔体を用いた発光点図形パターン表示システムは、請求項1記載の発明において、前記推進手段は、複数の回転体の回転により推進力制御ならびに各方向および上下移動制御を行い、前記浮揚手段は、複数の回転体の回転により、空中停止制御を行うことを特徴とする。
本発明による請求項3記載の飛翔体を用いた発光点図形パターン表示システムは、請求項1または2記載の発明において、それぞれの飛翔体に搭載した発光体の明るさおよび明滅を個別にコントロール可能に構成したことを特徴とする。
本発明による請求項4記載の飛翔体を用いた発光点図形パターン表示システムは、請求項1,2または3記載の発明において、発光体に複数色の光源を内蔵し、それぞれの明るさを変えることにより発光体の色を可変可能に構成したことを特徴とする。
本発明による請求項5記載の飛翔体を用いた発光点図形パターン表示システムは、請求項1,2,3または4記載の発明において、恒星の座標と明るさのデータを用いて、それぞれの飛翔体を一つの恒星に割り当て、各飛翔体に対し、恒星の座標値と明るさに応じて当該飛翔体の空間上の座標および発光体の明るさを制御し、観測点から、星空や星座のように観測できるよう、複数の飛翔体を配置することを特徴とする。
本発明による請求項6記載の飛翔体を用いた発光点図形パターン表示システムは、請求項1,2,3,4または5記載の発明において、予め設定した文字,図形または立体物のデータに基づいて、各飛翔体の空間座標を設定し、所定の観測地点から、文字や図形,立体物のように観測できるよう、複数の飛翔体を配置することを特徴とする。
本発明による請求項7記載の飛翔体を用いた発光点図形パターン表示システムは、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明において、それぞれの飛翔体の空間上の座標を、恒星の宇宙空間上の座標に基づいた位置に配置し、観察者が視点位置を変えた場合、複数の飛翔体からの発光により観測者はあたかも恒星の間を移動したような眺望を得ることを特徴とする。
本発明による請求項9記載の飛翔体を用いた発光点図形パターン表示方法は、請求項8記載の発明において、前記指令座標は離陸命令を出して飛翔体が飛行を開始した後に、送信することを特徴とする。
本発明による請求項10記載の飛翔体を用いた発光点図形パターン表示方法は、請求項8または9記載の発明において、前記指令座標とともに飛翔体が通るべき経路情報を指令座標の配列の形で送信し、指定の経路を辿って飛行することを特徴とする。
本発明による請求項11記載の飛翔体を用いた発光点図形パターン表示方法は、請求項10記載の発明において、前記経路情報は離陸前に予め飛翔体のメモリ部に記憶させておき、飛翔体は中央制御装置などの制御装置内に内蔵されているクロックを用いて時系列的に指令座標を取り出しながら指定の経路を飛行し、指定の座標に向かうことを特徴とする。
本発明による請求項13記載の飛翔体は、請求項12記載の発明において、前記空中の所定の座標位置は恒星の座標位置に基づいて決定することを特徴とする。
本発明による請求項14記載の飛翔体は、請求項12または13記載の発明において、前記空中の所定の座標位置は、任意の恒星の地平座標であり、該地平座標は方位角と地平高度で算出されることを特徴とする。
本発明による請求項15記載の飛翔体は、請求項13または14記載の発明において、恒星の座標位置は、赤経および赤緯の赤道座標で与えられ、該赤経および赤緯を地平座標に変換して前記空中の所定の座標位置に対応付けすることを特徴とする。
本発明による請求項16記載の飛翔体は、請求項12,13,14または15記載の発明において、空中の所定の座標位置は、方位と地平高度で算出される南北方向を示すX軸,方位と地平高度で算出される東西方向を示すY軸および地平高度で算出される天頂方向を示すZ軸で表現されることを特徴とする。
図1は、本発明による飛翔体を用いた発光点図形パターン表示システムの実施の形態を示すブロック図で、該表示システムに使用する飛翔体の詳細を示す図である。
飛翔体1は、モータ2の回転によりプロペラ13が回転し、揚力を発生させて飛翔体1全体を飛行させる。本図ではプロペラ13とモータ2は2台ずつが描かれているが実際には4つの組み合わせが用いられる。モータ2は、モータドライバ3によって駆動されるが、モータドライバ3はPWM(パルス幅制御)等によってモータの回転数を制御できる構成となっている。
5は、機体1の位置検出装置であり、アンテナ6からGPS衛星(図示されていない)の信号が入力され、GPSモジュールにより現在位置を測定する。また、位置検出装置5にはジャイロセンサと加速度計が内蔵され、このジャイロセンサと加速度計によって地平面に対する傾斜角および姿勢角の変動等が検出される。検出信号は中央制御装置4に入力され、この検出信号に基づき中央制御装置4は機体1の姿勢および位置を安定に制御するようにプロペラの回転数を制御する。
さらに、この機体1の下部には、発光体として、赤色LED11R2,緑色LED11G2および青色LED11B2が取り付けられており、該LEDはそれぞれのLED駆動回路11R1,11G1および11B1によってそれぞれ駆動され、その明るさが個別に制御され自在に可変可能となっている。この明るさ制御は、中央制御装置4の指令の下、LED制御装置10を介して行われる。
このR,G,BのLEDは極めて接近されて配置されるか、または3色の光が混色するような拡散板などを設置することにより混色される。R,G,BのLEDから発光される光は、遠方の観測者からは混合した光となって見える。R,G,B各色のそれぞれの明るさの制御により、全体の明るさと、全体の発光色を自在にコントロールすることができる。
機体1は星1個に対して1個ずつ割り当てられ、地上局12から個別に制御できる構成となっている。機体1には固有のIDが割り振られ、それぞれを識別する機体1のID番号と共に指令値が地上局12から送信されることにより、それぞれの機体1を個別に制御することができる。
天球20は説明のために描いたものであり実際には存在しない。プラネタリウム同様に、観測者29を中心に天球20を仮想的に描いたものである。天球20の上の所定の座標に光点21〜27を、本物の恒星の座標に基づいて配置した時、観測者29からは本物の星として観測される。プラネタリウム同様に、ある日時と場所を設定した時、それぞれの星の地平座標は方位角と地平高度として算出できる。
この赤経、赤緯を、地平座標に変換する方法は公知であるので説明を省く。
ここで得られた星の地平座標を、高度,方位角とする。
この星に相当する光点21〜27を配置すべき空間座標は、たとえば南北方向をX軸、東西方向をY軸、天頂方向をZ軸としたとき、
X=R×cos(方位) ×cos(地平高度)
Y=R×sin(方位) ×cos(地平高度)
Z=R×sin(地平高度)
として与えられる。
この光点21〜27の座標に、飛翔体を静止させれば、所望の位置に光点が観察できることになる。これを各々の星に対して行えば、観測者からは星空のように観察できる。
星の等級をMとすると、その等級の星に相当するような明るさにするための光点の明るさは、F×2.51M と計算できる。
ここでFは0等級の星の明るさを示す基準値で、すべての光点に共通の値となる。
この明るさに飛翔体のLEDの明るさを制御すれば良い。
それぞれの星には固有の色があるので、R,G,Bの色のバランスを変えることにより星の色も自在に表現できる。
たとえば星の空間座標としては、地球を原点とし赤道座標において春分点方向をX,赤道座標において赤緯0で赤経90の方向をY,天の北極方向をZとした赤道直交座標がある。ある恒星の赤道直交座標をそのままか、または所望の座標回転を行ったうえで、所定の縮尺で観測者を原点とするX,Y,Z座標とし、この座標に飛翔体を静止させれば、その星が本来見える方向に観測者30から観察できることになる。公知の星表データから、主要な恒星を選び出して、上記の処理を行えば、観測者からは地球から見た星空が観察できる。そして観測者30が移動すると、あたかも恒星間飛行をしたような眺めを疑似的に体験することができる。
表示したい文字を構成する画素を、コンピュータ上で選び出し、それぞれの画素の座標を算出したうえで、所定の縮尺に応じて空中に配置する座標を求める。
たとえば文字を構成する画素の配列が、
x[0],y[0]〜x[n],y[n]
であったとき、飛翔体を配置するための座標は、最も単純には
X = x * C
Y = y * C
Z = z
として計算できる。Cは所定の倍率であり、zは表示高度である。
この計算式では、文字は真下を向いて表示されるので、真下の観測者31から最もよく視認されるが、実際には所定の座標回転を加え、斜め下方から観察しやすいように配置してもよい。
この方法を用いることにより、たとえば企業のロゴマークを表示して広告宣伝に供したり、または災害救助用のサイン,非常時に遠方に目視で情報を伝える情報伝達手段などに活用することができる。
複数の飛翔体は、内蔵電池に充電された状態で陸上に待機している状態である(ステップ(以下、「S」と云う)1)。それぞれの飛翔体は内蔵のGPSセンサにより自身の空間上の位置を検出できる構成になっている。それぞれの飛翔体には固有のID番号が割り振られており、地上局12からは其々の飛翔体に対して個別、または一括で指令を送ることができる構成となっている。
つぎに地上局12から無線で、それぞれの飛翔体に対して個別の指令座標を送信し、飛翔体の制御装置はそれを受信して自身の指令座標として内蔵のメモリ(中央制御装置4内蔵のメモリ部)に記憶する。
たとえば星空を表示する場合は、地上局側の中央制御装置(図示してない)は飛翔体のそれぞれに表示する恒星を割り当て、その恒星の赤道座標から飛翔体の空間上の座標を算出し、それを指令座標として飛翔体に送信する。続いて飛翔体に離陸命令を送る(S2)。
つぎに飛翔体の中央制御装置4は指令座標と飛翔体自身の空間上の座標の誤差が予め設定された所定の範囲内になったか否かの判定を行う(S5)。指令座標の所定の範囲内に到達したと判定された場合、地上局12に指令座標に到達したことを無線で送信して伝達する(S6)。
地上局12は、すべての飛翔体の誤差(EX,EY,EZ)が許容範囲内か否かを判定する(S7)。もし、1機でも、許容範囲内に入っていない飛翔体があれば、その飛翔体について、S4の動作に移行する。すべての飛翔体の誤差(EX,EY,EZ)が許容範囲内に収まっていれば、すべての飛翔体から指令座標への到達信号が受信されていることを確認する(S8)。
この確認によって地上局12はそれぞれの飛翔体に対して、所定の明るさとなるように発光体の明るさ指令値と、発光指令を送信する(S9)。その結果、飛翔体の発光体が所定の明るさで発光する。それを地上から見上げると星座のように観察することが可能となる。
2 モータ
3 モータドライバ
4 中央制御装置
5 位置検出装置
6,8 アンテナ
7 無線通信装置
9 バッテリー
10 LED制御装置
11R1,11G1,11B1 LED駆動回路
11R2 赤色LED
11G2 緑色LED
11B2 青色LED
12 地上局
13 プロペラ
20 天球
21〜27 光点
29,30,31 観測者
Claims (16)
- 観測点から目視で観測可能な光度で発光する発光体を備えた飛翔体を1以上有し、
前記飛翔体は、
予め指定された空中の目標座標に対して自身の座標を移動させる推進手段と、
重力に逆らって自身を空中に保持する浮揚手段と、
自身の位置を検出する位置検出手段と、を備え、
前記飛翔体を複数用いて、各々の飛翔体の空間上の座標を所定の座標に保持するように制御することにより、
地上、建造物上、海上または航空機から観察した際に、それぞれの飛翔体を所定の位置の光点の集合体に見えるように配置することを特徴とする飛翔体を用いた発光点図形パターン表示システム。 - 前記推進手段は、
複数の回転体の回転により推進力制御ならびに各方向および上下移動制御を行い、
前記浮揚手段は、
複数の回転体の回転により、空中停止制御を行うことを特徴とする請求項1記載の飛翔体を用いた発光点図形パターン表示システム。 - それぞれの飛翔体に搭載した発光体の明るさおよび明滅を個別にコントロール可能に構成したことを特徴とする請求項1または2記載の飛翔体を用いた発光点図形パターン表示システム。
- 発光体に複数色の光源を内蔵し、それぞれの明るさを変えることにより発光体の色を可変可能に構成したことを特徴とする請求項1,2または3記載の飛翔体を用いた発光点図形パターン表示システム。
- 恒星の座標と明るさのデータを用いて、それぞれの飛翔体を一つの恒星に割り当て、
各飛翔体に対し、恒星の座標値と明るさに応じて当該飛翔体の空間上の座標および発光体の明るさを制御し、
観測点から、星空や星座のように観測できるよう、複数の飛翔体を配置することを特徴とする請求項1,2,3または4記載の飛翔体を用いた発光点図形パターン表示システム。 - 予め設定した文字,図形または立体物のデータに基づいて、各飛翔体の空間座標を設定し、
所定の観測地点から、文字や図形,立体物のように観測できるよう、複数の飛翔体を配置することを特徴とする請求項1,2,3,4または5記載の飛翔体を用いた発光点図形パターン表示システム。 - それぞれの飛翔体の空間上の座標を、恒星の宇宙空間上の座標に基づいた位置に配置し、
観察者が視点位置を変えた場合、複数の飛翔体からの発光により観測者はあたかも恒星の間を移動したような眺望を得ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の飛翔体を用いた発光点図形パターン表示システム。 - 内蔵電池を充電した複数の飛翔体を待機させ、指令された空中位置に移動を開始させるため、地上局より、指令座標とともに離陸命令を全飛翔体に向けて発信する指令ステップと、
それぞれの飛翔体は、GPSから受信される現在座標と前記指令座標とを比較して誤差を算出する誤差算出ステップと、
それぞれの飛翔体は、前記誤差を参照して自機内部のプロペラの回転数を制御し、前記プロペラの回転数制御によりその飛翔体が指令座標の許容範囲内に入ったか否かを判定する判定ステップと、
前記許容範囲内に入った飛翔体は自機の位置誤差が許容範囲内に収まったことを地上局に送信する許容範囲確認ステップと、
地上局はすべての飛翔体がそれぞれの指令座標の許容範囲内に収まったことを確認した場合、すべての飛翔体に発光体の発光指令を送信する発光指令ステップと、
を備え、
複数の飛翔体をそれぞれ指令された座標の空中位置に誘導して空中停止させ、各飛翔体が搭載する発光体を発光させて星座または星空を表示し、所定の位置の観測者に観測させることを特徴とする飛翔体を用いた発光点図形パターン表示方法。 - 前記指令座標は離陸命令を出して飛翔体が飛行を開始した後に、送信することを特徴とする請求項8記載の飛翔体を用いた発光点図形パターン表示方法。
- 前記指令座標とともに飛翔体が通るべき経路情報を指令座標の配列の形で送信し、指定の経路を辿って飛行することを特徴とする請求項8または9記載の飛翔体を用いた発光点図形パターン表示方法。
- 前記経路情報は離陸前に予め飛翔体のメモリ部に記憶させておき、飛翔体は中央制御装置などの制御装置内に内蔵されているクロックを用いて時系列的に指令座標を取り出しながら指定の経路を飛行し、指定の座標に向かうことを特徴とする請求項10記載の飛翔体を用いた発光点図形パターン表示方法。
- 前記システムまたは方法に用いられる飛翔体であって、
前記飛翔体は、複数のプロペラを有し、
前記各プロペラの回転を制御する制御回路と、
各飛翔体の位置を把握するためのGPSモジュールと、
地平面に対する傾斜角および姿勢角の変動を検出するためのジャイロセンサおよび加速度計と、
自らの位置を検出する位置検出装置と、
遠隔地からその振る舞いを制御するため指令信号等のやり取りを行う無線通信装置と、
LED発光体素子と、
前記LED発光体素子の明るさ、または色を制御するLED制御装置と、
を備え、
空中の所定の座標位置に移動停止させられ、その停止した位置で、前記LED発光体素子の明るさまたは色の変化を制御することを特徴とする飛翔体。 - 前記空中の所定の座標位置は恒星の座標位置に基づいて決定することを特徴とする請求項12記載の飛翔体。
- 前記空中の所定の座標位置は、任意の恒星の地平座標であり、
該地平座標は方位角と地平高度で算出されることを特徴とする請求項12または13記載の飛翔体。 - 恒星の座標位置は、赤経および赤緯の赤道座標で与えられ、
該赤経および赤緯を地平座標に変換して前記空中の所定の座標位置に対応付けすることを特徴とする請求項13または14記載の飛翔体。 - 空中の所定の座標位置は、方位と地平高度で算出される南北方向を示すX軸,方位と地平高度で算出される東西方向を示すY軸および地平高度で算出される天頂方向を示すZ軸で表現されることを特徴とする請求項12,13,14または15記載の飛翔体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015088378A JP6525145B2 (ja) | 2015-04-23 | 2015-04-23 | 飛翔体を用いた発光点図形パターン表示システム,発光点図形パターン表示方法ならびに該システムおよび方法に用いる飛翔体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015088378A JP6525145B2 (ja) | 2015-04-23 | 2015-04-23 | 飛翔体を用いた発光点図形パターン表示システム,発光点図形パターン表示方法ならびに該システムおよび方法に用いる飛翔体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016206443A true JP2016206443A (ja) | 2016-12-08 |
JP6525145B2 JP6525145B2 (ja) | 2019-06-05 |
Family
ID=57489635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015088378A Active JP6525145B2 (ja) | 2015-04-23 | 2015-04-23 | 飛翔体を用いた発光点図形パターン表示システム,発光点図形パターン表示方法ならびに該システムおよび方法に用いる飛翔体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6525145B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108170159A (zh) * | 2017-12-20 | 2018-06-15 | 江苏数字鹰科技股份有限公司 | 无人机空中显示图案及视频的方法 |
WO2018158833A1 (ja) * | 2017-02-28 | 2018-09-07 | 正 星野 | 走行体 |
WO2019105231A1 (zh) * | 2017-11-29 | 2019-06-06 | 深圳市大疆创新科技有限公司 | 信息处理装置、飞行控制指示方法及记录介质 |
CN110249281A (zh) * | 2017-02-10 | 2019-09-17 | 深圳市大疆创新科技有限公司 | 位置处理装置、飞行体、位置处理系统、飞行系统、位置处理方法、飞行控制方法、程序以及记录介质 |
JPWO2018138882A1 (ja) * | 2017-01-27 | 2019-11-21 | エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッド | 飛行体、動作制御方法、動作制御システム、プログラム及び記録媒体 |
US11082639B2 (en) | 2017-02-15 | 2021-08-03 | SZ DJI Technology Co., Ltd. | Image display method, image display system, flying object, program, and recording medium |
CN113744673A (zh) * | 2021-08-17 | 2021-12-03 | 佛山市鹰火微峰科技有限公司 | 一种地空联动投影系统及方法 |
JP2022523231A (ja) * | 2019-03-18 | 2022-04-21 | 北京京東乾石科技有限公司 | ドローンクラスタシステム、離陸制御方法、装置、システム及び読取可能な媒体 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003341599A (ja) * | 2002-05-27 | 2003-12-03 | Sharp Corp | 情報提示装置および情報提示システム |
US20130002855A1 (en) * | 2011-06-29 | 2013-01-03 | Massachusetts Institute Of Technology | 3-d luminous pixel arrays, 3-d luminous pixel array control systems and methods of controlling 3-d luminous pixel arrays |
-
2015
- 2015-04-23 JP JP2015088378A patent/JP6525145B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003341599A (ja) * | 2002-05-27 | 2003-12-03 | Sharp Corp | 情報提示装置および情報提示システム |
US20130002855A1 (en) * | 2011-06-29 | 2013-01-03 | Massachusetts Institute Of Technology | 3-d luminous pixel arrays, 3-d luminous pixel array control systems and methods of controlling 3-d luminous pixel arrays |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2018138882A1 (ja) * | 2017-01-27 | 2019-11-21 | エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッド | 飛行体、動作制御方法、動作制御システム、プログラム及び記録媒体 |
CN110249281A (zh) * | 2017-02-10 | 2019-09-17 | 深圳市大疆创新科技有限公司 | 位置处理装置、飞行体、位置处理系统、飞行系统、位置处理方法、飞行控制方法、程序以及记录介质 |
US11513514B2 (en) | 2017-02-10 | 2022-11-29 | SZ DJI Technology Co., Ltd. | Location processing device, flight vehicle, location processing system, flight system, location processing method, flight control method, program and recording medium |
US11082639B2 (en) | 2017-02-15 | 2021-08-03 | SZ DJI Technology Co., Ltd. | Image display method, image display system, flying object, program, and recording medium |
WO2018158833A1 (ja) * | 2017-02-28 | 2018-09-07 | 正 星野 | 走行体 |
JPWO2018158833A1 (ja) * | 2017-02-28 | 2019-07-18 | 正 星野 | 走行体 |
WO2019105231A1 (zh) * | 2017-11-29 | 2019-06-06 | 深圳市大疆创新科技有限公司 | 信息处理装置、飞行控制指示方法及记录介质 |
CN108170159A (zh) * | 2017-12-20 | 2018-06-15 | 江苏数字鹰科技股份有限公司 | 无人机空中显示图案及视频的方法 |
JP2022523231A (ja) * | 2019-03-18 | 2022-04-21 | 北京京東乾石科技有限公司 | ドローンクラスタシステム、離陸制御方法、装置、システム及び読取可能な媒体 |
JP7270758B2 (ja) | 2019-03-18 | 2023-05-10 | 北京京東乾石科技有限公司 | ドローンクラスタシステム、離陸制御方法、装置、システム及び読取可能な媒体 |
CN113744673A (zh) * | 2021-08-17 | 2021-12-03 | 佛山市鹰火微峰科技有限公司 | 一种地空联动投影系统及方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6525145B2 (ja) | 2019-06-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6525145B2 (ja) | 飛翔体を用いた発光点図形パターン表示システム,発光点図形パターン表示方法ならびに該システムおよび方法に用いる飛翔体 | |
US20200394009A1 (en) | Systems and methods for gimbal simulation | |
US10068506B2 (en) | System, device for creating an aerial image | |
US11340608B2 (en) | Unmanned aircraft with a modular swarm control unit | |
US10109224B1 (en) | Methods and devices for using aerial vehicles to create graphic displays and reconfigurable 3D structures | |
US11059601B2 (en) | Water and lighting displays including unmanned aerial system | |
CN106796761A (zh) | 用于支持模拟移动的系统和方法 | |
JP5949133B2 (ja) | 移動体訓練支援システム | |
US20190291893A1 (en) | Unmanned aircraft and system for generating an image in the airspace | |
US20160284256A1 (en) | Airborne Advertising Platform | |
US10725468B2 (en) | Bounding-volume based unmanned aerial vehicle illumination management system | |
KR102280688B1 (ko) | 무인 비행 로봇의 컨트롤러 | |
US20200057439A1 (en) | System for providing a visual aerial presentation | |
JP2019040309A (ja) | 飛行体及び複数の飛行体による編隊飛行制御方法 | |
US11334076B2 (en) | System for controlling unmanned aerial vehicles in a flight formation in order to film a moving object using several cameras | |
JP6929211B2 (ja) | 航空機の飛行経路の安全性を判断するための方法、プログラムおよび装置 | |
US11905032B2 (en) | Aircraft, system, and method | |
US20200404163A1 (en) | A System for Presenting and Identifying Markers of a Variable Geometrical Image | |
JP7387646B2 (ja) | 光学画像を表示するためのシステム | |
JP2018069744A (ja) | 無人飛行体及び空中映像表示システム | |
Archdeacon et al. | Aerospace cognitive engineering laboratory (acelab) simulator for urban air mobility (uam) research and development | |
Archdeacon et al. | Aerospace Cognitive Engineering Laboratory (ACELAB) Simulator for Electric Vertical Takeoff and Landing (eVOTL) Research and Development | |
US12129026B2 (en) | Method and system for controlling aircraft | |
EP4280822A1 (en) | Omnidirectional light drone show | |
Guy | for the Fleet Air Arm and Royal Navy |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171106 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180925 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180921 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181112 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190326 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190423 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6525145 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |