JP2016205691A - 気化式石油燃焼装置 - Google Patents

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寛 野澤
Hiroshi Nozawa
寛 野澤
敏之 霜鳥
Toshiyuki Shimotori
敏之 霜鳥
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Abstract

【課題】気化筒の温度上昇を検知して燃焼用空気を増加させて冷却すると共に、この燃焼状態を検知して異常燃焼を防止する気化式石油燃焼装置を提供する。【解決手段】燃焼中に気化筒温度センサ12が検知する気化筒1温度が高温の第1所定温度T1以上である場合には、燃焼ファン7による気化筒1への燃焼用空気の供給量を一定量R1増加させると共に、気化筒1温度が更に高温の第2所定温度T2以上に上昇する場合は、燃焼用空気の供給量を更に一定量R1増加させるものであり、但し、この制御中に炎電流が一定基準以下となった場合には、燃焼用空気の供給量を一定量R1ずつ段階的に低下させて、炎電流を一定基準に維持するように制御するものである。【選択図】 図3

Description

この発明は、燃焼装置に係り、特に、気化筒の温度上昇を防止しながら安定燃焼を得ることが出来る気化式石油燃焼装置に関する。
従来よりこの種のものに於いては、点火時に気化筒の温度に応じて、供給油量に対する燃焼空気の供給量が相違する3パターンから最適なものを選択して、良好な点火燃焼を得るものであった(例えば、特許文献1)。
特開2002−221317号公報
ところでこの従来のものでは、燃焼途中で気化筒の温度が上昇した場合には、この温度上昇を抑制することが出来ず、燃焼を停止させるしかなく、使用勝手が極めて悪いものであった。
又気化筒に供給される燃焼用空気の供給量を単に増加させて冷却しても、燃焼用空気量が増加することで、燃焼が不安定となり失火や異常燃焼に陥ると言う新たな問題が発生するものであった。
この発明は上記課題を解決する為、特にその構成を、加熱ヒータを備える気化筒と、該気化筒に燃油を圧送する電磁ポンプと、前記気化筒に燃焼用空気を供給する燃焼ファンと、前記気化筒で燃油の気化ガスと燃焼用空気が混合した混合気に着火する着火手段と、着火した火炎中に位置するフレームロッドと該フレームロッドとバーナヘッドとの間の炎電流を検知して着火及び火炎状態を検知する炎電流検知手段と、前記気化筒の温度を検知する気化筒温度センサと、前記炎電流検知手段や気化筒温度センサの検知信号を受けて、加熱ヒータ及び電磁ポンプ及び燃焼ファン及び着火手段を制御する制御手段とを備えたものに於いて、前記制御手段は、燃焼中に気化筒温度センサが検知する気化筒温度が高温の第1所定温度以上である場合には、燃焼ファンによる気化筒への燃焼用空気の供給量を一定量増加させると共に、気化筒温度が更に高温の第2所定温度以上に上昇する場合は、燃焼用空気の供給量を更に一定量増加させるものであり、但し、この制御中に炎電流が一定基準以下となった場合には、燃焼用空気の供給量を一定量ずつ段階的に低下させて、炎電流を一定基準に維持するように制御するものである。
以上のようにこの発明によれば、気化筒の異常温度上昇を検知すると、気化筒内に供給される燃焼用空気の供給量を一定量増加させることで、気化筒内を冷却して該気化筒温度を低下させるものであり、又これで温度低下せず上昇が続くようであれば、更に燃焼用空気の供給量を一定量増加させて冷却度合いを強めるものであり、しかも、炎電流を見ていて該炎電流が一定基準以下となった場合は、燃焼用空気の供給量を一定量ずつ今度は段階的に低下させて、炎電流を一定基準に維持させるので、燃焼状態を安定させることを優先して制御することにより、失火や異常燃焼の心配がなく、常に良好な燃焼を得ることが出来、安心して使用出来るものである。
この発明の一実施形態に係る燃焼装置の概略構成図。 同電気回路のブロック図。 同要部のフローチャート。
次にこの発明に係る気化式石油燃焼装置を図面に示された一実施形態で説明する。
1は加熱ヒータ2を備えるアルミダイキャスト製で有底筒状を呈した気化筒で、カートリッジ式タンク3から固定タンク4に移動して貯留された燃油を、送油管途中に設けられた電磁ポンプ5で圧送して先端の噴霧ノズル6より噴霧し、燃焼ファン7により供給される燃焼用空気と混合したものを加熱ヒータ2の熱により加熱された気化筒1内で混合気化ガスにするものである。
8は着火手段で、イグナイタの火花放電により前記気化筒1の上部に設置されたバーナーヘッド9に形成される複数個の炎口10より噴出される前記混合気化ガスに着火し、火炎を形成するものである。
11は前記バーナヘッド9外周に立設されたバーナーヘッドリングで、炎口10に形成される火炎の燃焼熱を気化筒1にヒートバックして、気化筒1を加熱ヒータ2により加熱されなくとも、燃油の気化可能温度に保つようにするものである。
12は前記気化筒1の外周壁に固定された気化筒温度センサで、気化筒1の温度を検知し制御手段13を介して、電磁ポンプ5及び燃焼ファン7及び着火手段8を駆動させて着火動作させるものであり、更に制御手段13は、常時気化筒1温度を検知している気化筒温度センサ12が、通常気化温度より高い第1所定温度T1以上ここでは288℃以上を検知すると、燃焼ファン7を制御し燃焼用空気の供給量を通常量より一定量R1(10%UP)増加させて、気化筒1の冷却を図りながら燃焼を継続するものであり、又この冷却をしても気化筒1温度が更に上昇し高温の第2所定温度T2以上ここでは296℃以上を気化筒温度センサ12が検知すると、燃焼ファン7による燃焼用空気の供給量を通常量に一定量R1増加させた状態に更に一定量R1(10%)増加、すなわち通常量を20%増加させて、気化筒1を強力に冷却しながら燃焼を継続させるものである。
14はバーナヘッド9外周で炎口10と対向する位置に取り付けられたフレームロッドで、炎の整流作用を利用してバーナヘッド9との間に流れる炎電流の値を検知して着火及び火炎状態を検知する制御手段13内の炎電流検知手段15と接続しているもので、この炎電流検知手段15は、前記燃焼ファン7の燃焼用空気の一定量増加後には必ず炎電流値を検知し、一定基準と比較して一定基準以下に低下している場合は、制御手段13を介して燃焼ファン7を制御し、燃焼用空気の供給量を一定量ずつ今度は段階的に低下させて、通常量に戻して炎電流を一定基準に維持させるので、燃焼状態を安定させることを優先して制御することにより、失火や異常燃焼の心配がなく、常に良好な燃焼を得ることが出来ようにしたものである。
次にこの発明の一実施形態の作動を図3に示す要部フローチャートに従って説明する。
今運転スイッチ16がONされ制御手段13から加熱ヒータ2に通電の指示が出され、気化筒1が加熱されて気化筒温度センサ12が気化可能温度を検知すると、電磁ポンプ5及び燃焼ファン7及び着火手段8を駆動させて着火動作させ、フレームロッド14を介して炎電流検知手段15が着火確認し、着火手段8を停止させると共に、電磁ポンプ5及び燃焼ファン7を制御して通常燃焼状態(ステップS1)を維持させる。
ステップS2に進み気化筒温度センサ12が気化筒1の温度を検知し、この検知温度が第1所定温度T1以上かを判断し、YESでステップS3に進み燃焼ファン7の回転数を上げて気化筒1に供給される燃焼用空気の供給量を一定量R1増加させて、気化筒1を冷却して上昇した温度を下げるようにするものであり、NOではステップS2に戻り通常燃焼を継続するものである。
次にステップS4に進んでフレームロッド14を介して炎電流検知手段15が検知する炎電流値と、一定基準とを比較して一定基準以下かを判定し、YESでステップS5に進み燃焼ファン7の燃焼用空気の供給量を一定量R1低下させて、異常燃焼を防止するものであり、そしてステップS1の通常燃焼に戻るものである。
又ステップS4でNOの場合は、ステップS6に進んで気化筒温度センサ12による気化筒1の検知温度が、第2所定温度以上かを判断し、すなわち、気化筒1が第1所定温度以上で燃焼用空気の供給量を一定量R1増加させて、気化筒1の冷却を図ったが効果がなく更に温度上昇したと言うことで、YESでステップS7に進み燃焼ファン7による燃焼用空気の供給量を更に一定量R1増加させて、つまり通常空気量+一定量R1×2の供給量で強力に気化筒1を冷却するものであり、ONではスイップS1に戻るものである。
そして、ステップS8に進んで再びフレームロッド14を介して炎電流検知手段15が検知する炎電流値と、一定基準とを比較して一定基準以下かを判定し、YESでステップS9に進み燃焼ファン7の燃焼用空気の供給量を一定量R1ずつ段階的に2段階で低下させて、気化筒1の冷却よりは異常燃焼の回避を優先させて制御するものであり、失火や異常燃焼を確実に阻止することが出来るものであり、その後はステップS1に戻り通常燃焼するものであり、又ステップS8でNOでは、ステッブS10に進んで通常空気量+一定量R1×2の燃焼用空気の供給量での燃焼を継続するものである。
これにより、気化筒1の異常温度上昇を検知すると、気化筒1内に供給される燃焼用空気の供給量を一定量R1増加させることで、気化筒1内を冷却して該気化筒温度を低下させるものであり、又これで温度低下せず上昇が続くようであれば、更に燃焼用空気の供給量を一定量R1増加させて冷却度合いを強めるものであり、しかも、炎電流を見ていて該炎電流が一定基準以下となった場合は、燃焼用空気の供給量を一定量R1ずつ今度は段階的に低下させて、炎電流を一定基準に維持させるので、燃焼状態を安定させることを優先して制御することにより、失火や異常燃焼の心配がなく、常に良好な燃焼を得ることが出来、安心して使用出来るものである。
1 気化筒
2 加熱ヒータ
5 電磁ポンプ
7 燃焼ファン
8 着火手段
12 気化筒温度センサ
13 制御手段
14 フレームロッド
T1 第1所定温度
T2 第2所定温度
R1 一定量

Claims (1)

  1. 加熱ヒータを備える気化筒と、該気化筒に燃油を圧送する電磁ポンプと、前記気化筒に燃焼用空気を供給する燃焼ファンと、前記気化筒で燃油の気化ガスと燃焼用空気が混合した混合気に着火する着火手段と、着火した火炎中に位置するフレームロッドと該フレームロッドとバーナヘッドとの間の炎電流を検知して着火及び火炎状態を検知する炎電流検知手段と、前記気化筒の温度を検知する気化筒温度センサと、前記炎電流検知手段や気化筒温度センサの検知信号を受けて、加熱ヒータ及び電磁ポンプ及び燃焼ファン及び着火手段を制御する制御手段とを備えたものに於いて、前記制御手段は、燃焼中に気化筒温度センサが検知する気化筒温度が高温の第1所定温度以上である場合には、燃焼ファンによる気化筒への燃焼用空気の供給量を一定量増加させると共に、気化筒温度が更に高温の第2所定温度以上に上昇する場合は、燃焼用空気の供給量を更に一定量増加させるものであり、但し、この制御中に炎電流が一定基準以下となった場合には、燃焼用空気の供給量を一定量ずつ段階的に低下させて、炎電流を一定基準に維持するように制御する事を特徴とした気化式石油燃焼装置。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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