JP2016205410A - 流量制御弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常の排出口と該排出口とは別経路で外部と連通する連通口とを1つの排出室に開口したときの流体の通流抵抗を抑制し得る流量制御弁を提供する。
【解決手段】通常の排出口として開口する第3排出口E3と、該第3排出口E3とは別経路を通じて開口し、フェールセーフバルブ20により開閉される連通口26と、が1つの空間である排出室27に開口するように構成された流量制御弁CVにおいて、排出室27における第3排出口E3と連通口26との間の少なくとも一部に隔壁28を設けた。
【選択図】図9

Description

本発明は、例えば自動車用冷却水の流量制御に供する流量制御弁に関する。
例えば自動車用冷却水の流量制御に適用される従来の流量制御弁としては、例えば以下の特許文献1に記載されたようなものが知られている。
この流量制御弁は、ラジエータやヒータ等の補機に対する冷却水の分配制御に供するもので、通常作動する正常モードの他に、当該流量制御弁が失陥した際にフェールセーフバルブを開弁作動させて冷却水のラジエータ側への通流を確保することでエンジンのオーバーヒート防止に供する短絡モードが設けられている。
そして、前記正常モードにおいてラジエータ側へ排出する排出口と前記短絡モードにおいてフェールセーフバルブを介して連通する連通口とは、それぞれ別室(別通路)として隔成され、それぞれの下流側に設けた集合通路において両者を合流させる構成となっている。
特開2010−528229号公報
しかしながら、前記排出口と前記連通口とを1つの排出室へと開口形成した場合には、前記排出口からの水流の一部が前記集合通路へと直接流出せず前記連通口側へと迂回することで当該水流にうねりが生じてしまい、このうねりが冷却水の通流抵抗となってしまう問題があった。
本発明はかかる技術的課題に鑑みて案出されたものであり、通常の排出口と該排出口とは別経路で外部と連通する連通口とを1つの排出室に開口したときの流体の通流抵抗を抑制し得る流量制御弁を提供することを目的としている。
本発明は、中空状の弁体収容部に設けられ流体の導入に供する導入口と、前記弁体収容部と径方向から連通して当該弁体収容部内の流体の排出に供する複数の排出口とを有するハウジングと、前記ハウジング内に回転可能に支持され、その回転位置に応じて前記各排出口との重合状態が変化する複数の開口部を有する弁体と、前記複数の排出口のうち特定の1つの排出口が開口する排出室と、前記特定の1つの排出口とは別経路を通じて前記排出室に開口する連通口を開閉する開閉弁と、前記排出室において、前記特定の1つの排出口と前記連通口との間の少なくとも一部に設けられた隔壁と、を備えたことを特徴としている。
この発明によれば、排出口からの流体の流れが隔壁によって整流される結果、排出口と連通口とを1つの排出室へと開口させたときの流体の通流抵抗を抑制することができる。
本発明に係る流量制御弁の自動車用冷却水の循環系への適用説明に供する冷却水回路図である。 本発明に係る流量制御弁の分解斜視図である。 図2に示す流量制御弁の平面図である。 図3のA−A線断面図である。 図3に示す流量制御弁の側面図である。 図5のB−B線断面図である。 図6に示すフェールセーフバルブの縦断面図であって、(a)は閉弁状態、(b)は開弁状態を示す図である。 図6のC−C線断面図である。 図5の部分断面図である。 図2に示す流量制御弁の縦断面図である。 図3に示す弁体の斜視図であって、(a)〜(d)はそれぞれ別の視点から見た状態を示す図である。 (a)は図11(a)のD方向から見た矢視図、(b)は図11(a)のE−E線断面図である。 本発明に係る流量制御弁の作動状態の説明する図であって、(a)は全ての排出口が非連通となる状態、(b)は第1排出口のみが連通した状態、(c)は第1、第2排出口が連通した状態、(d)は全ての排出口が連通した状態を示す弁体収容部の展開図である。 図8のF−F線断面図である。 従来の流量制御弁を表した図14に相当する要部断面図である。 本発明に係る隔壁の他例(第2実施形態)を示す流量制御弁の要部断面図である。
以下、本発明に係る流量制御弁の各実施形態を図面に基づき説明する。なお、下記の実施形態では、本発明に係る流量制御弁を従来と同様の自動車用冷却水(以下、単に「冷却水」と略称する。)の循環系に適用したものを例に説明する。
〔第1実施形態〕
図1〜図14は本発明に係る流量制御弁の第1実施形態を示し、まず、この流量制御弁CVが適用される冷却水の循環回路について説明すると、図1に示すように、当該流量制御弁CVは、エンジンEG(具体的には、図示外のシリンダヘッド)の側部に配置され、該エンジンEGと暖房熱交換器HT(EGRクーラEC)、オイルクーラOC及びラジエータRDとの間に配置されている。そして、ウォータポンプWPによって加圧され導入通路L0を通じて当該流量制御弁CVに導かれた冷却水が、第1〜第3配管L1〜L3を介して暖房熱交換器HT、オイルクーラOC及びラジエータRD側へとそれぞれ分配されると共に、その各流量が制御されるようになっている。なお、この際、前記暖房熱交換器HTへと導かれた冷却水については、EGRクーラECへと導かれた後、エンジンEG側へと還流されるようになっている。
また、前記流量制御弁CVには、前記導入通路L0をバイパスして冷却水をスロットルチャンバーTCへと直接導くバイパス通路BLが設けられ、該バイパス通路BLをもって、エンジンEG側から導かれた冷却水を常時スロットルチャンバーTCへと供給可能となっている。そして、該スロットルチャンバーTCに供給された冷却水は、前記暖房熱交換器HTと同様、EGRクーラECへと導かれて、該EGRクーラECを通じてエンジンEG側へと還流される。図1中における符号WTは水温センサを示している。
続いて、前記流量制御弁CVの具体的な構成について説明すると、この流量制御弁CVは、図2、図10に示すように、後述の弁体3及び電動モータ4を収容する第1ハウジング11と後述する減速機構5を収容する第2ハウジング12とからなるハウジング1と、第1ハウジング11と第2ハウジング12とを隔成する第1ハウジング11の端壁11bに挿通配置され、該端壁11bに保持される軸受B1によって回転可能に支持された回転軸2と、該回転軸2の一端部に固定され、第1ハウジング11内にて回転可能に収容されたほぼ円筒状の弁体3と、第1ハウジング11内にて弁体3と並列に配置され、弁体3の駆動制御に供する電動モータ4と、該電動モータ4のモータ出力軸4cと回転軸2との間に介装され、電動モータ4の回転速度を減速して伝達する減速機構5と、から主として構成されている。
前記第1ハウジング11は、アルミニウム合金材料によって鋳造されてなるもので、幅方向一端側に偏倚して弁体3を収容するほぼ筒状の弁体収容部13が軸方向一端側に向けて開口形成されると共に、該弁体収容部13に隣接するかたちで、幅方向他端側に偏倚して電動モータ4を収容するほぼ筒状のモータ収容部14が軸方向他端側に向けて開口形成され、前記弁体収容部13の一端側開口の外周域に延設される第1フランジ部11aを介して図示外のエンジンの側部に図示外のボルトによって取付固定されている。なお、かかる取付の際、第1ハウジング11の第1フランジ部11aと前記エンジン側部との間には環状のシール部材SL1が介装され、該シール部材SL1によって弁体収容部13内が液密に保持される構成となっている。
前記弁体収容部13は、前記一端側開口が図示外のエンジン内部と連通して該エンジン内部からの冷却水の導入に供する導入口10として構成され、該導入口10を通じて弁体3の内周側及び外周側にそれぞれ形成される内周側通路17及び外周側通路18に前記冷却水をそれぞれ導くようになっている。また、前記弁体収容部13の周壁には、所定の周方向位置に、前記第1〜第3配管L1〜L3(図1参照)と接続することで前記冷却水の排出に供するほぼ円筒状の複数の第1〜第3排出口E1〜E3が径方向に貫通形成されている。そして、この第1〜第3排出口E1〜E3のうち、暖房熱交換器HTと連通する中径状の第1排出口E1と、オイルクーラOCと連通する小径状の第2排出口E2とが弁体収容部13の軸方向において重合(径方向にほぼ対向)して配置されると共に、オイルクーラOCと連通する小径状の第2排出口E2と、ラジエータRDと連通する大径状の第3排出口E3と、が弁体収容部13の軸方向に並列に隣接して配置され、第1、第2排出口E1,E2が導入口10側に、第3排出口E3が端壁11b側に、それぞれ偏倚して設けられている。
ここで、前記第1〜第3排出口E1〜E3は、図3に示すように、それぞれ後述する第1〜第3排出管P1〜P3を介して前記第1〜第3配管L1〜L3(図1参照)に接続されるようになっている。すなわち、前記弁体収容部13の外周部には、後述する第1排出管P1を構成する第1アウトレットO1が径方向の一方側に、後述する第2、第3排出管P2,P3を構成する第2アウトレットO2が他方側に、それぞれ複数のボルトBT1でもって取付固定されている。なお、本発明に係るハウジングは、前記第1、第2アウトレットO1,O2及びハウジング1を含めた概念となっている。
前記第1アウトレットO1は、弁体収容部13の外周部であって第1排出口E1の外端側開口縁への取付固定に供するフランジO1aと、該フランジO1aの外側部に突出形成され、第1排出口E1から排出された冷却水を第1配管L1へと導く第1排出管P1と、が一体に成形されることによって構成されている。
前記第2アウトレットO2は、図3、図5に示すように、弁体収容部13の外周部であって第2、第3排出口E1,E2の外端側開口縁への取付固定に供するフランジO2aと、該フランジO2aの外側部にそれぞれ突出形成され、第2、第3排出口E2,E3から流出した冷却水を第2、第3配管L2,L3へと導く第2排出管P2及び第3排出管P3と、が一体に成形されることによって構成されている。
また、前記第1〜第3排出口E1〜E3の内周側には、該第1〜第3排出口E1〜E3を閉じる際に該各排出口E1〜E3と弁体3との間を液密にシールするシール手段が設けられている。このシール手段は、各排出口E1〜E3の内端側において進退移動可能に収容され、弁体3の外周面に摺接することで各排出口E1〜E3と弁体3との間をシールするほぼ円筒状の第1〜第3シール部材S1〜S3と、各排出口E1〜E3の外端側において各排出管P1〜P3の開口縁(第1排出管P1についてはリテーナ部材16)に着座させるかたちで該各排出管P1〜P3の開口縁と各シール部材S1〜S3の内側端面との間に所定の予圧をもって弾装され、該各シール部材S1〜S3を弁体3側へと付勢する第1〜第3コイルスプリングSP1〜SP3と、各排出口E1〜E3の内周面に切欠形成された凹部に収容されるかたちで各排出口E1〜E3の内周面と各シール部材S1〜S3の外周面との間に介装され、該各シール部材S1〜S3の外周面と摺接することで各排出口E1〜E3と各シール部材S1〜S3との間をシールする周知のOリングSL2と、から構成されている。
前記各シール部材S1〜S3は、弁体3側となる一端側の内周縁に、後述の第1〜第3シール摺接部D1〜D3と摺接するほぼ円錐テーパ状に形成された第1〜第3弁体摺接部S1a〜S3aが設けられている一方、他端側には、各コイルスプリングSP1〜SP3の一端側の着座に供する平坦状の第1〜第3着座面S1b〜S3bが形成されている。かかる構成から、前記各弁体摺接部S1a〜S3aについては、前記各シール摺接面D1〜D3に対して、厚さ幅方向(径方向)の中間部のみが摺接する、いわゆる線接触をもって摺接するようになっている。
また、前記弁体収容部13の他端側には、図5、図6に示すように、内端側が外周側通路18へと臨み、かつ外端側に第4排出管P4が接続されることで冷却水をスロットルチャンバーTCへと導く第4排出口E4が貫通形成され、これによって前記バイパス通路BL(図1参照)が構成されている。すなわち、かかる構成より、外周側通路18に導かれた冷却水を、後述する弁体3の回動位相にかかわらず常に第4排出管P4から排出させ、前記第4配管L4(図1参照)を介してスロットルチャンバーTCへ分配することが可能となっている。
さらに、前記第3排出口E3の側部には、図2、図6、図7に示すように、例えば電気系が失陥した時など弁体3が駆動不能となった非常時に弁体収容部13(外周側通路18)と第3排出口E3とを連通可能にするフェールセーフバルブ20が設けられていて、弁体3の不動状態であっても、ラジエータRDに対する冷却水の供給を確保することにより、エンジンEGのオーバーヒートを防ぐことが可能となっている。
前記フェールセーフバルブ20は、弁体収容部13の周壁に貫通形成された貫通孔11cに嵌挿され、内周側に外周側通路18と第3排出管P3(後述の排出室27)とを連通する流路としての連通口26を構成するほぼ筒状の流路構成部材であるバルブボディ21と、該バルブボディ21の内端側に収容され、冷却水温が所定温度を超えると内部に充填された図示外のワックスが膨張することでロッド22aが開弁方向へ進出するように構成されたサーモエレメント22と、該サーモエレメント22のロッド22aに固定され、前記連通口26の開閉に供する弁部材23と、該弁部材23と対向するかたちでバルブボディ21の外端部(後述するアーム部21bの支持片部21c)に支持されるほぼ円板状のリテーナ部材24と、該リテーナ部材24と弁部材23の間に所定の予圧をもって弾装され、弁部材23を閉弁方向へと付勢するコイルスプリング25と、から主として構成されている。
前記バルブボディ21は、ほぼ段差径状を呈し、前記サーモエレメント22の収容保持に供する小径状のボディ本体21aと、該ボディ本体21aの外端側における周方向所定位置に突設され、前記リテーナ部材24の支持に供する複数のアーム部21bと、を備える。そして、前記各アーム部21bの先端部には、ほぼ爪状に構成された支持片部21cが径方向内側へと曲折形成されていて、該各支持片部21cに前記リテーナ部材24が支持される構成となっている。
前記弁部材23は、前記サーモエレメント22のロッド22aとの固定に供する芯金23aと、該芯金23aの外周縁部を覆うように設けられ、閉弁時におけるバルブボディ21との密着性の向上に供するゴム製の被覆23bと、を備える。そして、この弁部材23の被覆23bがボディ本体21aの外端開口縁に離着座することで、前記連通口26が開閉されるようになっている。
このようにして、通常状態(冷却水温が所定温度未満)では、コイルスプリング25の付勢力でもって弁部材23の被覆23bが連通口26の外側孔縁に圧接することにより閉弁状態が維持される。一方、高温状態(冷却水温が所定温度以上)になると、前記サーモエレメント22内のワックスが膨張して前記コイルスプリング25の付勢力に抗してロッド22aと共に弁部材23が外端側へと後退移動することにより開弁され、図示外の流入孔と前記連通口26とが連通することとなって、外周側通路18に導かれた冷却水が第3排出管P3より排出され、前記第3配管L3(図1参照)を通じてラジエータRDへと供給されることとなる。
なお、かかる温度上昇のほか、冷却水の圧力が所定圧力を超えた場合にも、弁部材23がコイルスプリング25の付勢力に抗して押し退けられることで、前記図示外の流入孔と連通口26とが連通して、これによって流量制御弁CVの内部圧力が減少する結果、該流量制御弁CVの故障を回避することが可能となっている。
ここで、前記フェールセーフバルブ20により開閉される連通口26と第3排出口E3とは、図6、図8に示すように、共に前記第2アウトレットO2における第3排出管P3の内端側に一体に形成された1つの空間である排出室27に開口する構成となっている。すなわち、前記連通口26から流出した冷却水と前記第3排出管P3から排出された冷却水とは前記排出室27で合流した後、該排出室27から第3排出管P3を通じて第3配管L3(図1参照)へと流出する構成となっている。
なお、この際、前記第2アウトレットO2において、前記第3排出管P3は、図9に示すように、第3排出口E3側に偏倚した位置で前記排出室27と接続するように構成され、第3排出口E3から排出された冷却水がより円滑に第3排出管P3へ流出するようになっている。
また、前記排出室27には、図8、図9に示すように、前記第3排出口E3と前記連通口26との間に、その少なくとも一部を隔成する隔壁28が設けられている。この隔壁28は、第2アウトレットO2に一体成形されたもので、第3排出口E3と連通口26との間を横切るように、かつ、第3排出管P3の延出方向に沿って配置され、第3排出口E3から排出された冷却水を第3排出管P3へと導くことが可能となっている。
なお、前記隔壁28の配置としては、第3排出口E3から排出された冷却水の水流の抵抗が比較的小さくなる位置に設けることが望ましい。このように、抵抗が比較的小さい領域における水流を隔壁28によって整流させることで、かかる領域における水流をより円滑なものとすることができ、当該水流の整流効果を効果的に高められるメリットがある。
さらに、前記排出室27における第3排出口E3と連通口26の間であって前記隔壁28の及ばない範囲については、フェールセーフバルブ20のアーム部21bが配置され、該アーム部21bによっても、前記第3排出口E3と連通口26の間が隔成されるようになっている。換言すれば、前記アーム部21bによっても、本発明に係る隔壁の一部が構成されている。
前記第2ハウジング12は、図2、図10に示すように、第1ハウジング11と対向する一端側が弁体収容部13とモータ収容部14とに跨って該両収容部13,14を覆うように開口する凹状に形成され、該一端側開口の外周域に延設される第2フランジ部12aを介して第1ハウジング11の他端側に複数のボルトBT2によって固定されることで、該第1ハウジング11の他端側との間に、減速機構5を収容する減速機構収容部15が形成されている。なお、前記第1、第2ハウジング11,12の接合に際しては、該接合面間に環状のシール部材SL3が介装されることによって、減速機構収容部15内が液密に保持されている。
前記回転軸2は、弁体収容部13の他端壁に相当する前記端壁11bに貫通形成された軸挿通孔11d内に収容配置される前記軸受B1によって回転可能に支持され、軸方向の一端部には弁体3が、他端部には後述する第2斜歯歯車HG2がそれぞれ一体回転可能に固定される。なお、この回転軸2の外周面と軸挿通孔11dの内端側開口縁との間には環状のシール部材SL4が介装されていて、該シール部材SL4によって、前記軸挿通孔11dと回転軸2との間の径方向隙間を通じた弁体収容部13側から減速機構収容部15への冷却水の流入が抑止されている。
前記弁体3は、所定の合成樹脂材料により一体に型成形され、図4、図11、図12に示すように、軸方向一端側が、第1ハウジング11の導入口10より導かれる冷却水の内周側通路17への流入に供する流入口3aとして開口形成される。一方、他端側は端壁3bによって閉塞されると共に、該端壁3bには、内周側通路17と外周側通路18とを連通可能にするほぼ円弧状の複数の連通口3cが周方向に沿って切欠形成されている。そして、この弁体3の軸心に相当する前記端壁3bの中央部には、前記回転軸2への取付に供するほぼ筒状の軸固定部3dが軸方向に沿って延設され、該軸固定部3dの内周側には、金属製のインサート部材3eが一体に成形されることで、該インサート部材3eを介して回転軸2に圧入固定されるようになっている。
また、前記弁体3は、各シール部材S1〜S3と摺接することにより閉弁時のシール作用に供するほぼ球面状のシール摺接部(後述する第1〜第3シール摺接部D1〜D3)が軸方向に直列に連接されてなる団子形状に構成され、周方向約180°の所定の角度範囲内で回動することにより前記各排出口E1〜E3の開閉が行われるようになっている。なお、当該回動に際し、この弁体3は、一端部に大径状に拡径形成された軸受部3gを介して、導入口10の内周側に嵌着保持される軸受B2により回転支持されている。
ここで、前記弁体3は、前記各シール摺接部D1〜D3の形成にあたって、一端側の第1軸方向領域X1と、他端側の第2軸方向領域X2、2つの軸方向領域に大別される。なお、この第1、第2軸方向領域X1,X2は、弁体3の軸方向ほぼ中間位置を境にほぼ均等に形成されている。そして、このいずれの軸方向領域X1,X2においても、少なくとも後述する第1〜第3開口部M1〜M3の孔縁が縦断面ほぼ球面状、すなわちほぼ同一の曲率を有する曲面状に形成されると共に、該曲率が弁体3の回転半径と同一となるように構成されている。
前記第1軸方向領域X1は、図12(b)に示すように、ほぼ半周に亘って設けられ、第1シール部材S1と摺接する第1シール摺接部D1と、残余のほぼ半周に亘って設けられ、第2シール部材S2と摺接する第2シール摺接部D2と、で構成される。そして、前記第1シール摺接部D1には、第1排出口E1とほぼ過不足なく重合する軸方向幅に設定された長孔形状の第1開口部M1が、周方向に沿って設けられている。同様に、前記第2シール摺接部D2には、第2排出口E2とほぼ過不足なく重合する軸方向幅に設定された長孔形状の第2開口部M2が、周方向に沿って設けられている。
ここで、本実施形態では、上述のように前記第1開口部M1と前記第2開口部M2とが前記第1軸方向領域X1における異なる周方向位置に弁体3の回転軸方向において重合するように設けられていることで、弁体3の軸方向の小型化が図られている。
前記第2軸方向領域X2は、図12(a)に示すように、半周以上に亘って設けられ、第3シール部材S3と摺接する第3シール摺接部D3と、残余の周方向領域に亘って設けられ、第3排出口E3とは対向せず前記第3シール部材S3によるシール作用に供しない非シール摺接部D4と、で構成される。そして、前記第3シール摺接部D3には、第3排出口E3とほぼ過不足なく重合する軸方向幅に設定された長孔形状の第3開口部M3が、周方向に沿って設けられている。
また、前記非シール摺接部D4には、平面視ほぼ矩形状の補助吸入口M4が、周方向に沿って設けられている。なお、この補助吸入口M4は、外周側通路18を流れる冷却水の内周側通路17への導入に供するもので、前記流入口3aに加えて当該補助吸入口M4によっても冷却水の内周側通路17への導入を可能とし、より多くの冷却水を内周側通路17内へと取り込んで各排出口E1〜E3から排出させることにより、冷却水の導入抵抗の低減化が図られている。加えて、この非シール摺接部D4はいわゆる不使用領域であることから、ほぼ球面状に形成される前記第1〜第3シール摺接部D1〜D3とは異なり、非球面状となる平坦状に形成され、これによって、弁体3の軽量化及び該弁体3を構成する材料の歩留まりの低減が図られている。
以上のようにして設けられる前記第1〜第3開口部M1〜M3の各形状及び周方向位置については、弁体3の回動に伴って図13に示した後述する第1〜第4状態の順に前記第1〜第3排出口E1〜E3との連通状態が切り替わるように設定されている。
また、前記弁体3の他端部における第3シール摺接部D3には、該弁体3の回動規制に供する1対の当接部3f,3fが設けられている。この当接部3f,3fは、図11、図12に示すように、前記弁体収容部13の他端側周壁に突設される回転規制部11eと当接可能に設けられ、該回転規制部11eと当接することで弁体3の回動範囲が前記所定角度範囲内に規制されるようになっている。なお、この当接部3f,3fは、前記弁体3の構成に伴い必然的に設けられるものであるから、該当接部3f,3fを利用することによって、前記回動規制用のストッパを別途設ける必要がなく、流量制御弁CVのコスト低減等に供される。
前記電動モータ4は、図2、図10に示すように、モータ本体4aが第1ハウジング11のモータ収容部14内に収容された状態でモータ本体4aの基端部に設けられたフランジ部4bを介して当該モータ収容部14の開口縁部に複数のボルトBT3によって取付固定され、モータ出力軸4cがモータ収容部14の一端側開口を通じて第2ハウジング12の減速機構収容部15内へと臨んでいる。なお、この電動モータ4は、車載の電子コントローラ(図示外)により駆動制御され、車両運転状態に応じて弁体3を回動制御することにより、前記ラジエータRD等に対する冷却水の適切な分配が実現される。
前記減速機構5は、2つのウォームギヤにより構成された駆動機構であって、モータ出力軸4cと連係し、電動モータ4の回転を減速する第1ウォームギヤG1と、該第1ウォームギヤG1に接続され、この第1ウォームギヤG1を介して伝達される電動モータ4の回転をさらに減速して回転軸2に伝達する第2ウォームギヤG2と、から構成され、前記第2ウォームギヤG2は、前記第1ウォームギヤG1に対しほぼ直交するかたちで配置されている。
前記第1ウォームギヤG1は、モータ出力軸4cの外周に一体的に設けられ、該モータ出力軸4cと一体回転する第1ねじ歯車WG1と、モータ回転軸4cとほぼ平行に前記第1ねじ歯車WG1と直交するかたちで設けられる回転軸19の一端側外周に一体的に設けられ、前記第1ねじ歯車WG1と噛合することにより該第1ねじ歯車WG1の回転を減速して出力する第1斜歯歯車HG1と、で構成されている。そして、この第1ウォームギヤG1は、前記第1ねじ歯車WG1が1条ねじによって構成されると共に、前記第1斜歯歯車HG1が14歯でもって構成されていて、減速比が1/14に設定されている。
前記第2ウォームギヤG2は、前記回転軸19の他端側外周に一体的に設けられ、前記第1斜歯歯車HG1と一体回転する第2ねじ歯車WG2と、該第2ねじ歯車WG2と直交するかたちで配置される回転軸2の他端側外周に一体回転可能に固定され、前記第2ねじ歯車WG2と噛合することで該第2ねじ歯車WG2の回転を減速して出力する第2斜歯歯車HG2と、で構成されている。そして、この第2ウォームギヤG2も、前記第1ウォームギヤG1と同様に、前記第2ねじ歯車WG2が1条ねじによって構成されると共に、前記第2斜歯歯車HG2が14歯でもって構成されていて、減速比が1/14に設定されている。
以下、前記流量制御弁CVの具体的な作動状態について、図13に基づいて説明する。なお、当該説明にあたって、図13では、弁体3の第1〜第3開口部M1〜M3については破線で示す一方、第1ハウジング11の第1〜第3排出口E1〜E3についてはハッチングを施して表示し、これら両者E1〜E3,M1〜M3が重合し連通した状態を塗り潰して表示することによって、便宜上、前記各排出口E1〜E3と前記各開口部M1〜M3の相対的な識別を図るものとする。
すなわち、前記流量制御弁CVは、車両の運転状態に基づいて演算及び出力される前記図示外の電子コントローラからの制御電流によって電動モータ4が駆動制御されることにより、前記車両運転状態に応じて前記排出口E1〜E3と前記各開口部M1〜M3との相対関係が以下の状態となるように、弁体3の回転位置(位相)が制御されることとなる。
図13(a)に示す第1状態では、第1〜第3開口部M1〜M3のいずれもが前記各排出口E1〜E3に対して非連通状態となる。これにより、当該第1状態では、暖房熱交換器HT、オイルクーラOC及びラジエータRDのいずれに対しても冷却水が供給されないこととなる。
前記第1状態の後、図13(b)に示す第2状態では、第1開口部M1のみが連通状態となり、第2、第3開口部M2,M3については非連通状態となる。これにより、当該第2状態では、かかる連通状態に基づいて、第1排出口E1から第1配管L1を通じて暖房熱交換器HTに対してのみ冷却水が供給され、第1排出口E1と第1開口部M1との重合量に基づいてその供給量が変化することとなる。
前記第2状態の後、図13(c)に示す第3状態では、第3開口部M3のみが非連通状態となり、第1、第2開口部M1,M2については連通状態となる。これにより、当該第3状態では、かかる連通状態に基づいて、第1、第2排出口E1,E2から第1、第2配管L1,L2を通じてそれぞれ暖房熱交換器HT及びオイルクーラOCに対して冷却水が供給され、第1、第2排出口E1〜E2と第1、第2開口部M1〜M2との重合量に基づいてその供給量が変化することとなる。
前記第3状態の後、図13(d)に示す第4状態では、第1〜第3開口部M1〜M3のいずれもが前記各排出口E1〜E3に対して連通状態となる。これにより、かかる第4状態では、暖房熱交換器HT、オイルクーラOC及びラジエータRDのいずれに対しても冷却水が供給され、第1〜第3排出口E1〜E3と第1〜第3開口部M1〜M3との重合量に基づいてその供給量が変化することとなる。
以下、本実施形態に係る前記流量制御弁CVの特徴的な作用効果について、図9、図14、図15に基づいて説明する。なお、図9は第3排出管P3及びフェールセーフバルブ20から排出された冷却水の流れの状態を示す流量制御弁CVの部分断面図、図14は図8のF−F線断面図、図15は隔壁を設けていない従来の流量制御弁を示した図14に相当する断面図である。なお、各図において、実線矢印は第3排出口E3又は連通口26側から第3排出管P3側へと流出する冷却水の流れを、破線矢印は第3排出口E3側から連通口26側へと流入する冷却水の流れを、それぞれ示している。
すなわち、前記従来の流量制御弁100では、例えば図15に示すように、ラジエータ側へと通ずる通常の流出口としての排出口101とフェールセーフバルブ110により開閉する連通口111とを1つの空間である排出室102へと開口させた場合、前記排出口101と前記連通口111の間にはこれらを隔成するものが一切配置されていないため、前記通常状態において、図15中に破線矢印で示したように、前記排出口101から排出室102へと流入した冷却水の一部が排出室102内へと流れ込んでしまう。これにより、前記排出口101から排出された冷却水の流れにうねりが生じ、このうねりが冷却水の流れの抵抗となる結果、流量制御弁100の省エネ性が低下してしまうおそれがあった。
これに対して、前記流量制御弁CVでは、図14に示すように、第3排出口E3と連通口26との間に隔壁28を設けたことで、この隔壁28によって、第3排出口E3から排出された冷却水の連通口26側への流入を抑制し、当該第3排出口E3から排出された冷却水を第3排出管P3側へと円滑に導くことができる。
このように、本実施形態に係る流量制御弁CVによれば、第3排出口E3から排出された冷却水の流れが前記隔壁28によって整流される結果、第3排出口E3と連通口26とを1つの排出室27へと開口させたときの冷却水の通流抵抗を抑制することができる。
しかも、この際、前記隔壁28を、第3排出口E3と連通口26との間を横切る方向に沿って配置したことから、前記整流に供する隔壁28の有効幅寸法を増大させることが可能となって、該隔壁28の整流効果を向上させることができる。
さらに、前記第3排出管P3を、第3排出口E3側に偏倚した位置で排出室27と接続するように構成し、前記隔壁28を、前記第3排出管P3との接続部から該第3排出管P3の延出方向に沿って配置したことから、第3排出口E3から排出された冷却水がよりスムーズに第3排出管P3へと流出可能となり、該冷却水の通流抵抗をより効果的に抑制することができる。
加えて、本実施形態では、前記隔壁28が及ばない領域においてもフェールセーフバルブ20のアーム部21bを配置することによって該アーム部21bを前記隔壁28として利用する構成としたことから(図8、図9参照)、前記隔壁28を別途拡張することなく、前記フェールセーフバルブ20の既存の構成を利用して前記隔壁28による整流効果を容易に高めることができるメリットがある。
また、前記隔壁28の形成に際しても、該隔壁28を第2アウトレットO2と一体成形したことによって、該隔壁28を容易に形成することが可能となり、流量制御弁CVの製造コストの増大化を抑制することもできる。
〔第2実施形態〕
図16は、本発明に係る流量制御弁の第2実施形態を示したものであって、前記第1実施形態に係る隔壁28の構成を変更したものである。
すなわち、本実施形態では、前記第1実施形態に係る隔壁28を削除して、前記フェールセーフバルブ20のアーム部21bのみでもって前記隔壁28に相当する隔壁が構成されている。
本実施形態によっても、前記アーム部21bによって第3排出口E3から排出された冷却水を第3排出管P3へと導くことができ、前記第1実施形態と同様の作用効果が奏せられる。
さらに、本実施形態の場合には、前記フェールセーフバルブ20の既存の構成である前記アーム部21bのみで前記隔壁28を構成したことから、該隔壁28を別途配置する必要がなく、流量制御弁CVの製造コストの増大化を伴うことなく、前記冷却水の整流効果を実現することができる。
本発明は前記各実施形態に係る構成に限定されるものではなく、例えば第1〜第3排出口E1〜E3の大きさや第1〜第3開口部M1〜M3の形状、数量及び配置(周方向位置)等は勿論、前記隔壁28の長さや位置、前記フェールセーフバルブ20の具体的構成、前記排出室27に接続する排出管(前記第3排出管P3)の延出方向など、前記本発明の作用効果を奏し得る形態であれば、仕様等に応じて自由に変更することができる。
特に、前記隔壁28については、前記第1実施形態のように前記第2アウトレットO2と一体成形する態様のみならず、例えば第1ハウジング11の前記第2アウトレットO2との接合面に立設するなど、任意に変更可能である。
さらに、前記隔壁28については、そもそも本発明に係るハウジングと一体に成形したり、本発明に係る開閉弁に設けるだけでなく、かかる構成(ハウジングや開閉弁)とは別体の部材等によって構成することができる。
また、前記各実施形態では、前記流量制御弁CVの適用の一例として、冷却水の循環系への適用を例示したが、当該流量制御弁CVは、冷却水のみならず、例えば潤滑油など様々な流体について適用可能であることは言うまでもない。
3…弁体
10…導入口
11,12…第1、第2ハウジング(ハウジング)
13…弁体収容部
20…フェールセーフバルブ(開閉弁)
26…連通口
27…排出室
28…隔壁
E1〜E3…第1〜第3排出口(排出口)
M1〜M3…第1〜第3開口部(開口部)
O1,O2…第1、第2アウトレット(ハウジング)

Claims (7)

  1. 中空状の弁体収容部に設けられ流体の導入に供する導入口と、前記弁体収容部と径方向から連通して当該弁体収容部内の流体の排出に供する複数の排出口とを有するハウジングと、
    前記ハウジング内に回転可能に支持され、その回転位置に応じて前記各排出口との重合状態が変化する複数の開口部を有する弁体と、
    前記複数の排出口のうち特定の1つの排出口が開口する排出室と、
    前記特定の1つの排出口とは別経路を通じて前記排出室に開口する連通口を開閉する開閉弁と、
    前記排出室において、前記特定の1つの排出口と前記連通口との間の少なくとも一部に設けられた隔壁と、
    を備えたことを特徴とする流量制御弁。
  2. 前記隔壁は、前記特定の1つの排出口と前記連通口との間を横切る方向に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の流量制御弁。
  3. 前記排出室は、前記特定の1つの排出口側において前記流体の排出に供する配管と接続され、
    前記隔壁は、前記配管との接続部から該配管の延出方向に沿って配置されていることを特徴とする請求項2に記載の流量制御弁。
  4. 前記隔壁は、前記ハウジングと一体成形されていることを特徴とする請求項1に記載の流量制御弁。
  5. 前記隔壁は、前記開閉弁に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の流量制御弁。
  6. 中空状の弁体収容部に設けられ流体の導入に供する導入口と、前記弁体収容部と径方向から連通して当該弁体収容部内の流体の排出に供する複数の排出口とを有するハウジングと、
    前記ハウジング内に回転可能に支持され、その回転位置に応じて前記各排出口との重合状態が変化する複数の開口部を有する弁体と、
    前記複数の排出口のうち特定の1つの排出口が開口する排出室と、
    前記特定の1つの排出口とは別経路を通じて前記排出室に開口する連通口を開閉する開閉弁と、
    前記排出室に設けられ、前記特定の1つの排出口から排出される流体を、該流体の排出先に通じる方向へと導く隔壁と、
    を備えたことを特徴とする流量制御弁。
  7. 前記隔壁は、前記特定の1つの排出口と前記連通口との間を横切る方向に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の流量制御弁。
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