JP2016205333A - 内燃機関の潤滑装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】可変容量型オイルポンプを用いることなく、オイルポンプの駆動損失を低減する。【解決手段】内燃機関2によって駆動され、潤滑オイルを吸い込んで吐出するオイルポンプ5と、オイルポンプ5の吐出側のオイル通路10に設けられ、オイルポンプ5から吐出される潤滑オイルの油圧が所定の閾値以上になると開弁して潤滑オイルを排出するリリーフバルブ6と、オイルポンプ5の吸込側のオイル通路に設けられ、リリーフバルブ6の開弁方向の動作量が増大するにつれ、より閉弁側に動作するスロットルバルブ7とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関によって駆動されるオイルポンプを備えた内燃機関の潤滑装置に関する。
内燃機関に用いられるオイルポンプは、ロータの回転により吸入ポートから吸い込んだオイルを加圧して吐出ポートから吐出している。ここで、通常の内燃機関のオイルポンプは、クランクシャフトの動力を得て駆動されるため、吐出量はエンジン回転数に比例する。
そのため、従来より内燃機関の潤滑装置では、オイルポンプからの吐出油圧が所定の閾値以上になるとリリーフバルブが開弁して、吐出油圧を調圧できるようにしている。
特開2002−235518号公報
しかしながら、上記のリリーフバルブが開弁した場合でも、オイルポンプではオイルを既に加圧しているのでオイルポンプの仕事量は変わらない。即ち、オイルポンプの駆動損失は減らない。
一方、近年は、オイルポンプの吐出量自体を変化させることにより、吐出油圧を調圧することができる可変容量型オイルポンプが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、可変容量型オイルポンプは構造が複雑であるので、部品点数および生産コストが増大してしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、可変容量型オイルポンプを用いることなく、オイルポンプの駆動損失を低減することができる内燃機関の潤滑装置を提供することを目的とする。
本発明に係る内燃機関の潤滑装置は、内燃機関によって駆動され、潤滑オイルを吸い込んで吐出するオイルポンプと、前記オイルポンプの吐出側のオイル通路に設けられ、前記オイルポンプから吐出される潤滑オイルの油圧が所定の閾値以上になると開弁して潤滑オイルを排出するリリーフバルブと、前記オイルポンプの吸込側のオイル通路に設けられ、前記リリーフバルブの開弁方向の動作量が増大するにつれ、より閉弁側に動作するスロットルバルブと、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る内燃機関の潤滑装置は、前記リリーフバルブと前記スロットルバルブとの間に介設され、前記リリーフバルブの開弁方向の動作量が増大するにつれ、前記スロットルバルブをより閉弁側に動作させる連結機構を更に備える。
また、本発明に係る内燃機関の潤滑装置は、前記リリーフバルブの開弁方向の動作量を検出する動作量検出装置を備え、前記スロットルバルブは、前記動作量検出装置によって検出された検出動作量に応じて開度が制御される電磁制御弁からなる。
本発明に係る内燃機関の潤滑装置では、可変容量型オイルポンプを用いることなく、オイルポンプの駆動損失を低減することができるという優れた効果を発揮する。
本発明における内燃機関の潤滑装置全体を表す概略図である。 本発明の第1実施形態に係る内燃機関の潤滑装置の断面図である。 図2のスロットルバルブの断面図である。 本発明の第1実施形態に係る内燃機関の潤滑装置のリリーフバルブとスロットルバルブの動作タイミングと開度を表す図である。 (a)は、従来のポンプ圧力とエンジン回転速度の関係を表す概念図であり、(b)は、本発明の第1実施形態に係る内燃機関の潤滑装置のポンプ圧力とエンジン回転速度の関係を表す概念図である。 本発明の第2実施形態に係る内燃機関の潤滑装置を表す図である。 図2の電磁制御弁の断面図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施形態に係る内燃機関の潤滑装置を説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る内燃機関の潤滑装置について、図1〜5に基づいて説明する。
図1は、本発明の第一実施形態における内燃機関の潤滑装置1の全体を表す概略図である。
図1に示すように、内燃機関2は、シリンダヘッド2aとシリンダブロック2bと、クランクケース2cとを含む。クランクケース2cの内部には、回転自在に支持されたクランクシャフト3が設けられ、また、クランクケース2cの下部には、潤滑オイルが貯留されるオイルパン4が設けられる。
オイルポンプ5は、オイル通路10の途中に設けられ、オイルパン4に貯留されたオイルを吸い上げると共に、内燃機関2の被潤滑部材に対して潤滑オイルを供給するポンプである。このオイルポンプ5は、内燃機関の運転中、クランクシャフト3の回転によって駆動される。
リリーフバルブ6は、オイルポンプ5の吐出側のオイル通路10(以下、吐出側通路10aと称する)に接続して設けられ、吐出側通路10aの油圧が所定の閾値以上になるとオイルパン4へ潤滑オイルを排出する逃がし弁である。
スロットルバルブ7は、オイルポンプ5の吸い込み側のオイル通路10(以下、吸込側通路10bと称する)に設けられ、オイルポンプ5へ吸い込まれる油量を調整する流量制御弁(絞り弁)である。
連結機構8は、リリーフバルブ6とスロットルバルブ7との間に介設され、リリーフバルブ6の開弁方向の動作量が増大するにつれ、スロットルバルブ7をより閉弁側に動作させるための機構である。
図2は、本実施形態における内燃機関の潤滑装置1の断面図である。
図2に示すように、オイルポンプ5は、クランクシャフト3に取り付けられたインナーロータ5aと、その外周に設けられたアウターロータ5bと、潤滑オイルを吸い込む吸入ポート5cと、潤滑オイルを吐出する吐出ポート5dとを備える。但し、インナーロータ5aは、ギヤ(不図示)を介してクランクシャフト3に連結されてもよい。
より詳しくは、インナーロータ5aはアウターロータ5bの軸心に対して偏心して配置され、インナーロータ5aの外周面に形成されたトロコイド曲線からなる複数(例えば、9個)の外歯と、アウターロータ5bの内周面に形成されたトロコイド曲線からなる複数(例えば、10個)の内歯が噛み合うことで、大きさの異なる複数の小室5eが形成される。クランクシャフト3の回転によってロータ5a,5bが回転すると、小室5eの容積が変化して潤滑オイルが加圧され、吐出ポート5dから吐出される。
リリーフバルブ6は、吐出側通路10aに連通する開口部16aを備えた有底筒状のバルブケース6aと、バルブケース6aの内部で摺動するバルブ本体6bと、バルブケース6aとバルブ本体6bに取り付けられ、バルブ本体6bを閉方向に付勢するスプリング6cとを有する。
より詳しくは、バルブケース6aには、開口部16aに弁座16bが形成され、また、開口部16aとケース底部16cの間に排出孔16dが形成される。バルブ本体6bは、開口部16a側に潤滑オイルの油圧を受け止める受圧部16eが形成された有底筒状の弁体である。
図2において、受圧部16eは、スプリング6cの付勢力によって弁座16bに当接しており、排出孔16dは、バルブ本体6bによって閉じられた状態である。この状態から、吐出側通路10aの潤滑オイルの油圧が高くなるに連れて、スプリング6cの付勢力に反してバルブ本体6bが摺動していく。この油圧が所定の閾値以上になると、受圧部16eが排出孔16dの位置を通過して、バルブ本体6bが排出孔16dを開いて、開口部16aと排出孔16dが連通する仕組みである(図4(a)を参照)。
受圧部16e(特に、その裏面部)には、後述する連結機構8を構成するロッド8aの一端が回転自在に取り付ける。このロッド8aの他端は、バルブケース6aの底部16cに形成された挿通孔16gからバルブケース6aの外へ突出する。
スロットルバルブ7は、図2に示すように、吸込側通路10bに取り付けられたスロットルシャフト7aと、スロットルシャフト7aにネジ等で取り付けられた回転弁体7bとを備えるバタフライ弁である。
より詳しくは、図3に示すように、スロットルシャフト7aは、吸込側通路10bの壁面10dに形成された軸受孔11に回転自在に軸支される。また、スロットルシャフト7aの外周面7cと軸受孔11の内周面11aとの間には、円筒形状のブッシュ11bが設けられている。スロットルシャフト7aの両端部はブッシュ11bから突出しており、ブッシュ11bの軸線方向の両端には、円筒形状のオイルシール11cがそれぞれ設けられている。更に、各オイルシール11cの軸線方向の外側には、スロットルシャフト7aの軸線方向の位置を固定するストッパ11dがそれぞれ設けられている。
連結機構8は、図2に示すように、リリーフバルブ6のバルブ本体6bに取り付けられたロッド8aと、第1リンク部材8bと、第2リンク部材8cとを備える。
より詳しくは、ロッド8aは、一端にロッド接続軸部17aが形成され、バルブ本体6bのロッド接続輪部16fに回転可能に挿入されて接続される。この接続部分は、クリップやEリング等の抜け防止部材17bによって、ロッド接続軸部17aがロッド接続輪部16fから抜けないように抜け止めされる。
第1リンク部材8bは、一端にロッド8aの他端が固定され、他端にジョイント輪部18aが形成される。第2リンク部材8cは、一端にジョイント軸部19aが形成され、ジョイント輪部18aに回転可能に挿入されて接続される。この接続部分は、クリップやEリング等の抜け防止部材19bによって、ジョイント軸部19aがジョイント輪部18aから抜けないように抜け止めされる。一方、第2リンク部材8bの他端には、シャフト固定輪部19cが形成され、シャフト固定輪部19cには、スロットルシャフト7aの端部が挿入されて接続される。この接続部分は、ナット等の固定部材19dによって回転不能に固定される。
以上の連結機構8によれば、バルブ本体6bがスプリング6cの付勢力に反して開弁方向に摺動すると、図2の点線で示すように、ロッド8aは、ロッド接続軸部17aの中心軸周りに旋回しながら第1リンク部材8bを押し下げる。これにより、第2リンク部材8cがスロットルシャフト7aの中心軸周りに旋回されるので、第2リンク部材8cがスロットルシャフト7a及び回転弁体7bを回動させ、スロットルバルブ7にて所定の回動動作がなされる。
なお、ロッド8aは、一端をバルブ本体6bの受圧部16eに直接固定すると共に、他端を第1リンク部材8bと回転可能に接続して構成されてもよい。その場合、ロッドの他端と第1リンク部材8bには、回転可能に接続される軸部と輪部が形成される。
本実施形態に係る内燃機関の潤滑装置1においては、スロットルバルブ7の回動動作が図4に示すようなタイミングで所定の開度となるように構成される。
図4では、リリーフバルブ6のバルブ本体6bの位置の変化と、それに対応するスロットルバルブ7の角度の変化を表している。ここで、(1)〜(3)の同一符号は同一タイミングであることを示す。
ここでは、先ず、バルブ本体6bが弁座16bに当接された(1)の状態で、スロットルバルブ7を全開(角度0度)とする。次に、バルブケース6aの排出孔16dが開き始める(2)の状態で、スロットルバルブ7は第1角度θ1(例えば、角度30度)まで閉じられる。また、排出孔16dが完全に開いた(3)の状態では、スロットルバルブ7は第2角度θ2(例えば、角度60度)まで閉じられる。
このように、スロットルバルブ7が第2角度θ2(例えば、角度60度)まで閉じられると、吸込側通路10bの潤滑オイルの流量が半分程度に減少する。これにより、オイルポンプ5の吐出圧も半減するので、図5に示すような効果が得られる。
図5(a)は、吸込側通路10bにスロットルバルブ7を有しない従来の潤滑装置におけるポンプ圧力とエンジン回転速度の関係を表す概念図である。一方、図5(b)は、本発明の第1実施形態に係る内燃機関の潤滑装置1におけるポンプ圧力とエンジン回転速度の関係を表す概念図である。これらの図中、実線Aは、ポンプ吐出圧(図2の位置Aの油圧)を表し、実線Bは内燃機関2の被潤滑部材に対する供給圧(図2の位置Bの油圧)を表す。
図5(a)(b)において、エンジン回転速度が低回転であるときは、いずれも吐出圧と供給圧が同じようにエンジン回転速度に比例して上昇している。これは、エンジン回転速度が低く、従ってポンプ吐出圧が低いため、リリーフバルブによる開弁動作がなされていないことを示す。
一方、図5(a)において、エンジン回転速度が高くなり、ポンプ吐出圧が上昇して、リリーフバルブが開弁する所定の閾値に達した時点(例えば、図中のP点)からは、エンジン回転速度が高くなるにつれて、リリーフバルブから排出される流量が増加されるため、実線Bで示すように供給圧の上昇度合いが低下する。例えば、エンジン回転速度が2800[rpm]であるときには、実線Aで示す吐出圧が800[kpa]であるのに対して、実線Bで示す供給圧は400[kpa]となる。
しかしながら、図5(a)の実線Aで示すように、リリーフバルブが開弁した場合でも、オイルポンプでは既に潤滑オイルを加圧しているので、吐出圧はエンジン回転速度に比例して上昇し、ポンプ仕事量も増大する。即ち、図5(a)中の斜線で示す吐出圧と供給圧の差は、オイルポンプの無駄な仕事量に相当し、これがオイルポンプの駆動損失となる。
これに対して、図5(b)においては、エンジン回転速度がP点よりも高くなると、リリーフバルブ6の開弁方向の動作量が増大するにつれ、オイルポンプ5へのオイル吸込量が減少されるため、実線Aで示すポンプ吐出圧の上昇度合いが減少する。例えば、エンジン回転速度が2800[rpm]であるときには、実線Bで示す供給圧が400[kpa]であるのに対して、実線Aで示すポンプ吐出圧も同じような圧力になる。
従って、本実施形態に係る内燃機関の潤滑装置1によれば、5図(b)中の斜線で示す無駄な仕事量が従来の潤滑装置よりも削減され、オイルポンプの駆動損失が低減されることになる。
以上、本実施形態に係る内燃機関の潤滑装置1によれば、リリーフバルブ6とスロットルバルブ7との間に介設された連結機構8により、リリーフバルブ6の開弁方向の動作量が増大するにつれ、スロットルバルブ7をより閉弁側に動作させて、オイルポンプ5に吸い込まれる潤滑オイルの流量を減少させることにより、可変容量型オイルポンプを用いることなく、オイルポンプ5の駆動損失を低減することができる。
また、これにより、内燃機関の燃費が向上されると共に、部品点数および生産コストの抑制が実現される。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係る内燃機関の潤滑装置1について、図1、図6及び図7に基づいて説明する。本実施形態は、第1実施形態とスロットルバルブ7及び連結機構8が異なるのみで他の部分は同じなので、同一の構成要素については同一の符号を用い、それらの詳細な説明は省略する。
図6は、本実施形態に係る内燃機関の潤滑装置1を表す図である。図6に示すように、内燃機関の潤滑装置1は、オイルポンプ5と、リリーフバルブ6と、モータMの駆動によりオイルポンプ5へ吸い込まれる油量を調整する電磁制御弁20と、リリーフバルブ6の開弁方向の動作量を検出する動作量検出装置21とを備える。
電磁制御弁20は、図7に示すように、第1実施形態のスロットルバルブ7のスロットルシャフト7aにモータM(例えば、DCモータまたはステッピングモータ)が接続されたバタフライ弁である。
モータMは、スロットルシャフト7aに同軸に取り付けられたモータ軸を有し、回転弁体7aの開閉角度を調節するモータ(例えば、DCモータまたはステッピングモータ)からなる。
動作量検出装置21は、一端がバルブ本体6bの受圧部16eに取り付けられると共に、他端がバルブケース6aの挿通孔16gから外へ突出する金属製のロッド21aと、そのロッド21aの突出部分を移動自在に収容する動作量センサ(リフトセンサ)21bとを備える。動作量センサ21bの内部には、コイル(不図示)等が設けられる。
上記の構成により、本実施形態に係る内燃機関の潤滑装置1では、先ず、バルブ本体6bがスプリング6cの付勢力に反して開弁方向に摺動すると、図6の点線で示すようにロッド21aが移動する。このため、コイルにおけるインピーダンスが変化して、バルブ本体6bの変位、即ちリリーフバルブ6の動作量が検出される。
動作量センサ21bによって検出される検出値(以下、検出動作量と称する)は、電気的に接続された電子制御ユニット(以下、ECUと称する)21cに送信される。EUC21cでは、このリリーフバルブ6の検出動作量に応じて、電磁制御弁20の開度が予め設定された目標開度となるようにモータMを駆動させて、スロットルバルブ7を閉方向に回動させる。
スロットルバルブ7の目標開度は、第1実施形態のようなタイミングと角度(図4の(1)〜(3)を参照)が得られるように設定してもよいし、他のタイミングと角度が得られるように設定してもよい。
以上、本実施形態に係る内燃機関の潤滑装置1によれば、リリーフバルブ6の開弁方向の動作量を検出する動作量検出装置21により、検出動作量に応じて電磁制御弁20を制御して、オイルポンプ5に吸い込まれる潤滑オイルの流量を減少させることにより、第1実施形態と同様の効果が得られる。
また、本実施形態に係る内燃機関の潤滑装置1によれば、スロットルバルブ7の回動動作をECU21cの電子制御により行うため、検出動作量に応じて、電磁弁20が動き始めるタイミングや角度等を自由に設定することが可能になる。
更に、本実施形態に係る内燃機関の潤滑装置1では、図2に示すような第1実施形態における連結機構8の配置の制約もないので、レイアウトの自由度を向上させることもできる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、流量制御弁は、バタフライ弁以外にシャッターバルブを用いてもよい。
1 内燃機関の潤滑装置
2 内燃機関
3 クランクシャフト
4 オイルパン
5 オイルポンプ
6 リリーフバルブ
7 スロットルバルブ
8 連結機構

Claims (3)

  1. 内燃機関によって駆動され、潤滑オイルを吸い込んで吐出するオイルポンプと、
    前記オイルポンプの吐出側のオイル通路に設けられ、前記オイルポンプから吐出される潤滑オイルの油圧が所定の閾値以上になると開弁して潤滑オイルを排出するリリーフバルブと、
    前記オイルポンプの吸込側のオイル通路に設けられ、前記リリーフバルブの開弁方向の動作量が増大するにつれ、より閉弁側に動作するスロットルバルブとを備えた
    ことを特徴とする内燃機関の潤滑装置。
  2. 前記リリーフバルブと前記スロットルバルブとの間に介設され、前記リリーフバルブの開弁方向の動作量が増大するにつれ、前記スロットルバルブをより閉弁側に動作させる連結機構を更に備えた、
    請求項1に記載の内燃機関の潤滑装置。
  3. 前記リリーフバルブの開弁方向の動作量を検出する動作量検出装置を備え、
    前記スロットルバルブは、前記動作量検出装置によって検出された検出動作量に応じて開度が制御される電磁制御弁からなる
    請求項1に記載の内燃機関の潤滑装置。
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