JP2016204413A - タイヤサイドウォール又はリムストリップ用ゴム組成物、及び空気入りタイヤ - Google Patents

タイヤサイドウォール又はリムストリップ用ゴム組成物、及び空気入りタイヤ Download PDF

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Abstract

【課題】ワックスに起因するゴム表面の変色を抑制する。
【解決手段】タイヤサイドウォール又はリムストリップ用ゴム組成物は、ジエン系ゴムと、示差走査熱量計で測定された吸熱ピークの開始点(Tm1)と終了点(Tm3)の差(Tm3−Tm1)が40℃以下である炭化水素系ワックスと、脂肪酸金属塩、脂肪酸アミド及び脂肪酸エステルよりなる群から選択される少なくとも一種からなり、示差走査熱量計で測定された吸熱ピークの開始点(Tm1)と終了点(Tm3)の差(Tm3−Tm1)が50℃以上である加工助剤と、を含むものである。
【選択図】なし

Description

本発明は、タイヤサイドウォール又はリムストリップ用ゴム組成物、及びそれを用いた空気入りタイヤに関するものである。
空気入りタイヤのサイドウォール部やリムストリップを形成するゴム組成物には、空気中のオゾンや紫外線による劣化を抑制するために、ワックスや老化防止剤が配合されている。これらは劣化抑制効果を有する反面、ゴム表面が白色化したり茶変色化したりすることで、タイヤの外観不良の要因となる。
ワックスによるサイドウォール部の白色化を抑制するため、特許文献1には、ワックスに最も多く含まれる炭化水素の炭素数よりも16〜20小さい炭素数を持つ脂肪酸金属塩を、ワックスとともに配合することが提案されている。特許文献2には、炭化水素系ワックスの代わりに、水酸基を有する脂肪酸のエステルからなる粘着性ワックスを用いることが提案されている。しかしながら、特定の融点を持つ炭化水素系ワックスと特定の融点を持つ脂肪酸系加工助剤とを併用することでゴム表面の変色を抑制できることは知られていなかった。
なお、特許文献3,4には、タイヤ用ゴム組成物において、脂肪酸金属塩や脂肪酸アミドなどの脂肪酸系加工助剤を炭化水素系ワックスとともに配合することが開示されている。しかし、これらは主としてトレッド用ゴム組成物において、低燃費性などのタイヤ性能と加工性を両立するための技術であり、特定の融点を持つ炭化水素系ワックスと特定の融点を持つ脂肪酸系加工助剤との併用を開示したものではない。
特開2014−210830号公報 特開2014−015535号公報 特開2008−150435号公報 特開2005−206673号公報
本発明は、ワックスに起因するゴム表面の変色を抑制することができるタイヤサイドウォール又はリムストリップ用ゴム組成物を提供することを目的とする。
本発明に係るタイヤサイドウォール又はリムストリップ用ゴム組成物は、ジエン系ゴムと、示差走査熱量計で測定された吸熱ピークの開始点(Tm1)と終了点(Tm3)の差(Tm3−Tm1)が40℃以下である炭化水素系ワックスと、脂肪酸金属塩、脂肪酸アミド及び脂肪酸エステルよりなる群から選択される少なくとも一種からなり、示差走査熱量計で測定された吸熱ピークの開始点(Tm1)と終了点(Tm3)の差(Tm3−Tm1)が50℃以上である加工助剤と、を含むものである。
本発明に係る空気入りタイヤは、該ゴム組成物をサイドウォール及び/又はリムストリップに用いたものである。
上記のような特定の融点を持つ炭化水素系ワックスと特定の融点を持つ脂肪族系加工助剤とを併用することにより、ゴム表面の変色を抑制することができる。
示差走査熱量計で測定された示差熱量曲線における吸熱ピークの開始点(Tm1)と終了点(Tm3)を示す図である。 空気入りタイヤの一例を示す半断面図である。
以下、本発明の実施に関連する事項について詳細に説明する。
本実施形態に係るゴム組成物は、(A)ジエン系ゴム、(B)炭化水素系ワックス、及び、(C)加工助剤を含有するものである。
(A)ジエン系ゴム
ゴム成分としてのジエン系ゴムについては、特に限定されない。使用可能なジエン系ゴムとしては、例えば、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、スチレン−イソプレンゴム、ブタジエン−イソプレンゴム、スチレン−ブタジエン−イソプレンゴム、及び、ニトリルゴム(NBR)などが挙げられ、これらはそれぞれ単独で、または2種以上混合して用いることができる。より好ましくは、天然ゴム、イソプレンゴム、スチレンブタジエンゴム及びブタジエンゴムよりなる群から選択される少なくとも一種である。
一実施形態において、ジエン系ゴム100質量部は、天然ゴム及び/又はイソプレンゴム30〜80質量部と、ブタジエンゴム70〜20質量部とを含むものでもよく、また、天然ゴム及び/又はイソプレンゴム40〜70質量部と、ブタジエンゴム60〜30質量部とを含むものでもよい。
(B)炭化水素系ワックス
炭化水素系ワックスとしては、特定の融点を持つものが用いられる。すなわち、示差走査熱量計(DSC)で測定された吸熱ピークの開始点(Tm1)と終了点(Tm3)の差(Tm3−Tm1)が40℃以下である炭化水素系ワックスが用いられる。このような特有の融点を持つ炭化水素系ワックスを用いることにより、結晶を小さくすることができる。詳細には、吸熱ピークの開始点と終了点の差が40℃以下であることにより、ゴム表面に移行した炭化水素系ワックスの結晶成長が抑制されて、一つ一つの結晶が小さくなると考えられる。そのため、大きな結晶が形成される場合に比べて、白色化しにくくなる。この差(Tm3−Tm1)は30℃以下であることが好ましく、より好ましくは25℃以下である。なお、この差(Tm3−Tm1)の下限は、特に限定されず、例えば5℃以上でもよく、10℃以上でもよい。
ここで、吸熱ピークの開始点(Tm1)とは、DSCで測定された示差熱量曲線において、融解に由来する吸熱ピークの吸熱開始点(融解が開始する温度)であり、オンセット(onset)温度とも称される。詳細には、開始点(Tm1)は、図1に示すように、示差熱量曲線において、吸熱開始から吸熱側に落ち込んだ部分での曲線の接線と、低温側のベースライン(吸熱開始前における融解の影響のない実質的にフラットな部分)を延長した直線との交点での温度である。吸熱ピークの終了点(Tm3)とは、上記吸熱ピークの吸熱終了点(融解が終了する温度)であり、エンドセット(endset)温度とも称される。詳細には、終了点(Tm3)は、図1に示すように、示差熱量曲線において、吸熱終了から吸熱側に落ち込んだ部分での曲線の接線と、高温側のベースライン(吸熱終了後における実質的にフラットな部分)を延長した直線との交点での温度である。
なお、炭化水素系ワックスの吸熱ピークのピークトップ温度(Tm2)は、特に限定されないが、好ましくは50〜80℃であり、より好ましくは55〜70℃である。ここで、ピークトップ温度(Tm2)とは、上記吸熱ピークの最大吸熱温度であり、図1に示すように、最大吸熱点に至る両側の曲線の接線の交点での温度である。
炭化水素系ワックスとしては、飽和炭化水素、不飽和炭化水素、脂環族炭化水素、芳香族炭化水素などの各種炭化水素、又はこれらの組み合わせからなるワックスが挙げられる。炭化水素系ワックスの具体例としては、石油ワックス(パラフィンワックスなど)、パラフィン系合成ワックス、及びポリオレフィン系ワックス(ポリエチレン系ワックスなど)が挙げられ、これらは組み合わせて用いてもよい。好ましくは石油ワックスである。これらの炭化水素系ワックスは、通常、炭素数20〜50の炭化水素を含有している。
上記のような吸熱ピークの差(Tm3−Tm1)が40℃以下である炭化水素系ワックスの調製方法は、特に限定されない。例えば、石油ワックスの場合、減圧蒸留法、溶剤脱油法、発汗法、プレス脱油法などの公知の方法を組み合わせることにより、様々な炭素数分布を持つ成分を濃縮したフラクションを得て、差(Tm3−Tm1)が40℃以下となるようにフラクションの配合比率を調整しながら混合すればよい。この差(Tm3−Tm1)を小さくするためには、例えば、炭素数分布が小さくなるように、炭素数の近いもの同士を混合すればよい。
炭化水素系ワックスの配合量は、特に限定されないが、ジエン系ゴム100質量部に対して、1〜5質量部であることが好ましく、より好ましくは1〜3質量部である。炭化水素系ワックスの配合量が1質量部以上であることにより、耐オゾン性の向上効果を高めることができる。また、炭化水素系ワックスの配合量が5質量部以下であることにより、ゴム表面への過度のブルームを抑制することができる。
(C)加工助剤
加工助剤としては、特定の融点を持つ脂肪酸系加工助剤が用いられる。すなわち、脂肪酸金属塩、脂肪酸アミド及び脂肪酸エステルよりなる群から選択される少なくとも一種からなり、示差走査熱量計で測定された吸熱ピークの開始点(Tm1)と終了点(Tm3)の差(Tm3−Tm1)が50℃以上である加工助剤が用いられる。このような加工助剤を用いることにより、ゴム表面に移行した炭化水素系ワックスの均一化を図ることができる。詳細には、加工助剤の吸熱ピークの差(Tm3−Tm1)が50℃以上であることにより、ゴム表面にブルームしたときに加工助剤に柔軟性を持たせて、加工助剤により炭化水素系ワックスの結晶を平滑に覆うことができ、ゴム表面でのワックスの均一化が図られる。そのため、ワックスに起因するゴム表面の白色化を抑えることができる。また、例えばゴム組成物に老化防止剤が配合された場合に、当該老化防止剤に起因するゴム表面の茶変色化などの変色も抑えることができる。
加工助剤の吸熱ピークの差(Tm3−Tm1)は55℃以上であることが好ましく、より好ましくは60℃以上である。この差(Tm3−Tm1)の上限は、特に限定されず、例えば100℃以下でもよく、80℃以下でもよい。加工助剤の吸熱ピークのピークトップ温度(Tm2)は、特に限定されないが、好ましくは60〜130℃であり、より好ましくは80〜120℃である。ここで、加工助剤についての吸熱ピークの開始点(Tm1)、終了点(Tm3)及びピークトップ温度(Tm2)の定義は、図1を参照しつつ説明した上記の炭化水素系ワックスと同じであり、説明は省略する。
なお、吸熱ピークの差(Tm3−Tm1)が50℃以上である加工助剤の調製方法は、特に限定されず、例えば、構成する脂肪酸の炭素数分布を広くしたり、脂肪酸金属塩と脂肪酸アミドと脂肪酸エステルの中から2種以上を組み合わせたりする手法が挙げられる。
加工助剤と炭化水素系ワックスの吸熱ピークの関係については、特に限定するものではないが、本実施形態の効果を高める上で、下記(1)〜(3)のように設定されることが好ましい。
(1)加工助剤の吸熱ピークの終了点(Tm3)が、炭化水素系ワックスの吸熱ピークの終了点(Tm3)よりも高いことが好ましい。より好ましくは、加工助剤の吸熱ピークの終了点(Tm3)は、炭化水素系ワックスの吸熱ピークの終了点(Tm3)よりも、30℃以上高いことであり、更に好ましくは40〜70℃高いことである。
(2)加工助剤の吸熱ピークの温度範囲と炭化水素系ワックスの吸熱ピークの温度範囲とが重なりを持つことが好ましく、より好ましくは5℃以上重なりを持つことであり、更に好ましくは10〜30℃の重なりを持つことである。ここで、吸熱ピークの温度範囲とは、開始点(Tm1)を下限とし、終了点(Tm3)を上限とする温度範囲である。
(3)加工助剤の吸熱ピークの開始点(Tm1)が、炭化水素系ワックスの吸熱ピークの開始点(Tm1)よりも高いことが好ましい。
加工助剤として用いる脂肪酸金属塩の脂肪酸としては、特に限定されず、例えば、炭素数5〜36の飽和脂肪酸及び/又は不飽和脂肪酸が挙げられ、より好ましくは炭素数8〜24の飽和脂肪酸及び/又は不飽和脂肪酸である。脂肪酸の具体例としては、オクタン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキジン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸などが挙げられる。金属塩としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩、マグネシウム塩、カルシウム塩などのアルカリ土類金属塩、亜鉛塩、コバルト塩、銅塩などの遷移金属塩などが挙げられる。これらの中でも、アルカリ金属塩及び/又はアルカリ土類金属塩が好ましく、より好ましくはカリウム塩及び/又はカルシウム塩である。
脂肪酸アミドの脂肪酸としても、特に限定されず、脂肪酸金属塩と同様、炭素数5〜36の飽和脂肪酸及び/又は不飽和脂肪酸が挙げられ、より好ましくは炭素数8〜24の飽和脂肪酸及び/又は不飽和脂肪酸である。脂肪酸アミドとしては、ステアリン酸アミドのような1級アミドでもよく、脂肪酸化合物と、モノエタノールアミンやジエタノールアミンなどの1級アミン又は2級アミンとを反応させてなる2級アミド又は3級アミドでもよい。また、脂肪酸残基を2つ持つ、アルキレンビス脂肪酸アミドでもよく、アルキレンビス脂肪酸アミドの場合、上記脂肪酸の炭素数はアミド基1つ当たりの炭素数である。ここで、アルキレンとしてはメチレン又はエチレンが好適である。
脂肪酸エステルの脂肪酸としても、特に限定されず、脂肪酸金属塩と同様、炭素数5〜36の飽和脂肪酸及び/又は不飽和脂肪酸が挙げられ、より好ましくは炭素数8〜24の飽和脂肪酸及び/又は不飽和脂肪酸である。脂肪酸エステルのアルコールとしては、特に限定されず、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノールなどの1価アルコールだけでなく、グリコール、グリセリン、エリスリトール、ソルビトールなどの2価以上のアルコールでもよい。
加工助剤としては、(C1)脂肪酸金属塩と、(C2)脂肪酸アミド及び/又は脂肪酸エステル(以下、脂肪酸アミドと脂肪酸エステルをまとめて脂肪酸誘導体という。)との混合物を用いることが好ましい。この場合、脂肪酸金属塩がゴム表面の白色化抑制に特に効果的であり、脂肪酸誘導体がゴム表面の茶変色化抑制に特に効果的であるため、白色化と茶変色化の抑制効果を更に高めることができる。(C1)脂肪酸金属塩としては、亜鉛塩以外であることが好ましく、より好ましくはカルシウム塩及び/又はカリウム塩などのアルカリ土類金属塩及び/又はアルカリ金属塩である。(C2)脂肪酸誘導体としては、脂肪酸アミドを用いることがより好ましい。(C1)脂肪酸金属塩と(C2)脂肪酸誘導体との比率は、特に限定されないが、質量比で、C1/C2=2/8〜8/2であることが好ましい。
加工助剤の配合量は、特に限定されないが、上記炭化水素系ワックスと併用することによる変色抑制効果を高めるという観点から、ジエン系ゴム100質量部に対して、0.5〜10質量部であることが好ましく、より好ましくは2〜8質量部である。
本実施形態に係るゴム組成物には、上記の成分の他に、充填剤、老化防止剤、亜鉛華、ステアリン酸、加硫剤、加硫促進剤など、ゴム組成物において一般に使用される各種添加剤を配合することができる。
充填剤としては、カーボンブラック及び/又はシリカを配合することができる。カーボンブラックとしては、特に限定されず、ゴム用補強剤として用いられているSAF級(N100番台)、ISAF級(N200番台)、HAF級(N300番台)、FEF級(N500番台)(ともにASTMグレード)などの各種グレードのファーネスカーボンブラックを用いることができる。シリカとしては、特に限定されないが、湿式シリカ(含水ケイ酸)が好ましい。充填剤の配合量は、特に限定されず、ジエン系ゴム100質量部に対して、10〜150質量部であることが好ましく、より好ましくは20〜120質量部であり、更に好ましくは30〜100質量部である。
老化防止剤としては、N−フェニル−N’−(1,3−ジメチルブチル)−p−フェニレンジアミン(6PPD)、N−イソプロピル−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン(IPPD)などのアミン系老化防止剤、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール(DTBMP)などのフェノール系老化防止剤、2−メルカプトベンズイミダゾールなどの硫黄系老化防止剤などが挙げられる。これらの中でも、アミン系老化防止剤が好ましく、より好ましくは芳香族第2級アミン、特にはp−フェニレンジアミン系老化防止剤が好ましく用いられる。老化防止剤の配合量は、特に限定されず、ジエン系ゴム100質量部に対して、1〜10質量部であることが好ましく、より好ましくは2〜5質量部である。
加硫剤としては、粉末硫黄、沈降硫黄、コロイド硫黄、不溶性硫黄、高分散性硫黄などの硫黄成分が挙げられる。加硫剤の配合量は、特に限定されず、ジエン系ゴム100質量部に対して0.1〜10質量部であることが好ましく、より好ましくは0.5〜5質量部である。
実施形態に係るゴム組成物は、通常に用いられるバンバリーミキサーやニーダー、ロール等の混合機を用いて、常法に従い混練し作製することができる。すなわち、第一混合段階で、ジエン系ゴムに対し、炭化水素系ワックス及び加工助剤とともに、加硫剤及び加硫促進剤を除く他の添加剤を添加混合し、次いで、得られた混合物に、最終混合段階で加硫剤及び加硫促進剤を添加混合してゴム組成物を調製することができる。
このようにして得られたゴム組成物は、空気入りタイヤのサイドウォール及び/又はリムストリップを構成するゴム組成物として用いることができる。
図2は、空気入りタイヤの一例を示したものである。空気入りタイヤは、トレッド部1と、その両端から半径方向内側に延びる左右一対のサイドウォール部2と、サイドウォール部2の半径方向内側に設けられた左右一対のビード部3とからなる。空気入りタイヤには、一対のビード部3に埋設された一対のビードコア4間にトロイダル状に延在するカーカスプライ5が埋設されており、トレッド部1におけるカーカスプライ5の半径方向外周側には、カーカスプライ5とトレッドゴム6との間にベルト7が配されている。空気入りタイヤは、サイドウォール部2においてカーカスプライ5のタイヤ外面側に配置されサイドウォール部2のタイヤ外表面を形成するサイドウォールゴム8と、ビード部3においてリムフランジとの接触領域を覆うように配置されビード部3のタイヤ外表面を形成するリムストリップ9とを備える。リムストリップ9は、サイドウォールゴム8の下端部に連続してビード部3の外側に配されたゴム層である。これらのサイドウォールゴム8及びリムストリップ9は、空気入りタイヤの外表面を形成するため、ゴム表面の変色を抑制することが求められ、そのため、上記実施形態に係るゴム組成物が好適に用いられる。
上記実施形態に係るゴム組成物を用いて、常法に従い、例えば、押出加工によって所定の形状に成形することにより未加硫のサイドウォールゴム部材及び/又はリムストリップゴム部材を得て、これらを他の部品と組み合わせてグリーンタイヤを作製した後、例えば140〜180℃で加硫成形することにより、空気入りタイヤを製造することができる。空気入りタイヤとしては、乗用車用、トラックやバスの重荷重用など各種用途、サイズの空気入りタイヤに適用することができる。
以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
バンバリーミキサーを使用し、下記表1に示す配合(質量部)に従って、まず、第一混合段階で、ジエン系ゴムに対し硫黄及び加硫促進剤を除く他の配合剤を添加し混練し(排出温度=160℃)、次いで、得られた混練物に、最終混合段階で、硫黄と加硫促進剤を添加し混練して(排出温度=90℃)、ゴム組成物を調製した。なお、該ゴム組成物は、サイドウォールゴムにも、リムストリップにも使用可能なものである。表1中の各成分の詳細は、以下の通りである。
・天然ゴム:RSS#3
・ブタジエンゴム:宇部興産(株)製「BR150」
・カーボンブラック:HAF、東海カーボン(株)製「シースト3」
・老化防止剤:住友化学(株)製「アンチゲン6C」
・亜鉛華:三井金属鉱業(株)製「1号亜鉛華」
・ステアリン酸:花王(株)製「工業用ステアリン酸」
・硫黄:鶴見化学工業(株)製「5%油処理粉末硫黄」
・加硫促進剤:大内新興化学工業(株)製「ノクラセーNS−P」
・加工助剤1:ラインケミー社製「アフラックス16」(脂肪酸カルシウム塩50%と脂肪酸エタノールアミン50%の混合物、Tm1=53℃、Tm2=113℃、Tm3=120℃、Tm3−Tm1=67℃)
・加工助剤2:PERFORMANCE ADDITIVE製「ULTRA FLOW160」(脂肪酸カルシウム塩と脂肪酸アミドの混合物、Tm1=61℃、Tm2=99℃、Tm3=113℃、Tm3−Tm1=52℃)
・加工助剤3:ラインケミー社製「AktiplastPP」(脂肪酸亜鉛塩、Tm1=92℃、Tm2=104℃、Tm3=107℃、Tm3−Tm1=16℃)
・加工助剤4:PERFORMANCE ADDITIVE製「ULTRA FLOW500」(脂肪酸亜鉛塩、Tm1=81℃、Tm2=108℃、Tm3=114℃、Tm3−Tm1=33℃)
・ワックス1:X=35.0質量%、Y=9.8質量%、Z=2.6質量%に調製したパラフィンワックス。直鎖状飽和炭化水素の含有率=73質量%、イソ成分含有率=27質量%(Tm1=49℃、Tm2=61℃、Tm3=68℃、Tm3−Tm1=19℃)
・ワックス2:X=35.5質量%、Y=6.5質量%、Z=3.8質量%に調製したパラフィンワックス。直鎖状飽和炭化水素の含有率=70質量%、イソ成分含有率=30質量%(Tm1=32℃、Tm2=63℃、Tm3=69℃、Tm3−Tm1=36℃)
・ワックス3:日本精蝋(株)製「OZO0355」(Tm1=33℃、Tm2=71℃、Tm3=77℃、Tm3−Tm1=44℃)
・ワックス4:日本精蝋(株)製「Hi-Mic-1080」(Tm1=46℃、Tm2=64℃、Tm3=90℃、Tm3−Tm1=44℃)
ここで、Xは、ワックス100質量%中における炭素数25〜30の直鎖状飽和炭化水素の含有率(質量%)、Yは、ワックス100質量%中における炭素数35〜40の直鎖状飽和炭化水素の含有率(質量%)、Zは、ワックス100質量%中における炭素数45以上の直鎖状飽和炭化水素の含有率(質量%)である。ワックスの炭素数分布は、測定装置としてキャピラリーガスクロマトグラフ(GC)を用い、ポリイミドコーティングされたキャピラリーカラムを用いて、キャリアガス:ヘリウム、流量:4mL/分、昇温速度:15℃/分で、180℃〜390℃まで測定した値である。
ワックスと加工助剤のTm1、Tm2及びTm3の測定は、METTLER TOLEDO社製「DSC8220」を用いた。10K/分の昇温速度で、空気中、25℃〜250℃まで昇温して、示差熱量曲線を得て、該曲線から以下のTm1、Tm2及びTm3を算出した。
・Tm1:低温側のベースラインを高温側に延長した直線と、融解ピーク(吸熱ピーク)の低温側の曲線に勾配が最大になる点で引いた接線との交点の温度とした。
・Tm2:融解ピークの低温側の曲線に勾配が最大になる点で引いた接線と、融解ピークの高温側の曲線に勾配が最大になる点で引いた接線との交点の温度とした。
・Tm3:高温側のベースラインを低温側に延長した直線と、融解ピークの高温側の曲線に勾配が最大になる点で引いた接線との交点の温度とした。
但し、図1のように融解ピークの曲線に階段状変化部分がある場合、Tm1及びTm3の算出に際しては、当該階段状変化部分における曲線の勾配が最大になるような点で引いた接線とベースラインとの交点とした。
各ゴム組成物について、160℃×20分で加硫して試験片を作製して、外観性(白色化)、外観性(茶変色化)、及び耐オゾン性を評価した。各評価方法は、以下の通りである。
・外観性(白色化):加硫ゴム片を40℃に温度調節したオーブン中に入れて3週間放置した。その後、加硫ゴム片の表面を目視により観察して、下記基準で外観性(白色化)を評価した。
A:表面が黒く、ほとんど変色なし
B:表面がわずかに白色に変色
C:表面がやや白色に変色
D:表面が白色に変色
・外観性(茶変色化):加硫ゴム片をアトラス社製「ウエザオメータCi4000」(条件:38℃/50%RH、放射照度60W/m2)に入れて、300時間放置した。その後、加硫ゴム片の表面を目視により観察して、下記基準で外観性(茶変色化)を評価した。
A:表面が黒く、ほとんど変色なし
B:表面がわずかに茶色に変色
C:表面がやや茶色に変色
D:表面が茶褐色に変色
・耐オゾン性:加硫ゴム片を25%伸張した条件下でオゾンウェザーメーター装置中に設置し、オゾン濃度100pphm、温度50℃の環境下で24時間放置した。その後、クラックの発生状態を目視により観察して、下記基準で耐オゾン性を評価した。
A:クラック発生なし
B:肉眼では確認できないが10倍の拡大鏡では確認できるクラックが発生
C:1mm以下のクラックが発生
D:1mmを超えるクラックが発生
結果は、表1に示す通りである。比較例1では、加工助剤を配合していないため、ワックスのブルームによる白色化が見られ、老化防止剤による茶変色化も見られた。比較例2及び3では、吸熱ピークの差(Tm3−Tm1)が小さい加工助剤を用いたため、ワックスによる白色化を抑制できず、加工助剤のブルームにより更なる白色化と茶変色化が見られた。比較例4及び5では、吸熱ピークの差(Tm3−Tm1)が大きいワックスを用いたため、ゴム表面に移行したワックスの結晶成長が大きく、白色化の抑制効果が得られなかった。これに対し、吸熱ピークの差(Tm3−Tm1)が小さいワックスと、吸熱ピークの差(Tm3−Tm1)が大きい加工助剤とを併用した実施例1〜5であると、ワックスによる耐オゾン性を発揮しつつ、ゴム表面の白色化と茶変色化を抑制することができた。
Figure 2016204413

Claims (4)

  1. ジエン系ゴムと、
    示差走査熱量計で測定された吸熱ピークの開始点(Tm1)と終了点(Tm3)の差(Tm3−Tm1)が40℃以下である炭化水素系ワックスと、
    脂肪酸金属塩、脂肪酸アミド及び脂肪酸エステルよりなる群から選択される少なくとも一種からなり、示差走査熱量計で測定された吸熱ピークの開始点(Tm1)と終了点(Tm3)の差(Tm3−Tm1)が50℃以上である加工助剤と、
    を含むタイヤサイドウォール又はリムストリップ用ゴム組成物。
  2. 前記加工助剤が、脂肪酸金属塩と、脂肪酸アミド及び/又は脂肪酸エステルとの混合物である、請求項1記載のタイヤサイドウォール又はリムストリップ用ゴム組成物。
  3. 前記ジエン系ゴム100質量部に対して、前記炭化水素系ワックス1〜5質量部と、前記加工助剤0.5〜10質量部を含有する、請求項1又は2記載のタイヤサイドウォール又はリムストリップ用ゴム組成物。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のゴム組成物をサイドウォール及び/又はリムストリップに用いた空気入りタイヤ。
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