JP2016202849A - 物干し具 - Google Patents

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Hinako Yamazaki
比奈子 山崎
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Abstract

【課題】従来から流通している物干し具は、使い勝手が悪く、構造が複雑で重くなり、価格も高くなるという問題があったため本発明によりこれらの問題を解決できる物干し具を提供する。【解決手段】本発明は、略U字状の切欠部の対向する挟持脚の少なくとも片内面に、複数の毛または毛束によってブラシ状の挟持部を設けたことを特徴とする単体の物干し具を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、洗濯物等を干す際、従来の物干し具より簡単に軽快にそして安全に作業することを目的とする物干し具に関する物である。
従来から流通している物干し具は、折りたたみ可能な枠と、この枠に対し、揺動可能に吊り部材を介して吊り下げられた洗濯バサミとを有している。洗濯バサミは鎖等で自由に揺動可能に吊り下げられている。(特許文献1)
また、止め具として片手で挿入するだけで簡単に保持できる止め具が公知である。(特許文献2)
さらに、洗濯物を片手で挿入と取り外しができる止め具付物干として、挟持部にブラシを使った止め具付物干がある。(特許文献3)
特許第5483982号 実公昭53-152828号公報 実公平5-32077号公報
以下、特許文献1または従来の物干し具についての問題点を記す。
従来の洗濯バサミは、バネの力で挟持するため力の弱い女性、高齢者、子ども、体の不自由な人には使いづらかった。
物干し具のバネの強度が自身や他者の身体を挟み怪我や事故等の心配もあった。特に幼い子供はいたずらに用いて怪我をすることがあった。
従来の洗濯バサミは加圧する力の方向が正しくないと分解し壊れてしまうことがあった。
従来の洗濯バサミは大きな物を挟むとバネが反発し、勢いよく飛び跳ね、人を直撃し危害を与えたり、他所へ落下したり欠損することがあった。
従来の洗濯バサミは洗濯物を取り外す際、毎回洗濯バサミを加圧する必要があり、労力が必要であった。また複数枚を同時に一気に下方及び横方向に引き抜くことができなかった。
また従来のバネを用いた物干し具は衣服に損傷を与える心配があった。
従来品は、不使用時に枠を折り畳んだ後、再びこの物干し具を使用すべく枠を開こうとする際、洗濯バサミが枠に引っ掛かったたり洗濯バサミ同士がからまったりして開きにくいという難点があった。
収納する際にも、洗濯バサミが他の物にひっかかって、片付けにくいという難点があった。
洗濯バサミが自由に揺動可能に吊り下げられているため、洗濯物がしわにならないようにピンと張った状態で干すのは難しかった。
従来品は、多数の部品によって構成されているため重くて嵩張るため運びづらく、又、物干し具自体が大きいため干す場所に困るという難点があった。
従来品は、折り畳んだりする際に指を挟んだり、自身や他者や物にひっかかりたり、刺さったりして危険な場合もあった。また、洗濯バサミで指を挟んでしまうこともあった。
また、複雑な構造のため価格も高くなるという問題があった。
以下、特許文献2についての問題点を記す。
特許文献2の止め具は下方から挿入して挟持するが、繊細なストッキングや薄手の繊維などは突起片が硬く尖っているため引っかかり、破れる心配があった。また洗濯物の着脱が容易ではなかった。
突起片の形状のため横から洗濯物を差し込むことは難しかった。
切欠部の上部に滑り止めが設けられていないため物干しハンガー等の横架部に直接差し込んで使用した場合、横滑りして扱いづらかった。
洗濯バサミの代わりとして物干しハンガー等の横架部に差し込んで洗濯物を止めるということは難しかった。
以下、特許文献3についての問題点を記す。
特許文献3の止め具付物干は大きく重たく複雑な形状のため、単体でも複数でも運ぶ際には容易ではなく、特に洗濯物を干した状態での移動は困難であった。
小さく折りたたむことができないため収納する際は邪魔になった。
またハンカチ、靴下等の小物用の止め具付物干であり、支持部が側面に突出している形状であるため、二つの支持部を同時に使うことに向いていないためTシャツ、タオル等の中物の洗濯物を干すことには向いておらず、張干しをすることができなかった。また水分を含んだバスタオル等を干すには向いていなかった。
保持部の先端のブラシ部分に隙間があり、挟持部分の面積がその分狭くなってしまう構造のため挟持力が損なわれてしまい、先端部分のブラシに無駄が出る構造であった。
また支持部が側面に突出している形状であるため洗濯物を挿入すると支持部分は、通気性が悪く乾きにくく、下方はダラリと垂れ下がり、ピンと張って干せないためシワになりやすかった(特許文献3の第二図)。
四方に支持部が突出しているため複数の洗濯物を一気に取り外すことが難しかった。
支持部が側面に突出しているため洗濯物を取り外す際、洗濯物が他の支持部に引っかかり破損する心配があった。
支持部が側面に強固に固定され突出しているため負荷がかかりやすく折れやすいため耐久性には問題があった。
支持部のブラシ部分に太陽光が当たりやすいため劣化が早かった。
保持部がバネを使っているため力が必要であり扱いづらかった。
また大型で複雑な形状をしているため生産コストがかかるという難点があった。
突然の雨などに見舞われた際、複数の物干しを一気に室内に取り込む必要があるが、特許文献3の物干し具は上部に大きな挟持体を有しているため、複数個の物干し具を洗濯物が吊り下げられた状態ですばやく取り外して室内に持ち運ぶということが難しかった。またこの際、洗濯物のみを一度に下に引っ張って取り外し、室内に持ち運こんだとしても、まだ洗濯物が乾いていない場合、再度別の物干し具に吊り下げて干さなければいけないという問題があった。
本発明は、上記に挙げた問題点すべての欠点を解決するものである。
本発明は、略U字状の切欠部に対向する挟持脚の(1)、(2)の少なくとも片内面に、複数の毛または毛束によってブラシ状(3)の挟持部を設けたことを特徴とする物干し具である。
洗濯物を吊り下げる際には、ブラシの間に下または横から洗濯物を挿入して(18)挟持する。ブラシの弾性力とブラシの毛の硬度による支持力とブラシによる挟持力と、ブラシの毛の一本一本の先端が洗濯物の繊維と繊維の隙間にひっかかることにより洗濯物を支え合い保持することができる。
実施例1から9に記載の物干し具についてはハンガー、物干し竿、ヒモ等にかけた際、物干し具を係止できる構造である。
実施例10から22の物干し具は、従来品のように洗濯バサミを使用せず支持部と、支持部の下部に挟持体下向きに突出し結合した櫛型構造である。
本発明については「どう軽快に洗濯物を干して、片付けるか」という思想と「発明を実施するための形態」に記載した特徴的な構造が重要である。本発明の物干し具は、1、洗濯物を差し込むだけで簡単に取り付け、吊るして干し、2、多種多様の洗濯物に適応させて干すことができ、3、物干し具に洗濯物が吊り下げられた状態のまま簡単に移動させることができ、4、乾いた洗濯物を損傷させることなく一気に取り外し(一般的な洗濯バサミでは不可能である)、5、洗濯物を取り外した後の物干し具は、煩わしさを感じずに、省スペースで収納することが可能であり、洗濯物干し作業の1から5までをオールマイティーに軽快にできる物干し具である。従来の物干し具は1から5の作業において部分的に突出した効果があるが、この一連の作業においてすべて軽快に行える物干し具は本発明のみである。
本発明は、洗濯バサミを利用していないため、洗濯物等の取り付けを下または横、上から差し込むという単純な作業で行なうことができ、力の弱い人でも容易に行うことができる。
従来の洗濯バサミは二本以上の指を用いてバネに加圧して開いたが、本発明は加圧する必要がなく、差しこんで吊るすだけで作業ができ、しかも片手でも作業できるため障害を持った人も作業しやすい。
従来品のように、洗濯バサミを利用していないため、洗濯バサミを開き、洗濯物を挟んで、洗濯物を吊るすという三動作かかっていた手間を、洗濯物を挿入して、洗濯物を吊るすだけという二動作で行なうことができるため、簡単で速やかな作業を実現することができる。
ブラシの柔軟性により、洗濯物を下、又は横方向に引っ張ることで軽い力で容易に取り外す事ができる。また、複数の洗濯物を一度に取り外す事も可能となった。
洗濯物を取り外す際に従来品の洗濯バサミのように衣類を損傷させる恐れもなく取り外すことができ、衣類等に洗濯バサミ痕のような痕も残りにくい。
本発明は、洗濯バサミや鎖を使用していないことにより、物干し具自体が絡み合って煩わしい思いをする事はない。
構造自体がとても単純であり、プラスチック等で成形した場合、非常に軽い物干し具となる。
軽く、薄い構造のため、洗濯物を取り付けてから移動させるという行為も容易に行なう事ができる。
ブラシの毛の先端の多数の点で保持する構造のため、挟持体に隙間が保たれ通気性が良くなり、洗濯バサミのように面でとめて吊るすよりも挟持部が乾きやすい。
従来品のような多数の部材を使った複雑なものでないため、安価に製造できる構造である。
また、本発明は鋭利な突起物が出ない構造になっているため、自身や他者及び物を傷つける心配がない。また、洗濯バサミで手を挟んでしまうこともなく安全である。更に作業中に他所へ飛び跳ねて欠損する心配もなくなり安全に作業ができる。
子供のいたずらによる怪我、事故等の防止の効果も得られる。
ブラシの毛、又は毛束の長さ、角度、又は植毛面積を変えることによって挟持力が変わるため、製品を製造する際にも、用途にあった製造をしやすい。
実施例1から9の物干し具に於いて洗濯物を干す間隔は自由に調整できる。図32のように、洗濯物を下から挿入し、紐等に吊り下げて使うこともできるが、図33のように、先に洗濯物をロープ等に掛けてから本発明の物干し具を上、あるいは横から差し込んで固定することもできる。また、洗濯前に靴下をペアにして装着し、洗濯ネットに入れて洗濯し、そのまま靴下を吊り下げたままハンガーに差し込んで干すこともできるため、靴下の片方が失うという心配がなく、ペアで洗濯できる。
実施例2から4の物干し具に於いてはハンガー、ヒモ、物干し竿等に引っ掛けて使用する際、内面の形状が山型構造、頂点に切欠部、挟持脚の内面の上部にゴム材質等の摩擦力の強い材質にて滑り止めを設けたため風による洗濯物の位置ずれや、横滑りせず洗濯物が一箇所に片寄ったりせず乾きやすい。
実施例1から9の物干し具においては、初めに洗濯物を物干し具で挟んで、複数枚ためておき、次にためた洗濯物の物干し具を摘んで、洗濯物を吊るした状態のままハンガーやロープ等に差し込んで連続して引掛けて干すことで軽快に作業ができるため作業効率が上がる。
長期の使用でブラシの毛が劣化し重力により下方に曲がってくることにより保持力が減衰していくが、本発明は、特許文献3の物干し具とは違い挟持部が下に突出している形状のため、多少ブラシの毛が下方に曲がったとしても十分に保持力が維持され、特許文献3の物干し具よりも耐久性に優れている。
また、特許文献3の物干し具と違い、ブラシ部分に切欠部を設けず、ブラシ面は全面で使用するため、ブラシの植毛に無駄がでることもなく、植毛面積も小さくなり、物干し具自体もコンパクトな設計が可能となった。さらに製造工程においブラシの植毛と切欠部の処理と2つの工程がかかるが、本発明はブラシの毛又は毛束を植毛するので切欠部の処理の必要がない。
以下、実施例10から22の物干し具について記す。
挟持体間が適度な間隔があいて櫛型に固定されているため、従来の洗濯バサミのように揺れないため洗濯物干し作業がしやすい。また挟持体の適度な間隔が通気性をもたらし洗濯物が乾きやすい。
形状の特徴により、収納時には薄い略平板状(図10、図11、図12、図22、図24)にすることもできるため、省スペース化もさることながら、他の物と絡みあって煩わしい思いをする事もない。
櫛型形状を成しており、挟持部分にはブラシの弾性力を利用していることから、洗濯物を干している状態の時に左右からの引っぱりを適度に保持できるため、ハンカチ等を干す際にピンと張ったしわをのばした状態で干す張り干しができる(23)。また、櫛の歯が、支持部から下向きに複数結合しているため、一気に洗濯物を取り込みたい時に、一気に下に引っ張った際に、特許文献3のように他のブラシ部分がひっかかったりして洗濯物を損傷させたり、物干し具自体の出っ張りを折ったりすることはない。
本発明はこの形状により、軽い小物を干す際には挟持体は1つ、大きめのものや重い物は挟持体を複数同時に使うなどして(図29)、多種多様の洗濯物を干す際にも臨機応変に対応できる。
また、実施例12のような構造では従来品のハンガーと同じようにTシャツ等の服の内側の肩の部分にかけて干すという使い方もできる(図30)。また、ズボン等は乾きにくい衣類であるが、図31のように、横架部にズボンの腰部分を内側からひっかけ、内側の挟持体で止めるように干すと、乾きやすい上に、水を含んだ重い衣類であっても安定して干すことができる。
本発明は実施例18(図23)のような使い方をする場合、矢印の方向(20)に挟持体を内側に支持部内に折りたたむことができ、折りたたんだ際には、細い1本の棒状になるため(図24)、嵩張らず、しかも軽量であるため、旅行時やアウトドア、または非常時のための携帯性に優れている。
本発明は薄型構造にもできるため、収納空間もとらないことからスカーフやネクタイ等の収納に適している他、クローゼット等の衣類収納場所への衣類収納にも適している。

第一の実施例を示す斜視図である。 第二の実施例を示す斜視図である。 第三の実施例を示す斜視図である。 第四の実施例を示す斜視図である。 第五の実施例を示す斜視図である。 第六の実施例を示す斜視図である。 第七の実施例を示す斜視図である。 第八の実施例を示す斜視図である。 第九の実施例を示す正面図である。 第十の実施例を示す斜視図である。 第十一の実施例を示す正面図である。 第十二の実施例を示す斜視図である。 第十三の実施例を示す斜視図である。 第十二の実施例を示す正面図である。 第十四の実施例を示す正面図である。 第十五の実施例を示す正面図である。 第十六の実施例を示す正面図である。 第一の実施例のブラシの毛が逆V字に設けられたことを示す正面図である。 第一の実施例のブラシの毛が平行に設けられたことを示す正面図である。 第一の実施例のブラシの毛が挟持脚の片側から斜設されたことを示す斜視図である。 第十七の実施例を示す斜視図である。 第十七の実施例を折りたたんだ状態の上面図である。 第十八の実施例を示す正面図である。 第十八の実施例を折りたたんだ状態の正面図である。 第十九の実施例を示す正面図である。 第二十の実施例を示す斜視図である。 第二十一の実施例を示す斜視図である。 第二十二の実施例を示す斜視図である。 第十二の実施例の使用例を示す斜視図である。 第十二の実施例の使用例を示す斜視図である。 第十二の実施例の使用例を示す斜視図である。 第一、二、四、五の実施例の使用例を示す斜視図である。 第一の実施例の使用例を示す斜視図である。
本発明は略U字状の切欠部に対向する挟持脚の(1)、(2)の少なくとも片内面に、複数の毛または毛束によってブラシ状(3)の挟持部を設けたことを特徴とする物干し具である。
ブラシの弾性力とブラシの毛の硬度による支持力とブラシによる挟持力と、ブラシの毛の一本一本の先端が洗濯物の繊維と繊維の隙間にひっかかることにより洗濯物を保持するため、ブラシ部分の素材は硬度を保ちながらも反発弾性に優れた素材が望ましい。挟持脚の片内面のみにブラシを設けた場合、ブラシが設けられていない対向する挟持脚に滑り止めの凹凸や溝を設けることが望ましい。
ブラシの毛の先端の形状は裁断されたままの円柱のような状態でも良いし、先端が尖っていても、球状に加工されていても、その他の形に加工されていてもどんな形状に加工されていても良い。
また、ブラシの毛同士が接触する事によって各々が絡み合わないようにするため、毛自体の摩擦力が小さいナイロン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、馬毛本毛、豚毛、山羊毛、又はそれらと同等の弾性力や硬度のある素材にて構成する事が望ましい。毛の太さは、0.05ミリから0.2ミリ程度が望ましいが用途によってどんな太さにしても良い。
毛単体を植毛するよりも毛束を植毛したほうが、強度も耐久性も上がるため、毛束を挟持脚に直接植毛することが望ましい。
ゴムやゴム同等の素材でブラシ状のものを作り挟持脚に貼るという方法もあるが、ゴムの摩擦力が洗濯物を挿入する時の妨げになり、ゴムの吸水性によりゴムが劣化しやすくなることから、使いやすさ、耐久性の面で挟持脚に直接毛束を植毛することが望ましい。
ブラシ以外のその他の箇所の部材の素材についてはポリアミド、塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリアセタール、アクリロニトリルブタジエンスチレン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロエチレン、フェノール、シリコン、ゴム、また金属としてはアルミ、ステンレス、チタン等、木材等の形態を保持できる素材で形成する。また、引掛具のフックは上記したアルミ、ステンレス、チタン等の金属や木材等、紐に於いては綿、麻、ナイロン等で形成しても良い。挟持具のクリップ等の素材も上記したアルミ、ステンレス、チタン等の金属や木材等で形成しても良い。
ブラシ部分の毛または毛束(3)は、挟持脚の両内側から逆V字に向かい合わせに設けることで保持力が増すため、ブラシ部分の毛または毛束を基部から上方に向けて斜設することが望ましいが(図18)、水平方向に平行でも(図19)、下方に向いていても、四方八方に向いていても良い。また片内面のみに毛または毛束を設けた場合においても基部から上方に向けて斜設した方が保持力が増すため望ましいが(図20)、水平方向に平行でも、下方に向いていても、四方八方に向いていても良い。
挟持脚に設ける毛又は毛束は、挟持脚の下側先端のみでも挟持脚内面全体でも、又は挟持脚全面に設けても良い。
挟持脚の形態は、棒でも棒状でも平板型でも略平板型でも半球型でも星型でもハート型でも文字型でも多角体でも環状体でも網状体でも波型でもどんな形でも良い。(図15)
また、実施例10から22の物干し具の支持部の形状は、棒でも棒状でも平板型でも略平板型でも半球型でも星型でもハート型でも文字型でも多角体でも環状体(図28)でも網状体でも波型でもどんな形でも良い。
挟持脚は、少なくとも2本以上であれば良く、4本の挟持脚を用いて対向させても良い。2本以上の複数であれば何本の挟持脚で構成されていても良い。
図16、図17のように挟持脚を連続に櫛形に配した際、挟持脚は隣り合った挟持脚に対し両内面となるため、挟持脚の側面にブラシを設けても良い。
実施例4の滑り止めはゴム、シリコン等の摩擦力の強い素材にて形成しても良いし、溝や凹凸を設けることによって滑り止めにしても良い。
実施例2、3、11の切欠部はハンガー、物干し竿、ヒモ等の形状、大きさに合わせた切欠部を設けることが望ましい。
本発明の物干し具は、安全性を考慮し、全体的に丸みを帯びた形状にすることが望ましい。
実施例1(図1)は、略U字状の切欠部に対向する挟持脚の(1)、(2)の少なくとも片内面に、複数の毛または毛束によってブラシ状(3)の挟持部を設けたことを特徴とする物干し具である。挟持脚の形状は薄い平板状にすると扱いやすい。
実施例2(図2)、は、実施例1の物干し具内面の上部に切欠部を設けたものである。切欠部は洗濯ハンガーの針金の太さ約3ミリから5ミリ程度の棒にあったものにすると使いやすいが、物干し竿や洗濯ロープなどの太さに合わせても良い。
実施例3(図3)、は、実施例1の物干し具内面の上部に略山型の切り込みを設けたものである。略山型の大きさは、洗濯ハンガーの針金の太さ約3ミリから5ミリ程度の棒にあったものにすると使いやすいが、物干し竿や洗濯ロープなどの太さに合わせても良い。
実施例4(図4)は実施例1の内部上部に滑り止め(7)を設けたものである。滑り止めの素材は、ゴム、シリコンまたは発泡ゴム等で作ると安定しやすい。溝や凹凸を設けて滑り止めにしてもよい。
実施例5(図5)は、実施例1記載の物干し具の頂点に引掛具(8)を設けたものである。引掛具はポリプロピレンまたは金属等で設けると扱いやすい。ポリプロピレン等で設けると軽く、扱いやすい。
実施例6(図6)は、実施例1記載の物干し具の側面に引掛具(9)を設けたものである。引掛具はポリプロピレンまたは金属等で設けると扱いやすい。ポリプロピレン等で設けると軽く、扱いやすい。
実施例7(図7)は、実施例1記載の物干し具の頂点に環状の引掛具(10)を設けたものである。引掛具はポリプロピレンまたは金属等で設けると扱いやすい。
実施例8(図8)は、実施例1記載の物干し具の頂点に紐(11)を設けたものである。紐は、物干し竿等のサイズに合わせると使いやすい。紐の素材は、プラスチックでもナイロンでも金属でも樹脂でも綿でも麻でも何でもよい。
実施例9(図9)は実施例1記載の物干し具の上部に挟持具(12)を設けたものである。挟持具は物干し竿やハンガー、紐等に挟持することができる。バネ、ゴム、スポンジ、シリコン、プラスチックなどの弾性を有する他の弾性部材を用いて形成しても良い。
実施例10(図10)は実施例1の物干し具(13)が櫛の歯のように支持部(14)の下部に下向きに複数突出する櫛形構造となっていることを特徴とする物干し具である。実施例17の(図21の19)のように連結させて使用することもできる。
支持部(14)に切欠部(15)を設けた実施例10の物干し具である。切欠部を物干し竿等に引っ掛けて固定することができる。
実施例12は、引掛具、支持部、挟持体が一体化された物干し具である(図12)。プラスチック素材で成形すると軽く、扱いやすい。
挟持体間の間隔が適度にあいているため、洗濯物干し作業が容易である上、通気性にも優れている。また、図29(23)のように、複数個の挟持体を使い、ピンと張った状態で干す事ができるため、洗濯物がしわになりにくく、乾きやすい。
図30のように、シャツ等を干す際には、従来品のハンガーのように使用することもできる。
ズボン等は乾きにくい衣類であるが、図31のように、支持部にズボンの腰部分を内側からひっかけ、内側の挟持体で止めるように干すと、乾きやすい上に、水を含んだ重い衣類であっても安定して干すことができる。
実施例13(図13)は、実施例10記載の物干し具に、挟持具(17)を取り付け、物干し竿等に固定できるようにしてある。このようになっていると、片手で洗濯物を干しやすい。挟持具はバネ、ゴム、スポンジ、シリコン、プラスチックなどの弾性を有する他の弾性部材を用いて形成しても良い。
実施例14(図15)は、実施例12記載の物干し具の挟持脚の形状が棒ではない略平板状で設けられたものである。物干し具全体や挟持脚を動物や植物などにしたり、挟持脚の形を文字型にしたりどんな形にしても良い。凝ったデザインの物干し具にできるだけでなく、販促ツールにするなどして利用できる。
実施例15(図16)は、挟持脚が連続して配置され内側の挟持脚の片側面にブラシが設けられている。プラスチックで成形すると扱いやすい。
実施例16(図17)は、挟持脚が連続して配置され内側の挟持脚の両側面にブラシが設けられている。プラスチックで成形すると扱いやすい。
実施例17は、実施例10記載の物干し具を複数連結させたものである(図21、図22)。本発明の物干し具は櫛型の構造になっているため、櫛の歯を互い違いに折りたたむことにより(図22)コンパクトに折りたたむことができ、略平板状になり、取り扱いやすく、収納空間に困らない。
実施例18(図23)は、矢印の方向(20)に挟持体を内側に折りたたむことができ、折りたたんだ際には、細い1本の棒状になるため(図24)、嵩張らず、しかも軽量であるため、旅行時やアウトドア、または非常時のための携帯性に優れている。
実施例19は、挟持体を支持部の左右方向に動かすことが可能である(図25)。使用者の利用状況により挟持体間の間隔を自在に決めて利用することができる。
実施例20(図26)は、引掛具の軸を中心に支持部(14)が放射状に突出しており、支持部の先端と末端に挟持体(13)が設置してあり、引掛具(16)の軸を支点に回転する。引掛具の軸を中心に折りたたみが可能で運びやすい。
実施例21(図27)は、奥行き空間の限られた壁や柱や塀等に固定して使用できる。支持部(14)の基部(29)を接着できるテープや接着剤、吸着できる吸盤、または磁石やネジ等で固定させて使用する。(23)のように張り干しができる。
実施例22は上部に物干し竿等に掛けるための引掛具(16)が設けられた実施例10の支持部(14)を環状体にしたものである。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
1 挟持脚
2 挟持脚
3 ブラシ
4 挟持体
5 挟持脚内面上部の切欠部
6 略山型の形状が設けられた部分
7 滑り止め
8 引掛具
9 引掛具
10 引掛具
11 紐
12 挟持具
13 実施例1の物干し具、または挟持体
14 支持部
15 切欠部
16 引掛具
17 挟持具
18 洗濯物等の挿入方向
19 実施例10の物干し具
20 折りたたみ方向
21 折り込まれた挟持体の陰線
22 可動方向
23 洗濯物
24 実施例1の物干し具
25 実施例2の物干し具
26 実施例4の物干し具
27 実施例5の物干し具
28 洗濯ロープ
29 基部


Claims (10)

  1. 略U字状の切欠部に対向する挟持脚の(1)、(2)の少なくとも片内面に、複数の毛または毛束によってブラシ状(3)の挟持部を設けたことを特徴とする物干し具。
  2. 前記挟持脚の少なくとも片内面に複数の毛または毛束が基部から上方に向けて斜設されたブラシ状(3)の挟持部を設けたことを特徴とする物干し具。
  3. 前記挟持脚の両内面に複数の毛または毛束が逆V字に向かい合わせに設けられたブラシ状(3)の挟持部を設けたことを特徴とする物干し具。
  4. ハンガー、物干し竿、ヒモ等に安定固定できるように、前記挟持脚内面の上部に切欠部(5)、または略山型の形状(6)または穴部を設けたことを特徴とする請求項1から3記載の物干し具。
  5. ハンガー、物干し竿、ヒモ等に安定固定できるように前記挟持脚の内面の上部にゴム材質同等の摩擦力の強い材質等で滑り止め(7)、または溝、凹凸等の滑り止めを設けたことを特徴とする請求項1から4記載の物干し具。
  6. 請求項1から5記載の物干し具の上部または側面に、引掛具(8)、(9)、(10)または紐(11)または挟持具(12)を設けたことを特徴とする物干し具。
  7. 請求項1記載の物干し具(13)が櫛の歯のように支持部(14)の下部に下向きに複数突出する櫛形構造となっていることを特徴とする物干し具。
  8. 前記支持部(14)に切欠部(15)を設けた請求項7記載の物干し具。
  9. 前記支持部上部に物干し竿等に掛けるための引掛具(16)、または挟持具(17)が設けられた請求項7記載の物干し具。
  10. 請求項7記載の物干し具の上部に物干し竿等に掛けるための引掛具のある物干し具(但し、前記挟持脚の形状が棒であり、且つ、対向する挟持脚の両内面から複数の毛または毛束が逆V字に向かい合わせに設けられたブラシ状になっているものを除く)。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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