JP3185638U - 物干し具 - Google Patents

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輝姫 徳永
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Abstract

【課題】洗濯後の衣類等を乾燥させるために干す際の、水を含んだ洗濯物を持ち上げる、洗濯バサミで挟むといった、健常者でも体力的に負担のかかる作業において、負担を軽減させる物干し具を提供する。
【解決手段】洗濯ばさみ3本体にリールホルダー1のワイヤー2を接続し、洗濯ばさみ3を引き寄せることでワイヤー2が引き出され、乾燥させる衣類その他を挟み、発条の戻る力によってワイヤー2が巻き取られ、引き上げられることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この考案は、洗濯後の衣類その他を干す際に用いる物干し具に関する。
従来、家庭の衣類等の洗濯後の乾燥には、図2の洗濯ばさみや図3の多数の洗濯ばさみが設置された物干し具などを用いて行われている。洗濯ばさみを用いて干す作業に於いては、水分を含んだ衣類などを片手で持ち上げ、多くは図
4のように、目線の高さ相当、あるいはそれ以上の高所に位置する洗濯ばさみやこれを有する物干し具で挟み、吊り下げて乾燥させることが一般的な方法である。
この作業は、健常者においても体力的に負担をもたらすものである。増して、老齢や障害等の理由で手指の力が十分でない場合は負担が大きい。あるいは片手で行うことはすこぶる困難を要する。
実用新案登録第3065044号公報
この作業の困難性は2つの要素がある。
1つ目の要素は、水分を含んで重量のある衣類等をおおよそ目線の高さに位置する物干し具まで持ち上げねばならないこと。
2つ目は物干し具の洗濯ばさみに挟み込むまで、一方の手で支えたまま、他方の手で洗濯ばさみを操作する必要があるためであり、持ち上げて、その姿勢を維持することは体力的に負担がかかり苦痛をもたらすものである。
老齢や障害のために腕力や手指に力が入らない、あるいは片手のみで作業を行わなければならない場合、前記の作業のための動作は、すこぶる困難である。片手が麻痺、あるいは力の弱い者にとって、この動作は負担であり苦痛である。更には腕や手指は健常でも障害等により車椅子を使用するなどの場合、高所に干すことは多大な苦痛をもたらす。
よって、本考案は濡れて水分を含んだ重量のある洗濯物を、軽微な力で干すことが出来、かつ片手による操作が可能な物干し具を考案することである。
本考案は、従来技術の洗濯ばさみ、及びこれを多数取り付けた一般的な物干し具の基本的な構造は変更することなく、物干し具の枠組み5と洗濯ばさみ3との間に、発条6を内蔵した図7リールホルダーと呼ばれる道具を設置することで行う。
実施者は図8リールホルダーに接続された洗濯ばさみ3を手に取り、これを図1のとおり下方に引き寄せる。洗濯ばさみ3はリールホルダー1から引き出されたワイヤー2に接続されているので、物干し具は高所の位置を変えることなく、洗濯ばさみ3だけが下方に寄せられる。
立位の場合は、腰あたりの位置にある濡れた洗濯物の端に洗濯ばさみ3を寄せ、これを持つ手でつまみ4を手指でつまみ、洗濯ばさみ3を開き衣類を挟む。
その後、手を離すと、引き絞られた発条6の元に戻る力により、引き出されたワイヤー2のリールが巻き戻され、衣類などは物干し具のある高所に持ち上げられる。
本考案の効果は、以下の通りである。
片手で操作することが可能である。
濡れて重量を増した衣類などを持ち上げる負担が無い。あるいは少なくて済む。
持ち上げるだけでなく、物干し具に取り付けるために高所で維持する動作が不要である。
洗濯ばさみを引き寄せる際には、発条の引き絞りを行うため若干の力を要するが、高所で洗濯ばさみを把持し、下方へ引き寄せるのは、実施者の腕及び手の重量を上手く乗せて、軽微な力で行うことが可能である。
乾燥後に取り込む際も、取り付け時と同様の操作で、片手で行うことが出来る。この際は吊り下げてある衣類の重量によって、より軽微な力で引き寄せることが出来る。
ジーンズやトレーナーなど、大きく、水分を含むと重たいものでも、リールホルダーの発条を、大型で強く引き絞る物とすることで対応できる。
また、一つの衣類に数個の引き寄せた洗濯ばさみで干す従来の方法を、そのまま使うことが出来る。
洗濯物を干す作業は、多くは図4のように立位で行われるが、本考案品が実施者の立位における目線の高さに位置していても、座位の姿勢でも手を上方に伸ばし、洗濯ばさみ を把持して引き寄せることが出来るならば、車椅子など座位の姿勢でも実施が可能である。
幼い子供がお手伝いをする場合も、大人が洗濯ばさみを引き寄せ、これに低所で子供が洗濯物を取り付け、その後手を離し、洗濯物が吊り上げられる様子は、親子で一緒に干す作業を、楽しい作業にすることができる。
前記の幼い子供とともに作業を行う場合は、実施者が座位を取ることにより、大人は子供の目線の高さで相対することで、立位よりもコミュニケーションが取れる。
本考案は、図1及び図5、図8のとおり、洗濯ばさみがリールホルダーに接続されるだけの簡単な構造であるので、従来技術の物干し具と比べて、さしたる外観上の違いは生じない。
本考案品の斜視図である。 従来技術である洗濯ばさみの図である。 従来技術である物干し具の図である。 洗濯物を干すときの様子を示す図である。 本考案品の一実施形態を示す図である。 本考案品の一実施形態を示す図である。 リールホルダーの斜視図である。 本考案品の斜視図である。
本考案を実施するための最適の形態を図5に示す。実施者は立位で目線以上の高さにある本考案品図1の洗濯ばさみ3を片手で把持し、下方へ引き降ろす。把持したまま洗濯ばさみ3のつまみ4を操作してタオルや衣類といった干すものの端を挟み込む。つまみ4を操作して挟み込むこの動作は従来からの動作と変わりない。
その後、把持した手を離せば、引き絞られた発条6が戻る力によってわいやー2のリールが巻かれ、洗濯ばさみ3は元の位置である高所に引っ張り上げられ、これとともに干す物も引き上げられる。
本考案品は、洗濯ばさみ3一つに付きリールホルダー1が一つ付属する構造が必要となる。図3の従来技術である、多数の洗濯ばさみを備えた物干し具では、図5のとおり枠組み5と洗濯ばさみ3の間にリールホルダー1を設置すればよい。
また、洗濯ばさみを吊り下げている枠組み5の内側にリールホルダー1を内蔵し、全体の構造がかさばらないような構造とすることができる。
物干し具は多くが物干し竿に引っ掛けて設置して用いられる。図6のようにこの物干し竿のパイプ内に発条6を並べて設置し、ワイヤーの引き出し口9を設け、これに洗濯ばさみ3を接続させて物干し竿と一体型の構造とすることもできる。その際は、図6のように発条6の外径と物干し竿本体パイプの外形の差を使って、発条6を内蔵した部分8がこぶとなり、物干し竿上部に波打つような形態を施すことで、この波型に従来技術のハンガー10を引っ掛けて用い、ハンガー10と洗濯ばさみ3の兼用とすることもできる。
洗濯ばさみ3とリールホルダー1は一体化させても良い。洗濯ばさみ3のバネの径に会わせて、この部分にリールホルダー1を組み込み、リールホルダー1から引き出されるワイヤーは洗濯ばさみ3ではなく、物干し具の枠組み5や物干し竿に接続する。
本考案は、家庭などで日常に行われる洗濯の作業における衣類などの「干す」という作業を想定した物干し具として考案したが、他の産業上の利用方法は以下のことが考えられる。
小売店において高所にディスプレイされる商品の設置、及び陳列において、従来は脚立や踏み台などを用いて行っていた作業が、立位で手の届く範囲であれば、展示する物品をまとめて高所におかずとも、手元に置いたまま作業が可能である。購入者や従業員による取り外しも同様である。
オフィスにおける掲示物や、個人のデスク周りの小物を吊り下げて使用時のみ引き寄せて使用できる。
作業場において頻繁に使用する小道具などを卓上に置かず、吊り下げた状態にし、使用時のみ引き寄せる、などの応用が考えられる。
そのほか、洗濯ばさみは、物干し具以外の用途において、吊り下げる、一時的に保持する、頻繁に取り外して使用する道具の保持など幅広く使われており、その際の多くの場面で使用できると考える。
1 リールホルダー
2 ワイヤー
3 洗濯ばさみ
4 つまみ
5 枠組み
6 内臓された発条
7 物干し竿
8 発条内臓部
9 ワイヤー引き出し口
10 ハンガー

Claims (1)

  1. 洗濯ばさみ様本体にリールホルダーのワイヤーを接続し、洗濯ばさみを引き寄せることでワイヤーが引き出され、乾燥させる衣類その他を挟み、発条の戻る力によってワイヤーが巻き取られ、引き上げられることを特徴とする物干し具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020141805A (ja) * 2019-03-05 2020-09-10 西室 聰美 物干用具

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