JP2016202114A - コンバイン - Google Patents

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松澤 宏樹
Hiroki Matsuzawa
宏樹 松澤
洋平 西山
Yohei Nishiyama
洋平 西山
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Iseki and Co Ltd
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明は、コンバインの操縦操作を行いながら、収穫する穀粒の圃場毎の収穫重量や平均水分率を簡単な操作で行えるようにすることを課題とする。【解決手段】グレンタンク3に貯留される穀粒の重量を重量測定センサ5で検出すると共に穀粒の水分率を水分計35で計測して制御装置2に入力するコンバインにおいて、操縦操作具6にデータ保存スイッチ50を設け、該データ保存スイッチ50を走行速度が所定以下の低速或いは停止状態で押すことで、収穫穀粒の重量と平均水分率を収穫データとしてデータ記憶領域44に保存することを特徴とするコンバインの収穫データ保存装置とする。【選択図】図1

Description

本発明は、コンバインに関する。
コンバインにおいて収穫する穀粒はグレンタンクに貯留し、満杯になると収穫作業を中断して運搬車の穀粒タンクに排出する作業を行うが、グレンタンクは鉄板や樹脂で成形されているために、穀粒の溜まり具合を直接視認することが困難である。
このために、例えば、特開2004−33098号公報に記載のコンバインの穀粒貯留量表示装置では、穀粒貯留量を作業者に知らせるために、グレンタンクの内部に貯留量を段階的に検出する複数の貯留量検出センサを設け、この貯留量検出センサに対応するランプを点灯させて穀粒の溜まり具合を表示することでコンバインの操縦者に知らせるようにしている。
特開2004−33098号公報
コンバインのグレンタンクは、揚穀筒から排出される穀粒が溜まるようになっているために、均平ではなく傾斜して溜まる傾向があって、前記の穀粒貯留量表示装置では満杯表示になってもグレンタンク内に貯留空間の余裕があることが多い。
本発明は、穀粒貯留量を適正に表示することで、グレンタンクの容積一杯に穀粒を充満可能とし、コンバインの収穫作業の能率を向上させることを課題とする。
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1に記載の発明は、グレンタンク(3)に溜まる穀粒の重量を計測する穀粒重量計測手段(5)と穀粒の水分率を計測する水分率計測手段(35)を設け、計測した穀粒重量と穀粒水分率で穀粒実質体積を演算し、この穀粒実質体積に基づいて、前記グレンタンク(3)に穀粒が均平堆積した状態の穀粒の貯留高さである実質貯留量表示(49)を表示パネル(47)に表示するコンバインとする。
請求項2に記載の発明は、グレンタンク(3)内に穀粒の有無を検出する穀粒センサ(4)を高さ方向で複数設け、最上段の前記穀粒センサ(4)が穀粒を検出していない場合は、前記穀粒センサ(4)が検出する穀粒高さである見掛け穀粒貯留量表示(48)を前記表示パネル(47)に表示し、最上段の前記穀粒センサ(4)が穀粒を検出している場合には、前記実質貯留量表示(49)を前記表示パネル(47)に表示する請求項1に記載のコンバインとする。
請求項3に記載の発明は、前記見掛け穀粒貯留量表示(48)では、タンク内堆積面を傾斜表示し、実質貯留量表示(49)ではタンク内堆積面を水平表示する請求項2に記載のコンバインとする。
請求項4に記載の発明は、前記見掛け穀粒貯留量表示(48)と前記実質貯留量表示(49)を交互に表示する請求項3に記載のコンバインとする。
請求項1に記載の発明によれば、コンバインの操縦者は、実質貯留量表示(49)を見て、グレンタンク(3)が実質的に満杯になるまで収穫作業を続けることができ、収穫作業を能率的に行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明による効果に加えて、コンバインの操縦者は、収穫作業開始後に見掛け穀粒貯留量表示(48)を見て順調な収穫作業開始を確認できる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明による効果に加えて、コンバインの操縦者は、見掛け穀粒貯留量表示(48)でグレンタンク(3)内に穀粒が溜まっていく実際の堆積状態を認識し、実質貯留量表示(49)でグレンタンク(3)内の空き空間を認識できる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明による効果に加えて、見掛け穀粒貯留量表示(48)と実質貯留量表示(49)を共通の表示装置で見ることができるので、穀粒貯留量の確認を容易に行うことができる。
自動制御のブロック図である。 グレンタンクの背断面図である。 コンバインの平面図である。 穀粒排出クラッチレバーの側断面図である。 見掛け穀粒貯留量表示を示すフロントパネルの正面図である。 実質貯留量表示を示すフロントパネルの正面図である。 主変速レバーの正面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に示す実施例を参照しながら説明する。なお、本明細書においてコンバインの前進方向に向かって左右方向をそれぞれ左、右といい、前進方向を前、後進方向を後という。
まず、コンバイン1は、図3に示すように、クローラ9を有する車体10上に、進行方向に向かって左側に脱穀装置11と、右側の前部に操縦座席12を、その後部にグレンタンク3をそれぞれ併設して搭載した構成としている。そして、刈取前処理装置13は、図面に示すように、前部の低位置に分草杆14を、その後方に刈取装置15を、更に、これらの上側に傾斜した穀稈引起し装置16を、そして、刈取穀稈を前記脱穀装置11まで搬送する穀稈搬送装置17をそれぞれ配置して一体に構成し、前記車体10の前部に昇降自由に支持した構成としている。
操縦座席12の前側には、左右に傾けることで旋回する操向レバー8を立設し、足元には駐車ペダル7を設け、サイドパネルに前後へ回動して変速する主変速レバー(変速レバー)6を立設している。
そして、脱穀装置11は、図3に示すように、始端部を前記穀稈搬送装置17の終端部に臨ませて受継チエン18、フィードチエン19の順に設け、まず、受継チエン18が穀稈の株元を受け継いで挟持して搬送した後、フィードチエン19の始端部側に穀稈の株元を受け継ぎ挟持させて、穂部を扱室に挿入して搬送しながら脱穀、選別を行う構成としている。
つぎに、グレンタンク3は、図2に示すように、併設した前記脱穀装置11との間に一番揚穀装置20で連結され、脱穀され選別された後の一番穀粒が一番揚穀装置20で揚穀されて供給され、順次貯留される構成としている。貯留される穀粒の表面層は、図示の如く一番揚穀装置20側が高い傾斜した状態になる。
そして、グレンタンク3は、図2に示すように、底面に前後方向に軸架した排出螺旋21が設けられ、その排出螺旋21の終端部を、図3に示すように、揚穀装置22を介して排出オーガー23に接続して貯留した穀粒を機外に排出できる構成としている。グレンタンク3の底部には穀粒の重量を計測する穀粒重量計測手段すなわち重量測定センサ5を設けている。貯留される穀粒の重量は増加するグレンタンク3の重量から空の状態で計測したグレンタンク重量を減算して算出する。
図4において、28は排出クラッチレバー、24はオーガクラッチセンサである。
そして、穀粒センサ4は、図2に示すように、前記グレンタンク3の内壁の一番揚穀装置20側に、所定間隔ごとに上下方向に配列して設け、タンク3に充填される穀粒を順次検出して図5の如く見掛け穀粒貯留量表示48としてフロントパネル47に表示する構成としている。グレンタンク3内壁の穀粒センサ4と反対側には穀粒を取り込んで水分率を計測する水分計35を設け、計測した水分率も適時にフロントパネル47に表示する。
つぎに、制御装置2について説明する。
まず、制御装置2への信号の入力は、オーガクラッチセンサ24のオン・オフ信号と、旋回力アップスイッチ25のオン・オフ信号と、自動搬送制御スイッチ26のオン・オフ信号と、複数穀粒センサ4のオン・オフ信号と、脱穀クラッチスイッチ27のオン・オフ信号と、穀稈センサ右29のオン・オフ信号と、穀稈センサ左30のオン・オフ信号と、駐車レバースイッチ31のオン・オフ信号とがデジタル入力回路36を通して収量計測処理40に入力する。
また、主変速レバースイッチ32の変速位置と、パワーステアリングセンサ33の出力値と、重量測定センサ5の重量検出値がA/D変換回路37を通して収量計測処理40に入力する。
さらに、車速センサ34の車速検出値がデジタルカウンタ38と走行距離カウント処理42を介して収量計測処理40に入力し、水分計35の検出値が水分計計測回路39を介して収量計測処理40に入力する。
制御信号からの出力は、収量計測処理40とタイマーカウント処理41とデータ記憶領域44の間で出入力され、ホーン器45へ出力され、モニタ表示制御43へ出力されてさらにフロントパネル(表示パネル)47に出力される。
データ記憶領域44には、走行速度が極低速か停止状態か主変速レバー6を中立にして、圃場を移動したり収穫穀粒の品種が変わったりした際に主変速レバー6に設けるデータ保存スイッチ50を押すとグレンタンク3に溜まった穀粒の重量と平均水分率が記憶される。走行停止の判断は車速センサ34が零を計測した場合だけでなく駐車ペダル7が踏み込まれたことを検出した場合でも良い。
前記のほかに、脱穀装置11の脱穀クラッチが切操作されて一定時間以上経過するか一定距離以上走行すると、穀粒の重量と平均水分率がデータ記憶領域44に記憶される。
なお、車体の左右傾斜調整機能を有するコンバインでは、データ保存スイッチ50を押した際に機体を上昇させて水平にして重量測定センサ5が正確に重量を計測するようにする。
また、データ保存スイッチ50を押した際に排出オーガー23が収納されていないと液晶モニタ46に収納を促す表示を行い、ホーン器45を鳴らすようにする。
図5と図6は、操縦座席12の前方に設けるフロントパネル47を示し、穀粒センサ4の穀粒検出に基づいて表示される見掛け穀粒貯留量表示48と、重量測定センサ5が計測するグレンタンク3に貯留した実側穀粒重量と水分計35で計測する穀粒の水分率で演算した穀粒の容積をグレンタンク3に均平堆積した状態の実質貯留量表示49を液晶モニタ46に表示している。
実側穀粒重量は補正関数を使って補正を掛け、穀粒重量を算出し、水分計35の平均水分値から、制御装置2に予め記憶されたマップ(水分値に対する穀粒比重のマップ)で、穀粒の平均比重を計算して、前記穀粒重量を平均比重で除して穀粒の体積を算出する。そして、この穀粒体積をグレンタンク3に均平堆積した状態として実質貯留量表示49として表示する。
フロントパネル47には車速センサ34が検出するコンバインの走行速度とエンジンのラジエータ水温も表示されている。
見掛け穀粒貯留量表示48は堆積する穀粒の表面が階段状に傾斜して表示され、実質貯留量表示49は堆積する穀粒の表面が水平に順次上昇して表示される。
見掛け穀粒貯留量表示48と実質貯留量表示49は、次の如くフロントパネル47に表示される。
見掛け穀粒貯留量表示48と実質貯留量表示49が一定時間以上或いは一定走行距離の間一致または堆積位置以上の収量を検出しない場合、一定時間見掛け穀粒貯留量表示48を表示した後に、一段下の堆積を表示するか、見掛け穀粒貯留量表示48を点滅表示する。
見掛け穀粒貯留量表示48と実質貯留量表示49が一致または堆積位置以上の収量を検出した後に、一定時間或いは一定走行距離内に所定量以上増加していることを検出できた場合、見掛け穀粒貯留量表示48を注目表示である点滅表示にする。
見掛け穀粒貯留量表示48と実質貯留量表示49が一致または堆積位置以上の収量を検出した後に、一定時間或いは一定走行距離内に所定量以上増加していることを検出できた場合、見掛け穀粒貯留量表示48を点滅表示する。
見掛け穀粒貯留量表示48と実質貯留量表示49が一致または堆積位置以上の収量を検出した後に、一定時間内に所定量増加していないことを検出できた場合、見掛け穀粒貯留量表示48を点滅表示して、センサが以上であることを知らせる。
グレンタンク3が満杯の場合には実質貯留量表示49や見掛け穀粒貯留量表示48に代えて満了警告表示にしても良い。
また、センサの異常やタンク内への搬送に異常が生じていると、ホーン器45を鳴らして知らせる。
また、刈取装置15と脱穀装置11が駆動中或いは走行中で操向レバー8を左右に一定範囲内に倒して旋回操作中に主変速レバー6のデータ保存スイッチ50を押すと液晶モニタ46に収穫穀粒の重量か水分値を表示する。
また、脱穀クラッチが入りになり穀稈センサ右29と穀稈センサ左30が穀稈を検出して一定時間経過するか一定距離以上走行すると自動的に液晶モニタ46に収穫穀粒の重量か水分値を表示する。
3 グレンタンク
4 穀粒センサ
5 穀粒重量計測手段(穀粒重量計測手段)
35 水分率計測手段
48 見掛け穀粒貯留量表示
49 実質貯留量表示

Claims (4)

  1. グレンタンク(3)に溜まる穀粒の重量を計測する穀粒重量計測手段(5)と穀粒の水分率を計測する水分率計測手段(35)を設け、計測した穀粒重量と穀粒水分率で穀粒実質体積を演算し、この穀粒実質体積に基づいて、前記グレンタンク(3)に穀粒が均平堆積した状態の穀粒の貯留高さである実質貯留量表示(49)を表示パネル(47)に表示するコンバイン。
  2. グレンタンク(3)内に穀粒の有無を検出する穀粒センサ(4)を高さ方向で複数設け、最上段の前記穀粒センサ(4)が穀粒を検出していない場合は、前記穀粒センサ(4)が検出する穀粒高さである見掛け穀粒貯留量表示(48)を前記表示パネル(47)に表示し、最上段の前記穀粒センサ(4)が穀粒を検出している場合には、前記実質貯留量表示(49)を前記表示パネル(47)に表示する請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記見掛け穀粒貯留量表示(48)では、タンク内堆積面を傾斜表示し、実質貯留量表示(49)ではタンク内堆積面を水平表示する請求項2に記載のコンバイン。
  4. 前記見掛け穀粒貯留量表示(48)と前記実質貯留量表示(49)を交互に表示する請求項3に記載のコンバイン。
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