JP2016201956A - バッテリ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】バッテリ制御装置10は、電圧検出手段30及び電流検出手段32の検出値に基づいて、バッテリ12の充電率を算出する充電率算出手段42と、充電率に基づいて電流量を制御する電流制御手段44と、電圧検出手段30又は電流検出手段32の故障を検出する故障検出手段46を備える。電流制御手段44は、電圧検出手段30又は電流検出手段32の一方で故障が検出された場合、故障検出後の充電率を故障検出時における充電率である故障時充電率以下に維持するようにバッテリ12に入出力する電流量を制御する。
【選択図】図1
Description
一般に、バッテリの電圧と充電率とは相関関係があることが知られており、またバッテリに入出力される電流を積算すればバッテリの蓄電量(すなわち充電率)を知ることができる。よって、電圧値または電流量のいずれか一方のみを用いて充電率を算出することも可能であるが、検出値の誤差(積算誤差や検出誤差等)や個々のバッテリの特性(劣化度や温度等)などに起因して、算出した充電率と実際の充電率とにずれが生じる場合がある。特に、使用上限充電率および使用下限充電率近傍での使用時には、より正確な充電率を算出することが望まれる。
このため、バッテリの電圧値および電流量の両方を用いて充電率を算出している。
このため、下記特許文献1では、電圧センサの故障が検知された場合に、通常時よりもバッテリ電流を抑制することによって、充放電時に発生するジュール熱を抑制してバッテリの保護を図っている。
また、バッテリが過放電状態になった場合と比較して、過充電状態となった場合の方がバッテリおよびその周囲への影響が大きいと考えられるため、故障が生じた場合にはバッテリからの出力のみを許可して電動車の走行を継続する方法も考えられる、しかしながら、例えば充電率が低い状態で故障が生じた場合などは、車両修理業者等にたどり着く前にバッテリ内の電力がなくなってしまう可能性がある。
請求項2の発明にかかるバッテリ制御装置は、前記充電率算出手段が、前記電圧検出手段または前記電流検出手段の一方で前記故障が検出された後、前記故障が検出されていない他方の検出手段の検出値に基づいて暫定的に前記充電率を算出する、ことを特徴とする。
請求項3の発明にかかるバッテリ制御装置は、前記電流制御手段が、前記故障時充電率よりも低い制限充電率を設定し、前記充電率が前記制限充電率未満の際には前記故障が検出されていない時と同様の前記電流量を前記バッテリに入出力し、前記充電率が前記制限充電率以上かつ前記故障時充電率以下の際には前記故障が検出されていない時よりも前記バッテリに入力する前記電流量を抑制する、ことを特徴とする。
請求項4の発明にかかるバッテリ制御装置は、前記バッテリの温度を検出する温度検出手段を更に備え、前記電流制御手段は、前記バッテリの温度が高いほど前記制限充電率を低くする、ことを特徴とする。
請求項5の発明にかかるバッテリ制御装置は、前記故障検出手段が、前記電圧検出手段の故障を検出し、前記充電率算出手段は、前記電圧検出手段で前記故障が検出された後、前記電流検出手段の検出値に基づいて前記充電率を算出する、ことを特徴とする。
また、充電率を故障時充電率以下に維持する以外は、バッテリへの入出力に関する制限を設けていないので、非故障時と比較した場合のユーザの違和感を軽減する上で有利となる。
また、請求項1の発明では、故障時充電率以下の範囲であればバッテリへの充電(電流の入力)を許可するので、バッテリへの充電を禁止する場合と比較してバッテリの使用可能期間を長くすることができ、ユーザの利便性を向上する上で有利となる。
請求項2の発明によれば、検出手段の一方で故障が検出された後は、故障が検出されていない他方の検出手段の検出値に基づいて暫定的に充電率を算出するので、充電率の概算値を得ることができ、バッテリの過充電を防止しながら使用を継続する上で有利となる。
請求項3の発明によれば、故障時充電率よりも低い制限充電率を設定し、充電率が制限充電率以上かつ故障時充電率以下の際には故障が検出されていない時よりもバッテリに入力する電流量を抑制するので、充電率が故障時充電率に到るまでの時間を長くすることができ、バッテリを使用可能な期間を延長する上で有利となる。
請求項4の発明によれば、バッテリ温度に基づいて制限充電率を設定するので、バッテリの状態を反映した制御を行うことができ、より確実に過充電を防止する上で有利となる。
請求項5の発明によれば、電圧検出手段の故障を検出し、故障後は電流検出手段を用いて充電率を判定するので、バッテリに入出力される電流量を逐次積算することができ、精度よく充電率を算出する上で有利となる。
図1は、実施の形態にかかるバッテリ制御装置10の構成を示す説明図である。
バッテリ制御装置10は、電動車の駆動用電力を蓄電するバッテリ12を制御する。
本実施の形態では、バッテリ12は、モータ14とエンジン16とを搭載したハイブリット自動車の駆動用電源であるものとする。
バッテリ12は、複数の電池セル18(18A〜18N)を直列に接続した組電池17と、組電池17の正極側に設けられた正極側メインコンタクタ20と、組電池17の負極側に設けられた負極側メインコンタクタ22と、正極側メインコンタクタ20と並列に設けられプリチャージコンタクタ24Aおよびプリチャージ抵抗器24Bからなるプリチャージ回路24とが筐体26内に収容されたバッテリパックとして構成されている。
電流検出手段32(32A,32B)は、バッテリ12に入出力される電流量を検出する。バッテリ12への電流の入力は充電に対応し、バッテリ12から電流の出力は放電に対応する。
本実施の形態では、2つの電流検出手段32A,32Bが設けられている。これは後述するように、本実施の形態では電圧検出手段30の故障後は電流検出手段32の検出値のみで暫定的に充電率を算出するため、電流検出手段32の信頼性を高めるためである。2つの電流検出手段32A,32Bの検出値の差分が所定の誤差範囲内にある場合には電流検出手段32が正常に稼働していると判断することができ、2つの検出値の差分が誤差範囲を上回る場合には電流検出手段32に故障が生じていると判断することができる。
温度検出手段34は、バッテリ12の温度(バッテリ温度)を検出する。温度検出手段34は、組電池17の代表点に設けられてもよいし、各電池セル18毎または複数の電池セル18を1単位とするセルユニット毎に設けられていてもよい。
モータ14とバッテリ12との間には図示しないインバータが設けられており、モータ14とバッテリ12との間で入出力される電流の交流/直流を変換する。
エンジン16は、高速走行時等に駆動輪を回転させる他、バッテリ12の充電率が低下した際などにモータ14を回転させて回生電流を発生させる。これにより、バッテリ12の充電率が低下した場合でも任意のタイミングでバッテリ12を充電することができる。
なお、本実施の形態ではエンジン16でモータ14を回転させて発電を行うものとして説明するが、モータ14と別に発電機を設けて、この発電機をエンジン16で駆動させて発電を行ってもよい。
表示部19は、運転者から視認可能な位置に設けられたモニタや表示灯などである。本実施の形態では、表示部19は、電圧検出手段30または電流検出手段32に故障が生じた際にその旨を運転者に報知して、修理等の対応を取るように促す報知手段として機能する。
なお、図1では処理部40をバッテリ12の外部に図示しているが、処理部40をバッテリ12の内部に設けてもよい。
充電率算出手段42は、電圧検出手段30および電流検出手段32の検出値に基づいて、バッテリ12の充電率を算出する。充電率算出手段42は、例えばバッテリ12の電圧と充電率との相関関係を示すマップや、バッテリ12に入出力される電流の積算値に基づいて、バッテリ12の充電率を算出する。
電流制御手段44は、通常時(電圧検出手段30や電流検出手段32の非故障時)は、バッテリ12の充電率が予め定められたバッテリ12の使用上限充電率を上回らず、かつ使用下限充電率を下回らないようにバッテリ12に入出力する電流量を制御する。
電流制御手段44は、例えばバッテリ12の充電率が使用上限充電率の近傍となった場合には、モータ14の回生運転を禁止または回生量を抑制してバッテリ12に入力される電流を抑制し、その分の減速量をブレーキ機構15の作動により得られるようにする。また、例えばバッテリ12の充電率が使用下限充電率の近傍となった場合には、エンジン16の動力を用いてモータ14を回生運転させてバッテリ12を充電するように制御する。
本実施の形態では、故障検出手段46は電圧検出手段30の故障を検出する。
故障検出手段46は、電圧検出手段30または電流検出手段32の故障を検出すると、表示部19に故障表示を行わせ、運転者に故障を報知する。
なお、故障検出時の充電率(故障時充電率)とは、電圧検出手段30または電流検出手段32が故障していると判定される直前の信頼できる検出値を用いて算出された充電率である。
例えば電圧検出手段30の故障が検出された場合、充電率算出手段42は、電流検出手段32の検出値に基づいて暫定充電率を算出する。
そして、電流制御手段44は、暫定充電率を故障時充電率以下にするように制御する。
暫定充電率は、少なくとも現在のバッテリ12の充電率が故障時充電率以下であるか否かが判定できればよい。例えば、電圧検出手段30が故障した場合は、故障後にバッテリ12に入力される電流量が、故障後にバッテリ12から出力された電流量を上回るか否かを識別できればよい。
暫定充電率は、通常の方法で算出される充電率よりも信頼性が低いが、電動車を車両修理業者等に移動させるまでの比較的短時間の使用であれば、誤差の蓄積等の影響が少ないものと考えられる。
より詳細には、電流制御手段44は、暫定充電率が制限充電率未満の際には故障が検出されていない時と同様の電流量をバッテリ12に入出力する。すなわち、運転者のアクセル操作等に連動してモータ14への供給電流をバッテリ12から出力するとともに、モータ14で発電した回生電流をバッテリ12に入力する。
一方で、暫定充電率が制限充電率以上かつ故障時充電率以下の際には故障が検出されていない時よりもバッテリ12に入力する電流量を抑制する。すなわち、バッテリ12からの電流の出力は制限しない一方で、回生電流のバッテリ12への入力を制限する。この場合、例えば電動車の減速時には通常時よりもモータ14の回生量を低減するとともに、その分ブレーキ機構15を用いた減速量を増加させて、通常時と同様の減速量を確保する。
さらに、暫定充電率が故障時充電率を超えた場合には、例えば正極側メインコンタクタ20および負極側メインコンタクタ22をオフ(開)としてバッテリ12と高電圧負荷との接続を強制的に切断してバッテリ12の過充電を防ぐ。
このように制限充電率を設定することによって、暫定充電率が故障時充電率に達するまでの時間を延長することができる。
これは、高温時は低温時と比較してバッテリ12の抵抗値が低く、電流が流れやすくなり、制限充電率を超えた後に故障時充電率に到るまでの時間が短くなると予測されるためである。
図2のフローチャートにおいて、バッテリ制御装置10は、まず電圧検出手段30および電流検出手段32によって、バッテリ12の電圧値および電流量を検出する(ステップS200)。
つぎに、故障検出手段46は、ステップS200の検出値に基づいて電圧検出手段30に故障が生じているか否かを判断する(ステップS202)。
故障が生じていない場合は(ステップS202:No)、充電率算出手段42でステップS200の検出値に基づいてバッテリ12の充電率を算出し(ステップS204)、電流制御手段44がバッテリ12への電流の入出力を制御する(ステップS206)。すなわち、バッテリ12の充電率が使用上限充電率と使用下限充電率との間の範囲となるように電流量を制御する。
その後、ステップS200に戻り、以降の処理をくり返す。
また、電流制御手段44は、電圧検出手段30の故障判定時の充電率を故障時充電率として記憶するとともに(ステップS210)、故障時充電率よりも低い制限充電率を設定し、記憶する(ステップS212)。
その後、故障していない電流検出手段32は、バッテリ12に入出力される電流量を検出し(ステップS214)、充電率算出手段42は、電流量に基づいて暫定充電率を算出する(ステップS216)。
電流制御手段44は、暫定充電率を故障時充電率以下に維持するように制御する。
すなわち、暫定充電率が制限充電率未満(暫定充電率<制限充電率)の際には(ステップS218:Yes)、バッテリ12に対して非故障時と同様に電流を入出力する(ステップS220)。すなわち、ステップS206と同様の処理を行う。その後はステップS214に戻り、以降の処理をくり返す。
また、暫定充電率が制限充電率以上かつ故障時充電率以下(制限充電率≦暫定充電率≦故障時充電率)の際には(ステップS222:Yes)、バッテリ12への電流の入力を制限する(ステップS224)。すなわち、通常時よりもモータ14の回生量を低減するとともに、その分ブレーキ機構15を用いた減速量を増加させる。その後はステップS214に戻り、以降の処理をくり返す。
また、暫定充電率が故障時充電率を超えた際(暫定充電率>故障時充電率)の際には(ステップS226)、正極側メインコンタクタ20および負極側メインコンタクタ22をオフ(開)としてバッテリ12と高電圧負荷との接続を強制的に遮断する。この場合、電動車は走行できなくなるため、本フローチャートによる処理を終了する。
図3のグラフの縦軸はバッテリ12の充電率であり、縦軸の符号Smaxはバッテリ12の使用上限充電率、Sminはバッテリ12の使用下限充電率である。また、横軸は時間である。
電圧検出手段30の故障が検出される時刻をT1とすると、時刻T0から時刻T1までは電動車の走行状態に応じて通常のバッテリ12への電流の入出力が行われ、充電率は使用上限充電率Smaxおよび使用下限充電率Sminの範囲で変動している。
時刻T1に電圧検出手段30の故障が検出されると、その時点の充電率が故障時充電率SAとして記憶される。また、故障時充電率SAに対して所定のマージン量Mを取った制限充電率SB(<故障時充電率)が設定され、記憶される。
一方、電流の出力に関しては、例えば時刻T2のように暫定充電率が制限充電率SB以上となった場合に制限される。すなわち、モータ14での回生量を抑制してバッテリ12に入力する電流量を減少させる。
線分L1は、上記のような入力制限の結果、充電率が低下した場合を示す。線分L1では時刻T3に暫定充電率が制限充電率SB未満となっており、その後は入力に対する制限が解除される。
なお、暫定充電率が使用下限充電率Sminに近くなった場合には、エンジン16によりモータ14を稼働させて発電を行い、バッテリ12の充電率を維持するようにしてもよい。
一方、線分L2は、上記のような入力制限にも関わらず、充電率が上昇した場合を示す。線分L2では充電率が上昇を続けて、時刻T4に故障時充電率SAを超えている。この場合、電流制御手段44は、バッテリ12のメインコンタクタ20,22をオフにして、これ以上電流がバッテリ12に入力されないようにする。この結果、電動車は走行ができなくなるが、過充電によって電池が発熱するのを防止することができる。
よって、検出手段の故障後もバッテリ12の過充電による影響、例えばバッテリ12の故障や発熱による周囲の部材の損傷などを防止しながらバッテリ12の使用を継続する上で有利となる。
また、充電率を故障時充電率以下に維持する以外は、バッテリ12への入出力に関する制限を設けていないので、非故障時と比較した場合のユーザの違和感を軽減する上で有利となる。
また、バッテリ制御装置10は、故障時充電率以下の範囲であればバッテリ12への充電(電流の入力)を許可するので、バッテリ12への充電を禁止する場合と比較してバッテリ12の使用可能期間を長くすることができ、ユーザの利便性を向上する上で有利となる。
また、バッテリ制御装置10は、検出手段の一方で故障が検出された後は、故障が検出されていない他方の検出手段の検出値に基づいて暫定的に充電率を算出するので、充電率の概算値(暫定充電率)を得ることができ、バッテリ12の過充電を防止しながら使用を継続する上で有利となる。
また、バッテリ制御装置10は、故障時充電率よりも低い制限充電率を設定し、充電率が制限充電率以上かつ故障時充電率以下の際には故障が検出されていない時よりもバッテリ12に入力する電流量を抑制するので、充電率が故障時充電率に到るまでの時間を長くすることができ、バッテリ12を使用可能な期間を延長する上で有利となる。
また、バッテリ制御装置10において、バッテリ温度に基づいて制限充電率を設定するようにすれば、バッテリ12の状態を反映した制御を行うことができ、より確実に過充電を防止する上で有利となる。
また、バッテリ制御装置10において、電圧検出手段30の故障を検出し、故障後は電流検出手段32を用いて充電率を判定するようにすれば、バッテリ12に入出力される電流量を逐次積算することができ、精度よく暫定充電率を算出する上で有利となる。
Claims (5)
- バッテリの電圧を検出する電圧検出手段と、
前記バッテリに入出力される電流量を検出する電流検出手段と、
前記電圧検出手段および前記電流検出手段の検出値に基づいて、前記バッテリの充電率を算出する充電率算出手段と、
前記充電率に基づいて前記電流量を制御する電流制御手段と、
前記電圧検出手段または前記電流検出手段の少なくとも一方の故障を検出する故障検出手段と、を備え、
前記電流制御手段は、前記電圧検出手段または前記電流検出手段の前記一方で故障が検出された場合、故障検出後の前記充電率を故障検出時における充電率である故障時充電率以下に維持するように前記電流量を制御する、
ことを特徴とするバッテリ制御装置。 - 前記充電率算出手段が、前記電圧検出手段または前記電流検出手段の一方で前記故障が検出された後、前記故障が検出されていない他方の検出手段の検出値に基づいて暫定的に前記充電率を算出する、
ことを特徴とする請求項1記載のバッテリ制御装置。 - 前記電流制御手段が、前記故障時充電率よりも低い制限充電率を設定し、前記充電率が前記制限充電率未満の際には前記故障が検出されていない時と同様の前記電流量を前記バッテリに入出力し、前記充電率が前記制限充電率以上かつ前記故障時充電率以下の際には前記故障が検出されていない時よりも前記バッテリに入力する前記電流量を抑制する、
ことを特徴とする請求項1または2記載のバッテリ制御装置。 - 前記バッテリの温度を検出する温度検出手段を更に備え、
前記電流制御手段は、前記バッテリの温度が高いほど前記制限充電率を低くする、
ことを特徴とする請求項3記載のバッテリ制御装置。 - 前記故障検出手段が、前記電圧検出手段の故障を検出し、
前記充電率算出手段は、前記電圧検出手段で前記故障が検出された後、前記電流検出手段の検出値に基づいて前記充電率を算出する、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載のバッテリ制御装置。
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