JP2016201667A - 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム - Google Patents

通信装置、通信装置の制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の装置が無線ネットワークのパラメータを変更可能な管理装置となることを制限すると共に、無線ネットワークに通信装置が簡単に参加できるようにすることを目的とする。
【解決手段】 本発明の通信装置は、他の通信装置から認証情報を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した認証情報に応じて、前記他の通信装置を、前記通信装置が構築する無線ネットワークに、外部装置を参加させる権限を有し、かつ、前記無線ネットワークのパラメータを変更可能である第1の管理装置として登録する登録手段と、前記登録手段による登録の際に、複数の他の通信装置が前記第1の管理装置とならないように制御する制御手段と、を有する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、他の通信装置を管理装置として登録する通信装置に関する。
近年、無線LAN(Local Area Network)に対応した携帯電話やデジタルカメラ、プリンタ等の通信装置が普及している。このような通信装置と基地局とを接続する場合、通信装置と基地局の双方において、同じ通信パラメータの設定をした後に接続処理を実施する必要がある。
特許文献1には、基地局が構築する無線ネットワークの通信パラメータを、管理装置が基地局および通信装置に提供することで、基地局が構築する無線ネットワークに、簡単に通信装置が参加できるようにする構成が開示されている。
特開2008−160173号公報
しかしながら、このようなシステムにおいて、1台の基地局に対して複数の管理装置が存在する場合、下記の課題が生じる。即ち、第1の管理装置から第1の通信パラメータが基地局と通信装置とに提供された後に、第2の管理装置から第2の通信パラメータが基地局に提供設定されてしまうと、通信装置は基地局に接続できなくなってしまう。
一方で、1台の基地局に対して管理装置となる装置を1台に限定してしまうと、基地局が構築する無線ネットワークに通信装置を簡単に参加させることができなくなり、ユーザの利便性が低下してしまう。
上記課題を鑑み、複数の装置が無線ネットワークのパラメータを変更可能な管理装置となることを制限すると共に、無線ネットワークに通信装置が簡単に参加できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の通信装置は、他の通信装置から第1の認証情報もしくは第2の認証情報を取得する取得手段と、前記取得手段が前記第1の認証情報を取得した場合、前記他の通信装置を、前記通信装置が構築する無線ネットワークに、外部装置を参加させる権限を有し、かつ、前記無線ネットワークのパラメータを変更可能である第1の管理装置として登録し、前記取得手段が前記第2の認証情報を取得した場合、前記他の通信装置を、前記無線ネットワークに外部装置を参加させる権限を有するものの当該パラメータの変更が制限された第2の管理装置として登録する登録手段と、前記登録手段による登録の際に、複数の他の通信装置が前記第1の管理装置とならないように制御する制御手段と、を有する。
本発明によれば、複数の装置が無線ネットワークのパラメータを変更可能な管理装置となることを制限すると共に、無線ネットワークに通信装置が簡単に参加できるようになる。
基地局のハードウェア構成図。 基地局のソフトウェア機能ブロック図。 本実施形態のネットワーク構成の一例を示す図。 本実施形態の基地局の動作フロー図。 本実施形態における第1の動作シーケンス図。 本実施形態における第2の動作シーケンス図。
以下、本実施形態に係る通信装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、IEEE802.11シリーズに準拠した無線LANシステムを用いた例を説明するが、通信形態は必ずしもIEEE802.11シリーズに準拠した無線LANに限定されない。即ち、Bluetooth(登録商標)、UWB、NFC、ZigBee、MBOA等の他の無線通信方式に準拠した通信装置にも適用可能である。また、有線LAN等の有線通信方式に準拠した通信装置にも適用可能である。ここで、NFCはNear Field Communication(登録商標)の略である。また、MBOAは、Multi Band OFDM Allianceの略である。また、UWBには、ワイヤレスUSB、ワイヤレス1394、WINETなどが含まれる。
図1は本実施形態に係る通信装置の構成の一例を表すハードウェア構成図である。101は装置全体を示す。102は、記憶部103に記憶される制御プログラムを実行することにより装置全体を制御する制御部である。制御部102は、他の通信装置との間で無線LANパラメータ(以下、通信パラメータ)の設定制御も行う。103は制御部102が実行する制御プログラムと、通信パラメータ等の各種情報を記憶する記憶部である。後述する各種動作は、記憶部103に記憶された制御プログラムを制御部102が読み出して実行することにより実現される。104はIEEE802.11シリーズに準拠した無線LAN等の無線通信を行うための無線通信部である。
105は各種表示を行う表示部でありLCDやLEDのように視覚で認知可能な情報の出力、あるいはスピーカなどの音出力が可能な機能を有する。表示部105は視覚情報および音情報の少なくともどちらか一方を出力する機能を備えるものである。QRコード(登録商標)の表示も表示部105で実施する。なお、QRコード(登録商標)については表示部105を通じて表示する以外に、QRコード(登録商標)を通信装置の筺体にシールなどの形態で貼り付けられていてもよいし、取扱説明書や通信装置の販売時の段ボールなどの包装に貼り付けられていてもよい。なお、QRコード(登録商標)に代えて、バーコードや他の2次元コードであってもよい。106は無線LANアンテナ制御部、そして107は無線LANアンテナである。108は、ユーザが各種入力等を行い、通信装置を操作するための操作部である。
図2は、後述の通信制御機能を実行するソフトウェア機能ブロックの構成を示すブロック図である。201はソフトウェア機能ブロック全体を示す。
202は通信パラメータ制御部である。通信パラメータ制御部202は、通信装置と他の通信装置との無線通信に用いられる通信パラメータの通信を実施する。具体的には、自装置が通信パラメータの提供側となる場合は、通信パラメータを生成し、他の通信装置へ当該通信パラメータを提供する。また、自装置が通信パラメータの受信側となる場合は、通信パラメータの提供装置から通信パラメータを受信する。また、通信パラメータの提供装置と受信装置との間を中継する中継処理も行う。
後述のネットワーク設定変更処理やパラメータ提供処理は、通信パラメータ制御部202にて実施される。203はバーコード生成制御部である。バーコード生成制御部203はQRコード(登録商標)を生成し、生成したQRコード(登録商標)を表示部105に表示するための制御を行う。なお、QRコード(登録商標)に代えて、バーコードや他の2次元コードの生成、表示を行うようにしてもよい。
204は無線LANのAP機能制御部であり、IEEE802.11規格に定められたアクセスポイント機能を提供する。具体的には、アクセスポイント(以下、AP)としての認証・暗号処理および通信相手装置の管理等を実施する。205は無線LANパケット受信部、206は無線LANパケット送信部であり、通信相手装置との間でIEEE802.11規格に準拠した無線LAN通信を実施する。
207は基地局へ管理装置を登録する際の処理を実施する管理装置登録処理部である。後述の管理装置登録処理は、管理装置登録処理部207にて実施される。208はデータ記憶部であり、ソフトウェアそのものおよび、無線LANパラメータや、認証情報、バーコード類の情報を記憶保持している。
なお、全ての機能ブロックはソフトウェアもしくはハードウェア的に相互関係を有するものである。また、上記機能ブロックは一例であり、複数の機能ブロックが1つの機能ブロックを構成するようにしてもよいし、何れかの機能ブロックが更に複数の機能を行うブロックに分かれてもよい。
図3に、本実施形態における通信装置、他の通信装置、および、外部装置を示す。また、通信装置によって構築される無線LANネットワーク(以下、無線ネットワーク)304を示す。
ここでは、通信装置をAP301、他の通信装置をスマートフォン302およびスマートフォン303、外部装置をプリンタ305として説明する。AP301は無線ネットワークを構築し、周期的に報知信号としてのビーコンを送信する基地局である。しかしこれに限らず、Wi−Fi Direct規格に規定されたグループオーナー(GO)であってもよい。また、他の通信装置や外部装置は、上記の例に限らず、撮像装置(カメラやビデオカメラ等)やスキャナ等の画像入力装置であってもよいし、プリンタやコピー機、プロジェクタ等の画像出力装置であってもよい。また、ハードディスク装置やメモリ装置などの記憶装置であってもよいし、パーソナルコンピュータ(PC)やスマートフォンなどの情報処理装置であってもよい。
本実施形態において、AP301は、先に説明した図1、および、図2の構成を有している。
また、AP301は後述の管理装置登録処理にて使用する2種類の認証情報(第1の認証情報および第2の認証情報)をデータ記憶部208に保持している。該認証情報は、管理装置登録処理をセキュアに実施するための、暗号鍵情報、証明書情報、パスワード情報等である。認証情報は、これらのうちの少なくとも1つを含む。また、暗号鍵情報として公開鍵情報を含めるようにしてもよい。
AP301は第1の認証情報が格納された第1のQRコード(登録商標)、および、第2の認証情報が格納された第2のQRコード(登録商標)を表示部105に表示する。各QRコード(登録商標)は後述の管理装置登録処理にて利用される。
本実施形態において、スマートフォン302は、自装置が有する不図示の撮像部を介して、AP301より第1のQRコード(登録商標)を読み取る。そして、当該第1のQRコード(登録商標)に格納された第1の認証情報を含む管理装置登録要求メッセージをAP301に送信し、AP301との間で登録処理を実施する。
登録処理の結果、スマートフォン302は無線ネットワーク304の設定を変更可能な、即ち、無線ネットワーク304のパラメータを変更可能である第1の管理装置として登録される。ここでは、第1の管理装置は、更に、無線ネットワーク304へ新規に外部装置を参加させる権限も有するものとして説明する。しかしながら、第1の管理装置が当該権限を有しないようにしてもよい。
また、スマートフォン303は、自装置が有する不図示の撮像部を介して、AP301より第2のQRコード(登録商標)を読み取る。そして、当該第2のQRコード(登録商標)に格納された第2の認証情報を含む管理装置登録要求メッセージをAP301に送信し、AP301との間で登録処理を実施する。
登録処理の結果、スマートフォン303は無線ネットワーク304へ新規に端末を追加可能な第2の管理装置として登録される。即ち、第2の管理装置は、無線ネットワーク304へ新規に外部装置を参加させる権限を有する。しかしながら、第2の管理装置は、無線ネットワーク304のパラメータを変更することは制限、もしくは、禁止されている。
また、プリンタ305はスマートフォン302、もしくは、スマートフォン303を介して無線ネットワーク304へ接続する。
図4は、管理装置の登録処理を実施する際に、AP301において、制御部102が記憶部103に記憶されたコンピュータプログラムを読み出して実行することにより実現されるフローチャートである。図4はスマートフォンから管理装置登録要求メッセージを受信した際に開始される。
該メッセージを受信すると、AP301は受信した管理装置登録要求メッセージの内容を解析し、該メッセージ中に記憶部103に記憶している第1の認証情報または第2の認証情報が含まれているか否かを確認する(S401)。なお、認証情報として公開鍵を用いる場合には、AP301は、メッセージに含まれる公開鍵に対応する秘密鍵を記憶部103が記憶しているか否かを確認するようにしてもよい。
認証情報が含まれていない場合(S401のNo)、AP301は管理装置登録要求メッセージの送信元の装置へ登録失敗を通知して処理を終了する(S402)。認証情報が含まれている場合(S401のYes)、AP301は管理装置登録要求メッセージ中に第1の認証情報が含まれているか否かを判定する(S403)。
第1の認証情報が含まれていない場合(S403のNo)、即ち、第2の認証情報が含まれていた場合、AP301は管理装置登録要求メッセージの送信元の装置を第2の管理装置として登録する(S404)。登録後、AP301は該装置へ第2の管理装置として登録に成功した旨を通知して処理を終了する(S405)。なお、AP301は第2の管理装置の登録の成功をユーザに通知するようにしてもよい。
本実施形態において、AP301は管理装置登録要求メッセージの送信元の装置のMACアドレスを第2の管理装置のMACアドレスとしてデータ記憶部208へ保存することにより、第2の管理装置を登録する(S404)。
第1の認証情報が含まれている場合(S403のYes)、AP301は第1の管理装置として登録されている装置が存在するか否かを確認する(S406)。即ち、第1の管理装置が登録されているか否かを判定する。ここでは、AP301はデータ記憶部208に第1の管理装置のMACアドレスが登録されているか否かを判定することにより、第1の管理装置が登録されているか否かを判定する。
第1の管理装置が登録されている場合(S406のYes)、AP301は管理装置登録要求メッセージの送信元の装置へ登録失敗を通知して処理を終了する(S402)。AP301は、更に、ユーザに対して登録失敗を通知するようにしてもよい。
第1の管理装置が登録されていない場合(S406のNo)、AP301は管理装置登録要求メッセージの送信元の装置を第1の管理装置として登録する(S407)。登録後、AP301は該装置へ第1の管理装置として登録に成功した旨を通知して処理を終了する(S408)。
本実施形態において、AP301は管理装置登録要求メッセージの送信元の装置のMACアドレスを第1の管理装置のMACアドレスとしてデータ記憶部208へ保存することにより、第1の管理装置を登録する(S407)。
このように、AP301は管理装置登録要求メッセージに含まれる認証情報の判定結果に基づいて登録処理を行う。
なお、AP301は自身を初期化することで管理装置の登録を解除しても良い。例えば、基地局は入力部106を介してユーザからリセット指示を受けた場合に、データ記憶部208に記憶されている管理装置のMACアドレスを消去することにより、管理装置の登録を解除しても良い。
また、前記ステップS406にて第1の管理装置が登録されている場合(S406のYes)に、AP301は管理装置登録要求メッセージの送信元の装置を第1の管理装置として登録しても良い。この場合、AP301はデータ記憶部208に保存している第1の管理装置のMACアドレスを、管理装置登録要求メッセージの送信元の装置のMACアドレスに上書きしても良い。
また、第2の認証情報を受信した場合(S403のNo)に、第1の管理装置が登録されていない場合には、管理装置登録要求メッセージの送信元の装置を第1の管理装置として登録しても良い。
また、第1の管理装置が未登録の場合には、バーコード生成制御部203は第1の認証情報を含むQRコード(登録商標)を生成し、第1の管理装置が登録されている場合には、バーコード生成制御部203は第2の認証情報を含むQRコード(登録商標)を生成するようにしてもよい。これにより、第1の管理装置が登録されているにも関わらず、スマートフォンが第1の認証情報を含むQRコード(登録商標)を読み取って送信してしまう可能性を低下させ、エラーとなってしまう可能性を低下させることができる。従って、ユーザの利便性が向上する。
また、次のようにしてもよい。即ち、第1の管理装置が登録されていない場合、バーコード生成制御部203は第1の認証情報を含む第1のQRコード(登録商標)と第2の認証情報を含む第2のQRコード(登録商標)とを生成する。一方、第1の管理装置が登録されている場合、バーコード生成制御部203は第2の認証情報を含むQRコード(登録商標)のみを生成する。即ち、第1の管理装置が登録されている場合、バーコード生成制御部203は第1の認証情報を含む第1のQRコード(登録商標)の生成、表示を制限する。このようにしても、同様の効果を奏することができる。
図5は、AP301とスマートフォン302、およびスマートフォン303との間で実施される管理装置登録処理のシーケンスを示している。
スマートフォン302は、ユーザから登録処理開始指示を受けた後、AP301の第1のQRコード(登録商標)を撮影して第1の認証情報を取得する(F501)。
スマートフォン302は無線LANスキャンを実施し(F502、F503)、検出したAP301の無線ネットワーク304へ接続する(F504)。
なお、第1のQRコード(登録商標)中にはAP301を識別するMACアドレス等の識別情報が格納されており、スマートフォン302は識別情報に基づいて接続しても良い。
接続後、スマートフォン302はAP301へ第1の認証情報を含んだ管理装置登録要求メッセージを送信する(F505)。
AP301は、管理装置登録要求メッセージを受信すると管理装置登録処理を起動し、スマートフォン302を第1の管理装置として登録する(F506)。登録後、AP301はスマートフォン302へ登録成功メッセージを送信する(F507)。
スマートフォン302は、登録成功メッセージを受信すると、無線ネットワーク304の設定を変更するための通信パラメータをAP301へ送信する(F508)。該通信パラメータには、通信チャネル、ネットワーク識別子(SSID)、暗号方式、暗号化鍵、認証方式などの情報が含まれる。
AP301は、第1の管理装置であるスマートフォン302から通信パラメータを受信すると、無線ネットワーク304の設定を受信した通信パラメータへ変更する(F509)。
なお、スマートフォン302は登録成功メッセージ受信時(F507)に、通信パラメータをAP301へ送信しなくても良い。また、スマートフォン302は通信パラメータを送信しない場合に、既存のネットワーク設定を使用する旨をAP301へ通知しても良い。
スマートフォン303は、ユーザから登録処理開始指示を受けた後、AP301の第1のQRコード(登録商標)を撮影して第1の認証情報を取得する(F510)。
スマートフォン303は無線LANスキャンを実施し(F511、F512)、検出したAP301の無線ネットワーク304へ接続する(F513)。
接続後、スマートフォン303はAP301へ第1の認証情報を含んだ管理装置登録要求メッセージを送信する(F514)。
AP301は、管理装置登録要求メッセージを受信すると管理装置登録処理を起動し、第1の管理装置が登録済みである(前記ステップS406のYes)として処理をエラー終了する(F515)。AP301はスマートフォン303へ登録失敗メッセージを送信する(F516)。
このように、AP301は第1の管理装置を同時に一台のみ登録可能とすることで、第1の管理装置以外の装置からの設定変更を防止することができる。
図6は、AP301、スマートフォン303、およびプリンタ305の間で実施される管理装置登録処理とパラメータ提供処理動作のシーケンスを示している。
スマートフォン303は、ユーザから登録処理開始指示を受けた後、AP301の第2のQRコード(登録商標)を撮影して第2の認証情報を取得する(F601)。
スマートフォン303は無線LANスキャンを実施し(F602、F603)、検出したAP301の無線ネットワーク304へ接続する(F604)。
接続後、スマートフォン303はAP301へ第2の認証情報を含んだ管理装置登録要求メッセージを送信する(F605)。
AP301は、管理装置登録要求メッセージを受信すると管理装置登録処理を起動し、スマートフォン303を第2の管理装置として登録する(F606)。登録後、AP301はスマートフォン303へ登録成功メッセージを送信する(F607)。
スマートフォン303は、ユーザからプリンタ305の無線ネットワーク304への追加指示を受けた後、AP301へ新規参加要求メッセージを送信する(F608)。
AP301は、第2の管理装置として登録されているスマートフォン303から送信された新規参加要求を受信すると、パラメータ提供処理を起動する(F609)。本実施形態では、パラメータ提供処理としてWi−Fi Protected Setup技術(以下、WPS)を用いて装置へ無線ネットワーク304の通信パラメータを提供する。
プリンタ305は、ユーザから開始指示を受けるとWPSを用いたパラメータ受信処理を起動し、APから無線ネットワーク304の通信パラメータを受信する(F610)。
通信パラメータを受信後、プリンタ305は受信したパラメータを用いて無線ネットワーク304へ接続する(F611)。
このように、AP301は第2の管理装置を登録することで、第1の管理装置の有無に関わらず常に新規装置をネットワークへ追加することが可能となる。
なお、本実施形態ではF610においてAP301から通信パラメータをプリンタ305へ提供したが、スマートフォン302自身がAP301を介してプリンタ305へ通信パラメータを提供しても良い。
また、F608の新規参加要求メッセージに、パラメータ提供処理で使用するプリンタ305にて生成されたPINコードを含めても良い。
該PINコードはユーザによりスマートフォン302に入力されても良いし、NFC等の通信手段を用いてプリンタ305からスマートフォン302へ送信されても良い。また、プリンタ305が、該PINコードが格納されたQRコード(登録商標)を表示し、スマートフォン302が撮像機能を用いて該QRコード(登録商標)を読み取っても良い。
以上のように、本実施形態によれば、AP301は第1の管理装置を同時に一台のみ登録すると共に、第2の管理装置を登録可能とする。
これにより、第1の管理装置が関知しない基地局の設定変更を防止すると共に、第2の管理装置により第1の管理装置の有無に関わらず常に新規装置をネットワークへ追加することが可能となるため、ユーザの利便性向上につながる。
なお、前述の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体をシステムあるいは装置に供給し、システムあるいは装置のコンピュータ(CPU、MPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行するようにしてもよい。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSが実際の処理の一部または全部を行い、前述の機能を実現してもよい。OSとは、Operating Systemの略である。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードを、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込む。そして、そのプログラムコードの指示に基づき、機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUが実際の処理の一部または全部を行い、前述の機能を実現してもよい。
また、上述の実施形態においては、認証情報の提供は、他の通信装置がQRコード(登録商標)を撮影することにより行われた。しかしこれに限らず、NFCや、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11シリーズ、TransferJet(登録商標)、有線LANなどの他の通信を利用して、認証情報を提供するようにしてもよい。
101 通信装置
102 制御部
103 記憶部
104 無線通信部
105 表示部
106 アンテナ制御部
107 アンテナ
108 入力部

Claims (18)

  1. 通信装置であって、
    他の通信装置から認証情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した認証情報に応じて、前記他の通信装置を、前記通信装置が構築する無線ネットワークに、外部装置を参加させる権限を有し、かつ、前記無線ネットワークのパラメータを変更可能である第1の管理装置として登録する登録手段と、
    前記登録手段による登録の際に、複数の他の通信装置が前記第1の管理装置とならないように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記取得手段は、第1の認証情報と第2の認証情報とを取得し、
    前記登録手段は、
    1)前記取得手段が前記第1の認証情報を取得した場合、前記他の通信装置を前記第1の管理装置として登録し、
    2)前記取得手段が前記第2の認証情報を取得した場合、前記他の通信装置を、前記無線ネットワークに外部装置を参加させる権限を有するものの当該パラメータの変更が制限された第2の管理装置として登録することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記取得手段が前記第1の認証情報を取得した場合であっても、既に前記第1の管理装置として前記登録手段が登録した装置が存在する場合には、前記制御手段は、前記他の通信装置が前記第1の管理装置とならないように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記第1の認証情報、および、前記第2の認証情報を表示部に表示させる表示手段を更に有することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  5. 前記表示手段は、前記第1の認証情報、および、前記第2の認証情報を含むQRコード(登録商標)を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  6. 前記第1の管理装置として登録されている装置が存在しない場合、前記表示手段は、前記第1の認証情報を含むQRコード(登録商標)を前記表示部に表示させ、
    前記第1の管理装置として登録されている装置が存在する場合、前記表示手段は、前記第1の認証情報を含むQRコード(登録商標)を前記表示部に表示させないことを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記第1の管理装置として登録されている装置が存在しない場合、前記表示手段は、前記第1の認証情報を含むQRコード(登録商標)を前記表示部に表示させ、
    前記第1の管理装置として登録されている装置が存在する場合、前記表示手段は、前記第2の認証情報を含むQRコード(登録商標)を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項5または6に記載の通信装置。
  8. 前記第1の認証情報と前記第2の認証情報とを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段により記憶された前記第1の認証情報と前記第2の認証情報とに基づいて、前記取得手段が取得した認証情報が、前記第1の認証情報であるか前記第2の認証情報であるかを判定する判定手段と、
    を更に有し、
    前記登録手段は、前記判定手段による判定結果に応じて、前記前記第1の管理装置の登録を行うことを特徴とする請求項2から7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 前記第1の認証情報、および、前記第2の認証情報は、公開鍵の情報、証明書の情報、パスワード情報の少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする請求項2から8のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 前記他の通信装置から前記第2の認証情報を取得した場合において、
    1)前記第1の管理装置として登録されている装置が存在しない場合、前記登録手段は、前記他の通信装置を前記第1の管理装置として登録し、
    2)前記第1の管理装置として登録されている装置が存在する場合、前記登録手段は、前記他の通信装置を前記第2の管理装置として登録することを特徴とする請求項2から9のいずれか1項に記載の通信装置。
  11. 前記第1の管理装置から受信したパラメータを用いて無線ネットワークを構築する構築手段を更に有することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の通信装置。
  12. 前記第1の管理装置からの指示に応じて、外部装置を前記無線ネットワークへ参加させるための処理を行う参加手段を更に有することを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の通信装置。
  13. 第1の他の通信装置から前記第1の認証情報を取得し、前記登録手段により当該第1の他の通信装置を登録する際に、第2の他の通信装置が既に前記第1の管理装置として登録されている場合には、エラーを通知する通知手段を更に有することを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の通信装置。
  14. 前記通知手段は、前記第1の他の通信装置に対してエラーを通知することを特徴とする請求項13に記載の通信装置。
  15. 前記通知手段は、ユーザに対してエラーを通知することを特徴とする請求項13に記載の通信装置。
  16. 第1の他の通信装置から前記第1の認証情報を取得し、前記登録手段により当該第1の他の通信装置を登録する際に、第2の他の通信装置が既に前記第1の管理装置として登録されている場合には、当該第2の通信装置の登録を解除する解除手段を更に有することを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の通信装置。
  17. 管理装置の登録方法であって、
    第1の通信装置において、
    認証情報を取得し、
    前記取得された認証情報を第2の通信装置に送信し、
    前記第2の通信装置において、
    前記第1の通信装置から前記認証情報を受信し、
    前記受信した認証情報に応じて、前記第1の通信装置を、前記第2の通信装置が構築する無線ネットワークに、外部装置を参加させる権限を有し、かつ、前記無線ネットワークのパラメータを変更可能である第1の管理装置として登録する際に、複数の他の通信装置が前記第1の管理装置とならないように制御する
    ことを特徴とする制御方法。
  18. コンピュータを請求項1から16のいずれか1項に記載の通信装置として動作させるためのプログラム。
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