JP2016199362A - 救助用ジャッキ - Google Patents

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Abstract

【課題】加力対象間の隙間が小さくてもジャッキ先端部を挿入して隙間を広げ得る救助用ジャッキを提供する。【解決手段】互いに接した閉状態で外向きの支持面が楔状をなす二つの開閉部材2と、各スライド板4の先端部近傍に設けられた二本の枢支部と、スライド板7の駆動長孔7aとガイド板4のガイド長孔4aとに挿通された揺動軸を基端部に有しかつ先端部を開閉部材2の基端部に連結された第1リンク部材9と、スライド板の枢支部によって基端部を枢支されかつ先端部を開閉部材2の長手方向中間部に連結された第2リンク部材10と、第2リンク部材10の長手方向中間部とリンク支持部材5とを連結する第3リンク部材11と、二枚のスライド板7を進退移動させるスライド板駆動手段とを具る。【選択図】図4

Description

この発明は、地面や建物の床面等と倒壊物等との間あるいは倒壊物同士の間等の高重量あるいは強固な物体の間に挟まれた人を救助するための救助用ジャッキに関し、特には、狭い隙間でも容易に挿入し得る救助用ジャッキに関するものである。
従来の人手で操作し得るジャッキとしては、例えば特許文献1記載のものが知られており、このジャッキは、台座の上方に配置したフランジの昇降を、台座上に立設した案内筒とフランジの下面に突設されて案内筒内に摺動自在に嵌挿された摺動軸とで案内するとともに、平行リンクを上下2段に配置してフランジと台座とを繋ぐトグル機構を構成し、下段の平行リンクをレバーで揺動させてフランジを昇降させるとともに、上死点を僅かに通過した位置でのレバーと台座との当接によりフランジの下降を止めるようにしている。また、フランジに貫通螺合させたネジ軸で支台を高さ変更可能に支持し、加力対象である例えば車体等と床面との隙間に高さを合わせてジャッキを挿入できるようにしている。
実開昭61−113793号公報
しかしながら、このような構成のジャッキを災害現場等で使用して、加力対象である地面や建物の床面等と倒壊物等との間あるいは倒壊物同士の間等の高重量あるいは強固な物体の間に挿入し、そこに挟まれた人を救助しようとする際に、ジャッキを挿入する加力対象間の隙間が小さすぎてジャッキを挿入することができず、ジャッキを使用できない場合があるという問題があった。
この発明は、上述の点に鑑みて従来のジャッキの課題を有利に解決するものであり、この発明の救助用ジャッキは、
保持棒と、
前記保持棒の先端部に配置されるとともに互いに接した閉状態で外向きの支持面が楔状をなす二つの開閉部材と、
前記保持棒の先端部に基端部を固定されて各々その保持棒の長手方向へ延在するとともにその保持棒の長手方向と交差する方向に互いに離間して位置する二枚のガイド板と、
前記二枚のガイド板の先端部間に基端部を固定されてそのガイド板の先端部から前記保持棒の長手方向へ突出するリンク支持部材と、
前記二枚のガイド板に各々対向して位置するとともに互いに一体に結合され、前記二枚のガイド板により前記保持棒の長手方向への進退移動を案内される二枚のスライド板と、
前記各スライド板の基端部近傍に設けられ、前記保持棒の長手方向と交差する方向に互いに離間して位置する二つの基端部側枢支部と、
前記各スライド板の先端部近傍に設けられ、前記保持棒の長手方向と交差する方向に互いに離間して位置する二つの先端部側枢支部と、
前記二枚のスライド板の各々の前記基端部側枢支部によって基端部を揺動可能に支持されるとともに前記各開閉部材の基端部に先端部を揺動可能に連結されて、互いに同一の前記開閉部材に連結された二本で対をなす四本の第1リンク部材と、
前記二枚のスライド板の各々の前記先端部側枢支部によって基端部を揺動可能に枢支されるとともに前記各開閉部材の長手方向中間部に先端部を揺動可能に連結されて、互いに同一の前記開閉部材に連結された二本で対をなすとともに、互いに同一の前記開閉部材に連結された前記対をなす第1リンク部材と一緒に四節リンク機構の一部を構成する四本の第2リンク部材と、
前記各第2リンク部材の長手方向中間部と前記リンク支持部材とを連結し、前記スライド板の前進移動に伴い各第2リンク部材を前記保持棒の長手方向と概略平行な当初位置から前記保持棒の長手方向と交差する起き上がり位置へ揺動させる四本の第3リンク部材と、
前記二枚のスライド板を前記保持棒の長手方向へ進退移動させるスライド板駆動手段と、
を具え、
前記第1リンク部材と前記第2リンク部材と前記開閉部材と前記スライド板とで構成される四節リンク機構が、前記保持棒の長手方向と概略平行な当初位置から前記保持棒の長手方向と交差する起き上がり位置への前記第2リンク部材の揺動に伴って、前記二つの開閉部材の前記外向きの支持面を、前記楔状の状態から互いに平行な状態に移行させるものであることを特徴としている。
この発明の救助用ジャッキにあっては、保持棒を持って、保持棒の先端部に配置されて互いに接した閉状態で外向きの支持面が先細りの楔状をなしている二つの開閉部材を加力対象間の隙間に差し込み、スライド板駆動手段でスライド板を保持棒の長手方向へ前進移動させると、そのスライド板の前進移動に伴って、第2リンク部材が保持棒の長手方向と概略平行な当初位置から保持棒の長手方向と交差する起き上がり位置へ揺動するとともに、第1リンク部材も当初位置から保持棒の長手方向と交差する起き上がり位置へ揺動し、これと併せて、第1リンク部材と第2リンク部材と開閉部材とスライド板とで構成される四節リンク機構が、二つの開閉部材の外向きの支持面を当初の楔状の状態から互いに平行な状態に移行させて、加力対象からの反力で開閉部材が隙間から押し出されるのを防止する。
従って、この発明の救助用ジャッキによれば、加力対象である地面や建物の床面等と倒壊物等との間あるいは倒壊物同士の間等の高重量あるいは強固な物体の間の隙間が小さくても、その隙間に開閉部材を挿入して力を加えることで隙間を広げることができ、これにより隙間に挟まれた人を救助することができる。
なお、この発明の救助用ジャッキにおいては、前記基端部側枢支部は、
前記各ガイド板に形成され、そのガイド板の基部近傍で前記保持棒の長手方向と交差する方向に互いに離間して位置するとともにそのガイド板の先端部へ向かうにつれて互いに接近して前記保持棒の長手方向へ延在する二本のガイド長孔と、
前記各スライド板の基端部近傍に形成され、前記保持棒の長手方向と交差する方向に互いに離間するとともに整列して延在する二本の駆動長孔と、
前記ガイド長孔と前記駆動長孔とに挿通された揺動軸と、
によって構成されていると好ましい。このようにすれば、スライド板の前進移動に伴って、二対の第1リンク部材の基端部の揺動軸がガイド板のガイド長孔に沿って前方へ移動しつつスライド板の駆動長孔内で互いに、第2リンク部材の基端部の枢支部同士の距離と同程度まで接近移動して、互いに同一の開閉部材に連結された第1リンク部材の対と第2リンク部材の対とが当初の非平行四節リンク機構状態から実質的に平行四節リンク機構状態に移行することにより、第1リンク部材と第2リンク部材と開閉部材とスライド板とで構成される四節リンク機構が、二つの開閉部材の外向きの支持面を、互いに鋭角をなす傾斜状態から互いに平行な状態に移行させるので、ガイド長孔の形状設定によって任意の段階で二つの開閉部材の外向きの支持面を、互いに鋭角をなす傾斜状態から互いに平行な状態に移行させることができる。
また、この発明の救助用ジャッキにおいては、前記スライド板駆動手段は、
前記保持棒内で前記保持棒の長手方向へ延在してその回転によりねじ機構を介して前記スライド板を進退移動させる駆動ロッドと、
前記駆動ロッドに駆動結合されたウォームホイールと、
前記ウォームホイールと噛合するウォームギヤと、
前記ウォームギヤを回転させるハンドルと、
を有していると好ましい。このようにすれば、スライド板駆動手段をコンパクトに構成して救助用ジャッキの持ち運びを容易なものとすることができるとともに、ウォームギヤとウォームホイールとでハンドルのトルクを増大させて駆動ロッドを回転させ、ねじ機構を介してスライド板を大きな力で前進移動させることができる。
さらに、この発明の救助用ジャッキにおいては、前記ハンドルと前記ウォームギヤとの間に、前記スライド板の前進方向への前記ウォームギヤの回転時は前記ハンドルと前記ウォームギヤとを摩擦結合する一方それと逆方向への前記ウォームギヤの回転時は前記ハンドルと前記ウォームギヤとの間の摩擦結合を解放するワンウェイクラッチが設けられていると好ましい。このようにすれば、ハンドルの揺動を繰り返すだけでウォームギヤを回転させてスライド板を前進移動させることができるので、ハンドルの操作が簡単になる。
この発明の救助用ジャッキの一実施例の全体構成を示す斜視図である。 上記実施例の救助用ジャッキの保持棒の先端部に設けられた開閉部材を閉状態で示す斜視図である。 上記実施例の救助用ジャッキの保持棒の先端部に設けられた開閉部材を支持面同士が平行になった開状態で示す斜視図である。 上記実施例の救助用ジャッキの保持棒の先端部に設けられた開閉部材を支持面同士が平行になるとともに図3に示すよりも間隔が開いた開状態で示す斜視図である。 上記実施例の救助用ジャッキの保持棒の先端部に設けられた開閉部材を支持面同士が平行になるとともに最も間隔が開いた全開状態で示す斜視図である。 上記実施例の救助用ジャッキの保持棒の基部付近に設けられてスライド板駆動手段を構成するウォームギヤ機構を拡大して示す透視図である。 上記ウォームギヤ機構とそこに組み合わされたツーウェイクラッチ機構とを簡略化して示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここに、図1は、この発明の救助用ジャッキの一実施例の全体構成を示す斜視図であり、図2は、上記実施例の救助用ジャッキの保持棒の先端部に設けられた開閉部材を閉状態で示す斜視図であり、図3は、上記実施例の救助用ジャッキの保持棒の先端部に設けられた開閉部材を支持面同士が平行になった開状態で示す斜視図であり、図4は、上記実施例の救助用ジャッキの保持棒の先端部に設けられた開閉部材を支持面同士が平行になるとともに図3に示すよりも間隔が開いた開状態で示す斜視図であり、そして図5は、上記実施例の救助用ジャッキの保持棒の先端部に設けられた開閉部材を支持面同士が平行になるとともに最も間隔が開いた全開状態で示す斜視図である。
この実施例の救助用ジャッキは、例えば金属パイプからなる保持棒1と、その保持棒1の先端部(図1では右方端部)に配置されるとともに互いに接した閉状態(図1,図2参照)で外向きの支持面2aが楔状をなす二つの開閉部材2と、保持棒1の先端部に固設されたブラケット3に基端部を固定されて各々その保持棒1の長手方向へ延在するとともにその保持棒1の長手方向と交差する方向に互いに離間して位置する二枚のガイド板4と、各ガイド板4に形成され、そのガイド板4の基部近傍で保持棒1の長手方向と交差する方向に互いに離間して位置するとともにそのガイド板4の先端部へ向かうにつれて互いに接近して全長の大部分で互いに平行に保持棒1の長手方向へ延在する二本のガイド長孔4aと、二枚のガイド板4の先端部間に基端部を固定されてそのガイド板4の先端部から保持棒1の長手方向へ突出するリンク支持部材5と、を具えている。
この実施例の救助用ジャッキはまた、二枚のガイド板4にそれらの外側から各々対向して位置するとともに二枚の連結板6を介して箱型断面状に互いに一体に結合され、二枚のガイド板4の側端部と連結板6との摺接により保持棒1の長手方向への進退移動を案内される二枚のスライド板7と、各スライド板7の基端部近傍に形成され、保持棒1の長手方向と交差する方向に互いに離間するとともに整列して延在する二本の駆動長孔7aと、各スライド板7の先端部近傍に設けられ、保持棒1の長手方向と交差する方向に互いに離間して位置する二つの先端部側枢支部としての二本の支持孔7bと、を具えている。
この実施例の救助用ジャッキはさらに、二枚のスライド板7の各々の駆動長孔7aとそのスライド板7が対向するガイド板4のガイド長孔4aとに挿通された揺動軸8(図2参照)を基端部に有するとともに各開閉部材2の基端部(図2〜図5では左方端部)に先端部を揺動可能に連結されて、互いに同一の開閉部材2に連結された二本で対をなす四本の第1リンク部材9と、二枚のスライド板7の各々の支持孔7bによって基端部の支持軸10aを揺動可能に支持されるとともに各開閉部材2の長手方向中間部に先端部の連結軸10bを揺動可能に連結されて、互いに同一の開閉部材2に連結された二本で対をなすとともに、互いに同一の開閉部材2に連結された対をなす第1リンク部材9と一緒に四節リンク機構の一部を構成する四本の第2リンク部材10と、各第2リンク部材10の長手方向中間部とリンク支持部材5とを連結し、スライド板7の前進移動に伴って各第2リンク部材10を、図2に示す保持棒1の長手方向と概略平行な当初位置から、図3〜図5に示す保持棒1の長手方向と交差する方向へ延在する起き上がり位置へ揺動させる四本の第3リンク部材11と、を具えており、ここで、二枚のスライド板7の各々の二本の駆動長孔7aおよびそのスライド板7が対向するガイド板4の二本のガイド長孔4aと、それら駆動長孔7aおよびガイド長孔4aの重なる位置に挿通された二本の揺動軸8とは、第1リンク部材9の基端部を揺動可能に支持する基端部側枢支部を構成する。また、互いに同一の開閉部材2に連結された第1リンク部材9および第2リンク部材10と、その開閉部材2と、スライド板7とは、四節リンク機構を構成する。
そしてこの実施例の救助用ジャッキは、二枚のスライド板7を保持棒1の長手方向へ進退移動させるスライド板駆動手段としてウォームギヤ機構12を具え、図6は、そのウォームギヤ機構を拡大して示す透視図であり、ここにおけるウォームギヤ機構12は、保持棒1内に回転可能かつ進退移動可能に配置され、保持棒1の基端部付近に設けられたギヤボックス13内で保持棒1内から露出するとともに先端部におねじ部14aを形成された駆動ロッド14と、その駆動ロッド14の外周面に設けられた図示しないスプラインと嵌合して駆動ロッド14の長手方向へ移動可能に駆動ロッド14と結合したウォームホイール15と、ギヤボックス13内に回転可能に支持されてウォームホイール15と噛合するウォームギヤ16と、を有しており、駆動ロッド14の先端部のおねじ部14aは、把持棒1の先端部のブラケット3の貫通孔内のめねじ部と螺合しつつそのブラケット3を貫通し、そのおねじ部14aの先端部は、二枚のガイド板4の間に位置して二枚の連結板6を結合する図示しない結合部材に回転可能に連結されている。また、ウォームギヤ16に対し回動可能に貫通する駆動軸17の両端部は、ギヤボックス13からそれぞれ突出して、例えば取手型のハンドル18の基端部に結合されている。
図7は、上記ウォームギヤ機構12とそこに組み合わされた後述のツーウェイクラッチ19とを簡略化して示す説明図であり、このウォームギヤ機構12は基本的には、ウォームギヤ16の周囲に形成されて概略その周方向に延在する多数の歯とウォームホイール15の周囲に形成されて概略その軸線方向へ延在する多数の歯とが噛合して、ウォームギヤ16の回転をそれに対して軸線が直交するウォームホイール15に伝達する。ここで、ハンドル18に結合された駆動軸17とウォームギヤ16の両端部との間には、ワンウェイクラッチの一種としてのツーウェイクラッチ19がそれぞれ設けられており、このツーウェイクラッチ19は、ウォームギヤ16の一端部に結合された外輪20と、その外輪20の内周面20aに対し楔状の隙間を画成する外周面21aを持つ駆動部材21と、外輪20の内周面20aと駆動部材21の外周面21aとの間に位置する複数本のローラ22と、それらのローラ22をそれぞれ同じ向きの上記楔状の隙間に保持する筒状の保持器23と、を有し、保持器23は駆動部材21と摩擦結合するとともに、ハンドル18の内側に配置したここではコ字状の切替えレバー24の基部とも摩擦結合している。
これにより、二枚のスライド板7を図2では右方へ前進移動させる場合には、切替えレバー24の回動操作で保持器23を一旦図7では時計方向へ回動させてローラ22を駆動軸17の回転方向後方側の楔状の隙間に位置させ、ハンドル18を揺動させて駆動軸17を図7中の矢印で示すように反時計方向へ回動させると、ローラ22が外輪20の内周面20aと駆動部材21の外周面21aとの間の回転方向後方側の楔状の隙間に挟まって駆動軸17の駆動力をウォームギヤ16に伝達し、これによりウォームギヤ16も図7中の矢印で示すように反時計方向へ回動してウォームホイール15を回転させ、このウォームホイール15の回転が上記スプラインを介して駆動ロッド14を図7中の矢印で示すように回転させ、この回転で駆動ロッド14がその先端部のおねじ部14aとブラケット3のめねじ部との螺合によって二枚のガイド板4の間を前進移動して、二枚のスライド板7を前進移動させる。そして、ウォームギヤ16をさらに回動させるためにハンドル18を元の位置に揺動させる際には、ツーウェイクラッチ19がウォームギヤ16を駆動軸17から解放してハンドル18単独での元の位置への揺動を可能にする。
また、二枚のスライド板7を図2では左方へ後退移動させる場合には、切替えレバー24の回動操作で保持器23を一旦図7では反時計方向へ回動させてローラ22を上記と反対側の楔状の隙間に位置させ、ハンドル18を揺動させて駆動軸17を上記と逆に時計方向へ回動させると、ローラ22が外輪20の内周面20aと駆動部材21の外周面21aとの間の回転方向後方側の楔状の隙間に挟まって駆動軸17の駆動力をウォームギヤ16に伝達し、これによりウォームギヤ16も図7中の時計方向へ回動してウォームホイール15を回転させ、このウォームホイール15の回転が上記スプラインを介して駆動ロッド14を上記と逆方向へ回転させ、この回転で駆動ロッド14がその先端部のおねじ部14aとブラケット3のめねじ部との螺合によって二枚のガイド板4の間を後退移動して、二枚のスライド板7を後退移動させる。そして、ウォームギヤ16をさらに回動させるためにハンドル18を元の位置に揺動させる際には、ツーウェイクラッチ19がウォームギヤ16を駆動軸17から解放してハンドル18単独での元の位置への揺動を可能にする。
この実施例の救助用ジャッキはさらに、図1に示すように、例えば保持棒1の基端部と中間部とに、例えば表面に滑り止め形状を持つ樹脂製のグリップ25を具えており、この実施例の救助用ジャッキを災害現場等で使用する際には、例えばそれらのグリップ25を両手で掴むことで保持棒1を持って、保持棒1の先端部に配置されて互いに接した閉状態で外向きの支持面2aが先細りの楔状をなしている二つの開閉部材2を加力対象である地面や建物の床面等と倒壊物等との間あるいは倒壊物同士の間等の高重量あるいは強固な物体の隙間に差し込み、ハンドル18を繰り返し揺動させてウォームギヤ機構12で駆動ロッド14を回転させながら前進移動させることでスライド板7をガイド板4に対し保持棒1の長手方向へ前進移動させると、そのスライド板7の前進移動に伴って二対の第1リンク部材9の基端部の揺動軸8がガイド板4のガイド長孔4aに沿って前方へ移動しつつスライド板7の駆動長孔7a内で互いに、第2リンク部材10の基端部の支持軸10a同士の距離と同程度まで接近移動して、互いに同一の開閉部材2に連結された第1リンク部材9の対と第2リンク部材10の対とが当初の非平行四節リンク状態から実質的に平行四節リンク状態に移行し、これと並行して、スライド板7の前進移動に伴って第2リンク部材10が第3リンク部材11により保持棒1の長手方向と交差する方向へ延在する起き上がり位置へ揺動され、それと一緒に第1リンク部材9も揺動され、二つの開閉部材2が保持棒1の長手方向と交差する方向へ互いに離間して、それらの開閉部材2の支持面2a同士が互いに鋭角をなす状態から実質的に互いに平行状態となる開状態に移行し、加力対象からの反力で開閉部材2が隙間から押し出されるのを防止する。そして特に図5に示す二つの開閉部材2の全開状態では、各開閉部材2を支持する第1リンク部材9の対と第2リンク部材10の対とが保持棒1の長手方向と概ね直交する方向へ延在して加力対象からの反力に耐え、加力対象を強固に支える。
従って、この実施例の救助用ジャッキによれば、加力対象である地面や建物の床面等と倒壊物等との間あるいは倒壊物同士の間等の高重量あるいは強固な物体の間の隙間が小さくても、その隙間に開閉部材2を挿入してハンドル18に力を加えることで隙間を広げることができ、これにより隙間に挟まれた人を救助することができる。
しかも、この実施例の救助用ジャッキによれば、スライド板7の前進移動に伴って、二対の第1リンク部材9の基端部の揺動軸8がガイド板4のガイド長孔4aに沿って前方へ移動しつつスライド板7の駆動長孔7a内で互いに、第2リンク部材10の基端部の支持軸10a同士の距離と同程度まで接近移動して、互いに同一の開閉部材2に連結された第1リンク部材9の対と第2リンク部材10の対とが当初の非平行四節リンク機構状態から実質的に平行四節リンク機構状態に移行することにより、第1リンク部材9と第2リンク部材10と開閉部材2とスライド板7とで構成される四節リンク機構が、二つの開閉部材2の外向きの支持面2aを、互いに鋭角をなす傾斜状態から互いに平行な状態に移行させるので、ガイド長孔4aの形状設定によって任意の段階で二つの開閉部材2の外向きの支持面2aを、互いに鋭角をなす傾斜状態から互いに平行な状態に移行させることができ、特に図示例では、各ガイド板4の二本のガイド長孔4aがガイド板4の基部近傍で保持棒1の長手方向と交差する方向に互いに離間して位置するとともにそのガイド板4の先端部へ向かうにつれて互いに接近して全長の大部分で互いに平行に保持棒1の長手方向へ延在するので、二つの開閉部材2の開き始めの段階で二つの開閉部材2の外向きの支持面2aを、互いに鋭角をなす傾斜状態から互いに平行な状態に移行させ、その後は二つ支持面2aを互いに平行な状態に維持したまま二つの開閉部材2を全開状態まで開くことができる。
さらに、この実施例の救助用ジャッキによれば、スライド板駆動手段として、保持棒1内で保持棒1の長手方向へ延在してその回転によりねじ機構を介してスライド板7を進退移動させる駆動ロッド14と、駆動ロッド14に駆動結合されたウォームホイール15と、ウォームホイール15と噛合するウォームギヤ16とで構成されたウォームギヤ機構12と、ウォームギヤ16を回転させるハンドル18と、を有していることから、スライド板駆動手段をコンパクトに構成して救助用ジャッキの持ち運びを容易なものとすることができ、また、ハンドル18に加えるトルクに対して回転力を増大させて駆動ロッド14を回転させることができるので、開閉部材2の強力な拡張力を容易に得ることができる。
そして、この実施例の救助用ジャッキによれば、ハンドル18とウォームギヤ16との間に、スライド板7の前進方向へのウォームギヤ16の回転時にハンドル18とウォームギヤ16とを摩擦結合する一方それと逆方向へのウォームギヤ16の回転時はハンドル18とウォームギヤ16との間の摩擦結合を解放する機能を持つツーウェイクラッチ12が設けられていることから、ハンドル18の揺動を繰り返すだけの簡単な操作でウォームギヤ16を回転させてスライド板7を前進移動させることができ、しかも切替えレバー24の切替え操作で、スライド板7の後退方向へのウォームギヤ16の回転時にも同様の操作でウォームギヤ16を回転させることができる。
以上、図示例に基づき説明したが、この発明は上述の例に限定されるものでなく特許請求の範囲の記載範囲内で適宜変更し得るものであり、例えばツーウェイクラッチ12に代えて通常のワンウェイクラッチを用い、スライド板7の後退方向へのウォームギヤ16の回転時にはワンウェイクラッチを解放状態にして別途のハンドルでウォームギヤ16を連続回転させるように構成してもよい。
さらに、駆動ロッド14にウォームホイール15を固定するとともに、ブラケット3の貫通孔からめねじ部をなくし、その貫通孔内に遊挿した駆動ロッド14の先端部のおねじ部14aを、二枚のスライド板7を連結する二枚の連結板6を結合する上記結合部材に設けためねじ部に螺合させて、駆動ロッド14の回転で二枚のスライド板7を進退移動させるようにしても良く、あるいは、スライド板駆動手段として、ラック・ピニオン機構12に代えて保持棒1の基部に設けたエアシリンダあるいは油圧シリンダで保持棒1内の駆動ロッド14を介してスライド板7を進退移動させるようにしても良い。
さらに、二枚のガイド板4からガイド長孔4aをなくすとともに、二枚のスライド板7に基端部側枢支部として駆動長孔7aの代りに支持孔7bと同様の支持孔を形成し、それらの支持孔で第1リンク部材9と第2リンク部材10との基端部の支持軸をそれぞれ揺動可能に支持するとともに、それら第1リンク部材9と第2リンク部材10との基端部の支持孔の間隔よりも、開閉部材2に設ける第1リンク部材9と第2リンク部材10との先端部の支持孔の間隔を異ならせ、もしくは第1リンク部材9と第2リンク部材10との長さを異ならせ、あるいはそれら間隔の相違と長さの相違とを組み合わせて、第1リンク部材9と第2リンク部材10と開閉部材2とスライド板7とで非平行四節リンク機構を構成することで、スライド板7の前進移動に伴って、二つの開閉部材2の外向きの支持面2aを互いに鋭角をなす傾斜状態から互いに平行な状態に移行させるようにしても良い。
かくしてこの発明の救助用ジャッキによれば、加力対象である地面や建物の床面等と倒壊物等との間あるいは倒壊物同士の間等の高重量あるいは強固な物体の間の隙間が小さくても、その隙間に開閉部材を挿入して力を加えることで隙間を広げることができ、これにより隙間に挟まれた人を救助することができる。
1 保持棒
2 開閉部材
3 ブラケット
4 ガイド板
4a ガイド長孔
5 リンク支持部材
6 連結板
7 スライド板
7a 駆動長孔
7b 支持孔
8 揺動軸
9 第1リンク部材
10 第2リンク部材
10a 支持軸
10b 連結軸
11 第3リンク部材
12 ウォームギヤ機構
13 ギヤボックス
14 駆動ロッド
14a おねじ部
15 ウォームホイール
16 ウォームギヤ
17 駆動軸
18 ハンドル
19 ツーウェイクラッチ
20 外輪
20a 内周面
21 駆動部材
21a 外周面
22 ローラ
23 保持器
24 切替えレバー
25 グリップ

Claims (4)

  1. 保持棒と、
    前記保持棒の先端部に配置されるとともに互いに接した閉状態で外向きの支持面が楔状をなす二つの開閉部材と、
    前記保持棒の先端部に基端部を固定されて各々その保持棒の長手方向へ延在するとともにその保持棒の長手方向と交差する方向に互いに離間して位置する二枚のガイド板と、
    前記二枚のガイド板の先端部間に基端部を固定されてそのガイド板の先端部から前記保持棒の長手方向へ突出するリンク支持部材と、
    前記二枚のガイド板に各々対向して位置するとともに互いに一体に結合され、前記二枚のガイド板により前記保持棒の長手方向への進退移動を案内される二枚のスライド板と、
    前記各スライド板の基端部近傍に設けられ、前記保持棒の長手方向と交差する方向に互いに離間して位置する二つの基端部側枢支部と、
    前記各スライド板の先端部近傍に設けられ、前記保持棒の長手方向と交差する方向に互いに離間して位置する二つの先端部側枢支部と、
    前記二枚のスライド板の各々の前記基端部側枢支部によって基端部を揺動可能に支持されるとともに前記各開閉部材の基端部に先端部を揺動可能に連結されて、互いに同一の前記開閉部材に連結された二本で対をなす四本の第1リンク部材と、
    前記二枚のスライド板の各々の前記先端部側枢支部によって基端部を揺動可能に枢支されるとともに前記各開閉部材の長手方向中間部に先端部を揺動可能に連結されて、互いに同一の前記開閉部材に連結された二本で対をなすとともに、互いに同一の前記開閉部材に連結された前記対をなす第1リンク部材と一緒に四節リンク機構の一部を構成する四本の第2リンク部材と、
    前記各第2リンク部材の長手方向中間部と前記リンク支持部材とを連結し、前記スライド板の前進移動に伴い各第2リンク部材を前記保持棒の長手方向と概略平行な当初位置から前記保持棒の長手方向と交差する起き上がり位置へ揺動させる四本の第3リンク部材と、
    前記二枚のスライド板を前記保持棒の長手方向へ進退移動させるスライド板駆動手段と、
    を具え、
    前記第1リンク部材と前記第2リンク部材と前記開閉部材と前記スライド板とで構成される四節リンク機構が、前記保持棒の長手方向と概略平行な当初位置から前記保持棒の長手方向と交差する起き上がり位置への前記第2リンク部材の揺動に伴って、前記二つの開閉部材の前記外向きの支持面を、前記楔状の状態から互いに平行な状態に移行させるものであることを特徴とする救助用ジャッキ。
  2. 前記基端部側枢支部は、
    前記各ガイド板に形成され、そのガイド板の基部近傍で前記保持棒の長手方向と交差する方向に互いに離間して位置するとともにそのガイド板の先端部へ向かうにつれて互いに接近して前記保持棒の長手方向へ延在する二本のガイド長孔と、
    前記各スライド板の基端部近傍に形成され、前記保持棒の長手方向と交差する方向に互いに離間するとともに整列して延在する二本の駆動長孔と、
    前記ガイド長孔と前記駆動長孔とに挿通された揺動軸と、
    によって構成されていることを特徴とする、請求項1記載の救助用ジャッキ。
  3. 前記スライド板駆動手段は、
    前記保持棒内で前記保持棒の長手方向へ延在してその回転によりねじ機構を介して前記スライド板を進退移動させる駆動ロッドと、
    前記駆動ロッドに駆動結合されたウォームホイールと、
    前記ウォームホイールと噛合するウォームギヤと、
    前記ウォームギヤを回転させるハンドルと、
    を有していることを特徴とする、請求項1または2記載の救助用ジャッキ。
  4. 前記ハンドルと前記ウォームギヤとの間に、前記スライド板の前進方向への前記ウォームギヤの回転時は前記ハンドルと前記ウォームギヤとを摩擦結合する一方それと逆方向への前記ウォームギヤの回転時は前記ハンドルと前記ウォームギヤとの間の摩擦結合を解放するワンウェイクラッチが設けられていることを特徴とする、請求項3記載の救助用ジャッキ。
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