JP2016197001A - 噴霧器の改良 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃焼器の燃焼性能、およびターンダウンを改善する。【解決手段】燃焼器用の噴霧器110であって、霧化領域108、燃料及び/又は霧化媒体を霧化領域へ入り込むことを可能にするように構成される少なくとも1つの流入口を有する近端部102、霧化された燃料が霧化領域を飛び出すことを可能にするように構成される少なくとも1つの流出口126を有して、外側表面は、空気流が少なくとも1つの流出口の周りを流れることを可能にする形状をとる遠端部104、を有する、噴霧器。【選択図】図4

Description

本発明は、噴霧器−特に燃料燃焼器で用いられる噴霧器−に関する。
燃焼器−たとえばオイルのみ又は二元燃料(オイルとガス)燃焼器−は通常、霧化媒体−たとえば圧縮ガス(圧縮空気)又は蒸気−を用いる単一の噴霧器又は一連の噴霧器を用いて燃料を霧化する。(複数の)噴霧器は続いて、点火源が印加されることで炎が発生し得る燃焼器の燃焼領域へ霧化された燃料を噴出させる。
既存の噴霧器は典型的には、ドリル又はミルによって開けられた孔である流入口を用いて、燃料と霧化媒体を、噴霧器内部の霧化領域へ導入する。それにより霧化媒体は、燃料を小さな液滴に細分化する(つまり霧化媒体は燃料を「霧化」する。)。噴霧器は続いて、複数の流出口を介して霧化された燃料を燃焼器の燃焼領域へ供給する。
図1は、使用時の典型的な“Y”型ジェット噴霧器10を示している。供給システム12は、燃料(たとえばオイル又はオイルとガスの混合物)と霧化媒体(たとえば蒸気又は圧縮ガス(たとえば圧縮空気))を噴霧器10へ供給するのに用いられる。供給システム12は、内側管14、外側管16、及び、内側管14から外側管16を離間する管スペーサ18を有する。燃料は、複数の第1流入口20を介して噴霧器10へ供給される。霧化媒体は、複数の第2流入口22を介して噴霧器10へ供給される。典型的には、燃料は内側管14と外側管16との間に供給され、かつ、霧化媒体は内側管14を介して供給される。換言すると、第1流入口20は、第2流入口22の外側で放射状に設けられる。従って燃料と霧化媒体は噴霧器10内部で互いに接し、この結果、燃料は小さな液滴に細分化する。霧化された燃料の噴霧体24は続いて、複数の流出口26を介して噴霧器10を飛び出し、かつ、噴霧体24への点火源(図示されていない)の印加によって炎が生じ得る燃焼器の燃焼領域へ供給される。
典型的な噴霧器10が図2に図示されている。霧化された燃料噴霧体24が通り抜けることで噴霧器10を飛び出すことを可能にする流出口26が、噴霧器10の外側表面を貫通するようにドリル又はミルによって開けられた孔の形態をとることがわかる。第1流入口20と第2流入口22(図2には図示されていない)は、流出口26に対向する噴霧器10の面上に設けられている。
図3は、従来の“Y”型ジェット噴霧器10の断面図を示している。上で図1と図2を参照して説明したとおり、噴霧器は、燃料が噴霧器10へ供給される際に通り抜ける第1流入口20、及び、霧化媒体が噴霧器10へ供給される際に通り抜ける第2流入口22を有する。燃料と霧化媒体は、噴霧器10内部で互いに接する。この結果、燃料は小さな液滴に細分化する。噴霧器は、霧化された燃料が続いて噴霧器10を飛び出す際に通り抜ける複数の流出口26、及び、霧化された燃料へ点火源(図示されていない)を印加することで炎が生じ得る燃焼器の燃焼領域を有する。
発火による加熱用途の多くでは、オイル又は二元燃料燃焼器は、広範囲の熱入力比率にわたって動作することが求められる。従って、広範囲の燃料供給割合にわたって効率的に動作する噴霧器を供することは有利である。典型的には、噴霧器への燃料の流量が減少するとき、霧化品質(これは燃料オイルの液滴サイズによって決定される。液滴サイズが小さいほど霧化品質が高いことを意味する)は、噴霧器への霧化媒体の流量を増大させることによって維持される。しかし燃料の供給量が顕著に減少する場合、燃焼器の燃焼性能(炎の安定性、燃焼排気ガスの過剰な空気のレベル、及び炎の凝集によって評価される)は通常、炎が消滅する程度にまで低下する。これは、既存の噴霧器技術の限界である。
他の重要な燃焼器の有効性の指標は、燃焼器の「ターンダウン」である。ターンダウンとは、燃焼器の最大発火燃料流と最少発火燃料流との比である。換言すると、高ターンダウン動作は、大きな霧化媒体流及びそれに比例して小さくなる燃料流を利用する。対照的に、低ターンダウン動作は、大きな燃料流及びそれに比例して小さくなる霧化媒体流を利用する。既存の燃焼器−たとえばジョン・ジンク・ハムワーシィ・コンバスチョン(John Zink Hamworthy Combustion)によって販売されているようなもの−は、15:1の最大ターンダウンを与える(つまりターンダウンでは、最大発火率よりも15倍少ない燃料が用いられる)。ある用途では、ターンダウンが改善された燃焼器を供することが有利である。その理由は、燃焼器のターンダウンが改善される結果、燃焼システムがより効率的となり、ひいては燃料と動作コストが顕著に減少するからである。
たとえば貨物として液体天然ガスを運ぶ多くの船は、燃料オイルと共に貨物からのボイルオフガスを利用することで、燃焼器中でこれらの燃料を燃やすことで推進用の蒸気を生成することによって船を推進させる。2種類の燃料を混合して燃やすこれらの状況では、燃料オイルの使用を抑制することは有利である。それはつまり、燃料オイルについての燃焼器のターンダウンを改善することが望ましい理由である。
従って噴霧器と燃焼器を改善する必要がある。
本発明の第1態様では、燃焼器用の噴霧器が供される。当該噴霧器は:
霧化領域;
燃料及び/又は霧化媒体を前記霧化領域へ入り込むことを可能にするように構成される少なくとも1つの流入口を有する近端部;
霧化された燃料が前記霧化領域を飛び出すことを可能にするように構成される少なくとも1つの流出口を有して、外側表面は、空気流が前記少なくとも1つの流出口の周りを流れることを可能にする形状をとる遠端部、を有する。
制御された状態(たとえば「渦巻き」パターン)で前記流出口間での均一な空気流を助長及び促進する噴霧器を供することは有利である。なぜならこれにより、たとえ高ターンダウン動作であっても、より安定な炎が可能となるからである。前記円端部の外側表面は、前記少なくとも1つの流出口の周辺及び/又は流出口間での空気流を(たとえば均一となるように)制御するような形状にされてよい。換言すると、前記円端部の外側表面は、前記少なくとも1つの流出口の周辺及び/又は流出口間での空気流を(たとえば均一となるように)案内するような形状にされてよい。具体的には、前記円端部の外側表面は、空気流を渦巻きパターンとなるように案内するような形状にされてよい。
前記噴霧器の遠端部は、燃料が前記霧化領域へ入り込むことを可能にするように構成される少なくとも1つの第1流入口、及び、霧化媒体が前記霧化領域へ入り込むことを可能にするように構成される少なくとも1つの第2流入口を有してよい。
前記噴霧器の近端部は複数(たとえば7)の第1流入口を有してよい。前記噴霧器の近端部は複数(たとえば7)の第2流入口を有してよい。前記噴霧器の遠端部は複数(たとえば7)の流出口を有してよい。
前記遠端部の外側表面は、前記流出口間で空気が流れることを可能にするような形状をとってよい。たとえば前記少なくとも1つの流出口は、前記噴霧器の遠端部の外側表面から突出してよい。前記流出口は、様々な方位で前記噴霧器の遠端部の外側表面から突出してよい。それに加えて又はその代わりに、前記噴霧器は、少なくとも1つの流出口と少なくとも1つの他の流出口との間で空気が流れることを可能にするように、前記少なくとも1つの流出口と前記少なくとも1つの他の流出口との間にチャネル、溝、切込み、凹部、又はくぼみ部を有してよい。空気が流れることを可能にする前記遠端部の外側表面の形状は、燃焼排気ガス又は空気と燃焼排気ガスとの混合体が流れることをも可能にする。前記少なくとも1つの流出口は、内側断面を画定する孔、及び、外側断面を画定する管を有してよい。前記内側断面及び/又は前記外側断面は非円形であってよい。前記内側断面及び前記外側断面は非円形であってよい。たとえば前記内側断面は正方形、長方形、又は曲率を有する形状であってもよい。前記外側断面は滴形状であってよい。
非円形の第1流入口及び/又は第2流入口は有利である。なぜなら前記非円形の第1流入口及び/又は第2流入口によって、前記霧化媒体と前記燃料は、従来のドリル又はミルによって開けられた円形の孔を用いるよりも大きな接触表面積にわたって互いに接することが可能となるからである。この結果、典型的には前記噴霧器の流出口と流体をやりとりする燃焼器内での良好な霧化が実現され、かつ、前記の霧化された燃料と前記燃焼空気との間での接触表面積が大きくなる。従って非円形の第1流入口及び/又は第2流入口を用いることで、前記燃焼器は、許容可能な燃焼器の性能を維持しながら、従来の噴霧器を用いるのに可能な負荷の範囲よりも、はるかに広い負荷の範囲にわたって動作することが可能となる。それに加えて、前記霧化媒体と前記燃料との間での接触表面積が増大することで、前記流出口(以降を参照のこと)は、液滴のサイズに有害な影響を有することなく、任意の所望のパターンで前記の霧化された燃料の液滴をより十分に供給するような形状をとることが可能となる。その結果前記噴霧器と該噴霧器に係る燃焼器の適応性及び耐久性が改善される。
(複数の)前記第1流入口は、(複数の)前記第2流入口の外側で放射状に設けられてよい。(複数の)前記第1流入口及び(複数の)前記第2流入口は、前記第1流入口を介して前記霧化領域へ入り込む燃料、及び、前記第2流入口を介して前記霧化領域へ入り込む霧化媒体を、互いへ向かうように案内することで、前記燃料を霧化するように構成されてよい。
前記噴霧器の近端部は、内部に凹部が設けられた周辺スカート部を有してよい。前記スカートの内側表面は、接続手段−たとえば内部ねじ山−を有してよい。これにより、燃焼器の他の素子−たとえば燃料及び/又は霧化媒体入力手段−への前記噴霧器の接続が容易になる。
本発明の他の態様によると、燃焼器用の噴霧器が供される。当該噴霧器は:
霧化領域;
前記霧化領域へ燃料が入り込むことを可能にするように構成される第1流入口;
前記霧化領域へ霧化媒体が入り込むことを可能にするように構成される第2流入口;及び、
霧化された燃料が前記霧化領域を飛び出すことを可能にするように構成される流出口、を有する。
当該噴霧器では、前記第1流入口、前記第2流入口、及び/又は前記流出口は、非円形断面を有する孔を備える。
非円形の第1流出口及び/又は第2流出口は有利である。なぜなら前記非円形の第1流出口及び/又は第2流出口によって、前記霧化媒体と前記燃料は、従来のドリル又はミルによって開けられた円形の孔を用いるよりも大きな接触表面積にわたって互いに接することが可能となるからである。この結果、典型的には前記噴霧器の流出口と流体をやりとりする燃焼器内での良好な霧化が実現され、かつ、前記の霧化された燃料と前記燃焼空気との間での接触表面積が大きくなる。従って非円形の第1流入口及び/又は第2流入口を用いることで、前記燃焼器は、許容可能な燃焼器の性能を維持しながら、従来の噴霧器を用いて可能な負荷の範囲よりも、はるかに広い負荷の範囲にわたって動作することが可能となる。それに加えて、前記霧化媒体と前記燃料との間での接触表面積が増大することで、前記流出口(以降を参照のこと)は、液滴のサイズに有害な影響を有することなく、任意の所望のパターンで前記の霧化された燃料の液滴をより十分に供給するような形状をとることが可能となる。その結果前記噴霧器と該噴霧器に係る燃焼器の適応性及び耐久性が改善される。
前記第1流入口、前記第2流入口、及び、前記流出口の少なくとも2つは、非円形断面を有する孔を備えてよい。前記第1流入口、前記第2流入口、及び、前記流出口の全ては、非円形断面を有する孔を備えてよい。前記第1流入口は、正方形、長方形、又は曲率を有する断面を有してよい。前記第2流入口は、正方形、長方形、又は曲率を有する断面を有してよい。前記流出口は、正方形、長方形、又は曲率を有する断面を有してよい。
前記噴霧器は、複数(たとえば7)の第1流入口をさらに有してよい。前記噴霧器は、複数(たとえば7)の第2流入口をさらに有してよい。前記噴霧器は、複数(たとえば7)の流出口をさらに有してよい。
(複数の)前記第1流入口は、(複数の)前記第2流入口の外側で放射状に設けられてよい。(複数の)前記第1流入口及び(複数の)前記第2流入口は、前記第1流入口を介して前記霧化領域へ入り込む燃料、及び、前記第2流入口を介して前記霧化領域へ入り込む霧化媒体を、互いへ向かうように案内することで、前記燃料を霧化するように構成されてよい。
前記噴霧器は、付加製造技術(ALM)を用いて作成されてよい。前記噴霧器は金属又は金属合金を含んでよい。前記噴霧器は、インコネル718、コバルト・クロム、又は他の利用可能な合金を含んでよい。従来の方法と比較して、3Dプリント法−たとえばALM−は、前記噴霧器の特徴部−たとえば前記流出口間での削除部、前記の突出する流出口、並びに、前記流入口及び/又は前記流出口の非円形形状−の形状及び寸法を非常に厳密に制御することを可能にする。これらの特徴部によってこそ、本発明の噴霧器は、従来の噴霧器と比較して顕著に改善された性能を有することを可能にする。
前記燃料はオイル又はオイルとガスの混合体を含んでよい。たとえば前記燃料は、ディーゼルオイル、マリンガスオイル、低硫黄マリンガスオイル(LSMGO)、重燃料オイル(HFO)、超低硫黄重燃料オイル(ULSHFO)、又は任意の他の液体燃料を含んでよい。前記霧化媒体は圧縮ガス(たとえば圧縮空気)又は蒸気を含んでよい。
前記噴霧器の近端部は、内部に凹部が設けられた周辺スカート部を有してよい。前記スカートの内側表面は、接続手段−たとえば内部ねじ山−を有してよい。これにより、前記噴霧器への燃焼器の他の素子−たとえば燃料及び/又は霧化媒体入力手段−の接続が容易になる。
燃焼器も供される。当該燃焼器は:
燃焼領域;及び、
本発明の任意の態様による噴霧器、を有する。
当該噴霧器では、前記噴霧器の流出口は、前記燃焼領域と流体をやりとりし、かつ、霧化された燃料を前記燃焼領域へ導入するように構成される。
前記燃焼領域は一次燃焼領域であってよい。前記燃焼器は、前記燃焼領域を生成する燃焼安定化装置(たとえば、旋回装置、渦発生体、又は流体再循環領域)をさらに有してよい。
前記燃焼器はディーゼル燃焼器又はHFO燃焼器であってよい。
使用中の既知の噴霧器を示している。 既知の噴霧器の斜視図を示している。 既知の噴霧器の断面図を示している。 本発明の実施形態による第1噴霧器の斜視図を示している。 本発明の実施形態による第2噴霧器の斜視図を示している。 図5に図示された噴霧器の流入口側の図を示している。 図5に図示された噴霧器の流出口側の図を示している。 本発明の実施形態による第3噴霧器の斜視図を示している。 図2に示された既知の噴霧器の燃焼空気流パターンを示している。 図2に示された既知の噴霧器の燃焼空気流パターンを示している。 図8に示された噴霧器の燃焼空気流パターンを示している。 図8に示された噴霧器の燃焼空気流パターンを示している。 本発明の実施形態による第4噴霧器を示している。
ここで添付図面を参照しながら本発明について説明する。
図4は、本発明の第1実施形態による噴霧器110を図示している。噴霧器110は、近端部102、遠端部104、及び本体106を有する。本体106は、噴霧器110内で、内部で燃料が霧化される霧化領域108を画定する。
噴霧器110の近端部102は、図1乃至図3を参照しながら説明したように、少なくとも1つの第1流入口すなわち典型的には複数の第1流入口(図示されていない)を有する。少なくとも1つの第1流入口は、燃料が噴霧器110内部の霧化領域108へ入り込むことを可能にするように構成される。噴霧器110の近端部102は、図1乃至図3を参照しながら説明したように、少なくとも1つの第2流入口すなわち典型的には複数の第2流入口(図示されていない)を有する。少なくとも1つの第2流入口は、霧化媒体-たとえば蒸気又は圧縮ガス(たとえば圧縮空気)-が噴霧器110内部の霧化領域108へ入り込むことを可能にするように構成される。霧化媒体の目的は、燃料と霧化媒体が霧化領域108の内部で互いに接しているときに、燃料を細分化することである。換言すると、霧化媒体は、燃料を「霧化」する。第1流入口と第2流入口は、第1流入口を介して霧化領域108へ入り込む燃料、及び、第2流入口を介して霧化領域108へ入り込む霧化媒体を、互いに向かうように案内することで、燃料を霧化するように構成される。
噴霧器110の遠端部104は、霧化された燃料の噴霧体が噴霧器110を飛び出す際に通り抜ける少なくとも1つの流出口126すなわち典型的には複数の流出口126を有する。図4に図示された噴霧器110は7の流出口126を有する。流出口126は、燃焼器(図示されていない)の1次燃焼領域と流体をやり取りする。霧化された燃料の噴霧体は典型的には、一旦流出口126を介して噴霧器110を飛び出すと、1次燃焼領域へ入り込む。
図4に図示されているように、流出口126は、噴霧器の遠端部104の外側表面から、典型的には様々な方位で突出する。換言すると、噴霧器110は、図4に図示されているように、外側表面128内で少なくとも1つの流出口と少なくとも1つの他の流出口との間に、すなわち、流出部126を実質的に取り囲む表面削除部130を有する。表面削除部130は、チャネル、溝、切込み、凹部、又はくぼみ部の形態をとる。図4に図示された実施形態では、流出口126は、遠端部104の外側表面128から突出する。これにより、ドリル又はミルによって開けられた単純な「孔」の構成−たとえば図1乃至図3に図示されているような構成−と比較して、流出口126間での燃焼空気流を良好にすることが可能となる。図4に図示された実施形態では、流出口は、内側断面を画定する孔又は口径132及び外側断面を画定する管134(つまり流出口の「本体」)を有する。
図5乃至図7は、本発明の実施形態による他の噴霧器210を示している。噴霧器210は、近端部202、遠端部204、及び本体206を有する。本体206は、噴霧器210内部で、内部で燃料が霧化される霧化領域208を画定する。
噴霧器210の近端部202は、(図6に図示されているような)少なくとも1つの第1流入口220すなわち典型的には複数の第1流入口220を有する。少なくとも1つの第1流入口220は、燃料が噴霧器210内部の霧化領域208へ入り込むことを可能にするように構成される。噴霧器210の近端部202は、(図6に図示されているような)少なくとも1つの第2流入口222すなわち典型的には複数の第2流入口222を有する。少なくとも1つの第2流入口222は、霧化媒体−たとえば蒸気又は圧縮空気(たとえば圧縮空気)−が噴霧器210内部の霧化領域208へ入り込むことを可能にするように構成される。図6に図示された噴霧器210は7の第1流入口220と7の第2流入口222を有する。霧化媒体の目的は、燃料と霧化媒体が霧化領域208の内部で互いに接しているときに、燃料を細分化することである。換言すると、霧化媒体は、燃料を「霧化」する。第1流入口220と第2流入口222は、第1流入口220を介して霧化領域208へ入り込む燃料、及び、第2流入口222を介して霧化領域208へ入り込む霧化媒体を互いに向かうように案内することで、燃料を霧化するように構成される。
図6に図示されているように、第1流入口220は、第2流入口220の外側で放射状に設けられる。それに加えて、図6に図示された典型的実施形態では、前記第1流入口220及び前記第2流入口222は、非円形断面−たとえば正方形、長方形、又は曲率を有する断面−を有する孔を備えてよい。任意の他の適切な断面形状が用いられてもよい。非円形の第1流出口及び/又は第2流出口は有利である。なぜなら前記非円形の第1流出口及び/又は第2流出口によって、霧化媒体と燃料は、従来のドリル又はミルによって開けられた円形の孔を用いるよりも大きな接触表面積にわたって互いに接することが可能となるからである。この結果、典型的には噴霧器の流出口と流体をやりとりする燃焼器内での良好な霧化が実現され、かつ、霧化された燃料と燃焼空気との間での接触表面積が大きくなる。従って非円形の第1流入口及び/又は第2流入口を用いることで、燃焼器は、許容可能な燃焼器の性能を維持しながら、従来の噴霧器を用いて可能な負荷の範囲よりも、はるかに広い負荷の範囲にわたって動作することが可能となる。それに加えて、霧化媒体と燃料との間での接触表面積が増大することで、流出口(以降を参照のこと)は、液滴のサイズに有害な影響を有することなく、任意の所望のパターンで霧化された燃料の液滴をより十分に供給するような形状をとることが可能となる。その結果噴霧器と該噴霧器に係る燃焼器の適応性及び耐久性が改善される。
図5と図7に図示されているように、噴霧器210の遠端部204は、霧化された燃料の噴霧体が噴霧器210を飛び出す際に通り抜ける少なくとも1つの流出口226すなわち典型的には複数の流出口226を有する。図5と図7に図示された噴霧器は7の流出口を有する。流出口226は、燃焼器(図示されていない)の1次燃焼領域と流体をやり取りする。霧化された燃料の噴霧体は典型的には、一旦流出口226を介して噴霧器210を飛び出すと、1次燃焼領域へ入り込む。
図5と図7に図示されているように、流出口226は、噴霧器の遠端部204の外側表面228から、典型的には様々な方位で突出する。換言すると、噴霧器210は、図5と図7に図示されているように、外側表面228内で少なくとも1つの流出口226と少なくとも1つの他の流出口226との間に、すなわち、流出部226を取り囲む表面削除部230を有する。表面削除部230は、チャネル、溝、切込み、凹部、又はくぼみ部の形態をとる。図5と図7に図示された実施形態では、流出口226は、遠端部204の外側表面228から突出する。これにより、ドリル又はミルによって開けられた単純な「孔」の構成−たとえば図1乃至図3に図示されているような構成−と比較して、流出口226間での燃焼空気流を良好にすることが可能となる。
図5と図7に図示された実施形態では、流出口は、内側断面を画定する孔又は口径232及び外側断面を画定する管234(つまり流出口の「本体」)を有する。内側断面と外側断面は、非円形(たとえば正方形、長方形、曲率を有する形状、又は任意の他の適切な形状)で、かつ、流出口226間での燃焼空気流を改善する形状をとる。
図8は、本発明の実施形態による他の噴霧器310を示している。噴霧器310は、近端部302、遠端部304、及び本体306を有する。本体306は、噴霧器310内部で、内部で燃料が霧化される霧化領域308を画定する。
噴霧器310の近端部302は、少なくとも1つの第1流入口すなわち典型的には複数の第1流入口を有する(図示されていない)。少なくとも1つの第1流入口220は、燃料が噴霧器310内部の霧化領域308へ入り込むことを可能にするように構成される。噴霧器310の近端部302は、少なくとも1つの第2流入口すなわち典型的には複数の第2流入口を有する(図示されていない)。少なくとも1つの第2流入口は、霧化媒体−たとえば蒸気又は圧縮空気(たとえば圧縮空気)−が噴霧器310内部の霧化領域308へ入り込むことを可能にするように構成される。第1流入口及び第2流入口は、図1乃至図3に図示されているように円形であってよいし、又は、図6に図示されているように非円形であってもよい。霧化媒体の目的は、燃料と霧化媒体が霧化領域308の内部で互いに接しているときに、燃料を細分化することである。換言すると、霧化媒体は、燃料を「霧化」する。第1流入口と第2流入口は、第1流入口を介して霧化領域308へ入り込む燃料、及び、第2流入口を介して霧化領域308へ入り込む霧化媒体を互いに向かうように案内することで、燃料を霧化するように構成される。上述したように、第1流入口は、第2流入口の外側で放射状に設けられる。
図8に図示されているように、噴霧器310の遠端部304は、霧化された燃料の噴霧体が噴霧器310を飛び出す際に通り抜ける少なくとも1つの流出口326すなわち典型的には複数の流出口326を有する。図8に図示された噴霧器は7の流出口を有する。流出口326は、燃焼器(図示されていない)の1次燃焼領域と流体をやり取りする。霧化された燃料の噴霧体は典型的には、一旦流出口326を介して噴霧器310を飛び出すと、1次燃焼領域へ入り込む。
図8に図示されているように、図8に図示されているように、流出口326は、噴霧器の遠端部304の外側表面328から、典型的には様々な方位で突出する。換言すると、噴霧器310は、図8に図示されているように、外側表面328内で少なくとも1つの流出口326と少なくとも1つの他の流出口326との間に、すなわち、流出部326を取り囲む表面削除部330を有する。表面削除部330は、チャネル、溝、切込み、凹部、又はくぼみ部の形態をとる。図8に図示された実施形態では、流出口326は、遠端部304の外側表面328から突出する。これにより、ドリル又はミルによって開けられた単純な「孔」の構成−たとえば図1乃至図3に図示されているような構成−と比較して、流出口326間での燃焼空気流を良好にすることが可能となる。
図8に図示された実施形態では、流出口は、内側断面を画定する孔又は口径332及び外側断面を画定する管334(つまり流出口の「本体」)を有する。内側断面と外側断面は、非円形(たとえば正方形、長方形、曲率を有する形状、又は任意の他の適切な形状)で、かつ、流出口326間での燃焼空気流を改善する形状をとる。図8に図示された実施形態では、内側断面は、霧化された燃料の噴霧パターンを改善する曲率を有するスロット形状である。それに加えて、外側断面は、流出口326間での燃料空気の流れを顕著に改善する「滴形状」又は「翼形状」である。遠端部の外側表面は、流出口の周辺及び/又は流出口間での空気流を(たとえば均一となるように)制御するような形状にされる。換言すると、遠端部の外側表面は、流出口の周辺及び/又は流出口間での空気流を(たとえば均一となるように)案内するような形状にされる。具体的には、遠端部の外側表面は、空気流を渦巻きパターンとなるように案内するような形状にされる。
図9乃至図12は、i)噴霧器の遠端部から突出する流出口を供し、かつ/あるいは、ii)非円形断面を有する流出口を供することによって実現される流出口付近での改善された空気流を示す空気流の図を示している。図9及び図10は、図1乃至図3に示された従来の噴霧器10の空気流の図を示している。図1乃至図3に示された従来の噴霧器10では、流出口26が単純にドリル又はミルによって開けられた孔である。図10は図9の中心の拡大図である。図11と図12は、図8に図示された噴霧器310の空気流の図を示している。図12は図11の中心の拡大図である。図9及び図10からわかるように、従来の噴霧器10にわたる空気流は概して、噴霧器10の面にわたって単一の方向で、かつ、外側へ放射する。燃焼器と併用されるとき、これにより炎の前面が偏ってしまう。炎の前面が偏ることで、高ターンダウン動作(つまり霧化媒体に対する燃料の比が低い)下で不安定な状態が生じる。対照的に、図11と図12は、図8に図示された噴霧器310にわたる空気流が、噴霧器310の中心へ流入する強い速度プロファイルを有することを示している。噴霧器310の面にわたって中心へ向かう均等な渦が存在する。これにより、燃焼器内での炎の底部で均等な燃焼空気流が供され、その結果、高ターンダウン動作下でさえも安定した状態が供される。
図13は、本発明の実施形態によるさらなる噴霧器410を示している。噴霧器410は図8に図示された噴霧器310と同一である。ただし噴霧器410の近端部302が、内部に設けられた凹部452を備える周辺スカート部450を有することは除く。スカート部450の内側表面は、接続手段454−たとえば内部ねじ山−を有する。これにより、燃焼器の他の素子−たとえば燃料及び/又は霧化媒体入力手段−への噴霧器410の接続が容易になる。1つ以上のワッシャ(図示されていない)−銅製ワッシャ−が、確実な接続を保証するために凹部内に供されてよい。
従来の噴霧器とは異なり、上で説明した本発明の実施形態による噴霧器は、3Dプリント法−たとえば付加製造技術(ALM)−を用いて製造される必要があると考えられる。従来の方法と比較して、ALMは、噴霧器の特徴部−たとえば流出口間での削除部、突出する流出口、並びに、流入口及び/又は流出口の非円形形状−の形状及び寸法を非常に厳密に制御することを可能にする。これらの特徴部によってこそ、本発明の噴霧器は、従来の噴霧器と比較して顕著に改善された性能を有することを可能にする。任意の適切な材料が、噴霧器を構成するのに用いられてよい。典型的には金属又は金属合金−たとえばインコネル718又はコバルト・クロム−が用いられる。当業者は、任意の適切な材料も同様に用いられ得ることを理解する。
上述したように、既存の噴霧器は、最大で15:1のターンダウンを供する。本発明による噴霧器は、ディーゼルオイルが燃料として用いられるときには42:1のターンダウンを供し、かつ、HFOが燃料として用いられるときには23:1のターンダウンを供することが示された。従って本発明は、既存の噴霧器よりも顕著にターンダウンを改善させ、その結果燃料及び動作コストを顕著に減少させる。
上述の実施形態では、燃料は典型的にはオイル又はオイルとガスの混合体である。たとえばオイルは、ディーゼルオイル、マリンガスオイル、低硫黄マリンガスオイル(LSMGO)、重燃料オイル(HFO)、超低硫黄重燃料オイル(ULSHFO)、又は任意の他の液体燃料であってよい。霧化媒体は典型的には、蒸気又は圧縮ガス(たとえば圧縮空気)である。しかし当業者は、任意の適切な燃料及び/又は霧化媒体も同様に用いられ得ることを理解する。燃料は典型的には、1.0Bar・g〜40.0Bar・gの範囲の圧力で噴霧器へ供給される。このとき霧化媒体は、燃料オイルの圧力に相関して供給される。
上述の実施形態では、燃料は典型的にはオイル又はオイルとガスの混合体である。たとえばオイルは、ディーゼルオイル、マリンガスオイル、低硫黄マリンガスオイル(LSMGO)、重燃料オイル(HFO)、超低硫黄重燃料オイル(ULSHFO)、又は任意の他の液体燃料であってよい。霧化媒体は典型的には、蒸気又は圧縮ガス(たとえば圧縮空気)である。しかし当業者は、任意の適切な燃料及び/又は霧化媒体も同様に用いられ得ることを理解する。燃料は典型的には、1.0Bar・g〜40.0Bar・gの範囲の圧力で噴霧器へ供給される。このとき霧化媒体は、燃料オイルの圧力に相関して供給される。
“Y”型噴流噴霧器が上で具体的に説明されたが、説明した本発明の原理は、任意の他の適切な噴霧器の構成−たとえば“F”型噴流噴霧器−にも同様に適用され得る。これは当業者によって理解される。噴霧器110、210、及び310の任意の特徴は、上述の任意の他の噴霧器の任意の特徴と組み合わせられてよいことに留意して欲しい。本発明は、本発明の具体的実施形態を表す添付図面を参照しながら典型的な実施形態について説明されてきた。本発明の多くの異なる実施形態が存在し、かつ、これらの実施形態はすべて、「特許請求の範囲」の請求項で規定された本発明の技術的範囲に属することに留意して欲しい。
10 従来の噴霧器、12 供給システム、14 内側管、16 外側管、18 管スペーサ、20 第1流入口、22 第2流入口、24 噴霧体、26 流出口、102,202,302 近端部、104,204,304 遠端部、106,206,306 本体、108,208,308 霧化領域、110,210,310,410 噴霧器、126,226,326 流出口、128,228,328 外側表面、130,230,330 表面削除部、132 孔、134 管、220 第1流入口、222 第2流入口、332 孔、334 管、450 スカート部、452 凹部、454 接続手段。

Claims (43)

  1. 燃焼器用の噴霧器であって:
    霧化領域;
    燃料及び/又は霧化媒体を前記霧化領域へ入り込むことを可能にするように構成される少なくとも1つの流入口を有する近端部;
    霧化された燃料が前記霧化領域を飛び出すことを可能にするように構成される少なくとも1つの流出口を有して、外側表面は、空気流が前記少なくとも1つの流出口の周りを流れることを可能にする形状をとる遠端部、
    を有する噴霧器。
  2. 請求項1に記載の噴霧器であって、
    前記噴霧器の遠端部は、燃料が前記霧化領域へ入り込むことを可能にするように構成される少なくとも1つの第1流入口、及び、霧化媒体が前記霧化領域へ入り込むことを可能にするように構成される少なくとも1つの第2流入口を有する、
    噴霧器。
  3. 請求項1又は2に記載の噴霧器であって、
    前記噴霧器の近端部は複数の第1流入口を有する、
    噴霧器。
  4. 請求項2又は3に記載の噴霧器であって、
    前記噴霧器の近端部は複数の第2流入口を有する、
    噴霧器。
  5. 請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の噴霧器であって、
    前記噴霧器の遠端部は複数の流出口を有する、
    噴霧器。
  6. 請求項5に記載の噴霧器であって、
    前記遠端部の外側表面は、前記流出口間で空気が流れることを可能にするような形状をとる、
    噴霧器。
  7. 請求項1乃至6のうちいずれか一項に記載の噴霧器であって、
    前記少なくとも1つの流出口は、前記噴霧器の遠端部の外側表面から突出する、
    噴霧器。
  8. 請求項7に記載の噴霧器であって、
    前記流出口は、様々な方位で前記噴霧器の遠端部の外側表面から突出する、
    噴霧器。
  9. 請求項1乃至8のうちいずれか一項に記載の噴霧器であって、
    少なくとも1つの流出口と少なくとも1つの他の流出口との間で空気が流れることを可能にするように、前記少なくとも1つの流出口と前記少なくとも1つの他の流出口との間にチャネル、溝、切込み、凹部、又はくぼみ部を有する、
    噴霧器。
  10. 請求項1乃至9のうちいずれか一項に記載の噴霧器であって、
    前記少なくとも1つの流出口は、内側断面を画定する孔又は口径及び外側断面を画定する管を有する、
    噴霧器。
  11. 請求項10に記載の噴霧器であって、
    前記内側断面及び/又は前記外側断面は非円形である、
    噴霧器。
  12. 請求項10又は11に記載の噴霧器であって、
    前記内側断面及び前記外側断面は非円形である、
    噴霧器。
  13. 請求項10乃至12のうちいずれか一項に記載の噴霧器であって、
    前記内側断面は正方形、長方形、又は曲率を有する形状である、
    噴霧器。
  14. 請求項10乃至13のうちいずれか一項に記載の噴霧器であって、
    前記外側断面は滴形状である、
    噴霧器。
  15. 請求項1乃至14のうちいずれか一項に記載の噴霧器であって、
    (複数の)前記第1流入口は、(複数の)前記第2流入口の外側で放射状に設けられる、
    噴霧器。
  16. 請求項1乃至15のうちいずれか一項に記載の噴霧器であって、
    (複数の)前記第1流入口及び(複数の)前記第2流入口は、前記第1流入口を介して前記霧化領域へ入り込む燃料、及び、前記第2流入口を介して前記霧化領域へ入り込む霧化媒体を、互いへ向かうように案内することで、前記燃料を霧化するように構成される、
    噴霧器。
  17. 請求項1乃至16のうちいずれか一項に記載の噴霧器であって、
    内部に設けられた凹部を備える周辺スカート部を有する、噴霧器。
  18. 請求項17に記載の噴霧器であって、
    前記スカート部の内側表面が、たとえば内側ねじ山のような接続手段を有する、噴霧器。
  19. 燃焼器用の噴霧器であって:
    霧化領域;
    前記霧化領域へ燃料が入り込むことを可能にするように構成される第1流入口;
    前記霧化領域へ霧化媒体が入り込むことを可能にするように構成される第2流入口;及び、
    霧化された燃料が前記霧化領域を飛び出すことを可能にするように構成される流出口、を有し、
    前記第1流入口、前記第2流入口、及び/又は前記流出口は、非円形断面を有する孔を備える、
    噴霧器。
  20. 請求項19に記載の噴霧器であって、
    前記第1流入口、前記第2流入口、及び、前記流出口の少なくとも2つは、非円形断面を有する孔を備える、
    噴霧器。
  21. 請求項19又は20に記載の噴霧器であって、
    前記第1流入口、前記第2流入口、及び、前記流出口のすべては、非円形断面を有する孔を備える、
    噴霧器。
  22. 請求項19乃至21のうちいずれか一項に記載の噴霧器であって、
    前記第1流入口は、正方形、長方形、又は曲率を有する断面を有する、
    噴霧器。
  23. 請求項19乃至22のうちいずれか一項に記載の噴霧器であって、
    前記第2流入口は、正方形、長方形、又は曲率を有する断面を有する、
    噴霧器。
  24. 請求項19乃至23のうちいずれか一項に記載の噴霧器であって、
    前記流出口は、正方形、長方形、又は曲率を有する断面を有する、
    噴霧器。
  25. 請求項19乃至24のうちいずれか一項に記載の噴霧器であって、
    複数の第1流入口をさらに有する、
    噴霧器。
  26. 請求項19乃至25のうちいずれか一項に記載の噴霧器であって、
    複数の第2流入口をさらに有する、
    噴霧器。
  27. 請求項19乃至26のうちいずれか一項に記載の噴霧器であって、
    複数の流出口をさらに有する、
    噴霧器。
  28. 請求項19乃至27のうちいずれか一項に記載の噴霧器であって、
    (複数の)前記第1流入口は、(複数の)前記第2流入口の外側で放射状に設けられる、
    噴霧器。
  29. 請求項19乃至28のうちいずれか一項に記載の噴霧器であって、
    (複数の)前記第1流入口及び(複数の)前記第2流入口は、前記第1流入口を介して前記霧化領域へ入り込む燃料、及び、前記第2流入口を介して前記霧化領域へ入り込む霧化媒体を、互いへ向かうように案内することで、前記燃料を霧化するように構成される、
    噴霧器。
  30. 請求項19乃至29のうちいずれか一項に記載の噴霧器であって、
    内部に設けられた凹部を備える周辺スカート部を有する、噴霧器。
  31. 請求項30に記載の噴霧器であって、
    前記スカート部の内側表面が、たとえば内側ねじ山のような接続手段を有する、噴霧器。
  32. 請求項1乃至31のうちいずれか一項に記載の噴霧器であって、
    付加製造技術(ALM)を用いて作成される、
    噴霧器。
  33. 請求項1乃至32のうちいずれか一項に記載の噴霧器であって、
    金属又は金属合金を含む、
    噴霧器。
  34. 請求項1乃至33のうちいずれか一項に記載の噴霧器であって、
    インコネル718又はコバルト・クロムを含む、
    噴霧器。
  35. 請求項1乃至34のうちいずれか一項に記載の噴霧器であって、
    前記燃料はオイル又はオイルとガスの混合体を含む、
    噴霧器。
  36. 請求項1乃至35のうちいずれか一項に記載の噴霧器であって、
    前記燃料は、ディーゼルオイル、マリンガスオイル、低硫黄マリンガスオイル(LSMGO)、重燃料オイル(HFO)、超低硫黄重燃料オイル(ULSHFO)、又は任意の他の液体燃料を含む、
    噴霧器。
  37. 請求項1乃至36のうちいずれか一項に記載の噴霧器であって、
    前記霧化媒体は、圧縮ガス(たとえば圧縮空気)又は蒸気を含む、
    噴霧器。
  38. 燃焼領域;及び、
    請求項1乃至37のうちいずれか一項に記載の噴霧器、
    を有する燃焼器であって、
    前記噴霧器の流出口は、前記燃焼領域と流体をやりとりし、かつ、霧化された燃料を前記燃焼領域へ導入するように構成される、
    燃焼器。
  39. 請求項38に記載の噴霧器であって、
    前記燃焼領域が一次燃焼領域である、
    噴霧器。
  40. 請求項38又は39に記載の噴霧器であって、
    前記燃焼領域を生成する燃焼安定化装置をさらに有する、
    噴霧器。
  41. 請求項38乃至40のうちいずれか一項に記載の燃焼器であって、
    ディーゼル燃焼器又はHFO燃焼器である、燃焼器。
  42. 実質的に発明の詳細な説明で説明され、かつ、添付図面に示された噴霧器。
  43. 実質的に発明の詳細な説明で説明され、かつ、添付図面に示された燃焼器。
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