JP2016196933A - 真空断熱体 - Google Patents

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Hideji Kawarasaki
秀司 河原崎
平井 剛樹
Tsuyoki Hirai
剛樹 平井
平野 俊明
Toshiaki Hirano
俊明 平野
智章 北野
Tomoaki Kitano
智章 北野
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Abstract

【課題】連続気泡ウレタンフォームに形成された貫通穴によって、内部のガスが効率よく排気口より排出され、排気時間を大幅に短縮することが可能となり生産性が良く断熱性能の高い真空断熱体を提供する。【解決手段】外箱2と、内箱3と、外箱2と内箱3との間の断熱用空間に充填された連続気泡ウレタンフォーム4と、外箱2又は内箱3に配設される真空排気口6を備え、連続気泡ウレタンフォーム4には真空排気口6から貫通する貫通穴8aまたは貫通溝8bが形成され、真空排気口6は連続気泡ウレタンフォーム4が充填された断熱用空間を真空排気した後に封止される。【選択図】図1B

Description

本発明は、冷蔵庫などに用いた真空断熱体に関するものである。
近年、地球環境問題である温暖化の対策として省エネルギー化を推進する動きが活発している。例えば、冷蔵庫や自動販売機などの様々な保冷保温機器では、その本体を成す断熱箱体の外箱と内箱との間の断熱用空間に「独立気泡ウレタンフォーム(urethane foam)」を充填発泡させる形態から、該断熱用空間に「真空断熱材」を配設した上で「独立気泡ウレタンフォーム」を充填発泡させる形態へと移行している。なお、真空断熱材とは、袋状に加工したガスバリア(gas barrier)性の外被材内にグラスウール(glass wool)などから成る芯材を減圧密封したものであり、さらに吸着材も芯材と併せて減圧密封する場合もある。真空断熱材は、硬質ウレタンフォームと比べると約20倍の断熱性能を有しており、且つ厚さを薄くしても十分な断熱性能が得られるという優れた特性を有している。したがって、真空断熱材は、断熱箱体の内容積を大きくしたい顧客要望を満たしつつ、断熱性能の向上による省エネルギー化を図るための有効な手段として注目されている。
ただし、冷蔵庫などの断熱箱体の断熱用空間は一般的に複雑な形状を呈しているため、真空断熱材の被覆面積、言い換えると、断熱箱体の伝熱総面積に対して真空断熱材の面積が占める割合には限界がある。そこで、特許文献1には、真空断熱材を使用せずに、断熱箱体の断熱用空間に「連続気泡ウレタンフォーム」を充填発泡した後、排気口に接続した真空排気装置により断熱箱体内を排気して真空にする技術が提案されている。なお、連続気泡とは、各々の気泡が連通している構造のことをいい、これに対し、独立気泡とは、各々の気泡が独立して非連通である構造のことをいう。
特許第5310929号公報
本発明者等は、下記の着眼点から、上述の従来技術は下記のような課題を有することを見出した。
すなわち、真空断熱材を使用せずに、冷蔵庫などの断熱箱体の外箱と内箱との間の断熱用空間の全てを真空断熱層化するためには、連続気泡を有した多孔質構造のウレタンフォーム(連続気泡ウレタンフォーム)を使用して真空断熱層を形成する必要がある。なぜならば、連続気泡ウレタンフォームではなく独立気泡ウレタンフォームを使用すると、排気による真空化の後に独立気泡に閉じ込められていた残存ガスの放出によって真空度が悪化するからである。
さらに、連続気泡ウレタンフォームが連続気泡を単に有しているというだけでは足りず、気泡膜部のみならず気泡骨格部にも連続通気性を持たせる必要がある。なぜならば、気泡の密度が相対的に小さくて樹脂が多い(気泡骨格部が多い)領域では、樹脂を貫通する孔を形成することが困難である。このため、当該樹脂によって気泡間の連通が遮られてしまい、排気による真空化を完全に実現することができないからである。特に、連続気泡ウレタンフォームでは、中心部分のコア層よりも外箱及び内箱との界面近傍に生成されるス
キン層の方に気泡骨格部が多く存在するので、コア層のみならずスキン層も連続通気性を持たせることが重要である。
特許文献1に記載の連続気泡ウレタンフォームは、コア層及びスキン層に連続通気性を持たせた構造である為、断熱用空間を排気によって真空化することは可能となった。
しかしながら、上記連続気泡ウレタンフォームの個々の気泡膜や気泡骨格に形成された貫通孔はその径が数ミクロンと小さい為に連続気泡ウレタンフォーム全体の排気抵抗は非常に大きく、冷蔵庫の扉や筐体などを想定した大型容器の断熱用空間を真空化するためには数時間から数日という膨大な排気時間が必要であり、実用化は困難であった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的は連続気泡ウレタンフォームを用いた真空断熱体の排気時間を飛躍的に短縮することである。
前記従来の課題を解決するために、本発明の真空断熱体は、外箱と内箱と、前記外箱と前記内箱との間の断熱用空間に充填された連続気泡ウレタンフォームと、前記外箱又は前記内箱に配設される真空排気口を備え、前記連続気泡ウレタンフォームには前記真空排気口から貫通する穴が形成され、前記真空排気口は前記連続気泡ウレタンフォームが充填された断熱用空間を真空排気した後に封止されたものである。
これによって、連続気泡ウレタンフォームに形成された貫通穴によって、内部のガスが効率よく排気口より排出され、排気時間を大幅に短縮することが可能となる。
本発明によれば、真空排気時間を飛躍的に短縮した真空断熱体を提供することができる。
本発明の実施の形態1および実施の形態2に係る真空断熱箱体を備えた冷蔵庫扉の斜視図 本発明の実施の形態1の真空断熱箱体の図1AのA−A断面図 同真空断熱箱体の図1BのB−B断面図 同真空断熱箱体の他1の貫通穴の配置を示す図1AのA−A断面図 同真空断熱箱体の他1の貫通穴の配置を示す図2BのB−B断面図 同真空断熱箱体の他2の貫通穴の配置を示す図1AのA−A断面図 同真空断熱箱体の他2の貫通穴の配置を示す図3BのB−B断面図 同真空断熱箱体の貫通溝の配置を示す図1AのA−A断面図 同真空断熱箱体の貫通溝の配置を示す図4BのB−B断面図 本発明の実施の形態2の真空断熱箱体の図1AのA−A断面図 同真空断熱箱体の貫通穴の配置を示す図5BのB−B断面図 同真空断熱箱体の他1の貫通穴の配置を示す図1AのA−A線の断面図 同真空断熱箱体の他1の貫通穴の配置を示す図6BのB−B断面図 本発明の実施の形態1の製造工程を示すフローチャート 本発明の実施の形態2の製造工程を示すフローチャート 本発明の実施の形態1および実施の形態2の連続気泡ウレタンフォームの構造例を模式的に示した図 図9Aに示す連続気泡ウレタンフォームの互いに対向する1以上の対の気泡の間の状態を表した拡大写真図 図9Bに表した連続気泡ウレタンフォームの気泡の構成を説明する図 図9Aに示す連続気泡ウレタンフォームの気泡膜部の拡大写真図 図9Dに表した連続気泡ウレタンフォームの気泡膜部の構成を説明する図 図9Aに示す連続気泡ウレタンフォームの互いに対向する1以上の対の気泡の間のうち、微粉末の紛体により気泡骨格部に貫通孔が形成されている拡大写真図 図9Fに表した状態を説明するための図 図9Fに示す連続気泡ウレタンフォームの気泡骨格部の状態を詳しく表した拡大写真図 図9Hに表した連続気泡ウレタンフォームの気泡骨格部の構成を説明する図 本発明の実施の形態2の真空断熱箱体を備えた冷蔵庫筐体の斜視図 同真空断熱箱体の図10AのA−A断面図 同真空断熱箱体の図10AのB−B断面図 本発明の実施の形態1の真空断熱箱体の真空排気時間と内部圧力の推移を示す図
第1の発明は、外箱と内箱と、前記外箱と前記内箱との間の断熱用空間に充填された連続気泡ウレタンフォームと、前記外箱又は前記内箱に配設される真空排気口を備え、前記連続気泡ウレタンフォームには前記真空排気口から貫通する穴が形成され、前記真空排気口は前記連続気泡ウレタンフォームが充填された断熱用空間を真空排気した後に封止された真空断熱体とすることにより、連続気泡ウレタンフォームに形成された貫通穴によって、内部のガスが効率よく排気口より排出され、排気時間を大幅に短縮することが可能となる。
第2の発明は、第1の発明において、前記外箱もしくは前記内箱には、前記連続気泡ウレタンフォームを充填するためのウレタン液注入口と、発泡過程で断熱用空間の空気が抜ける為の空気口を有し、前記連続気泡ウレタンフォームには前記ウレタン液注入口もしくは前記空気口から貫通する穴が形成され、前記ウレタン液注入口と前記空気口は封止材で封止された真空断熱体とすることにより、連続気泡ウレタンフォームに複数の貫通穴が形成されることにより、排気効率がさらに向上し、排気時間をさらに短縮することが可能となる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記連続気泡ウレタンフォームは、複数の気泡と、互いに対向する1以上の対の前記気泡の間に膜状に形成された気泡膜部と、前記対向する1以上の対の気泡の間に、当該対向する1対の気泡と他の1対の気泡との間の前記気泡膜部に連続し、且つ当該対向する1対の気泡の間の距離が前記気泡膜部の厚みより大きく形成された気泡骨格部と、前記気泡膜を貫通するように形成された第1貫通孔と、前記気泡骨格部を貫通するように形成された第2貫通孔と、を有し、前記複数の気泡が前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔を介して連通されるように形成されている。
これにより、このような連続気泡ウレタンフォームを用いれば、コア層だけでなくスキン層を含む全ての気泡に貫通孔が形成されている為に、排気効率がさらに向上し、排気時間をさらに短縮することが可能となる。
第4の発明は、第1から第3の発明において、前記連続気泡ウレタンフォームに形成された貫通穴は直線状のドリルまたはロッドを連続気泡ウレタンフォームに挿入して形成されることにより、所定寸法の貫通穴を容易に形成することが可能となる。
以下、具体的に、実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下ではすべての図を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、特に言及しない場合に
はその重複する説明を省略する。
(実施の形態1)
<冷蔵庫扉の構造例>
図1Aは本発明の実施の形態1に係る真空断熱箱体(真空断熱体)1を備えた冷蔵庫扉である。図1Bは図1Aに示す冷蔵庫扉のA−A線の断面図、図1Cは図1BのB−B線の断面図である。
図2Bは冷蔵庫扉の他1の貫通穴の配置を示す図1AのA−A線の断面図、図2Cは図2BのB−B線の断面図である。
図3Bは冷蔵庫扉の他2の貫通穴の配置を示す図1AのA−A線の断面図、図3Cは図3BのB−B線の断面図である。
図1Bに示されるように、本実施の形態に係る真空断熱体は箱体形状とし、真空断熱箱体1を備えた冷蔵庫扉は、扉表面にガラスや金属等の外観部品5と、ガスバリア性材料で構成された外箱2と、同じくガスバリア性材料で構成された内箱3と、外箱2と内箱3との間の断熱用空間に連続気泡ウレタンフォーム4(真空断熱層の芯材)が充填されて構成されている。
内箱3には排気口6が設けられ、排気口6から連続気泡ウレタンフォーム4には貫通穴8aが形成されている。なお、貫通穴8aは図1B、図1Cのように1本でもよいが、他の貫通穴の配置例として図2B、図2Cに示すような他1や図3B、図3Cに示すような他2のように複数本設置することも可能である。
真空断熱箱体を備えた冷蔵庫扉の完成品において、この排気口6は封止されている。
<製造方法>
次に実施の形態1に係る真空断熱箱体1を備えた冷蔵庫扉の製造方法を図7に示す。
<内箱3>
内箱3はガスバリア性の高い材料で構成され、主に空気と水蒸気の透過を抑制する必要がある。空気透過度の低い材料としては、エチレンビニルアルコール共重合体、液晶ポリマー、水蒸気透過度の低い材料としてはポリプロピレンやポリエチレンを用いる。金属箔であれば空気、水蒸気の透過を完全に抑えることができる。これらのガスバリア材料を1層、もしくは2層以上積層させて内箱3を形成する。
例えばエチレン−ビニルアルコール重合体をポリプロピレンで挟んだ多層樹脂を、シート或いは、フィルム形状に1次加工した後、真空成形或いは、圧空成形して2次加工する。
扉の場合は内箱の強度も必要な為、本2次加工品をポリプロピレン射出成形容器の内面にインサートして内箱3とする。内箱3には排気口6と排気口6を真空ポンプに接続する為の排気管7が設けられている。排気管7は射出成形容器と同じくポリプロピレンで構成されるが、金属排気管、ガラス排気管を設置してもよい。排気口6と排気管7の内径は大きいほど封止が難しくなる為、本実施の形態では1mm以上10mm以下とした。連続気泡ウレタンフォーム4の排気抵抗が非常に大きく、それが全体の排気時間を律速する為、排気口や排気管の径を1mm〜10mmのサイズに小さくしても排気効率が低下することはない。
<外箱2>
外箱2は内箱3と同様のガスバリア性の高い材料で構成される。冷蔵庫扉の場合、外箱2は平面形状であることから金属層を含む樹脂ラミネートフィルム、シートなどを用いる。
例えば外側層に保護材であるポリエチレンテレフタレート層、中間層にガスバリア材であるアルミニウム箔層、内側層に内箱3との接着層であるポリプロピレン層を設けたラミネートフィルムもしくはシートを用いる。成形は外箱2のサイズにカットするのみである。
<連続気泡ウレタンフォーム>
連続気泡ウレタンフォームは外箱2と内箱3の間の断熱用空間の形状の金属金型にウレタン液を注入、発泡、離型して成形する。
図9Aは連続気泡ウレタンフォーム4の構造例を模式的に示した図である。図9Bは図9Aに示す連続気泡ウレタンフォーム4の互いに対向する1以上の対の気泡の間の状態を表した拡大写真である。図9Cは図9Bに表した連続気泡ウレタンフォーム4の気泡の構成を説明するための図である。図9Dは図9Aに示す連続気泡ウレタンフォーム4の気泡膜部の状態を表した拡大写真である。図9Eは図9Dに表した連続気泡ウレタンフォームの気泡膜部の構成を説明するための図である。図9Fは図9Aに示す連続気泡ウレタンフォームの互いに対向する1以上の対の気泡の間のうち微粉末の紛体により気泡骨格部に貫通孔(第2貫通孔)が形成されている状態を表した拡大写真である。図9Gは図9Fに表した状態を説明するための図である。図9Hは図9Fに示す連続気泡ウレタンフォーム4の気泡骨格部の状態をさらに詳しく表した拡大写真である。図9Iは図9Hに表した連続気泡ウレタンフォームの気泡骨格部の構成を説明するための図である。
図9Aに示されるように、連続気泡ウレタンフォーム4は、コア層4aとコア層4aの外周を覆うスキン層4bとを有している。なお、スキン層4bは、発泡時に金型などの壁面との界面近傍に生成される樹脂厚みの厚い(発泡不十分な)芯材(ウレタンフォーム)の層である。連続気泡ウレタンフォーム4は、図9B及び図9Cに表されるとおり、空隙率が大きい(例えば、95%)部材であって、複数の気泡47と、互いに対向する1以上の対の気泡47の間に膜状に形成された気泡膜部42と、互いに対向する1以上の対の気泡47の間に、対向する1対の気泡47と他の1対の気泡47との間の気泡膜部42に連続し、且つ対向する1対の気泡47の間の距離が気泡膜部42の厚みより大きく形成された気泡骨格部43とから成っている。具体的には、気泡膜部42の厚み(1対の気泡47の間の距離)は3(μm)程度であり、気泡骨格部43の厚み(1対の気泡47の間の距離)は150(μm)程度である。
なお、気泡骨格部43の割合は、コア層4aよりも発泡が不十分なスキン層4bの方が大きい。なお、連続気泡ウレタンフォーム4の発泡が不十分な領域では、バルクの樹脂に気泡47が分散するような態様が存在し得るが、そのような態様においても、上述の気泡膜部42及び気泡骨格部43の定義は当てはまる。すなわち、そのような態様においては、大部分が気泡骨格部43であると想定される。また、上述の厚みの実態から、互いに対向する一対の気泡47間の距離が3(μm)以下の部分が、典型的な気泡膜部42であり、互いに対向する一対の気泡47間の距離が150(μm)以上の部分が、典型的な気泡骨格部43であると言える。
そして、連続気泡ウレタンフォーム4の全ての気泡47間の連続通気性を確保するために、図9D及び図9Eに表されるとおり、全ての気泡膜部42には第1貫通孔44が形成されるとともに、図9H及び図9Iに表されるとおり、気泡骨格部43には第2貫通孔45が形成されている。
気泡膜部42に形成される第1貫通孔44は、例えば互いに親和性が無く分子量が異なる2種類以上のウレタン粉末を用いて発泡させることにより、分子レベルで生じる歪に基づいて形成される。なお、2種類以上のウレタン粉末としては、例えば所定の組成を有するポリオール(polyol)の混合物と、ポリイソシアネート(polyisocya
nate)と、を採用することができ、これらを水などの発泡剤の存在下で反応させることにより第1貫通孔44を形成することできる。この他には、ステアリン酸カルシウム(calcium stearate)などを用いても第1貫通孔44を形成することができる。
一方、気泡骨格部44に形成される第2貫通孔45は、ウレタン粉末とは親和性の無い(接着しにくい)微粉末(ポリエチレン(polyethylene)粉末、ナイロン(nylon)粉末など)をウレタン粉末に混合させて充填させることにより、図9H及び図9Iに表されるとおり、微粉末の粉体46と気泡47との界面に形成することができる。なお、気泡47の粒径が約100(μm)であるのに対し、微粉末の粉体46の粒径は約10〜30(μm)である。
以上により、注入されるウレタン液は、発泡後の気泡の気泡膜部42に第1貫通孔44を形成するために(図9D及び図9E参照)互いに親和性の無い2種類以上のウレタン粉末が混合されたものであるとともに、発泡後の気泡47を形作る気泡骨格部44に第2貫通孔45を形成するために(図9H及び図9I参照)ウレタン粉末とは親和性の無い微粉末46が混合されたものである。
なお、上記連続気泡ウレタンフォームの詳細は特許登録第5310928号公報に開示されている。
<貫通穴形成>
このような注入、発泡、離型により成形された連続気泡ウレタンフォーム4には、図1Bと図1C、図2Bと図2C、もしくは図3Bと図3Cに示す所定の位置に貫通穴8aを形成する。貫通穴8aは先端がドリル状、もしくは円錐状に尖ったロッドを回転させながら連続気泡ウレタンフォーム4に挿入して形成する。貫通穴径は大きいほど排気時間が短縮されるが、貫通穴径が大きすぎると連続気泡ウレタンフォーム4の強度が低下し、貫通穴部の連続気泡ウレタンフォーム4が大気圧圧縮で変形するため、連続気泡ウレタンフォーム4の厚さや形状に応じた貫通穴径を設定する。そのため、本実施の形態1の冷蔵庫扉は続気泡ウレタンフォーム4の厚さが約10〜30mmである為、貫通穴径は5mmとした。図2Bと図2C、図3Bと3Cに示すような複数本の貫通穴8aを形成する場合は、それぞれの貫通穴8aが少なくとも1箇所は連結し、排気口6へ接続されることが望ましい。
なお、貫通穴の代わりに貫通溝を用いても良い。図4Bは冷蔵庫扉の貫通溝の配置を示す図1AのA−A線の断面図、図4Cは図4BのB−B線の断面図である。図4B、図4Cのように貫通溝8bを設けることで貫通穴と同様の効果を得ることも可能である。この場合、連続気泡ウレタンフォーム4のウレタン液を注入、発泡するための金属金型に凸状部の形成することにより、連続気泡ウレタンフォーム4に貫通溝8bが形成される。これにより、貫通穴8aを形成する工程が削減可能となる。
<組み立て>
上記のように貫通穴8の設けられた連続気泡ウレタンフォーム4の成形品を、内箱3に収め、外箱2をかぶせて外周部に熱と圧力を加えて内箱3と外箱2のポリプロピレン層を熱溶着する。次に排気管7を真空ポンプと接続し、真空排気を所定時間実施した後、排気管7を封止する。排気管7は内箱3と同材料のポリプロピレンで構成されており、熱もしくは熱と圧力を加えて封止する。
なお、図示されていないが、種々のガス吸着剤を連続気泡ウレタンフォーム4と共に箱体内部に設置してもよい。真空排気で排気しきれずに残存するガスや、長期間の間にガスバリア性の高い内箱、外箱を透過して侵入する微量なガスを吸着することにより、長期間真空度を維持することが可能となる。
このようにして本実施の形態1の真空断熱箱体1が完成される。
<作用効果>
本発明の真空断熱箱体の真空排気時間の短縮効果を説明する。
図11は図1B、図1Cの貫通穴8を1本設けた真空断熱箱体1において、貫通穴なし、貫通穴径2.0mm、3.0mm、5.0mmを設けた場合の真空排気時間と内部圧力の推移である。貫通穴なしの場合には、内部圧力P1まで真空排気するために120分以上の排気時間を要するが、連続気泡ウレタンフォームに貫通穴を設け、その径を2.0mm、3.0mm、5.0mmと拡大するにしたがって排気時間が大幅に短縮され、内部圧力P1に到達する排気時間はそれぞれ20分、10分、5分となる。
以上のように、本実施の形態において、外箱2と、内箱3と、外箱2と内箱3との間の断熱用空間に充填された連続気泡ウレタンフォーム4と、外箱2又は内箱3に配設される真空排気口6を備え、連続気泡ウレタンフォーム4には真空排気口6から貫通する貫通穴8aまたは貫通溝8bが形成され、真空排気口6は連続気泡ウレタンフォーム4が充填された断熱用空間を真空排気した後に封止されることにより、連続気泡ウレタンフォーム4に複数の貫通穴8aまたは貫通溝8bが形成されることにより、排気効率がさらに向上し、排気時間をさらに短縮することが可能となる。
また、連続気泡ウレタンフォーム4に形成された貫通穴8aは直線状のドリルまたはロッドを連続気泡ウレタンフォーム4に挿入して形成されることにより、所定寸法の貫通穴を容易に形成することが可能となる。
(実施の形態2)
<冷蔵庫扉の構造例>
図1Aは本発明の実施の形態2に係る真空断熱箱体1を備えた冷蔵庫扉である。図5Bは図1Aに示す冷蔵庫扉のA−A線の断面図、図5Cは図5BのB−B線の断面図である。
図6Bは冷蔵庫扉の他1の貫通穴の配置を示す図1AのA−A線の断面図、図6Cは図6BのB−B線の断面図である。
図5Bと図5C、図6Bと図6Cは本発明の実施の形態2に係る真空断熱箱体1を備えた冷蔵庫扉である。実施の形態2では連続気泡ウレタンフォーム4を真空断熱箱体1の内部で一体発泡させる。実施の形態1と同様に、ガスバリア性材料で構成された外箱2と、同じくガスバリア性材料で構成された内箱3と、外箱2と内箱3との間の断熱用空間に連続気泡ウレタンフォーム4(真空断熱層の芯材)が充填されて構成されている。
内箱3には排気口6が設けられ、排気口6から連続気泡ウレタンフォーム4には貫通穴8が形成されている。また、内箱3にはウレタン液注入口9と空気口10が設けられ、これらウレタン液注入口9や空気口10からも連続気泡ウレタンフォーム4に貫通穴8が形成される。ウレタン液注入口9や空気口10は必要に応じて複数個所設置される。
真空断熱箱体1を備えた冷蔵庫扉の完成品において、排気口6、ウレタン液注入口9、空気口10は封止されている。
<製造方法>
次に実施の形態2に係る真空断熱箱体1を備えた冷蔵庫扉の製造方法を図8に示す。
<内箱>
内箱3には実施の形態1の構成に加えて、ウレタン液注入口9と空気口10が形成される。ウレタン液注入口9は内径10〜30mm、空気口10は内径1〜10mmとする。排気口6とは異なり管を設置する必要は無く、単に内箱3に穴を空ければよい。また、ウ
レタン液注入口9や空気口10は排気口6と兼用してもよい。
<外箱>
外箱2は実施の形態1と全く同様である。
<連続気泡ウレタンフォーム>
内箱3に外箱2をかぶせて外周部に熱と圧力を加えて内箱3と外箱2のポリプロピレン層を熱溶着する。次に、ウレタン液注入口9よりウレタン液を注入する。空気口10を介した空気抜けによって断熱用空間に連続気泡ウレタンフォーム4が空気溜り部(ウレタン未充填発泡部)の発生を抑止しながら充填発泡される。ウレタン液の材料は実施の形態1同様である。
<貫通穴形成>
その後、図5Bと図5C、もしくは図6Bと図6Cに示す所定の位置に貫通穴8を形成する。貫通穴8は先端がドリル状、もしくは円錐状に尖ったロッドを回転させながら、排気口6、ウレタン注入口9、空気口10から連続気泡ウレタンフォーム4に挿入して形成する。
<封止>
貫通穴8形成後にウレタン液注入口9と空気口10は封止されるが、封止材11としては例えば外箱2と同様の金属層を含む樹脂ラミネートフィルムもしくはシートを熱溶着することによって封止される。ガス吸着剤を設置する場合は、ウレタン液注入口9や空気口10からガス吸着剤を挿入した後、封止材11で封止を行う。
<真空排気>
次に排気管7を真空ポンプと接続し、真空排気を所定時間実施した後、排気管7を封止する。排気管7は内箱3と同材料のポリプロピレンで構成されており、熱もしくは熱と圧力を加えて封止する。
このようにして本実施の形態2の真空断熱箱体1が完成される。
<冷蔵庫筐体の構造例>
図10Aは実施の形態2に係る真空断熱箱体を備えた冷蔵庫筐体の正面斜視図と背面斜視図である。図10Bは図10AのA−A断面図である。図10Cは図10AのB−B断面図である。構成および製造方法は冷蔵庫扉と同様であるが、連続気泡ウレタン4の容積が大きい筐体は扉よりも真空排気時間が長くなる。そこで、図10B、図10Cのように排気口6を複数設置し、複数の排気口6から同時に真空排気を行うことによって真空排気時間を短縮することが可能となる。
以上のように、本実施の形態において、外箱2もしくは内箱3には、連続気泡ウレタンフォーム4を充填するためのウレタン液注入口9と、発泡過程で断熱用空間の空気が抜ける為の空気口10を有し、連続気泡ウレタンフォーム4にはウレタン液注入口9もしくは空気口10から貫通穴8aが形成され、ウレタン液注入口9と空気口10は封止材11で封止された真空断熱箱体とすることにより、連続気泡ウレタンフォーム4に複数の貫通穴8aが形成されることにより、排気効率がさらに向上し、排気時間をさらに短縮することが可能となる。
本発明の断熱箱体は、内容積を大きくしつつ断熱性能の向上による省エネルギー化が図られており、冷蔵庫や自動販売機、給湯容器、建造物用断熱材、自動車用断熱材、保冷/保温ボックスなどのような用途に適用できる。
1 真空断熱箱体
2 外箱
3 内箱
4 連続気泡ウレタンフォーム
5 外観部品
6 排気口
7 排気管
8a 貫通穴
8b 貫通溝
9 ウレタン液注入口
10 空気口
11 封止材
42 気泡膜部
43 気泡骨格部
44 第1貫通孔
45 第2貫通孔

Claims (4)

  1. 外箱と内箱と、
    前記外箱と前記内箱との間の断熱用空間に充填された連続気泡ウレタンフォームと、
    前記外箱又は前記内箱に配設される真空排気口を備え、
    前記連続気泡ウレタンフォームには前記真空排気口から貫通する穴または溝が形成され、前記真空排気口は前記連続気泡ウレタンフォームが充填された断熱用空間を真空排気した後に封止されたことを特徴とする真空断熱体。
  2. 前記外箱もしくは前記内箱は、
    前記連続気泡ウレタンフォームを充填するためのウレタン液注入口と、
    発泡過程で断熱用空間の空気が抜ける為の空気口をさらに有し、
    前記連続気泡ウレタンフォームには前記ウレタン液注入口もしくは前記空気口から貫通する穴が形成され、
    前記ウレタン液注入口と前記空気口は封止材で封止されたことを特徴とする請求項1に記載の真空断熱体。
  3. 前記連続気泡ウレタンフォームは、
    複数の気泡と、
    互いに対向する1以上の対の前記気泡の間に膜状に形成された気泡膜部と、
    前記対向する1以上の対の気泡の間に、当該対向する1対の気泡と他の1対の気泡との間の前記気泡膜部に連続し、且つ当該対向する1対の気泡の間の距離が前記気泡膜部の厚みより大きく形成された気泡骨格部と、
    前記気泡膜を貫通するように形成された第1貫通孔と、
    前記気泡骨格部を貫通するように形成された第2貫通孔と、
    を有し、前記複数の気泡が前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔を介して連通されるように形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の真空断熱体。
  4. 前記連続気泡ウレタンフォームに形成された貫通穴は直線状のドリルまたはロッドを連続気泡ウレタンフォームに挿入して形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の真空断熱体。
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