JP2016192934A - ペット用支持ユニット、およびこのペット用支持ユニットを用いたペット用遊戯具 - Google Patents

ペット用支持ユニット、およびこのペット用支持ユニットを用いたペット用遊戯具 Download PDF

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Abstract

【課題】支柱に対して容易かつ適確に取り付け可能であるとともに、支柱への取り付け位置を変更可能とされたペット用支持ユニットを提供する。
【解決手段】ペット用支持ユニット2は、支柱1を内挿可能であり、かつ縮径可能な筒状の保持部211、および当該保持部211を縮径させる締付手段22、を有し、保持部211に内挿された支柱1を保持する支柱保持構造体2Aと、支柱保持構造体2Aに支持され、ペットが乗るための支持体2Bと、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、たとえば屋内の床と天井との間に突っ張り状態で設置される支柱に取り付けられ、猫等のペットが乗るのに適したペット用支持ユニット、およびこのペット用支持ユニットと支柱とを備えたペット用遊戯具に関する。
屋内で飼われるペットのうち、たとえば猫は本能的に高い所に登る習性を有している。このような猫の習性に鑑みて、屋内において猫が高所に登って遊ぶためのペット用遊戯具が提案されている(たとえば、特許文献1を参照)。ペット用遊戯具は、たとえば、床と天井との間に突っ張り状態で設けられる支柱と、この支柱に支持され、ペットが乗るための支持台(支持体)と、を備えて構成される(たとえば、特許文献1を参照)。
特許文献1に開示されたペット用遊戯具において、支柱の上下方向の所定部位にフランジ部が設けられており、支持台は、フランジ部に支持される。フランジ部は、支柱が内挿された状態にて、支柱に対する接触部分が熱溶着により当該支柱と一体になっている。このような構成によれば、ペットが支持台に乗ることで当該支持台に荷重がかかっても、ペットを安定的に支持できる。
しかしながら、上記従来のペット用遊戯具においては、支柱に対して支持台をしっかり取り付けることが可能であるものの、支持台の高さ位置を変更することができず、使用状況等に応じて支持体の高さ位置を変更したいとの要請に応えることができなかった。
特許第5383444号公報
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、支柱に対して容易かつ適確に取り付け可能であるとともに、支柱への取り付け位置を変更可能とされたペット用支持ユニット、およびこのペット用支持ユニットを用いたペット用遊戯具を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明の第1の側面によって提供されるペット用支持ユニットは、支柱を内挿可能であり、かつ縮径可能な筒状の保持部、および当該保持部を縮径させる締付手段、を有し、上記保持部に内挿された支柱を保持する支柱保持構造体と、上記支柱保持構造体に支持され、ペットが乗るための支持体と、を備えることを特徴としている。
好ましい実施の形態においては、上記締付手段は、上記保持部の周方向に沿って延びるように配された締付ボルトを含む。
好ましい実施の形態においては、上記支柱保持構造体は、上記支持体によって包囲されており、上記締付ボルトは、上記支持体の外部から操作可能である。
好ましい実施の形態においては、上記保持部には、周方向の少なくとも1箇所に切り欠きが形成されており、上記締付ボルトは、上記保持部の周方向において上記切り欠きを挟んで両側に跨るように配される。
好ましい実施の形態においては、上記保持部は、樹脂材料からなり、上記締付手段は、各々が保持部に支持された、貫通孔を有する第1の固定金具およびネジ孔を有する第2の固定金具、を備え、上記第1および第2の固定金具は、上記保持部の周方向において上記切り欠きを挟んで両側に配されており、上記締付ボルトは、上記第1固定金具の上記貫通孔に挿通され、かつ上記第2固定金具の上記ネジ孔に螺合されている。
好ましい実施の形態においては、上記支持体は、上記保持部に対して相対回転不能に連結される。
好ましい実施の形態においては、上記締付手段は、上記保持部と上記支柱との間に介在される弾性部材を含んで構成される。
好ましい実施の形態においては、上記弾性部材は、上記保持部の軸方向視において略Cリング状とされており、上記弾性部材は、周方向において所定間隔を隔てて径方向内方に突出し、上記支柱の外周面に圧接しうる複数の圧接部を有する。
好ましい実施の形態においては、上記支柱保持構造体は、上記保持部を一部に含み、かつ上記保持部の軸方向に延びる筒状のクランプ部材を備え、上記クランプ部材のうち上記保持部と軸方向において異なる位置の内面には、周方向において所定間隔を隔て径方向内方に突出し、かつ各々が軸方向に長状の複数の突起が形成されている。
本発明の第2の側面によって提供されるペット用遊戯具は、本発明の第1の側面によって提供されるペット用支持ユニットと、このペット用支持ユニットにおける上記保持部に内挿され、床面と天井面との間に突っ張り状態で設置される支柱と、を備えることを特徴としている。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明に係るペット用遊戯具の一例を示す全体側面図である。 支柱の上端近傍の縦断面図である。 ペット用支持ユニットの全体斜視図である。 ペット用支持ユニットの分解斜視図である。 図3のV−V線に沿う断面図である。 図5のVI−VI線に沿う要部断面図である。 図5のVII−VII線に沿う断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明に係るペット用遊戯具の全体構成を示している。本実施形態のペット用遊戯具A1は、上下法方向に延びる支柱1と、この支柱1に取り付けられる複数のペット用支持ユニット2と、を備えて構成されている。
支柱1は、複数のパイプ材1A,1B,1Cと、パイプ材1Cに連結される調整パイプ1Dと、を含んで構成される。詳細な図示説明は省略するが、パイプ材1A,1B,1Cは、互いがネジ接合等の適宜手段によって分離可能に連結されている。パイプ材1A,1B,1Cの互いの連結部の外面においては、径方向に突出するものは存在しない。パイプ材1Aの下端には、ベース板3が取り付けられている。調整パイプ1Dの上端には天井板4が設けられている。
調整パイプ1Dは、パイプ部11と、調整機構部12とを備える。パイプ部11は、パイプ材1Cの内径よりも小径である外径寸法を有し、たとえばパイプ材1Cに内挿された状態でパイプ1Cの上端からパイプ部11の外面に向けて固定ネジ(図示略)を押圧することにより、パイプ材1Cに連結固定される。図2に示すように、調整機構部12は、ガイド部材121と、ネジ軸122と、筒状のつまみ123と、ナット124と、圧縮コイルばね125とを有する。ガイド部材121はパイプ部11の上端に固定されている。ネジ軸122は、ナット124に螺合されている。このナット124につまみ123が外嵌固定されて、ナット124およびつまみ123が一体となっている。圧縮コイルばね125は、ガイド部材121とつまみ123との間に介装されている。ネジ軸122の上端にはキャップ126が装着されている。
支柱1を設置する際には、キャップ126を天井板4の中央の穴に嵌入して天井板4に付き当て、キャップ126およびネジ軸122を天井板4に対して回転不能とする。その状態で、パイプ1Cに対してパイプ部11を固定ネジ(図示略)により固定する。次いで、つまみ123を回転させることによりつまみ123を下方に変位させる。そうすると、ガイド部材121とつまみ123との間に介装された圧縮コイルばね125が圧縮され、当該圧縮コイルばね125の弾性復元力により、つまみ123、ナット124、ネジ軸122およびキャップ126が上向きに付勢される。このようにして、支柱1は、床面と天井面との間に突っ張った状態で設置される。
ペット用支持ユニット2は、支柱1(パイプ材1A〜1C)に取り付けられるものであり、図4に示すように、支柱保持構造体2Aと、支持体2Bとを備えている。
支柱保持構造体2Aは、支柱を保持するためのものであり、クランプ部材21および締付手段22を具備する。
クランプ部材21は、支柱1(パイプ材1A〜1C)を内挿可能な筒状とされている。クランプ部材21は、保持部211および胴部212を有し、たとえばポリアミド樹脂などの所定の強度を有する樹脂材料によって一体形成されたものである。詳細は後述するが、保持部211は、締付手段22によって径寸法が拡縮可能である。保持部211の内周面には、後述の弾性部材224を収容するための凹部211eが形成されている。
胴部212は、保持部211の下部に繋がっており、胴部212の軸方向寸法が保持部211の軸方向寸法よりも大である。図5に表れているように、胴部212の内周面には、複数(本実施形態では6個)の突起212aが設けられている。これら突起212aは、胴部212の周方向において均等に配されており、各々が軸方向に長状である。
図5、図6、図7に表れているように、保持部211には、切り欠き211a,211bおよび装着凹部211c,211dが形成されている。切り欠き211a,211bは、保持部211の軸心を挟んで互いに反対側に位置する。本実施形態においては、切欠き211a,211bは、各々、保持部211の軸方向に延びており、胴部212に跨って長状に形成されている。装着凹部211c,211dは、後述する第1および第2の固定金具222,223を嵌入する部分である。装着凹部211c,211dは、保持部211の周方向において切り欠き211aを挟んで両側に配されている。装着凹部211c,211dは、切り欠き211aの近傍から径方向外方に突出するボス部に設けられている。当該ボス部には、装着凹部211c,211dを横切るように保持部211の周方向に貫通するボルト通し孔211fが形成されている。
保持部211にはまた、支持体2Bに対してクランプ部材21をビス止めするための取付座211gが設けられている。取付座211gは、切り欠き211bの近傍から径方向外方に突出するボス部に形成されている。
締付手段22は、保持部211を縮径させて支柱1を保持するためのものである。図4に示すように、締付手段22は、締付ボルト221、第1の固定金具222、第2の固定金具223、および弾性部材224を含んで構成される。
第1および第2の固定金具222,223は、たとえばスチール等の金属からなる。第1および第2の固定金具222,223は、クランプ部材21よりも機械的強度が強く、耐摩耗性や耐衝撃性に優れている。第1の固定金具222には、貫通孔222aが形成されている。貫通孔222aは、締付ボルト221のネジ軸が挿通しうる内径寸法とされている。第2の固定金具223には、ネジ孔223aが形成されている。図6、図7に示すように、第1および第2の固定金具222,223は、装着凹部211c,211dに嵌入している。これら第1および第2の固定金具222,223は、保持部211の周方向において切り欠き211aを挟んで両側に配されている。
図6、図7に示すように、締付ボルト221は、第1固定金具222の貫通孔222aに挿通され、かつ第2の固定金具223のネジ孔223aに螺合されている。締付ボルト221は、保持部211の周方向において切り欠き211aを挟んで両側に跨るように配される。締付ボルト221は、たとえば六角穴付きボルトである。締付ボルト221は、後述する支持体2Bのボルト操作用開口24aを通じて外部から操作可能である。
図6に示すように、弾性部材224は、保持部211と支柱1との間に介在させられ、たとえばNBR(ニトリルゴム)などの合成ゴムからなる。本実施形態においては、弾性部材224は、保持部211の凹部211eに収容されている。図4、図6に表れているように、弾性部材224は、保持部211の軸方向視において略Cリング状とされている。弾性部材224はまた、複数(本実施形態では6個)の圧接部224aを有する。これら圧接部224aは、径方向内方に突出しており、周方向において所定間隔を隔てて並ぶ。周方向において隣接する圧接部224aの間には、後述する支持体2B(上側部材25)の延出片25bが進入している。
支持体2Bは、ペットが乗るためのものであり、支柱保持構造体2Aに支持されている。図3〜図5に表れているように、本実施形態において、支持体2Bの上端部は、ペットが乗るための平坦面とされている。このような支持体2Bは、ペットが登り降りする際に足場として利用するのに適しており、一般に、ペット用遊戯具A1において棚板と呼ばれる要素である。
より具体的には、支持体2Bは、下側部材24および上側部材25を含んで構成される。これら、下側部材24および上側部材25は、それぞれ、たとえばABS樹脂などの所定の強度を有する樹脂材料によって一体形成されたものである。図5によく表れているように、下側部材24は、上方に向かうほど拡がる外形形状を有し、上端が開口している。下側部材24は、クランプ部材21を収容するための空間をする。クランプ部材21が下側部材24に収容された態において、クランプ部材21の下端は下側部材24の下端に係止される。下側部材24には、ボルト操作用開口24aが形成されている。ボルト操作用開口24aは、締付ボルト221の軸線を延長した部位に形成されている。これにより、締付ボルト221の頭部は、ボルト操作用開口24aを通じて外部に臨んでいる。
上側部材25は、概略板状であり、外形が三角おむすび形状をなしている。上側部材25は、下側部材24の上方に重ね合わされ、下側部材24の上端開口を塞いでいる。上側部材25の適所には複数の貫通孔25cが形成されており、貫通孔25cを通じて下側部材24にビス止めすることにより、上側部材25が下側部材24に一体に固定される。上側部材25には、支柱1を挿通させるための支柱通し孔25aが形成されている。支柱通し孔25aの周縁において、下方に延びる複数の延出片25bが設けられている。支柱通し孔25aの近傍には、クランプ部材21をビス止めするためのネジ穴25dが形成されている。
上側部材25の上面にはシート状のクッション材26が貼着されている。クッション材26の裏面には、たとえばマイクロ吸盤(図示略)が設けられており、当該マイクロ吸盤を介してクッション材26が上側部材25に貼着される。このような構成により、クッション材26は、面内方向に位置ずれし難い。
ペット用支持ユニット2の組み立ては、たとえば以下の手順によって行う。まず、クランプ部材21に、第1および第2の固定金具222,223、締付ボルト221、弾性部材224を装着する。次に、クランプ部材21に上側部材25を重ね、クランプ部材21の取付座211gを通じて上側部材25のネジ穴25dにビス止めする。これにより、クランプ部材21および上側部材25が一体となる。このとき、上側部材25の延出片25bは、弾性部材224における隣接する圧接部224aの間に進入している。次いで、上側部材25を下側部材24にビス止めする。次いで、クッション材26を上側部材25の上面に貼着する。このようにしてペット用支持ユニット2の組み立てが完了する。そして、図3〜図5から理解されるように、ペット用支持ユニット2を組み立てた状態において、支柱保持構造体2Aは、支持体2Bによって包囲されている。
次に、ペット用遊戯具A1およびペット用支持ユニット2の作用について説明する。
ペット用遊戯具A1を設置する際、まず、支柱1、および使用状況に応じた数のペット用支持ユニット2を準備する。次に、支柱1を、床面と天井面との間に突っ張った状態で設置する。このとき、使用するすべてのペット用支持ユニット2について、予め支柱1(パイプ材1A〜1Cのいずれか)を内挿した態としておく。次いで、各ペット用支持ユニット2について、支柱1に対して所望の高さ位置にくるように上下方向に移動させ、また、支持体2Bが所望の方向に延びるように支柱1の軸心周りに回転させて、締付ボルト221を締め込む。そうすると、図6、図7から理解されるように、切り欠き211aを挟んで両側にある第1および第2の固定金具222,223が互いに近づき、クランプ部材21の保持部211が縮径する。これにより、保持部211の凹部211eに収容された弾性部材224も縮径し、複数の圧接部224aが支柱1(パイプ材1A〜1C)の外周面に圧接する。その結果、クランプ部材21が弾性部材224を介して支柱1を強固に保持する状態となり、ペット用支持ユニット2が支柱1によって支持される。
本実施形態によれば、締付ボルト221(締付手段22)により保持部211を縮径させることによって、支柱1に対してペット用支持ユニット2を容易かつ適確に取り付けることができる。また、ペット用支持ユニット2は、上述のように支柱1に対して所望の高さ位置および回転方向位置を選択して取り付けることができ、取り付け後においても締付ボルト221を一旦緩めると、高さ位置や回転方向位置を変更して再度取り付けることも可能である。したがって、支柱1に対するペット用支持ユニット2の取り付け位置の自由度が高く、使い勝手が良い。
支柱保持構造体2Aは、支持体2Bによって包囲されている。また、締付ボルト221は、支持体2Bの外部から操作可能である。このような構成によれば、ペット用支持ユニット2の外観体裁が良好であるとともに、締付ボルト221を支持体2Bの外部から操作するだけでペット用支持ユニット2の取り付けが可能であるので、作業性に優れる。
締付ボルト221は、保持部211の周方向に沿って延びており、切り欠き211aを挟んで両側に跨るように配されている。このような構成によれば、保持部211を略均等に縮径させることができ、より適確に取り付けることができる。
締付手段22は、保持部211と支柱1(パイプ材1A〜1C)との間に介在された弾性部材224を含む。このような構成によれば、保持部211の縮径にともなって弾性部材224が支柱1の外周面に圧接されるため、支柱1を傷付けることなく、ペット用支持ユニット2を適確に取り付けることができる。
本実施形態において、弾性部材224は、略Cリング状とされており、支柱1の外周面に圧接しうる複数の圧接部224aを有する。これら圧接部224aは、周方向において間隔を隔てて並ぶ。このような構成によれば、弾性部材224による支柱1の外周面への単位面積あたりの押圧力が大きくなり、支柱1の保持力がより大きくなる。したがって、たとえば支持体2Bをペットが登り降りするような場合に作用する荷重に対しても、保持力を適切に発揮することができる。
弾性部材224における複数の圧接部224aについて、隣接する圧接部224aの間に延出片25bが進入している。このように隣接する延出片25bの隙間の空間を埋める構成によれば、弾性部材224が縮径するとき、圧接部224aが周方向(即ち、隣接する圧接部224aどうしの間)に不当に張り出すことが防止される。したがって、支柱1の外周面に対し、径方向内方へより大きな押圧力を作用させることができる。
クランプ部材21の胴部212には、径方向内方に突出する複数の突起212aが形成されている。これら突起212aは、周方向において間隔を隔てて並び、各々が軸方向に長状である。また、保持部211に形成された切り欠き211a,211bは、胴部212に跨って延びている。これにより、軸方向の比較的長い範囲にわたって、複数の突起212aにより支柱1の外面を径方向内方へ押圧しうる。このような構成によれば、片持ち姿勢のペット用支持ユニット2への荷重がクランプ部材21に作用するところ、軸方向に長状のクランプ部材21全体により支柱1の保持力を高めることが期待できる。
以上、本発明の具体的な実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の思想から逸脱しない範囲内で種々な変更が可能である。本発明に係るペット用支持ユニット、およびこのペット用支持ユニットを用いたペット用遊戯具の各部の具体的な形状や材質なども、上記実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態においては、支持体2Bは、上端部が平坦状の棚板タイプとして構成された場合を例に挙げて説明したが、支持体2Bの構成は種々変更可能である。支持体の他の構成としては、たとえば中央に窪みを有するように布地が張設された、いわゆるハンモックタイプが挙げられる。また、支持体のさらに他の構成としては、2本の支柱に対して橋渡し状に取り付けられる連絡路であってもよい。
A1 ペット用遊戯具
1 支柱
1A,1B,1C パイプ材
1D 調整パイプ
11 パイプ部
12 調整機構部
121 ガイド部材
122 ネジ軸
123 つまみ
124 ナット
125 圧縮コイルばね
126 キャップ
2 ペット用支持ユニット
2A 支柱保持構造体
2B 支持体
21 クランプ部材
211 保持部
211a,211b 切り欠き
211c,211d 装着凹部
211e 凹部
211f ボルト通し孔
211g 取付座
212 胴部
212a 突起
22 締付手段
221 締付ボルト
222 第1の固定金具
222a 貫通孔
223 第2の固定金具
223a ネジ孔
224 弾性部材
224a 圧接部
24 下側部材
24a ボルト操作用開口
25 上側部材
25a 支柱通し孔
25b 延出片
25c 貫通孔
25d ネジ穴
26 クッション材
3 ベース板
4 天井板

Claims (10)

  1. 支柱を内挿可能であり、かつ縮径可能な筒状の保持部、および当該保持部を縮径させる締付手段、を有し、上記保持部に内挿された支柱を保持する支柱保持構造体と、
    上記支柱保持構造体に支持され、ペットが乗るための支持体と、を備えることを特徴とする、ペット用支持ユニット。
  2. 上記締付手段は、上記保持部の周方向に沿って延びるように配された締付ボルトを含む、請求項1に記載のペット用支持ユニット。
  3. 上記支柱保持構造体は、上記支持体によって包囲されており、
    上記締付ボルトは、上記支持体の外部から操作可能である、請求項2に記載のペット用支持ユニット。
  4. 上記保持部には、周方向の少なくとも1箇所に切り欠きが形成されており、
    上記締付ボルトは、上記保持部の周方向において上記切り欠きを挟んで両側に跨るように配される、請求項2または3に記載のペット用支持ユニット。
  5. 上記保持部は、樹脂材料からなり、
    上記締付手段は、各々が保持部に支持された、貫通孔を有する第1の固定金具およびネジ孔を有する第2の固定金具、を備え、
    上記第1および第2の固定金具は、上記保持部の周方向において上記切り欠きを挟んで両側に配されており、
    上記締付ボルトは、上記第1固定金具の上記貫通孔に挿通され、かつ上記第2固定金具の上記ネジ孔に螺合されている、請求項4に記載のペット用支持ユニット。
  6. 上記支持体は、上記保持部に対して相対回転不能に連結される、請求項1ないし5のいずれかに記載のペット用支持ユニット。
  7. 上記締付手段は、上記保持部と上記支柱との間に介在される弾性部材を含んで構成される、請求項1ないし6のいずれかに記載のペット用支持ユニット。
  8. 上記弾性部材は、上記保持部の軸方向視において略Cリング状とされており、
    上記弾性部材は、周方向において所定間隔を隔てて径方向内方に突出し、上記支柱の外周面に圧接しうる複数の圧接部を有する、請求項7に記載のペット用支持ユニット。
  9. 上記支柱保持構造体は、上記保持部を一部に含み、かつ上記保持部の軸方向に延びる筒状のクランプ部材を備え、
    上記クランプ部材のうち上記保持部と軸方向において異なる位置の内面には、周方向において所定間隔を隔て径方向内方に突出し、かつ各々が軸方向に長状の複数の突起が形成されている、請求項1ないし8のいずれかに記載のペット用支持ユニット。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載のペット用支持ユニットと、このペット用支持ユニットにおける上記保持部に内挿され、床面と天井面との間に突っ張り状態で設置される支柱と、を備えることを特徴とする、ペット用遊戯具。
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