JP2016192668A - 局側装置および通信制御方法 - Google Patents

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隆治 大西
一貴 河本
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一貴 河本
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Takushi Murata
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Abstract

【課題】通信速度が異なる複数種類の宅側装置と通信可能であり、かつ宅側装置との通信動作を効率的に行なうことが可能な局側装置および通信制御方法を提供する。
【解決手段】送信または受信する通信信号の速度が異なる複数種類の宅側装置と通信可能な局側装置であって、前記宅側装置と前記通信信号を送信または受信する通信部と、前記局側装置と通信すべき前記宅側装置の前記種類に関する情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている前記情報に基づいて、停止対象となる前記種類を選択し、選択した前記種類の前記宅側装置と通信するための前記局側装置の動作を停止する制御を行なう制御部とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、局側装置および通信制御方法に関し、特に、通信速度の異なる複数種類の宅側装置と通信する局側装置および通信制御方法に関する。
近年、インターネットが広く普及しており、利用者は世界各地で運営されているサイトの様々な情報にアクセスし、その情報を入手することが可能である。これに伴って、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)およびFTTH(Fiber To The Home)等のブロードバンドアクセスが可能な装置も急速に普及してきている。
IEEE Std 802.3ah(登録商標)−2004(非特許文献1)には、複数の宅側装置(ONU:Optical Network Unit)が光通信回線を共有して局側装置(OLT:Optical Line Terminal)とのデータ伝送を行なう媒体共有形通信である受動的光ネットワーク(PON:Passive Optical Network)の1つの方式が開示されている。すなわち、PONを通過するユーザ情報およびPONを管理運用するための制御情報を含め、すべての情報がイーサネット(登録商標)フレームの形式で通信されるEPON(Ethernet(登録商標) PON)と、EPONのアクセス制御プロトコル(MPCP(Multi-Point Control Protocol))およびOAM(Operations Administration and Maintenance)プロトコルとが規定されている。局側装置と宅側装置との間でMPCPフレームをやりとりすることによって、宅側装置の加入、離脱、および上りアクセス多重制御などが行なわれる。また、非特許文献1では、MPCPメッセージによる、新規宅側装置の登録方法、帯域割り当て要求を示すレポート、および送信指示を示すゲートについて記載されている。
なお、1ギガビット/秒の通信速度を実現するEPONであるGE−PON(Giga Bit Ethernet(登録商標) Passive Optical Network)の次世代の技術として、IEEE802.3av(登録商標)−2009として標準化が行なわれた10G−EPONすなわち通信速度が10ギガビット/秒相当のEPONにおいても、アクセス制御プロトコルはMPCPが前提となっている。
IEEE Std 802.3ah(登録商標)-2004
PONシステムにおいて、上記のような、GE−PON用の宅側装置および10G−EPON用の宅側装置の2種類が使用される場合、局側装置は、これら2種類の宅側装置と通信する必要がある。
しかしながら、PONシステムにおいて常にGE−PON用および10G−EPON用の両方の宅側装置が使用されるとは限らず、一方の種類の宅側装置しか使用されない場合、局側装置において無駄が生じる可能性がある。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、通信速度が異なる複数種類の宅側装置と通信可能であり、かつ宅側装置との通信動作を効率的に行なうことが可能な局側装置および通信制御方法を提供することである。
(1)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる局側装置は、送信または受信する通信信号の速度が異なる複数種類の宅側装置と通信可能な局側装置であって、前記宅側装置と前記通信信号を送信または受信する通信部と、前記局側装置と通信すべき前記宅側装置の前記種類に関する情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている前記情報に基づいて、停止対象となる前記種類を選択し、選択した前記種類の前記宅側装置と通信するための前記局側装置の動作を停止する制御を行なう制御部とを備える。
(4)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる通信制御方法は、通信制御方法は、送信または受信する通信信号の速度が異なる複数種類の宅側装置と通信可能な局側装置における通信制御方法であって、前記局側装置と通信すべき前記宅側装置の前記種類に関する情報に基づいて、停止対象となる前記種類を選択するステップと、選択した前記種類の前記宅側装置と通信するための前記局側装置の動作を停止する制御を行なうステップとを含む。
本発明は、このような特徴的な処理部を備える局側装置として実現できるだけでなく、かかる特徴的な処理のステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現することができる。また、本発明は、局側装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現したり、局側装置を含むシステムとして実現したりすることができる。
本発明によれば、通信速度が異なる複数種類の宅側装置と通信可能であり、かつ宅側装置との通信動作を効率的に行なうことができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るPONシステムの構成を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る局側装置の構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る局側装置におけるONU情報の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る局側装置におけるONU情報の他の例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る局側装置におけるONU情報の他の例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る局側装置における通信部の一部の構成を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態に係るPONシステムにおけるディスカバリ動作、ならびに局側装置およびONU間のデータの流れの一例を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態に係るPONシステムにおけるディスカバリ動作の停止制御を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態に係るPONシステムにおける局側装置が動作を一部停止する際の動作手順の一例を定めたフローチャートである。
最初に、本発明の実施形態の内容を列記して説明する。
(1)本発明の実施の形態に係る局側装置は、送信または受信する通信信号の速度が異なる複数種類の宅側装置と通信可能な局側装置であって、前記宅側装置と前記通信信号を送信または受信する通信部と、前記局側装置と通信すべき前記宅側装置の前記種類に関する情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている前記情報に基づいて、停止対象となる前記種類を選択し、選択した前記種類の前記宅側装置と通信するための前記局側装置の動作を停止する制御を行なう制御部とを備える。
このような構成により、通信速度の異なる宅側装置との通信を可能にしながら、たとえば局側装置内部の設定情報である宅側装置の登録情報に着目して、登録されていない通信速度の宅側装置が存在する場合、不要となる当該通信速度の宅側装置と通信するための動作を選択的に停止することができる。したがって、本発明の実施の形態に係る局側装置では、通信速度が異なる複数種類の宅側装置と通信可能であり、かつ宅側装置との通信動作を効率的に行なうことができる。
(2)好ましくは、前記通信部は、それぞれ異なる速度の前記通信信号を前記宅側装置へ送信するための複数の送信回路を含み、前記記憶部は、前記種類に関する情報として、前記局側装置と通信すべき前記宅側装置の受信可能な前記通信信号の速度に関する情報を記憶し、前記制御部は、前記局側装置と通信すべき前記宅側装置の前記速度とは異なる前記速度を前記停止対象として選択し、選択した前記速度に対応する前記送信回路の動作を停止する制御を行なう。
このような構成により、たとえば登録されていない通信速度の宅側装置が存在するにも関わらず各通信速度用の送信回路から光出力等が行なわれている状態を防ぐことができ、局側装置における不要な電力消費を防ぐことができる。
(3)好ましくは、前記通信部は、共通の通信回線を介して各前記宅側装置と前記通信信号を送受信し、前記局側装置は、さらに、前記通信回線における帯域を前記宅側装置に割り当てる帯域割り当て部を備え、前記局側装置は、ディスカバリ動作を前記種類ごとに行い、前記帯域割り当て部は、さらに、前記通信回線における前記ディスカバリ動作用の帯域を前記種類ごとに割り当て、前記制御部は、選択した前記種類に対応する前記ディスカバリ動作および前記ディスカバリ動作用の帯域の割り当てを停止する制御を行なう。
このような構成により、たとえば登録されていない通信速度の宅側装置が存在するにも関わらず各通信速度の宅側装置のためのディスカバリ動作が行なわれている状態を防ぐことができる。これにより、局側装置における不要な電力消費を防ぐことができ、また、当該ディスカバリ動作用に局側装置および宅側装置間の通信回線における帯域が無駄に割り当てられることを防ぐことができる。
(4)本発明の実施の形態に係る通信制御方法は、送信または受信する通信信号の速度が異なる複数種類の宅側装置と通信可能な局側装置における通信制御方法であって、前記局側装置と通信すべき前記宅側装置の前記種類に関する情報に基づいて、停止対象となる前記種類を選択するステップと、選択した前記種類の前記宅側装置と通信するための前記局側装置の動作を停止する制御を行なうステップとを含む。
このような構成により、通信速度の異なる宅側装置との通信を可能にしながら、たとえば局側装置内部の設定情報である宅側装置の登録情報に着目して、登録されていない通信速度の宅側装置が存在する場合、不要となる当該通信速度の宅側装置と通信するための動作を選択的に停止することができる。したがって、本発明の実施の形態に係る局側装置では、通信速度が異なる複数種類の宅側装置と通信可能であり、かつ宅側装置との通信動作を効率的に行なうことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。また、以下に記載する実施の形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
図1は、本発明の実施の形態に係るPONシステムの構成を示す図である。
図1を参照して、PONシステム301は、ONU202A,202B,202C,202Dと、局側装置101と、スプリッタSP1,SP2とを備える。ONU202A,202B,202Cと局側装置101とは、スプリッタSP1およびSP2ならびに光ファイバOPTFを介して接続され、互いに光信号を送受信する。ONU202Dと局側装置101とは、スプリッタSP2および光ファイバOPTFを介して接続され、互いに光信号を送受信する。
ここで、ONUから上位ネットワークへの方向を上り方向と称し、上位ネットワークからONUへの方向を下り方向と称する。PONシステム301では、上り方向が時分割多重アクセス(TDMA)であり、下り方向が時分割多重(TDM)である。
局側装置101は、送信または受信するフレーム等の通信信号の速度が異なる複数種類のONU202と通信可能である。
具体的には、たとえば、ONU202には、1G用ONUと、10G用ONUとがある。1G用ONUは、上り方向において1Gbpsのフレームを局側装置101へ送信し、下り方向において1Gbpsのフレームを局側装置101から受信する。10G用ONUは、上り方向において10Gbpsのフレームを局側装置101へ送信し、下り方向において10Gbpsのフレームを局側装置101から受信する。たとえば、1G用ONUはGE−PONに対応し、10G用ONUは10G−EPONに対応する。
局側装置101は、通信部を備え、当該通信部は、ONU202とフレームを送信または受信する。たとえば、局側装置101における通信部は、共通の通信回線すなわちPON回線を介して各ONU202とフレームを送受信する。
図2は、本発明の実施の形態に係る局側装置の構成を示すブロック図である。
図2を参照して、局側装置101は、PONトランシーバ11と、上り受信処理部12と、上りバッファメモリ13と、上り送信処理部14と、SNIトランシーバ15と、下り受信処理部16と、下りバッファメモリ17と、下り送信処理部18と、DBA(Dynamic Bandwidth Allocation)処理部(帯域割り当て部)19と、制御部20と、記憶部22とを備える。PONトランシーバ11は、受信部31と、送信部32とを含む。SNIトランシーバ15は、送信部33と、受信部34とを含む。局側装置101における上記通信部は、図2に示す各ユニットの一部または全部を含む。
局側装置101において、PONトランシーバ11は、PON線路の親局側起点として、PON回線である光ファイバOPTFと接続される。PONトランシーバ11における受信部31は、光ファイバOPTFを介して各ONU202と双方向通信が行なえるように、特定の波長、たとえば1310nm帯の上り光信号を光ファイバOPTFから受信し、電気信号に変換して上り受信処理部12に出力する。また、PONトランシーバ11における送信部32は、下り送信処理部18から受けた電気信号を別波長の下り光信号に変換して光ファイバOPTFへ出力する。たとえば、PONトランシーバ11は、下り送信処理部18から受けた10Gbps(ギガビット/秒)の電気信号を1570nm帯の下り光信号に変換して各ONU202へ送信し、また、下り送信処理部18から受けた1Gbpsの電気信号を1490nm帯の下り光信号に変換して各ONU202へ送信する。
上り受信処理部12は、PONトランシーバ11から受けた電気信号からフレームを再構成するとともに、フレームの種別に応じてDBA処理部19、制御部20または上りバッファメモリ13にフレームを振り分ける。具体的には、データフレームを上りバッファメモリ13へ出力し、制御フレームをDBA処理部19および制御部20に出力する。
上りバッファメモリ13は、上り受信処理部12から受けたデータフレームを蓄積する。
上り送信処理部14は、上りバッファメモリ13からデータフレームを取り出して所定の信号処理を行い、処理後のフレームをSNIトランシーバ15へ出力する。
SNIトランシーバ15における送信部33は、上り送信処理部14から受けたフレームを上位ネットワークへ送信する。
SNIトランシーバ15における受信部34は、上位ネットワークから受信したフレームを下り受信処理部16へ出力する。
下り受信処理部16は、SNIトランシーバ15から受けたフレームに所定の信号処理を行い、処理後のフレームをデータフレームとして下りバッファメモリ17へ出力する。
DBA処理部19および制御部20は、各種制御情報を示す制御フレームを生成し、下り送信処理部18へ出力する。
下り送信処理部18は、下りバッファメモリ17からデータフレームを取り出し、物理層の電気信号に変換してPONトランシーバ11へ出力する。また、下り送信処理部18は、DBA処理部19および制御部20から受けた制御フレームを物理層の電気信号に変換してPONトランシーバ11へ出力する。
DBA処理部19および制御部20は、PON回線およびONU202を運営管理するためのMPCPフレームおよびOAMフレーム等の制御フレームを生成し、下り送信処理部18を介してONU202へ送信する。また、DBA処理部19および制御部20は、ONU202から送信されるMPCPフレームおよびOAMフレーム等の制御フレームを上り受信処理部12を介して受信し、対応する処理を行なう。
具体的には、DBA処理部19および制御部20は、MPCPおよびOAMなど、PON回線の制御および管理に関する局側処理を行なう。すなわち、PON回線に接続されている各ONUとMPCPメッセージおよびOAMメッセージをやりとりすることによって、ONUの登録、離脱および帯域割り当てを含めた上りアクセス制御、下りアクセス制御、ならびにONUの運用管理などを行なう。
たとえば、DBA処理部19は、各ONU202から受けたPON回線における上り帯域の割り当て要求に基づいて、PON回線における上り帯域を各ONU202に割り当てる。具体的には、DBA処理部19は、ONU202から受けたPON回線における帯域の割り当て要求を示すレポートフレームに基づいて、PON回線における帯域をONU202に割り当てる、すなわちグラントを記したゲートフレームをONU202へ送信する。
DBA処理部19は、各ONU202からのPON回線における帯域の割り当て要求の受信期間、および予定された各ONU202からの上りフレームの受信期間を含む割り当て周期すなわちDBAサイクルを繰り返す。ここで、DBA処理部19は、たとえば、予定された各ONU202からの上りフレームの受信期間において、上記帯域の割り当て量の演算を行なう。
記憶部22は、局側装置101と通信すべきONU202の種類に関するONU情報を記憶する。ONU情報は、たとえば通信事業者によって作成され、局側装置101に保存される。
制御部20は、記憶部22に記憶されているONU情報に基づいて、停止対象となる種類を選択し、選択した種類のONU202と通信するための局側装置101の動作を停止する制御を行なう。
具体的には、制御部20は、制御信号をPONトランシーバ11における送信部32へ出力することにより、送信部32の一部の動作を停止する。また、制御部20は、解除信号をPONトランシーバ11における送信部32へ出力することにより、停止していた送信部32の動作を再開する。
また、制御部20は、制御信号をDBA処理部19へ出力することにより、DBA処理部19の一部の動作を停止する。また、制御部20は、解除信号をDBA処理部19へ出力することにより、停止していたDBA処理部19の動作を再開する。
図3は、本発明の実施の形態に係る局側装置におけるONU情報の一例を示す図である。
図3を参照して、ONU情報は、たとえば、ONU202のMACアドレスと通信速度との対応関係を示すテーブルである。
具体的には、このONU情報には、MACアドレスが「xx:xx:xx:xx:xx:01」〜「xx:xx:xx:xx:xx:05」であり、通信速度がそれぞれ1Gbps、1Gbps、10Gbps、1Gbpsおよび10Gbpsである5つのONU202が登録されている。
すなわち、局側装置101には1G用ONUおよび10G用ONUが登録されており、PONシステム301では1G用ONUおよび10G用ONUが混在しているため、制御部20は、局側装置101の動作を停止する制御を行なわない。
図4は、本発明の実施の形態に係る局側装置におけるONU情報の他の例を示す図である。
図4を参照して、このONU情報には、MACアドレスが「xx:xx:xx:xx:xx:01」〜「xx:xx:xx:xx:xx:05」であり、通信速度が1Gbpsである5つのONU202が登録されている。
すなわち、局側装置101には10G用ONUが登録されておらず、PONシステム301では10G用ONUが存在していないため、制御部20は、10G用ONUと通信するための局側装置101の動作を停止する制御を行なう。
なお、ONU情報は、ONU202ごとの通信速度が登録されている構成に限らず、局側装置101のポートごと、すなわちPON回線ごとに通信速度が登録されている構成であってもよい。
たとえば、局側装置101が図2に示す各ユニットの組を複数備える構成であってもよく、この場合、ONU情報は、各組のポートと対応のPON回線の通信速度との対応関係を示す。
図5は、本発明の実施の形態に係る局側装置におけるONU情報の他の例を示す図である。
図5を参照して、このONU情報には、通信速度が1Gbpsおよび10Gbpsである0番のポートと、通信速度が1Gbpsのみである1番のポートとが登録されている。
この場合、0番のポートの配下では、1G用ONUおよび10G用ONUが混在しているため、対応の組の制御部20は、局側装置101の動作を停止する制御を行なわない。
一方、1番のポートの配下では、10G用ONUが存在していないため、対応の組の制御部20は、10G用ONUと通信するための局側装置101の動作を停止する制御を行なう。
なお、PONシステム301では、PON回線における上り光信号の波長が各通信速度のONU202間で共通であることから、記憶部22は、下り方向の通信速度、すなわち局側装置101と通信すべきONU202の受信可能なフレームの速度に関するONU情報を記憶する構成であればよい。
図6は、本発明の実施の形態に係る局側装置における通信部の一部の構成を示す図である。
図6を参照して、上り受信処理部12は、CDR(Clock and Data Recovery)41と、デシリアライザ42と、MAC(Media Access Control)処理部43とを含む。下り送信処理部18は、MAC処理部43と、シリアライザ44を含む。PONトランシーバ11において、受信部31は、10G/1G用光受信回路51を含む。送信部32は、10G用光送信回路52と、1G用光送信回路53とを含む。
上り方向において、PONトランシーバ11における10G/1G用光受信回路51は、PON回線経由でONU202から上述のような特定の波長の光信号を受信し、受信した光信号を1Gbpsまたは10Gbpsの電気信号に変換して出力する。
CDR41は、10G/1G用光受信回路51から受けた電気信号のリシェーピングを行なうとともに、当該電気信号からタイミングを抽出し、抽出したタイミングに基づいて電気信号のリタイミングを行なうことにより、ONU202との同期を確立する。
デシリアライザ42は、CDR41から受けたシリアルの電気信号をパラレルの電気信号に変換し、MAC処理部43へ出力する。
MAC処理部43は、デシリアライザ42から受けた電気信号に対してMAC層の所定の処理を行なうことにより、フレームを再構成する。
下り方向において、シリアライザ44は、MAC処理部43から受けたパラレルの電気信号をシリアルの電気信号に変換し、速度に応じてPONトランシーバ11における10G用光送信回路52または1G用光送信回路53へ出力する。
10G用光送信回路52および1G用光送信回路53は、それぞれ異なる速度のフレームをONU202へ送信する。
より詳細には、10G用光送信回路52は、シリアライザ44から受けた10Gbpsの電気信号を10Gbpsに対応する波長の下り光信号に変換し、PON回線経由でONU202へ送信する。
また、1G用光送信回路53は、シリアライザ44から受けた1Gbpsの電気信号を1Gbpsに対応する波長の下り光信号に変換し、PON回線経由でONU202へ送信する。
制御部20は、局側装置101と通信すべきONU202の速度とは異なる速度を停止対象として選択し、選択した速度に対応する10G用光送信回路52または1G用光送信回路53の動作を停止する制御を行なう。
具体的には、PONトランシーバ11における10G用光送信回路52および1G用光送信回路53は、制御部20から制御信号を受けると動作を停止する。具体的には、たとえば、制御部20から制御信号が10G用光送信回路52および1G用光送信回路53へ出力されることにより、これらの回路への電力供給が停止する。
また、10G用光送信回路52および1G用光送信回路53は、制御部20から解除信号を受けると動作を再開する。具体的には、たとえば、制御部20から制御信号が10G用光送信回路52および1G用光送信回路53へ出力されることにより、これらの回路への電力供給が開始する。
なお、制御部20は、10G用光送信回路52および1G用光送信回路53の動作の停止および再開を別個に制御することが可能である。
図7は、本発明の実施の形態に係るPONシステムにおけるディスカバリ動作、ならびに局側装置およびONU間のデータの流れの一例を示す図である。
局側装置101は、定期的に、新規のONUを探索する、すなわち自己に新たに接続されたONU202を検出するためのディスカバリ動作を実行する。このディスカバリ動作により、局側装置101は、自己と通信すべきONU202が存在するか否かを確認する。
また、局側装置101は、ディスカバリ動作をONU202の種類ごとに行なう。より詳細には、DBA処理部19は、PON回線におけるディスカバリ動作用の帯域をONU202の種類ごとに割り当てる。
具体的には、図7を参照して、局側装置101は、1G用ONUのディスカバリ動作の開始タイミングtaになると、ディスカバリゲートをPON回線へ送信する。
次に、局側装置101は、当該ディスカバリゲートによって指定したディスカバリウィンドウTdw1において1G用ONUから有効なレジスタリクエストを受信した場合、当該1G用ONUを登録する処理を行なう。これにより、当該1G用ONUは、各種フレームの送信等、局側装置101との通信が可能となる。
次に、局側装置101は、10G用ONUのディスカバリ動作の開始タイミングtbになると、ディスカバリゲートをPON回線へ送信する。
次に、局側装置101は、当該ディスカバリゲートによって指定したディスカバリウィンドウTdw10において10G用ONUから有効なレジスタリクエストを受信しない場合、ディスカバリ動作を終了する。
次に、局側装置101は、1G用ONUのディスカバリ動作の開始タイミングtcになると、ディスカバリゲートをPON回線へ送信する。
次に、局側装置101は、当該ディスカバリゲートによって指定したディスカバリウィンドウTdw1において1G用ONUから有効なレジスタリクエストを受信しない場合、ディスカバリ動作を終了する。
次に、局側装置101は、10G用ONUのディスカバリ動作の開始タイミングtcになると、ディスカバリゲートをPON回線へ送信する。
次に、局側装置101は、当該ディスカバリゲートによって指定したディスカバリウィンドウTdw10において10G用ONUから有効なレジスタリクエストを受信した場合、当該10G用ONUを登録する処理を行なう。これにより、当該10G用ONUは、各種フレームの送信等、局側装置101との通信が可能となる。
図8は、本発明の実施の形態に係るPONシステムにおけるディスカバリ動作の停止制御を示す図である。
制御部20は、記憶部22に記憶されているONU情報に基づいて、停止対象となる種類を選択し、選択した当該種類に対応するディスカバリ動作およびディスカバリ動作用の帯域の割り当てを停止する制御を行なう。
具体的には、たとえば、制御部20は、図4または図5に示すONU情報に基づいて、ディスカバリゲートの送信処理等の10G用ONUのディスカバリ動作を停止するとともに、10G用ONUと通信するための局側装置101の動作を停止するための制御信号をDBA処理部19へ出力する。
DBA処理部19は、制御部20から当該制御信号を受けて、10G用ONUのディスカバリ動作用の帯域の割り当てを停止する。
具体的には、図8を参照して、局側装置101は、1G用ONUのディスカバリ動作の開始タイミングtaになると、ディスカバリゲートをPON回線へ送信する。
次に、局側装置101は、当該ディスカバリゲートによって指定したディスカバリウィンドウTdw1において1G用ONUから有効なレジスタリクエストを受信した場合、当該1G用ONUを登録する処理を行なう。これにより、当該1G用ONUは、各種フレームの送信等、局側装置101との通信が可能となる。
次に、局側装置101は、10G用ONUのディスカバリ動作の開始タイミングtbになってもディスカバリゲートをPON回線へ送信せず、ディスカバリウィンドウTdw10を設けない。そして、局側装置101は、ディスカバリウィンドウTdw10用に割り当てていた帯域を開放してONU202に割り当てる。これにより、1G用ONUは、ディスカバリウィンドウTdw10の割り当てられていた期間において局側装置101へたとえばフレーム1を送信することが可能となる。
次に、局側装置101は、1G用ONUのディスカバリ動作の開始タイミングtcになると、ディスカバリゲートをPON回線へ送信する。
次に、局側装置101は、当該ディスカバリゲートによって指定したディスカバリウィンドウTdw1において1G用ONUから有効なレジスタリクエストを受信しない場合、ディスカバリ動作を終了する。
次に、開始タイミングtbと同様に、局側装置101は、10G用ONUのディスカバリ動作の開始タイミングtdになってもディスカバリゲートをPON回線へ送信せず、ディスカバリウィンドウTdw10を設けない。そして、局側装置101は、ディスカバリウィンドウTdw10用に割り当てていた帯域を開放してONU202に割り当てる。これにより、1G用ONUは、ディスカバリウィンドウTdw10の割り当てられていた期間において局側装置101へたとえばフレーム2を送信することが可能となる。
なお、以上のような例において、局側装置101は、ディスカバリ動作を周期的に行なう構成に限らず、間欠的に行なう構成であればよい。
[動作]
次に、本発明の実施の形態に係るPONシステムが省電力制御を行なう際の動作について図面を用いて説明する。
PONシステム301における各装置は、コンピュータを備え、当該コンピュータにおけるCPU等の演算処理部は、以下のフローチャートおよびシーケンスの各ステップの一部または全部を含むプログラムを図示しないメモリから読み出して実行する。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、外部からインストールすることができる。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、記録媒体に格納された状態で流通する。
図9は、本発明の実施の形態に係るPONシステムにおける局側装置が動作を一部停止する際の動作手順の一例を定めたフローチャートである。
図9を参照して、まず、局側装置101における制御部20は、記憶部22におけるONU情報を確認することにより(ステップS1)、PONシステム301におけるONU202として未登録の種類が存在するか否かを確認する(ステップS2)。
制御部20は、未登録の種類が存在する場合には(ステップS2でYES)、未登録の種類のONU202と通信するための局側装置101における動作を停止する制御を行なう(ステップS3)。
次に、制御部20は、記憶部22におけるONU情報が更新されるまで待機し(ステップS4でNO)、ONU情報が更新された場合(ステップS4でYES)、更新後のONU情報を確認することにより(ステップS1)、PONシステム301におけるONU202として未登録の種類が存在するか否かを確認する(ステップS2)。
制御部20は、未登録の種類が存在しなくなった場合には(ステップS2でNO)、ある種類のONU202と通信するための局側装置101における動作を停止する制御を行なっていれば、当該動作の停止を解除する制御を行なう(ステップS5)。
そして、制御部20は、記憶部22におけるONU情報が更新されるまで再び待機する(ステップS4でNO)。
ところで、PONシステムにおいて、GE−PON用の宅側装置および10G−EPON用の宅側装置の2種類が使用される場合、局側装置は、これら2種類の宅側装置と通信する必要がある。
しかしながら、PONシステムにおいて常にGE−PON用および10G−EPON用の両方の宅側装置が使用されるとは限らず、一方の種類の宅側装置しか使用されない場合、局側装置において無駄が生じる可能性がある。
これに対して、本発明の実施の形態に係る局側装置は、送信または受信するフレームの速度が異なる複数種類のONU202と通信可能である。局側装置101において、通信部は、ONU202とフレームを送信または受信する。記憶部22は、局側装置101と通信すべきONU202の種類に関するONU情報を記憶する。そして、制御部20は、記憶部22に記憶されているONU情報に基づいて、停止対象となる種類を選択し、選択した種類のONU202と通信するための局側装置101の動作を停止する制御を行なう。
このような構成により、通信速度の異なるONU202との通信を可能にしながら、たとえば局側装置101内部の設定情報であるONU202の登録情報に着目して、登録されていない通信速度のONU202が存在する場合、不要となる当該通信速度のONU202と通信するための動作を選択的に停止することができる。
したがって、本発明の実施の形態に係る局側装置では、通信速度が異なる複数種類の宅側装置と通信可能であり、かつ宅側装置との通信動作を効率的に行なうことができる。
また、本発明の実施の形態に係る局側装置では、10G用光送信回路52および1G用光送信回路53は、それぞれ異なる速度のフレームをONU202へ送信する。記憶部22は、局側装置101と通信すべきONU202の受信可能なフレームの速度に関するONU情報を記憶する。そして、制御部20は、局側装置101と通信すべきONU202の速度とは異なる速度を停止対象として選択し、選択した速度に対応する10G用光送信回路52または1G用光送信回路53の動作を停止する制御を行なう。
このような構成により、たとえば登録されていない通信速度のONU202が存在するにも関わらず各通信速度用の送信回路から光出力等が行なわれている状態を防ぐことができ、局側装置101における不要な電力消費を防ぐことができる。
また、本発明の実施の形態に係る局側装置では、通信部は、共通のPON回線すなわちPON回線を介して各ONU202とフレームを送受信する。DBA処理部19は、PON回線における帯域をONU202に割り当てる。局側装置101は、ディスカバリ動作をONU202の種類ごとに行なう。DBA処理部19は、さらに、PON回線におけるディスカバリ動作用の帯域をONU202の種類ごとに割り当てる。そして、制御部20は、選択した当該種類に対応するディスカバリ動作およびディスカバリ動作用の帯域の割り当てを停止する制御を行なう。
このような構成により、たとえば登録されていない通信速度のONU202が存在するにも関わらず各通信速度のONU202のためのディスカバリ動作が行なわれている状態を防ぐことができる。これにより、局側装置101における不要な電力消費を防ぐことができ、また、当該ディスカバリ動作用に局側装置101およびONU202間の通信回線における帯域が無駄に割り当てられることを防ぐことができる。
なお、PONシステム301では、制御部20は、ONU情報においてある種類のONU202が登録されていない場合、当該種類のONU202へフレームを送信するための光送信回路の動作停止、ならびに当該種類のONU202のディスカバリ動作および当該ディスカバリ動作用の帯域割り当ての停止の両方を行なう構成であるとしたが、これに限定するものではない。制御部20は、当該光送信回路の動作停止、ならびに当該ディスカバリ動作および当該ディスカバリ動作用の帯域割り当ての停止のいずれか一方を行なう構成であってもよい。
また、PONシステム301では、PON回線における上り光信号の波長が各通信速度のONU202間で共通であるとしたが、これに限定するものではなく、PON回線における上り光信号の波長が各通信速度のONU202間で異なる構成であってもよい。この場合、たとえば、記憶部22は、上り方向の通信速度、すなわち局側装置101と通信すべきONU202の送信可能なフレームの速度に関するONU情報を記憶する。そして、制御部20は、このONU情報に基づいて、10G用光受信回路または1G用光受信回路の動作を停止する制御を行なう。
また、PONシステム301では、ONU202として、1G用ONUおよび10G用ONUの2種類が存在する構成であるとしたが、これに限定するものではない。たとえば、上り方向において1Gbpsのフレームを局側装置101へ送信し、下り方向において10Gbpsのフレームを局側装置101から受信する非対称ONUが存在する構成であってもよい。
この場合、たとえば、制御部20は、ONU情報において非対称ONUが登録されていない場合、非対称ONUへフレームを送信するための光送信回路の動作停止、ならびに非対称ONUのディスカバリ動作および当該ディスカバリ動作用の帯域割り当ての停止の少なくともいずれか一方を行なう。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上の説明は、以下に付記する特徴を含む。
[付記1]
送信または受信する通信信号の速度が異なる複数種類の宅側装置と通信可能な局側装置であって、
前記宅側装置と前記通信信号を送信または受信する通信部と、
前記局側装置と通信すべき前記宅側装置の前記種類に関する情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶されている前記情報に基づいて、停止対象となる前記種類を選択し、選択した前記種類の前記宅側装置と通信するための前記局側装置の動作を停止する制御を行なう制御部とを備え、
前記複数種類の宅側装置は、GE−PON用の宅側装置および10G−EPON用の宅側装置を含む、局側装置。
11 PONトランシーバ
12 上り受信処理部
13 上りバッファメモリ
14 上り送信処理部
15 SNIトランシーバ
16 下り受信処理部
17 下りバッファメモリ
18 下り送信処理部
19 DBA処理部(帯域割り当て部)
20 制御部
22 記憶部
31 受信部
32 送信部
33 送信部
34 受信部
41 CDR
42 デシリアライザ
43 MAC処理部
44 シリアライザ
51 10G/1G用光受信回路
52 10G用光送信回路
53 1G用光送信回路
101 局側装置
202A,202B,202C,202D ONU
301 PONシステム
SP1,SP2 スプリッタ
OPTF 光ファイバ

Claims (4)

  1. 送信または受信する通信信号の速度が異なる複数種類の宅側装置と通信可能な局側装置であって、
    前記宅側装置と前記通信信号を送信または受信する通信部と、
    前記局側装置と通信すべき前記宅側装置の前記種類に関する情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている前記情報に基づいて、停止対象となる前記種類を選択し、選択した前記種類の前記宅側装置と通信するための前記局側装置の動作を停止する制御を行なう制御部とを備える、局側装置。
  2. 前記通信部は、それぞれ異なる速度の前記通信信号を前記宅側装置へ送信するための複数の送信回路を含み、
    前記記憶部は、前記種類に関する情報として、前記局側装置と通信すべき前記宅側装置の受信可能な前記通信信号の速度に関する情報を記憶し、
    前記制御部は、前記局側装置と通信すべき前記宅側装置の前記速度とは異なる前記速度を前記停止対象として選択し、選択した前記速度に対応する前記送信回路の動作を停止する制御を行なう、請求項1に記載の局側装置。
  3. 前記通信部は、共通の通信回線を介して各前記宅側装置と前記通信信号を送受信し、
    前記局側装置は、さらに、
    前記通信回線における帯域を前記宅側装置に割り当てる帯域割り当て部を備え、
    前記局側装置は、ディスカバリ動作を前記種類ごとに行い、
    前記帯域割り当て部は、さらに、前記通信回線における前記ディスカバリ動作用の帯域を前記種類ごとに割り当て、
    前記制御部は、選択した前記種類に対応する前記ディスカバリ動作および前記ディスカバリ動作用の帯域の割り当てを停止する制御を行なう、請求項1または請求項2に記載の局側装置。
  4. 送信または受信する通信信号の速度が異なる複数種類の宅側装置と通信可能な局側装置における通信制御方法であって、
    前記局側装置と通信すべき前記宅側装置の前記種類に関する情報に基づいて、停止対象となる前記種類を選択するステップと、
    選択した前記種類の前記宅側装置と通信するための前記局側装置の動作を停止する制御を行なうステップとを含む、通信制御方法。
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