JP2016192485A - ウエハ搭載台の温度制御装置及び温度制御方法並びにプローバ - Google Patents

ウエハ搭載台の温度制御装置及び温度制御方法並びにプローバ Download PDF

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Abstract

【課題】インラインヒータを使用せずに高精度で、且つ応答性能を速くするウエハ搭載台の温度制御装置及び温度制御方法並びにプローバを提供する。【解決手段】冷却機構22は、ウエハ搭載台12に冷却液を循環させる搭載台冷却ライン24と、ヒートポンプ型冷凍機の冷媒と搭載台冷却ライン24の冷却液とを熱交換する冷凍機ライン34と、冷凍機ライン34の凝縮器56で冷媒を液化する際に発生する凝縮熱によりウエハ搭載台12の出口側から分流した冷却液を加熱してウエハ搭載台12の入口側に合流させる加熱ライン36と、搭載台冷却ライン24を循環させる冷却液と加熱ライン36からウエハ搭載台の入口側に合流させる加熱液との混合比を調整する混合比調整手段38と、ウエハ搭載台12入口の冷却液温度を検出する温度検出手段46と、温度検出手段46の測定結果に基づいて混合比調整手段38を制御する冷却液温度調節手段40と、を備えた。【選択図】図2

Description

本発明はウエハ搭載台の温度制御装置及び温度制御方法並びにプローバに係り、特にウエハ搭載台の温度を常温よりも低い温度に制御する技術に関する。
半導体製造工程では、薄い円板状の半導体ウエハに各種の処理を施して、半導体装置(デバイス)をそれぞれ有する複数のチップ(ダイ)を形成する。各チップは電気的特性が検査され、その後ダイサー等で切り離なされた後、リードフレームなどに固定されて組み立てられる。
上記の電気的特性の検査は、プローバとテスタで構成されるウエハテストシステムにより行われる。プローバは、半導体ウエハをウエハ搭載台に固定し、各チップの電極パッドにプローブを接触させる。テスタは、プローブに接続される端子から、電源および各種の試験信号を供給し、チップの電極に出力される信号をテスタで解析して正常に動作するかを確認する。
しかし、半導体装置は広い用途に使用されており、−60°Cのような低温環境や、200°Cのような高温環境でも使用される半導体装置もあり、プローバにはこのような環境での検査が行えることが要求される。
そこで、プローバにおいて半導体ウエハを保持するウエハ搭載台の載置面の下に、例えば、加熱機構(ヒータ)、冷却機構(チラー機構)などのウエハ搭載台の載置面の温度を変えるウエハ温度調整装置を設けて、ウエハ搭載台の上に保持されたウエハを加熱又は冷却することが行われる。
一般的に、ウエハ搭載台を冷却する冷却機構としては、ウエハ搭載台に冷却液を循環させるラインと、冷媒が循環するヒートポンプ型の冷凍機を有し、冷媒と搭載台冷却ラインの冷却液とを熱交換することで冷却液を冷却するラインと、を備え、ウエハ搭載台に供給される冷却液の温度が目標冷却温度になるように冷凍機を制御する。
しかし、ヒートポンプ型の冷凍機は、省エネに優れているが、凝縮器の凝縮状態が変化し易く冷媒温度が変動し易いために高精度な制御を行えないとともに、冷媒の温度を変化させるのに時間を要し応答性能(レスポンス)が遅いという問題がある。
プローバによって半導体装置を、高温又は低温で検査を行う場合、ウエハ搭載台の部分のみが高温又は低温に保持されるので、周囲との温度差のためにウエハ搭載台の温度が変化する。また、上記のように検査に伴うチップの発熱のためにウエハ搭載台の温度が変化する。そこで、ウエハ搭載台に流す冷却液の測定温度に基づいて冷却機構や加熱機構を制御するが、正確な温度制御を行うにはそれらの応答性能(レスポンス)が問題になる。
例えば、測定温度が目標冷却温度からのずれを検出して直ぐに温度ずれを補正するように冷却機構や加熱機構を制御しても、レスポンスが遅いと、補正されるまでには長い時間を要するために、その間に温度ずれが大きくなり目標冷却温度に正確に制御することができないという問題を生じる。
一方、電流を増加させると直ぐに発熱するヒータは比較的応答性能が速い。
そこで、特許文献1では、ウエハ搭載台の冷却機構として、搭載台を冷却するラインにインラインヒータを設けることを提案している。即ち、冷凍機の冷媒との熱交換によって
ウエハ搭載台内を流れる冷却液の温度が目標冷却温度より低温度になるように調整しておき、低温度の冷却液をインラインヒータで目標冷却温度まで加熱することによって応答性能が速くなるようにしている。
特開2008−311492号公報
しかしながら、インラインヒータは消費電力が大きく、省エネの点で問題がある。特に、省エネに優れたヒートポンプ型の冷凍機を用いた冷却機構に消費電力の大きなインラインヒータを用いることは、省エネの趣旨にそぐわない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、インラインヒータを使用せずに高精度で且つ応答性能を速くすることができるので、従来よりも省エネに優れたウエハ搭載台の温度制御装置及び温度制御方法並びにプローバを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、半導体ウエハを搭載するウエハ搭載台を目標冷却温度に冷却する冷却機構を備えたウエハ搭載台の温度制御装置において、前記冷却機構は、前記ウエハ搭載台に冷却液を循環させる搭載台冷却ラインと、冷媒が循環するヒートポンプ型の冷凍機を有し、前記冷媒と前記搭載台冷却ラインの冷却液とを熱交換することで前記冷却液を前記目標冷却温度よりも低い温度に冷却する冷凍機ラインと、前記冷凍機ラインの凝縮器で前記冷媒を液化する際に発生する凝縮熱により前記ウエハ搭載台の出口側から分流した冷却液を加熱した加熱液を前記ウエハ搭載台の入口側に合流させる加熱ラインと、前記搭載台冷却ラインを循環させる冷却液と前記加熱ラインから前記ウエハ搭載台の入口側に合流させる加熱液との混合比を調整する混合比調整手段と、前記ウエハ搭載台の入口側の冷却液温度を検出する冷却液温度検出手段と、前記温度検出手段の測定結果に基づいて前記目標冷却温度になるように前記混合比調整手段を制御する冷却液温度調節手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明のウエハ搭載台の温度制御装置によれば、目標冷却温度よりも低い温度に調整した冷却液に、従来排熱していた冷凍機ラインの凝縮熱で加熱した加熱液を混合して目標冷却温度に制御するようにしたので、従来に比べてインラインヒータ使用分の消費電力を削減することができる。
また、混合比調整手段によって冷却液と加熱液とを直接混合することにより目標冷却温度に制御する制御応答性が良い。
これにより、インラインヒータを使用せずに高精度で且つ応答性能を速くすることができるので、従来よりも省エネに優れたウエハ搭載台の温度制御装置を提供することができる。
本発明のウエハ搭載台の温度制御装置の態様として、前記搭載台冷却ラインの冷却液と前記加熱ラインの加熱液とを1台の送液ポンプで送液するとともに、前記搭載台冷却ラインの冷却液に前記加熱ラインの加熱液が合流する合流点の上流側に定圧弁を設け、前記送液ポンプの吐出圧力を前記定圧弁の設定圧力よりも大きくすることが好ましい。
これにより、搭載台冷却ラインを流れる冷却液と加熱ラインを流れる加熱液の圧力変動が小さくなり流れが安定するので、冷却液と加熱液との混合比を高精度に制御できる。
本発明のウエハ搭載台の温度制御装置の態様として、前記冷凍機ラインは熱交換器を介して低温側回路と高温側回路との2台の冷凍機を組み合わせた2元冷凍回路であることが好ましい。
これにより、冷凍機ラインでの冷媒の温度変動を小さくできるので、搭載台冷却ラインの冷却液温度を高精度に制御することができる。したがって、冷却液と加熱液との混合比を一層高精度に制御できる。
上記目的を達成するために、本発明は、半導体ウエハを搭載するウエハ搭載台を目標冷却温度に冷却するウエハ搭載台の温度制御方法において、前記ウエハ搭載台に循環させる冷却液と、冷媒が循環するヒートポンプ型の冷凍機で冷却された冷媒とを熱交換させて前記冷却液を前記目標冷却温度よりも低温度の低温冷却液を形成する低温冷却液形成工程と、前記冷凍機の凝縮器で前記冷媒を液化する際に発生する凝縮熱により前記ウエハ搭載台の出口側から分流した冷却液を加熱して前記目標冷却温度よりも高温度な加熱液を形成する加熱液形成工程と、前記ウエハ搭載台の入口側の冷却液温度を検出する温度検出工程と、前記温度検出手段の測定結果に基づいて前記ウエハ搭載台の入口側の冷却液温度が前記目標冷却温度になるように前記低温冷却液と前記加熱液とを混合する混合工程と、を備えたことを特徴とする。
これにより、インラインヒータを使用せずに高精度で且つ応答性能を速くすることができるので、従来よりも省エネに優れたウエハ搭載台の温度制御方法を提供することができる。
上記目的を達成するために、本発明は、ウエハ搭載台に搭載された半導体ウエハ上に形成されたえ複数の半導体装置をテスタで検査するために、前記テスタの各端子を前記半導体装置の電極に接続するプローバ装置において、前記ウエハ搭載台に上記記載の温度制御装置を備えたことを特徴とする。
これにより、インラインヒータを使用せずに高精度で且つ応答性能を速くすることができるので、従来よりも省エネに優れたプローバを提供することができる。
本発明のウエハ搭載台の温度制御装置及び温度制御方法並びにプローバによれば、インラインヒータを使用せずに高精度で且つ応答性能を速くすることができるので、従来よりも省エネに優れたウエハ搭載台の温度制御装置及び温度制御方法並びにプローバを提供することができる。
ウエハ搭載台を加熱する加熱機構と冷却する冷却機構とで構成された温度制御装置を備えたプローバの概略構成図 冷却機構の全体構成図 ウエハ搭載台の冷却制御方法において比例2方弁の弁開度をPID制御する制御フロー図
以下、添付図面に従って本発明のウエハ搭載台の温度制御装置及び温度制御方法並びにプローバに関する実施の形態について説明する。
[プローバ]
図1は、ウエハ搭載台を加熱する加熱機構を構成するヒータと、ウエハ搭載台を冷却する冷却機構とで構成された温度制御装置を備えたプローバの概略構成図である。
図1に示すように、プローバ10は、主として、半導体ウエハWを保持するウエハ搭載台12(「ウエハチャック」ともいう)と、半導体ウエハW上に形成された半導体装置(デバイス)をそれぞれ有する複数のチップの電極配置に合わせて作られたプローブ14を有するプローブカード16と、温度制御装置18とで構成される。また、温度制御装置18は、加熱機構を構成するヒータ20と、構成の詳細を後記する冷却機構22とで構成される。
ウエハ搭載台12内には、ヒータ20と、冷却機構22の構成部分である搭載台冷却ライン24とが設けられる。ヒータ20は発熱して半導体ウエハWを保持するウエハ搭載台12の表面を加熱する。また、搭載台冷却ライン24には冷却液が流れ、半導体ウエハWを保持するウエハ搭載台12の表面を冷却する。
図1では、ウエハ搭載台12の表面に近い側にヒータ20を設け、その下に搭載台冷却ライン24を設ける例を示したが、搭載台冷却ライン24を上にその下にヒータ20を設けてもよい。
ウエハ搭載台12内には、他にも半導体ウエハWを真空吸着するための真空経路(図示せず)などが設けられ、ウエハ搭載台12内における搭載台冷却ライン24、ヒータ20及び真空経路の配置については各種の変形例がある。
そして、半導体ウエハWを所定温度にして検査を行う場合、半導体ウエハWをウエハ搭載台12に保持した状態で、制御装置26はウエハ搭載台12の温度を検出する搭載台温度検出手段28の検出した温度に基づいてウエハ搭載台12のヒータ20及び冷却機構22を制御し、ウエハ搭載台12が所定の温度になるようにする。ウエハ搭載台12は、アルミニューム、銅などの金属や、熱伝導性の良好なセラミックなどの材料で作られている。
テスタは、主として、テスタ本体30と、テスタ本体30の端子とプローブカード16の端子を電気的に接続するコネクション部32と、で構成される。コネクション部32は、バネを使用した接続端子機構、いわゆるスプリングピン構造を有する。プローバ10は、半導体ウエハWの検査においてテスタと連携して測定を行うが、その電源系や機構部分はテスタ本体及びテストヘッドとは独立した装置である。
また、プローバ10は、上記した構成の他に、ウエハ搭載台12を水平面上のX方向とY方向に移動させるX−Y移動部、垂直面上のZ方向に移動させるZ移動部、及び回転方向の移動を行わせる回転移動部、半導体ウエハ上に形成されたチップの配列方向を検出するアライメント用カメラ、プローブの位置を検出する針位置検出カメラ等が設けられる。しかし、このようなプローバ10の構成要素は、特開2007−324189等に記載されるように公知であるとともに、本発明に直接関係しないので、ここでは図示を省略している。
[冷却機構]
次に、図2を用いて冷却機構22の構成を説明する。
図2に示すように、冷却機構22は、主として、上記した搭載台冷却ライン24と、冷凍機ライン34と、加熱ライン36と、混合比調整手段38と、冷却液温度調節手段40とで構成される。なお、冷却液温度調節手段40はウエハ搭載台12の温度を制御する図1の制御装置26で兼用してもよい。
搭載台冷却ライン24は、ウエハ搭載台12内に冷却液を循環させるラインであり、図2の矢印A→B→C→Dで示す循環ラインを形成する。また、搭載台冷却ライン24には、ウエハ搭載台12の出口側から順に、送液ポンプ42、冷却コイル44、冷却液温度検出手段46が設けられる。冷却液温度検出手段46は、ウエハ搭載台12の入口温度を検出する。また、冷却液としては、例えば水やフッ素系液体(例えば3M(商標登録)ジャパン(株)のNovec(商標登録)シリーズ、あるいはソルベイススペシャルティポリマーズジャパン(株)のガルデン(商標登録)シリーズ)を好適に用いることができる。
冷凍機ライン34は、冷媒が循環するヒートポンプ型の冷凍機を有し、冷媒と搭載台冷却ライン24の冷却液とを熱交換することで冷却液をウエハ搭載台12の目標冷却温度よりも低い温度に冷却するラインである。図2では、冷却機構22における冷凍機ライン34の部分を二点鎖線で囲った。
なお、本実施の形態では、冷凍機ライン34は、第1熱交換器48を介して高温側回路50と低温側回路52との2台の冷凍機を組み合わせた2元冷凍回路の場合で説明するが、本発明は1元冷凍回路にも適用できる。
高温側回路50は、図2の矢印E→F→G→Hで示す循環ラインを形成し、循環ラインにはヒートポンプを構成する第1圧縮器(コンプレッサ)54、第1凝縮器56、第1膨張弁58、第1蒸発器60が配設される。そして、循環ラインには冷媒(例えば代替フロン)が循環される。第1凝縮器56は、凝縮コイル56Aと冷却ファン72とで構成され、凝縮コイル56Aを流れる冷媒を冷却ファン72で冷却する。
これにより、高温側回路50では、第1凝縮器56で液化した液体冷媒は第1膨張弁58を経て第1蒸発器60に流れ、第1蒸発器60で気化してガス状冷媒となり、第1圧縮機54で圧縮された後に再び第1凝縮器56に戻る循環流を形成する。そして、第1凝縮器56においてガス状冷媒が凝縮して液状冷媒になる際に凝縮熱(温熱)を放熱するとともに、第1蒸発器60で液状冷媒が気化してガス状冷媒になるときに気化熱(冷熱)を放出する。
低温側回路52は、図2の矢印I→J→K→Lで示す循環ラインを形成し、循環ラインにはヒートポンプを構成する第2圧縮器(コンプレッサ)62、第2凝縮器64、第2膨張弁66、第2蒸発器68が配設される。そして、循環ラインには冷媒(例えば代替フロン)が循環される。
これにより、低温側回路52では、第2凝縮器64で液化した液体冷媒は第2膨張弁66を経て第2蒸発器68に流れ、第2蒸発器68で気化してガス状冷媒となり、第2圧縮器62で圧縮された後に再び第2凝縮器64に戻る循環ラインを形成する。
また、低温側回路52も高温側回路50と同様に、第2凝縮器64においてガス状冷媒が凝縮して液状冷媒になる際に凝縮熱(温熱)を放熱するとともに、第2蒸発器68で液状冷媒が気化してガス状冷媒になるときに気化熱(冷熱)を放出する。
そして、高温側回路50の第1蒸発器60と低温側回路52の第2凝縮器64とで上記した第1熱交換器48を構成する。即ち、高温側回路50の第1蒸発器60で発生する気化熱を低温側回路52の第2凝縮器64を冷却するための冷熱として利用する。
また、低温側回路52の第2蒸発器68と、搭載台冷却ライン24の上記した冷却コイル44とで第2熱交換器70を構成する。即ち、低温側回路52の第2蒸発器68で発生する気化熱で冷却コイル44を流れる冷却液を冷却する。
なお、図2では、高温側回路50の第1凝縮器56として冷却ファン72により第1凝縮コイル56Aを流れる冷媒を空冷する空冷型の場合で示したが、水冷型を採用することもできる。また。第1膨張弁58及び第2膨張弁66としてキャピラリ(毛細管)チューブを採用することもできる。
このように、冷凍機ライン34を2元冷凍回路で構成することによって、1元冷凍回路に比べて温度変動を小さくすることができる。
加熱ライン36は、冷凍機ライン34における高温側回路50の第1凝縮器56で冷媒を液化する際に発生する凝縮熱(温熱)により、ウエハ搭載台12の出口側の冷却液の一部を加熱してウエハ搭載台12の入口側に戻るラインであり、図2の矢印M→N→Pで示すラインを形成する。
そして、冷凍機ライン34の高温側回路50における第1凝縮器56の一次側(冷媒の流れ方向上流側)に、冷凍機ライン34を流れる冷媒と加熱ライン36を流れる冷却液とが熱交換する第3熱交換器74が設けられる。第3熱交換器74は、第1凝縮器56の一次側に設けられた熱交換コイル74Aと、加熱ライン36に設けられた加熱コイル74Bとで構成される。
即ち、加熱ライン36は、搭載台冷却ライン24の送液ポンプ42と冷却コイル44との間の分岐点Rからウエハ搭載台12の出口側の冷却液の一部が分流して第3熱交換器74の加熱コイル74Bへ至る往路78と、加熱コイル74Bから搭載台冷却ライン24の冷却コイル44と冷却液温度検出手段46との間の合流点Sにおいて搭載台冷却ライン24の冷却液に合流する復路80とで構成される。
上記の如く構成された第3熱交換器74によって、高温側回路50の第1蒸発器60で温まったガス状冷媒は、第1凝縮器56の冷却ファン72により凝縮熱(温熱)が排気(排熱)されて温度が低下する前に冷却液と熱交換し、冷却液を加熱する。これにより、第3熱交換器74では、多くの温熱の授受が可能となり、加熱ライン36を流れる冷却液を効果的に加熱することができる。
なお、上記搭載台冷却ライン24と加熱ライン36との流路から分かるように、加熱ライン36には、搭載台冷却ライン24を流れる冷却液(例えば水や上記のフッ素系液体)と同じ液体が流れる。しかし、説明の便宜上、搭載台冷却ライン24を流れる液体を冷却液と言い、加熱ライン36を流れる液体を加熱液と言うことにする。
そして、復路ライン80の合流点Sの直前に混合比調整手段38が設けられる。
混合比調整手段38は、搭載台冷却ライン24を循環させる冷却液の循環量と、加熱ライン36からウエハ搭載台12の入口側に戻す加熱液の戻し量との混合比を調整するためのものである。混合比調整手段38としては、例えば、電動弁であって、弁開度に対して流量がリニアに変化する比例2方弁38Aを好適に用いることができ、以下は比例2方弁38Aで説明する。
冷却液温度調節手段40は、冷却液温度検出手段46の測定結果に基づいてウエハ搭載台12の温度が目標冷却温度になるように冷凍機ライン34を制御するとともに、比例2方弁38Aの弁開度をPID制御(Proportional Integral Derivative Controller)する。
即ち、冷却液温度調節手段40と冷凍機ライン34とは、信号ケーブル(又は無線)で接続される。また、冷却液温度調節手段40と冷却液温度検出手段46とは信号ケーブル(又は無線)によって接続されるとともに、冷却液温度検出手段46と比例2方弁38Aとが信号ケーブル(又は無線)によって接続される。
また、図2から分かるように、搭載台冷却ライン24の冷却液を循環させる動力と、加熱ライン36の加熱液を送液する動力とは、搭載台冷却ライン24に配置された1台の送液ポンプ42で行う。これにより、送液ポンプ42によって液体を流す配管長が加熱ライン36の分だけ長くなるので、搭載台冷却ライン24だけの場合よりも圧力損失が大きくなる。
したがって、搭載台冷却ライン24の冷却液に加熱ライン36の加熱液が合流する合流点Sの上流側に定圧弁82を設け、送液ポンプ42の吐出圧力を定圧弁82の設定圧力よりも大きくすることが好ましい。これにより、搭載台冷却ライン24を流れる冷却液と、加熱ライン36を流れる加熱液の流れが安定するので、加熱液と冷却液とを精度良く混合することができる。
また、搭載台冷却ライン24よりも高い位置に、冷却液補給ライン84を介して冷却液を貯留するリザーブタンク86が設けられ、リザーブタンク86内の冷却液が位置エネルギーによって搭載台冷却ライン24に自然落下する。これにより、搭載台冷却ライン24を流れる冷却液及び加熱ラインを流れる加熱液の膨張又は収縮による液の体積変化があっても配管内の圧力を一定に保つことができる。さらには、搭載台冷却ライン24の配管、及び加熱ライン36の配管の膨張又は収縮による配管容積変化があっても、配管内の圧力を一定に保つことができる。
したがって、搭載台冷却ライン24を流れる冷却液と、加熱ライン36を流れる加熱液の流れが安定するので、加熱液と冷却液とを精度良く混合することができる。
[ウエハ搭載台の冷却制御方法]
次に、上記の如く構成された冷却機構22を用いて、ウエハ搭載台12を目標冷却温度T1に冷却する冷却制御方法を説明する。本実施の形態では、目標冷却温度T1を−47℃に設定するとともに、加熱液を混合しない状態での冷却液の温度T2を目標冷却温度T1よりも5℃低い−52℃の場合で説明する。なお、混合比調整手段38は比例2方弁38Aの例で説明する。
冷却液温度調節手段40は、冷凍機ライン34の冷媒温度を制御する。
そして、第2熱交換器70により、搭載台冷却ライン24を流れる冷却液と、冷凍機ライン34を流れる冷媒とを熱交換させて冷却液を目標冷却温度T1よりも低温度の低温冷却液(−52℃)を形成する(低温冷却液形成工程)。
また、第3熱交換器74により、ウエハ搭載台12の出口側の冷却液の一部、即ち分岐点Rにおいて搭載台冷却ライン24から分岐して加熱ライン36を流れる冷却液を、冷凍機ライン34の第1凝縮器56で冷媒を液化する際に発生する凝縮熱で加熱する。これにより、目標冷却温度T1よりも高温度の加熱液を形成し、ウエハ搭載台12の入口、即ち搭載台冷却ライン24と加熱ライン36とが合流する合流点Sに戻す(加熱液形成工程)。
次に、冷却液温度調節手段40は、比例2方弁38Aの弁開度をPID制御して、搭載台冷却ライン24の冷却液と、加熱ライン36から合流点Sに合流する加熱液とを混合する混合比を調整ことにより、ウエハ搭載台入口の冷却液温度が目標冷却温度T1になるようにする。
図3は、比例2方弁38Aの弁開度をPID制御する制御フロー図である。
冷却液温度調節手段40は、搭載台冷却ライン24を流れる冷却液に、冷凍機ライン34を流れる加熱液を混合する比例2方弁38Aの開度を例えば50%に設定する。制御スタート時点での比例2方弁38Aの開度は特に重要ではなく、どのような開度に設定してもよい。
冷却液温度調節手段40は、ステップ1において、冷却液温度検出手段46から入力される測定温度T2と予め入力されている目標冷却温度T1とを比較し、T2>T1かを判断する。YESの場合には、測定温度T2が目標冷却温度T1よりも高く、冷却液に混合する加熱液の混合比を小さくする必要があるのでステップ2に進む。NOの場合には、加熱液の混合比を大きくする必要があるのでステップ3に進む。
ステップ2において、冷却液温度調節手段40は、比例2方弁38Aの開度が小さくなるように制御して冷却液に混合する加熱液の混合比を小さくし、ステップ4に進む。
ステップ4において、冷却液温度調節手段40は、測定温度T2と目標冷却温度T1とを比較し、T2=T1かを判断する。そして、YESの場合にはウエハ搭載台12入口の冷却液の温度が目標冷却温度T1になったことを意味するので、比例2方弁38Aの弁開度にそのまま維持して終了する。また、NOの場合にはステップ5に進む。
ステップ5において、冷却液温度調節手段40は、測定温度T2と目標冷却温度T1とを比較し、T2>T1かを判断する。YESの場合には、冷却液に混合する加熱液の混合比が未だ多すぎることを意味するのでステップ2に戻り、比例2方弁38Aの開度が更に小さくなるように制御する。NOの場合には、冷却液に混合する加熱液の混合比が多くなり過ぎたことを意味するのでステップ1の制御スタートに戻り、T2=T1になるまでステップ1〜ステップ5を繰り返す。
一方、ステップ3において、冷却液温度調節手段40は、T2<T1かを判断する。YESの場合には、測定温度T2が目標冷却温度T1よりも低く、加熱液の混合比を大きくする必要があるのでステップ6に進む。NOの場合には、加熱液の混合比を小さくする必要があるのでステップ1の制御スタートに戻る。
ステップ6において、冷却液温度調節手段40は、比例2方弁38Aの開度が大きくなるように制御して冷却液に混合する加熱液の混合比を大きくし、ステップ7に進む。
ステップ7において、冷却液温度調節手段40は、測定温度T2と目標冷却温度T1とを比較し、T2=T1かを判断する。そして、YESの場合にはT2=T1となる比例2方弁38Aの弁開度に維持して終了する。また、NOの場合にはステップ8に進む。
ステップ8において、冷却液温度調節手段40は、測定温度T2と目標冷却温度T1とを比較し、T2<T1かを判断する。YESの場合には、冷却液に混合する加熱液の混合比が未だ少な過ぎることを意味するのでステップ6に戻り、比例2方弁38Aの開度が更に大きくなるように制御する。NOの場合には、冷却液に混合する加熱液の混合比が小さくなり過ぎたことを意味するのでステップ1の制御スタートに戻る。
これにより、ウエハ搭載台12が目標冷却温度T1に冷却される。ちなみに、目標冷却温度T1を−47℃、加熱液を混合しない状態での冷却液温度T2を−52℃に設定した場合、本発明は従来のインラインヒータを用いた場合に比べて消費電力が400Wの省エネ効果を得ることができた。
以上説明した本発明のウエハ搭載台の冷却制御装置及び冷却制御方法によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)本発明では、目標冷却温度よりも低い温度に調整した冷却液に、従来排熱していた冷凍機ライン34の凝縮熱で加熱した加熱液を混合することにより、目標冷却温度に制御するようにした。これにより、本発明は、従来に比べてインラインヒータ使用分の消費電力を削減することができる。
(2)また、本発明は、混合比調整手段38(例えば比例2方弁38A)によって同じ熱媒体(例えば水)である冷却液と加熱液とを直接混合するので、目標冷却温度に制御する制御応答性が良い。例えば、上記した測定温度T2と目標冷却温度T1との偏差が大きい場合でも比例2方弁38Aの弁開度を制御(例えば全開)して冷却液と加熱液との混合比を変えるだけで目標冷却温度にすることができる。
(3)また、本発明は、搭載台冷却ライン24の冷却液と加熱ライン36の加熱液とを1台の送液ポンプ42で送液するとともに、搭載台冷却ライン24と加熱ライン36との間に定圧弁82を設け、送液ポンプ42の吐出圧力を定圧弁82の設定圧力よりも大きくする構成とした。これにより、搭載台冷却ライン24を流れる冷却液と加熱ライン36を流れる加熱液の圧力変動が小さくなり流れが安定するので、冷却液と加熱液との混合比を高精度に制御できる。
(4)また、本発明は、冷凍機ライン34は第1熱交換器48を介して高温側回路50と低温側回路52との2台の冷凍機を組み合わせた2元冷凍回路であるように構成した。これにより、冷凍機ライン34での冷媒の温度変動を小さくできるので、搭載台冷却ライン24の冷却液温度を高精度に制御することができる。したがって、冷却液と加熱液との混合比を高精度に制御できる。
(5)これにより、インラインヒータを使用せずに高精度で且つ応答性能を速くすることができるので、従来よりも省エネに優れたウエハ搭載台の温度制御装置及び温度制御方法並びにプローバを提供することができる。
10…プロ―バ、12…ウエハ搭載台、14…プローブ、16…プローブカード、18…温度制御装置、20…ヒータ、22…冷却機構、24…搭載台冷却ライン、26…制御部、28…搭載台温度検出手段、30…テスタ本体、32…コネクション部、34…冷凍機ライン、36…加熱ライン、38…混合比調整手段、38A…比例2方弁、40…冷却液温度調節手段、42…送液ポンプ、44…冷却コイル、46…冷却液温度検出手段、48…第1熱交換器、50…低温側回路、52…高温側回路、54…第1圧縮器、56…第1凝縮器、58…第1膨張弁、60…第1蒸発器、62…第2圧縮器、64…第2凝縮器、66…第2膨張弁、68…第2蒸発器、70…第2熱交換器、72…冷却ファン、74…第3熱交換器、74A…熱交換コイル、74B…加熱コイル、78…加熱ラインの往路、80…加熱ラインの復路、R…分岐点、S…合流点

Claims (5)

  1. 半導体ウエハを搭載するウエハ搭載台を目標冷却温度に冷却する冷却機構を備えたウエハ搭載台の温度制御装置において、
    前記冷却機構は、
    前記ウエハ搭載台に冷却液を循環させる搭載台冷却ラインと、
    冷媒が循環するヒートポンプ型の冷凍機を有し、前記冷媒と前記搭載台冷却ラインの冷却液とを熱交換することで前記冷却液を前記目標冷却温度よりも低い温度に冷却する冷凍機ラインと、
    前記冷凍機ラインの凝縮器で前記冷媒を液化する際に発生する凝縮熱により前記ウエハ搭載台の出口側から分流した冷却液を加熱した加熱液を前記ウエハ搭載台の入口側に合流させる加熱ラインと、
    前記搭載台冷却ラインを循環させる冷却液と前記加熱ラインから前記ウエハ搭載台の入口側に合流させる加熱液との混合比を調整する混合比調整手段と、
    前記ウエハ搭載台の入口側の冷却液温度を検出する冷却液温度検出手段と、
    前記温度検出手段の測定結果に基づいて前記目標冷却温度になるように前記混合比調整手段を制御する冷却液温度調節手段と、を備えたことを特徴とするウエハ搭載台の温度制御装置。
  2. 前記搭載台冷却ラインの前記冷却液と前記加熱ラインの前記加熱液とを1台の送液ポンプで送液するとともに、前記搭載台冷却ラインの冷却液に前記加熱ラインの加熱液が合流する合流点の上流側に定圧弁を設け、
    前記送液ポンプの吐出圧力を前記定圧弁の設定圧力よりも大きくした請求項1に記載のウエハ搭載台の温度制御装置。
  3. 前記冷凍機ラインは熱交換器を介して低温側回路と高温側回路との2台の冷凍機を組み合わせた2元冷凍回路である請求項1又は2に記載のウエハ搭載台の温度制御装置。
  4. 半導体ウエハを搭載するウエハ搭載台を目標冷却温度に冷却するウエハ搭載台の温度制御方法において、
    前記ウエハ搭載台に循環させる冷却液と、冷媒が循環するヒートポンプ型の冷凍機で冷却された冷媒とを熱交換させて前記冷却液を前記目標冷却温度よりも低温度の低温冷却液を形成する低温冷却液形成工程と、
    前記冷凍機の凝縮器で前記冷媒を液化する際に発生する凝縮熱により前記ウエハ搭載台の出口側から分流した冷却液を加熱して前記目標冷却温度よりも高温度な加熱液を形成する加熱液形成工程と、
    前記ウエハ搭載台の入口側の冷却液温度を検出する温度検出工程と、
    前記温度検出手段の測定結果に基づいて前記ウエハ搭載台の入口側の冷却液温度が前記目標冷却温度になるように前記低温冷却液と前記加熱液とを混合する混合工程と、を備えたことを特徴とするウエハ搭載台の温度制御方法。
  5. ウエハ搭載台に搭載された半導体ウエハ上に形成されたえ複数の半導体装置をテスタで検査するために、前記テスタの各端子を前記半導体装置の電極に接続するプローバにおいて、
    前記ウエハ搭載台に請求項1〜3の何れか1に記載の温度制御装置を備えたことを特徴とするプローバ。
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