JP2016192056A - チケット申込発行システム - Google Patents
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Abstract
【課題】外国代理店を介して、外国ユーザーから日本国内の公共交通機関のチケットの申し込みを受け付け、該チケットの会計処理を実行するためのチケット申込発行システムを提供する。
【解決手段】チケット申込発行システム1は、外国代理店内に設置され、外国ユーザーがチケットの申し込みを実行するための情報を入力し、外国ユーザーがチケット発行所にてチケットと引き換えるための引換券を発行するための代理店端末2と、代理店端末2から情報を受信し、チケットの申し込みを受け付ける管理サーバー5と、チケットの会計処理を実行するための管理者端末3と、を含む。
【選択図】図3
【解決手段】チケット申込発行システム1は、外国代理店内に設置され、外国ユーザーがチケットの申し込みを実行するための情報を入力し、外国ユーザーがチケット発行所にてチケットと引き換えるための引換券を発行するための代理店端末2と、代理店端末2から情報を受信し、チケットの申し込みを受け付ける管理サーバー5と、チケットの会計処理を実行するための管理者端末3と、を含む。
【選択図】図3
Description
本発明は、チケット申込発行システム、特に、外国代理店を介して、外国ユーザーから日本国内の公共交通機関のチケットの申し込みを受け付け、該チケットの発行処理および会計処理を実行するためのチケット申込発行システムに関する。
従来から、一定期間、日本国内の電車、バス、フェリー等の公共交通機関を一定料金で自由に乗り降り可能なフリーパスチケットが、観光目的で訪日する外国人(外国ユーザー)用に販売されている。また、近年の観光目的の訪日外国人の増加に応じて、上述のようなフリーパスチケットに対する需要が増々高まっている。
このようなフリーパスチケットは、日本国内の公共交通機関が、日本国内の旅行代理店(国内代理店)を介して外国ユーザーに販売を行うものである。外国ユーザーは、来日後、日本国内の公共交通機関のチケット発行所にフリーパスチケットの引換券を提出することにより、フリーパスチケットを入手することができる。
フリーパスチケットの利用を希望する外国ユーザーは、まず、外国の旅行代理店(外国代理店)に来店し、フリーパスチケットを申し込むための手続きを行う。この際、外国ユーザーは、氏名等のフリーパスチケットの予約に必要な情報(申込情報)を所定のシートに記載する。その後、外国代理店の従業員は、申込情報が記載されたシートを参照しつつ、図1に示すような、カーボンコピーを利用した4片制の引換券に、フリーパスチケットの申込情報を手書きにて記載する。
4片制の引換券は、1枚目が会計処理用片(Audit coupon)であり、2枚目が外国代理店の控えとしての代理店控用片(Agent coupon)であり、3枚目が日本国内のチケット発行所にてフリーパスチケットと引き換えるためのチケット引換用片(Exchange coupon)であり、4枚目が外国ユーザーの控えとしての旅客控用片(Passenger copy)である。これら4片制の引換券は、図1に示すように、チケットカバーによってパッケージされている。
外国ユーザーは、所定のシートに、フリーパスチケットの申込情報を記載した後、所定の料金を外国代理店に支払うことによってフリーパスチケットの申し込みを行う。その際、外国代理店は、1枚目の会計処理用片と、2枚目の代理店控用片とを回収し(図2中の(1)の流れ)、チケットカバーとともに、3枚目のチケット引換用片と4枚目の旅客控用片を外国ユーザーに手渡す(図2中の(2)の流れ)。外国ユーザーは、訪日後、3枚目のチケット引換用片を日本国内の公共交通機関のチケット発行所に提出することにより(図2中の(3)の流れ)、フリーパスチケットを入手する(図2中の(4)の流れ)。なお、フリーパスチケットの発行の際、チケット発行所は、外国ユーザーにパスポートや公的証明書等を提示してもらい、外国ユーザーのパスポート等に記載された氏名等と、チケット引換用片に記載された氏名等とを突き合わせて、両記載の整合が取れている場合には、フリーパスチケットを発行する。
一方、外国代理店は、週に1回、月に1回等の所定の頻度で、発行した引換券の会計処理用片に基づき、各引換券のID番号、料金、引換券の発行済枚数、発行済額の合計等を含むセールスレポートを作成し、会計処理用片と共にセールスレポートを国内代理店に郵送することにより(図2中の(5)の流れ)、国内代理店にフリーパスチケットの申し込みがあったことを報告する。また、外国代理店は、会計処理用片とセールスレポートとを国内代理店に郵送するとともに、セールスレポートに記載された引換券の発行済額の合計と等しい金額を、フリーパスチケットの料金として、国内代理店に入金する。
また、チケット発行所は、外国ユーザーからチケット引換用片を受領し、フリーパスチケットを発行した後、週に1回、月に1回等の所定の頻度で、受領したチケット引換用片をまとめて国内代理店に郵送することにより(図2中の(6)の流れ)、フリーパスチケットを発行したことを報告する。また、同時に国内代理店へ対し、フリーパスチケットの料金請求を行う。
その後、国内代理店は、チケット発行所からフリーパスチケットの発行についての報告およびフリーパスチケットの請求を受領すると、フリーパスチケットの会計処理を実行する。フリーパスチケットの会計処理において、国内代理店は、フリーパスチケットを発行した公共交通機関に対し、フリーパスチケットの料金の振り込みを実行する。このような会計処理は、フリーパスチケットの発行を確認する度に実行してもよいが、通常、週に1回、月に1回等の所定の頻度で複数のフリーパスチケットの会計処理をまとめて実行する。
また、国内代理店は、受領した会計処理用片と、チケット引換用片とを手作業で突き合わせることにより、会計処理用片と、チケット引換用片との照合を行い、チケットが正常に発行されたか否かを判断する(図2中の(7)の流れ)。
このように、従来のシステムでは、フリーパスチケットが正常に発行されたか否かを、国内代理店による、会計処理用片と、チケット引換用片との手作業による突き合せにより判断していた。このような、突合せ作業は、多大なマンパワーと、時間を要する煩雑な作業であり、国内代理店の業務効率を低下させる一因となっていた。
また、上述のように、外国代理店の従業員は、手書きにより引換券に情報を記載している。そのため、記載内容に誤記や脱字が多く、照合作業が非常に困難であるケースが多い。また、外国代理店の従業員は、自身の母国語または英語を用いて情報を記載するので、国内代理店において照合作業を行う日本人従業員にとっては、照合作業の負担が大きい。また、チケット引換所において、引換券とパスポート等との照合を行うチケット引換所の従業員にとっても、照合作業の負担が大きい。
また、チケット引換用片に記載されている氏名等に誤記や脱字がある場合、チケット発行所は、外国ユーザーのパスポート等に記載された氏名等との突き合わせを行っても、両記載の整合が取れているかを判断することが困難である。そのような場合、チケット発行所は、国内代理店と電話、メール、FAX等により連絡をとり、フリーパスチケットを発行してもよいか否かを確認していた。このような確認作業が、チケット発行所および国内代理店にとって負担となるという問題があった。さらに、そのような確認作業を行っている間、外国ユーザーは、チケット発行所にて待機していなければならない。このような待機時間は、外国ユーザーを不快な気持ちにする可能性があり、顧客満足度を低下させる恐れがあった。
さらに、このような従来のシステムでは、国内代理店、外国代理店、チケット発行所間で引換券(各種片)の授受は郵送を介して行われている。近年の外国ユーザーの訪日数増加に伴い、郵送される引換券の数も増大し、このような郵送による時間的ロス、コストの増大も問題となっている。
本発明は上述の従来の問題点を鑑み、その目的は、外国代理店を介して、外国ユーザーから日本国内の公共交通機関のチケットの申し込みを受け付け、該チケットの発行処理および会計処理を実行するためのチケット申込発行システムを提供することにある。
このような目的は、以下の(1)〜(9)の本発明により達成される。
(1)外国代理店を介して、外国ユーザーから日本国内の公共交通機関のチケットの申し込みを受け付け、該チケットの発行処理および会計処理を実行するためのチケット申込発行システムであって、
前記外国代理店内に設置され、前記外国ユーザーが前記チケットの申し込みを実行するための情報を入力し、前記外国ユーザーがチケット発行所にて前記チケットと引き換えるための引換券を発行するための代理店端末と、
前記代理店端末から前記情報を受信し、前記チケットの申し込みを受け付ける管理サーバーと、
前記チケットの会計処理を実行するための管理者端末と、を含むことを特徴とするチケット申込発行システム。
(1)外国代理店を介して、外国ユーザーから日本国内の公共交通機関のチケットの申し込みを受け付け、該チケットの発行処理および会計処理を実行するためのチケット申込発行システムであって、
前記外国代理店内に設置され、前記外国ユーザーが前記チケットの申し込みを実行するための情報を入力し、前記外国ユーザーがチケット発行所にて前記チケットと引き換えるための引換券を発行するための代理店端末と、
前記代理店端末から前記情報を受信し、前記チケットの申し込みを受け付ける管理サーバーと、
前記チケットの会計処理を実行するための管理者端末と、を含むことを特徴とするチケット申込発行システム。
(2)前記チケットの前記引換券は、前記チケット発行所において前記チケットと引き換えるためのチケット引換用片と、前記外国ユーザーが控えとして保存する旅客控用片とを含む上記(1)に記載のチケット申込発行システム。
(3)前記引換券には、前記引換券を特定するためのID番号が記載されており、
前記チケット発行所は、前記引換券の前記ID番号を前記管理サーバーに送信することにより、前記引換券を用いて前記チケットが発行されたことを、前記管理サーバーに報告するチケット発行所端末を有する上記(1)または(2)に記載のチケット申込発行システム。
前記チケット発行所は、前記引換券の前記ID番号を前記管理サーバーに送信することにより、前記引換券を用いて前記チケットが発行されたことを、前記管理サーバーに報告するチケット発行所端末を有する上記(1)または(2)に記載のチケット申込発行システム。
(4)前記管理サーバーは、前記ID番号を用いて、用いられた前記引換券を特定し、前記チケットの発行が正常になされたか否かを判別する上記(3)に記載のチケット申込発行システム。
(5)前記管理サーバーは、前記チケットの発行が正常になされなかったと判別した場合、前記管理者端末に警告を送信する上記(4)に記載のチケット申込発行システム。
(6)前記引換券にはバーコードが付されており、
前記チケット発行所端末は、前記引換券に付された前記バーコードを読み込むことにより、前記引換券の前記ID番号を取得する上記(3)ないし(5)のいずれかに記載のチケット申込発行システム。
前記チケット発行所端末は、前記引換券に付された前記バーコードを読み込むことにより、前記引換券の前記ID番号を取得する上記(3)ないし(5)のいずれかに記載のチケット申込発行システム。
(7)前記管理サーバーは、複数の前記外国代理店のそれぞれ用に、前記チケット用のデポジット額と、前記チケットの現在の発行済額を保存しており、前記デポジット額および前記現在の発行済額に基づいて、前記外国代理店の現在のデポジット残高を前記代理人端末に通知する上記(1)ないし(6)のいずれかに記載のチケット申込発行システム。
(8)前記管理者端末または前記管理サーバーは、複数の前記外国代理店のそれぞれの前記引換券の発行枚数および発行済額に基づいて、複数の前記外国代理店のそれぞれ用のセールスレポートを作成し、
前記代理店端末は、前記セールスレポートを閲覧可能である上記(1)ないし(7)のいずれかに記載のチケット申込発行システム。
前記代理店端末は、前記セールスレポートを閲覧可能である上記(1)ないし(7)のいずれかに記載のチケット申込発行システム。
(9)前記代理店端末は、前記チケットの前記引換券を印刷するための印刷手段を備える上記(1)ないし(8)のいずれかに記載のチケット申込発行システム。
本発明によれば、人手を介さず引換券の照合作業を実行することができるので、国内代理店の業務負担を軽減し、業務効率を改善することができる。また、管理サーバーにより照合作業が実行されるため、照合作業に要する時間を劇的に短縮することができる。
以下、本発明のチケット申込発行システムを添付図面に示す好適な実施形態に基づいて説明する。
図3は、本発明の実施形態に係るチケット申込発行システムを示す概念図である。図4は、図3に示すチケット申込発行システムにより発行されるチケットの1例を示す図である。図5は、図3に示すチケット申込発行システムにおいて実行されるチケットの申込処理を示すフローチャートである。図6は、代理店端末のディスプレイに表示されるログイン画面の1例を示す図である。図7は、代理店端末のディスプレイに表示されるメインメニュー画面の1例を示す図である。図8は、代理店端末のディスプレイに表示される情報入力画面の1例を示す図である。図9は、代理店端末のディスプレイに表示される引換券発行画面の1例を示す図である。図10は、図3に示すチケット申込発行システムにおいて実行されるチケットの発行処理および会計処理を示すフローチャートである。
本発明のチケット申込発行システム1は、外国代理店を介した外国ユーザーからの日本国内の公共交通機関のチケット、特に、一定期間、日本国内の電車、バス、フェリー等の公共交通機関を一定料金で自由に乗り降り可能なフリーパスチケットの申し込みを受け付け、該チケットの発行処理および会計処理を実行するために用いられる。
図3に示すように、チケット申込発行システム1は、外国代理店内に設置される少なくとも1つの代理店端末2と、国内代理店内に設置される少なくとも1つの管理者端末3と、チケット発行所内に設置される少なくとも1つのチケット発行所端末4と、ネットワーク6を介して、代理店端末2、管理者端末3およびチケット発行所端末4と通信可能な管理サーバー5と、を含む。ネットワーク6は、管理サーバー5と、各端末間とを通信可能に接続することができれば特に限定されない。代表的には、ネットワーク6は、インターネットである。
代理店端末2は、外国ユーザーの要望に応じて、上述のフリーパスチケットの申し込みを実行するための情報を入力し、外国ユーザーが日本国内のチケット発行所にてフリーパスチケットと引き換えるための引換券7(図4参照)を発行するために用いられる。
代理店端末2が設置される外国代理店は、日本国外の旅行代理店であり、その規模、数、所在地等は特に限定されない。外国代理店は、観光目的で訪日を希望する外国ユーザーからの要望に応じて、上述のフリーパスチケットの申込受付およびフリーパスチケットの引換券7の発行を行う。
図3に示すように、代理店端末2は、デスクトップコンピューター、ラップトップコンピューター、タブレット型コンピューター、PDA端末等の汎用情報処理装置である本体21と、フリーパスチケットの引換券7を印刷し、発行するためのプリンター等の印刷手段22とを含む。また、代理店端末2は、必要に応じてその他の任意の機能を提供する様々な周辺機器をさらに含んでいてもよい。
外国代理店の従業員は、フリーパスチケットの申し込みを希望する外国ユーザーが来店した場合、外国ユーザーにフリーパスチケットの申し込みに必要な情報を所定の申込シートに記載するよう依頼する。また、同時に、外国代理店の従業員は、外国ユーザーがフリーパスチケットを利用可能な資格を有しているか否かを確認するため、外国ユーザーのパスポートや公的証明書等を確認する。その後、外国代理店の従業員は、情報が記載された申込シートを参照しつつ、代理店端末2にフリーパスチケットの申し込みに必要な情報(以下、申込情報という)を入力し、ネットワーク6を介して、該申込情報を管理サーバー5に送信する。
その後、代理店端末2が管理サーバー5から申し込みを受け付け可能である旨の報告を受けると、外国代理店の従業員は、フリーパスチケットの申込実行処理を実行する。フリーパスチケットの申込実行を実行した後、外国代理店の従業員は、代理店端末2の印刷手段22を用いて、図4に示すフリーパスチケットの引換券7を印刷し、発行する。
図4に示すように、本発明のチケット申込発行システム1において発行される引換券7は、フリーパスチケットの引き換えの際の注意事項が記載された注意事項用片71と、外国ユーザーの控えとしての旅客控用片72と、チケット発行所においてフリーパスチケットと引き換えるためのチケット引換用片73と、を含む。図示のように、引換券7の各片は、切り取り線に沿って切り離し可能に形成されている。外国ユーザーは、訪日後、チケット発行所の従業員に引換券7を手渡し、チケット発行所の従業員は、チケット引換用片73を切り離して回収し、外国ユーザーに切り離した注意事項用片71および旅客控用片72を手渡すと共にフリーパスチケットを発行する。
上述のように、本発明のチケット申込発行システム1では、引換券7は、代理店端末2の印刷手段22により印刷され、発行される。したがって、チケット引換用片73に記載される情報は、手書きではなく、誤記や脱字が非常に少ない。そのため、チケット発行所の従業員は、チケット引換用片73に記載の情報と、外国ユーザーのパスポート等に記載の情報との突き合わせを円滑に実行することができる。また、突き合わせ作業が円滑に進むことにより、外国ユーザーのフリーパスチケット発行までの待機時間を大幅に減少させることができ、外国ユーザーの顧客満足度を高めることができる。
旅客控用片72に記載された情報と、チケット引換用片73に記載された情報は、外国代理店の従業員が代理店端末2を用いて入力し、管理サーバー5に送信した申込情報に対応する情報である。図示の例では、引換券7の発行者である国内代理店の名前(NIPPON TRAVEL AGENCY)、引換券のID番号(No.50401000068)、外国人ユーザーの氏名(MR.JOHN LENNON)、フリーパスチケットの種類(電車のフリーパスチケット、通常クラス、有効期限7日間)、フリーパスチケットの料金(29110円および210.00ユーロ)、申込時点での日本円と外国通貨との為替レート(100円=0.72ユーロ)、引換券7の発行月日(2014年7月31日)、引換券の発行箇所である外国代理店の名前(ABC TOURS)、フリーパスチケットの発行主体である鉄道会社やバス会社の名前(JAPAN Farewell Railway)、その他制限事項、備考等の情報が記載されている。
また、図示のように、チケット引換用片73には、バーコードが付されており、チケット発行所の従業員は、バーコードリーダー42(図3参照)を用いてチケット引換用片73に付されたバーコードを読み込むことにより、チケット引換用片73に記載された情報、特に、ID番号を瞬時にチケット発行所端末4に入力することができる。
また、本発明のチケット申込発行システム1では、後述するように、引換券7の照合作業が管理サーバー5において実行される。そのため、従来技術において必要だった照合作業を実行するための会計処理用片が不要となる。さらに、上述のように、引換券7は、外国代理店の代理店端末2によって発行されるので、引換券7の発行履歴や控え等は全て代理店端末2によってデータ管理される。そのため、従来技術において必要だった代理店控用片が不要となる。したがって、本発明のチケット申込発行システム1では、引換券7として提供される紙片の数を削減することができる。また、本発明のチケット申込発行システム1では、外国代理店が発行した引換券7の発行枚数や発行済額の合計等が、代理店端末2によってデータ管理されるので、外国代理店の従業員がセールスレポートを作成する必要がない。そのため、外国代理店の従業員の業務負担を軽減することができる。
また、外国代理店は、週に1回、月に1回等の所定の頻度で、代理店端末2によってデータ管理されている発行した引換券7の発行枚数および発行済額等に基づいてチケット申込発行システム1から発行(管理者端末3または管理サーバー5で作成され、代理店端末2で閲覧できる)されるセールスレポートに記載された引換券7の発行済額の合計と等しい金額を、フリーパスチケットの料金として、国内代理店に入金する。
管理者端末3は、国内代理店内に設置され、フリーパスチケットの会計処理を実行するために用いられる。管理者端末3が設置される国内代理店は、フリーパスチケットを発行元である日本国内の公共交通機関から販売委託を受けた旅行代理店である。
管理者端末3は、代理店端末2の本体21と同様の汎用情報処理装置(典型的には、デスクトップコンピューター)である。国内代理店は、管理者端末3が、管理サーバー5からフリーパスチケットが発行された旨の通知を確認すると、フリーパスチケットの発行元である日本国内の公共交通機関にフリーパスチケット料金の振り込みを実行する。なお、フリーパスチケットの会計処理は、フリーパスチケットの発行を確認する度に実行されてもよいし、週に1回、月に1回等の所定の頻度で実行されてもよい。
管理者端末3が設置される国内代理店の数や、1つの国内代理店内に設置される管理者端末3の数は特に限定されず、適宜任意に設定することができる。また、管理者端末3は、必要に応じて、任意の機能を提供する様々な周辺機器をさらに含んでいてもよい。
また、管理者端末3は、ネットワーク6を介して管理サーバー5にアクセスし、管理サーバー5内のデータベースを閲覧してもよい。これにより、国内代理店の従業員(特に、システム管理者)は、管理者端末3を用いて、フリーパスチケットの申込数、発行数、不正な発行が確認された件数、申込数や発行数の増減、払い戻しチケットの数、売上、各チケットの種類、発行済額、発行済額の合計等のチケット申込発行システム1に関する様々なデータを参照し、業務計画の策定、フリーパスチケットの将来の需要予測等の様々な用途に役立てることができる。
チケット発行所端末4は、日本国内の公共交通機関のチケット発行所内に設置され、管理サーバー5に、フリーパスチケットが発行されたことを報告するために用いられる。チケット発行所端末4が設置されるチケット発行所は、フリーパスチケットの発行元である日本公共交通機関のチケット発行所、受付、事務所等であり、その位置、数、規模は特に限定されない。
チケット発行所端末4は、代理店端末2の本体21および管理者端末3と同様の汎用情報処理端末(典型的には、デスクトップコンピューター)である本体41と、チケット引換用片73に付されたバーコードを読み取るためのバーコードリーダー42とを含む。また、チケット発行所端末4は、必要に応じてその他の任意の機能を提供する様々な周辺機器をさらに含んでいてもよい。
チケット発行所の従業員は、外国ユーザーからチケット引換用片73を受け取ると、チケット引換用片73に記載された氏名等と、外国ユーザーのパスポートや公的証明書等に記載された氏名等とを突き合わせ、整合が取れていることを確認した場合、外国ユーザーにフリーパスチケットを発行する。
フリーパスチケットを発行した後、チケット発行所の従業員は、チケット発行所端末4のバーコードリーダー42を用いて、チケット引換用片73に付されたバーコードを読み取り、チケット引換用片73に記載された情報、特に、ID番号をチケット発行所端末4に入力する。
その後、チケット発行所の従業員は、チケット発行所端末4を用いて、バーコードを読み取ることにより取得した情報(特に、ID番号)と共に、フリーパスチケットの発行が実行されたことを管理サーバー5に報告する。
なお、チケット発行所端末4と同様の端末が、国内代理店内に設置されていてもよい。この場合、チケット発行所の従業員は、回収したチケット引換用片73を所定の頻度で(週に1回、月に1回等)まとめて国内代理店に郵送し、国内代理店において国内代理店の従業員がバーコードを読み込むことにより、各チケット引換用片73の情報を取得し、管理サーバー5に報告する。
管理サーバー5は、国内代理店やサーバーセンター等の任意の場所に設置され、代理店端末2からフリーパスチケットの申込情報を受信し、外国代理店のチケットの申し込みを受け付ける機能を有する。
管理サーバー5は、各代理店のデポジット額や現在のフリーパスチケットの発行済額等の各代理店に関する情報を含む代理店データベースと、各外国代理店の代理店端末2から受信した申込情報に基づいて構成された申込チケットデータベースと、各チケット発行所のチケット発行所端末4から受信した情報に基づいて構成された発行済チケットデータベースと、チケットの販売可能時期や販売可能地域等の販売可能なチケットに関する情報を含む販売可能チケット情報データベースとを含む。また、管理サーバー5は、必要に応じて、その他任意のデータを含むデータベースをさらに含んでいてもよい。
管理サーバー5は、各外国代理店の代理店端末2から申込情報を受信すると、代理店データベースから、情報を送信した外国代理店のデポジット額および現在のフリーパスチケットの発行済額を参照し、申し込みを受け付け可能かどうか判別し、代理店端末2に判別結果を送信する。この際、管理サーバー5は、外国代理店のデポジット額およびフリーパスチケットの発行済額に基づいて、外国代理店の現在のフリーパスチケット用のデポジット残高を算出し、判別結果と同時に代理店端末2に送信してもよい。
申し込みが受け付け可能であり、さらに、代理店端末2から申し込みを実行する旨の通知を受領すると、管理サーバー5は、申込情報に基づいて、申込チケットデータベースを更新する。申込チケットデータベースには、申し込みをした外国ユーザーの氏名等の個人情報、外国代理店によって発行された引換券7を特定するためのID番号等が含まれている。
その後、管理サーバー5は、各チケット発行所のチケット発行所端末4から、チケット引換用片73に記載された情報、特に、ID番号と共に、フリーパスチケットの発行が行われた旨の通知を受信すると、該情報を用いて発行済チケットデータベースを更新する。
その後、管理サーバー5は、申込チケットデータベースと、発行済チケットデータベースとを照合し、発行済チケットデータベースの内容(特に、ID番号)と、申込チケットデータベースの内容との整合を確認する。発行済チケットデータベースの内容と、申込チケットデータベースの内容との整合が取れている場合、管理サーバー5は、フリーパスチケットの発行が正常になされたと判別する。
一方、例えば、発行済チケットデータベースに保存されているID番号が申込チケットデータベースに存在しない場合、また、同じID番号が複数回発行済みチケットデータベースに存在する場合等、両データベース間の内容に不整合がある場合、フリーパスチケットの発行が正常になされなかったと判別する。この場合、管理サーバー5は、管理者端末3にその旨を警告として送信する。また、管理サーバー5は、管理者端末3に加えて、不整合が存在するID番号の引換券7を発行した外国代理店の代理店端末2に、その旨を警告としてさらに送信してもよい。これにより、不正な引換券7によるフリーパスチケットの発行があったことを国内代理店(および外国代理店)に通知し、注意を促すことができる。
このように、本発明のチケット申込発行システム1においては、管理サーバー5が各外国代理店の代理店端末2から送信された申込情報に基づいて構築された申込チケットデータベースと、各チケット発行所のチケット発行所端末4から送信された情報に基づいて構成された発行済チケットデータベースとを照合する。そのため、本発明のチケット申込発行システム1によれば、人手を介さず引換券の照合作業を実行することができるので、国内代理店の業務負担を軽減し、業務効率を改善することができる。また、管理サーバー5により照合作業が実行されるため、照合作業に要する時間を劇的に短縮することができる。
また、本発明のチケット申込発行システム1では、申込チケットデータベースおよび発行済チケットデータベースの更新は、全てネットワーク6を介して送信された情報に基づいてなされるので、従来技術のように、会計処理用片およびチケット引換用片を郵送により、国内代理店へ送る必要がない。そのため、従来、会計処理用片およびチケット引換用片の郵送に要していた時間的ロス、コストを削減することができる。
次に、図5〜図9を参照して、本発明のチケット申込発行システム1において実行されるチケットの申込処理を詳述する。
図5は、本発明のチケット申込発行システム1において実行されるチケット申込処理のフローチャートを示している。まず、フリーパスチケットの申し込みを希望する外国ユーザーは、代理店端末2を備える外国代理店へ訪れる。その後、ステップS100において、外国ユーザーは、フリーパスチケットの申し込みに必要な情報を所定の申込シートに記載する。記載する情報は、例えば、図4に示した引換券7に記載される情報である。また、外国ユーザーは、自身がフリーパスチケットを利用可能な資格を有していることを証明するため、外国代理店の従業員に、外国ユーザーのパスポートや公的証明書等を提示する。
その後、ステップS101において、外国代理店の従業員は、代理店端末2を用いて、ネットワーク6を介して管理サーバー5にアクセスする。この際、代理店端末2のディスプレイには、図6に示すようなログイン画面が表示される。外国代理店の従業員は、各外国代理店に割り当てられたIDとパスワードを入力することによって、ログイン処理を実行する。
ステップS101においてログイン処理が実行され、各外国代理店のIDとパスワードが管理サーバー5に送信されると、ステップS102において、管理サーバー5は、ログインの認証処理を実行する。管理サーバー5により、ログインが認証されると、代理店端末2のディスプレイには、図7に示すようなメインメニューが表示される。
図示の例では、メインメニューは、フリーパスチケットの申し込みを実行するための引換券注文メニュー(EXCHANGE ORDER(E/O))と、セールスレポートを参照するためのセールスレポートメニュー(SALES REPORT)と、各種設定を行うための設定メニュー(CONFIGURATION)とを含む。
外国代理店の従業員は、引換券注文メニューの発行(ISSUE)ボタンを、代理店端末2の入力装置(マウス、キーボード等)により選択すると、代理店端末2のディスプレイには、図8に示すような、申込情報作成用画面が表示される。
ステップS103において、外国代理店の従業員は、外国ユーザーが記載した申込シートを参照しつつ、申込情報作成用画面に必要な情報(申込情報)を入力していく。図8の例では、外国代理店の従業員は、申込情報として、支払いに使用する通貨の種類(CURRENCY)、公共交通機関の種類や有効日数等のフリーパスチケットの種類(TYPE OF SERVICE)、公共交通機関が電車であれば普通席やグリーン席等のチケットクラス(CLASS)、外国代理店が自身の引換券発行の管理を行うために外国代理店によって任意に付されるID番号(AGENT MANAGE No.)、外国ユーザーの性別、氏名等の個人情報(PASSENGER)を入力する。外国代理店の従業員は、申込情報の入力が終了すると、入力した申込情報を管理サーバー5に送信する。
管理サーバー5は、代理店端末2から申込情報を受信すると、ステップS104において、代理店データベースから、情報を送信した外国代理店のデポジット額および現在のフリーパスチケットの発行済額を参照し、申込が受け付け可能かどうかを判別し、代理店端末2に判別結果を送信する。この際、管理サーバー5は、外国代理店のデポジット額およびフリーパスチケットの発行済額とに基づいて、外国代理店の現在のフリーパスチケット用のデポジット残高を算出し、判別結果と同時に代理店端末2に送信してもよい。
代理店端末2が管理サーバー5から申し込みを受け付け可能であるとの判別結果を受信すると、外国代理店の従業員は、ステップS105において、フリーパスチケットの申込処理を実行する。まず、外国代理店の従業員は、メインメニューの引換券注文メニューの印刷(PRINT)タグを選択する。この際、代理店端末2のディスプレイには、図9に示すような発行画面が表示される。
図9(a)は、外国代理店の現在のフリーパスチケット用のデポジット残高に余裕のある場合に示される発行画面である。図9(b)は、外国代理店の現在のフリーパスチケット用のデポジット残高に余裕がない場合(具体的には、現在のデポジット額が、毎月のデポジット額の20%を切った場合)に示される発行画面である。図9(c)は、現在のデポジット残高が申し込まれたフリーパスチケットの料金以下である場合に表示される警告表示である。
この際、代理店端末2のディスプレイに表示される発行画面には、外国代理店の現在のフリーパスチケット用のデポジット残高が表示される。図9(a)の例では、外国代理店の現在のフリーパスチケット用のデポジット残高として、「残り1,716,570円が当該期間の発行に利用可能です。」とのメッセージが表示されている。
一方、図9(b)の例では、外国代理店の現在のフリーパスチケット用のデポジット残高に余裕がないことを通知するために、「残り346,370円が当該期間の発行に利用可能です。」とのメッセージに加えて、該メッセージの下に下線が引かれている。なお、図9(b)では、下線を用いて外国代理店の現在のフリーパスチケット用のデポジット残高に余裕がないことを通知しているが、本発明はこれに限られない。例えば、上記メッセージのフォントの色を、黒から赤に変更することにより、外国代理店の従業員に、外国代理店の現在のフリーパスチケット用のデポジット残高に余裕がないことを通知してもよい。
なお、外国代理店の現在のフリーパスチケット用のデポジット残高が、申し込まれたフリーパスチケットの料金以下である場合、図9(c)に示すような警告表示が代理店端末2のディスプレイに表示される。
外国代理店の従業員は、代理店端末2のディスプレイに表示された発行アイコン(PRINT)を選択し、申し込みの実行および引換券7の発行を行う。発行アイコンが選択されると、代理店端末2から管理サーバー5に申し込みを実行した旨が通知され、さらに、代理店端末2が所定の用紙に申込情報を印刷することにより引換券7が作成される。外国代理店の従業員は、引換券7に記載された情報に間違いがないことを確認した後、外国ユーザーに引換券7を手渡す。
代理店端末2から、申し込みを実行した旨の通知を受信すると、管理サーバー5は、ステップS106において、申込情報に基づいて、申込チケットデータベースを更新する。具体的には、発行された引換券7のID番号、フリーパスチケットの料金、申込日時、外国ユーザーの個人情報等が申込チケットデータベースに追加される。
以上のようにして、本発明のチケット申込発行システム1では、フリーパスチケットの申込および外国ユーザーに対する引換券7の発行が実現される。なお、図6〜図9に示した代理店端末2のディスプレイに表示される画面は1例にすぎず、必要に応じて、その他任意の機能を提供するための画面が代理店端末2のディスプレイに表示されてもよい。また、図5に示したフローチャートも本発明のチケット申込発行システム1において実行される申込処理の1例にすぎず、必要に応じて、その他任意の動作を実行するためのステップが申込処理に含まれてもよい。
次に、図10を参照して、本発明のチケット申込発行システム1において実行されるチケットの発行処理および会計処理を詳述する。
ステップS200において、訪日した外国ユーザーは、チケット発行所において、引換券7をチケット発行所の従業員に提出する。チケット発行所の従業員は、外国ユーザーの身元を確認するため、外国ユーザーにパスポートや公的証明書等を提示してもらう。チケット発行所の従業員は、チケット引換用片73の記載内容と、パスポート等と記載内容とを突き合わせ、整合が取れていることを確認した後、ステップS201において、引換券7からチケット引換用片73を切り離して回収し、外国ユーザーに切り離した注意事項用片71および旅客控用片72を手渡すと共にフリーパスチケットを発行する。
その後、ステップS202において、チケット発行所の従業員は、チケット発行所端末4のバーコードリーダー42を用いて、チケット引換用片73に付されているバーコードを読み込み、チケット引換用片73に記載されている情報、特に、引換券7のID番号をチケット発行所端末4に入力し、該情報と共に、フリーパスチケットが発行された旨を管理サーバー5に通知する。また、この際、チケット発行所端末4は、国内代理店へ対し、発行したフリーパスチケットの料金請求を行う。なお、チケット発行所端末4と同様の端末が国内代理店内に設けられている場合には、チケット発行所の従業員は、所定の頻度で回収したチケット引換用片73を国内代理店にまとめて郵送し、国内代理店において、上述の通知作業および料金請求作業が実行されてもよい。
次に、ステップS203において、管理サーバー5は、受信した情報に従って、発行済チケットデータベースを更新する。その後、ステップS204において、管理サーバー5は、申込チケットデータベースと、発行済チケットデータベースとを照合し、発行済チケットデータベースの内容(特に、ID番号)と、申込チケットデータベースの内容との整合を確認し、フリーパスチケットの発行が正常になされたか否かを判別する。
ステップS205において、管理サーバー5は、ステップS205において、管理者端末3に引換券7のID番号と共に、フリーパスチケットが発行された旨を通知する。その後、国内代理店の従業員は、ステップS206において、管理者端末3を用いて、発行されたフリーパスチケットの会計処理(料金の支払い処理)を実行する。なお、フリーパスチケットの会計処理は、フリーパスチケットが発行されたことが確認される度に実行してもよいし、週に1回、月に1回等の所定の頻度で実行されてもよい。
一方、ステップS205において、フリーパスチケットの発行が正常になされなかったと判別した場合、管理サーバー5は、管理者端末3に警告を送信する。なお、管理サーバー5は、該警告を、管理者端末3に加えて、引換券7を発行した外国代理店に送信してもよい。これにより、不正なフリーパスチケットの発行があったことを、国内代理店(および外国代理店)に通知し、注意を促すことができる。
本発明のチケット申込発行システム1では、以上のようにして、フリーパスチケットが正常に発行されたか否かの照合およびフリーパスチケットの発行、会計処理が実現される。また、図10に示したフローチャートは、本発明のチケット申込発行システム1において実行される会計処理の1例にすぎず、必要に応じて、その他任意の動作を実行するためのステップが会計処理に含まれてもよい。
以上、本発明のチケット申込発行システムを図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、システムの各構成は、同様の機能を発揮し得る任意のものと置換することができ、あるいは、任意の構成のものを付加することができる。
1…チケット申込発行システム 2…代理店端末 21…本体 22…印刷手段 3…管理者端末 4…チケット発行所端末 41…本体 42…バーコードリーダー 5…サーバー 6…ネットワーク 7…引換券 71…注意事項用片 72…旅客控用片 73…チケット引換用片 S100〜S106…申込処理のステップ S200〜206…会計処理のステップ
Claims (9)
- 外国代理店を介して、外国ユーザーから日本国内の公共交通機関のチケットの申し込みを受け付け、該チケットの発行処理および会計処理を実行するためのチケット申込発行システムであって、
前記外国代理店内に設置され、前記外国ユーザーが前記チケットの申し込みを実行するための情報を入力し、前記外国ユーザーがチケット発行所にて前記チケットと引き換えるための引換券を発行するための代理店端末と、
前記代理店端末から前記情報を受信し、前記チケットの申し込みを受け付ける管理サーバーと、
前記チケットの会計処理を実行するための管理者端末と、を含むことを特徴とするチケット申込発行システム。 - 前記チケットの前記引換券は、前記チケット発行所において前記チケットと引き換えるためのチケット引換用片と、前記外国ユーザーが控えとして保存する旅客控用片とを含む請求項1に記載のチケット申込発行システム。
- 前記引換券には、前記引換券を特定するためのID番号が記載されており、
前記チケット発行所は、前記引換券の前記ID番号を前記管理サーバーに送信することにより、前記引換券を用いて前記チケットが発行されたことを、前記管理サーバーに報告するチケット発行所端末を有する請求項1または2に記載のチケット申込発行システム。 - 前記管理サーバーは、前記ID番号を用いて、用いられた前記引換券を特定し、前記チケットの発行が正常になされたか否かを判別する請求項3に記載のチケット申込発行システム。
- 前記管理サーバーは、前記チケットの発行が正常になされなかったと判別した場合、前記管理者端末に警告を送信する請求項4に記載のチケット申込発行システム。
- 前記引換券にはバーコードが付されており、
前記チケット発行所端末は、前記引換券に付された前記バーコードを読み込むことにより、前記引換券の前記ID番号を取得する請求項3ないし5のいずれかに記載のチケット申込発行システム。 - 前記管理サーバーは、複数の前記外国代理店のそれぞれ用に、前記チケット用のデポジット額と、前記チケットの現在の発行済額を保存しており、前記デポジット額および前記現在の発行済額に基づいて、前記外国代理店の現在のデポジット残高を前記代理人端末に通知する請求項1ないし6のいずれかに記載のチケット申込発行システム。
- 前記管理者端末または前記管理サーバーは、複数の前記外国代理店のそれぞれの前記引換券の発行枚数および発行済額に基づいて、複数の前記外国代理店のそれぞれ用のセールスレポートを作成し、
前記代理店端末は、前記セールスレポートを閲覧可能である請求項1ないし7のいずれかに記載のチケット申込発行システム。 - 前記代理店端末は、前記チケットの前記引換券を印刷するための印刷手段を備える請求項1ないし8のいずれかに記載のチケット申込発行システム。
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