JP2016191829A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】像担持体とクリーニング部材との当接部における外添粒子の不足による画像不良の発生を低減することができる技術を提供する。【解決手段】外添粒子が添加された現像剤15を担持する現像剤担持体17と、現像剤担持体17と接触し、表面に形成された静電潜像が現像される像担持体1と、像担持体1の表面で現像された現像剤像が転写される中間転写体5と、像担持体1と接触し、像担持体1の表面をクリーニングするクリーニング部材6と、を備え、静電潜像の現像を行わない非画像形成期間に、中間転写体5が担持する現像剤を、像担持体1に転写させ、像担持体1の表面からクリーニング部材6で除去するクリーニング動作が実行可能な画像形成装置において、非画像形成期間内の少なくともクリーニング動作を実行する期間において、像担持体1が現像剤担持体17及び中間転写体5と接触している。【選択図】図4

Description

本発明は、電子写真方式或いは静電記録方式の画像形成装置に関する。
従来から、レーザビームプリンタ等の画像形成装置として、中間転写体の回転方向に像担持体を複数並べた構成を有するインラインカラー方式の画像形成装置が知られている。この画像形成装置は、像担持体としての感光ドラムを帯電手段により一様に帯電し、露光装置にて感光ドラムに作成した静電潜像に、現像手段によりトナー像を現像し、中間転写体に1次転写する。その後、複数色で同様の1次転写を繰り返すことにより、中間転写体にフルカラートナー像を形成する。続けて、前記フルカラートナー像を記録材に2次転写し、さらに定着手段によりフルカラートナー像が記録材に永久定着される。ここで現像手段としてはいわゆる一成分接触現像が用いられる。画像形成時には、現像剤担持体としての現像ローラを感光ドラムに当接させることで、感光ドラムの静電潜像に現像させる。また非画像形成時は現像ローラを感光ドラムから離間させている。
ところで、2次転写工程で転写材に転写されずに中間転写体上に残留したトナー(転写残トナー)は、中間転写体上から除去する必要がある。特許文献1では、中間転写体上から転写残トナーを除去する方法として、所謂、転写同時回収方式が提案されている。即ち、中間転写体上の転写残トナーを、トナー帯電手段によりトナーの正規の帯電状態とは逆極性に帯電することにより、次回の1次転写工程時に感光ドラムに逆転写させる。感光ドラムに逆転写されたトナーは、クリーニングブレード等のクリーニング手段によって除去される。さらに特許文献2には、中間転写体上の転写残トナー(以下、2次転写残トナー)の回収方式として、導電性のブラシ部材と導電性のローラ部材を用いる方法が提案されている。具体的には、ブラシ部材に直流電圧を印加することで、中間転写体上の2次転写残トナーの機械的な散らし、1次回収、および帯電を行っている。
特許文献2のような構成とすることで、次ページの1次転写と同時に回収が可能となりプリントスピードを遅くすることなく連続した画像形成が可能となる。また一連の連続プリントの最終ページの2次転写残トナーは非画像形成時に感光ドラムのクリーニングブレードに回収させる。さらに続けて、ブラシ部材に正負の電圧を交互に印加することでブラシ部材にたまった一次回収トナーを中間転写体上に吐き出す。また、一連の連続プリント枚数が多い等のブラシ部材における1次回収トナーが多くなる場合は、ブラシ部材のトナー帯電性能を維持するために一旦プリントを中断して非画像形成状態にする。そして、ブラシ部材に溜まったトナーの吐き出しを行っている。このような、最終ページの2次転写残トナー回収や、ブラシ部材からの吐き出しトナーの回収は非画像形成時に行われるので、感光ドラムと現像ローラは離間された状態で行われていた。
特開平9−50167号公報 特開2009−205012号公報
しかしながら、上記のような構成において、中間転写体から感光ドラムに逆転写させたトナーが感光ドラムのクリーニングブレードでクリーニングしきれず、画像上縦黒スジが発生してしまう場合があった。特に、非画像形成時で現像ローラが感光ドラムと離間して
いるときに、中間転写体からのトナー回収があると、クリーニング不良による縦黒スジが発生しやすかった。
この現象は、非画像形成時で現像ローラを感光ドラムから離間したことで、現像ローラから感光ドラムに移行するいわゆるトナー外添剤(トナー粒子に対し補助粒子として添加されている粒子又は外添粒子)が無くなることで発生する。クリーニングブレードエッジ部へのトナー外添剤の供給が無くなると、クリーニングブレードエッジ部に形成されバリアの役割をしていたトナー外添剤層(以下阻止層と呼ぶ)が無くなっていき、クリーニング不良が発生しやすくなる。
本発明の目的は、像担持体とクリーニング部材との当接部における外添粒子の不足による画像不良の発生を低減することができる技術を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、
外添粒子が添加された現像剤を担持する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体と接触し、表面に形成された静電潜像が現像される像担持体と、
前記像担持体の表面で現像された現像剤像が転写される中間転写体と、
前記像担持体と接触し、前記像担持体の表面をクリーニングするクリーニング部材と、を備え、
前記静電潜像の現像を行わない非画像形成期間に、前記現像剤担持体と前記像担持体とが離間可能に構成され、
前記非画像形成期間に、前記中間転写体が担持する現像剤を、前記像担持体に転写させ、前記像担持体の表面から前記クリーニング部材で除去するクリーニング動作が実行可能な画像形成装置において、
前記非画像形成期間内の、少なくとも前記クリーニング動作を実行する期間において、前記像担持体は、前記現像剤担持体及び前記中間転写体と接触していることを特徴とする。
本発明によれば、像担持体とクリーニング部材との接触部における外添粒子の不足による画像不良の発生を低減することができる。
実施例に係る画像形成装置の説明図 実施例におけるプロセスカートリッジの説明図 実施例における現像ローラ離間時のプロセスカートリッジの説明図 実施例1と比較例1の現像ローラ当接離間タイミングの説明図 実施例1におけるクリーニングブレードエッジ部の拡大図 実施例2と比較例2の現像ローラ当接離間タイミングの説明図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
本発明の実施例では、非画像形成時に中間転写体に取り付けられているトナー帯電ブラ
シからトナーを吐き出し、感光ドラムに回収するときに、現像ローラを感光ドラムに当接させることを特徴とする。このようにして、クリーニングブレードエッジ部にトナー外添剤を送り、阻止層を形成することでクリーニング不良の発生を防止することができる。
(1)画像形成装置の構成と動作の概略
図1を参照して、本発明の実施例に係る電子写真画像形成装置(画像形成装置)の全体構成について説明する。図1は、本実施例の画像形成装置100の概略断面図である。本実施例の画像形成装置100は、インライン方式、中間転写方式を採用したフルカラーレーザープリンタである。画像形成装置100は、画像情報に従って、記録材(例えば、記録用紙)にフルカラー画像を形成することができる。画像情報は、画像形成装置本体に接続された画像読み取り装置、或いは画像形成装置本体に通信可能に接続されたパーンナルコンピュータ等のホスト機器から、画像形成装置本体に入力される。
画像形成装置100は、複数備える画像形成部として、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を形成するための第1、第2、第3、第4の画像形成部SY、SM、SC、SKを有する。本実施例では、第1〜第4の画像形成部SY、SM、SC、SKは、鉛直方向と交差する方向に一列に配置されている。尚、本実施例では、第1〜第4の画像形成部の構成及び動作は、形成する画像の色が異なることを除いて実質的に同じである。従って、以下、特に区別を要しない場合は、いずれかの色用に設けられた要素であることを表すために符号に与えた添え字Y、M、C、Kは省略して、総括的に説明する。
即ち、本実施例では、画像形成装置100は、複数の像担持体として、鉛直方向と交差する方向に並設された4個のドラム型の電子写真感光体、即ち、感光ドラム1を有する。感光ドラム1は、図示矢印A方向(時計方向)に図示しない駆動手段(駆動源)により回転駆動される。感光ドラム1の周囲には、感光ドラム1の表面を均―に帯電する帯電手段としての帯電ローラ2、画像情報に基づきレーザーを照射して感光ドラム1上に静電像(静電潜像)を形成する露光手段としてのスキャナユニット(露光装置)3が配置されている。又、感光ドラム1の周囲には、静電像をトナー像として現像する現像手段としての現像ユニット(現像装置)4、転写後の感光ドラム1の表面に残ったトナー(転写残トナー)を除去するクリーニング手段としてのクリーニングブレード6が配置されている。更に、4個の感光ドラム1に対向して、感光ドラム1上のトナー像を記録材12に転写するための中間転写体としての中間転写ベルト5が配置されている。
本実施例では、感光ドラム1と、感光ドラム1に作用するプロセス手段としての帯電ローラ2、現像ユニット4及びクリーニングブレード6とは、プロセスカートリッジ7として一体化されている。プロセスカートリッジ7は、画像形成装置100の装置本体に対して着脱可能となっている。ここで、装置本体とは、画像形成装置100の構成のうちプロセスカートリッジ7として着脱可能な構成を除いた構成部分のことを指す。本実施例では、各色用のプロセスカートリッジ7は全て同一形状を有しており、各色用のプロセスカートリッジ7内には、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブランク(K)の各色のトナーが収容されている。
中間転写体としての無端状のベルトで形成された中間転写ベルト5は、全ての感光ドラム1に当接し、図示矢印B方向(反時計方向)に回転する。中間転写ベルト5は、複数の支持部材として、駆動ローラ51、2次転写対向ローラ52、従動ローラ53に掛け渡されている。中間転写ベルト5の内周面側には、各感光ドラム1に対向するように、1次転写手段としての、4個の1次転写ローラ8が並設され、各感光ドラム1と中間転写ベルト5との接触部に1次転写ニップN1を形成している。そして、1次転写ローラ8に、図示しない1次転写バイアス電源から、トナーの正規の帯電極性とは逆極性のバイアスが印加
される。これによって、各1次転写ニップN1において感光ドラム1上のトナー像が中間転写ベルト5上に転写される。又、中間転写ベルト5の外周面側において2次転写対向ローラ52に対向する位置には、2次転写手段としての2次転写ローラ9が配置され、中間転写ベルト5と2次転写ローラ9との接触部に2次転写ニップN2を形成している。そして、2次転写ローラ9に、図示しない2次転写バイアス電源から、トナーの正規の帯電極性とは逆極性のバイアスが印加される。これによって、2次転写ニップN2において中間転写ベルト5上のトナー像が記録材12に転写される。
画像形成時には、先ず、感光ドラム1の表面が帯電ローラ2によって一様に帯電される。次いで、スキャナユニット3から発された画像情報に応じたレーザー光によって、感光ドラム1上に画像情報に従った静電像(静電潜像)が形成される。次いで静電像は、現像ユニット4によってトナー像(現像剤像)として現像され、1次転写ローラ8の作用によって中間転写ベルト5上に転写(1次転写)される。
例えば、フルカラー画像の形成時には、上述のプロセスが、第1〜第4の画像形成部SY、SM、SC、SKにおいて順次に行われ、中間転写ベルト5上に各色のトナー像が次に重ね合わされる。その後、中間転写ベルト5上の4色トナー像は、一括して記録材12上に2次転写される。さらに定着装置10において、記録材12が熱及び圧力を加えられることでトナー像が定着される。又、1次転写工程後に感光ドラム1上に残留した1次転写残トナーは、クリーニングブレード6によって除去、回収される。
また、2次転写工程後に中間転写ベルト5上に残留した2次転写残トナーは、トナー帯電ブラシ11(帯電部材)によりトナーの正規の帯電極性とは逆極性の電荷が付与される。そしてトナー帯電ブラシ11により電荷が付与された2次転写残トナーは、次回の1次転写工程時に、第1画像形成部の感光ドラム1Yに逆転写させ、クリーニングブレード6で回収される。
[プロセスカートリッジ]
図2を参照して、本実施例の画像形成装置100に装着されるプロセスカートリッジ7の全体構成について説明する。図2は、感光ドラム1の長手方向(回転軸線方向)から見た本実施例のプロセスカートリッジ7の概略断面図である。尚、本実施例では、収容している現像剤の種類(色)を除いて、各色用のプロセスカートリッジ7の構成及び動作は同一である。プロセスカートリッジ7は、感光ドラム1等を備えた感光体ユニット13(第1ユニット)と、現像ローラ17(現像剤担持体)等を備えた現像ユニット4(第2ユニット)とを有する。
感光体ユニット13は、感光体ユニット13内の各種要素を支持する枠体としてのクリーニング枠体14を有する。クリーニング枠体14には、図示しない軸受を介して感光体ドラムが回転可能に取り付けられている。感光ドラム1は、図示しない駆動手段(駆動源)としての駆動モータの駆動力が感光体ユニット13に伝達されることで、画像形成動作に応じて図示矢印A方向(時計方向)に回転駆動される。画像形成プロセスの中心となる感光体ドラム1は、アルミニウム製シリンダの外周面に機能性膜である下引き層、キャリア発生層、キャリア移送層を順にコーティングした有機感光体を用いている。又、感光体ユニット13には、感光ドラム1の周面上に接触するように、クリーニング部材6、帯電ローラ2が配置されている。クリーニング部材6によって感光体ドラム1の表面から除去された転写残トナーは、クリーニング枠体14内に落下、収容される。
帯電手段である帯電ローラ2は、導電性ゴムのローラ部を感光体ドラム1に加圧接触することで従動回転する。ここで帯電ローラ2の芯金には、帯電工程として、感光ドラム1に対して所定の直流電圧が印加されており、これにより感光ドラム1の表面には、一様な
暗部電位(Vd)が形成される。前述のスキャナユニット3からのレーザー光によって画像データに対応して発光されるレーザー光のスポットパターンは、感光ドラムを露光し、露光された部位は、キャリア発生層からのキャリアにより表面の電荷が消失し、電位が低下する。この結果、露光部位は所定の明部電位(Vl)、未露光部位は所定の暗部電位(Vd)となる静電潜像が、感光ドラム1上に形成される。
一方、現像ユニット4は、現像ローラ17、現像ブレード19、トナー供給ローラ18、トナー15、及びトナーを格納するトナー収容室16からなる。トナー15(現像剤)は、正規の極性として負極性に帯電し、粒径が7μmである非磁性球形トナーを用いた。またトナー15の表面には、トナー外添剤として粒径20nmのシリカ粒子(外添粒子)が添加されている。
現像ブレード19は現像ローラにカウンタで当接しており、トナー供給ローラによって供給されたトナーのコート量規制及び電荷付与を行っている。現像ブレード19は薄い板状部材からなり、薄板のバネ弾性を利用して当接圧力を形成し、その表面がトナー及び現像ローラ17に接触当接される。トナーは現像ブレード19と現像ローラ17との摺擦により摩擦帯電されて電荷を付与されると同時に層厚規制される。また、本実施例においては、現像ブレード19に不図示のブレードバイアス電源から所定電圧を印加し、トナーコートの安定化を図っている。
現像ローラ17と感光体ドラム1とは、対向部(接触部)において互いの表面が同方向(本実施例では下から上に向かう方向である矢印AとD)に移動するようにそれぞれ回転する。本実施例においては、現像ローラ17に印加された所定のDCバイアスに対して、摩擦帯電によりマイナスに帯電したトナーが、感光体ドラム1に接触(摺動接触)する現像部において、その電位差から、明部電位部にのみ転移して静電潜像を顕像化する。
トナー供給ローラ18は、現像ローラ17の周面上に所定のニップ部を形成して配設されており、図示矢印E方向(反時計方向)に回転する。トナー供給ローラ18は導電性芯金の外周に発泡体を形成した弾性スポンジローラである。トナー供給ローラ18と現像ローラ17は所定の侵入量を持って接触している。接触部において互いに逆方向に移動するよう回転しており、この動作により、トナー供給ローラ18による現像ローラへのトナー供給及び現像残として残った現像ローラ上のトナーの剥ぎ取りを行っている。
トナー収容室16内にはトナー撹拌部材20が設けられている。トナー撹拌部材20は、トナー収容室16内に収納されたトナーを攪拌すると共に、トナー供給ローラ18の上部に向けて図中矢印G方向にトナーを搬送するためのものでもある。尚、本実施例においては、現像ローラ17、トナー供給ローラ18は、共に外径φ20であり、トナー供給ローラ18の現像ローラ17への侵入量を1.5mmに設定した。本実施例においては、現像ローラ17に印加された所定のDCバイアスを印加し、感光ドラム1に当接する現像部において、その電位差から、明部電位部にのみトナーを転移させることで静電潜像を顕像化する。
[現像ローラ当接離間機構]
図3は、本実施例のプロセスカートリッジ7の概略断面図であり、現像ローラ17を感光ドラム1から離間させた状態を示している。現像ローラ17は感光ドラム1と接離可能な構成になっており、画像形成時は当接し、非画像形成時は図3のように離間させて、現像ローラ駆動を停止するように制御している。ここで画像形成時とは、感光ドラム1に形成された静電潜像に従い現像ローラ17から現像剤を転移させることで、現像剤像を形成するときである。また非画像形成時とは、前述した現像剤像を形成していないときである。例えば、感光ドラム1に現像剤像形成後であり感光ドラム1が停止するまでの画像形成
後や(以下後回転と呼ぶ)や、次のプリントを開始し感光ドラム1が回転し始めてから現像剤像形成し始める画像形成前(以下前回転と呼ぶ)のことである。また、連続プリント中で記録材12を複数搬送するときの記録材同士の間の期間に相当する期間や、画像濃度調整するときに行う動作やトナー帯電ブラシの付着トナーを吐き出す動作等、特別に設けた期間で現像剤像を形成しないときも非画像形成時となる。
具体的な接離機構としては、画像形成装置1に設けられ、回転位置を制御できるカム23、および、プロセスカートリッジ7に設けられ、現像ローラ17と感光ドラム1が当接するよう加圧しているバネ部材(不図示)によって行っている。現像ローラ当接状態は、カム23は現像ユニット4を加圧しない位置に制御し、プロセスカートリッジ7のバネ部材による加圧力により当接状態にしている。また現像ローラ離間状態は、カム23の回転位置を制御することにより、現像ユニット4を底部から押して回転させることで行っている。なお、画像形成装置1における各構成の各種動作は、装置本体に設けられた制御部(CPU)がモータ等の動力源を制御することにより、制御される。
なお、現像ローラ17と感光ドラム1を離間可能とするための接離機構としては、前述のカムとバネ部材を用いたものに限らず、接離を制御できるものであれば、カムのみを用いたものなどでも問題ない。
[中間転写ベルト]
中間転写ベルト5としては、厚さが100μmで体積低効率を1011Ωcmに調整したポリフッ化ビニリデンのフィルムを用いた。また中間転写ベルト5は、駆動ローラ51、2次転写対向ローラ52、従動ローラ53の3軸で張架されている。
[1次転写ローラ]
1次転写ローラ8として、体積抵抗率が10〜10Ωcm、ゴム硬度が30°(アスカーC硬度計)の弾性ローラを用いた。1次転写ローラ8は、中間転写ベルト5を介して感光ドラム1に対し、総圧約9.8Nで押圧される。又、1次転写ローラ8は、中間転写ベルト5の回転に伴い、従動して回転する。更に、1次転写ローラ8には、1次転写電源(不図示)から、−2.0〜3.5kVの電圧の印加が可能となっている。
[トナー帯電ブラシ]
トナー帯電ブラシ11としては、10〜10Ωcmの導電性を有するナイロン製の繊維が略密となるように構成されたブラシ部材を用い、固定配置されている。本実施例では、トナー帯電ブラシ11の先端位置は、中間転写ベルト5の表面に対して侵入量が1.0mmとなるように設定されている。このように、中間転写ベルト5の表面の移動方向において上流側に位置するトナー帯電ブラシ11は、中間転写ベルト5の移動に伴って中間転写ベルト5の表面を摺擦する。トナー帯電ブラシ11は、中間転写ベルト5の移動方向において、2次転写部よりも下流、かつ、第1画像形成部よりも上流に配置される。そして、トナー帯電ブラシ11には、トナー帯電ブラシ電圧供給手段としての高圧電源(不図示)から、−2.0〜+2.0kVの電圧の印加が可能となっている。
(2)2次転写残トナー回収時の動作の説明
[2次転写残トナー回収方法]
プリント中に行うクリーニング動作としての2次転写残トナー回収方法について詳しく説明する。2次転写工程後に中間転写ベルト5上の2次転写残トナーが残留する。そこで、トナー帯電ブラシ11に、トナーの正規の帯電極性とは逆極性、即ち、本実施例では正極性の+1.5kVのバイアスを印加する。これにより、中間転写体クリーニングブレードで回収しきれなかったトナーがトナー帯電ブラシ11を通過する時に、正極性に帯電する。またこの時、正極性に帯電しきれなかった負極性トナーは、トナー帯電ブラシ11に
一部保持される。そしてトナー帯電ブラシ11により正極性の電荷が付与されたトナーは、1次転写工程時に第1画像形成部の感光ドラム1Yに逆転写され、クリーニングブレード6で回収される。また、連続プリントの最終ページの2次転写残トナーは、非画像形成時に第1画像形成部の感光ドラム1Yに回収されるよう制御している。
[トナー帯電ブラシ吐き出し工程]
クリーニング動作としてのトナー帯電ブラシ11からの吐き出し工程について詳しく説明する。前述のように、トナー帯電ブラシ11で正極性に帯電しきれなかった負極性トナーは、トナー帯電ブラシ11に一時的に保持される。そのため、画像形成が繰り返し行われると、トナー帯電ブラシ11にトナーが蓄積し、電気抵抗が上昇し、トナー帯電ブラシ11での帯電性能が低下してしまう。したがって、トナー帯電ブラシ11に保持されているトナーを中間転写ベルト5に吐き出す工程が必要となる。なお、本実施例では後回転中に吐き出し工程を行っているが、プリント時とは別に吐き出し工程を行う期間を設けて行っても良い。
この工程は、吐き出すトナーが負極性で現像時のトナーと同極性になるため、画像形成時に1次転写部でトナーを感光ドラム1へ転移できない。よって非画像形成時の後回転工程でトナー帯電ブラシ11に、トナーの正規の帯電極性とは同極性、即ち、本実施例では負極性の−1.5kVのバイアスを印加し、中間転写ベルト5に負極性のトナーを吐き出す。さらに第1画像形成部で1次転写ローラに、トナーの正規の帯電極性とは同極性の−1.5kVのバイアスを印加することによって感光ドラム1Yに逆転写させて、クリーニングブレード6で回収する。なおこの工程は、画像印字を100枚行うごと定期的に行っている。
(3)本実施例の特徴の説明
本実施例では、前述した非画像形成時に行うトナー帯電ブラシ11からの吐き出し工程時に、現像ローラ17を感光ドラム1に当接させる事を特徴とする。実際に吐き出し工程を行った時のクリーニング性能の比較を行った。
図4に比較例1と実施例1の、感光ドラム1Yの回転と停止、トナー帯電ブラシ11に正または負のバイアス印加するタイミング、および、現像ローラ17Yの当接と離間のタイミング図を示す。図4のように感光ドラム1Yの回転および停止タイミングと、後回転でのトナー帯電ブラシ11の吐き出し工程時に、トナー帯電ブラシ11に印加するバイアスを+1.5kVから−1.5kVに変えるタイミングは比較例1と実施例1で同様である。しかし、トナー帯電ブラシ11の吐き出し工程時の、現像ローラ17Yと感光ドラム1Yの接離状態は異なる。比較例1では、画像形成が終わった直後に現像ローラ17Yと感光ドラム1Yは離間して、そのままの状態でプリント終了する。一方実施例1では、画像形成が終わった直後に一旦現像ローラ17Yを離間するが、トナー帯電ブラシ11の吐き出し工程時の直前に現像ローラ17Yを感光ドラム1Yに当接させる。そして、吐き出し工程終了後に離間するよう制御している。すなわち、本実施例では、非画像形成時内の、少なくともトナー帯電ブラシ11の吐き出し工程を実行する期間において、現像ローラ17が、感光ドラム1(と中間転写ベルト5)と接触した状態となる。本実施例では、トナー帯電ブラシ11の吐き出し工程の実行期間の前後も、現像ローラ17が、感光ドラム1(と中間転写ベルト5)と接触した状態となる。
共通条件として、各色の印字率5%の横線画像を100枚連続印字してから、トナー帯電ブラシ11からの吐き出し工程を行い、直後に印字率25%のイエローハーフトーン画像を印字した時の画像不良(縦黒スジ)を確認した。画像形成装置100の設置環境はクリーニング不良に厳しい低温低湿環境(温度15℃/湿度10%)で行った。
表1 吐き出し回収工程でのクリーニング不良結果
表1のように比較例1ではクリーニング不良による縦黒スジが発生してしまったが、実施例1の構成では、クリーニング不良の発生が無かった。これは、現像ローラ17を感光ドラム1に当接させることで、感光ドラム1に移行したかぶりトナー、および、現像ローラ17にコートされているトナーから直接、感光ドラム1に外添剤が移行し、クリーニングブレード6のエッジ部に供給される。また現像ローラ17から感光ドラム1に移行したかぶりトナーからも外添剤が感光ドラム1に移行し、クリーニングブレード6のエッジ部に供給される。供給された外添剤は、クリーニングブレードエッジ部でバリア層の役割となる阻止層を形成し、クリーニング性能を向上させる。
図5のクリーニングブレードエッジ部の拡大図を用いて、クリーニング性能が向上するメカニズムを説明する。クリーニングブレード6は、感光ドラム1の回転方向に対してカウンタ方向に延びるブレード部材である。図5のように、クリーニングブレード6は、感光ドラム1の回転方向に対してカウンタ方向に当接、すなわち、クリーニングブレード6に対する感光ドラム1の移動方向に対して逆方向の延びた先端部であるエッジ部eが、感光ドラム1の表面に当接する。このため、クリーニングブレード6のエッジ部eは、感光ドラム1の回転に伴い、感光ドラム1の移動方向に巻き込まれた状態になっている。この巻き込まれたくさびの部分(接触部)に、前述した感光ドラム1に移行したトナー外添剤が溜まり、層を形成する(以下、阻止層21と呼ぶ)。
もし阻止層21が形成されていない状態でトナーをクリーニングしようとすると、エッジの巻き込まれたくさび部分からトナーが潜り込みやすくなり、クリーニング不良が発生しやすくなる。図5のようにクリーニングブレードエッジ部に阻止層21が存在すると、前述したトナーの潜り込みがなくなり、クリーニング性能が向上する。一方でこの阻止層21は20nm程度のトナー外添剤で形成されているため、常に一定量の外添剤がクリーニングブレードエッジ部から抜けて無くなっている。よって現像ローラ17が感光ドラム1から離間し、クリーニングエッジ部への外添剤の供給が止まると、徐々に阻止層21が無くなっていき、クリーニング性能の低下を招くことになる。
なお、現像ローラ17Yの感光ドラム1Yへの当接時間は、長くなるほど阻止層を十分に作る事ができるので効果が出やすい。特に、中間転写ベルト5からの2次転写残トナーがクリーニングブレード6に回収される前までに、現像ローラ17からの外添剤をクリーニングブレード6に供給すれば、本実施例の効果を出す事ができる。
以上説明してきたように、本実施例の構成を用いれば、非画像形成時にトナー回収がある場合でも、クリーニング不良による縦黒スジ画像の発生を防ぐことができる。
なお、本実施例では、画像形成工程の直後の非画像形成期間内における吐き出し工程時に現像ローラ17Yのみを感光ドラム1Yに当接させたが、当接させるタイミングや画像形成部はこれに限るものではない。つまり、タイミングとしては吐き出し工程以外でも、トナー濃度調整工程時や色ずれ補正工程時など、非画像形成時に感光ドラム1にトナー回
収がありクリーニング不良が発生する可能性があるときは、現像ローラ17と感光ドラム1を当接させて良い。また、本実施例では、中間転写ベルト5の回転方向においてトナー帯電ブラシ11に最も近い第1画像形成部でトナー帯電ブラシ11の吐き出しトナーを回収するように構成したが、第1画像形成部以外の画像形成部で回収するように構成してもよい。
また、ユーザが画像形成装置の動作内容を設定(制御)するための操作パネル(操作部)24(図1参照)を装置本体に設け、本実施例のような現像ローラ17を感光ドラム1に当接させる制御を行うかどうかを、ユーザが選択できるようにしてもよい。すなわち、現像ローラ17を感光ドラム1に当接させない非当接モード(第1モード)と、現像ローラ17を感光ドラム1に当接させる当接モード(第2モード)と、を選択的に実行可能としてよい。そして、ユーザがクリーニング不良の画像を認識したときにのみ現像ローラ17を感光ドラム1に当接させる制御を行うようにすることで、現像ローラ17の回転によって、現像ローラ17等の部材やトナーの過剰な劣化を防ぐことができる。
また、画像形成装置の設置温度を検知する温度センサ(温度検知部)22(図1参照)を装置本体に設け、本実施例のような現像ローラ17を感光ドラム1に当接させる制御を、画像形成装置100が所定の温度以下を検知した場合にのみ行うようにしてもよい。クリーニング不良は、クリーニングブレードのゴム弾性率が低下し感光ドラムに対する追従性が落ちる低温環境になるほど発生しやすくなる。よって、例えば20℃以下を検知した場合にのみ、本実施例の制御を行うことで、現像ローラ17の回転によって、現像ローラ17等の部材やトナーの過剰な劣化を防ぐことができる。
また、本実施例のような現像ローラ17を感光ドラム1に当接させる制御をしているときに、現像ローラ17の回転速度を例えば感光ドラム1と等速になるように落としてもよい。これにより、本実施例の制御を行うときの現像ローラ17の回転数を減少させることができるので、現像ローラ17の回転によって、現像ローラ17等の部材やトナーの過剰な劣化を防ぐことができる。
また、本実施例のような現像ローラ17を感光ドラム1に当接させる制御をしているときに、現像ローラ17および帯電ローラ2への印加バイアスを変更することで、感光ドラム1へのトナーかぶり量を増やすようにしてもよい。これにより、阻止層となる外添剤がよりクリーニングブレードエッジ部に供給されるようになるため、クリーニング性能を向上させることが可能となる。印加バイアスの大きさとしては、かぶりが発生し易くなる大きさであればよく、かぶりが発生しないように調整された画像形成時の大きさに対し、絶対値で大くしてもよいし、小さくしてもよい。具体例としては、画像形成時に現像ローラ17にDCバイアス−350V、帯電ローラ2にDCバイアス−1050V印加していたのを、本実施例の制御をしているときには、現像ローラ17のDCバイアスを−400Vに変更しても良い。
(実施例2)
本発明の実施例2は、実施例1に対して非画像形成時に現像ローラ17を感光ドラム1に当接させる時期がさらに追加されていることを特徴とする。本実施例では、画像形成前と画像形成後にも現像ローラ17を感光ドラム1に当接させるようにして、現像ローラ当接時間を延長している。具体的には、画像形成直前の非画像形成時に、現像ローラ17と感光ドラム1を接触させる接触タイミングが遅いモード(第1のタイミング、第3モード)と、接触タイミングが早いモード(第2のタイミング、第4モード)を選択的に実行可能に構成している。本実施例では、画像形成直後の非画像形成時にトナー帯電ブラシ11の吐き出し工程を実行しているが、画像形成直前の非画像形成時に実行してもよい。その場合、接触タイミングを早めるモードにおける接触タイミングは、吐き出し工程が実行さ
れる前に到達するように設定される。また、画像形成直後の非画像形成時に、現像ローラ17と感光ドラム1を離間させる離間タイミングが早いモード(第3のタイミング、第5モード)と、離間タイミングが遅いモード(第4のタイミング、第6モード)を選択的に実行可能に構成している。遅い方の離間タイミングは、トナー帯電ブラシ11の吐き出し工程が終了した後に到達するように設定される。その他の構成は、実施例1と同様である。実施例2において実施例1と共通する構成については、同じ符号を付し、説明を省略する。実施例2においてここで説明しない事項は実施例1同じである。
本実施例のような構成にすることで、画像形成前および画像形成後の非画像形成時に中間転写ベルト5から2次転写残トナーが回収される場合においても、クリーニング不良による縦黒スジ画像の発生を防ぐことができる。なお本実施例では、現像ローラ17を当接させる画像形成部は、2次転写残トナーが回収される第1画像形成部のみではなく、第2、第3の画像形成部の現像ローラ17M、17Cも当接させている。これは、本実施例では現像ローラ17の駆動モータおよび当接離間機構が、第1、第2、第3の画像形成部で共通になっているためである。ただし、本実施例の構成に限らず、クリーニング不良の発生を防ぐためには、少なくとも2次転写残トナーが回収される画像形成部の現像ローラ17が感光ドラム1と当接されていれば、本実施例の効果を出す事ができる。したがって、本実施例では、複数の画像形成部が2種類の画像形成部に分けられる。すなわち、画像形成直前の非画像形成期間における現像ローラ17と感光ドラム1の接触タイミングが遅い画像形成部(第5のタイミング、第1の画像形成部)と、タイミングが早い画像形成部(第6のタイミング、第2の画像形成部)である。同様に、画像形成直後の非画像形成期間における現像ローラ17と感光ドラム1の離間タイミングが遅い画像形成部(第8のタイミング、第2の画像形成部)と、離間タイミングが早い画像形成部(第7のタイミング、第1の画像形成部)である。
実際に吐き出し工程を行った時のクリーニング性能の比較を行った。図6は、比較例2と実施例2の現像ローラ17と感光ドラム1の当接および離間を行うタイミングを示した図である。比較例2は、画像形成が始まる直前に現像ローラ17を感光体1に当接させ、画像形成直後に現像ローラ17と感光ドラム1を離間させている。一方、実施例2では、感光ドラム回転を開始してすぐに現像ローラ17を感光ドラム1に当接させ、感光ドラム1の回転を停止する直前に現像ローラ17と感光ドラム1を離間するようにしている。
共通条件として、各色の印字率50%の4色重ね画像を10枚連続印字した直後に、印字率25%のイエローハーフトーン画像を印字した時の画像不良(縦黒スジ)を確認した。画像形成装置100の設置環境はクリーニング不良に厳しい低温低湿環境(温度15℃/湿度10%)で行った。
表2 前回転・後回転工程でのクリーニング不良結果
表2のように比較例2ではクリーニング不良による縦黒スジが発生してしまったが、実施例2の構成では、クリーニング不良の発生が無かった。実施例2の構成でクリーニング不良の発生が無かった理由は、実施例1での説明と同じなので省略する。なお、現像ロー
ラ17の感光ドラム1への当接時間は、長くなるほど、阻止層を十分に作る事ができ、効果が出やすい。特に、画像形成前および画像形成後に中間転写ベルト5からの2次転写残トナーがクリーニングブレード6に回収される前までに、現像ローラ17からの外添剤をクリーニングブレード6に供給すれば、本実施例の効果を出す事ができる。
以上説明してきたように、本実施例の構成を用いれば、前回転および後回転時にトナー回収があるような場合においても、クリーニング不良による縦黒スジ画像の発生を防ぐことができる。
なお、ユーザが画像形成装置の動作内容を設定(制御)するための操作パネル(操作部)24(図1参照)を装置本体に設け、本実施例のような現像ローラ17を当接させる制御を行うかどうかを、ユーザが選択できるようにしてもよい。ユーザがクリーニング不良の画像を認識したときにのみ現像ローラ17を感光ドラム1に当接させる制御を行うことで、現像ローラ17の回転によって、現像ローラ17等の部材やトナーの過剰な劣化を防ぐことができる。
また、画像形成装置の設置温度を検知する温度センサ(温度検知部)22(図1参照)を装置本体に設け、本実施例のような現像ローラ17を感光ドラム1に当接させる制御を、画像形成装置100が所定の温度以下を検知した場合にのみ行うようにしてもよい。クリーニング不良は、クリーニングブレードのゴム弾性率が低下し感光ドラムに対する追従性が落ちる低温環境になるほど発生しやすくなる。よって、例えば20℃以下を検知した場合にのみ、本実施例の制御を行うことで、現像ローラ17の回転によって、現像ローラ17等の部材やトナーの過剰な劣化を防ぐことができる。
また、本実施例のような現像ローラ17を感光ドラム1に当接させる制御をしているときに、現像ローラ17の回転速度を例えば感光ドラム1と等速になるように落としてもよい。これにより、本実施例の制御を行うときの現像ローラ17の回転数を減少させることができるので、現像ローラ17の回転によって、現像ローラ17等の部材やトナーの過剰な劣化を防ぐことができる。
また、本実施例のような現像ローラ17を感光ドラム1に当接させる制御をしているときに、現像ローラ17および帯電ローラ2への印加バイアスを変更することで、感光ドラム1へのトナーかぶり量を増やすようにしてもよい。これにより、阻止層となる外添剤がよりクリーニングブレードエッジ部に供給されるようになるため、クリーニング性能を向上させることが可能となる。印加バイアスの大きさとしては、かぶりが発生し易くなる大きさであればよく、かぶりが発生しないように調整された画像形成時の大きさに対し、絶対値で大くしてもよいし、小さくしてもよい。具体例としては、画像形成時に現像ローラ17にDCバイアス−350V、帯電ローラ2にDCバイアス−1050V印加していたのを、本実施例の制御をしているときには、現像ローラ17のDCバイアスを−400Vに変更しても良い。
1…感光ドラム(像担持体)、5…中間転写ベルト(中間転写体)、6…クリーニングブレード(クリーニング部材)、11…トナー帯電ブラシ(帯電部材)、15…トナー(現像剤)、17…現像ローラ(現像剤担持体)、21…阻止層(外添粒子の層)、100…画像形成装置

Claims (20)

  1. 外添粒子が添加された現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体と接触し、表面に形成された静電潜像が現像される像担持体と、
    前記像担持体の表面で現像された現像剤像が転写される中間転写体と、
    前記像担持体と接触し、前記像担持体の表面をクリーニングするクリーニング部材と、を備え、
    前記静電潜像の現像を行わない非画像形成期間に、前記現像剤担持体と前記像担持体とが離間可能に構成され、
    前記非画像形成期間に、前記中間転写体が担持する現像剤を、前記像担持体に転写させ、前記像担持体の表面から前記クリーニング部材で除去するクリーニング動作が実行可能な画像形成装置において、
    前記非画像形成期間内の、少なくとも前記クリーニング動作を実行する期間において、前記像担持体は、前記現像剤担持体及び前記中間転写体と接触していることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記中間転写体が担持する現像剤を帯電させる帯電部材をさらに備え、
    前記帯電部材は、前記クリーニング動作において、静電潜像の現像を行う画像形成時において現像剤を帯電する極性とは逆の極性で、前記中間転写体が担持する現像剤を帯電することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記クリーニング動作には、前記帯電部材が保持する現像剤を前記中間転写体に吐き出す吐き出し工程が含まれることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記帯電部材は、前記吐き出し工程において、前記画像形成時において現像剤を帯電する極性と同極性の電圧が印加されることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記非画像形成期間内の少なくともクリーニング動作を実行する期間において前記現像剤担持体が前記像担持体に接触することで、前記クリーニング部材における前記像担持体との接触部へ前記外添粒子が供給されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記接触部へ前記外添粒子が供給されることで、前記接触部に前記外添粒子の層が形成されることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記クリーニング部材は、前記クリーニング部材に対する前記像担持体の移動方向に対して逆方向の延びた先端部が前記像担持体の表面に当接するブレード部材であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記クリーニング動作を実行する期間の前後に、前記現像剤担持体と前記像担持体が離間する期間を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記クリーニング動作を実行する期間に、
    前記現像剤担持体と前記像担持体とを接触させない第1モードと、
    前記現像剤担持体と前記像担持体とを接触させる第2モードと、
    を選択的に実行可能であり、
    前記第2モードは、少なくとも、静電潜像の現像を行う画像形成期間の直後の前記非画像形成期間において実行されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 静電潜像の現像を行う画像形成期間の直前の前記非画像形成期間において、
    前記現像剤担持体と前記像担持体とを接触させる接触タイミングが、第1のタイミングである第3モードと、
    前記接触タイミングが、前記第1のタイミングよりも早い第2のタイミングである第4モードと、
    を選択的に実行可能であり、
    前記第4モードを実行する場合に、前記第2のタイミングの後に前記クリーニング動作を実行することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 静電潜像の現像を行う画像形成期間の直後の前記非画像形成期間において、
    前記現像剤担持体と前記像担持体とを離間させる離間タイミングが、第3のタイミングである第5モードと、
    前記離間タイミングが、前記第3のタイミングよりも遅い第4のタイミングである第6モードと、
    を選択的に実行可能であり、
    前記第6モードを実行する場合に、前記第4のタイミングに到達する前に前記クリーニング動作を実行することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記現像剤担持体、前記像担持体、前記クリーニング部材を含む画像形成部を複数備え、
    複数の前記画像形成部のうちの少なくとも1つの前記画像形成部において、前記非画像形成期間内の少なくとも前記クリーニング動作を実行する期間に、前記像担持体が前記現像剤担持体及び前記中間転写体と接触していることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 複数の前記画像形成部には、
    静電潜像の現像を行う画像形成期間の直前の前記非画像形成期間において、
    第5のタイミングで前記現像剤担持体と前記像担持体とが接触する第1の画像形成部と、
    前記第5のタイミングよりも早い第6のタイミングで前記現像剤担持体と前記像担持体とが接触する第2の画像形成部と、
    が含まれることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 複数の前記画像形成部には、
    静電潜像の現像を行う画像形成期間の直後の前記非画像形成期間において、
    第7のタイミングで前記現像剤担持体と前記像担持体とが離間する第1の画像形成部と、
    前記第7のタイミングよりも遅い第8のタイミングで前記現像剤担持体と前記像担持体とが離間する第2の画像形成部と、
    が含まれることを特徴とする請求項12または13に記載の画像形成装置。
  15. 前記第2の画像形成部は、複数の前記画像形成部のうち、前記中間転写体の移動方向において前記帯電部材に最も近い前記画像形成部であることを特徴とする請求項13または14に記載の画像形成装置。
  16. ユーザが画像形成装置の動作内容を設定することが可能な操作部をさらに備え、
    ユーザが設定した場合に、前記非画像形成期間内の少なくとも前記クリーニング動作を実行する期間に前記像担持体を前記現像剤担持体及び前記中間転写体に接触させる動作が
    実行されることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  17. 温度検知部をさらに備え、
    前記温度検知部が検知した温度が所定の温度以下の場合に、前記非画像形成期間内の少なくとも前記クリーニング動作を実行する期間に、前記像担持体が前記現像剤担持体及び前記中間転写体と接触していることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  18. 前記非画像形成期間内の少なくとも前記クリーニング動作を実行する期間に前記像担持体が前記現像剤担持体及び前記中間転写体と接触しているときにおける、前記現像剤担持体の回転速度と前記像担持体の回転速度が、等速であることを特徴とする請求項1〜17のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  19. 前記現像剤担持体は、前記非画像形成期間内の少なくとも前記クリーニング動作を実行する期間に前記像担持体が前記現像剤担持体及び前記中間転写体と接触しているときにおける回転速度が、静電潜像の現像を行う画像形成時における回転速度よりも遅いことを特徴とする請求項1〜18のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  20. 前記中間転写体が担持する現像剤を帯電させる帯電部材をさらに備え、
    前記現像剤担持体及び前記帯電部材は、前記非画像形成期間内の少なくとも前記クリーニング動作を実行する期間に前記像担持体が前記現像剤担持体及び前記中間転写体と接触しているときにおいて、静電潜像の現像を行う画像形成時とは大きさの異なるバイアスが印加されることを特徴とする請求項1〜19のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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