JP2016191653A - 形状測定機の姿勢調整器 - Google Patents

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Abstract

【課題】形状測定機の姿勢調整に当たって、微細な姿勢調整を支援する姿勢調整器を提供する。
【解決手段】姿勢調整器200は、Zスライダに取り付けられるベースプレート110と、測定器本体部に取り付けられるハンギングプレートと、ハンギングプレートをベースプレート110の一面側において吊すように支持する連結薄板130と、ハンギングプレートに一方向の回転力を与えるようにこのハンギングプレートを付勢する付勢手段161R、161Lと、付勢手段161R、161Lにて与えられる回転力の方向とは反対の他方向の向きにハンギングプレートを直接的または間接的に押すように配設されたマイクロメータヘッド140と、を備える。
【選択図】図9

Description

本発明は形状測定機の姿勢調整器に関する。
形状測定機として、表面の粗さ、凹凸、うねりを測定する表面性状測定装置が知られている(特許文献1)。表面性状測定装置は、先端に触針を有するスタイラスを揺動可能に支持し、前記触針で被測定物表面を倣い走査したときの前記スタイラスの揺動量から被測定物表面の粗さ、凹凸、うねりを検出する。
図1に、従来の表面性状測定装置50を示す。
表面性状測定装置50は、測定器本体部10と、支持スタンド20と、を具備する。
測定器本体部10は、先端に触針11を有するスタイラス12と、スタイラス12を揺動可能に支持するとともにスタイラス12の揺動量を検出する検出部13と、検出部13をX軸方向に進退させるXスライド機構部14と、を備えている。
なお、図1において、左から右にX軸をとり、手前から奥にY軸をとり、下から上にZ軸をとる。
支持スタンド20は、ベース21と、ベース21に立設されたZコラム22と、Zコラム22に上下方向(Z軸方向)に昇降可能に設けられたZスライダ23と、を備えている。
ここで、Xスライド機構部14をZスライダ23に取り付けて測定器本体部10を支持スタンド20で支持するわけであるが、Xスライド機構部14をZスライダ23に直結するわけではなく、Zスライダ23とXスライド機構部14との間に旋回プレート30を介在配置する。
旋回プレート30は、Y軸に平行な軸を回転軸として測定器本体部10を傾斜させる。
例えば被測定面W1が傾斜面である場合、Xスライド機構部14を旋回プレート30により傾斜させて、Xスライド機構部14の駆動方向と被測定面W1とが平行になるようにする。
これにより、被測定面W1の粗さ、凹凸、うねりがスタイラス12の上下動範囲(測定レンジ)に入るようになり、傾斜した被測定面W1の倣い測定が可能になる。
特許5000894号
たしかに旋回プレート30により測定器本体部10の傾斜角度を変更調整できる。しかしながら、スタイラス12の上下動範囲(測定レンジ)というのは数百マイクロメートルオーダーである。したがって、Xスライド機構部14の駆動方向と被測定面W1とを平行とする姿勢調整にあたっては、数百マイクロメートルオーダーの範囲で微調整しなければならない。最終的には、プラスマイナス1度の範囲内で測定器本体部10の傾斜角度を調整する必要がある。しかし、旋回プレート30のような回転軸(傾動軸)が与えられているだけではこのような微調整はかなり難しく、行きつ戻りつを繰り返しながら適切な位置を探るということになる。これは、かなりの時間と手間を要する。
姿勢調整に時間と手間を要するとなると作業効率(測定効率)が低下する。
本発明の目的は、形状測定機の姿勢調整に当たって、微細な姿勢調整を支援する姿勢調整器を提供することにある。
本発明の姿勢調整器は、
触針で被測定物表面を倣い走査する測定器本体部をスタンドのZスライダに取り付けるにあたって、このZスライダと前記測定器本体部との間に介装される姿勢調整器であって、
前記姿勢調整器は、
前記Zスライダに取り付けられるベースプレートと、
前記測定器本体部に取り付けられるハンギングプレートと、
前記ハンギングプレートを前記ベースプレートの一面側において吊すように支持する連結薄板と、
前記ハンギングプレートに一方向の回転力を与えるようにこのハンギングプレートを付勢する付勢手段と、
前記付勢手段にて与えられる回転力の方向とは反対の他方向の向きに前記ハンギングプレートを直接的または間接的に押すように配設されたマイクロメータヘッドと、を備える
ことを特徴とする。
本発明では、
前記連結薄板は、
弾性を有する長尺の薄板であるアーム部と、
前記アーム部の中央領域から突き出た連結片と、を有し、
前記連結片が前記ベースプレートの上側端面に固定され、
前記アーム部が前記ハンギングプレートを吊すように保持する
ことが好ましい。
本発明では、
前記アーム部には、アーム部の薄板に対して直角に設けられたリブ部を有する
ことが好ましい。
本発明では、
前記ハンギングプレートは、突設されたピンを有し、
前記ベースプレートは、前記ピンが挿入される孔または切り欠きを有し、
前記付勢手段は、前記孔または切り欠きに挿入された前記ピンを付勢するように前記ベースプレートに内装されている
ことが好ましい。
本発明では、
前記連結薄板が前記ベースプレートに固定された箇所を支点とし、
前記連結薄板と前記ハンギングプレートとが接続された位置を作用点とし、
前記マイクロメータヘッドが前記ハンギングプレートを押す位置を力点とするとき、
前記支点と前記作用点との間の距離は、前記支点と前記力点との間の距離以下である
ことが好ましい。
本発明では、
前記ベースプレートの近傍において所定の回転軸を回転軸として回動可能に支持されたレバー部材を備え、
前記レバー部材の回転軸を支点とし、
前記ハンギングプレートが前記レバー部材を押す点を作用点とし、
前記マイクロメータヘッドが前記レバー部材を押す点を力点とするとき、
前記支点と前記作用点との間の距離は、前記支点と前記力点との間の距離以下である
ことが好ましい。
本発明では、
前記ベースプレートは、前記Zスライダに設けられた第1ベアリングにより回転軸受けされ、
前記ハンギングプレートは、前記第1ベアリングと同軸である第2ベアリングにより回転軸受けされている
ことが好ましい。
本発明の形状測定装置は、
触針で被測定物表面を倣い走査する測定器本体部と、
前記測定器本体部を支持するスタンドと、
前記姿勢調整器と、を具備する
ことを特徴とする。
従来の表面性状測定装置を示す図。 表面性状測定装置の全体外観図。 Zスライダと、姿勢調整器と、測定器本体部と、を分離させた分解図。 姿勢調整器の分解斜視図。 姿勢調整器の分解斜視図。 姿勢調整器の斜視図。 重心の位置による力の変化を説明するための図。 第2実施形態としての姿勢調整器を示す図。 第2実施形態としての姿勢調整器の分解斜視図。 第2実施形態としての姿勢調整器の分解斜視図。 レバー比を説明するための図。 変形例1を示す図。 変形例2を示す図。 変形例3を示す図。
本発明の実施形態を図示するとともに図中の各要素に付した符号を参照して説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る表面性状測定装置(形状測定機)の姿勢調整器を説明する。
図2は、Zスライダ23とXスライド機構部14との間に姿勢調整器100を有する表面性状測定装置50の全体外観図である。
測定器本体部10と支持スタンド20とは背景技術で説明した構成とほぼ同じであり、背景技術(図1)と同じ符号を付けて、詳しい説明は割愛する。
図2に示すように、姿勢調整器100は、Zスライダ23とXスライド機構部14との間に介在配置されている。
図3は、Zスライダ23と、姿勢調整器100と、測定器本体部10と、を分離させた分解図である。
Zスライダ23において、姿勢調整器100を取付ける取付面には、Y軸に平行な回転軸を中心として回転するベアリングユニット26が設けられている。
ベアリングユニット26は、同軸に設けられた2つのベアリング27、28を有する。すなわち、外ベアリング27の内側に内ベアリング28が配置されている。
次に、図4は、姿勢調整器100の分解斜視図である。
姿勢調整器100は、ベースプレート110と、ハンギングプレート120と、連結薄板130と、マイクロメータヘッド140と、ヘッドホルダ150と、コイルバネ(付勢手段)161R,161Lと、を備える。
ベースプレート110は、矩形のプレートである。ベースプレート110は、中央孔111と、貫通孔112U、112Dと、通し孔113R、113Lと、を有する。
ベースプレート110のほぼ中央には、ベアリングユニット26の内ベアリング28を挿通させるための中央孔111が穿設されている。また、中央孔111の周囲には、ベースプレート110を外ベアリング27に取り付けるための取付孔111Aが複数設けられ、取付ネジ111Bが取付孔111Aを通して外ベアリング27に螺入される。これにより、ベースプレート110は、Zスライダ23に対し、Y軸に平行な軸を回転軸として傾動可能となっている。
ベースプレート110は、対角となる二隅に、おもて面からうら面に貫通する貫通孔112U、112Dを有する。(つまり貫通孔112U、112Dの軸線はY軸に平行である。)図4中の右上側の貫通孔を上貫通孔112Uとし、左下側の貫通孔を下貫通孔112Dとする。貫通孔112U、112Dにはハンギングプレート120のピン122U、122Dが挿入されるのであるが、その働きについては後述する。
さらに、ベースプレート110は、側面と前記貫通孔112U、112Dとを通じる通し孔113R、113Lを有する。
図4において、ベースプレート110の下側の側面から前記上貫通孔112Uに向けてZ軸に平行な通し孔113Rが穿設されている。同じく、ベースプレート110の上側の側面から前記下貫通孔112Dに向けてZ軸に平行な通し孔113Lが穿設されている。通し孔113R、113Lにはコイルバネ161R,161Lが挿入されるのであるが、その働きについては後述する。
ハンギングプレート120は、矩形のプレートである。ハンギングプレート120は、ベースプレート110のおもて面側(Y軸のマイナス側に向いた面、一面側)に配置されるプレートである。ハンギングプレート120は、そのおもて面側(Y軸のマイナス側に向いた面)に、測定器本体部10のXスライド機構部14と結合するための結合手段121を有する。結合手段121は、ハンギングプレート120のおもて面側に設けられたピン、および、複数の孔である。この結合手段121により、測定器本体部10(Xスライド機構部14)とハンギングプレート120とは固定的に取り付けられる。
また、ハンギングプレート120のほぼ中央部には、ハンギングプレート120を内ベアリング28に取り付けるための取付孔124が複数設けられ、取付ネジ125が取付孔124を通して内ベアリング28に螺入される。これにより、ハンギングプレート120は、Y軸に平行な軸を回転軸として傾動可能となる。
ハンギングプレート120は、そのうら面側(Y軸のプラス側に向いた面)において、対角となる二隅にピン122U、122Dを有する。
図4中の右上側のピンを上ピン122Uとし、左下側のピンを下ピン122Dとする。ピン122U、122Dは貫通孔112U、112Dに挿入されるものであるが、その働きは後述する。
連結薄板130は、弾性を有する薄板であって、全体的には、図4中においてX軸に平行な方向に長さを有する長尺状の薄板である。連結薄板130は、ベースプレート110の上側端面に固定され、ベースプレート110のおもて面側においてハンギングプレート120を吊り下げる役割をもつ。
連結薄板130は、アーム部131と、リブ部132と、連結片133と、端片部135と、を有する。
アーム部131は、図4中においてX軸に平行な方向に長さを有する長尺状の薄板である。
リブ部132は、アーム部131の薄板に対して直角に設けられた平板であり、アーム部131の両端の範囲を除き、アーム部131の中央領域に亘って立設されている。
アーム部131とは別体で用意したリブ部132をアーム部131に取り付けてもよいが、連結薄板130を金属片で構成する場合には、折り曲げによってリブ部132を形成するのが好ましいであろう。
リブ部132の高さ、厚み、長さなどは、アーム部131に求められる剛性、強度、弾性に応じて適宜調整される。
後の説明から理解される通り、アーム部131が測定器本体部10の重みでたわみ過ぎてはよくない。アーム部131には測定器本体部10の重みに耐えられる程度の剛性が必要である。一方、アーム部131の端に力を掛けたときには、連結片133とアーム部131の間でわずかに(湾曲)変形する程度の可撓性が必要である。
連結片133は、アーム部131の中央領域においてプラスY方向に突き出た薄板片である。そして、連結片133は、ベースプレート110の上側端面にネジ止め(134)固定される(図5参照)。(連結片133はX軸方向(前後方向)にある程度の幅を持つので、ネジ止め134は二本で行われている。)これにより、連結薄板130はベースプレート110の上側端面に片持ちで支持されることになり、アーム部131は、ベースプレート110のおもて面側において自由状態に張り出した形になる。
ちなみに、ベースプレート110の上側端面が一部切り欠かれ(114)、連結片133とベースプレート110の上側端面との間に孔ができるようになっている。この孔は、測定器本体部10(Xスライド機構部14)に取り付けられた指針15(例えば図2参照)を通すためのものである。例えば、Zスライダ23に角度目盛りを付けておくと、指針15の指示値から測定器本体部10の傾斜角度を読み取ることができる。
端片部135は、アーム部131の両端(X軸方向における両端)がマイナスZ方向に折り曲げられることで形成されている。
アーム部131にはハンギングプレート120が取り付けられる。アーム部131の両端に近いところでネジ136によりアーム部131とハンギングプレート120とは連結される。具体的には、アーム部131を挿通したネジ136がハンギングプレート120の上端面に螺入される。
ただし、アーム部131とハンギングプレート120との間にはスペーサー137が介装され、アーム部131とハンギングプレート120との間にはギャップが確保される。
このギャップは、アーム部131の弾性変形を許容するために設けられている。
また、ハンギングプレート120とアーム部131とを連結したとき、端片部135の先端がハンギングプレート120の上端面に突き当たるようになっている。
ハンギングプレート120とアーム部131とを連結するとハンギングプレート120がベースプレート110のおもて面側に吊り下がった状態になるが、このとき、ハンギングプレート120のピン122U、122Dがベースプレート110の貫通孔112U、112Dに挿入される。すなわち、ピン122Uが貫通孔112Uに入り、ピン122Dが貫通孔112Dに入る。
ピン122U、122Dが貫通孔112U、112Dに入ったとき、ピン122U、122Dの周囲に十分な空間が残る程度に貫通孔112U、112Dの径はピン122U、122Dの径よりも十分に大きい。
マイクロメータヘッド140は、ヘッドホルダ150によってベースプレート110の上端面に取り付けられる(図5参照)。
ベースプレート110の上端面において、マイクロメータヘッド140の取り付け位置は、プラスX方向の末端寄りである。
ヘッドホルダ150は、逆L字型であって、一端がベースプレート110の上端面に固定されるとき、他端がベースプレート110のおもて面側に突き出る。
マイクロメータヘッド140は、スピンドル141の進退方向がZ軸と平行になる状態でヘッドホルダ150により支持されている。このとき、スピンドル141の先端が連結薄板130のアーム部131に上から当たるようになる。したがって、スピンドル141が前進するとアーム部131の端が押し下げられ、スピンドル141が後退すると、アーム部131の弾性によって復元する。
コイルバネ(付勢手段)161R,161Lは、通し孔113R、113Lに内挿される。すなわち、右通し孔113Rに右コイルバネ161Rが挿入され、左通し孔113Lに左コイルバネ161Lが挿入される。
コイルバネ161R、161Lの先端側には押駒部材162R、162Lが取り付けられ、コイルバネ161R、161Lの基端側に雄ネジ163R、163Lが取り付けられている。
コイルバネ161R、161Lは、通し孔113R、113Lに内挿され、さらに、雄ネジ163R、163Lが螺合によって通し孔113R、113Lに固定される。すると、貫通孔112U、112Dの側面から押駒部材162R、162Lが貫通孔112U、112Dの中に進出する。
このとき、貫通孔112U、112Dにはピン122U、122Dが挿入されるので、押駒部材162R、162Lはピン122U、122Dの側面に突き当たることになる。そして、コイルバネ161R、161Lの弾性力によって、押駒部材162R、162Lはピン122U、122Dの側面を押し上げまたは押し下げるように付勢する。
具体的には、コイルバネ161Rに付いた押駒部材162Rはピン122Uを押し上げ、コイルバネ161Lに付いた押駒部材162Lはピン122Dを押し下げる。
このような構成を有する姿勢調整器100の作用を説明する。
図6をご覧頂きたい。
図6においては、測定器本体部10と、Zスライダ23と、姿勢調整器100と、は互いに分離してあるが、読者におかれては図2のごとく測定器本体部10とZスライダ23と姿勢調整器100とを組み付けた状態をイメージしていただきたい。(3者を組み付けた状態では姿勢調整器100が見えなくなるので、説明が分かりやすいように図6上では3者を分離して描いている。)
ハンギングプレート120の傾動動作について考えてみる。
ハンギングプレート120は連結薄板130で吊られた状態になっており、連結薄板130の連結片133がベースプレート110に固定されている。
また、ハンギングプレート120は、内ベアリング28と連結されている。したがって、ハンギングプレート120は、内ベアリング28を回転中心として、連結薄板130の弾性が許す範囲で変位可能となっている。すなわち、ハンギングプレート120は、内ベアリング28を回転中心として回転変位(傾動)できるようになっている。
いま、マイクロメータヘッド140は、スピンドル141がアーム部131の右端を押すように配設されている。したがって、スピンドル141がアーム部131の右端を押すと、アーム部131の右端が下がるようにアーム部131が弾性変形する。すると、端片部135の先端がハンギングプレート120の右上隅の角を押すので、これに伴ってハンギングプレート120は図6中で右回転(時計回り、他方向)の方に回転変位する(図6中の矢印A1)。
さて、ハンギングプレート120に掛かるもう一つの力としてコイルバネ161R、161Lを思い起こしていただきたい。
コイルバネ161Rは、ベースプレート110の右寄りに内挿され、ハンギングプレート120の右上隅のピン122Uを押し上げる(図6中の矢印A2)。
同じく、コイルバネ161Lは、ベースプレート110の左寄りに内挿され、ハンギングプレート120の左下隅のピン122Dを押し下げている(図6中の矢印A3)。すなわち、コイルバネ161R、161Lは、ハンギングプレート120を左回り(反時計回り、一方向)の方に回転させる付勢力をハンギングプレート120に付与している(図6中の矢印A4)。したがって、スピンドル141を後退させれば、コイルバネ161R、161Lの付勢力によってハンギングプレート120は左回り(反時計回り)に回転変位する。
なお、スピンドル141はマイクロメータヘッド140の本体部に螺合しているので、(ねじ山の摩擦力により)コイルバネ161R、コイルバネ161Lの付勢力に抗してハンギングプレート120の左回転を押し支える力は十分にある。
このようにスピンドル141の進退量によってハンギングプレート120の傾斜量を右回転方向にも左回転方向にも調整できるわけである。
ハンギングプレート120に測定器本体部10が取り付け固定されているわけであるから、これはすなわち測定器本体部10の傾斜を微調整できるということになる。
その微調整の分解能は、スピンドル141のネジピッチに相当し、1mm以下であって、回転角度に換算すれば、およそ0.1度単位での微調整が実現する。
測定作業にあたっては、まずはベースプレート110ごと回転させておおよその傾斜角を調整し、さらに、マイクロメータヘッド140のスピンドル141を進退させて傾斜角度を微調整する。例えば、おおよその傾斜角を調整したところで傾斜した被測定面W1を予備的に測定する。測定結果を見て、被測定面W1の凹凸が測定レンジの中心に入るように測定器本体部10の傾斜角度を微調整するという手順が考えられる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
上記第1実施形態により測定機の姿勢を微調整できるわけであるが、さらなる改良を第2実施形態として提案する。
さて、図7をご参照いただきたい。
図7には測定器本体部10の重心Gを示した。一般的には、測定器本体部10の重心は、前後方向のほぼ中央にあると考えてよい。すなわち、図7中のG0で示す位置に重心がくる。
重心G0が回転中心の近傍にあるうちは、測定器本体部10の重量が大きな回転力(トルク)を生じさせることはないし、連結片133は前後方向(X軸方向)にある程度の幅をもつので、測定器本体部10の重心G0がある程度前後に偏位しても十分に支えられる。
問題は、重心が大きく偏位した場合である。(例えば、連結片133の外側まで重心が偏位するような場合である。)
測定器本体10が大型になってスタイラス12のストロークが長くなってくると重心が前後方向(X軸方向)に大きく変移する可能性もでてくる。
例えば、測定器本体部10の重心がプラスX方向に偏位して重心G1にきたとする。このとき、この重心G1の偏りは、図6中の矢印A5で示すように時計回りの回転力を生じさせるであろう。このような時計回りの回転力については、コイルバネ161R、161Lによる反時計回りの力(矢印A4)で受けられるので、問題にならない。
一方、測定器本体部10の重心がマイナスX方向に変移して重心G2にきたとする。この重心G2の偏りは、図6中の矢印A6で示すように反時計回りの回転力を生じさせるであろう。反時計回りの力を受けるのはスピンドル141だけである。重心G2の変移による回転力とコイルバネ161R、161Lの付勢力とをスピンドル141だけで受けなければならない。すると、マイクロメータヘッド140に過剰な力が掛かり、部品の変形であったり、マイクロメータヘッド140自体の精度が悪化したりして、結果的に、姿勢調整の精度が悪化する事態につながる畏れがある。
第2実施形態を図8から図11に示す。
図8は、第2実施形態としての姿勢調整器200をZスライダ23と測定器本体部10との間に介装した状態を示す図である。
姿勢調整器200の基本的構成は第1実施形態と同じであるので対応する要素に同じ符号を付す。
図9、図10は、姿勢調整器200の分解斜視図である。
ベースプレート110、ハンギングプレート120、連結薄板130、コイルバネ161R、161Lは第1実施形態と同様である。
ただし、ベースプレート110の形状に若干の変化がある。
ベースプレート110の右上隅が切り欠かれて、上貫通孔112Uに相当する位置がJの字型に無くなっている。つまり、ベースプレート110の右上隅が空きスペースになった。この切り欠きを切欠部112Jとする。切欠部112Jの底面には右通し孔113Rが通じている。コイルバネ161Rの先端にある押駒部材162Rが右通し孔113Rを通して切欠部112Jの底面から進出するようになっている。
また、右側面の上下略中央において、取付台部115がやや突出するように形成されている。
第2実施形態の主な特徴は、ヘッドホルダユニット210にある。
ヘッドホルダユニット210は、ホルダ220と、レバー部材230と、フード240と、を有する。
ホルダ220は、ベースプレート110の右側面に取り付けられ、マイクロメータヘッド140を横姿勢に支持する。ホルダ220は、取付部221と、軸受け孔223と、スピンドル通し孔224と、を有する。図9において、ホルダ220は、上下に長さを持つ部材であって、その下端側が前記取付台部115にネジ止めされる取付部221となっている。
また、ホルダ220の上下略中央には、幅方向(Y軸方向)に間隔を隔てて互いに対向した支承片222、222が設けられ、支承片222、222には軸受け孔223が穿設されている。(軸受け孔223の軸線はY軸に平行である。)そして、ホルダ220の上端寄りにはマイクロメータヘッド140を横姿勢に支持するためのスピンドル通し孔224が設けられている。ホルダ220により、マイクロメータヘッド140はそのスピンドル141の進退方向がX軸に平行になる姿勢で支持される。
ここで、ホルダ220が上下に長さを有することもあり、前記軸受け孔223とスピンドル通し孔224とは、上下方向(Z軸方向)で所定の距離を隔てている。後の説明のため、軸受け孔223とスピンドル通し孔224との間隔をL1とする。
レバー部材230は、軸通し孔231と、下端面234と、右端面236と、を有する。
軸通し孔231の軸線はY軸に平行であって、軸通し孔231には回転軸232が挿通される。そして、回転軸232は、前記支承片222、222の前記軸受け孔223にて軸受けされる。これにより、レバー部材230は、ベースプレート110の右上隅に相当する位置に配置される。さらに、レバー部材230は、前記支承片222、222の前記軸受け孔223を回転中心として回動可能となっている。
レバー部材230は、ベースプレート110の右上隅に相当する位置に配置されており、その下端面は前記右通し孔113Rの直上にくる。
また、ベースプレートの右上隅に切欠部112Jがあり、この切欠部112Jにはハンギングプレート120のピン122Uが差し込まれる。したがって、ハンギングプレート120のピン122Uは、下から来るコイルバネ161Rの押駒部材162とレバー部材230の下端面234とで挟まれることになる。表現を変えると、押駒部材162が下からピン122Uを押し上げ、さらに、ピン122Uがレバー部材230の下端面234を押し上げる。
ピン122Uがレバー部材230の下端面234に当たる位置を「押上げ点」と命名しておく。
(図面上に表わすことがかなり難しいのであるが、図9上において押上げ点に相当する箇所に符号235を付した。)
後の説明のため、レバー部材230の前記軸受け孔223と押し上げ点235との間隔をL2とする。そして、軸受け孔223とスピンドル通し孔224との間隔L1と、このL2と、を対比したとき、L1>L2となるように設計しておく。
ピン122Uがレバー部材230の下端面234(押上げ点235)を押し上げると、レバー部材230は回転軸232(軸受け孔223)を回転中心として回転変位する。具体的には、時計回り(右回り)に回転変位する。
レバー部材230の右側にはホルダ220が位置し、レバー部材230の右端面にマイクロメータヘッド140のスピンドル141が当接する。すなわち、スピンドル141はレバー部材230の右端面236を押すことになる。スピンドル141がレバー部材230の右端面236を押すと、レバー部材230は回転軸232(軸受け孔223)を回転中心として回転変位する。
具体的には、反時計回り(左回り)に回転変位する。
なお、スピンドル141がレバー部材230の右端面236に当たる位置をスピンドル当接点237と命名することにする。
レバー部材230の前記軸受け孔223とスピンドル当接点237との間隔は、必然的に、軸受け孔223とスピンドル通し孔224との間隔L1と同じである。
フード240は、レバー部材230を内側に収納するように、ベースプレート110の右上隅に取り付けられている。
図11をご参照いただきたい。
図11を参照しつつ、測定器本体部10の重心がマイナスX方向に変移して重心G2にきたときを考える。
先に説明したように、ハンギングプレート120に反時計回り(左回転)の回転力を与えるには、コイルバネ161R、161Lの付勢力および重心G2の偏位である。
この回転力により、ピン122Uがレバー部材230の下端面234(押上げ点235)を押し上げることになる。すると、レバー部材230には、回転軸232(軸受け孔223)を中心として時計回り(右回り)に回転する力が掛かる。
この時計回り(右回り)の力を受けるのはマイクロメータヘッド140のスピンドル141である。
ここで、ポイントになるのは、レバー部材230によるレバー比である。レバー部材230のレバー比がL1:L2で、L1>L2となるように設計されている。(L1は、レバー部材230の前記軸受け孔223とスピンドル当接点237との間隔。L2は、レバー部材230の前記軸受け孔223と押し上げ点235との間隔。)したがって、スピンドル当接点237に掛かる負荷は、ピン122Uの押し上げ力のL2/L1に減少する。これにより、マイクロメータヘッド140に過剰な負荷が掛かるような事態は無くなり、マイクロメータヘッド140の精度を十分に発揮して測定器本体部10の姿勢を精密に微調整することができるようになる。
さらには、スピンドル141の移動量に対し、押上げ点235(すなわちピン122U)の変位量はL2/L1に減少する。これにより、マイクロメータヘッド自体の分解能よりもさらに細かく測定器本体部10の姿勢を微調整できる。
(変形例1)
図12に変形例を示す。
第2実施形態においては第1種のレバー(支点を間にして力点と作用点とが反対側にある)を利用する例を示したが、第2種のレバーを利用してもよい。
例えば、図12に示すように、第1実施形態においてマイクロメータヘッド140の位置をプラスX方向にずらすことが考えられる。
支点(Sp)と力点(スピンドル141)との距離L4の方が、支点(Sp)と作用点(ハンギングプレート120とアーム部131とが接続された位置)との距離L3よりも長くなる。
これにより、仮に測定器本体部10の重心が偏心(マイナスX方向に偏心)することがあったとしても、レバー比(L3/L4)の分だけマイクロメータヘッド140に掛かる負荷を低減することができる。
なお、ここでは、主として連結薄板130に掛かる力に着目して連結片133を支点Spとしたが、連結薄板130とハンギングプレート120とを一体的なものと考えて、回転中心を支点にとってもよいかもしれない。
ただ、力点(スピンドル141)の方が作用点(ハンギングプレート120とアーム部131とが接続された位置)よりもより外側にあればよいのであって、支点Spがどこかは本質的な問題ではないと考える。
(変形例2)
図13に変形例2を示す。
変形例2においては、ベースプレート110を回転させる外ベアリング27は上記実施形態と同様にZスライダ23に設けておくが、ハンギングプレート120を回転軸受けする内ベアリング28Aをベースプレート110に取り付けている。このような構成であっても上記実施形態と同様の作用効果を奏するのはもちろんである。
(変形例3)
図14に変形例3を示す。
上記実施形態ではハンギングプレート120の回転中心として内ベアリング28を設けていたが、変形例3に示すように、内ベアリング28を無くしてもよい。この場合、連結薄板130の連結片133がハンギングプレート120の回転中心となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、コイルバネ161R、161Lに代えて、ゴムや板バネを採用してもよい。
第1実施形態において、マイクロメータヘッドは直接的には連結薄板130(アーム部131)を押し、このアーム部131がハンギングプレート(の隅)を押しているわけでるが、マイクロメータヘッド(スピンドル141)が直接的にハンギングプレートを押すようにしてもよい。
第2実施形態において、レバー部の回転軸はY軸に平行であったが、回転軸の方向は特段限定されない。(ただ、マイクロメータヘッドのシンブルがあるので、シンブルが測定の邪魔にならないように気をつける。)
上記実施形態では、マイクロメータヘッドは上から下にハンギングプレートを押し下げる、というタイプを例示した。
マイクロメータヘッドがハンギングプレートを押す力の方向は、付勢手段の付勢力と逆であればよいのであるから、例えば、マイクロメータヘッドが下から上にハンギングプレートを押し上げるようにしてもよい。
この場合、例えば、左隅下にマイクロメータヘッドを配置するように設計変更するなどの方法が考えられる。
10…測定器本体部、11…触針、12…スタイラス、13…検出部、14…スライド機構部、15…指針、20…支持スタンド、21…ベース、22…Zコラム、23…Zスライダ、24…回転体、30…旋回プレート、50…表面性状測定装置、100…姿勢調整器、110…ベースプレート、111…取付軸、112D…下貫通孔、112J…切欠部、112U…上貫通孔、113L…通し孔、113R…通し孔、115…取付台部、120…ハンギングプレート、121…結合手段、122D…下ピン、122U…上ピン、130…連結薄板、131…アーム部、132…リブ部、133…連結片、134…端片部、135…端片部、136…ネジ、137…スペーサー、140…マイクロメータヘッド、141…スピンドル、150…ヘッドホルダ、161L…左コイルバネ、161R…右コイルバネ、162L…押駒部材、162R…押駒部材、163R、163L…雄ネジ、200…姿勢調整器、210…ヘッドホルダユニット、220…ホルダ、221…取付部、222…支承片、223…軸受け孔、224…スピンドル通し孔、230…レバー部材、231…軸通し孔、232…回転軸、234…下端面、235…押上げ点、236…右端面、237…スピンドル当接点、240…フード。

Claims (8)

  1. 触針で被測定物表面を倣い走査する測定器本体部をスタンドのZスライダに取り付けるにあたって、このZスライダと前記測定器本体部との間に介装される姿勢調整器であって、
    前記姿勢調整器は、
    前記Zスライダに取り付けられるベースプレートと、
    前記測定器本体部に取り付けられるハンギングプレートと、
    前記ハンギングプレートを前記ベースプレートの一面側において吊すように支持する連結薄板と、
    前記ハンギングプレートに一方向の回転力を与えるようにこのハンギングプレートを付勢する付勢手段と、
    前記付勢手段にて与えられる回転力の方向とは反対の他方向の向きに前記ハンギングプレートを直接的または間接的に押すように配設されたマイクロメータヘッドと、を備える
    ことを特徴とする姿勢調整器。
  2. 請求項1に記載の姿勢調整器において、
    前記連結薄板は、
    弾性を有する長尺の薄板であるアーム部と、
    前記アーム部の中央領域から突き出た連結片と、を有し、
    前記連結片が前記ベースプレートの上側端面に固定され、
    前記アーム部が前記ハンギングプレートを吊すように保持する
    ことを特徴とする姿勢調整器。
  3. 請求項2に記載の姿勢調整器において、
    前記アーム部には、アーム部の薄板に対して直角に設けられたリブ部を有する
    ことを特徴とする姿勢調整器。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の姿勢調整器において、
    前記ハンギングプレートは、突設されたピンを有し、
    前記ベースプレートは、前記ピンが挿入される孔または切り欠きを有し、
    前記付勢手段は、前記孔または切り欠きに挿入された前記ピンを付勢するように前記ベースプレートに内装されている
    ことを特徴とする姿勢調整器。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の姿勢調整器において、
    前記連結薄板が前記ベースプレートに固定された箇所を支点とし、
    前記連結薄板と前記ハンギングプレートとが接続された位置を作用点とし、
    前記マイクロメータヘッドが前記ハンギングプレートを押す位置を力点とするとき、
    前記支点と前記作用点との間の距離は、前記支点と前記力点との間の距離以下である
    ことを特徴とする姿勢調整器。
  6. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の姿勢調整器において、
    前記ベースプレートの近傍において所定の回転軸を回転軸として回動可能に支持されたレバー部材を備え、
    前記レバー部材の回転軸を支点とし、
    前記ハンギングプレートが前記レバー部材を押す点を作用点とし、
    前記マイクロメータヘッドが前記レバー部材を押す点を力点とするとき、
    前記支点と前記作用点との間の距離は、前記支点と前記力点との間の距離以下である
    ことを特徴とする姿勢調整器。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の姿勢調整器において、
    前記ベースプレートは、前記Zスライダに設けられた第1ベアリングにより回転軸受けされ、
    前記ハンギングプレートは、前記第1ベアリングと同軸である第2ベアリングにより回転軸受けされている
    ことを特徴とする姿勢調整器。
  8. 触針で被測定物表面を倣い走査する測定器本体部と、
    前記測定器本体部を支持するスタンドと、
    請求項1から請求項7のいずれかに記載の姿勢調整器と、を具備する形状測定装置。
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