JP2016189981A - 生体情報処理装置およびその制御方法 - Google Patents

生体情報処理装置およびその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの負担を軽減しながら、取り扱いに注意を要する情報の簡便かつ効果的な表示制御を実現可能な生体情報処理装置およびその制御方法を提供する。【解決手段】生体情報処理装置は、入力装置に対して予め定められた特定の入力がなされたことが検出されるまで、表示すべき情報のうち、予め定められた特定の情報が視認できない第1の表示状態で表示装置での情報表示を行う(S101)。そして、入力装置に対して特定の入力がなされたことが検出されると、表示すべき情報のうち、特定の情報の少なくとも一部が視認できる第2の表示状態で表示装置での情報表示を行う(S105)。【選択図】図7

Description

本発明は生体情報処理装置およびその制御方法に関し、特には情報表示の制御技術に関する。
従来、血圧、心電図、X線画像などを代表とする生体情報は、被検者の身体機能の診断に有用な情報として広く測定され、用いられている。そして、コンピュータおよびネットワーク技術の進歩、普及により、このような生体情報はコンピュータが取り扱い可能なデジタルデータとして保存および利用されている。例えばサーバ装置で患者ごとに生体情報などの様々な情報を管理し、サーバ装置に接続可能な端末から利用可能にすることで、病院内の様々な場所で生体情報を利用することが可能である。
このように生体情報の共有化が進むと、生体情報は被検者の個人情報であることから、情報の管理が重要になる。そのため、認証されたユーザのみが端末から生体情報にアクセスできるようにする技術が提案されている。特許文献1には、ユーザIDとパスワードの組み合わせによる認証の問題を解決するため、特定の操作を行った利用者の顔画像を記録したり、利用者の顔画像を認証に用いたりする構成が開示されている。
特開2007−304823号公報
端末から生体情報へのアクセスにユーザ認証を適用することにより、生体情報への不正アクセスを防止したり抑制したりすることは可能である。しかしながら、端末が置かれた場所に出入り可能な人物が、生体情報を正当に入手可能な権限を有する人物だけとは限らない。例えば、正当なユーザが端末を通じて生体情報へアクセスして例えば解析処理を行ったり、測定結果のレポートを生成したりしているとする。この場合、端末が置かれた場所に出入り可能なだれもが、画面に表示されている情報を知ることが可能である。
例えば生体情報、生体情報に基づく判定結果、被検者を特定可能な情報(被検者情報)等、保護すべきと考えられる情報が表示される画面を用いた作業を行っているユーザが離席する際、スクリーンセーバーを起動したり表示装置の電源を切ったりすることで、画面表示を通じて情報が第3者に漏えいする可能性を低減可能である。しかし、これらの方法はユーザによる能動的な端末の操作を必要とし、確実性に欠ける。
また、例えば保護すべきと考えられる情報が表示される画面を用いた作業を正当なユーザが行っている際、情報を閲覧する権限のない第3者が通りかかったり接近してきたりするごとに上述の操作を行うことは煩雑である。従って、実際には、権限のない第3者が画面表示を通じて情報を取得できる状態となる可能性が高いであろう。
いわゆるのぞき見防止用のフィルタのような、表示装置の視野角を狭くする光学部材を用いることで、画面表示を通じた情報漏えいをある程度抑制することはできるかもしれないが、個々の端末に取り付けるにはコストがかかる。また、他の用途にも同じ端末が用いられる場合にはかえって不便になる場合もある。さらに、視野角が狭くなっても、例えばユーザが中座している場合のように、第3者が正面から画面を見ることが可能であれば、フィルタによる効果は期待できない。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、ユーザの負担を軽減しながら、取り扱いに注意を要する情報の簡便かつ効果的な表示制御を実現可能な生体情報処理装置およびその制御方法を実現することを目的とする。
上述の目的は、生体情報処理装置であって、入力装置と、表示装置における情報表示を制御する制御手段と、を有し、制御手段は、入力装置に対して予め定められた特定の入力がなされたことが検出されるまで、表示すべき情報のうち、予め定められた特定の情報が視認できない第1の表示状態で表示装置での情報表示を行い、入力装置に対して特定の入力がなされたことが検出されると、表示すべき情報のうち、特定の情報の少なくとも一部が視認できる第2の表示状態で表示装置での情報表示を行う、ことを特徴とする生体情報処理装置によって達成される。
このような構成により、本発明によれば、ユーザの負担を軽減しながら、取り扱いに注意を要する情報の簡便かつ効果的な表示制御を実現可能な生体情報処理装置およびその制御方法を実現できる。
本発明の実施形態に係る生体情報処理装置の一例としての心電図解析装置を実現可能な汎用コンピュータの機能構成例を示すブロック図である。 実施形態に係る心電図解析装置が表示する一覧表示画面の例を示す図である。 図2の状態で個人情報の隠蔽表示を行った状態の例を示す図である。 図3の状態で部分的に隠蔽表示を解除した状態の例を示す図である。 実施形態に係る心電図解析装置が表示するレポート表示画面(隠蔽表示)の例を示す図である。 実施形態に係る心電図解析装置における、隠蔽表示に関する設定情報の例を示す図である。 実施形態の係る心電図解析装置における表示制御動作を説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の例示的な実施形態について詳細に説明する。なお、以下では、生体情報処理装置の一例としての心電図解析装置に本発明を適用した実施形態を説明する。しかし、本発明は処理する生体情報の種類に依存しない。心電図解析装置は、例えばパーソナルコンピュータ、タブレット端末などの汎用コンピュータ装置で心電図解析アプリケーションを実行することにより実現できる。なお、汎用コンピュータ装置に限らず、心電図解析アプリケーションを実行可能な任意の電子機器に対して本発明を適用することができる。
図1は、本実施形態の心電図解析装置を実現可能な汎用コンピュータの機能構成例を示すブロック図である。制御部として機能するCPU1は、例えば記憶装置10に格納されているプログラム、ここでは心電図解析アプリケーションなどの生体信号処理アプリケーションプログラムをRAM3に読み出して実行し、後述する表示制御を始めとした生体信号処理を実現する。なお、記憶装置10はハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)などであり、基本ソフト(OS)、デバイスドライバ、アプリケーションプログラムなどが記憶されている。メニュー画面などを表示するためのGUIデータ、ユーザ設定データ、アプリケーションの初期設定データなども記憶装置10に記憶される。
ROM2はブートストラップローダなど、心電図解析装置100が起動するために必要なプログラムやファームウェアなどが記憶されている。ROM2は少なくとも一部が書き換え可能であってよい。
RAM3はCPU1が実行するプログラムを展開する領域や、変数やデータ等の一時記憶領域として用いられる。メモリカード4は他の機器、例えばホルタ心電計のような携帯型の測定機器で用いられる記録媒体であってよい。心電図解析装置100は処理対象の生体信号および被検者情報をメモリカードスロット5に装着されたメモリカード4から取得することができる。
表示部6はドットマトリックス方式の表示装置であり、代表的には液晶ディスプレイ(LCD)や有機ELディスプレイである。なお、図1では表示部6が心電図解析装置100に内蔵されている構成を示しているが、外部装置として接続されてもよい。また、表示部6が内蔵ディスプレイと外付けディスプレイの両方から構成されてもよい。
操作部8はユーザが心電図解析装置100に指示を入力する機器であり、代表的にはキーボード、ポインティングデバイス(マウスなど)、接触感知デバイス(タッチパネルなど)などの入力デバイスの1つ以上である。なお、キーボードはハードウェアキーボードであっても、ソフトウェアキーボードであってもよい。なお、タッチパネルは表示部6に設けられてもよいし、ノート型パソコンに多く見られるようなタッチパッドの形態であってもよい。さらに、心電図解析装置100が装置の動きや傾きを検出するために設けられているセンサ類を有する場合、これらセンサ類も操作部8を構成する。また、音声入力デバイスや視線入力デバイスなどの非接触入力デバイスも操作部8に含まれてよい。
通信インターフェース20は例えば生体情報の測定装置やサーバ等の外部機器40とデータ通信を行うための1つ以上の通信インターフェースであり、USB、イーサネット(登録商標)、IEEE802.11xなどの有線および/または無線通信規格に準拠した構成を有する。
このような構成を有する心電図解析装置100において、例えば操作部8を通じてユーザから心電データの読み込み指示が入力されると、CPU1はメモリカード4、記憶装置10、あるいは外部機器40に記録された心電データファイルの情報を表示部6に選択可能に一覧表示する。そして、CPU1は、一覧表示から操作部8を通じて選択された心電データファイルを例えばRAM3に読み込み、所定の自動解析処理を実行する。
なお、解析を行う心電データを選択する必要がない場合(例えばメモリカード4内に検査1回分の心電データファイルが記録されている場合)には、一覧表示を行うことなしに、心電データファイルの読み込みと、自動解析処理とを実行してもよい。また、メモリカード4に記録されている心電データファイルに対して自動解析処理を実行する場合、自動解析処理と並行して、心電データファイル(計測された生データ)を記憶装置10に別途保存してもよい。自動解析処理には、例えば、ノイズ除去や基線変動の除去といった波形整形処理を代表とするフィルタ処理、テンプレートを用いた波形認識や、心電データの特徴点の検出、心拍波形の分類や、予め定められたパラメータ(心電パラメータ)の算出が含まれる。
心拍波形の分類方法や測定する心電パラメータの種類や数に制限はなく、ユーザ設定等に応じて変更することも可能である。本実施形態では、心拍波形を例えば正常心拍(N)、心室性期外収縮(V)、上室性期外収縮(S)、ペース心拍(P)、フュージョン(F)、脚ブロック(B)、補充収縮(E)、その他(?)に分類することができる。また、心電パラメータとして例えば、RR間隔(隣接するR波頂点間の時間間隔)、QT間隔(Q波開始点(QB)からT波終了点(Tend)までの時間)、RT間隔や、心拍数とそれらから派生するパラメータ(例えばQTディスパージョン(QT間隔の最大値と最小値との差)や、QTc(QT間隔をRR間隔で補正した値))などを算出することができる。CPU1は、自動解析において、異常が認められた心拍には異常の種類に応じたフラグを付しておく。
心電図解析装置100は波形編集機能を有する。波形編集機能は、ユーザが自動解析結果を確認し、必要に応じて自動解析結果を修正するための機能である。編集機能では例えば自動波形分類結果が正しいかどうか、波形を見ながら確認し、必要に応じて分類を変更するための機能を提供する。
また、心電図解析装置100はレポート作成機能を有する。レポート作成機能は、例えば波形編集後の心電データと、被検者の情報などを用いて、予め定められた様式のレポートをプリンタから印刷したり、PDF形式などの電子データ形式で出力したりする機能である。また、実際に出力する前に、表示部6にレポートと同様の様式で解析結果等を表示するプレビュー機能も提供する。
心電図解析装置100が提供するこれらの機能は公知であり、また本発明は生体情報処理装置が提供する機能の種類には依存しないため、心電図解析装置100が提供するこれらの機能および他の機能に関してこれ以上の説明は行わない。
心電図解析装置100が提供するこれら機能を用いてユーザが作業する際には、
・外部装置やメモリカードなどから心電データファイルを記憶装置10に読み込む際の選択画面、
・記憶装置10に存在する心電データファイルの中から、自動解析処理、編集処理、解析レポートの生成・表示・外部出力処理等の対象とする心電データファイルを選択する際の選択画面、
・処理中の表示画面、
・処理結果の表示画面
・解析レポートの確認画面
などにおいて、処理対象のデータを正しく選択したり、処理中のデータや処理結果を確認したりすることを可能とするため、被検者に関する様々な情報が表示される。
被検者に関する情報の具体例としては、氏名や識別情報(例えば患者ID)といった、被検者を特定可能な情報を始め、年齢、性別、体重、疾患の情報、心電図以外の生体情報(血圧など)などの個人的な情報が含まれる。また、被検者に関する情報以外にも、取扱に注意を要する(不特定多数に知られることが望ましくない)情報が表示される場合もある。以下では、被検者に関する情報を含む、取扱に注意を要する情報として予め登録された情報をまとめて個人情報と呼び、個人情報の項目を個人情報項目と呼ぶ。
本実施形態の心電図解析装置100は、表示部6に情報表示を行う場合、予め定められた個人情報が含まれる場合には、個人情報が視認できない(隠蔽された)第1の表示状態で初期表示を行う。そして、操作部8を通じた特定の入力が検出されると、隠蔽状態を解除し、個人情報を視認できる第2の表示状態にする(表示状態を切り替える)。そして、例えば特定の入力が継続して検出されている間は第2の表示状態を継続し、特定の入力が検出されなくなると、再び個人情報が隠蔽された第1の表示状態に復帰する。
このような表示制御により、本実施形態の心電図解析装置100は、装置のユーザ、すなわち個人情報を閲覧する権限を有するユーザの使い勝手を大きく損なうことなく、個人情報を閲覧する権限を有さない第3者が画面表示を通じて個人情報を取得する可能性を効果的に低減することができ、個人情報の漏えいを効果的に抑制することができる。
図2は、本実施形態の心電図解析装置100における、記憶装置10に存在する心電データファイルの一覧表示画面の例を示す図である。ここでは説明のため、個人情報が表示されている(隠蔽が解除されている)状態を示している。一覧表示画面200は、例えばCPU1が初期画面として表示部6に表示したり、解析処理・編集処理・解析レポート生成処理・解析レポート印刷処理・解析レポート送信処理などの実行が操作部8から指示された際に、処理対象のファイルをユーザに選択させるためにCPU1が表示部6に表示したりする画面である。初期画面として表示される場合には、一覧表示画面200でファイルを選択した後に、適用する処理を選択する手順となる。
一覧表示画面200は、ファイル情報領域210と付随情報領域230とを有している。ファイル情報領域210は、記憶装置10に存在する心電データファイルごとの表示領域220を有し、表示領域220は、被検者の個人情報フィールド221と、データならびに処理ステータスに関する情報を表示するステータスフィールド222とを有する。個人情報フィールド221には被検者名およびID(識別情報)が表示される。また、ステータスフィールド222には、心電データの記録開始日時、心電図解析装置100への読み込み日時(再生日時)、解析処理済みか否か、編集処理済みか否か、レポート印刷済みか否か等の情報が表示される。また、付随情報領域230には、ファイル情報領域210で選択されたファイルに係る被検者や解析の依頼元などに関する情報が表示される。
なお、各領域に表示される具体的な情報の種類は例示であり、これらに限定されない。また、表示領域220に表示される情報は、心電データファイルに関連付けられた付随情報ファイルから取得することができる。通常、心電図解析装置100には、実際の計測データが記録されたデータファイルと、記録日時、被検者情報、計測を行った医療機関や技師に関する情報などの付随情報が記録された情報データファイルとが読み込まれる。また、心電図解析装置100において自動解析処理や編集処理などを実行すると、処理結果や処理ステータスに関する情報を記録したデータファイルが生成され、解析対象のデータファイルと関連付けて(例えば同じフォルダに)保存される。従って、CPU1は、記憶装置10の所定のディレクトリに存在する各フォルダに記憶されたファイルから表示領域220に表示するための情報を取得し、ファイル情報領域210に表示する。
図2では、一覧表示画面200における表示内容を説明するため、個人情報が視認できる状態(隠蔽解除状態)を示した。しかし、上述の通り、本実施形態の心電図解析装置100は、表示部6に表示すべき情報に個人情報が含まれる場合には、個人情報が視認できない状態(隠蔽状態)で初期表示を行う。図3は、図2で説明した一覧表示画面200の初期表示の例であり、個人情報が視認できないように表示(隠蔽表示)されている。
具体的には、個人情報フィールド221に、個人情報とは別の情報を表示することにより、個人情報を隠蔽している。なお、個人情報が視認できない状態を実現できれば、図3のように別の情報を表示する方法に限定されず、例えば個人情報フィールド221を空欄としてもよい。ただし、個人情報が隠蔽されている(視認できない状態になっている)ことがわかるよう、個人情報項目名(ここでは「氏名」「ID」)は表示しておくことが望ましい。また、個人情報が視認できない状態を実現する方法は、個人情報の代わりに別の情報を表示する方法や、個人情報の表示を行わない方法に限定されない。例えば、別のデータを個人情報の表示に重畳表示したり、個人情報の表示色を背景色と等しい色に変更したり、不透明度を0%(または透明度を100%)にしたりするなど、内部処理としては個人情報の表示が行われていてもよい。内部的に表示を実行する方法を用いることで、隠蔽する場合としない場合との切り替え時に必要なデータ処理量を削減することができる。例えば、表示色や不透明度だけを変更する場合、表示属性のみを変更すれば足りる。また、重畳表示を用いる場合、重畳表示のオンオフを切り替えるだけで足りる。
図3に示す表示状態において、操作部8を通じて、個人情報の隠蔽解除指示(もしくは個人情報の表示指示)として予め定められた特定の入力がなされると、CPU1は個人情報フィールド221に個人情報を表示する。この場合、例えば図2に示したように、一覧表示画面200に関する全ての個人情報を一括して表示するようにしてもよいし、部分的に表示するようにしてもよい。
例えば、特定の入力が、個人情報フィールド221内の位置(座標)を指定する入力である場合、指定された位置(座標)に対応する個人情報だけを表示してもよいし、指定された位置(座標)に対して予め定められた表示領域に存在する全ての個人情報を表示してもよい。図4は、ポインタ250がファイル情報領域210の1行目の個人情報フィールド221における個人情報項目「氏名」の欄内の位置を指定する入力が、操作部8(ここではポインティングデバイス)の操作を通じてなされた状態を示している。そして、CPU1は、この入力に応答して、ポインタ250が指定する「氏名」欄に本来表示される被検者の氏名を、ポップアップウィンドウ251に表示させている。なお、ポップアップウィンドウ251に表示せずに、図2に示したように「氏名」欄内に表示するようにしてもよい。また、個人情報項目「氏名」および「ID」を1つの表示グループとし、「氏名」もしくは「ID」欄内の位置を指定する入力があった場合には、「氏名」および「ID」欄の両方の情報を表示するように構成してもよい。なお、表示部6がタッチディスプレイである場合には、特定の位置(座標)をタップする入力(接触入力)について、同様の表示制御を行うことができる。
図5は、本実施形態の心電図解析装置100における、レポート表示画面の例を示す図である。レポート表示画面300は、例えば解析処理やレポート生成処理によって生成された解析レポートの内容を確認したり、生成済みの解析レポートの内容を例えば印刷または送信する前に確認したりするための画面である。ここでは、レポート表示画面300は印刷(または印刷イメージ出力)される解析レポートと同じレイアウトを有しているものとする。
レポート表示画面300は、タイトル領域310、心拍情報領域320、不整脈情報領域330、およびST情報領域340の、複数の部分領域から構成されている。タイトル領域310には現在日時、解析に用いた心電データの計測日時、ページ番号、解析レポートの生成日時、および被検者情報(ここでは被検者の氏名およびID)が表示される。
心拍情報領域320、不整脈情報領域330、およびST情報領域340には、計測期間中における心拍に関する情報項目群、不整脈に関する情報項目群、心電図のSTに関する情報項目群がそれぞれ表示される。これらの情報項目はいずれも個人情報項目として登録されているものとする。なお、図5に示した情報項目は例示であり、他の情報項目が含まれてもよいし、一部の情報項目が含まれなくてもよい。また、解析処理において行う解析内容やレポート様式などに応じて、解析レポートに含まれる部分領域の種類や情報項目は変化しうる。
本実施形態においては、個人情報として取り扱うべき情報項目(個人情報項目)が例えば心電図解析アプリケーションの設定情報に登録され、記憶装置10に保存されている。CPU1は情報表示を行う場合、表示する情報項目が個人情報項目として登録されているか否かを設定情報に基づいて判別し、個人情報項目として登録されている情報項目については、初期表示状態を隠蔽状態とすることを決定する。なお、隠蔽の対象となるのは情報の実体であって、情報項目名のような、画面レイアウトの一部として固定的に表示される情報は原則として隠蔽の対象にしない。
図5の例では、現在日時、計測日時、ページ番号を除く全ての情報項目が、個人情報項目として登録されている場合の表示状態を示している。レポート表示画面300の部分領域である心拍情報領域320、不整脈情報領域330、およびST情報領域340のそれぞれに含まれる情報項目群は一括して確認できた方が使い勝手がよい。そのため、それぞれの部分領域に含まれる情報項目群を表示グループとして登録し、表示グループ単位で隠蔽表示およびその解除を制御する。従って、CPU1は例えば心拍情報領域320内の情報項目を通常表示状態に変更(隠蔽状態を解除)する場合、隠蔽解除指示として予め定められた特定の入力の種類によらず、心拍情報領域320内の全情報項目の隠蔽状態を解除する。
なお、レポート内の情報項目の1つ以上について隠蔽状態を解除する場合、被検者情報についても併せて隠蔽状態を解除するように構成してもよい。例えば心拍情報領域320、不整脈情報領域330、およびST情報領域340の1つ以上の領域について情報項目の隠蔽状態を解除する場合、CPU1はタイトル領域310内の被検者情報項目についても隠蔽状態を解除する。これは、解析結果だけ隠蔽表示を解除しても、どの被検者の情報かが分からないと使い勝手が悪くなる場合があるためである。具体的には、心拍情報領域320の表示グループ、不整脈情報領域330の表示グループ、およびST情報領域340の表示グループのそれぞれに被検者情報項目を含めることで、このような表示制御が実現できる。
なお、個人情報の隠蔽解除指示もしくは個人情報の表示指示として予め定められた特定の入力は、同一表示画面に対して複数設定されていてもよい。例えば、入力の種類ごとに隠蔽表示/表示解除される情報項目(群)を異ならせてもよいし、入力の種類が異なっても同じ情報項目(群)が隠蔽表示/表示解除されるようにしてもよい。
このように、本実施形態においては、
・隠蔽表示/隠蔽表示解除の対象となる情報項目(個人情報項目)
・まとめて隠蔽表示/隠蔽表示解除を行う1つ以上の個人情報項目から構成される表示グループ
・隠蔽表示/隠蔽表示解除の指示とみなす特定の入力と、その入力に応じて隠蔽表示/隠蔽表示解除を行う表示グループとの組み合わせ
に関する情報が例えば表示画面ごとに設定情報として予め登録されており、CPU1はこの設定情報に基づいて表示制御を行う。
なお、隠蔽表示/隠蔽表示解除をどのような方法で行うかは、別途定めておくことができる。複数の方法から選択して登録できるように構成してもよい。
個人情報の隠蔽解除指示もしくは個人情報の表示指示として予め定められた特定の入力としては、個人情報の表示領域内の1つの位置を指定する入力に限定されない。他の例としては、
(1)画面内に予め定めた、特定領域(隠し領域でも、明示的な領域であってもよい)について、領域内の位置を指定する入力
なお、隠し領域とは、心電図解析装置100の動作上は規定されているが、その領域を外見上特定できない画面内の領域である。
(2)特定のハードウェアキーまたはソフトウェアキー入力(1つまたは、2つ以上の特定の組み合わせの同時入力)
ここで、ハードウェアキーはキーボードのキーに限らず、オンオフする任意のハードウェアスイッチを含む。ハードウェアスイッチについてはオン入力とする。
(3)タッチパネルまたはポインティングデバイスによる特定のジェスチャ入力
(4)マルチタッチ対応の接触感知デバイスに対する、複数の特定領域(隠し領域でも、明示的な領域であってもよい)の各領域内の位置を同時に指定する入力(同時接触)。
(5)心電図解析装置100の動きや傾きを検出するセンサ(たとえば加速度センサ、動きセンサ、傾きセンサ、姿勢センサなど)を有する場合、装置を特定の傾き(姿勢)にする入力や、装置の特定の動きを示す入力
(6)音声コマンド入力
が含まれるが、これらに限定されない。
また、CPU1は、
(a)上述した予め定められた特定の入力が再度検出された場合、
(b)上述した予め定められた特定の入力が検出されなくなった場合、
(c)上述した予め定められた特定の入力が最初に検出されてから一定時間経過後
(d)上述した予め定められた特定の入力が一定時間継続して検出されない場合、
といった、予め定められた復帰条件が満たされると、個人情報の隠蔽解除もしくは表示を終了し、個人情報が視認できない状態の表示(隠蔽状態)へ自動的に復帰させる。なお、ここに記載した復帰条件は単なる例示であり、これらに限定されない。なお、隠蔽状態への復帰を確実に、かつユーザの手間を省きつつ行うという観点からは、(b)〜(d)のように、復帰のための操作を必要としない復帰条件が好ましい。
また、個人情報の隠蔽解除指示もしくは個人情報の表示指示の入力デバイスや入力の特性に応じて、どの復帰条件を用いるかを予め定めておくことができる。例えば、モーメンタリ入力(押下/接触している間だけオンする)であれば(b)や(d)の復帰条件を用いたり、オルタネート入力(押下/接触ごとにオン・オフが切り替わる)であれば(a)や(c)の復帰条件を用いたりすることができる。
図6(a)は、図5に示したレポート表示画面に関する設定情報の例を、図6(b)は隠蔽表示の解除・復帰指示とする入力の設定情報の例を、図6(c)は表示グループの設定情報の例をそれぞれ示している。
図6(a)に示すように、表示画面ごとに隠蔽表示/隠蔽表示解除の指示とみなす特定の入力と、対応する表示グループとの組み合わせを登録しておく。一方、隠蔽表示/隠蔽表示解除の指示とみなす特定の入力の具体的な詳細や、個人情報項目がどのような表示グループに属するか(各表示グループにどの個人情報項目が含まれるか)の詳細については、図6(b),(c)に示すように別途登録しておく。入力や表示グループの詳細については別途登録することで、表示画面の増減や変更、入力デバイスの増減や変更、計測・解析項目の増減や変更に対して柔軟に対応することが可能である。グループ欄が空欄の情報項目は、個人情報項目であるが、表示グループに属さないことを示すため、表示グループの設定は、個人情報項目の設定を兼ねてもよい。
図6(a)の最初の行は、特定のキー入力の組み合わせ(ALTキー、CTRLキー、Zキーの同時押下)が検出されるごとに、画面内の全ての個人情報項目(*)に対して隠蔽表示の解除と復帰が切り替えられることを示している。また、2行目は、個人情報項目の表示領域内の位置(座標)を指定する入力(point)が検出されると、指定された位置に対応する情報項目1つだけについて隠蔽表示を解除し、隠蔽表示の解除入力が検出されなくなると隠蔽表示に復帰されることを示している。
3行目は、装置の傾きが30度を超えると画面内の全ての個人情報項目(*)の隠蔽表示が解除され、装置の傾きが10度未満になると画面内の全ての個人情報項目(*)が隠蔽表示に復帰することを示している。4〜6行目は、それぞれ、心拍情報領域320、不整脈情報領域330、およびST情報領域340内の位置を指定する入力が検出されると、表示グループ単位で隠蔽表示が解除され、隠蔽表示の解除入力が検出されなくなると隠蔽表示に復帰されることを示している。
図6(b)に示すように、特定の領域内の位置を指定する入力については、矩形領域の左上および右下の頂点座標対を指定することで領域が設定されている。また、図6(c)に示すように、個人情報項目ごとに、属する表示グループが登録されている。従って、CPU1は頂点座標対{(x1,y1),(x2,y2)}で規定される心拍情報領域320内を指定する入力が検出された場合、心拍情報領域320内に含まれる個人情報項目のうち、表示グループAに属するものについて隠蔽表示を解除する。
なお、表示グループの設定は、1つの情報項目が複数の表示グループに属することを許容している。従って、図6(c)の例では、心拍情報領域320内の位置を指定する入力が検出された場合、被検者情報項目(氏名(name)およびID(ID))についても隠蔽表示が解除される。被検者情報項目は表示グループDを構成すると同時に、他の表示グループA〜Cにも属している。ここでは、従属的に制御される表示グループを()内に指定することで、被検者情報項目は表示グループA〜Cの表示制御に従う一方、表示グループDの表示制御には表示グループA〜Cを含めないことを示している。
図6(a)の7行目は、マウスのCボタン押下が検出されると画面内の全ての個人情報項目(*)の隠蔽表示が解除され、マウスのCボタン押下が検出されなくなると画面内の全ての個人情報項目(*)が隠蔽表示に復帰することを示している。また、8行目は、キーボードのファンクションキーFn1の押下が検出されると画面内の全ての個人情報項目(*)の隠蔽表示が解除され、30秒経過すると画面内の全ての個人情報項目(*)が隠蔽表示に復帰することを示している。なお、図6に示した設定内容は説明を目的とした例示であり、設定項目の数や内容については適宜に変更することができる。また、隠蔽表示の解除指示や復帰指示として取り扱う入力と、隠蔽表示の対象とが全画面について共通であれば、表示画面ごとの設定を行わなくてもよい。例えば、特定の入力されている間だけ、画面内の全ての個人情報を表示するという表示制御をどの画面についても実行する場合がこれに該当する。
上述したような表示制御動作を実現するためにCPU1が行う動作について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。なお、表示部6に表示すべき情報に個人情報が含まれない場合の表示制御動作は従来通りでよいため、ここでは表示部6に表示すべき情報に個人情報が含まれると判定された場合の表示制御動作についてのみ説明する。なお、表示部6に表示すべき情報に個人情報が含まれるかどうかは、上述の通り予め登録された情報に基づいて判別することができる。CPU1は心電図解析装置100において情報表示を行う際、表示内容に個人情報が含まれると判別された場合に以下の表示制御動作を行う。
S101でCPU1は、個人情報項目の内容(すなわち個人情報)を隠蔽した状態で情報表示(隠蔽表示)を行う。例えばレポート表示画面であれば、CPU1は図5に示したような表示を行う。上述の通り、情報を「隠蔽した状態」とは、その情報が視認できない状態を意味し、様々な方法で実現することができる。どのような方法を用いるかは予め設定されているものとする。
S103でCPU1は、隠蔽解除指示として登録されている入力が検出されたかどうかを判別する。図6を用いて説明したように、本実施形態では隠蔽解除指示として取り扱う操作部8からの入力が表示画面に関連付けて予め登録されており、CPU1は操作部8からの入力が、表示中の画面について隠蔽解除指示として登録された入力かどうかを判別する。
操作部8からの入力が、表示中の画面について隠蔽解除指示として登録された入力でなければ、CPU1は個人情報の隠蔽表示を継続しながら、入力に対する動作を必要に応じて実行する。一方、隠蔽解除指示として登録された入力であれば、CPU1は処理をS105に進める。
S105でCPU1は、S103で検出した入力に対応付けて登録されている範囲の個人情報項目について隠蔽状態を解除し、内容(すなわち、個人情報)が視認できる状態にする。
S107でCPU1は、S103で検出した入力に対応付けて登録されている復帰条件(操作部8からの特定の入力の検出、S103で検出した入力の検出終了、一定時間の経過など)が満たされたか否かを判定する。そして、CPU1は復帰条件が満たされたと判定されれば処理をS101に戻して隠蔽表示に復帰させ、復帰条件が満たされたと判定されなければ、S105で開始した隠蔽状態の解除を継続する。
以上説明したように本実施形態によれば、情報表示を行う場合、取り扱いに注意を要する情報が含まれていれば、その情報が視認できない状態(隠蔽状態)でまず表示を行い、特定の入力が検出されると、隠蔽状態を解除する。そのため、ユーザが意識しなくても、必要のない状態では取扱に注意を要する情報が視認できない状態が維持され、第3者が情報を視認できる機会を効果的に減少させることができる。また、隠蔽状態を解除した後も、自動的もしくは簡便な操作により隠蔽状態へ復帰するため、取り扱いに注意を要する情報の漏えいを簡便に、かつ効果的に抑制することができる。
100…心電図解析装置、1…CPU、4…メモリカード、5…メモリカードスロット、6…表示部、8…操作部、10…記憶装置、20…通信インターフェース、40…外部機器

Claims (21)

  1. 生体情報処理装置であって、
    入力装置と、
    表示装置における情報表示を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、
    前記入力装置に対して予め定められた特定の入力がなされたことが検出されるまで、表示すべき情報のうち、予め定められた特定の情報が視認できない第1の表示状態で前記表示装置での情報表示を行い、
    前記入力装置に対して前記特定の入力がなされたことが検出されると、前記表示すべき情報のうち、前記特定の情報の少なくとも一部が視認できる第2の表示状態で前記表示装置での情報表示を行う、
    ことを特徴とする生体情報処理装置。
  2. 前記入力装置が複数の入力デバイスを有し、
    前記特定の入力が、前記複数の入力デバイスのうち、予め定められた1つ以上からの入力であることを特徴とする請求項1記載の生体情報処理装置。
  3. 前記複数の入力デバイスが接触感知デバイスを含むことを特徴とする請求項2に記載の生体情報処理装置。
  4. 前記特定の入力が、前記接触感知デバイスの特定の領域に対する接触を含む1つ以上の入力であることを特徴とする請求項3に記載の生体情報処理装置。
  5. 前記特定の入力が、前記接触感知デバイスの特定の複数の領域に対する同時接触を含む複数の入力であることを特徴とする請求項3に記載の生体情報処理装置。
  6. 前記接触感知デバイスが、前記表示装置に設けられ、
    前記特定の領域が、前記表示装置における表示からは特定できないことを特徴とする請求項4または5に記載の生体情報処理装置。
  7. 前記接触感知デバイスが、前記表示装置に設けられ、
    前記特定の領域がソフトウェアキーとして前記表示装置に表示されることを特徴とする請求項4または5に記載の生体情報処理装置。
  8. 前記特定の入力が、前記接触感知デバイスに対するジェスチャ入力であることを特徴とする請求項3に記載の生体情報処理装置。
  9. 前記特定の入力が、前記特定の情報の表示領域内の位置を指定する入力であり、
    前記制御手段は、前記表示領域内に予め設定された複数の部分領域のうち、前記位置を含む部分領域について前記特定の情報が視認できるように前記第2の表示状態で前記表示装置での情報表示を行う、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の生体情報処理装置。
  10. 前記複数の入力デバイスがオンオフするスイッチを含んだ入力デバイスを含むことを特徴とする請求項2から9のいずれか1項に記載の生体情報処理装置。
  11. 前記特定の入力が、特定の複数のスイッチのオン入力を含むことを特徴とする請求項10に記載の生体情報処理装置。
  12. 前記特定の複数のスイッチの1つ以上がハードウェアキーまたはボタンに含まれることを特徴とする請求項11に記載の生体情報処理装置。
  13. 前記複数の入力デバイスが前記生体情報処理装置の傾きおよび動きの少なくとも1つを検出するセンサを含み、
    前記特定の入力が、前記生体情報処理装置の特定の傾きおよび特定の動きの少なくとも1つを含む1つ以上の入力であることを特徴とする請求項2に記載の生体情報処理装置。
  14. 前記制御手段は、
    前記入力装置に対して前記特定の入力がなされたことが継続して検出されている間は、前記第2の表示状態で前記表示装置での情報表示を行い、
    前記入力装置に対して前記特定の入力がなされたことが検出されなくなると、前記第1の表示状態で前記表示装置での情報表示を行う、
    ことを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の生体情報処理装置。
  15. 前記制御手段は、
    前記第2の表示状態で前記表示装置での情報表示を行っている際に前記入力装置に対して前記特定の入力がなされたことが検出されなくなっても前記第2の表示状態で前記表示装置での情報表示を継続し、
    その後、前記入力装置に対して前記特定の入力がなされたことが検出されると、前記第1の表示状態で前記表示装置での情報表示を行う、
    ことを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の生体情報処理装置。
  16. 前記制御手段は、
    前記第2の表示状態で前記表示装置での情報表示を行っている際に、一定時間継続して、前記入力装置に対して前記特定の入力がなされたことが検出されないと、前記第1の表示状態で前記表示装置での情報表示を行う、
    ことを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の生体情報処理装置。
  17. 前記制御手段は、前記特定の情報を表示しないか、前記特定の情報に代えて別の情報を表示するか、前記特定の情報に別の情報を重畳表示するか、前記特定の情報の表示属性を変更するか、のいずれかにより、前記第1の表示状態で前記表示装置での情報表示を行うことを特徴とする請求項1から16のいずれか1項に記載の生体情報処理装置。
  18. 前記特定の情報が、個人に関わる情報であることを特徴とする請求項1から17のいずれか1項に記載の生体情報処理装置。
  19. 前記特定の情報が、個人を特定可能な情報および個人の医療に関する情報の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1から18のいずれか1項に記載の生体情報処理装置。
  20. 入力装置と、
    表示装置と、を有する生体情報処理装置の制御方法であって、
    前記表示装置における情報表示を制御する制御工程を有し、
    前記制御工程は、
    前記入力装置に対して予め定められた特定の入力がなされたことが検出されるまで、表示すべき情報のうち、予め定められた特定の情報が視認できない第1の表示状態で前記表示装置での情報表示を行う工程と、
    前記入力装置に対して前記特定の入力がなされたことが検出されると、前記表示すべき情報のうち、前記特定の情報の少なくとも一部が視認できる第2の表示状態で前記表示装置での情報表示を行う工程と、
    を有することを特徴とする生体情報処理装置の制御方法。
  21. コンピュータを、請求項1から19のいずれか1項に記載の生体情報処理装置として機能させるためのプログラム。
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