JP2016189572A - インターホン機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】結露発生の防止を可能としたまま、チルト角度を調整可能なカメラホルダーの小型化、特に左右幅の小型化を図ることができるインターホン機器を提供する。【解決手段】後側に開口した箱状に形成してなるカメラホルダー11の上面部11a及び下面部11dの表面を、レンズ5の中心線とカメラホルダー11の回動軸線とが交差する点を中心O1とした球面とし、カメラホルダー11の前側から見て左側の側面部11cの表面を、上記交差点から右側へ離れた位置を中心O2とした外側へ膨らむ球面とし、さらに、カメラホルダー11の前側から見て右側の側面部11dの表面を、側面部11cと同様、上記交差点から左側へ離れた位置を中心とした外側へ膨らむ球面とする一方、前ケース2の後面に筒状の保持壁21を設け、該保持壁21の内面を、カメラホルダー11の周面が当接可能な球面とした。【選択図】図8

Description

本発明は、たとえば来訪者等を撮像するためのカメラを備えたインターホン機器に関するものである。
従来、たとえば玄関等に設置されるインターホン子機といったインターホン機器には、来訪者を撮像する等のためのカメラが備えられている。また、そのカメラを、左右方向を軸として回転するカメラホルダーに保持し、インターホン機器の設置環境等に応じて上下方向での撮像角度、すなわちチルト角度を調整可能としたものも考案されている。そして、そのようなチルト角度を調整可能なカメラを備えたインターホン機器にあっては、カメラのレンズを囲むカメラホルダーの周面部を、レンズの中心線と、カメラホルダーの回動軸線とが交差する点を中心とした球状面として形成する一方、カメラホルダーを軸支するケースに、カメラホルダーの球状面が当接可能な球状の当接面を形成し、カメラホルダーをケースに取り付けた際、球状面と当接面とが密着するように構成することで、レンズの前側に取り付けられるレンズカバー内での結露発生を防止していた(たとえば特許文献1)。
特開2012−175660号公報
近年、カメラホルダーの小型化が望まれており、特に上記特許文献1に記載の構造では、左右幅(カメラホルダーの軸方向での幅)の小型化が望まれている。しかしながら、カメラホルダーの左右幅をただ単に狭くするのみでは、カメラホルダーの周面の左右両側部において球状面と当接面との間に隙間が生じてしまい、レンズカバー内で結露が発生してしまうという問題が生じる。また、左右両側部においても球状面と当接面とを当接させてしまうと、そもそもカメラホルダーを回転させることができなくなってしまう。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、結露発生の防止を可能としたまま、チルト角度を調整可能なカメラホルダーの小型化、特に左右幅の小型化を図ることができるインターホン機器を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、本体ケース内に、本体ケースの前方を撮像するカメラを、そのチルト角度を調整可能に取り付けてなるインターホン機器であって、カメラを保持するカメラホルダーを、前面にレンズを露出するレンズ孔を有し、後側に開口した箱状に形成するとともに、カメラホルダーの左右両側面から夫々左右外側へ回動軸を突設し、さらに、カメラホルダーの上面部及び下面部の表面を、レンズの中心線と回動軸の軸線との交差点を中心とした球面とするとともに、カメラホルダーの左右両側面部の表面を、回動軸の軸線上であって、自身から遠ざかる側へ交差点から所定距離だけ離れた位置を中心とした外側へ膨らむ球面とする一方、本体ケースに、カメラホルダーを後側から嵌め込み可能で、レンズを本体ケースの前側に露出させるための筒状の開口部と、回動軸を軸支する一対の軸支部とを設けるとともに、開口部の内面を、カメラホルダーを嵌め込んだ際に、カメラホルダーの上面部、下面部、及び左右両側面部の表面が当接可能な球面としたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、カメラを保持するカメラホルダーを、前面にレンズを露出するレンズ孔を有し、後側に開口した箱状に形成するとともに、カメラホルダーの左右両側面から夫々左右外側へ回動軸を突設し、さらに、カメラホルダーの上面部及び下面部の表面を、レンズの中心線と回動軸の軸線との交差点を中心とした球面とするとともに、カメラホルダーの左右両側面部の表面を、回動軸の軸線上であって、自身から遠ざかる側へ交差点から所定距離だけ離れた位置を中心とした外側へ膨らむ球面とする一方、本体ケースに、カメラホルダーを後側から嵌め込み可能で、レンズを本体ケースの前側に露出させるための筒状の開口部と、回動軸を軸支する一対の軸支部とを設けるとともに、開口部の内面を、カメラホルダーを嵌め込んだ際に、カメラホルダーの上面部、下面部、及び左右両側面部の表面が当接可能な球面としているため、カメラホルダーの回動、すなわちカメラのチルト角度の調整を可能としつつ、カメラホルダーの周面と開口部の内面との密着状態を常に維持することができ、レンズの前側での結露発生を防止することができる。また、特に左右方向へのカメラホルダーの膨出を抑えることができ、カメラホルダーの小型化を図ることができる。
本発明によれば、カメラホルダーの回動、すなわちカメラのチルト角度の調整を可能としつつ、カメラホルダーの周面と開口部の内面との密着状態を常に維持することができ、レンズの前側での結露発生を防止することができる。また、特に左右方向へのカメラホルダーの膨出を抑えることができ、カメラホルダーの小型化を図ることができる。
インターホン子機を前側から示した説明図である。 インターホン子機を後側から示した斜視説明図である。 カメラホルダーが取り付けられた状態にあるインターホン子機の前ケースを前側から示した斜視説明図である。 カメラホルダーが取り付けられた状態にあるインターホン子機の前ケースを後側から示した斜視説明図である。 カメラホルダーが取り外された状態にある前ケースを後側から示した斜視説明図である。 カメラホルダーが取り外された状態にある前ケースを前側から示した斜視説明図である。 カメラホルダーの斜視説明図であり、(a)は前側から、(b)は後側から夫々示している。 カメラホルダーの説明図であり、(a)は前側から、(b)は右側から、(c)は下側から夫々示している。 図1中のA−A線断面におけるカメラホルダーの取付部近傍を示した説明図である。 図1中のB−B線断面におけるカメラホルダーの取付部近傍を示した説明図である。
以下、本発明の一実施形態となるインターホン子機について、図面にもとづき詳細に説明する。
図1は、インターホン子機1を前側から示した説明図である。図2は、インターホン子機1を後側から示した斜視説明図である。図3は、カメラホルダー11が取り付けられた状態にあるインターホン子機1の前ケース2を前側から示した斜視説明図である。図4は、カメラホルダー11が取り付けられた状態にあるインターホン子機1の前ケース2を後側から示した斜視説明図である。図5は、カメラホルダー11が取り外された状態にある前ケース2を後側から示した斜視説明図である。図6は、カメラホルダー11が取り外された状態にある前ケース2を前側から示した斜視説明図である。図7は、カメラホルダー11の斜視説明図であり、(a)は前側から、(b)は後側から夫々示している。図8は、カメラホルダー11の説明図であり、(a)は前側から、(b)は右側から、(c)は下側から夫々示している。図9は、図1中のA−A線断面におけるカメラホルダー11の取付部近傍を示した説明図である。図10は、図1中のB−B線断面におけるカメラホルダー11の取付部近傍を示した説明図である。
インターホン子機1は、前側に配置される前ケース2と、後側に配置される後ケース3とで構成される本体ケースを有している。この本体ケースの前面上部には、カメラ窓4が開設されており、該カメラ窓4内にレンズ5(図9等に示す)が露出するように、カメラが本体ケース内に設置されている。また、カメラ窓4の右側には、通話のためのマイク部6が設けられている。さらに、カメラ窓4の下側には、来訪者が居住者を呼び出す際に操作する呼出ボタン7と、通話のためのスピーカ部8とが設けられている。そして、このようなインターホン子機1は、住戸の玄関の壁面等に設置されており、来訪者によって呼出ボタン7が操作されると、住戸内に設置されているインターホン親機(図示せず)を呼び出すとともに、カメラを作動させて来訪者を撮像する。なお、9は、カメラ窓4を覆うように前ケース2に組み付けられるレンズカバーであり、10は、前ケース2の前面に取り付けられる化粧カバーである。また、カメラにより撮像された映像は、インターホン親機に備えられているモニタに表示される。
そして、カメラを本体ケース内に設置するに際しては、レンズ5をカメラホルダー11に保持させている。このカメラホルダー11は、後側へ開口する略方体箱状に形成された合成樹脂製の部材であり、上面部11a、下面部11b、及び左右両側面部11c、11dの表面は、夫々後述の如き球面状に成形されている。また、カメラホルダー11の前面部には、レンズ5を露出させるためのレンズ孔12が開設されている。さらに、カメラホルダー11の左右両側面部11c、11dの後端縁で、レンズ孔12の中心を通って対向する位置には、夫々左右外側へ突出する回動軸13が設けられている。そして、前側から見て左側の回動軸13には、カメラホルダー11のチルト角度を調整するための操作片14が設けられている。該操作片14は、回動軸13を中心とした円板状に形成されており、外周面から前側へ突出する操作爪15と、外周面から後側へ突出する操作摘み16とを有している。また、操作片14の外周縁における操作爪15の基端箇所には、複数の係止凹部が周方向へ並設されてなる角度調整部17が設けられている。なお、18は、カメラ基板をネジ止めするための基板固定部である。
また、カメラホルダー11の上面部11a及び下面部11dの表面は、従来同様、レンズ5の中心線(レンズ孔12の中心でもある)とカメラホルダー11の回動軸線(回動軸13の中心線)とが交差する点を中心O1とした球面となっている。具体的には、上面部11aの表面は半径r1の球面とされ、下面部11bの表面は半径r2の球面とされている。一方、カメラホルダー11の前側から見て左側の側面部11cの表面は、カメラホルダー11の回動軸線上ではあるもののレンズ5の中心線との交差点ではなく、該交差点から右側へ離れた位置(具体的には50mm離れた位置)を中心O2とした半径r3の外側へ膨らむ球面とされている。すなわち、側面部11cの表面は、上面部11aや下面部11dの表面よりも曲率の小さな球面、謂わば平面に近い球面となっており、カメラホルダー11の左側への膨出が抑えられている。また、カメラホルダー11の前側から見て右側の側面部11dの表面は、側面部11cと同様、カメラホルダー11の回動軸線とレンズ5の中心線との交差点から、カメラホルダー11の回動軸線に沿って左側へ離れた位置(具体的には、こちらも50mm)を中心(図示せず)とした外側へ膨らむ球面とされ、カメラホルダー11の右側への膨出が抑えられている。
一方、前ケース2の後面には、上記カメラホルダー11を取り付けるための取付構造として、筒状の保持壁21が設けられている。該保持壁21は、カメラ窓4の開口縁に沿って後側へ立設されており、その内面は、カメラホルダー11の上面部11a、下面部11b、及び左右両側面部11c、11dの表面が当接可能な球面とされている。したがって、保持壁21内へカメラホルダー11を嵌め込むと、図9及び図10に示すように、カメラホルダー11の上面部11a、下面部11b、及び左右両側面部11c、11dの表面と保持壁21の内面とが密着した状態で、カメラホルダー11は前ケース2の後面側に取り付けられる。また、前ケース2の後面で、カメラ窓4の左右両外側となる位置には、カメラホルダー11の回動軸13、13を軸支するための軸受け部22、22が設けられている。また、前ケース2における左側(前側から見て)の軸受け部22の左隣となる位置には、操作片14の操作爪15を前ケース2の前側へ突出させるための操作窓23が開設されている。また、この左側の軸受け部22には、弾性係止片24が一体的に設けられている。この弾性係止片24は、操作窓23の後側へ延設された後、前側(操作窓23内)へ延びる舌片として形成されており、左右方向(カメラホルダー11の回動軸方向)に弾性を有している。また、弾性係止片24の先端部における外面には、角度調整部17に係止可能な係止突起25が突設されている。
上述したようなカメラホルダー11は、レンズ孔12からレンズを露出させた状態でレンズ5を取り付けたり、カメラ基板19(図9等に示す)を固定したりした後、軸受け部22、22に回動軸13、13を軸支させつつ、保持壁21内へ嵌め込むことにより、前ケース2の後面側に取り付けられる。また、該取付状態においては、操作片14が弾性係止片24と対向して、係止突起25が角度調整部17の何れかの係止凹部に係止しており、当該係止状態が弾性係止片24の付勢力により維持されている。さらに、操作爪15が、操作窓23を介して前ケース2の前面側まで突出しており、作業者が、本体ケースの前側から操作爪15を上下方向へ操作し、弾性係止片24の付勢力に抗しながら係止突起25が係止している係止凹部を変更してカメラホルダー11の取付姿勢を変更することにより、カメラのチルト角度を調整することができるようになっている。一方、操作摘み16は、後ケース3を前ケース2の後面に組み付けた際、後ケース3に設けられた操作孔26(図2に示す)を介して後ケース3の後面側まで突出している。したがって、作業者が、操作摘み16を上下方向へ操作し、弾性係止片24の付勢力に抗しながら係止突起25が係止している係止凹部を変更することにより、本体ケースの後側からでもカメラのチルト角度を調整することができるようになっている。なお、カメラホルダー11の周面(上面部11a、下面部11b、及び左右両側面部11c、11dの表面)は、上述したような球面とされているため、チルト角度をどのような角度にしたとしても、カメラホルダー11の周面と保持壁21の内面との密着状態は維持されることになる。
以上のような構成を有するインターホン子機1によれば、前面にレンズ孔12を有し、後側に開口した箱状に形成してなるカメラホルダー11の上面部11a及び下面部11dの表面を、レンズ5の中心線とカメラホルダー11の回動軸線とが交差する点を中心O1とした球面とするとともに、カメラホルダー11の前側から見て左側の側面部11cの表面を、カメラホルダー11の回動軸線上ではあるもののレンズ5の中心線との交差点ではなく、該交差点から右側へ離れた位置(自身から遠ざかる側へ所定距離だけ離れた位置)を中心O2とした外側へ膨らむ球面とし、さらに、カメラホルダー11の前側から見て右側の側面部11dの表面を、側面部11cと同様、上記交差点から左側へ離れた位置(自身から遠ざかる側へ所定距離だけ離れた位置)を中心とした外側へ膨らむ球面とする一方、前ケース2の後面に、カメラ窓4の開口縁に沿って後側へ立設され、カメラホルダー11を後側から嵌め込み可能な筒状の保持壁21を設け、該保持壁21の内面を、カメラホルダー11の上面部11a、下面部11b、及び左右両側面部11c、11dの表面が当接可能な球面としている。したがって、カメラホルダー11の回動、すなわちカメラのチルト角度の調整を可能としつつ、カメラホルダー11の周面と保持壁21の内面との密着状態を常に維持することができ、結露発生を防止することができる。また、特に左右方向へのカメラホルダー11の膨出を抑えることができ、カメラホルダー11の小型化を図ることができる。
また、回動軸13から前側へ延びる操作爪15を回動軸13と一体的に設けるとともに、前ケース2に操作窓23を開設し、カメラホルダー11を取り付けた際、操作爪15が操作窓23を介して前ケース2の前面側へ突出するようにしている。一方、回動軸13から一体的に後側へ延びる操作摘み16を回動軸13と一体的に設けるとともに、後ケース3に操作孔26を開設し、カメラホルダー11が取り付けられた前ケース2に後ケース3を組み付けた際、操作摘み16が操作孔26を介して後ケース3の後面側へ突出するようにしている。したがって、本体ケースの前後両側からカメラのチルト角度を調整することができ、非常に作業性がよい。
さらに、軸受け部22に、左右方向へ弾性を有する弾性係止片24を設け、該弾性係止片24の先端部に係止突起25を突設する一方、回動軸13に、弾性係止片24と対向する操作片14を設けるとともに、操作片14の弾性係止片24と対向する面に、係止突起25が係止可能な複数の係止凹部を回動軸13の回動軸線を中心とした円周に沿って複数並設してなる角度調整部17を設けており、弾性係止片24の付勢力により係止突起25と係止凹部との係止状態が維持されるとともに、その付勢力に抗しながら係止突起25が係止する係止凹部が変更されることにより、カメラのチルト角度が調整されるようにしている。したがって、カメラのチルト角度を操作するための部材は勿論、カメラホルダー11のチルト角度を維持する構造についてもカメラホルダー11に一体的に備えられているため、別の専用部材を設置したりする必要がなく、構成の合理化を図ることができる。
なお、本発明に係るインターホン機器は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、インターホン機器の全体的な構成は勿論、カメラホルダーやチルト角度の維持機構等に係る構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、上記実施形態では、左側の回動軸13に操作片14、操作爪15、及び操作摘み16等といったチルト角度の調整に係る構造を集中させて設けているが、そのうちの一部を右側の回動軸13に設ける等してもよく、どのような箇所にチルト角度の調整に係る構造を設けるかについては適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、前ケース2側に係止突起25を、回動軸13側に係止凹部を夫々設けているが、前ケース2側に係止凹部を、回動軸13側に係止突起を夫々設けることも可能であるし、回動軸13側に弾性係止部を設けたとしても何ら問題はない。
さらに、カメラホルダーの上面部や下面部、左右両側面部の表面を球面とするに際し、半径をどの程度とするかや、中心をどこに設定するか等について、上記実施形態の値に何ら限定されることはない。
さらにまた、チルト角度の調整に係る構造として操作爪15と操作摘み16との何れか一方しか設けないように構成することも可能である。
加えて、上記実施形態では、インターホン機器の一例であるインターホン子機について説明しているが、チルト角度を調整可能なカメラを備えてさえいれば、インターホン親機等の他のインターホン機器であっても何ら問題はない。
1・・インターホン子機(インターホン機器)、2・・前ケース(本体ケース)、3・・後ケース(本体ケース)、4・・カメラ窓(開口部)、5・・レンズ、11・・カメラホルダー、11a・・上面部、11b・・下面部、11c、11d・・側面部、12・・レンズ孔、13・・回動軸、14・・操作片、15・・操作爪、16・・操作摘み、17・・角度調整部、21・・保持壁(開口部)、22・・軸受け部、23・・操作窓、24・・弾性係止片、25・・係止突起、26・・操作孔。

Claims (1)

  1. 本体ケース内に、前記本体ケースの前方を撮像するカメラを、そのチルト角度を調整可能に取り付けてなるインターホン機器であって、
    前記カメラを保持するカメラホルダーを、前面にレンズを露出するレンズ孔を有し、後側に開口した箱状に形成するとともに、前記カメラホルダーの左右両側面から夫々左右外側へ回動軸を突設し、
    さらに、前記カメラホルダーの上面部及び下面部の表面を、前記レンズの中心線と前記回動軸の軸線との交差点を中心とした球面とするとともに、前記カメラホルダーの左右両側面部の表面を、前記回動軸の軸線上であって、自身から遠ざかる側へ前記交差点から所定距離だけ離れた位置を中心とした外側へ膨らむ球面とする一方、
    前記本体ケースに、前記カメラホルダーを後側から嵌め込み可能で、前記レンズを前記本体ケースの前側に露出させるための筒状の開口部と、前記回動軸を軸支する一対の軸支部とを設けるとともに、前記開口部の内面を、前記カメラホルダーを嵌め込んだ際に、前記カメラホルダーの上面部、下面部、及び左右両側面部の表面が当接可能な球面としたことを特徴とするインターホン機器。
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