JP2016189299A - 面光源装置および表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】量子ドットシートを有する面光源装置において、量子ドットの利用効率を改善する。
【解決手段】面光源装置20は、導光板30、第1プリズムシート60、量子ドットシート66及び第2プリズムシート70を、この順で、有している。導光板は、出光面31と、出光面に対向して配置された裏面32と、出光面及び裏面の間に位置する側面と、を有する。側面のうち第1方向dにおける一側に位置する部分に対面して、光源24が配置されている。第1プリズムシートは、導光板30の出光面に向けて突出する第1単位プリズム62を有している。量子ドットシート66は、量子ドット67を含む。第2プリズムシート70は、量子ドットシート66から離間する側に突出した第2単位プリズム72を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、量子ドットを含む量子ドットシートを有した面光源装置に係り、とりわけ粒子ドットを効率的に利用することができる面光源装置に関する。
面状に発光する面光源装置が、例えば液晶表示装置に組み込まれ液晶表示パネルを背面側から照明するバックライトとして、広く普及している(例えば、特許文献1)。液晶表示装置用の面光源装置は、大別すると、光学部材の直下に光源を配置する直下型と、光学部材の側方に光源を配置するエッジライト型(サイドライト型とも呼ぶ)と、に分類される。エッジライト型の面光源装置は、直下型の面光源装置と比較して、薄型化が可能となる点において優れている。
今般、量子ドットを含んだ量子ドットシートを面光源装置や表示装置に組み込むことが検討されている。量子ドットは、蛍光体として機能し、光を吸収して異なる波長の光を放出することができる。量子ドットが放出する光の波長は、主として量子ドットの粒径に依存する。したがって、量子ドットシートが組み込まれた面光源装置では、単一の波長域の光を投射する光源を用いながら、種々の色を再現することができる。例えば、光源が青色光を投射し、且つ、量子ドットシートが青色光を吸収して赤色光および緑色光を放出することもできる。このような面光源装置は色純度に優れることから、この面光源装置を用いた表示装置は優れた色再現性を有することになる。
特表2013−544018号公報
ところで、本件発明者らは、量子ドットシートを含むエッジライト型面光源装置について鋭意検討を繰り返したところ、他の光学シート類との組み合わせにより、量子ドットシートの量子ドットによる変換効率を大幅に上昇させ得ることを知見した。量子ドットシート内の量子ドットを有効に利用することができれば、量子ドットシート内への量子ドットの充填量を低減することができ、また、量子ドットシートを薄型化することも可能となる。本発明は、このような本件発明者の知見に基づくものであり、量子ドットシートを有する面光源装置において、量子ドットの利用効率を改善することを目的とする。
本発明による面光源装置は、
出光面と、前記出光面に対向して配置された裏面と、前記出光面および前記裏面の間に位置する側面と、を有し、前記側面のうち第1方向における一側に位置する部分が入光面をなす、導光板と、
前記入光面に対面して配置された光源と、
前記導光板の前記出光面に対面して配置された第1プリズムシートと、
前記第1プリズムシートの前記導光板とは反対側に配置され、量子ドットを含む量子ドットシートと、
前記量子ドットシートの前記第1プリズムシートとは反対側に配置された第2プリズムシートと、を備え、
前記第1プリズムシートは、シート状の第1本体部と、前記第1本体部の前記導光板の側に設けられた複数の第1単位プリズムと、を有し、
前記第2プリズムシートは、シート状の第2本体部と、前記第2本体部の前記量子ドットシートとは反対側に設けられた複数の第2単位プリズムと、を有する。
本発明による面光源装置において、前記導光板の前記裏面は、前記第1方向に配列された複数の傾斜面を含み、各傾斜面は、前記第1方向における一側から他側に向かうにつれて前記出光面に接近するように、前記導光板の法線方向および前記第1方向に対して傾斜していてもよい。
本発明による面光源装置において、前記導光板の前記出光面は、前記第1方向と非平行な配列方向に配列され且つ前記第1方向に延びる複数の単位光学要素によって形成された傾斜面を含んでいてもよい。
本発明による面光源装置が、
前記第2プリズムシートの前記量子ドットシートとは反対側に配置された第3プリズムシートを、さらに備え、
前記第3プリズムシートは、シート状の第3本体部と、前記第3本体部の前記導光板とは反対側に設けられた複数の第3単位プリズムと、を有し、
前記第2単位プリズムの配列方向と前記第3単位プリズムの配列方向は、非平行であってもよい。
本発明による面光源装置において、前記光源からの光に起因した前記導光板の前記出光面上での輝度に関する、前記導光板の法線方向および前記第1方向の両方に平行な面内における各方向への輝度角度分布において、ピーク輝度lx〔cd/m〕、前記ピーク輝度が得られる方向が前記導光板の法線方向から前記第1方向における他側に傾斜した角度θx〔°〕、前記角度θxの半分の角度だけ前記導光板の法線方向から前記第1方向における他側に傾斜した方向での輝度ly〔cd/m〕が、次の条件(a)及び(b)の両方を満たすようにしてもよい。
65° < θx ・・・(a)
50 < lx/ly ・・・(b)
本発明による表示装置は、
上述した本発明による面光源装置のいずれかと、
前記面光源装置に対面して配置された表示パネルと、を備える。
本発明によれば、量子ドットシートを有する面光源装置において、量子ドットシート内の量子ドットの利用効率を改善することができる。
図1は、本発明による一実施の形態を説明するための図であって、表示装置および面光源装置の概略構成を示す断面図である。 図2は、図1の面光源装置の作用を説明するための図である。 図3は、図1の面光源装置に組み込まれた導光板を出光面の側から示す斜視図である。 図4は、図1の面光源装置に組み込まれた導光板を裏面の側から示す斜視図である。 図5は、導光板の作用を説明するための図であって、図3のV−V線に沿った断面において導光板を示す図である。 図6は、図1の面光源装置に組み込まれた第1プリズムシートを示す斜視図である。 図7は、図6の光学シートをその主切断面(図6のIIV−IIV線に沿った断面)において示す部分断面図である。 図8は、図1の面光源装置に組み込まれた第2及び第3プリズムシートを示す斜視図である。 図9は、図8の第2及び第3プリズムシートをその主切断面において示す部分断面図である。 図10は、正面方向及び第1方向の両方に平行な面内における、導光板の出光面上での輝度角度分布を示すグラフである。 図11は、第1プリズムシートの作用を説明するための図であって、図2と同様の断面において面光源装置を示す部分断面図である。 図12は、図1に対応する図であって、面光源装置の一変形例を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。なお、本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
図1〜図11は、本発明による一実施の形態を説明するための図である。このうち、図1は、液晶表示装置および面光源装置の概略構成を示す斜視図であり、図2は面光源装置の作用を説明するための断面図である。図3及び図4は面光源装置に含まれた導光板を示す斜視図であり、図5は導光板の主切断面において導光板を示す断面図である。図6及び図7は、面光源装置に含まれた第1プリズムシートを示す斜視図または断面図である。図8及び図9は、面光源装置に含まれた第2及び第3プリズムシートを示す斜視図または断面図である。
図1に示すように、表示装置10は、液晶表示パネル15と、液晶表示パネル15の背面側に配置され液晶表示パネル15を背面側から面状に照らす面光源装置20と、を備えている。表示装置10は、画像を表示する表示面11を有している。液晶表示パネル15は、面光源装置20からの光の透過または遮断を画素毎に制御するシャッターとして機能し、表示面11に像を表示するように構成されている。
図示された液晶表示パネル15は、出光側に配置された上偏光板13と、入光側に配置された下偏光板14と、上偏光板13と下偏光板14との間に配置された液晶層セル12と、を有している。偏光板14,13は、入射した光を直交する二つの偏光成分(P波およびS波)に分解し、一方の方向(透過軸と平行な方向)に振動する直線偏光成分(例えば、P波)を透過させ、前記一方の方向に直交する他方の方向(吸収軸と平行な方向)に振動する直線偏光成分(例えば、S波)を吸収する機能を有している。
液晶層12には、一つの画素を形成する領域毎に、電界印加がなされ得るようになっている。そして、電界印加の有無によって液晶層12中の液晶分子の配向方向が変化するようになる。一例として、入光側に配置された下偏光板14を透過した特定方向の偏光成分は、電界印加された液晶層12を通過する際にその偏光方向を90°回転させ、その一方で、電界印加されていない液晶層12を通過する際にその偏光方向を維持する。この場合、液晶層12への電界印加の有無によって、下偏光板14を透過した特定方向に振動する偏光成分が、下偏光板14の出光側に配置された上偏光板13をさらに透過するか、あるいは、上偏光板13で吸収されて遮断されるか、を制御することができる。
このようにして液晶パネル(液晶表示部)15では、面光源装置20からの光の透過または遮断を画素毎に制御し得るようになっている。なお、液晶表示パネル15の詳細については、種々の公知文献(例えば、「フラットパネルディスプレイ大辞典(内田龍男、内池平樹監修)」2001年工業調査会発行)に記載されており、ここではこれ以上の詳細な説明を省略する。
次に、面光源装置20について説明する。面光源装置20は、面状に光を発光する発光面21を有し、本実施の形態では、液晶表示パネル15を背面側から照明する装置として用いられている。
図2に示すように、面光源装置20は、エッジライト型の面光源装置として構成され、導光板30と、導光板30の一方の側(図1に於いては左側)の側方に配置された光源24と、導光板30にそれぞれ対面するようにして配置された、第1プリズムシート60、量子ドットシート66、第2及び第3プリズムシート70,75、及び、反射シート28と、を有している。図示された例では、第3プリズムシート75が、液晶表示パネル15に直面して配置されている。そして、第3プリズムシート75の出光側面75aによって、面光源装置20の発光面21が画成されている。
図示する例において、導光板30の出光面31は、液晶表示装置10の表示面11および面光源装置20の発光面21と同様に、平面視形状(図1に於いては、上方から見下ろして見た形状)が四角形形状に形成されている。この結果、導光板30は、全体的に、一対の主面(出光面31および裏面32)を有する相対的に厚み方向の辺が他の辺よりも小さい直方体状の部材として、言い換えるとシート状の部材として、構成されており、一対の主面間に画成される側面は四つの面を含んでいる。同様に、量子ドットシート66、プリズムシート60,70,75及び反射シート28は、全体的に、相対的に厚み方向の辺が他の辺よりも小さい直方体状の部材、言い換えるとシート状の部材として、構成されている。
導光板30は、液晶表示パネル15側の一方の主面によって構成された出光面31と、出光面31に対向するもう一方の主面からなる裏面32と、出光面31および裏面32の間を延びる側面と、を有している。側面のうちの第1方向dに対向する二つの面のうちの一方の側面が、入光面33をなしている。図1に示すように、入光面33に対面して光源24が設けられている。入光面33から導光板30内に入射した光は、第1方向(導光方向)dに沿って入光面33に対向する反対面34に向け、概ね第1方向(導光方向)dに沿って導光板30内を導光されるようになる。図1および図2に示すように、第1プリズムシート60は、導光板30の出光面31に対面するようにして配置され、反射シート28は、導光板30の裏面32に対面するようにして配置されている。また、第1プリズムシート60の導光板30に対面する側とは反対側に、量子ドットシート66、第2プリズムシート70及び第3プリズムシート75が、この順で。配置されている。
光源は、例えば、線状の冷陰極管等の蛍光灯や、点状のLED(発光ダイオード)や白熱電球等の種々の態様で構成され得る。本実施の形態において、光源24は、入光面33の長手方向(図1に於いては、紙面に直交する方向、即ち、紙面の表裏方向)に沿って、並べて配置された多数の点状発光体25、具体的には、多数の発光ダイオード(LED)によって、構成されている。なお、図3及び図4に示された導光板30には、光源24をなす多数の点状発光体25の配置位置が示されている。ここで説明する面光源装置20では、後述する量子ドットシート66が設置されていることにともない、光源24は、単一の波長域の光を放出する発光体25のみを有することができる。例えば、発光体25は、色純度の高い青色光を放出する発光ダイオードのみを発光体25として有することができる。
反射シート28は、導光板30の裏面32から漏れ出した光を反射して、再び導光板30内に入射させるための部材である。反射シート28は、白色の散乱反射シート、金属等の高い反射率を有する材料からなるシート、高い反射率を有する材料からなる薄膜(例えば金属薄膜)を表面層として含んだシート等から、構成され得る。反射シート28での反射は、正反射(鏡面反射)でもよく、拡散反射でもよい。反射シート28での反射が拡散反射の場合には、当該拡散反射は、等方性拡散反射であってもよいし、異方性拡散反射であってもよい。
ところで、本明細書において、「出光側」とは、光源24、導光板30、第1プリズムシート60、量子ドットシート66、第2プリズムシート70、第3プリズムシート75、液晶表示パネル15と、表示装置10の構成要素間を逆戻りすることなく進んで、表示装置10から出射して観察者へ向かう光の進行方向における下流側(観察者側、例えば図1における紙面の上側)のことであり、「入光側」とは、光源24、導光板30、第1プリズムシート60、量子ドットシート66、第2プリズムシート70、第3プリズムシート75、液晶表示パネル15と、表示装置10の構成要素間を逆戻りすることなく進んで、表示装置10から出射して観察者へ向かう光の進行方向における上流側のことである。
また、本明細書において、「シート」、「フィルム」、「板」等の用語は、呼称の違いのみに基づいて、互いから区別されるものではない。したがって、例えば、「シート」はフィルムや板とも呼ばれ得るような部材も含む概念である。
さらに、本明細書において「シート面(板面、フィルム面)」とは、対象となるシート状の部材を全体的かつ大局的に見た場合において対象となるシート状部材の平面方向と一致する面のことを指す。そして、本実施の形態においては、導光板30の板面、導光板30の後述する基部40のシート面(板面)、第1プリズムシート60のシート面、量子ドットシート66のシート面、第2プリズムシート70のシート面、第3プリズムシート75のシート面、反射シート28のシート面、液晶表示パネルのパネル面、表示装置10の表示面11、および、面光源装置20の発光面21は、互いに平行となっている。
さらに、本明細書において、シート状の部材の法線方向とは、対象となるシート状の部材のシート面への法線方向のことを指す。さらに、本明細書において「正面方向」とは、面光源装置20の発光面21への法線方向のことであり、本実施の形態においては、面光源装置20の発光面21への法線方向、導光板30の板面への法線方向、第1プリズムシート60のシート面への法線方向、量子ドットシート66のシート面への法線方向、第2プリズムシート70のシート面への法線方向、第3プリズムシート75のシート面への法線方向、表示装置10の表示面11への法線方向等にも一致する(例えば、図1参照)。
次に、図2〜図5を主に参照して、導光板30についてさらに詳述する。図2〜図5によく示されているように、導光板30は、板状に形成された基部40と、基部40の一側の面(観察者側を向く面、出光側面)40a上に形成された複数の単位光学要素50と、を有している。基部40は、一対の平行な主面を有する平板状の部材として構成されている。そして、反射シート28に対面している側に位置する基部40の裏側面40bによって、導光板30の裏面32が構成されている。
なお、本明細書における「単位プリズム」、「単位形状要素」、「単位光学要素」および「単位レンズ」とは、屈折や反射等の光学的作用を光に及ぼして、当該光の進行方向を変化させる機能を有した要素のことを指し、呼称の違いのみに基づいて、互いから区別されるものではない。
図4によく示されているように、導光板30の裏面32をなす基部40の裏側面40bは凹凸面として形成されている。具体的な構成として、基部40の裏側面40bの凹凸によって、裏面32が、傾斜面37と、導光板30の法線方向ndに延びる段差面38と、導光板30の板面方向に延びる接続面39と、を有している。導光板30内での導光は、導光板30の一対の主面31,32での全反射作用によっている。その一方で、傾斜面37は、入光面33側から反対面34側へ向かうにつれて出光面31に接近するよう、導光板30の板面に対して傾斜している。したがって、傾斜面37で反射した光については、一対の主面31,32に入射する際の入射角度は小さくなる。傾斜面37で反射することにより、一対の主面31,32への入射角度が全反射臨界角度未満になると、当該光は、導光板30から出射するようになる。すなわち、傾斜面37は、導光板30から光を取り出すための要素として機能する。
導光方向である第1方向dに沿った傾斜面37の分布を裏面32内で調節することにより、導光板30からの出射光量の第1方向dに沿った分布を調整することができる。図2〜図5に示された例では、導光方向に沿って入射面33から反対面34に接近するにつれて、裏面32内の傾斜面37が占める割合が高くなっている。このような構成によれば、導光方向に沿って入射面33から離間した領域での導光板30からの光の出射が促進され、入射面33から離間するにつれて出射光量が低下してしまうことを効果的に防止することができる。
次に、基部40の出光側面40a上に設けられた単位光学要素50について説明する。図3によく示されているように、複数の単位光学要素50は、第1方向dに交差し且つ基部40の出光側面40aと平行な配列方向(図3に於いては左右方向)に並べられて、基部40の出光側面40a上に、配列されている。各単位光学要素50は、基部40の出光側面40a上を、その配列方向と交差する方向に線状に延びている。
とりわけ本実施の形態では、図3及び図5に示すように、複数の単位光学要素50は、基部40の出光側面40a上に、第1方向dと直交する第2方向(配列方向)dに隙間無く並べて配列されている。したがって、導光板30の出光面31は、単位光学要素50の表面によってなされる傾斜面35,36として、構成されている。また、各単位光学要素50は、配列方向と直交する第1方向dに沿って、直線状に延びている。さらに、各単位光学要素50は、柱状に形成され、その長手方向に沿って同一の断面形状を有するようになっている。また、本実施の形態において、複数の単位光学要素50は、互いに同一に構成されている。この結果、本実施の形態における導光板30は、第1方向dに沿った各位置において、一定の断面形状を有するようになっている。
次に、図5に示された断面、すなわち、単位光学要素の配列方向(第2方向)dおよび基部40の出光側面40a(導光板30の板面)への法線方向ndの両方向に平行な断面(以下においては、単に導光板の主切断面とも呼ぶ)における、各単位光学要素50の断面形状について説明する。図5に示すように、図示された例において、導光板の主切断面における各単位光学要素50の断面形状は、出光側に向けて先細りしていく形状となっている。つまり、導光板の主切断面において、導光板30の板面と平行な単位光学要素50の幅は、導光板30の法線方向ndに沿って基部40から離間するにつれて小さくなっていく。
また、本実施の形態において、単位光学要素50の主切断面における外輪郭(出光側面31に対応する)51は、当該外輪郭が基部40の出光側面40aに対してなす角度である出光面角度θが、基部40から最も離間した単位光学要素50の外輪郭51上の先端部52aから基部40に最も接近した単位光学要素50の外輪郭51上の基端部52bへ向けて大きくなるよう、変化している。この出光面角度θについては、例えば特開2013−51149に開示されたように設定することができる。
なお、ここでいう出光面角度θとは、上述したように、導光板の主切断面において、単位光学要素50の出光側面(外輪郭)51が基部40の出光側面40aに対してなす角度である。図5に示す例のように、単位光学要素50の主切断面における外輪郭(出光側面)51が折れ線状に形成されている場合には、折れ線を構成する各直線部と基部40の出光側面40aとの間に形成される角度(厳密には、形成される二つの角のうちの小さい方の角度(劣角の角度))が出光面角度θとなる。一方、単位光学要素50の主切断面における外輪郭(出光側面)51が曲面によって構成される場合には、当該外輪郭への接線と基部40の出光側面40aとの間に形成される角度(厳密には、形成される二つの角のうちの小さい方の角度(劣角の角度))を、出光面角度θとして特定することとする。
図5に示された一具体例としての単位光学要素50は、導光板30の主切断面において、基部40の出光側面40a上に一辺が位置するとともに外輪郭51上における先端部52aと各基端部52bとの間に二辺が位置する五角形形状、或いは、この五角形形状の一以上の角を面取りしてなる形状となっている。また、図示する例においては、正面方向輝度を効果的に上昇させること、および、第2方向dに沿った面内での輝度の角度分布に対称性を付与することを目的として、単位光学要素50の主切断面における断面形状は、正面方向ndを中心として、対称性を有している。すなわち、図5によく示されているように、各単位光学要素50の出光側面51は、正面方向を中心として対称的に構成された一対の折れ面35,36によって構成されている。一対の折れ面35,36は、互いに接続されて先端部52aを画成している。各折れ面35,36は、先端部52aを画成する第1傾斜面35a,36aと、第1傾斜面35a,36aへ基部40の側から接続する第2傾斜面35b,36bと、を有している。一対の第1傾斜面35a,36aは正面方向ndを中心として対称的な構成を有するとともに、一対の第2傾斜面35b,36bも正面方向ndを中心として対称的な構成を有している。
単位光学要素50の全体的な構成として、導光板30の主切断面における単位光学要素50の配列方向への幅Wに対する、導光板30の主切断面における単位光学要素50の基部40からの正面方向に沿った突出高さHの比(H/W)が、0.3以上0.45以下となっていることが好ましい。このような単位光学要素50によれば、出光側面51での屈折および反射により、単位光学要素50の配列方向(第2方向d)に沿った光の成分に対して優れた集光機能を発揮することが可能となり且つサイドローブの発生を効果的に抑制することも可能となる。
なお、本件明細書における「五角形形状」とは、厳密な意味での五角形形状のみでなく、製造技術における限界や成型時の誤差等を含む略五角形形状を含む。また同様に、本明細書において用いる、その他の形状や幾何学的条件を特定する用語、例えば、「平行」、「直交」および「対称」等の用語も、厳密な意味に縛られることなく、同様の光学的機能を期待し得る程度の誤差を含めて解釈することとする。
ここで、導光板30の寸法は、一例として、以下のように設定され得る。まず、単位光学要素50の具体例として、幅W(図5参照)を10μm以上500μm以下とすることができる。一方、基部40の厚みは、0.2mm〜6mmとすることができる。
以上のような構成からなる導光板30は、基材上に単位光学要素50を賦型することにより、あるいは、押し出し成型により、作製することができる。導光板30の基部40及び単位光学要素50をなす材料としては、種々の材料を使用することができる。ただし、表示装置に組み込まれる光学シート用の材料として広く使用され、優れた機械的特性、光学特性、安定性および加工性等を有するとともに安価に入手可能な材料、例えば、アクリル樹脂、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリアクリロニトリル等の一以上を主成分とする透明樹脂や、エポキシアクリレートやウレタンアクリレート系の反応性樹脂(電離放射線硬化型樹脂等)が好適に使用され得る。尚、必要に応じて、導光板30中に光を拡散させる機能を有する拡散性分を添加することもできる。拡散成分は、一例として、平均粒径が0.5〜100μm程度であるシリカ(二酸化珪素)、アルミナ(酸化アルミニウム)、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、シリコーン樹脂等の透明物質からなる粒子を、用いることができる。
電離放射線硬化型樹脂を基材上に硬化させることによって導光板30を作製する場合、単位光学要素50とともに、単位光学要素50と基材との間に位置するようになるシート状のランド部を、基材上に形成するようにしてもよい。この場合、基部40は、基材と電離放射線硬化型樹脂によって形成されたランド部とから構成されるようになる。また、基材として、光拡散粒子とともに押し出し成型された樹脂材料からなる板材を、用いることができる。一方、押し出し成型で作製された導光板30においては、基部40と、基部40の出光側面40a上の複数の単位光学要素50と、が一体的に形成され得る。
次に、図6及び図7を主に参照して、第1プリズムシート(第1光学シート)60についてさらに詳述する。第1プリズムシート60は、透過光の進行方向を変化させる機能を有した部材である。図6によく示されているように、第1プリズムシート60は、板状に形成された第1本体部61と、第1本体部61上に形成された多数の第1単位プリズム62と、を有している。
第1本体部61は、一対の平行な主面61a,61bを有する平板状の部材として構成されている。第1本体部61は、第1単位プリズム62を支持するシート状部材として機能する。図7に示すように、本実施の形態において、第1本体部61の入光側面61b上には、第1単位プリズム62が隙間をあけることなく並べられている。すなわち、第1単位プリズム62は、導光板30の出光面31に向けて突出している。第1本体部61は、出光側面61aとして、第1プリズムシート60の出光側面60aをなす平滑な面を有している。ただし、この例に限られず、第1本体部61は、出光側面61aとして、第1プリズムシート60の出光側面60aをなすマット面を有していてもよい。
次に、第1本体部61の入光側面61b上に設けられた第1単位プリズム62について説明する。図2及び図6によく示されているように、複数の第1単位プリズム62は、第1本体部61の入光側面61b上に並べて配置されている。各第1単位プリズム62は、柱状に形成され、その配列方向と交差する方向に延びている。
本実施の形態において、各第1単位プリズム62は直線状に延びている。また、各第1単位プリズム62は、柱状に形成され、その長手方向に沿って同一の断面形状を有するようになっている。さらに、複数の第1単位プリズム62は、その長手方向に直交する方向に沿って、第1本体部61の入光側面61b上に隙間無く並べられている。したがって、第1プリズムシート60の入光側面60bは、第1本体部61上に隙間無く配列された第1単位プリズム62の表面(プリズム面)62a,62bからなるプリズム面63によって、形成されている。
前述しように、第1プリズムシート60は、導光板30に重ねられるようにして配置され、第1プリズムシート60の第1単位プリズム62が導光板30の出光面31に対面するようになっている。また、図1及び図2に示すように、第1プリズムシート60は、第1単位プリズム62の長手方向が導光板30による導光方向(導光板30の入光面33と当該入光面に対向する反対面34とを結ぶ第1方向)dと交差するように、導光板30に対して位置決めされている。より厳密には、第1単位プリズム62の長手方向が導光板30による導光方向(つまり、第1方向)dと直交するとともに、第1単位プリズム62の配列方向が導光板30による導光方向dと平行になるように、第1プリズムシート60が導光板30に対して位置決めされている。したがって、各第1単位プリズム62は、導光板30の単位光学要素50の配列方向と平行な第2方向dに延びている。
図2によく示されているように、各第1単位プリズム62は、第1単位プリズム62の配列方向、つまり第1方向dに沿って、互いに対向して配置された第1面62aおよび第2面62bを有している。各第1単位プリズム62の第1面62aは、第1方向dにおける一側(図1および図2の紙面における左側)に位置し、第2面62bは、第1方向dにおける他側(図1および図2の紙面における右側)に位置している。より詳細には、各第1単位プリズム62の第1面62aは、第1方向dにおける光源24の側に位置して第1方向dにおける一側を向く。各第1単位プリズム62の第2面62bは、第1方向dにおける光源24から離間する側に位置し、第1方向dにおける他側を向く。後述するように、第1面62aは、主として、第1方向dにおける一側に配置された光源24から導光板30内に進み、その後に導光板30から出射した光が、第1プリズムシート60へ入射する際の入射面として機能する。一方、第2面62bは、第1プリズムシート60へ入射した光を反射して、当該光の光路を補正する機能を有する。
図7によく示されているように、第1面62aおよび第2面62bは、それぞれ第1本体部61から延び出るとともに互いに接続されている。第1面62aおよび第2面62bが第1本体部61にそれぞれ接続する位置において、第1単位プリズム62の基端部64bが画成されている。また、第1面62aおよび第2面62bが互いに接続する位置において、第1本体部61から最も入光側に突出した第1単位プリズム62の先端部(頂部)64aが画成されている。
以下において、第1プリズムシートの主切断面における第1単位プリズム62の断面形状についてさらに詳細に説明する。なお、図7では、第1プリズムシートの主切断面に相当する図6のVII−VII線に沿った第1プリズムシートの断面が示されている。図7に示すように、本実施の形態においては、第1プリズムシートの主切断面における各第1単位プリズム62の断面形状は、入光側(導光板の側)に向けて先細りしていく形状となっている。つまり、主切断面において、第1本体部61のシート面と平行な第1単位プリズム62の幅は、第1本体部61の法線方向ndに沿って第1本体部61から離間するにつれて小さくなっていく。なお、前述したように、第1本体部61のシート面(第1本体部61の入光側面61b、第1プリズムシート60のシート面)への法線方向nd及び第1単位プリズム62の配列方向である第1方向dの両方に平行な断面(以下においては、単に第1プリズムシートの主切断面とも呼ぶ)における各第1単位プリズム62の断面形状は、当該第1単位プリズム62の長手方向(直線状に延びている方向)に沿って一定となっている。
図7に示すように、本実施の形態における各第1単位プリズム62の主切断面における断面形状は、出光側に突出する略三角形形状となっている。すなわち、第1面62a及び第2面62bは、第1プリズムシート60の主切断面において、直線状となっている。しかしながら、図示された例に限られず、第1面62a及び第2面62bの少なくとも一方が、第1プリズムシート60の主切断面において、曲線、直線、折れ線、又は、一以上の曲線および一以上の直線の組み合わせとなっていてもよい。
以上のような構成を有した第1プリズムシート60において、第1プリズムシートの主切断面において第1単位プリズム62の配列方向に沿った第1単位プリズム62の幅W(図7参照)に対する、第1プリズムシートの主切断面において第1本体部61の法線方向ndに沿った第1単位プリズム62の高さHの比(H/W)の大きさが、当該第1プリズムシート60の集光性および拡散性に影響を与える。そして、本実施の形態においては、第1単位プリズム62の幅Wに対する第1単位プリズム62の高さHの比(H/W)が、0.7以上0.9以下となっていることが好ましい。また、第2面62bの傾斜角度θ(図7参照)を50°以上70°以下とすることができる。なお、ここでいう傾斜角度θとは、第1プリズムシート60の主切断面において第1単位プリズム62の第2面62bが、第1方向dに対してなす角度のことである。第2面が折れ線状または曲線状の場合、前述の出射面角度θと同様にして、傾斜角度θを特定する。
また、第1プリズムシート60のその他の寸法は、一例として、以下のように設定され得る。まず、以上のような構成からなる第1単位プリズム62の具体例として、第1単位プリズム62の配列ピッチ(図示された例では、第1単位プリズム62の幅Wに相当)を10μm以上200μm以下とすることができる。ただし、昨今においては、第1単位プリズム62の配列の高精細化が急速に進んでおり、第1単位プリズム62の配列ピッチを10μm以上40μm以下とすることが好ましい。また、第1プリズムシート60のシート面への法線方向ndに沿った第1本体部61からの第1単位プリズム62の突出高さHを5.5μm以上180μm以下とすることができる。
以上のような構成からなる第1プリズムシート60は、前述の導光板30と同様にして、基材上に第1単位プリズム62を賦型することにより、あるいは、押し出し成型により、作製することができる。
次に、量子ドットシート66について説明する。量子ドットシート66は、透過光の波長を変換する層として機能する。すなわち、量子ドットシート66は、光源24が単一の波長域の光を放出する発光体25のみを有する場合においても、当該発光体25からの光の波長を異なる波長に変換する。したがって、面光源装置20は、光源24の発光体25が発光する光とは異なる色にて発光することが可能となる。
ここで説明する量子ドットシート66は、バインダー樹脂68と、バインダー樹脂68中に分散した量子ドット67と、を有している。量子ドット67は、量子閉じ込め効果(quantum confinement effect)を有する所定のサイズの半導体粒子である。量子ドット67は、励起源から光を吸収してエネルギー励起状態に達すると、量子ドット67のエネルギーバンドギャップに該当するエネルギーを放出する。よって、量子ドット67のサイズ又は物質の組成を調節すると、エネルギーバンドギャップを調節することができ、様々なレベルの波長帯のエネルギーを得ることができる。とりわけ、量子ドット67は、狭い波長帯で強い蛍光を発生することができる。
したがって、光源24が単一の波長域の光を放出する発光体25のみを有する場合においても、量子ドット67を用いることによって、量子サイズ効果(quantum size effect)による赤色、緑色、青色を含む様々な色を容易に得ることができる。例えば、量子ドットのサイズが5.5〜6.5nm(ナノメートル)の場合は赤色系の色を発し、量子ドットのサイズが4.0〜5.0nmの場合は緑色系の色を発し、量子ドットのサイズが2.0〜3.5nmの場合は青色系の色を発し、黄色は赤色を発する量子ドットと緑色を発する量子ドットの中間サイズを有する。
発光体25から投射される光が青色光の場合、量子ドットシート66は、赤色量子ドット及び緑色量子ドットを含むようにすることができる。量子ドットシート66内の赤色量子ドットは、青色光の一部を620〜750nmの波長域を有する赤色光に変換し、緑色量子ドットは、青色光の一部を495〜570nmの波長域を有する緑色光に変換する。そして、赤色光と緑色光に変換されない青色光が、そのまま量子ドットシート66を透過する。この例によれば、青色光、赤色光及び緑色光の混合により、面光源装置20を用いた白色光での照明が実現され得る。とりわけ、量子ドット67は、所望の狭い波長域で強い蛍光を発生することができる。このため、面光源装置20は、色純度の優れた三原色の光で、液晶表示パネル15を照明することができる。この場合、液晶表示パネル15は、優れた色再現性を有することになる。
量子ドット67は、約2〜10nmサイズの中心体とZnS(硫化亜鉛)からなる殻で構成され得る。通常、殻の外表面に高分子コーティングをするので、量子ドット67は10〜15nmサイズのナノ粒子となる。量子ドット67の中心体として、CdSe(セレン化カドミウム)、CdTe(テルル化カドミウム)、CdS(硫化カドミウム)が用いられ得る。一方、バインダー樹脂68は、シリコン(silicon)樹脂、エポキシ(epoxy)樹脂、アクリル(acrylate)樹脂をそれぞれ単独若しくは一つ以上混合して構成され得る。
次に、第2プリズムシート70及び第3プリズムシート75について説明する。第2プリズムシート70及び第3プリズムシート75は、透過光の進行方向を変化させて、輝度分布を調整する機能を有している。図示された第2プリズムシート70及び第3プリズムシート75は、入光側から入射した光の進行方向を変化させて出光側から出射させ正面方向の輝度を集中的に向上させる機能(集光機能)を有している。なお、第2プリズムシート70及び第3プリズムシート75は、配置が異なるだけであって、互いに同様の構成を有することができる。したがって、第2プリズムシート70及び第3プリズムシート75について共通する説明については、「第2」及び「第3」を区別することなく、第2プリズムシート70及び第3プリズムシート75のそれぞれに関連する構成に対する符号を並べて用いる。以下、各構成要素の構成について説明する。
第2プリズムシート70は、シート状の第2本体部71と、第2本体部71のシート面に平行となる方向(配列方向)に並べられて第2本体部71の出光側面71a上に配置された多数の第2単位プリズム72と、を有している。第3プリズムシート75は、シート状の第3本体部76と、第3本体部76のシート面に平行となる方向(配列方向)に並べられて第3本体部76の出光側面76a上に配置された多数の第3単位プリズム77と、を有している。前述したように、第3プリズムシート75は、面光源装置20の最も出光側に配置され、発光面21を形成している。
本体部71,76は、単位プリズム72,77を支持するシート状部材として機能する。図8に示すように、本実施の形態において、本体部71,76の出光側面71a,76a上には、単位プリズム72,77が隙間をあけることなく並べられている。すなわち、単位プリズム72,77は、本体部71,76から出光側に突出している。そして、プリズムシート70,75の出光側面70a,75aは、単位プリズム72,77の表面からなるプリズム面73,78によって形成されている。その一方で、図8に示すように、本実施の形態において、本体部71,76は、入光側面71b,76bとして、プリズムシート70,75の入光側面70b,75bをなす平滑な面を有している。
次に、第2及び第3単位プリズム72,77について説明する。前述したように、第2及び第3単位プリズム72,77は、それぞれ、第2及び第3本体部71,76の出光側面71a,76a上に並べて配列されている。図8に示すように、単位プリズム72,77は、単位プリズム72,77の配列方向と交差する方向に線状、とりわけ本実施の形態においては直線状に、延びている。また本実施の形態において、プリズムシート70,75のそれぞれに含まれる多数の単位プリズム72,77は、互いに平行に延びている。また、各プリズムシート70,75の単位プリズム72,77の長手方向は、当該プリズムシート70,75における単位プリズム72,77の配列方向と直交している。
図8から理解され得るように、第2プリズムシート70の第2単位プリズム72の配列方向と第3プリズムシート75の第3単位プリズム77の配列方向とは交差、さらに限定的には直交している。正面方向から面光源装置20を観察した場合、第2プリズムシート70の第2単位プリズム72の長手方向は、第1方向dと平行となっており、第3プリズムシート75の第3単位プリズム77の長手方向は、第2方向dと平行となっている。
図9は、本体部71,76のシート面の法線方向nd及び単位プリズム72,77の配列方向の両方に平行な断面(各プリズムシートの主切断面とも呼ぶ)において、プリズムシート70,75を示している。本実施の形態において、プリズムシート70,75の主切断面における、各単位プリズム72,77の断面形状は、当該単位プリズム72,77の長手方向に沿って、概ね一定となっている。すなわち、各単位プリズム72,77は、概ね、柱体によって構成さている。
図9に示すように、本実施の形態における各単位プリズム72,77の主切断面における断面形状は、出光側に突出する略三角形形状となっている。とりわけ、正面方向輝度を集中的に向上させるという観点から、主切断面における単位プリズム72,77の断面形状は二等辺三角形形状であるとともに、等辺の間に位置する頂角が本体部71,76の出光側面71a,76aから出光側に突出するように、各単位プリズム72,77が構成されている。そして、典型的には、主切断面における単位プリズム72,77の断面形状は、直角の頂角が本体部71,76から突出するとともに正面方向を中心として対称的に配置された直角二等辺三角形形状である。
また、プリズムシート70,75の寸法は、一例として、以下のように設定され得る。まず、以上のような構成からなる単位プリズム72,77の具体例として、単位プリズム72,77の配列ピッチ(図示された例では、単位プリズム72,77の幅Wに相当)を10μm以上200μm以下とすることができる。ただし、昨今においては、単位プリズム72,77の配列の高精細化が急速に進んでおり、単位プリズム72,77の配列ピッチを10μm以上50μm以下とすることが好ましい。また、プリズムシート70,75のシート面への法線方向ndに沿った本体部71,76からの単位プリズム72,77の突出高さHを5μm以上100μm以下とすることができる。さらに、単位プリズム75の頂角θを60°以上120°以下とすることができる。
以上のような構成からなる第2及び第3プリズムシート70,75は、前述の導光板30及び第1プリズムシート60と同様にして、基材上に単位プリズム72,77を賦型することにより、あるいは、押し出し成型により、作製することができる。
次に、以上のような構成からなる表示装置10及び面光源装置20の作用について説明する。
まず、図1及び図2に示すように、光源24をなす発光体25が光を発光する。本実施の形態では、量子ドットシート66が設けられていることに対応して、発光体25は、青色波長域の光のみを発光する。発光体25で発光された光は、入光面33を介し、導光板30に入射する。図2に示すように、導光板30へ入射した光L21,L22は、導光板30の出光面31および裏面32において、反射、とりわけ導光板30をなす材料と空気との屈折率差に起因して全反射を繰り返し、導光板30の入光面33と反対面34とを結ぶ第1方向(導光方向)dへ進んでいく。
導光板30の裏面32は、入光面33から反対面34に向かうにつれて、出光面31に対して接近するように傾斜した傾斜面37を有している。傾斜面37は段差面38及び接続面39を介して連結されている。このうち段差面38は、導光板30の板面の法線方向ndに延びている。したがって、導光板30内を入光面33の側から反対面34の側へと進む光の殆どは、裏面32のうち、段差面38に入射することなく、傾斜面37又は接続面39にて反射するようになる。そして、裏面32のうちの傾斜面37で反射すると、図2に示された断面における当該光の進行方向は、導光板30の板面に対する傾斜角度を増大させる。すなわち、裏面32のうちの傾斜面37で反射すると、以降における、当該光の出光面31及び裏面32への入射角度が小さくなる。したがって、導光板30内を進む光の出光面31及び裏面32への入射角度は、裏面32のうちの傾斜面37での一回以上の反射によって、次第に小さくなっていき、全反射臨界角未満となる。この場合、当該光は、導光板30の出光面31および裏面32から、出射し得るようになる。出光面31から出射した光L21,L22は、導光板30の出光側に配置された第1プリズムシート60へと向かう。一方、裏面32から出射した光は、導光板30の背面に配置された反射シート28で反射され再び導光板30内に入射して導光板30内を進むことになる。
とりわけ、図示された例においては、導光方向に沿って入射面33から反対面34に接近するにつれて、裏面32うちの傾斜面37が占める割合が高くなっている。これにより、出射光量が少なくなってしまう傾向がある入光面33から離間した領域において、導光板30の出光面31からの出射光量を十分に確保し、導光方向dに沿った出射光量の均一化を図ることができる。
ところで、図示する導光板30の出光面31は複数の単位光学要素50によって構成され、各単位光学要素50の主切断面における断面形状は、正面方向を中心として対称的に配置された五角形形状または当該五角形形状の一以上の角を面取りしてなる形状となっている。より詳細には上述したように、導光板30の出光面31は、導光板30の裏面32に対して傾斜した折れ面として、構成されている(図5参照)。この折れ面は、基部40の出光側面40aへの法線方向ndを挟んで互いに逆側に傾斜した傾斜面35,36となっている。そして、この傾斜面35,36で全反射して導光板30内を進む光およびこの傾斜面35,36を通過して導光板30から出射する光は、この傾斜面35,36から、以下に説明する作用を及ぼされるようになる。まず、傾斜面35,36で全反射して導光板30内を進む光に対して及ぼされる作用について説明する。
図5には、出光面31および裏面32において全反射を繰り返しながら導光板30内を進む光L51,L52の光路が、導光板の主切断面内に示されている。上述したように、導光板30の出光面31をなす傾斜面35,36は、基部40の出光側面40aへの法線方向ndを挟んで互いに逆側に傾斜した二種類の面を含んでいる。また、互いに逆側に傾斜した二種類の傾斜面35,36は、第2方向dに沿って、交互に並べられている。そして、図5に示すように、導光板30内を出光面31に向けて進み出光面31に入射する光L51,L52は、多くの場合、二種類の傾斜面35,36のうちの、導光板の主切断面において基部40の出光側面40aへの法線方向ndを基準として当該光の進行方向とは逆側に傾斜した傾斜面へ入射する。
この結果、図5に示すように、導光板30内を進む光L51,L52は、出光面31の傾斜面35,36で全反射する多くの場合、第2方向dに沿った成分を低減されるようになり、さらには、主切断面においてその進行方向は正面方向ndを中心として逆側に向くようにもなる。このようにして、導光板30の出光面31をなす傾斜面35,36によって、ある発光点で放射状に発光された光が、そのまま第2方向dに拡がり続けることが規制される。すなわち、光源24の発光体25から第1方向dに対して大きく傾斜した方向に発光され導光板30内に入射した光も、第2方向dへの移動を規制されながら、主として第1方向dへ進むようになる。これにより、導光板30の出光面31から出射する光の第2方向dに沿った光量分布を、光源24の構成(例えば、発光体25の配列)や、発光体25の出力によって、調節するといったことが可能となる。
次に、出光面31を通過して導光板30から出射する光に対して及ぼされる作用について説明する。図5に示すように、出光面31を介し導光板30から出射する光L51,L52は、導光板30の出光面31をなす単位光学要素50の出光側面において屈折する。この屈折により、主切断面において正面方向ndから傾斜した方向に進む光L51,L52の進行方向(出射方向)は、主として、導光板30内を通過している際における光の進行方向と比較して、正面方向ndに対してなす角度が小さくなるように、曲げられる。このような作用により、単位光学要素50は、導光方向と直交する第2方向dに沿った光の成分について、透過光の進行方向を正面方向nd側に絞り込むことができる。すなわち、単位光学要素50は、導光方向と直交する第2方向dに沿った光の成分に対して、集光作用を及ぼすようになる。このようにして、導光板30から出射する光の出射角度は、導光板30の単位光学要素50の配列方向と平行な面内において、正面方向を中心とした狭い角度範囲内に絞り込まれる。
以上のようにして、導光板30から出射する光の出射角度は、導光板30の単位光学要素50の配列方向と平行な面において、正面方向を中心とした狭い角度範囲内に絞り込まれる。その一方で、導光板30から出射する光の出射角度は、それまで、導光板30内を主として第1方向dに進んでいたことに起因して、図2に示すように、第1方向(導光方向)dと平行な面において、正面方向ndから比較的大きく傾斜した比較的に大きな出射角度θとなる。つまり、導光板30から出射する光の第1方向成分dの出射角度(出射光の第1方向成分と導光板30の板面への法線方向ndとがなす角度θ(図2参照))は、比較的大きな角度となる狭い角度範囲内に偏る、傾向が生じる。
なお、図10は、導光板30の出光面31で測定された輝度の角度分布の一例を示している。図10に示された輝度分布は、導光板30の法線方向nd及び第1方向dの両方に平行な面内の各方向からの輝度について実際に調べた結果である。図10に示されたグラフにおいて、正面方向から第1方向dに沿って他側に傾斜した角度の値を正としている。
導光板30から出射した光は、その後、第1プリズムシート60へ入射する。上述したように、この第1プリズムシート60は、導光板30の側へ向けて先端部74aが突出する第1単位プリズム62を有している。図2によく示されているように、第1単位プリズム62の長手方向は、導光板30による導光方向(第1方向)dと交差する方向、とりわけ本実施の形態では導光方向と直交する第2方向dと、平行になっている。
この結果、第1方向dにおける一側(図2の紙面における左側)に配置された光源24で発光され導光板30を介して第1プリズムシート60へ向かう光L21,L22は、互いに接続された第1面62aおよび第2面62bのうちの、第1方向dにおける光源24側となる一側に位置する第1面62aを介して第1単位プリズム62へ入射する。図2に示すように、この光L21,L22は、その後、第1方向dにおける光源とは反対側の他側(図2の紙面における右側)に位置する第2面62bで全反射してその進行方向を変化させるようになる。
そして、第1単位プリズム62の第2面62bでの全反射により、図2及び図7に示された第1プリズムシートの主切断面(第1方向(導光方向)dと正面方向ndとの両方向に平行な断面)において正面方向ndから傾斜した方向に進む光L21,L22,L71は、その進行方向が正面方向ndに対してなす角度が小さくなるように、曲げられる。このような作用により、第1単位プリズム62は、第1方向(導光方向)dに沿った光の成分について、透過光の進行方向を正面方向nd側に絞り込むことができる。すなわち、第1プリズムシート60は、第1方向dに沿った光の成分に対して、集光作用を及ぼすようになる。
なお、このように第1プリズムシート60の第1単位プリズム62によってその進行方向を大きく変化させられる光は、主として、第1単位プリズム62の配列方向である第1方向dに進む成分であり、導光板30の単位光学要素50の傾斜面35,36によって集光させられる第2方向dに進む成分とは異なる。したがって、第1プリズムシート60の第1単位プリズム62での光学的作用によって、導光板30の単位光学要素50によって上昇させられた正面方向輝度を害すことなく、さらに、正面方向輝度を向上させることができる。
第1プリズムシート60を出射した光は、その後、量子ドットシート66へ入射する。量子ドットシート66は、蛍光材料として機能し得る量子ドット67を含んでいる。したがって、量子ドットシート66は、光源24からの光の波長を変換する色変換層として機能する。具体的には、光源24が、青色波長域の光を発光する発光体25のみを有している。このような光源24に対応して、量子ドットシート66は、青色光の一部を620〜750nmの波長域を有する赤色光に変換する赤色量子ドットと、青色光の一部を495〜570nmの波長域を有する緑色光に変換する緑色量子ドットと、を含んでいる。したがって、量子ドットシート66内を透過する青色光の一部が緑色光に変換され、青色光の他の一部が赤色光に変換され、その一方で、量子ドット67によって赤色光と緑色光に変換されない青色光が、そのまま量子ドットシート66を透過する。
なお、量子ドットシート66は、光拡散粒子が混入される等して、光拡散機能を有している。量子ドットシート66内を透過する光の量子ドット67への入射確率は、量子ドットシート66内部で拡散されることによって、大幅に上昇する。
量子ドット67へ光が入射した場合、当該量子ドットは、異なる波長の緑色光または赤色光を発光する。量子ドット67から放出される光は、拡散光として、当該量子ドットから種々の方向へ進む。このため、量子ドットシート66から出射する緑色光及び赤色光は、拡散光となる。一方、量子ドット67へ入射せず量子ドットシート66を透過する光は、量子ドットシート66内での拡散の度合いにもよるが、量子ドットシート66へ入射した際の光軸を維持する。すなわち、量子ドットシート66から出射する青色光は、導光板30の単位光学要素50の傾斜面35,36および第1プリズムシート60の第1単位プリズム62で集光された状態を概ね維持し、正面方向を含む比較的に狭い角度範囲に進む。
以上のようにして、量子ドットシート66を透過した青色、緑色及び赤色の光は、量子ドットシート66の出光側に配置された第2及び第3プリズムシート70,75に向かう。図9に示すように、第2及び第3プリズムシート70,75を透過する光L91,L92は、単位プリズム(単位形状要素)72,77によって形成されたプリズム面73,78において屈折する。この屈折により、正面方向ndから傾斜した方向に進む光L91,L92の進行方向(出射方向)は、主として、当該プリズムシート70,75へ入射する際における光の進行方向と比較して、当該プリズムシート70,75のシート面への法線方向ndに対する角度が小さくなる側へ曲げられる。このような作用により、単位プリズム72,77は、透過光の進行方向を正面方向nd側に絞り込むことができる。すなわち、単位プリズム72,77は、透過光に対して集光作用を及ぼすようになる。この集光機能により正面方向輝度を効果的に向上させることができる。
なお、単位プリズム72,77による集光機能は、主として、単位プリズム72,77の配列方向(図9で言えば左右方向)に進む成分に対して発揮される。そして、第2プリズムシート70の第2単位プリズム72の配列方向は、第3プリズムシート75の第3単位プリズム77の配列方向と非平行、とりわけ第3プリズムシート75の第3単位プリズム77の配列方向と直交する関係にある。したがって、二枚のプリズムシート70,75を透過する光の出射方向は、異なる二方向において正面方向を中心とした狭い角度範囲内に絞り込まれることになる。
その一方で、図9に示すように、正面方向ndに対する進行方向の傾斜角度が小さい光L93は、単位プリズム72,77のプリズム面73,78において全反射を繰り返し、その進行方向を入光側(光源側)へ転換する。特に、単位プリズム72,77の(主切断面内における)頂角θが90°乃至はその近傍の場合は、図示の如く再帰反射となる。光路を折り返した光L93は、量子ドットシート66、第1プリズムシート60、導光板30、反射シート28のいずれか一以上での反射により、再び出光側に進むようになる。すなわち、このような光L93は、再利用され得る。
第2又は第3プリズムシート70,75で光路を反転させた光L93は、再び量子ドットシート66に入射して、量子ドット67による波長変換作用を及ぼされることになる。すなわち、量子ドットシート66の出光側に第2及び第3プリズムシート70,75を配置することにより、量子ドットシート66に含まれた量子ドット67を有効利用して、色変換効率を向上することができる。この結果、量子ドット67の充填量を低減することや、量子ドットシート66の厚みを薄くすることが可能となる。
面光源装置20の発光面21を形成する第3プリズムシート75から出射した光は、その後、液晶表示パネル15へ入射して下偏光板14を透過する。下偏光板14を透過した光は、画素毎への電界印加の状態に応じて、選択的に上偏光板13を透過するようになる。このようにして、液晶表示パネル15によって、面光源装置20からの光を画素毎に選択的に透過させることにより、液晶表示装置10の観察者が、映像を観察することができるようになる。
以上のような面光源装置20では、量子ドット67を含む量子ドットシート66が設けたれている。量子ドット67は、所望の狭い波長域で強い蛍光を発生することができる。このため、面光源装置20は、色純度の優れた三原色の光によって、液晶表示パネル15を照明することができる。この結果、液晶表示パネル15は、優れた色再現性で映像を表示することができる。
ところで、本実施の形態では、導光板30と量子ドットシート66との間に第1プリズムシート60が設けられ、第1プリズムシート60は、シート状の第1本体部61と、第1本体部61の導光板30の側に設けられた複数の第1単位プリズム62と、を有している。このような第1プリズムシート60によれば、第2及び第3プリズムシート70,75との組み合わせにおいて、次に説明するように、量子ドットシート66をより有効利用することが可能となる。
第1プリズムシート60によれば、導光板30の出光面31から出射した光の進行方向を、正面方向を含んだ狭い角度範囲内に絞りこむことができる。一方、前述したように、量子ドット67へ入射することなく量子ドットシート66を透過する光、すなわち、青色光として量子ドットシート66から出射する光は、量子ドットシート66内でいくらか拡散するが、量子ドットシート66へ入射した際の光軸を維持する。すなわち、量子ドットシート66から出射する青色光は、導光板30の単位光学要素50の傾斜面35,36および第1プリズムシート60の第1単位プリズム62で集光された状態を概ね維持し、正面方向を含む比較的に狭い角度範囲内の方向に進む。このような青色光は、高い割合で、第2及び第3プリズムシート70,75のプリズム面73,78において全反射し、進行方向を折り返す。とりわけ、第1プリズムシート60の第1単位プリズム62は、第1方向dに進む成分に対して、より強い集光機能を発揮する。そして、第1方向dに沿った成分を集光された光は、第1方向dに単位プリズム78に配列された第3プリズムシート75によって、高効率で再帰反射し、進行方向を逆転させる。
図2に示すように、進行方向を折り返した光L21a、L22aは、量子ドットシート66、第1プリズムシート60、導光板30、反射シート28のいずれか一以上での反射により、再び出光側に進むようになる。このような光は、再利用され得る。量子ドット67の充填量を低減することや、量子ドットシート66の厚みを薄くすることが可能となる。
以上のように、導光板30と量子ドットシート66との間に、導光板30に向けて第1単位プリズム62が突出している第1プリズムシート60を設けることによれば、量子ドットシート66内の量子ドット67の利用効率を改善することができる。この結果、量子ドット67の充填量を低減することができ、量子ドットシート66及び面光源装置20の製造コストを直接的に低減することができる。また、量子ドットシート66を薄型化し、面光源装置20を薄型小型化することもできる。
加えて、本実施の形態では、導光板30の裏面32は、第1方向dに配列された複数の傾斜面37を含み、各傾斜面37は、第1方向dにおける一側から他側に向かうにつれて出光面31に接近するように、導光板30の法線方向ndおよび第1方向dに対して傾斜している。このような導光板30から出射する光の第1方向成分dの出射角度θ(図2参照)は、比較的大きな角度となる狭い角度範囲内に偏る、傾向が生じる。したがって、この出射角度を考慮して、第1プリズムシート60の第1単位プリズム62の第1面62a及び第2面62bの傾斜角度を設計することにより、第1プリズムシート60での集光機能を極めて優れたものとすることができる。この結果、量子ドットシート66内の量子ドット67の利用効率をさらに改善することができる。
とりわけ実験結果およびシミュレーション結果からすれば、次の条件(a)及び(b)を満たす構成を有する導光板30を用いた場合、量子ドットシート66内の量子ドット67の利用効率を効果的に改善することができた。
65° < θx ・・・(a)
50 < lx/ly ・・・(b)
ここで、条件(a)及び(b)における「lx」は、光源24からの光に起因した導光板30の出光面31上での輝度に関する、導光板30の法線方向ndおよび第1方向dの両方に平行な面内における各方向への輝度角度分布(図10の輝度角度分布)における、ピーク輝度〔cd/m〕である。条件(a)及び(b)における「θx」は、当該輝度角度分布において、ピーク輝度が得られる方向が導光板30の法線方向ndから第1方向dにおける他側に傾斜した角度〔°〕である。条件(a)及び(b)における「ly」は、当該輝度角度分布において、角度θxの半分の角度だけ導光板30の法線方向ndから第1方向dにおける他側に傾斜した方向での輝度〔cd/m〕である。
加えて、第1方向dにおける一側から他側に向かうにつれて出光面31に接近するように導光板30の法線方向ndおよび第1方向dに対して傾斜した傾斜面37を、光取出要素として用いた導光板30では、次のような作用効果を期待することができ、量子ドットシート66内における量子ドット67の利用効率をより効果的に改善することができる。
まず、図2に示すように、第2及び第3プリズムシート70,75で再帰反射した光L21a,L22aは、正面方向に対して大きく傾斜しない方向に進み、量子ドットシート66に再入射する。図11に示すように、量子ドットシート66に入射した光のうち、量子ドット67へ入射することなく量子ドットシート66を透過する光L111,L112、すなわち、青色光として量子ドットシート66から出射して第1プリズムシート60に向かう光L111,L112は、量子ドットシート66で大きく進行方向を変更されることなく、正面方向を含んだ比較的狭い角度範囲内の方向に進む。
図11に示すように、第1プリズムシート60に入射して第1単位プリズム62の第2面62bへ進む光L111は、量子ドットシート66へ入射する前の光路を逆向きに進むようにして、第2面62bで全反射し、その後、第1面62aで屈折して第1プリズムシート60から出射する。このような光L111の多くは、導光板30を透過して反射シート28へと進み、反射シート28での反射により進行方向を逆転させる。さらに、第1プリズムシートの主切断面における第1単位プリズム62の線対称性が或る程度確保されている場合、反射シート28で反射した光L111の多くは、概ね、量子ドットシート66から反射シート28へ入射する迄の当該光L111の光路に対して第1プリズムシートの主切断面において法線方向ndを中心として線対称となる光路を、逆向きに進むようにして、量子ドットシート66まで進むことができる。すなわち、図11に示すように、戻り光L111は、導光板30を透過した後、第1単位プリズム62の第2面62bを介して第1プリズムシート60へ入射し、次に、第1面62aでの全反射によって進行方向を正面方向に絞り込まれる。
図11に示すように、第2及び第3プリズムシート70,75で反転した光のうち、第1プリズムシート60に入射して第1単位プリズム62の第1面62aへ進む光L112は、第2面62bへ進んだ光L111と同様の光路を逆向きに進むようにして、量子ドットシート66へ再入射する。
以上のようにして、第2及び第3プリズムシート70,75で進行方向を折り返した青色光L111,L112の多くは、進行方向を正面方向へ絞り込まれた状態で、量子ドットシート66へ再入射するようになる。このような光L111,L112の一部は、量子ドットシート66で量子ドット67に入射して、異なる波長の緑色光または赤色光に変換され、拡散光として広い角度範囲内の種々の方向へ向けて量子ドットシート66から出射する。この光は、その後、第2及び第3プリズムシート70,75の集光機能によって、正面方向を中心とした比較的狭い角度範囲内の方向へ光路を絞り込まれる。一方、戻り光L111,L112のうちの、量子ドットシート66へ再入射した際にも量子ドット67へ衝突しなかった青色光は、量子ドットシート66内での拡散の度合いにもよるが、正面方向を含む比較的狭い角度範囲内の方向へ向けて量子ドットシート66から出射する。この光の多くは、その後、第2及び第3プリズムシート70,75の第2及び第3単位プリズム72,77において全反射し、光路を逆転する。
すなわち、本実施の形態による面光源装置20では、量子ドットシート66の量子ドット67によって波長を変換されていない光が、選択的に注出されて、量子ドットシート66を繰り返し通過するようになっている。すなわち、量子ドットシート66の量子ドット67を極めて高効率で有効利用することができる。なお、以上の作用効果を期待する観点から、反射シート28は、入射光を鏡面反射(正反射)する反射特性を有していることが好ましい。
さらに、本実施の形態によれば、導光板30の出光面31は、第1方向dと非平行な配列方向に配列され且つ第1方向dに延びる複数の単位光学要素50によって形成された傾斜面35,36を含んでいる。この単位光学要素50の傾斜面35,36は、第1方向dと非平行な配列方向dに進む光の成分に対し、集光機能を発揮する。このような導光板30は、量子ドットシート66の量子ドット67によって波長変換されなかった光を、第2及び第3プリズムシート70,75において、とりわけ、第2方向dに第2単位プリズム72が配列された第2プリズムシート70において、全反射させやすくすることができる。この結果、量子ドットシート66の量子ドット67をさらに有効利用することができる。
以上に説明してきたように、本実施の形態において、導光板30と量子ドットシート66との間に第1プリズムシート60が設けられ、第1プリズムシート60は、シート状の第1本体部61と、第1本体部61の導光板30の側に設けられた複数の第1単位プリズム62と、を有している。このような本実施の形態によれば、量子ドットシート66を有する面光源装置20において、量子ドットシート66内の量子ドット67の利用効率を改善することができる。したがって、量子ドット67の充填量を低減することができ、量子ドットシート66及び面光源装置20の製造コストを直接的に低減することができる。また、量子ドットシート66を薄型化し、面光源装置20を薄型小型化することもできる。
なお、上述した実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、図面を参照しながら、変形の一例について説明する。以下の説明および以下の説明で用いる図面では、上述した実施の形態と同様に構成され得る部分について、上述の実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いるとともに、重複する説明を省略する。
まず、上述した実施の形態において、導光板30の一例について説明したが、この例に限られず、種々の変更が可能である。例えば、導光板30に含まれる複数の単位光学要素50が、互いに異なる構成を有していてもよい。また、単位光学要素50の主切断面における断面形状が、図5に示された具体例に限られず、例えば三角形形状や半円状であってもよい。
また、図12に示すように、導光板30の入光面33に対面する位置に第1光源24aが設けられるとともに、導光板30の反対面34に対面する位置に第2光源24bが設けられるようにしてもよい。第1光源24a及び第2光源24bとも、発光体25を有し、上述した実施の形態の光源24と同様に構成され得る。
このような例においては、導光板30の第1方向dにおける一側に配置された第1光源24aからの光に起因した導光板30の出光面31上での輝度に関する、導光板30の法線方向nd及び第1方向dの両方に平行な面内における各方向への輝度角度分布において、ピーク輝度lx1〔cd/m〕、ピーク輝度が得られる方向が導光板30の法線方向ndから第1方向dにおける他側に傾斜した角度θx1〔°〕、角度θx1の半分の角度だけ導光板30の法線方向ndから第1方向dにおける他側に傾斜した方向での輝度ly1〔cd/m〕が、次の条件(a1)及び(b1)の両方を満たす場合、量子ドットシート66の量子ドット67の有効利用を図ることができる。
65° < θx1< 90° ・・・(a1)
50 < lx1/ly1 ・・・(b1)
同様に、導光板30の第1方向dにおける他側に配置された第2光源24bからの光に起因した導光板30の出光面31上での輝度に関する、導光板30の法線方向nd及び第1方向dの両方に平行な面内における各方向への輝度角度分布において、ピーク輝度lx2〔cd/m〕、ピーク輝度が得られる方向が導光板30の法線方向ndから第1方向dにおける一側に傾斜した角度θx2〔°〕、角度θx2の半分の角度だけ導光板30の法線方向ndから第1方向dにおける一側に傾斜した方向での輝度ly2〔cd/m〕が、次の条件(a2)及び(b2)の両方を満たす場合にも、量子ドットシート66の量子ドット67の有効利用を図ることができる。
65° < θx2 < 90° ・・・(a2)
50 < lx2/ly2 ・・・(b2)
量子ドットシート66の量子ドット67の有効利用を図る観点からは、条件(a1)及び(b1)とともに条件(a2)及び(b2)が満たされることが好ましい。
なお、第1光源24aからの光に起因した導光板30の出光面31上での輝度は、第1光源24aを点灯し且つ第2光源24bを消灯した状態にて、測定することができる。同様に、第2光源24bからの光に起因した導光板30の出光面31上での輝度は、第2光源24bを点灯し且つ第1光源24aを消灯した状態にて、測定することができる。
さらに、図示は略すが、面光源裝置20または表示装置10が、液晶表示パネル15の入光側となる位置に、公知の反射型偏光子(偏光分離膜とも呼称される)を有するようにしてもよい。反射型偏光子は、第3プリズムシート75から出光する光のうち、特定偏光成分のみ透過し、該特定偏光成分と直交する偏光成分は吸収せずに反射する。該反射型偏光子から反射された偏光成分は反射シート28等によって反射して偏光解消(特定偏光成分と該特定偏光成分と直交する偏光成分とを両方含んだ状態)した上で、再度、反射型偏光子に入射する。よって、再度入射する光のうち特定偏光成分に変換されていた偏光成分は反射型偏光子を透過し、該特定偏光成分と直交する偏光成分は再度反射される。以下、同上の過程を繰り返す事により、当初第3プリズムシート75から出光した光の70〜80%程度が該特定偏光成分となった光源光として出光される。従って、該反射型偏光子の特定偏光成分(透過軸成分)の偏光方向と液晶表示パネル15の下偏光板14の透過軸方向とを一致させることにより、面光源裝置20からの出射光は全て液晶表示パネル15で画像形成に利用可能となる。其の為、光源24から投入される光エネルギーが同じであっても、該反射型偏光子を未配置の場合に比べて、より高輝度の画像形成が可能となり、又光源24(更には其の電源の)エネルギー利用効率も向上する。とりわけ、反射型偏光子で反射された光は、量子ドットシート66の量子ドット67から色変換機能を発揮され得る。すなわち、この変形例によれば、量子ドットシート66の色変換効率をさらに上昇させることができる。したがって、更なる光源光の利用効率の改善を期待することができる。
さらに、前述の実施の形態において、第1プリズムシート60の一例について説明したが、この例に限られず、種々の変更が可能である。例えば、第1プリズムシート60に含まれる複数の第1単位プリズム62が、互いに異なる構成を有していてもよい。また、第1単位プリズム62の主切断面における断面形状は、図7に示された具体例に限られず、例えば反射面として機能する第2面62bが、曲線、直線、折れ線、又は、一以上の曲線および一以上の直線の組み合わせとなっていてもよい。
さらに、前述の実施の形態において、第2及び第3プリズムシート70,75の一例について説明したが、この例に限られず、種々の変更が可能である。例えば、第2及び第3プリズムシート70,75に含まれる複数の第2及び第3単位プリズム72,77が、互いに異なる構成を有していてもよい。また、第2及び第3単位プリズム72,77の主切断面における断面形状は、図9に示された具体例に限られず、例えば曲線、直線と曲線の組み合わせ、半円、又は、半楕円となっていてもよい。
なお、以上において上述した実施の形態に対するいくつかの変形例を説明してきたが、当然に、複数の変形例を適宜組み合わせて適用することも可能である。
第1方向
第2方向
nd 法線方向
10 表示装置
11 表示面
12 液晶層
13 上偏光板
14 下偏光板
15 液晶表示パネル
20 面光源装置
21 発光面
24 光源
25 発光体
28 反射シート
30 導光板
31 出光面
32 裏面
33 入光面
34 反対面
35 傾斜面
35a 第1面
35b 第2面
36 傾斜面
36a 第1面
36b 第2面
37 傾斜面
38 段差面
39 接続面
40 基部
40a 出光側面
40b 裏側面
50 単位光学要素
51 外輪郭
52a 先端部
52b 基端部
60 第1プリズムシート
60a 出光側面
60b 入光側面
61 第1本体部
61a 出光側面
61b 入光側面
62 第1単位プリズム
62a 第1面
62b 第2面
63 プリズム面
64a 先端部
64b 基端部
66 量子ドットシート
66a 出光側面
66b 入光側面
67 量子ドット
68 バインダー樹脂
70 第2プリズムシート
70a 出光側面
70b 入光側面
71 第2本体部
71a 出光側面
71b 入光側面
72 第2単位プリズム
73 プリズム面
75 第3プリズムシート
75a 出光側面
75b 入光側面
76 第3本体部
76a 出光側面
76b 入光側面
77 第3単位プリズム
78 プリズム面

Claims (6)

  1. 出光面と、前記出光面に対向して配置された裏面と、前記出光面および前記裏面の間に位置する側面と、を有し、前記側面のうち第1方向における一側に位置する部分が入光面をなす、導光板と、
    前記入光面に対面して配置された光源と、
    前記導光板の前記出光面に対面して配置された第1プリズムシートと、
    前記第1プリズムシートの前記導光板とは反対側に配置され、量子ドットを含む量子ドットシートと、
    前記量子ドットシートの前記第1プリズムシートとは反対側に配置された第2プリズムシートと、を備え、
    前記第1プリズムシートは、シート状の第1本体部と、前記第1本体部の前記導光板の側に設けられた複数の第1単位プリズムと、を有し、
    前記第2プリズムシートは、シート状の第2本体部と、前記第2本体部の前記量子ドットシートとは反対側に設けられた複数の第2単位プリズムと、を有する、面光源装置。
  2. 前記導光板の前記裏面は、前記第1方向に配列された複数の傾斜面を含み、各傾斜面は、前記第1方向における一側から他側に向かうにつれて前記出光面に接近するように、前記導光板の法線方向および前記第1方向に対して傾斜している、請求項1に記載の面光源装置。
  3. 前記導光板の前記出光面は、前記第1方向と非平行な配列方向に配列され且つ前記第1方向に延びる複数の単位光学要素によって形成された傾斜面を含んでいる、請求項1又は2に記載の面光源装置。
  4. 前記第2プリズムシートの前記量子ドットシートとは反対側に配置された第3プリズムシートを、さらに備え、
    前記第3プリズムシートは、シート状の第3本体部と、前記第3本体部の前記第2プリズムシートとは反対側に設けられた複数の第3単位プリズムと、を有し、
    前記第2単位プリズムの配列方向と前記第3単位プリズムの配列方向は、非平行である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の面光源装置。
  5. 前記光源からの光に起因した前記導光板の前記出光面上での輝度に関する、前記導光板の法線方向および前記第1方向の両方に平行な面内における各方向への輝度角度分布において、ピーク輝度lx〔cd/m〕、前記ピーク輝度が得られる方向が前記導光板の法線方向から前記第1方向における他側に傾斜した角度θx〔°〕、前記角度θxの半分の角度だけ前記導光板の法線方向から前記第1方向における他側に傾斜した方向での輝度ly〔cd/m〕が、次の条件(a)及び(b)の両方を満たす、請求項1〜4のいずれか一項に記載の面光源装置。
    65° < θx ・・・(a)
    50 < lx/ly ・・・(b)
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の面光源装置と、
    前記面光源装置に対面して配置された表示パネルと、を備える、表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20200004741A (ko) * 2018-07-04 2020-01-14 신화인터텍 주식회사 기능성 광학 시트 및 그 제조 방법
CN114127474A (zh) * 2019-03-29 2022-03-01 科勒克斯有限责任公司 太阳-天空模拟照明装置

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